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風船カズラ南面のオープンエア・バルコニーの植え込みの花を観察したついでに東面の屋根下ベランダを見ると勢いを失った数鉢の花の他に手すりに這わせておいた風船カズラが大きく育っていた。実はこの大型プランターには今年挑戦したハヤトウリが植えたあったがこの挑戦は見事失敗、全株枯してしまった。そしてその辺にあった風船かずらの種を撒いておいたものだ。主役が姿を消して今や三軍から一軍への大抜擢である。こ の植物の特徴は幹蔓が支柱に絡むのではなく、蔓から生えた髭が棒でも糸でも隣の蔓にでも、とに角自分より頼りになると思ったものに纏わりついて自分の行く 先を決める。頼りになるものが無いと隣の蔓同志で絡み合って三本の矢ではないが二本の矢で支え合って上に延びて行く。透けるような薄い葉っぱから受ける 弱々しい印象とは裏腹に逞しい植物である。さらに茎から花が出るのではなく触手の様に伸ばした髭の先から花柄が伸びてくる。こんな細い髭では実の重さに切れてしまいそうだが、花の後に丸いエンドウ豆のような鞘が出来る。その実のようなものは空気で膨らんだ風船で果実は詰まっていない。成長につれて2,3日でパンパンの風船が風に揺れて涼感を演出してくれる。マンション生活では昔のように風鈴で涼感を演出する訳にもゆかないがこれなら誰にも迷惑はかからない。数日にして黄変し。やや柔らかくなると風船の中部で釣り糸の根元あたりに綺麗なハート模様を付けた種が3個付いている。見事な形である、このことを知らない少女にふいに差しだしてプレゼントすると喜ばれること必定で、80才近い爺と少女との間に数秒間の会話が成立する。ここ数年間野外で採集した種を使っていたが 今年は自家製の種がたっぷり出来た。楽しみである。
2013.08.29
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晩夏の植え込み 盛夏の時期、我が家の植え込みにも街の園芸店にも草花が殆んど見られなくなる。まして今年の夏はひどすぎる天候で草花は消え去り、昨年自然落下した種からの花や多年草の花が彩る程度である。ここ数日朝晩はしのぎやすくなりすっかり衰えていたジェラニウムの赤が大分復活してきて、晩夏の花ハツユキソウが大分白くなってきた。 花自体も白いがハツユキソウの白い部分は葉っぱの符である。それまで緑であったものが夏の盛り辺りから白く変色する。種は自然に落ちて翌年芽を出す。植え込みの片隅に数年前から陣取っているのはキャッツテイル、花房は雑草のネコジャラシに似ているが赤い尻尾の猫などいるのだろうか。確かに風になびく様子は子猫が尻尾を立てているところに似ていなくもないが。さらにもう一つこの頃になると赤くなるのが、冬のポインセチアの仲間ショウジョウグサで、サマーポインセチアとも称される。我マンションの空き地にはこれが群生していてそろそろ地面一体が赤く染まるころである。これもハツユキソウ同様緑一色の葉っぱが突然に赤い符を付け始める。ショウジョウ(猩々)は想像上の動物で殆んど猿の様で真っ赤な顔が特徴、日本の古典芸能ではしばしば重要な役を演じている。ほったらかした花壇に自生するこれらハツユキソウ、キャッツテイル、ショウジョウグサは皆トウダイグサ(灯台草)属に属している。本家トウダイグサはこの時期多くの海岸に見られるが花座から柄を伸ばしその先に3室から成る種室をつけさらにその天辺に雌蕊を付けているのが特徴である。。 ベランダで花の写真を撮り部屋に戻ろうとする時、窓ガラスに何やら蜃気楼のような影があった。よく見ると視界の裏にある大学病院と駅前マンションの影がガラスに投影されて出来た影であった。本来ならマンションの幅全体に広がる富士山が投影されていたことを思い出してしまった。ガラス戸を通して見たベランダや街の光景とそこに投影されたモンスターのような影が世界遺産富士山をすっぽり覆い隠してしまったことが恨めしく感じる。
2013.08.28
