青い島のひだまりで

2012.05.19
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カテゴリ: つれづれ日和
BOOKOFFへ本を売りに行った。
父もミステリ系を読むが、いまいち好みがあわず…。

なんとかダブルところでは、
近頃は東野圭吾。
森村誠一、松本清張かな…。

父の読み終えた本が積まれてくると、
BOOKOFFへ行くのがここ何年かの決まりごとになっている。

吉村達也の作品もごくまれに混ざっていて、
「あ! これおもしろくなかった?」


14日の夜、ネットのトピックスで愕然とした。
さらにすでにネットで話題になったが、
「…突然ですが、私はこの度、死んでしまいました。
なお、QAZの正体、魔界百物語の真相、私の葬儀の段取り…」
と、公式HPで本人による訃報が伝えられたのには驚いた。

翌朝。
「お父さん、吉村達也、亡くなったんだよ!」
知らないと思って伝えると、
「新聞に載っていた」
あ、知ってた?






●roze-piのつれづれ日和♪






一応、吉村達也の本で出版されたものほとんど読んでいるから、
プロフィールくらいは認識していた。
だから、まだ亡くなるような年ではないと思ったのだ。

次の瞬間、不謹慎にも思ってしまった。
魔界伝説、どうなるの!?
QAZは?
迷宮入りぃ!?
そんな…。

続いて公式HPの内容を見て、
吉村センセらしいな、と思った。
自分の人生をもミステリ仕立てにして…。

魔界伝説シリーズは、1999年に出版された
「京都魔界伝説の女」ではじまった。
100冊のシリーズとは当初読んだ記憶がある。
正直、すごく引き込まれてしまい、これは全部読まないと
わたし自身は死ねないと思った。
と同時に、吉村達也は、自身が亡くなる前に書き終えてくれるよね!?
とも思った。

普段年間に何冊新刊が出るのか、
10冊以上なのかかなりのスピードで次々と出してくれたが、
この魔界伝説は思うように進まなかったようで、ぽつり、ぽつり。



この1年余り、わたし自身が吉村達也の作品から遠ざかっていて、
図書館で「ウイニングボール」を見つけたとき、
最近読んでいないことに気づき、魔界伝説シリーズも新たな企画として
スタートしたことを知ったばかりだった。

よし、これで読める。
この1年ちょっとの間読んでいなかった本、読まなきゃ。
そう思った矢先、その1週間後に訃報。

4月下旬に入院し、胃がんとわかり、そのまま亡くなったらしい。
ご本人もきっと無念だっただろうなと思う。
それでも、QAZの正体、明かしてくれるんだ。
100冊、読みたかったな…。

読者にそうまでいわれれば、作家冥利に尽きる、かな?




クリックしてね♪





◆作家って誰が好き?
好きな作家を聞かれると、正直困る。
今はほとんど読まないが、純文学系も好きだし、
最近では、ミステリ、ホラー、そしてファンタジー系。

どの作家の作品を最も読んだか。
そう聞かれると、迷わず吉村達也だと答えられる。
なんといっても、出している数がすごい。
200冊以上は作品があるはずだから。

吉村達也のどの作品が好きか聞かれても困る。
1冊を選べないくらい、印象に残っているものがある。
吉村達也は、ミステリやホラーのジャンルの作家でも、
単なる娯楽に過ぎない奥深いものを描いている。






◆最初に手にした作品
多分、ホラーのジャンル。
「先生」だったと思う。
もしくは「文通」かも?
おもしろいなと思い、作品リストを見たらかなり出している。
しかも「花咲村の惨劇」とかタイトルに
妙にひかれて手当たり次第読みはじめた。

いくつかシリーズがあって、
それぞれに主人公がいて、架空の人物とはいえ、
作中にその人生がある。

登場人物では、朝比奈耕作、好きだな~。
その背負ってきたものとか…。

氷室想介と舞はその後どうなるのかな?

志垣家警部と和久井刑事のコンビ。
和久井刑事は、結婚したのかな?

