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◆ミネラルの塊!この価格 秀逸!! リュリー・ブランVV [2007]ニコラ・ポテル CP90これ結構お買い得ワインですね。やや南のワイン的な厚ぼったさはありますが、ミネラル感が豊かで良いです。2000円なら良いワインです。フランス/ブルゴーニュ/白/辛口ブーズロンにも通じる丸みのある酸、綺麗なミネラルと酸のバランスが秀逸。このクオリティに脱帽!この価格でニコラ・ポテルのワインが楽しめるのも嬉しいですね。
2010/03/31
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成長著しいブルゴーニュのドメーヌ・アルローを比較して飲もうと思います。この蔵のワインは05以降素晴らしいワインを生み出しています。RWG等の評価も高く、今乗っている蔵です。 前回の試飲はACブルを除き全て瓶詰め済みのものだったが、瓶詰め直後の試飲となったため暫定点しかつけなかった。よって再度の訪問。ともかく結論から言うとアローの進化がすごい。本誌での本誌での定点観測でもそれは如実に表れていたが、今回の2006年を試飲した限りにおいて進化の道程が実にリアルに伝わってきた。あの素晴らしかった2005年と同等、へたすりゃそれ以上のワインを造り上げているのだ。濃くも薄くもない見事に塩梅のよい複雑な味わいとうま味が詰め込まれ、酒質はどこまでもクリーンでピュア。このワインの質感と雰囲気はブルゴーニュ一流生産者と同じだ。ともかくここの2006年は凄い。 リアルワインガイド22号より『アルローは、甘美な果実味がいっぱい詰まった、気をそそるほどに享楽的な、しなやかでスパイシーなワインを生産している。あまり複雑ではなく、知的満足が得られるものではないが、ブルゴーニュでつくられる最も美味なワインのひとつである。アルローの最高のワインは、出荷後10年以内に飲むようにつくられている。』 Parker's Wine Buyer's Guide より1942年Joseph ARLAUD(ジョセフ・アルロー)により蔵は誕生する。今日、2代目のHerve(エルヴェ)と3代目のCyprien(シプリアン)とRomain(ロマン)により切り盛りされる蔵は15haを所有する規模となった。ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールドヴィンテージのストック用としている。1998年より畑仕事は全てリュット・リゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切無い。2004年より全ての畑において、ビオの畑作業を行っている。2005年よりBertille ArlaudがArlaud兄弟の仕事に参加、馬を使った耕作を蔵で始めることになる。彼女の仕事により、大部分の畑が馬による耕作畑となる。日時:4月28日水曜日7時より 場所:かがり火にて 会費:15000円予定ワインブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ブラン 2007ブルゴーニュ ロンスヴィー 2007モレ・サン・ドニ 一級 ブランショー 2007モレ・サン・ドニ 一級 ブランショー 2006モレ・サン・ドニ 一級 ミランド 2005ジュヴレ・シャンベルタン オー・コンボット 2005マグナムシャルム・シャンベルタン 2007シャルム・シャンベルタン 2006中域がとても充実した、エレガントでいてしっかりと強い香り。ミネラルもばっちりだ。なかなかがっちりとした体躯。と言っても液体は全く濃くなく、あくまでも本質がガッチリしたボディということ。タンニンが多く、ややタニックだがあくまでもアルロー特有の美しさは保っている。ここまで高品質だから、味の乗りがもう少し欲しいといったら贅沢か。もちろん複雑性も深遠さも一級品。 (リアルワインガイド22号から抜粋)参加ご希望の方はメール下さい。we414243@yahoo.co.jpビストロ かがり火 月曜定休 担当:小池新宿区市谷柳町1番地大江戸線牛込柳町駅徒歩2分TEL 03-3266-0877http://r.gnavi.co.jp/e204500/
2010/03/30
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12月に開けた瓶より旨いですね。ペロ・ミノの後に開けてみました。素晴らしいコンディションです。色は澄んだルビー色、香りはラズベリー、獣、森の下草、赤身肉、素晴らしい芳香です。味わいは豊かな果実味、キレの良い美しい酸、優しいタンニン、綺麗に熟成して余韻に甘さが残る良い古酒です。適度に硬質感のあるミネラルが残っていてぺルナンらしさを感じます。旨いですね。実にチャーミング!!販売店資料よりペルナンペルジュレスにあり、3世紀15世代続く評判の良いドメーヌ。現当主はフレデリック ラルール氏で、3世紀15世代続く名門です。所有する畑は8ヘクタール強、15のアペラシオンにまたがっています。特にコルトンやペルナンペルジュレスの白はすばらしく、また近年は芳醇でスパイシーな赤もその評価を高めています。赤・白共に新樽の使用は30~60%、赤は18ヶ月、白は10ヶ月の樽熟成を行います。【クラスマンのコメント】昔から評判の高いドメーヌだったが、1980年代、1990年代にはとりたて興味をひくような生産者ではなくなっていた。ところが5年前からやっと発酵、熟成工程の見直しが図られ、俄然ワインの質が上がってきたのである。現在ではペルナン・ヴェルジュレスでも最も調和の取れた、また最も特徴のはっきりしたワインの何本かがここで造られている。2001年にはペルナンの白が実に洗練された味わいとなっているし、また赤のコルトンと「イル・ド・ヴェルジュレス」も見事である。これらは全て自信をもってお勧めできるし、ネゴシアンより産地の特徴がでているものが少なくない。ラルール・ピオ:コルトン ル・ロニエ [1996]
2010/03/30
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4月12日まで特別価格ペロ・ミノ ヴォーヌ・ロマネ VV '07 Vosne Romanee VV [2007] 2003 CP94オージーワイン会の2次会で旨いピノ、それも力のあるピノをご所望されて開けました。旨いですね。期待通りの一本です。この蔵の気合いの入ったワインは瓶が違います。同じヴォーヌ・ロマネでも02は普通の瓶、03は太くて底が大胆に上がった瓶を使っています。この年のこの蔵のヴォーヌ・ロマネはたったの583本しか作っていません。まあ貴重なワインです。2樽あるかないかと言う感じです。今ブルゴーニュでも凝縮感があってスタイリッシュなワインを作らせたらペロ・ミノがトップだと思います。濃いのに切れが良い、芯があってしまりの良いワインを作ります。濃くてやぼったいワインは数々ありますが、この人のワインは一味違うと思います。この03もそんな彼の作りを表した一本です。色は黒みの入ったルビー色、香りは黒系果実の熟れた香り、鉄錆、スパイス、大地、バニラ、革、味わいは硬質で豊かな果実味、強いミネラル、蝋感、強くしまったタンニン、余韻の綺麗な酸、複雑でスケールの大きなピノです。まだ私の感じでは若い様にも思います。それは香りがまだ出きっていないからです。そうは言っても今飲んでも十分美味しいです。素晴らしい売りたくないワインの一本ですね。ワインスペクテーター誌より『肉付きが良く、途切れのない青紫色の資質にブラック・カラントとスパイスを印象させる香り。フィニッシュまで続く釣り合いの取れたしなやかなタンニンと、それによる穏やかなグリップは有望な将来性を示している。ソフトながらバランスが取れピュアー、しかも余韻が長い。今(2008年)から5年間くらいが飲み頃!!』
2010/03/30
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液も減っていたので、心配だったのですが、予想通りお醤油でした。マディラ化していて食後酒には良い感じです。まあ綺麗に逝ってしまっているので、楽しめます。一人で一本飲むのは厳しいですが、10人なら問題無く楽しめます。この瓶も含めてメルボルンのオークションで買ったワインですが、駄目なのはこの瓶だけでした。まあ強いワインですから保管が良ければ76でも生きていたと思います。コルクが安物なのが問題だとは思います。やはり50mm以上の良いコルクを使わないと長期熟成には難しい様ですね。
2010/03/30
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1985 (750ml)シャトー・タルボ 1985 (750ml) CP94良く熟成した美味しいタルボです。第2期飲み頃のピークに来ている様に思います。若い頃の硬さやタンニンのエグミは無く、柔らかく優しい味わいです。タンニンも丸くなって、酸も優しく、果実の甘い余韻が素晴らしいです。まあ元気ですが古酒と言って良いワインだと思います。4級ですから、スケール感は弱いですが、十分な複雑さと潜在力を持っています。綺麗な森の香りがして、茸や大地の香りもあって素晴らしいワインだと思います。販売店資料より広大な単一のブドウ畑を持つタルボは、ジロンド河から離れた内陸の、小さなサン・ジュリアン・ベイシュヴェルの村のずっと裏手、グリュオ・ラローズのすぐ北にある。タルボは、1453年のカスティヨンの戦いに破れたイギリス軍指揮官、シュースベリー伯爵ジョン・トールボットにちなみ、その名がつけられた。このシャトーはコルディエ一族の管理のもとでは、一貫して、良質で逞しいものの、果実味が豊かで、フルボディの、もしメドックのワインの新しい格付けが行われるのであれば、その地位が上昇するにふさわしいワインをつくった。新しい管理下ではより柔らかで、よりエレガントなスタイルのワインへと移行しつつあるようだ。講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』ロバート・パーカー氏テイスティングポイント 90点の評価!!きわめてかぐわしい、しなやかで、広がりがあり、エレガントな、十分に熟成した1985年は、暗いガーネット色をしており、縁にはピンク色や琥珀色がたっぷり見られる。肉付きがよく、ミディアムボディで、絹のようになめらかなワインのバランスは秀逸で、大量の果実味があり、酸の弱い、みずみずしいフィニッシュである。予想される飲み頃:現在~2005年最終試飲年月:2002年6月<ロバート・パーカー氏著『ボルドー第4版』より抜粋>
2010/03/30