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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)今日は気温30度、湿度50%、青い空と澄んだ空気、まさに理想的な夏の天候である。それにしても今年はひどすぎる、日本には八百万の神が居るのだから少しは弱者のことを考えてほしいものである。今日の様にやれば出来るのだから。酷暑に外出もままならずブログネタに事欠くが、こんな時期はベランダの植え込みが頼りである。雀か尾長か知らないが時々野草の種を含んだ糞をプレゼントしてくれる。狭いベランダとて毎年生える常在的雑草はすぐ取り除かれ、変わった草は一夏の命を許されることになる。どんな花が咲くのかと大事に育てられ同定されたその植物は次の年育つことはなく、一夏のお付き合いである。今年一夏の客はヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)で、今や我が家で育つ最大の植物である。元々名前の通り外来種であるが今や日本全国どこの空き地にも見られる大型の野暮な雑草である。茎は赤く大型で花や果房は魅力的である。野暮な樹葉に似会わず何と清楚な花である。白い5弁の花に見えるが下の写真を見るとこれは多分ガクであろう。緑色の果実(子房)は美しく雄蕊の上の乗っかってその中心には小振りな雌蕊が付いている。受精率は良いらしく全ての果実は成長してクラスター(果房)を形成している。花の時期、白かった顎らしきものは茎と同じ紅色に変色しているので やはり花弁ではなく茎の一部である顎なのだろう。 実は形状、大きさ、色、頭部の棘などどこから見てもブルーベリーに見えてしまう。美味しそうであるが実は有名な毒性植物なので人間は勿論家畜にとっても有害である。根、幹、葉、実の順に毒性が下がり、実自体は毒性が弱いので美味しいと言って食べ、ブログをものした人もいるが良い子は絶対に真似るべきではない。ただ食べるものが無い戦後この豊かな葉を湯がいて毒抜きしオシタシにした人はいるらしい。果房を含めて果実が落ちた後も蝋細工やガラス細工そっくりである。
2013.08.27
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こけし雛・誰か貰ってくれませんか昭和23,4年頃、今から65年位前の物資の無い時代に妻の母親が三越で買い揃えてくれたもの。巾25センチ位の五段飾り、勿論変色はしているが20回位飾っただけのものなので傷みはない。 木製なので当時の工芸品としての史料価値は十分と思われる。 希望者は今月中にコメント欄に反応してください。 希望者複数の場合は妻にくじを引いてもらって当選者を決めえます。
2013.08.18
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私の喜寿 生来病弱な私は若い頃70まで生きるのが大きな目標であった。それでも旅好きで何時でも旅先で人生を終えていいと思っていた特に八月は夏休みの旅行で誕生日を旅先で迎えることが多かった。二人の息子には計3人の子供がいるが彼らはこの他に従兄弟もおらずファミリータイを結ぶため毎年お盆には一族9人での合宿をもう十数年続けてきた。その私がなんとなんとこの八月は喜寿を迎えたのである。すっかり体力が無くなり酷暑の旅行は厳しいが今年はアクセスが楽な箱根に行ってきた。もう30年以上会員をしていて馴れた会員制ホテルに宿泊して子供・孫達で祝ってくれた。ロウソクで77をどう表現するのかと思っていたらなんのことはない”7”之文字ロウソクが2本立ててあった。このホテルは国立公園内とで森の中に隠れるように建つ2階建てで斜面に沿って建てられ、外からは殆んど認識できず、部屋からは芦の湖が望める翌日孫達は炎天下ロープウエイやケーブルカー、遊覧船などを乗りついで出かけて行ったが私は部屋で休憩し、午後歩いて3分ほどの処にある湖尻に散歩に出た。お盆期間中だと言うのにボート乗り場も賑わっていない。係のおじさんに聞くと今年はガソリンの高騰でマイカーがぐっと減ったそうだ。ボートに乗るような子供連れはあまり来なかったみたいである、アベノミクスもまだまだ末端までは及んでいないことが読み取れた。海賊船を摸した遊覧船の方は賑わっているようであるが船着き場まで足を延ばしてみると客のかなりの部分(大部分?)はアジアの観光客の様である。中国語(台湾語?)、インドネシア語、韓国語でわめきたてるガイドに導かれて次々と乗船して行った。2年位前に比べてインドネシアからの観光客の増加が印象的である。(年は取りたくないものである。旅行にカメラを忘れて行ったのは生涯で記憶が無い。 iPOD toutchの画像はやはり粗い)
2013.08.16
