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いきなり題が野球選手の名前だと勉強に関係ないかのように見えますが・・・勉強の話です。 私は、野球大好き人間です。今の仕事の一番嫌いな所は、野球観戦しにくいところ。と思っているくらいの野球好き。 今日のお題の「仁志選手」野球に詳しい人ならご存じでしょうが、この選手は、ここ数年好不調を繰り返しています。それも割とわかりやすい理由で。 巨人時代、原監督になったとたんに成績が急降下。 ところが、堀内監督に替わると急に成績急上昇。 ところが、原監督にまた替わると急降下。そしてトレード。 そして、成績急上昇。そして今年。 この選手いつも思います。「大人げない。」監督次第というより気分次第で頑張りが全然違ってきます。 堀内監督のときは、キャプテンに指名され、秋期キャンプでも期待満点の特別特訓。 「おれはおまえに期待してるぞ」ビームを監督からビーとやられると・・・ やる気満々。 ホント子どもっぽいこの選手。おそらく周囲にいたら付きあいづらいだろうな・・ と思いつつ。一野球ファンとしての立場だけなら、人間くさい愛すべき選手。 この選手を見る度に、生徒の気持ちの問題は実に重要だと再確認。 この「気分」の問題は、勉強においても実に重要。 やる気の引き出し方次第で能率は全然違います。これは勉強も同じ話。 私の今までの経験でも、やる気のある状態ならば暗記教科の一日1000問なんて超楽勝。 科目によっては2000問だって出来ちゃう。ホントはもっとできる。 2000問といえば、問題集だと大体50~120ページといったところ。 私の経験上からいうと、やる気+工夫が相乗効果を発揮すると200ページだって超楽勝。 この「やる気」の最大の栄養源は、「気持ちよく」+「優越感」。 「ランナーズハイ」という言葉は、ご存じの方多いと思います。 勉強でも似た面があります。「ゴール」とか「目標達成」とか「新記録」とかそういう「達成感」をともなってくると、苦しかった勉強もだんだん楽になってくる。 というより、ランナーが「もう1キロ」「もう一分」と思うように、「もう一問」「もう1ページ」と思い出す。 私は、中学生を教えていた際に、見込みのありそうな子ども達によく数検の飛び級作戦を仕掛けていました。 やる気のある子達だと、一年分の問題集を2~3週間で仕上げるなんて珍しくもなんともありません。 「先生は、今まで何人もそういった生徒を育ててきた。」「君は見込みがある。」「このままいくと新記録だ。」「こんな早く仕上げる生徒を見たことない。」等々 こんな台詞を言えるシチュエーションが整うと、もうその生徒は仕上がったも同じ。 あとは、ほとんど自動ドア。質問も向こうから勝手にもってくる。 意識もどんどん高くなる。細かい疑問をどんどん褒めてやる。そうすると、 注意力のレベルがどんどん上がってくる。 そして、2・3年先まで問題集を仕上げてしまうと、もう段違いの力というより、位違いの力。だから絶対に負けない。地区一位なんて当然のようにとってくる。学校で一番なんてもうほとんど当然の前提問題になりさがる。 しかし、このパターンが使いにくいのが浜学園。 低学年だと1~2学年先までやってる子なんて、両手の指を使っても足りない。 しかも、小学生は、もともと意識レベルが低いので、もともとこの作戦はとりにくい。 モチベーションよりも、鬼母のほうが即効性が高い。ように思える・・・ しかし、しかしである。 鬼母作戦は、子どもが反抗期を迎えた途端に・・・ 鬼母作戦に対抗するために、自傷作戦に打って出る子どももいるくらい。 深夜に救急車を呼んだのでは・・・ それに、どんな子どもでも必ず中学生になる。高校生になる。 鬼母作戦は、賞味期限切れは、もうすぐです。 とは言っても、この「モチベーション作戦」は、タイミング・シチュエーションを間違えるとただの「甘やかし」。 だから、「濫用」は禁物。「適当」な使用も禁物です。 しかし、使用方法が適切ならばスゴイ威力を発揮します。 この作戦は、鬼母作戦を濫用しすぎると、使用不可です。 ん~。実に難しい。 今夜もアルコールが回ってきました。そろそろ文章が支離滅裂になりかかっています。 だから、鬼母作戦も、遠く先まで見通した上で使って欲しい。 がんばれ。お母さん。
2008.05.31