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楽天最安値に挑戦シャトー・グロリア [2005]【母の日・ギフト】 CP92良いですよ。まだ若いですが楽しめます。サンジュリアンのクル・ブルジョワです。ブルジョワですが特級の5級クラスの実力があると思います。サンジュリアンのトップ・ブルジョワですね。サンジュリアンらしいジュワ~~とした果実感があって期待を裏切らないワインです。05はppポイントも90点と高得点です。価格的にも似通った範囲で、元気でオージーに負けないワインと思って選びました。まだ乳臭い香りを持っています。乳酸発酵の香りで、ヨーグルトの様です。実にサンジュリアンらしいワインで、果実味に溢れ、香りも豊潤で、ボディーがあって楽しめます。05らしい力強さがあって飲んで美味しいワインです。10年寝かせてもよし、今飲んでもよし、元気で楽しいワインでした。販売店資料より カベルネソーヴィニヨン65%、メルロー25%、カベルネフラン5%、プティヴェルド5% グロリアは常に、なぜ1855年のメドックの格付けが時代遅れであるかを示す一例として用いられてきた。当初の格付けに含まれていないグロリアが過去25年間の2000年、1996年、1995年、1994年、1989年、1986年・・(中略)・・のようなヴィンテージに(近隣の格付けシャトーから購入した畑から)つくったワインは、確かに多くの格付けシャトーで産出されたものと同じくらい良好だったのだ。抜け目のない商人や消費者たちはずっと前からその品質を知っていたため、このワインはアメリカや諸外国で幅広く販売されてきた。 グロリアの所有者であった故アンリ・マルタンは、1991年2月に亡くなったが、メドックの伝説的な人物の1人だった。彼のワインが大衆に訴えることを目的につくられていたのは間違いない。まろやかな、気前のよい、非常にブドウの完熟感のあるワインで、すばらしい西洋杉のような、スパイシーな、大げさと言ってもよいほどのブーケがあったのだ。 こうしたワインづくりは、彼の義理の息子であるジャン=ルイ・トリオーの管理下でもいささかも変化しなかったようだ。ここのワインは若いうちでも驚くほど出来がよいが、12~15年は熟成させられる。1960年代から1970年代前半のスタイルは1970年代半ばに変化し、1978~1993年のヴィンテージではまぎれもなく、それ以前に比べて軽く、より明白にフルーティになり、タンニンが少なくなったようだった。ただし、2000年、1996年、1995年のものは明らかにより筋骨たくましい、より豊かなワインとなっているので、1978年以前のスタイルへの回帰を暗示しているのかもしれない。いずれのスタイルにしても、グロリアはすばらしく生き生きとした、おいしいワインで、実際の品質よりはるかに安い価格で販売され続けている。ただし、警戒すること。1990年代後半のいくつかのヴィンテージには、憂慮するほど多くの「コルクのせいで変質している」ボトルがあった。 グロリアのワインは、果実味が主導権を握っており、しなやかで、常に健全につくられており、いつも信頼がおける。格付けシャトーではないため価格は以前としてリーズナブルだが(設立は1940年代で、1855年と1932年の格付けの後だったのだ)、ヴィンテージによっては四級や五級に匹敵する品質のものとなる。ほとんどのサン=ジュリアンよりもはるかに安いため、メドック全体とは言えなくても、このアペラシオンにおいては最良のお買い得品の1つとなっている。
2010/03/30
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[1999] ジョン・リドック・カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml/ウィンズ・クナワラ・エステイト CP94この蔵のカベルネのトップ・キュベです。流石に役者が一枚上手です。この蔵のカベルネの全生産量の選別された1%の葡萄から作られます。何と!!1%です。超厳選葡萄です。この葡萄から作られたワインをフレンチオークの新樽と一年使った樽で20カ月熟成させます。複雑さとワインの大きさが違います。スケールの大きなワインです。色は深く濃いガーネット、香りはカシス、プラム、インク、バニラ、チョコレート、タバコ、赤身肉、鉄錆、ハーブ、スパイス、大地、茸、杉、味わいは濃密な果実味、太く逞しく果実に巧く隠れたタンニン、余韻の綺麗な酸、複雑で立体的な広がりのあるワインです。オージーのトップカベルネの一つです。1万円以下で買えればお買い得なワインだと思います。
2010/03/30
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ウィンズ クナワラ エステイト カベルネ・ソーヴィニヨン2006 1990 CP94これは旨いですね。立体感が出て来ました。3次元的です。喉越しもよく、素晴らしいワインです。90と言うグレート・ヴィンテージで良い状態で20年間保管されていたのでしょう。濃いのにスイスイ飲めます。非常に力強いのにエレガントです。まあ良いワインとはこういう物です。色は深く濃く澄んだガーネット、香りはプラム、杉、ココア、ハーブ、スパイス、ミント、インク、大地、味わいは濃密でエレガントな果実味、余韻の綺麗な酸、柔らかく豊かで滑らかなタンニン、バランスがよくふくらみのあるワインです。販売店資料よりクーナワラは、サウスオーストラリアの最南端に位置し、アデレードかメルボルンから車で4.5時間の所にあります。「テラ・ロッサ(赤い土)」とは、特殊な土壌で、赤土の表土の部分が薄く、土の下の層は石灰化が進んで「カルシゥム・シートロック」と呼ばれる固い層になっています。その下に「マール」と呼ばれる柔らかい石灰の層があり、土の部分から3mぐらい下が地下水の層で、ブドウの樹の根はこの地下水まで達します。 水捌けがよく、不必要に成長しないので、良い葡萄ができるといわれているのです。さらに、この地区は、海岸から60kmの内陸に位置する産地にもかかわらず、海洋気候の影響を強く受け、乾燥して適度に涼しい夏の気候のため、各品種の葡萄を完熟させることができます。しかし、それは果実の成熟期間中の気温が、雲の影響により調整されることによるものとされています。この特殊な土壌と気候が、他のワイン産地にない最高のワインを生み出すのです。
2010/03/30
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ウインズ・クナワラ・エステイトカベルネ・ソーヴィニヨン 1998 CP9298はオージーでは最も良い年です。フランス言うと2000年や2005年の様な年です。グレート・ヴィンテージで期待して飲みましたが、大きくは99と変わりません。99が良く出来ていると誉めた方が良いのでしょう。このワインはウインズでも良質な葡萄を詰めたワインです。収穫されたカベルネの中から選ばれた25%の葡萄を使って作られます。その為ヴィンテージによるムラが少ないのだと思います。適度な熟成感があってバランスの良いワインです。無難に美味しく安心して飲めるワインです。濃く深いガーネット色、香りはプラム、杉、インク、カシス、スパイス、土、味わいは密度のある果実味、丸く太いタンニン、綺麗な酸、フルボディーでバランスのとれた熟成感のあるワインです。
2010/03/30
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ウインズ・クナワラ・エステイトカベルネ・ソーヴィニヨン 1999 CP9201と比べるとより熟成して丸くなって来ています。丁寧な作りの良いカベルネです。熟成感もあって肉料理の旨さを引き立てるワインだと思います。 全体の構成要素がまとまってクリーミーさが出てきています。これもオージーワインとしては丁子・グローブ感は弱いです。深く濃いガーネット色、香りはプラム、インク、杉、スパイス、ミント、味わいは濃密な果実味、角の取れた深いタンニン、綺麗な酸、バランスの良いフルボディーのワインです。
2010/03/30
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ウインズ・クナワラ・エステイトカベルネ・ソーヴィニヨン 2001 CP91オージーらしいスパイシーなカベルネです。グローブ・丁子の香りはオージーにしては薄めで、インクの香りのするカベルネらしいワインです。深く濃いグラスの底が見えないガーネット色、香はプラム、ミント、インク、スパイス、密度の高い濃度のあるカベルネです。タンニンも強く、酸も深く、バランスが取れています。後に飲んだワインの印象だとまだ若いのですが、単体で飲めば飲み頃に来ていると思います。当然今日の魚料理やサラダには合いませんが、オージーワイン会は濃い赤ワイン8連発とか当たり前なので、マリアージュはメインの料理以外無視しています。実はクジラ料理尽くしでオージーのカベルネに合わせようと思ったのですが、この日はオーストラリアのお客様も来るので、過激だと言う事で止めました。次回はクジラと合わせようと思います。販売店資料よりスコットランド人の開拓者、ジョン・リドックが南オーストラリア州クナワラの地に葡萄園を開いたのが1891年。その後、印象的な3つの切妻型の屋根を持つワイナリーを1896年に建設し、クナワラにおける最初のワイン生産者となりました。1901年にジョン・リドックが亡くなった後、1951年にメルボルンでワイン販売業を営んでいたサミュエル・ウィン、デヴィット・ウィン親子が最高品質の赤ワインの生産を目指す為に、ジョン・リドックが創設した葡萄園とそのワイナリーを購入し、偉大なワインを造り始めました。彼らが自らの名前を冠した「ウィンズ クナワラ エステイト」はサウスコープワインズの所有となった今もこの地区で最大最古の自社農園として知られると共に、その製品はクナワラ地区の「テラロッサ」で生産される最も典型的で高品質なワインとして、オーストラリア国内だけに留まらず、世界的にも高い評価を得ています。この地区で有名な"テラ・ロッサ"と呼ばれるユニークな土壌で育った、凝縮性に富んだブドウを使い、希少価値のあるプレミアムワインを生産しています。特にマイクル シラーズとジョン・リドック カベルネ・ソーヴィニヨンは良いヴィンテージにしか造られない偉大なワインです。
2010/03/30
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オージーワイン会も24回目です。今回はオージーでも特有なテロワール「テラロッサ」と言う赤い土で有名なクナワラのウインズのカベルネの垂直飲みです。Wynns Coonawarra Cabernet Sauvignon の垂直01・99・98・90・76そして上級のジョン・リドック99です。フランスワインはサンジュリアンのシャトー・グロリア05とシャトー・タルボ85です。スターターにはオージーのアンゴーヴの泡を選びました。お食事は農園風春野菜のサラダ 生ハム添え 赤ピーマンのピュレとガーリックのビネグレット春小鯛とホワイトアスパラのバプール ソース・ビルジェ北海道産子羊とビーツの煮込み 白隠元豆と新じゃがのグラタン添えキウイフルーツのマリネとマンゴーのソルベ90のウインズ旨いですね!!