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暑い8月10日今日8月10日はどう云う日だろうか。まず個人的には365X76=27740日生きて来た日である。病身な身としてこんなに多くの日を迎えられるとは思ってもみなかった。つまり今生きている時間は私にとっては全て付録のようなものである。1ページ毎が貴重な筈なのにそんな過ごし方が出来ているだろうか。昨日は全国各地でで真夏日が最も多かった日で四万十市では39.3℃を記録した。 そして今日天気予報は40℃の可能性を予報している。今日は我が家の温度計を頻繁に見ているが12時半に39.3℃(13時 38.6℃)とこの温度計の新記録樹立である。今日は予約をキャンセルして終日家に籠ることに、今これを書いている。昨日は長崎原爆記念日こんな暑い日に生き残った人でも炎天下全身火傷の被爆者はどんなに辛かっただろう。単純思考ではあるがやっぱり原爆・原発はどうしてもセットで考えてしまう。人間が制御出来ない、そして廃棄物の施設を持たないわが国での新しい建設はあり得ないのではないだろうか。鎌倉にある我が菩提寺は毎年この日にお施餓鬼供養を行い、新しく入仏した人の名と共に長崎原爆犠牲者の命日として供養を続けている。そんな訳で暑くても体が動けば毎年北鎌倉まで足を運んでいる。この暑さの下多くの外国人観光客が押し寄せていた。鎌倉と言って北鎌倉は中心街と違って両側を山に囲まれた細い谷筋の街でちょっと道路と鉄道をそれると、そこは山の中を感じる場所である。市街の大きな谷から直角に延びる小さな谷に沿って20近い塔頭を従えた円覚寺があり我が菩提寺はその塔頭の一つである。xx庵と称される塔頭は大きなものあり、小さなものあり、庵主、立地条件などによりバラエティーに富んだ存在である。我が塔頭は比較的谷の下側に位置し街に近く、寺としての立地条件には恵まれている。おおくの塔頭が山あいの洞窟の上にあったり傾斜地の樹木に覆われた小さな庵なのに比べて、歴史的には古い部類のものであるが、本堂は音楽会など広く文化活動に供用され現代的運営をしているのを気に入り此処の檀家になった。言葉出来ない位暑い堂内であるが寺内十数庵の庵主が集っての読経は朗々と流れて行く。厳しい禅の修行を終えて得度した僧は修行によって得た独特の自己制御法を身につけているのであろうか、1人として額の汗を拭ったりはしない。昼食を頂いて寺門を出る時あまりの暑さに谷の向かい側にある鎌倉女子学院の校舎が揺らいで見えた。庵から山門までは坂道を少し下るが沿道には古い崩れかけた石仏が木の切り株の傍に配置されている。石の質から見て寺内の崖に彫られた石仏が崩れたものを住職が道しるべにしたものであろう。それぞれに良い表情の仏たちである。
2013.08.10
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風船カズラ暑い夏とて外出も少ない、とたんにブログネタが尽きてくる。身の回りで何か探してみよう。我が家は8階に位置するため強風が吹き、育つ植物は限られてくる。今年はバイオカーテンを計画してハヤトウリを植え、日陰と瓜の一石二鳥を目指したが春先の勢いはどこえやら、大きくて厚い葉っぱは風に弱く、全て枯れてしまった。今は鉢の傍らに植えておいた風船カズラがその小さくて薄い葉っぱを風にひらひらなびかせてぐんぐん成長している。子供の頃、富山の薬売りのおじさんから貰った紙風船そっくりの空気でで膨らんだ風船の実が沢山ぶら下がるようになった。ベランダは書斎のすぐ横である細かく観察する機会を得た。主幹の蔓からバイロン糸のようなしっかりした蔓が生えてナイロンネットに捉まる、いったん捉まるとさらに枝を伸ばしてその先に小さな花を付ける。花の後米粒大の緑の固まりを生じ、翌々日位には小さな三枚羽の鞘嚢が出来て風に揺れる。一日経つと茎から真っすぐ伸びていた鞘嚢が垂れて来、嚢は空気をはらんでやや膨らんで来たなと思う間もなく綺麗な風船が出来上がる。今時の子供は風船と言えばゴム風船しか思い浮かべないであろうが、昔風船と言えば紙風船であった。この風船は十分に空気をはらんでいて摘むとぶよぶよであるがしっかりしている、正しく昔の紙風船の様である。瓜類の様に実が重いとこんな細い枝蔓の先に花や実を付けることは不可能であろうが何しろ風船である今年植えた種は昨年散歩中に垣根から頂いてきたものであるがベランダから採取した風船からは3粒づつ綺麗なハート印を付けた種が採集できる。私はいたずら心でこの実を小銭入れに何時も偲ばせている。小銭で払う時わざと(自然に)こぼす。そうするとお嬢さんが「アラ!」と目を輝かす、「どうぞ、差し上げます」、「有難うございます、可愛い !!」心地よい会話が生じる。若い娘には嫌われがちなオジンも努力はしているのである。
2013.08.05
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