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受験生を見ていると知らない人が見るとびっくりすることがよくある。今日は、その1つ。受験間近のころ、合格ラインぎりぎりの生徒達の社会の重要事項の定着状態を調べていると・・・どの参考書でも太字になっている用語の中でも特に重要なもののみ1000程度を調べてみると・・・・偏差値60程度の生徒でも200ぐらいはいい加減。もちろん、60程度の偏差値を持っているので、そこそこ細かいことも知っている。しかし、基本中の基本でも2割程度はいい加減。小学生・中学生は若くて頭が柔らかい。だから、算数・数学では大人以上のスピードや発想力を見せることがあります。しかし、管理する力は全くといってない。ほんの一握りの例外を除いて・・・だから、社会などの暗記については、基本が完璧になるだけで偏差値60程度にはすぐなります。難しい授業や、テーマを勉強すると、なんか訳の分からない充実感はある。しかし、優先すべきは「よくでるもの」をマスターすることのはず。その優先順位は、意識せず。難しいもの、新しいものに取り組み続けると・・・いろいろ講座はとったけど、偏差値が上がってこない・・・というおきまりのパターン。この場合、さらに悪いスパイラルに落ち込むことがよくあります。偏差値が上がらない → さらに講座をとる → さらに時間が不足し、復習がいい加減になる→ さらに定着率が悪くなる → 偏差値が上がらない → さらに講座をとりたくなる。→ どうしていいかわからなくなる。恐ろしい・・・講座を増やす前に、まず今やっていることを見直してみましょう。がんばれ。小学生。
2008.05.23
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習い事は、そろそろ止めた方がいいですか?毎年必ず複数の保護者から質問をうけるこの内容。答えは、ケースバイケース。当然のことながら、まだ志望校の水準にはるかに距離があるのであれば、「そろそろ集中して・・・」とか、「勉強時間を増やせるように・・・」という答えになる。 もう既に、合格水準に余裕を持っているのであれば、「毎年、習い事も続けている生徒さんは、いますよ~。」という返事になる。 考えてみれば、当然のことしか答えていない。 では、なぜわざわざブログにするのか? それは、習い事を続けている生徒に副産物を感じるから。 どんな副産物かは、受験当日にのみ感じることです。 毎年、合格ラインぎりぎりの生徒が緊張感一杯の顔つきで朝現れることがあります。 ひどいのになると、顔に「私は昨日寝れていません。」と書いてある。 この場合、顔を見た瞬間心の中では「諦めムード」。 もちろん、必死で励まします。しかし・・・・ このプレッシャーに負けてしまうかどうかの場面で、「場数」を踏んでいる生徒は実に強い。 発表会でも受験でも何でもいい。プレッシャーをくぐり抜けてきた数がものをいう。 あまり、プレッシャーのない行動が目につくと、お母さん達は「こんなんでいいの~?」と聞いてきます。 全然大丈夫です。 この手のタイプは普段以上の力が出る可能性すらあります。 もちろん、受験である以上、合格する力がなければプレッシャーもくそもありません。 だから、力がないのに、「習い事を継続する」という選択肢はありえません。 ただ、そうでないのであれば、こういった側面があるということも考慮にいれてみて下さい。 がんばれ。小学生。
2008.05.17
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この時期に限ったことではありませんが、六年生の親御さんは春先から常にお子さんの状況が心配になります。特に、今の仕上がり状況がこれでいいのだろうか? ・・・・と。浜の算数は、図形・速さなどは公立高校入試と比べても勝るとも劣らずと言えるほどの内容です。当然ながら早く仕上がる生徒はほんの一部の生徒に限られます。「うちの子は、まだこんな事もできない・・・」という心配は、実はほとんどすべ゛てのご父兄が感じられていること。 実際に、目標の第一希望の学校に合格した生徒でも、2ランクぐらい下の学校の過去問を9月ぐらいにやると、合格ラインのはるか20点くらい下しかとれないなんてことは、ホントよくあることです。 だから、この時期の仕上がり具合が・・・・。なんていうのは、珍しくもなんともありません。 勿論、それでいいと言うわけではありません。 しかし、偏差値50台後半の学校であれば、B問題を何度も反復し、直しをしっかりおこなえば、心配はほとんどありません。 、秋口になったときに、以前やった範囲のB問題レベルにできない問題が大量にあるようだと、これは心配です。