2010/03/30
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ワイン会のご案内 ドゥニ・デュブルデュー教授の来日を記念してワイン会を開催します。日時:4月21日(水)19時より 場所:かがり火会費:10,000円ドゥニ・デュブルデュー教授ボルドー第二大学醸造学部長。白ワイン造りの魔術師と呼ばれ、ボルドー大学の教授でもあり、白ワイン造りに革命をもたらし、ワイン醸造の分野から初めて「パリ科学アカデミー賞」を受賞した醸造学の第一人者。教授はシャトー・デュケム、シュバル・ブラン、シャトー・カルボニュー、シャトー・ド・フューザル、などの有名シャトーやメルシャンが所有するシャトー・レイソン、更にはきいろ香のコンサルタントを勤めるなど、醸造家としての地位も不動のものにしています。彼のワインは「ワインのあるべき姿」を純粋に表現しており、エレガンス、洗練の中からシルクのような滑らかなタンニンが表れ、卓越したバランスをもっています。通訳付き 先生は英語・フランス語両方出来ます。当日は教授とメルシャンの醸造責任者の味村氏がお出でになって、私と3人でワインについて語り、皆さんのご質問にお答えします。予定ワインメルシャン 勝沼のあわ 2009年 シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2009年 シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2008年シャトーメルシャン 甲州きいろ香 2007年 ヌメロアン ブラン 2008年 シャトーレイノン ブラン 2007年 シャトーレイノン ルージュ 2006年 シャトーレイソン レゼルヴ 2005年シャトーレイソン レゼルヴ 2003年 お料理は季節のホワイトアスパラガスや北海道産子羊をご用意します。参加ご希望の方はメールを下さい。we414243@yahoo.co.jpビストロ かがり火 月曜定休 担当:小池新宿区市谷柳町1番地大江戸線牛込柳町駅徒歩2分TEL 03-3266-0877http://r.gnavi.co.jp/e204500/シャトー・レイソン・レゼルヴ〔赤〕 フルボディ 750ml
2010/03/29
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ニコラ・ポテルGrands Echezeauxグラン・エシェゾ-2006 2000 CP942次会最後のワインはこのワインを開けてしまいました。テーブルの彼方此方から旨いピノが飲みたいと言う声が聞こえて来て・・・外れの無い、この場で飲んで皆さんが旨い!!と思ってもらえるワインと言うと、特級のこのクラスしかないと言う事で選びました。このワイン真夏に飲んだ時以外外しません。真夏に飲むとグラスの中の温度上昇が激しいのでこの手の良いピノには厳しいです。まあ実に特級のブルゴーニュらしい風格があります。DRCから樽買いしたという噂ですが、その噂に十分こたえる品質です。立体的な広がりのあるワインです。会費が多少上ずってしまいましたが、皆さん納得して頂けたようです。色は澄んだ深いルビー色、香は豊潤で、ラズベリー、獣、森の下草、大地香、バラ、ハーブ、味わいは熟成感もあって飲み頃の美味しいワインです。強いミネラル、余韻に甘みが残る酸、ふくよかで厚みのある果実味、優しいがしっかりしたタンニン、全てが高い所でバランスして、スケールの大きい特級らしいワインです。素晴らしいワインだと思います。<リアルワインガイド誌2号よりコメント抜粋>今飲んで:90 ポテンシャル:91飲み頃予想: 今~2015年切りたての洋ナシを思わせるフレッシュな香りが立ち上がった瞬間、このワインがグラン・クリュであることを確信した。そう、香りこそ、ポテルの良さを語る上で欠かせないポイントとなる。例えば、もう少しボディ感があっても良かった。異次元へ誘うような妖艶さも見られない。だが、小宇宙の中にこそ見出せる美学というものも確かにある。小粒ながら見事な目の詰まり。そして別格の香り。立体感のある自然な美味しさを私は評価する。山地茂 <02年10月試飲>
2010/03/29
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土曜日の昼に3階のベランダからミニお花見をしました。まだ寒いですね。でも土曜の昼は日がさしたので何とか楽しめました。桜は1分咲きです。でも綺麗ですね。本格的な花見は月末から月初でしょうか。暖かい日が続くと良いのですが・・・・夜はワイン会なのでお酒は控えて、お茶とお寿司で楽しみました。
2010/03/28
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[1997]シャトー・トロタノワ【赤・フルボディ】【10P26mar10】 CPメルシャンのメルローを沢山飲んだのでフランスのメルローを比較に飲んでみる事にしました。選んだのはポムロールのトロタノワです。もっともペトリュスに似たタイプのメルローの比率の多いワインで、ヴィンテージも97と今日飲んで一番美味しかったヴィンテージに合わせました。価格的にも同程度の価格です。まあちょいと意地悪な選択ですが、比較には良いと思います。やはりメルシャンと比べると多彩さでは勝っている様に思います。ただ97どうしの比較で言うとエネルギー感はメルシャンの方が勝っています。後は好みの問題でしょう。逆に言うと昔は全く歯が立たなかったフランスのトップシャトーのワインにこれだけ見劣りしないワインが作れるようになったと言う事です。色は濃いめで暗いガーネット色、香は黒い熟れたベリー、ドライプラム、茸、大地、トリュフ、なめし革、血液、の豊潤な香りです。味わいは丸くなったタンニン、エレガントで豊かな果実味、余韻の綺麗な酸、ふくよかでスケールの大きいポムロールです。複雑で滋味があり、今が飲み頃の絶頂期とも言えるワインです。この良い状態が3年は続くでしょう。パーカーポイント89点1997年は、このヴィンテージとしては異例なほど構造の感じられる、リッチな力強いワインで、フィニッシュには硬いタンニンもある。ブドウの完熟感があり、ミディアムボディで、驚くほどの深みがあり、大量のプラム、チェリー、カラント、トリュフ、ハーブ、土のアロマや風味が感じられる。ひょっとすると過小評価された1967年の現代版なのだろうか。多分12年強は熟成するだろう。《ボルドー第4版より抜粋》 トロタノワは1970年以前は秀逸であったが、1980年代から1990年代初めにかけて困難な時期を迎え、この時期のワインは過去のものよりずっと軽くなった。しかし、1995年には見事な復活を遂げ、それ以降は連続して上質なワインを生み出し続けている。畑の立地は格別で、大成功を収めたトロタノワは、同廐のペトリュスと楽に肩を並べる出来である。品質の面では、1990年代後半にはレグリーズ・クリネ、レヴァンジル、ラ・コンセイヤントといったこのアペラシオンのスター級のシャトーと同等のレベルとなった。《ボルドー第4版より抜粋》
2010/03/28
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2007 CP94鷹野さんも一緒に2次会に突入です。何と!!最初16名がかがり火の一階の8人用(通常最大10人)のテーブルに集結です。皆さん体を斜めにしてギュウギュウでした。途中で遠方の方がお帰りになって13人で何とか落ち着きました。先ずはメルシャンの傑作07のマグナムに入ったT718ロットのきいろ香です。味が乗って来ましたね。柑橘系のライムの香りは減って来ましたが、実に旨いです。出汁が出て来たと言うか、味に深みが出てきて、酸は相変わらず綺麗です。とても甲州とは思えませんね。2008年3月まだタンクの時の記録です。色はほぼ白、無色透明、日本酒みたいな色です。香は柑橘系、ライムの爽やかな香りです。味わいは酸が際立ちます。今までの甲州は酸が弱いのが欠点でしたが、これは切れの良い酸です。牡蠣等のシーフードにも合いそうです。ミネラル感もあって雑味が無い、切れの良い白ワインです。素晴らしい!!2008年12月色はやや薄い目の麦藁色、香は柑橘系の爽やかな香り、ライム、グレープフルーツ、白い花のフローラルな香りです。味わいは爽やかな果実味、綺麗な酸、エキス分も豊富でミネラル感もあります。2009年4月何本も飲んでいますが、適度な熟成が始まりました。柑橘系の香りもライムやグレープフルーツから、八朔や夏ミカンに変って来て、ほのかに熟成感のある苦味も微妙に感じられます。ミネラル感は依然強いので、今後の変化が楽しみです。酸も立っている酸が落ちつた酸へと変わり、余韻も変化してきています。もう少し熟成するとペトロールが感じられるようになるような気がします。今年の冬はどう変わって来るか楽しみですね。という事で2010年3月の結果です。熟成感が多少出てきて、色も麦藁色になって来ました。柑橘系とフローラル系の香りで、味わいは余韻の綺麗な酸、強いミネラル感、ボリュームのある果実感があって膨らみのあるワインになって来ました。3月の味の乗った牡蠣とも良く合いました。一言で旨いと言う、ワインに仕上がって来ていると思います。まだまだ持ちそうなのでじっくり熟成させて行きたいと思います。感動を生む甲州です。甲州きいろ香08 シャトーメルシャン 白 750ml
2010/03/28
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シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2004] 1994 CP96これ凄く良いですね。今日飲んだ中でトップ2の一本です。将来性を買うなら97、今飲んでも良くて数年寝かせても良いと言う感じで買うなら94でしょう。エレガント系なら98も捨てがたい。とにかく、豊潤で複雑で濃密でいながら、エレガントさも熟成感も持っています。日本のメルローに求める一つの理想形が此処にあると思います。パワー感で言えば97に負けています。でも旨いです。古典的な作りの中に3次元的広がりを持っていると思います。大地や土の香りと味わい、茸・トリュフの香り、柔らかい舌を包むタンニン、熟れたプラムの香り、綺麗な余韻の酸、滑らかな喉越し、正に日本のペトリュスと言っても良い様なレヴェルです。これが最後の瓶なのが悔しいワインです。今回はメルシャンさんのご協力を頂き、会費も安く出来ました。通常ですと15000円でも利益出ませんが、10000円で出来たのは幸いでした。多くの方にこの素晴らしいワインを飲んで頂いて、多くの共感が得られました。鷹野さんにも来ていただいて、作りの違いを解説していただき、多くの質問にお答えいただき感謝しています。まあワイン会と言うより、ライブに近い感じの催しが出来ました、お集まり頂きました26名の皆様の、ワインに対する情熱の力だと思います。ご協力いただき、当日サービスも担当して下さった、メルシャン営業の楠亀様にもこの場を借りて感謝の意を伝えたいと思います。素晴らしいワインを通じて多くの素晴らしい皆様と出会えた事を神に感謝したいと思います。