もう続きが書かれることはないにしても、
作中人物のその後は気になる。







◆文庫本本棚
わたしの部屋には文庫本用のスライド式本棚がある。
正直、本はもう増やしたくはない。
でも、印象に残った本は残しておきた。

基本、図書館で借りて読むがモットーだが、
吉村達也の本はそこそこ持っている。

吉村達也に代わるミステリ作家に会えるかなと思うと、
あれだけコンスタントの作品を出し、
楽しませてくれた作家にはもう会えないかもという気がする。

きょうもBOOKOFFで、吉村達也の本を見て、
もう新作を読むことはできないんだなと思った。
残念で仕方がない。
わたしの大きな楽しみの1つを突然失った気がする。

だが、ミステリは2度読みがおもしろい。
ミステリやホラーに限らず、どんな作品も2度読むと、
1度目には見えなかったことが見えてくる。

記憶の彼方にある作品もあるので、
ゆっくり読み直してもいいかな…。






◆ベルサイユのばら
スライド式の本棚だが、文庫本の数を減らして、
最前列は飾り棚&小物置き場。

やや下火になってはきたが、
マイブームはベルサイユのばら。

すぐ手に取れるところに置いてるのは、これだけ。
















木漏れ日の中で …roze-pi家の食卓日記
ディナープレート♪

黄昏屋敷の古井戸から …ホラーな日記。真実かって? それは、ひ、み、つ♪

恋するぴよちゃん

























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最終更新日  2012.05.19 19:47:32
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■コメント

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同じ  
すうみ さん
吉村達也さんの訃報、新聞で見てびっくりしました。腰痛は、癌の症状だったのでしょうか?図書館で、書店で新刊を見つけるたびわくわくしながら読んでいた唯一の作家でした。悲しいです。
本棚に新津きよみさんの本を見つけましたが、私も新津さんの作品いくつか読んでいたので、同じ…とびっくりしました。 (2012.05.20 11:32:56)

やり残したこと  
Pastoral Louise  さん
一週間ほど前になっちゃうのかな。
人気作家の突然の訃報って驚きとともに、私は彼の作品は読んだことないけど、
この先の作品の行方がとても気になりました。

ミステリー作家ということもあって、謎が解明されるように
準備してお亡くなりになるなんて、さすがに徹底していますね。

私もときどき、自分が突然死んだときのことを考えます。
常に身辺整理をしておくというのもなかなか難しいよね。
ブログはそのまま放置状態になってしまうのかな、、とか
考え出すと結果が上手に導き出されず、いつも
中途で投げ出してしまってます。
(2012.05.20 12:43:02)

すうみさんへ  
roze-pi  さん
はじめまして!
コメントありがとうございます。(*^^*)/
やはりわたしと同じく驚き衝撃を受けているファンの方、いらっしゃると思っていました。

そうですよね。新作は次々出るし、ふと思い出すとすでに読んでいない作品が、3、4作なんて…。
吉村達也という名前だけで、作品のあらすじなど見なくとも“おもしろい”って思えたのに…。
単独でおもしろいミステリ系もありますが、作家名だけで読もうと本を手にする人は、もういない、かも?
とても残念です。

腰痛は、きっとガンの症状だったんでしょうね~。
末期になると腰まで痛くなるみたいです。きっと若かったので、進行も早かったのではと思います。

吉村達也のほかには、新津きよみ、折原一、小野不由美、綾辻行人、
貴志祐介などが好きな作家です。
本の話はマニアックなことになってしまいそうで、あまりブログネタにしませんが、よかったらぜひまた来てください。
(*^^*)/☆
(2012.05.20 13:09:18)

Pastoral Louiseさんへ  
roze-pi  さん
そうなんです。
なんだか自分の心情をうまく語れないけれど、大きな衝撃でした。
当然、知り合いとか友達とか親とかそういう対象ではないから感じ方は違うと思うけれど、
今なお、ずしーんとしたものがわたしの内奥にあります。

東野圭吾とは全く違う感じだけど、おもしろいよ。
初期の頃はトリックを使ったような、ちょっと本格推理っぽい作品もあるけれど、
次第に心情的なことや、広義のミステリっていう感じになってきたけれど…。
東野圭吾は理系の知識が豊富な人の作品という感じで、それでも、「麒麟の翼」や「容疑者Xの献身」など、この人の作品も奥深いものがあるよね。

心底、吉村達也の作品に惚れ込んでいたんだと、亡くなってからあらためて気づいたような気がします。
(2012.05.20 13:20:08)

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