私も。 秋口にB問題レベルの履修済みの問題にスムーズに手が動き出すようだと、50台後半の学校であれば、万全とは言えないまでも、まあまあの状況です。 こんな感じなので、今の時点で過去の履修範囲に未理解箇所があるというのは、問題ではありますが、深く心配する段階とはいえません。 今は、反復・直し・弱点補強を1つ1つ丹念に取り組むべき時期です。 また、それで十分だと思います。 焦りすぎて、親子げんかを頻繁に起こす方がいらっしゃいます。 問題なのは、こっちの方です。親子げんかは、その時間帯によっては、その日一日生徒さんは勉強できなくなってしまいます。 むかついた精神状態では、勉強ははかどりません。 反抗期を迎えた小学生は、日によって精神状態はまちまちです。 押したり引いたりしながら、見守る必要のある年代です。 ただ、これだれは言えます。 年がら年中喧嘩している生徒さんの合格率は決して高くない。 統計はありませんが、体感温度ではかなり低い。 厳しいことを言うなと言うつもりは毛頭ありません。タイミングと頻度は気をつけてくださいと言いたいのです。。所詮は小学生。厳しく言う人は絶対に必要です。 その折角の親心がマイナス方向に働かないよう気をつけてください。 がんばれ。お母さん。
2008.05.15
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算数は、出来ればいい問題と、即座に出来なきゃいけない問題があります。例えば、中学生の因数分解や、小学生の九九。これは、見た瞬間に手が動き出さないようでは使い物になりません。多くの生徒は、上記の九九ほど意識していないものの、実際には同様に即座にできないとこまるものはたくさんあります。例えば、割合計算で、「200円の15%は?」と聞かれてすぐに答えが出てこないようでは・・・小6で5秒以上かかるようだと、かなりシンドイ。ところが、小学生本人に任せておくと、基本問題でも「できればイイ。」と考えがち。ただ、基本問題は、即座にできないようだと、応用問題は授業で説明する方は、待っていられない。大多数は反応できるから。また、待っていてはカリキュラムを消化できないから。そうすると、授業から置いて行かれてしまう。六年生でC問題中心に授業を展開するクラスでは、少なくともB問題の前半戦は、即座に解答方針が立たない生徒は、ついていけません。毎年、このクラス帯では、思考が停止してしまっている生徒がいます。ほとんどの場合が、基本問題レベルが即座に反応できない生徒。このクラス帯でC問題を解説する側は基本から説明していては時間不足。従って、当然に置いて行かれてしまう。これらの生徒は、後で、一対一で基本原理から話してやればほとんど解決できます。しかし、毎回それをやることは絶対に不可能。そうなると、成績がどんどん下降線を辿っていくことになってしまいます。こうなると、後は悪いスパイラルにはまります。授業中の理解不能 → 復習不能 → 成績低下 → 意欲低下→ 授業態度の劣化 → 担当教員との関係悪化 → 更なる授業の理解不能→ ・・・では、どうすればいいか。普段の勉強がしっかりできていれば、さほど深刻に考える必要はありません。例えば、最レ生は、「計算問題の特訓」が配られています。この本は、「計算問題?」と思うほど、計算以外が大半を占めています。普段からしっかりやれていれば、大半の分野は基礎固めができます。また、5年の演習教材をB問題だけでも、二度回せている生徒であれば、基本レベルが即座に反応できないなんて・・・考えられません。一度だけでも直しまでやれていれば、多分大丈夫。(あくまで、「多分」ですが・・)速さ・割合・平面図形などは、小学生といえども理論の積み上げがキツイ分野。そうなると、これらの分野は上記の現象発生の要注意分野。また、これらの分野は入試の頻出分野でもあります。だから、これらの分野が苦手な生徒は早めに復習にとりくんで欲しい。がんばれ。小学生。
2008.05.14