2010/03/28
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シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2002] 1995 CP91良いワインだと思います。適度な熟成感があって茸の香りと滋味があって十分な力も持っています。微妙な差のワインの飲み比べなので、最後は好みの問題だと思います。国産のトップクラスのメルローを5種飲んで思ったのは、まだまだ発展途上で、今後もっと良いワインが出来る様な期待感です。おそらく99・00・01・02・03と飲めば更なるメルシャンの進化を感じ取れるのだと思います。このワインは国産ワインでもバック・ヴィンテージが手に入る少ないワインです。今でも01・02・03・04・05と楽天で手に入れる事が出来ます。是非垂直で飲んでみて下さい。作りの進化が手に取る様に分かるでしょう。03をはじめ、数多くの価値ある国産ワインコンクールの金賞を取ったワインです。面白いですよ。シャトーメルシャン桔梗ヶ丘メルロー[2001]シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2002]シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2003]シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2004]シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2005]
2010/03/28
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シャトーメルシャン桔梗ヶ丘メルロー[2001] 1996 CP90ウ~~ン良いワインだったのですが、98・97を飲んだ後なので印象が薄い・・・メモも取っていないので、特徴も香以外印象に残らず。このワインだけ飲めば素晴らしい国産のメルローだと思います。比較垂直飲みでドンドン飲んでますので、弱めのヴィンテージは可哀そうですね。まあ引き立て役がいるから良いヴィンテージが目立つのですが・・・柔らかい熟成感のあるワインで、錆・鉄系の香りの印象はあるのですが、97の様にグッと来るものは無いし、98の様なエレガントさも無い、無難にまとまっているワインでした。飲みながら書けばもっと書けるのですが、流石に4日後に書くのはしんどいかも。
2010/03/28
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シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー[2005] 1997 CP95これは凄いワインです。パワー・ポテンシャルNo.1でしょう。個人的には98好きですが、寝かせておきたい、そして今飲んで元気で美味しいのは97でした。お客様にこれ旨いですよと言って、勧めて誰もが旨いですね!!と言わせる力があります。逆に言えば誰も国産だとは思わないでしょう。カリフォルニアのメルローに負けていません。複雑さも余韻もあります。ソムリエとしては安心して売れるワインです。悪く言えば万人受けですが、大事な事です。滋味もあって、大地香もあって、大柄になり過ぎず、フルボディーの赤ワインです。正統派の国産最高峰のワインだと思います。
2010/03/27
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シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー1999年 1998 CP9498の桔梗が原です。この年はスタイルが他の年と違ってエレガントなワインです。若いのに癒し系です。シャトー・マルゴーのノウハウが伝授された年でこの年から作りが変わったそうです。エレガントでフィネスのあるワインを作ろうと考え方が変わったそうです。(個人的にはフィネスと言う言葉はあまり使いません。普通の方に通じない言葉はなるべく避けています。何だか偉そばっている様で、カッコだけ付けている様で、親しみが持てません)まあ97や94の様な濃いワインでは無く、立体的な3次元的なワインを作ろうと言う事だと思います。それまでは1万円のワインだから力強い腕相撲大会で負けないワイン、ニューワールド的な作りだったのを、方向転換して、多彩な表情を持った滋味のあるワインに仕上げようと決断したのでしょう。実際セニエで抜く果汁も以前は多い年は50%だったのに98と言うそれ程強い年でも無いのに、10%しかセニエで果汁を抜かなかったそうです。まあそういう意味では日本のワインもニューワールドのワインもまだまだ作り手の時代、技術の時代で、本当のテロワールを描き出す、テロワールをえぐり出すというレヴェルには到達していません。試行錯誤が続いているのでしょう。今回は現場で醸造に携わった方の話を聞きながら飲むので、味の違いが何故なのか、全部分かって実に勉強になります。私の様な意地の悪い聞き手もいるので、ドンドン質問して話してもらったので樽の話や醸造の話等表に出ない話が沢山聞けて実に面白かったです。まあライブでの作り手と飲み手のトークショー付きワイン会と言う感じでした。トリュフの香りのある良いメルローで、日本的な世界観を持ちながら、十分な力のある、飲み疲れのしない素晴らしいワインですね。98ですが飲み頃です。私の好きなタイプのワインです。
2010/03/27
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【新ヴィンテージが入荷!】甲州グリ・ド・グリ[2008]シャトー・メルシャン(白ワイン) 10P26mar10 CP88藤色の甲州で赤ワイン風に仕立てた白ワインです。毎年作りがかなり変わります。08は褐色(ベッコウ飴色)で古酒の様です。07と余りに違うので07を出して比較しました。07はミネラルが強く色も押え目です。08はミネラル弱くヒネは無いのですが古酒的な要素とロゼワイン的な要素が合わさっています。これは好みですね。私は07のミネラル感が強い方が好きです。まあ作りの手悩みや迷いを感じます。甲州で甲州を丸ごと味わうワインを作ろうとしているのでしょうが、目標とするワインが無いので何を作ったら良いか、試行錯誤しているのでしょう。会場のお客様は07と08の好みは半々でした。温度は高めの温度で飲むのが良いと思います。根菜系の料理、例えば牛蒡を使ったホウトウ等と良く合うと思います。まだ07も売っています。是非皆さんも07と08を飲み比べてみて下さい。新しい甲州の一面を再発見するでしょう。大手のメルシャンがこうした挑戦的なワインを発売する勇気に敬服します。メルシャンは泡の「勝沼のあわ」、酸が綺麗でリースリング的な「きいろ香」、シュール・リ製法で作ったスタンダード甲州の「勝沼甲州」、ロゼの様な赤ワイン的な作りの「グリドグリ」とはっきり個性の違った甲州を4品市場に送り出しています。上中下ではなく、コンセプトの違ったワインを同一品種で4品出すのは、正に技術のメルシャンだと思います。他の蔵では真似の出来ない事だと思います。今日は3種を飲み比べて、今の日本ワインの醸造技術の最先端を行く世界を垣間見ました。面白かったですね。グリの07のミネラル感と08勝沼甲州の火打石感を足した、切れの良い酸を持った、新樽熟成させた、フルボディーの甲州の誕生を待ち望みます。可能だと思いますよ。販売店資料よりシルクロードを経て勝沼に伝わり、日本固有のワイン醸造用品種として昔から栽培されてきた「甲州」種の持つポテンシャルを最大限にワインとして表現するべく仕込まれています。グリとは、甲州種葡萄の淡く灰色がかった特徴を言うフランス語で、グリ・ド・グリはつまり甲州の特徴をよく現しているとも取れるネーミングです。野バラのような甘い香と、ふくよかな味わいが楽しめます。【ヴィンテージについて、生産者情報】 ~ヴィンテージ~ 春先は低気圧や前線が通過し曇りや雨のぐずついた日が多かったため日照時間は少なく、気温も低めであったため、ブドウの萌芽は若干遅れた。GW中は高気圧に覆われて晴天日が続いたが、その後、強い寒気が南下し気温の変動が大きくなった。低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多く、月降水量は平年の倍であった(3つの台風が上陸)。晴れた日の気温が高めに推移したため、ブドウの開花は平年より2~3日早まったが、開花期は低温で推移したため、結実不良となり果粒は粗着(バラ房)傾向となった。梅雨期間中は湿度が高く、例年になく病気が多発した。梅雨明け後1週間は降雨なく高温乾燥状態が続いたが、8~9月には午前中は晴れてうだるような暑さ、午後になると雲に覆われ大気の状態が不安定となり局地的な集中豪雨(ゲリラ雷雨)に見舞われた。猛暑日、真夏日日数は平年を上回ったものの1日を通して晴れた日が少なく「猛暑、残暑」の印象は薄かった。栽培家は、収穫数量の減少や品質低下を抑えるため防除策に追われた一年であった。 ~テイスティングコメント~ べっ甲飴を思わせる濃いめの色合い。よく熟した梅、あるいはアプリコットなどの殻のある果実、そしてグレープフルーツのような清涼感も感じられるおだやかで心地よい香り。厚みがあり、なめらかで、酸もとてもおだやか。若干の収れん性があり、口中が引き締まるが、全体にゆったりとした味わい。豚肉のカツレツ、スパイシーな角煮、黒オリーブと鶏肉の煮物、牛蒡のてんぷらなど、しっかりした味わいのものと。(2009年4月)
2010/03/27
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メルシャン勝沼甲州 2008 720ml CP931500円の甲州ワインです。吃驚しました。生まれて初めて樽使っていない甲州種から火打石の香りがしました。これ初体験です。凄い!!!将来の甲州はいったいどうなるのでしょうか!!楽しみですね。ボディーは軽いのですが、香りと酸は素晴らしく、楽しめるワインです。シュール・リですがエチケットに表示するのは止めた様です。柑橘系の香りと火打石香、綺麗な切れの良い酸、優しいミネラル、フレッシュな果実感、日本料理特にアユの塩焼きなんぞに合いそうです。初夏が楽しみですね。販売店資料より【産地】 山梨県甲州市勝沼町 【使用品種】 甲州 【栽培方法】 棚式 【収穫】 9月下旬~10月初旬【醗酵】 18-20℃ 約14日間 【育成】 ステンレスタンク 5ヶ月 【アルコール度数】 11.9% 【総酸度】 6.6g/L(酒石酸換算) 【生産量】 24000本(750ml) 7800本 (360ml) このワインは山梨県甲州市勝沼地区の甲州ぶどうを100%使用しています。この地区の甲州ぶどうが持つしっかりとした骨格と味わい深さを、シュールリー製法で引き出しています。ワイナリーのこれまでの経験を結集し、爽やかな香りと柔らかい厚み、豊かさを感じる新しい方向性の勝沼甲州ワインへと造り上げました。【メーカーズ テイスティングコメント】透き通るような、きれいに立ちのぼる香り。繊細で、グレープフルーツや梨の花、ライム、そして吟醸香に通じる岩清水的なイメージ。味わいは、フレッシュで心地よい軽快感があり、酸がキリッとして、塩味に似た感覚もあります。ライムやレモンを搾って食べる山菜や白魚の天ぷらや、刺身やカルパッチョなどの生魚、野菜系のパスタにも良くあいます。