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算数のノートと成績を見比べるとある因果関係に気がつくことがある。授業中最も丁寧にノートを写す生徒がそのクラスで成績は下位に沈むことが少なくない。最下位の場合すらある。なぜか?この類の生徒の多くは、帰ってから親もしくは、家庭教師から再度指導を受けている場合が多い。そのため、授業中の内容を正確に写してくるよう求められる。しかし、所詮は小学生、「正確に写す」ことを求められると、板書を写すことのみに集中し、「内容の理解」はサッパリということがある。しかも、決して少なくなく。 一方、ノートは、ただの落書き帳の状態の子が算数はよくできる場合もある。このケースも少なくない。この類の生徒は、授業中実によく問題を解いている。ノートを写すことに集中しきっている生徒が問題をほとんど解かない(忙しくて解けない?)のとは対照的だ。問題をじっくり考えていれば、説明はよくわかる。浜のカリキュラムは講習も含めて何度も同じ範囲が繰り返される。たとえ、ノートをなくても、復習はできるしくみ。だから、毎回毎回の理解を優先しても大丈夫。それに、ノートがいい加減でも、浜の教材は解答がしっかりしてます。もちろん、解答と板書が異なることはありますが・・・もちろん、問題にしっかり取り組んで、ノートもしっかりとる。これが理想。これができる生徒ならば心配ない。ただ、両方しっかりできる生徒は決して多くない。二兎を追う者は一兎をも得ず。プライオリティーはしっかりと・・・がんばれ。小学生。
2008.05.12
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平常をとり、日特をとり、夏期講習をとり、・・・・それでも偏差値が55を越えない・・・という君。君には試してもらいたいことがある。平常の三ヶ月前の基本問題をやり直してみてくれ。スラスラできればいい。詰まりながらでも自力で進むのであれば・・・進まない人はいるか?進まない君、平常以外の授業は受講中止しなさい。そして、平常の問題を最低三回繰り返しなさい。平常の問題の質問を徹底的にしなさい。上記2行のことができていないならば、他の講座をとるのは止めなさい。反復練習・未理解箇所の撲滅 この2点がしっかりできて偏差値55以下ならば、勉強以外の道を探すことをお薦めしたい。しかし、毎年たくさんの講座を受講して成績が上昇しない生徒は大勢いる。はっきり言って、たくさんいる。しかし、各ページを完璧になるまで反復練習しきった生徒で、偏差値55を越えない生徒は見たことがない。理解・暗記・定着の基本は「反復」にあり、もうすぐ、ワインが一本空きそうだ。ちょっと今日は本音が過ぎるので今日はこの辺で。がんばれ。小学生。
2008.05.05
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算数は暗記科目という意見がある。もちろん、全面的には、賛成しかねる。算数は三段論法・理屈・すじが圧倒的に大切な科目である。しかし、全面的に賛成しかねるだけで・・・部分的には大賛成なのがこの意見。なぜか?演習教材を一回しかやってない生徒と、複数回やった生徒の理解度・定着度は、平均値をとれば大幅な違いがあるはず。統計値はないが、体感温度としては偏差値的に10程度の違いを感じる。ひょっとすると、もっとあるかもしれない。一度理解した問題をその後、全く記憶していない生徒の成績の伸びなんてたかが知れている。というより、のびていない。であるならば、一度理解したならば、あとは「暗記科目」と割り切るのも1つの考え方。と言いたくなるぐらい結果に開きを感じます。がんばれ。小学生。
2008.05.05
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小学生・中学生を指導させていただく際に、よく気になることがあります。それは、「できるまでやる」という意識が大変希薄だということです。 スポーツの練習をする際に、失敗をしたプレーに対し、やり方を確認しただけで練習を終える人はいないと思います。しかし、勉強の際になると、終わりたい気持ちが最優先。やり方を確認したら、ハイおしまい。しかし、これは大問題。なぜか?これでは、「わかったつもり」は絶対に排除できません。おまけに、実際に解いたときと比べて、定着率は極めて低い。 ちゃんと解けた場合でも、定着率はさほど高くはありません。であるならば、やり方を確認しただけの場合は・・・・・ もちろん、すべての問題について実際に解かないとまずいわけではありません。しかし、最低限5年生までは、実際に解いてください。6年生もB問題までは解きましょう。 そんなことを言われても、時間がない~。という人。講座選択の再検討が必要です。浜学園の収支改善よりも、自分の学力向上を優先してください。それでは、がんばれ。小学生。
2008.05.04
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