2010/03/27
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国産ワインコンクール金賞受賞!人気の日本の泡!【メルシャン】 勝沼のあわ(白) 2008 720ml CP9106年からリリースされた甲州種100%の泡です。2009年 第7回 国産ワインコンクール Japan Wine Competition 「 金賞&最優秀カテゴリー賞 」 を受賞しました。06・07と比べて良く出来ています。流石に金賞取っただけの事はあります。瓶内2次醗酵ではなくガスを後から添加した泡です。非常に綺麗な酸の泡で、柑橘系の香りも綺麗です。甲州で良くここまで作ったと思います。06から07、そして08と進化を続けています。瓶内2次発酵特有のイースト香、パンやクロワッサンの香りはありませんが甲州特有の僅かな苦みがあるので、炭酸ガス添加もありかなと思います。価格も瓶内2次醗酵より安いので、このワインの存在意義はあると思います。とにかく甲州の泡です。国産の甲州の良い泡と言うと「キザン スパークリング トラディショナルブリュット」です。これは美味しい泡で人気で直ぐに売り切れます。しかし価格は3000円です。3000円は本物のシャンパン買える価格なので微妙な所です。メルシャンは1800円と言う買いやすい値段にしたのは賢明だと思います。今までの国産の泡と言うと、結婚式で飲む安物の泡と言うイメージですが、これは一本芯の通った新しい扉を開いたワインだと思います。個人的にはロゼの穂坂の泡が好きです。両方是非お試しください。販売店資料より 山梨県甲州市勝沼地区産の「甲州」を使用。 すがすがしい柑橘系の香り、 しっかりとした酸味と甲州由来の やさしい苦みをもった厚みのある味わいです。
2010/03/26
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メルシャンの勝沼ワイナリーの改修工事の為、通常市場に出回らない蔵出し古酒を分けてもらいました。普通には売らないので大手メーカーですが、何と!!エチケットはテプラです。94を一本飲んだら余りに美味しいので、垂直飲みをやる事にしました。メルシャンの方にこの企画を話したら、醸造担当の鷹野さんが駆けつけてくれる事になって、メルシャンワインを飲む会になってしまいました。お客様も何と24人お集まり頂き、立派なワイン会になりました。飲んだワインは勝沼のあわ2008勝沼甲州2008グリドグリ2008(飛び入りで2007)桔梗が原メルロー 1994桔梗が原メルロー 1995桔梗が原メルロー 1996桔梗が原メルロー 1997桔梗が原メルロー 1998です。お食事は佐賀産フレッシュ・ホワイトアスパラガスのオランデーズソース これが甲州とベストマッチです。春野菜のクスクスのグラタン 各種ほろ苦い春野菜とクスクスのグラタンです。フランス産マグレ鴨のロースト、ドフィノワとブロッコリー添え2種のフロマージュ本当に国産ワイン命の方の集まりで大変盛り上がりました。鷹野さんのお話も面白かったのですが、質問もバンバンでて良い会になったと思います。
2010/03/25
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2月17日(火)に放送されたテレビドラマ、『神の雫』第6話に登場!30分で53本完売した人気のワイン!ヒルツベルガー グリューナーフェルトリーナーローテス・トール フェーダーシュピール [2007] CP89TV神の雫で紹介されたワインです。良いワインですが、ちょいと中途半端なワインですね。オーストリーのワインは値段もやや高めですが、その印象を強く持ってしまいます。2500円以下なら良いワインだと思います。直球勝負の高ミネラルワインならピヒラー、癒し系でボリューム感のあるワインならガイヤーホフ、シャブリで言うとウイリアム・フェーブルとドーヴィサと言う感じで、個人的には後は要りません。ヒルツベルガーならでは個性が欲しいですね。酸は弱めで飲みやすいのですが、香りも弱く、イマイチです。寝かせれば変わって来るとは思います。販売店資料より熟したりんごやハーブの香り。濃縮した果実味や細かい酸、ミネラルの風味が程よく広がり、スパイスの風味が全体を引き締める。ジューシーながら飲み易い喉ごしの良い美しい味わい。<インターナショナル・ワインセラーNov/Dec 08より抜粋> Pale green-yellow. Charming nose dominated by fragrant yellow apple fruit. The palate displays a somewhat edgy texture and rather piercing acidity, but the wine's juicy core and mineral-tinged, delicately leafy finish suggest some potential for further improvement in bottle. Drink 2010 to 2017.
2010/03/24
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昨日はブログ仲間のワイン会があったのですが、私の勘違いで欠席してしまうと言う大失態で少々落ち込んでいます。主催者には大変ご迷惑を掛けてしまいました。私もワイン会で来ないお客様がいると、大変気になりますし、困った事が何度もあります。今後はこの様な事が無い様に、確認のメールを送る様にします。シャンボール・ミュジニー レ・バビレール [2006] フィリップ・ルクレール 【あす楽対応_関東】さて何時までも落ち込んでいてもしょうがないので、21日に飲んだワインを書きます。ジュヴレの有名な作り手、フィリップの作るシャンボールです。シャンボールらしさは少しはあるのですが、実にシャンボールらしくない、フィリップ的なワインに仕上がっています。この人の作りは独特で、深くローストした新樽で長期間樽熟させます。その為非常に力強い、タンニンの多いワインになります。長熟タイプです。古典的とも言えますが、今や孤高の世界です。ブルゴーニュは男性的と言う言葉はフィリップのワインを飲むと頷けます。99を今まで待ったのですが、やはり力強いワインです。タンニンも強く、スパイシーさと大地香に溢れています。余韻やボディーにシャンボールらしさは感じますが、基本はフィリップ・ルクレール節全開です。色も濃く、香りもスパイシーで、味も濃厚です。酸の余韻の美しさとミネラルの強さがシャンボールらしさと言えるでしょう。濃いブルゴーニュが好きな方にはお勧めです。
2010/03/24
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ルモワスネブルゴーニュ・ブラン・ポサンジェ[1999]白 [750ml] CP92話のついでに出したワインです。皆さんお強い!!9人で11本目に突入です。この場で出すには可哀そうなのですが、まあ良いでしょう。12000円クラスをドンドン飲んで2500円ですから、軽く感じますが、美味しいので飲めますね。このクラスのワインがこの値段で安定供給出来るのがルモワスネの凄さです。白はポサンジェ、赤はルノメが個人的にはお勧めです。コルトン・シャルルマーニュやシャンベルタンも良いですよ。
2010/03/23
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ヴォーヌ・ロマネ・1級レ・スショ[2002]ドメーヌ・ドゥ・ラルロ(赤ワイン) CP95松田さんとの話の流れで選んだワインです。 これは良いワインですね。個人的に好きです。今時除梗していない珍しいドメーヌです。除梗しないのはDRC、ルロワ、デュジャックとこのラルロぐらいでしょう。ラルロの特徴はビオである事、そして味わいは香りが優しく、表面的にはしなやかなワインだが、実に芯がしかっりしていて力を持っている。梗から来るタンニンと豊かな香りの影響なのでしょう。ジャイ系のワインが多い中でDRC系のビオワインと言って良いと思います。私はこの蔵好きです。08年の4月に飲んだ時は本当に色々なベリー系の香りが漂います。正に芳醇です。後からバラ、紅茶、森の下草、素晴らしいです。色は薄めです。香りだけでうっとりとしてしまいます。味わいは微妙な苦みが残るのが気になりますが、エレガントな果実味とバランスの良いタンニンとしっかりした酸が実に心地よいです。十分飲み頃だと思います。2010年の1月の印象です。実に究極の薄旨ビオワインです。透明感のある味わいで、繊細で魅力的です。軽いビオ香がチャーミング!!色は淡く、薄めの綺麗なルビー色、香は最初ビオ香、徐々に砂糖漬けのサクランボ、ラズベリー、スミレ、バラ、赤には少ないフローラルな香、ミネラル香、森林の香り味わいはシルキーでエレガントです。優しく細やかなタンニン、余韻の綺麗な酸、強いエキス分とミネラル、水の様に喉を流れて行きます。まるで30年物のロマネ・コンティを飲んでいる様な気持にさせてくれるワインです。実に素晴らしいワインでした。 と言う印象でした。この日の一本はやはり素晴らしいワインでした。ビオ系の香りとラズベリー、森の下草、本当に香りだけで酔えそうです。味わいもエレガントで素晴らしいと思います。これからのこのワインですが、現状は数回飲んだ瓶と比較すると、02特有の硬質感とでも言いますか、ややタンニンが勝っています。これは後5年位でタンニンが落ち始めると果実を中心としたボディーが蘇って来ると思います。今飲むか5~8年後に飲むかと言う選択でしょう。良いワインです。2002 Domaine de l'Arlot Vosne Romanee les Suchots Wine Advocate # 153Jun 2004 Pierre Rovani 90 Drink - $75 (75) Light to medium ruby-colored and sporting a boisterous nose of spiced cherries, the 2002 Vosne-Romanee Les Suchots is ample and plush. Sensual, edge-free, and creamy its soft personality regales the palate with jammy red cherry, spice, and oak flavors.
2010/03/23
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ワイン会の2次会で飲んだワインです。ジョセフ・ロティ マルサネ・ロゼ[2005] CP91AMZの松田さんが来ていたので、話のついでに飲んだのが、ロティのロゼです。この人のロゼは寝かせると凄い事に時々なります。とは言え、売れてしまったり、飲んでしまったりで古い在庫がありません。本当は今飲み頃になった04をお出ししたかったのですが、全部飲んでしまったので05を開けました。濃いめのローズピンクの鮮やかな美しい色です。香は冷え過ぎでやや弱く、温度が上がるとアセロラ香とフローラルな香りが徐々に出て来ます。味わいは何と言っても酸の強さときれいさです。皆さん普通に飲んでいますが、これだけ豊かな切れの良い酸を持ったロゼワインは世界中探しても滅多にありません。嘘だと言うなら持って来て下さい。飲み比べれば直ぐに分かります。何処かボケた酸のロゼは幾らでもありますが、切れの良い酸のロゼは数品だけです。毎年安定して切れの良い酸のロゼを作っているのはモンジャール・ミュニュレとこのロティだけです。だからモンジャールとロティのロゼは双璧なのです。そして05は豊かなミネラル感があります。若い頃飲んだ時の方がキャンディー香とかあって良いのですが、後3年待てばフローラル系の素晴らしい香りが出て来ます。味が抜ける事はありません。この人のロゼの凄い事は熟成に耐える酸とミネラルを持っている事です。毎年進化して美味しくなって行きます。99も今飲んで良いですよ。ドンペリのロゼの古酒も美味しいですが、古くなって美味しくなるロゼは超貴重品です。05や06も当然今飲んで美味しいですが、3~6年位熟成させるのも面白いですよ。
2010/03/23
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◎クロ・フランタン[2004]エシェゾー750ml/(赤ワイン) 1976 CP93このワインをワイン会で出すのも4本目です。11月、1月、2月にお出ししました。どれも状態は良く安定しています。非常に若々しく、チャーミングなワインです。34年経ったワインとはとても思えません。まるで蔵出し古酒の様な若若さです。エシェゾーらしいエレガントさを持った特級らしい風格を持ったワインです。色はモンジャールの2000年のVVと変わりません。綺麗なルビー色です。香はラズベリー、砂糖漬けのサクランボ、バラ、紅茶、ローズヒップ、森の下草の芳香です。味わいは柔らかいタンニン、甘みのある果実味、余韻の綺麗な酸、美しい喉越し、ふくよかなボディーがあって古酒とは思えないワインです。今まで飲んだ4本の中でも特に若々しいワインでした。
2010/03/23
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今回はモンジャールを日本で広めたインポーターのAMZの松田社長に来てもらって色々話をうかがいながら飲みました。モンジャールは大手なので敬遠している方も多いと思いますが、私は先ずはスソモノは非常にコスパが高く、毎年買っています。定番で仕入れて直ぐに売れてしまうのが、ブルゴーニュ・アリゴテブルゴーニュ・ブランブルゴーニュ オー・コート・ド・ニュイ ブランブルゴーニュ・ロゼブルゴーニュ パストゥグランです。それから村名のフィクサン、ジュヴレ、ヴォーヌ・ロマネ、シャンボールです。1級はヴォーヌ・ロマネのスショ特級はエシェゾーのVVとグランエシェゾーです。特に06の現在の楽天価格でみると、エシェゾーが10000円、VVが12000円、Gエシェゾーが15000円です。絶対にお得なのがVVとGエシェゾーだと思います。逆に見ればエシェゾーが高いのかも知れません。エシェゾーが8000円、VV12000円、Gエシェゾーが16000円位が価格バランスが取れると思います。デュガやルロワの様な極まれしワインを作る蔵ではありませんが、テロワールの良さを引き出した、過度な抽出や、味付けの無い、悪い年はそれなりに、良い年は長熟な、自然なワインを安定して生み出し、確実に熟成して良くなるワインを作れる蔵だと思います。ミッシェル・グロも似た様な感じですが、派手さは無いが、期待を裏切ることの無い、価格も抑えめなワイン通やソムリエにとってはありがたい蔵だと思います。
2010/03/23
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【ポイント3倍!エントリーで誰でも!】(3/22 10:00~3/23 9:59まで) [2006] グラン・エシェゾー 特級畑 750ml (モンジャール・ミュニュレ)赤【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】 2000 CP95これは美味しいですね。流石グラン・エシェゾーです。この蔵のフラッグシップワインの一つですから当然と言えばそれまでですが良いです。リシュブールは梗を入れています。グランエシェゾーは完全除梗です。スタイルが違うし価格も違うので単純比較は出来ませんが、私はこの蔵のグランエシェゾーは好きです。肉厚でエシェゾーより完璧に上のクラスです。エシェゾーとの価格差5000円は信じられません。完全に倍の値段のワインだと思います。色は深いルビー色、香はラズベリー、ブラックベリー、赤身肉、獣、スパイス、甘草、ダージリンティー、ハーブ、大地、森の下草味わいは濃密で複雑です。果実味も濃く、ボリューム感があります。特級らしい3次元的な大きさのあるワインです。タンニンは果実に隠れていますが逞しく、酸も強いのですが柔らかいです。喉越しも素晴らしく、余韻も長く~~特級と言う感じがします。ボディーのあるピノですね。熟成感も出てきていますが、まだまだ10年は持ちそうです。モンジャールのイメージが変わる一本でした。
2010/03/23
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円高差益還元セール!在庫限定楽天最安値!!モンジャール・ミュニュレエシェゾー・ヴィエーニュ・ヴィーニュ[2006] 赤 [750ml]【nennai_osake2】 2000 CP94このヴィエイユ・ヴィーニュになるといきなりワンランク旨くなります。価格差2000円ですが、正直言って10000円と15000円の差がある様に何時も思います。と言う事でこの人のエシェゾー買うなら絶対VVです。畑は4か所の何処かで29年に植えた葡萄から作られます。まあ良い場所なのでしょう。樹齢も80年ですから、超古木です。通常30年でVVです。同じ作り手で同じ技法で作って此処まで味が違うと言うのは面白いですね。酒質が強く濃密さも出て来ます。土壌も違うのだと思いますし、新樽比率も違うのだと思うのですが、私は作り手では無いので分かりませんし、私は醸造家でもコンサルタントでも無いので、あまり作りの分析で飲むのは嫌いなので止めておきます。色は深いルビー色、香りはラズベリー、獣、バラ、ローズヒップ、スパイス、スモーク、土、腐葉土、森の下草、茸、の香りです。酒肉も厚く、複雑さも持っています。濃いめの果実味、太くて優しいタンニン、余韻の綺麗な酸、エレガントですがふくらみがあって充実しています。リッチなエシェゾーの特級にふさわしいワインだと思います。モンジャールもこのVVだけ売っていれば名声も上がるし、価格も上がるのだと思いますが、其処は大手ドメーヌで、良心的にやっています。これはモンジャールだから12000円で買えますが、他の作り手なら18000円クラスになっていると思います。高いですがお値打ちなワインです。
2010/03/23
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【ポイント3倍!エントリーで誰でも!】(3/22 10:00~3/23 9:59まで) [2006] エシェゾー 特級畑 750ml (モンジャール・ミュニュレ)赤【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】 2000 CP91さあ此処から2000年の水平です。モンジャールのエシェゾーは4つの区画に畑があります。総面積2,5haで、植樹は45年、47年、58年、74年、78年です。VVは29年に植えた木です。新樽比率は45%で100%除梗です。00のエシェゾーは飲み頃です。全体としてはエシェゾーらしい赤系果実で軽やかなさらっとしたワインです。シャンボールとヴォーヌロマネを混ぜた様な感じがエシェゾーの特徴です。色は綺麗なルビー色、香りはラズベリー、バラ、ローズヒップ、赤身肉、紅茶、アイスティー、森の下草、喉越しの良いワインで、エレガントでスマートです。果実味もエレガントで、タンニンも優しく、適度な熟成感を感じます。酸の余韻は美しく幾らでも飲めてしまいそうです。元々濃いワインではありませんが、美しい優しいピノに仕上がっていると思います。
2010/03/23
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蔵出し エシェゾー [2005] Echezeaux 750mlモンジャール・ミュニュレ Mongeard Mugneret CP92これは不思議なワインです。このワイン2ケースで買ってリリース直後2007/09/28に飲みました。05のエシェゾー・・・凄いワインだろうと思って開けたのですが、吃驚する位軽いのです。~~~2ケースも買って如何しよう・・・・返品しようか・・・でも・・以前にもDRCのリシュブールが買った時薄かったのですが、徐々に濃くなって6年後にはすごく濃いワインになった経験があったのでワインを信じてじっと待つ事にしました。2007/09/28の記録です。「今飲むと何処がグランクリュなの?ただ美味しい軽いワインとしか思わないかも知れません。05は直ぐ美味しい、ずーっと美味しいボルドーの82年の様なヴィンテージかも知れません。これから5年、10年と経って熟成したら凄い香りが出てくると思います。先が楽しみです。色は鮮やかな澄んだルビー色、香りは苺の香りです。苺ジャムみたいな香りです。熟成香は出てきませんが、時間が経つと森の下草の香りが微妙にします。しっかりとしたタンニン、まろやかな酸、十分なミネラル感を感じます。」とまあこんな感じです。内心はもっと穏やかではありませんでした。その後も飲みましたが薄いです。薄旨と言うよりワインのコルクに一番近い場所の部分だけストローで吸って飲んでいる様な薄さです。悪く言うと水っぽい・・・しかし去年他の店で飲んだら結構濃さが出てきています。これはそろそろ行けるかなと思って今回お出ししました。見違える位濃いワインに変身しています。この3年で此処まで変わると言う事はもう2年位濃くなり続けるでしょう。第一期の飲み頃は2012年の秋位から始まりそうです。この現象が何故起きるか不明です。色も濃くなっているのですよ。別の瓶ではありません。同じロットです。 この日も飲んだ05のジュヴレより薄いのですから。まあワインは面白いですね。程々力のあるエシェゾーです。ミネラル感が強くエレガントです。内に秘めたパワーは強く潜在力の強さを感じます。色は輝くルビー色香はラズベリー、バラ、赤身肉、鉄錆、スパイス、ハーブ果実味はエレガント系で濃厚さはありません。ミネラルは強く、タンニンは丸く優しく、酸は余韻が綺麗でしっかりしています。5年後10年後が楽しみなワインです。香りの変化を楽しんで飲み続けて行きたいワインです。
2010/03/23
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楽天最安値に挑戦中!ブルゴーニュの王道!!偉大な2005年[2005] ジュヴレ・シャンベルタンモンジャール・ミュニュレ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_中国】 CP93実に良く出来たジュヴレですね。文句なく今飲んで旨いワインだと思います。黒系果実の香りも加わってスパイシーで味も乗って来ています。05らしいワインですが、酸が綺麗でしっかりしているので楽しめます。黒系が刺した紫がかったルビー色、 土臭さ、スパイシーさ、ラズベリー、ブラックベリー、バラの香り、鉄分、赤身肉果実味は力強く、酸は強めで余韻は綺麗です。タンニンは強めですが果実に巧く隠れています。当然もっと待っても良くなります。でもこのエネルギー感がたっぷり残っている時に飲んでしまった方がこのワインを楽しむ上では正解だと思います。ヴォーヌの作り手のジュヴレと言った感じのエレガントでスタイリッシュなワインに仕上がっています。まだ6000円位で売っています。お買い得だと思います。
2010/03/23
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ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ブランキュヴェ・プレステージ・ル・プリューレ[2002]ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ(白ワイン) 2003 CP93これはモンジャールの作る白のトップキュベです。モンジャールは30ヘクタールの畑を持つ大手ドメーヌです。ヴォーヌ・ロマネでこれだけ大きいドメーヌは滅多にありません。究極のワインを生み出す蔵ではありませんが、毎年安定した高品質のワインを比較的お手頃な価格で提供しています。全部がルロワの様に高額になったら一部の金持ち以外誰も飲めなくなってしまいます。そう言う意味では非常に良心的なドメーヌです。これはこのドメーヌがブルゴーニュでも最も古い時代に会社化したので、畑が散逸する事無く、着実でゆっくりとした拡大が出来たからでしょう。白もアリゴテ、ブルゴーニュ・ブラン、オー・コート、そしてこのワインランク上のプリューレと値段に見合った高品質なワインを毎年作っています。ル・プリューレの畑は0.31ヘクタールと少なく、日本に入って来る量も僅かです。樽香がしっかり乗ったワインで、エキス分も高く、香高く、非常に堂々としたワインです。火打石の香りと、ナッツ、温度が上がれば蜜の感じが出てきます。03は熟成感もあって味が乗って来ています。実に旨いワインだと思います。
2010/03/23
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先日飲んだ時はバランスの良いスッキリ・クッキリ系のミネラルの高いシャンパンだったのですが、これは甘めです。4本目でこの甘さ初めてなので瓶差だと思います。一本一本瓶内醗酵で作るので瓶差はあるのですが、これだけ甘さが違うのは珍しいですね。ドサージュの量が多かったのでしょう。
2010/03/23
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モンジャール・ミュニュレのエシェゾーを中心に飲む会を開きました。以前モンジャールに行った時の印象は、妖精の様な美しいお嬢さんの事です。金髪の本当に綺麗な方で、私にしては珍しく、ワインよりももっぱら妖精に興味が行って困ったのを覚えています。その妖精ちゃんも今は、マルサネのドメーヌに嫁いでお子さんもいるそうです。今でも大変お綺麗な方の様です。モンジャールは大手ドメーヌで30ヘクタールの畑を持っています。決して究極のワインを作る蔵ではありませんが、外れの無い、安定した良いワインを作る蔵だと思います。今回は2000年のエシェゾー、エシェゾーVV、グランエシェゾーがメインです。これに元気な05のジュヴレとエシェゾー、古酒のクロ・フランタンのエシェゾーを加えました。NV ニコラ・マイヤール2003 オー・コート・ド・ニュイ ブラン モンジャール・ミュニュレ 2005 ジュヴレ・シャンベルタン モンジャール・ミュニュレ 2005 エシェゾー モンジャール・ミュニュレ 2000 エシェゾー モンジャール・ミュニュレ 2000 エシェゾー VV モンジャール・ミュニュレ 2000 グラン・エシェゾー モンジャール・ミュニュレ 1976 エシェゾー クロ・フランタンお食事は的矢の佐藤さんの牡蠣牡蠣が出るのは、今シーズン最後です。フランス産フレッシュ・ホワイト・アスパラガスのオランデーズソース太くて旨い!!ソースも旨い!!最もシンプルな食べ方ですが、これが最高です。春野菜のリゾット、ブイヤベース風味お腹に優しいリゾットです。これをお腹に入れとくと悪酔いしません。マグレ鴨のロースト 春野菜添えフロマージュ
2010/03/23
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先日仲間でかがり火で食べた時の料理です。刺身とホワイトアスパラ、追加の刺身ワインはグリューナー・フェルトリーナー2007ヒルツベルガーとシャンボール・ミュジニー1999ルネ・ルクレールです。カツオ刺身、ホタルイカと菜の花、フォアグラのキャベツ包み、サザエのガーリック、小エビのガーリックオイル焼、鶏ハツ焼煮込み、インカイモのロースト、生野菜のバーニャカウダー、子牛のドリア、的矢の牡蠣フライ、マグレ鴨のロースト海の幸のグラタン、スパゲッティ・カルボナーラ結構食べました。インカ芋旨いですよ。鴨や牡蠣フライも旨いです。ご馳走様でした。
2010/03/22
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かがり火に置いてあるJBLのメトロゴンを複数のアンプで高津さんと聴き比べました。そして中の写真を撮ったりしてヴィンテージスピーカーの面白さを勉強しました。メトロゴンはステレオが始まった1958年頃に発売されたJBLのスピーカーです。有名なパラゴンの弟です。3兄弟でパラゴン、メトロゴン、ミニゴンが作られました。どれも一体型のステレオ用スピーカーです。パラゴンが大き過ぎるのでW2630・H900・D610・316kgと言う大きさは置く場所にも搬入にも困る場合が多いのでメトロゴンが作られました。当時のJBLのスピーカーはどれも業務用に開発された強力なユニットを美しいモダンアートのエンクロージャーに入れた物が多いです。私はJBLが好きで(WE、アルテック、タンノイ他も好きですが)C31、ハーツフィールド、パラゴン、メトロゴン、ミニゴン、オリンパス、C37、LE8T、PA用システム、を使って来ました。どれも結局は最初期型が音が素直で、鳴らすのも簡単なので今残っているのは最初期のユニットが入ったオリジナルです。古いユニットは最初は音が詰っていても、2年位毎日鳴らすと良い音になる事が多いです。このメトロゴンも最初我が家に来た時は音が飛ばない鳴らないスピーカーでした。かがり火に持って行って毎日BGMで鳴らしていたら2年目位から鮮やかな音が出る様になり今では吃驚する位伸びのある美音を奏でています。眠っていた物を呼び覚ますには時間が必要です。焦っては駄目ですね。 裏蓋を開けた写真です。175とA130が入っています。どちらも名機です。床に向かってバスレフのダクトが付いています。どうやってユニットをねじ止めしたのか分からない位狭い場所にA130は収まっています。最初期型の175です。最も自然な癖の無い音のするユニットです。鳴らしたマッキントッシュの最新型真空管パワーアンプ。何時ものEL34のppアンプからマッキンに変えると、吃驚する位音が変わります。スッキリ・クッキリ系のハイファイスピーカーの音です。良いスピーカーはアンプの違いをクリティカルに表現しますが、50年経ったこのスピーカーがこうも表情を変えるとは驚きました。845のシングルアンプに変えると繊細で優しい音に変わりました。まあどれも良い音で楽しいですね。パラゴンでもハーツでも鳴らすのが難しいと思っている方が多い様ですが、それは間違いです。先日横浜の三上さんもパラゴン欲しいけど鳴らすのが難しいから・・と仰っていました。あの三上さんでも勘違いされています。パラゴン鳴らすの難しい説が出来たのはSS誌の記事だと思います。理由は中・後期型のパラゴンが鳴らすのが難しいのであって、初期型は簡単に良い音で鳴ります。元々初期型の150-4Cと375,075でチューニングして作った箱です。ユニット変えるとバランスは当然崩れます。中期、後期に行くに従ってハイファイにはなりますが、それだけ鈍いユニットを使っています。その鈍さが鳴らし難さにつながります。初期型はパラゴンでもハーツでもメトロゴンでも部屋の壁に押しつけて置いてアンプをつなげば良い音で鳴る様に出来ています。能率も高いので2~3Wの真空管アンプでも十分良い音でなります。150-4CやA130、375や175、075は他に変わる物が無い名機です。素直な美音を奏でます。クラシックもジャズも綺麗に再生します。初期のJBLはまだSS誌が創刊される前のスピーカーなので情報が無いので知られていませんが、WEの流れをくみ、ランシングが作り上げた世界です。LEシリーズ以降のユニットはランシングは関わっていません。と言う事でLEシリーズ前の本物のランシングサウンドが楽しめる名機はC31です。C31は今倉庫に入っていますが秋にはかがり火に持って来ます。メトロゴンを大きい音で聴きたい方は閉店間際か5時ごろお出で下さい。試聴可能です。但し事前に私にご連絡下さい。
2010/03/22
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庭の桜です。つぼみが桃色で数日暖かい日が続けば開きそうです。次の週末に花見が出来そうです。今年の花見はバーベキューとワインですね。春野菜とインカ芋でも焼きながら、オーストリーのグリューナーでも飲みます。
2010/03/22
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17日の飛び入りワインです。これは不思議と生きていました。「最初はべっ甲飴の香が強かったが、どんどんバニラやクリーミーさがでてきて、クレームブリュレになりました。」ご常連の一言です。確かに砂糖の焦げた臭いですね。貴腐香や甘口ワインも古くなるとこんな香りです。ヒネは微妙にありますが、健康な感じで、酒質は深く、香りも良いし、蜜感もしっかりあります。綺麗な熟成をしています。果実感と酸が残っているので楽しめました。
2010/03/22
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ジョルジュデュブッフ サン・ヴェラン 199113日のワイン会の飛び入りワインです。完全な琥珀が入った黄金色で、ヒネています。シェリー香ムンムンです。でも食前酒や食後酒に少量飲むなら飲めますね。実に綺麗にヒネていて雑味はありません。力の無いワインが良いセラーで眠っている間に枯れてしまったのでしょう。チビチビやっていると不思議と飲めてグラスが空きました。まあヒネの勉強にはなりました。
2010/03/22
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【今なら!ポイント最大10倍中!】(~3月22日23:59迄)ヴォーヌ・ロマネ[2004]エマニュエル・ルジェ(赤ワイン) CP94ヴォーヌ・ロマネの勉強会で最後に選んだのはルジェの04です。ルジェのワインはジャイエ系ですが、独自の味を作っています。ヴォーヌ・ロマネの作り手としてはメオ・カミュゼと並んでDRCの次に来る作り手だと思います。皆さんの感想です。素晴らしいワインと思われた方が一番多かったです。@AAこれだけ違う@旨味系、酸味とフルーツのバランスが良い、Sophisticatedなワイン@とても長いよいんが良かったです。@味わいは滑らかで、花と番茶を感じるような香りで、癒されるワイン@今日一です。料理との相性もすごく良かったです。@ずっと飲んでいたい味と思いました。@カップメンのスープの香り@ミネラル、獣@やさしい香り、こくある味わい、バランス最高@木の香り、キレイな上澄み感、1ランク上のピュアさ@美味しいです。@最後であり、一番美味しかったと思う。@ストレートな果実味、まとまりのある酸。ピーマンのような青臭さも。言葉では説明できないけれど、味わいの中心にすごくエレガントで何か滋味深いものを感じます。これがフィネスということなのでしょうか?04らしい綺麗な酸でチャーミングで美味しいワインです。色はやや薄めのルビー色、香はラズベリー、チェリー、獣、赤身肉、ローズヒップ、味わいはエレガントで甘美な果実味、品の良い酸、柔らかいタンニン、適度な熟成感もあって飲み頃です。バランス良くとても美味しいルジェらしいワインです。素晴らしいですよ。
2010/03/21
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定評の造り手、ルネアン!さらに、ラスト・ヴィンテージ'04 これは買っとかないと!!ルネ・アンジェル/ヴォーヌ・ロマネ 2004 CP93これは良いワインですね。素晴らしいピノだと思います。残念な事はタヒチで心臓麻痺のため49才で他界されて04がラストヴィンテージだと言う事です。一言で言えば薄旨系の部類に入るワインでしょう。ただ凄くバランスが良く、果実味がエレガントで余韻が長く良いワインです。熟成感もありますが、若い時から美味しかったのでしょうね。バラやラズベリーの香りも長続きします。愛すべきヴォーヌ・ロマネです。ジャイエ系のハイセンスでエレガントなワインです。皆さんの感想は好評で90%A評価です。@とても綺麗な酸味のある赤い果実。フランボワーズ。イチゴドロップ。色も薄い。味はかなり好み!!時間が経つとモカ。@美味しいです。@フルーティーな香り、滋味深い、奥深い優しい味わい、とても良い。ソーテルヌにあるビニール香が、最後は紅茶@バランスある味わい@ピノぽい、エナメル バランス@グラスの底が見えて薄系をイメージ、飲んでみて「旨い」と思った。全体のレベルの高さを感じる、前の3つと比べて一つ上の格、風格を感じる。@酸とタンニンのバランスがよく、綺麗さを感じたワイン。@酸が細やかで、やはりヴォーヌ・ロマネはこうでなければ、美味しい!!足が長くボディーも@薄旨系、後半になってビニール系の味が出て来た。@好きです!@とっても美味!!@香りが可愛い
2010/03/21
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ヴォーヌ・ロマネ [2005] ルー・デュモン 750ml 2003 CP93【品種:ピノ・ノワール】【収穫量:28hl/ha】【平均樹齢:33年】【アルコール度数:】【生産本数:872本】【醸造】天然酵母のみで発酵。ベルトミュー社製とセガン・モロー社製の 新樽40%で18ヶ月間樽熟成。 無清澄、ノンフィルター。日本人の仲田さんが作るワインです。賛否がもっとも分かれたワインでした。今回お出ししたワインはタルディもエンジェルもルジェもジャイエ系の作りです。このワインだけがDRC的な仕上がりで豊潤で厚みのあるワインに仕上がっています。ジャイエ系とDRC系の作りの説明には良いワインでした。03という事もあって果実実が強く香りも味も濃密でクラスを超えた良いワインだと思います。ただ参加者の中には苦手な方のいらした様です。ワインはつくづく好みの世界だなと思います。果実味濃厚、酸柔らかく、タンニンは丸く、香りは肉食系、ラズベリー系で獣臭と森の下草、トリュフ腐葉土的香りを持った本格的ヴォーヌ・ロマネです。ミニ・DRCリッシュブールと言って良いと思います。皆さんの感想は@これは気にいった@美味!!@しっかりしたボディーで酸よりもタンニンが表に出ている、ある意味ヴォーヌ・ロマネぽくないかも@タンニンの強さが前に出てしまい、ヴォーヌ・ロマネにイメージするものと違っていた、ちょっと強い@時間が経って良さが見えて来た@濃いめ、旨い、複雑@獣臭、香りのパワーは強いが、味はやさしい、まだタニックかなり@飲みやすい@少し渋い感じがするが美味しいワイン@硬質的な香り。ジュヴレイもイメージさせるような?鉄分。甘くて重くて濃いワイン。好みにはあらず......。とまあこんな感じです。03の特徴も出た様に思います。17日のワインがブッショネとの指摘がありましたが、ブでは無いと思います。理由は香に全くブ香が無い、味の最後に沢庵・おが屑系の余韻が残るこれは先日飲んだDRCのラ・ターシュでも感じました。私の分析ではTCAではなく、Brettanomycesブレッド系の臭いだと思います。酸化防止剤の量が少ないのが原因の一つだと思います。香りも素晴らしく、味も良いのですが、最後の余韻に残る、「おが屑」系はBrettanomyces系のフェノール臭だと思うのですが・・・
2010/03/21
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