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馬喰町にあるギャラリー、ART+EATさんで、早川純子さんの作品を拝見。インドネシア、ジャワ島の伝統芸能ワヤンの演目をテーマにした絵本『山からきたふたご スマントリとスコスロノ』の編集に携わられた編集者からのご案内&ご紹介。運良く早川さんもおられ、しばし歓談。 「普段の作風とは違うけれど」と言いつつも、しっかり世界を自分のものとされていました。その繊細な作品(原画)の数々に付けられた、自筆のコメントが、プロダクションノート風で面白く。。。 割り稽古的に観たワヤンでは納得できなかったけれど、最後に演目の全てを観ることで、独特な演出や動き、そこに込められた魂がストンと自分の中に落ちてきた、とは早川さん談。 『山からきたふたご スマントリとスコスロノ』は双子の兄弟のお話。双子ではないけれど、強い絆で結ばれた兄弟で仕事をしている私としては、兄弟ネタには手放しに弱い(笑)。しかし、ホント、似てない兄弟なんだ。スマントリとスコスロノ(苦笑)。 ナチュラルで、不思議と肩の力がスッと抜ける、とてもよい香りのするギャラリーの雰囲気と相まって、素敵な展でした。 ホント、うっかりすると、いつまでもボーッとしていたくなるような、時間が止まった様な空間はクセになります。(了)【送料無料】スマントリとスコスロノ
2011/09/22
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でもって、沖縄で活躍したのがGosh(ゴッシュ)のサンダルfrom Mexico。スペインとかメキシコとか、その手のフットウェアが好きなんです、基本的に。ビルケン・デビューしようかな、とチラりと思いましたが(w)、なんか色気がもう一つない。というか、自分らしくないなぁ、と思い、気軽にコチラで。履き心地もよく。。。 でも、同じGosh(ゴッシュ)でも、別モデルのは少し革が硬かったなぁ。こっちのモデルは、とにかくレザーが柔らかい。なので、ヒールまでしっかりホールドしてくれるのに、着脱がノーストレス。思わず、ショップの店員さんに「つぶして履くの?」と確かめてしまうくらいの柔らかさで、病み付きになります(w)。 しばらくはGosh(ゴッシュ)以外のレザーサンダルは履かないです(断言)。(了)メキシコ生まれのエスニック・サンダル☆◆◆GOSH 10B2 Lencho◆◆ゴッシュ/レザーサンダル(メンズ)
2011/09/21
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知人の結婚式で、去る連休、沖縄に行ってきました。いつもは、大抵ブセナテラスが定宿です。これは、別にリゾート目的、とか高級志向、というつもりもなく(笑)、たまたま沖縄に住んでいた当時が、サミットの前後。とにかく、サミットの会場になるということで、そのタイミングで、全従業員がホテルオークラを招聘して徹底的な研修を行ったそうで、その利用のしやすさ、何よりホスピタリティに感じるものがあり、以来定宿として来たのです。 ですが、今回は台風の影響も懸念される中、那覇市内での移動がメインになる、ということで、思い切って、コンドミニアムに宿泊することにしました。 ある程度、沖縄のリゾートホテルは泊ったり、訪れたりして来たので、その素晴らしさは十分堪能したので、ちょっと気分を変えて、プライベートな感じで過ごしたいな、という気持ちもあったので、BLESS*THIS*HOUSEさんにお世話になることに。 ここは、以前チラシをもらっていて、一度泊ってみたいな、と思っていた気になる宿です。 こちらBLESS*THIS*HOUSEさんは、何度も沖縄に足を運んでいる沖縄中級者やリピーターなら、是非お勧めしたいコンドミニアムでした。 空港から車でわずか4、5分の距離にありながら、騒音もなく、まず旅の拠点を作るにはもってこいの立地条件。 加えて、部屋がとても広く、しかもリゾート気分を醸し出す演出もまめに施されていて、一般的なコンドミニアム、というイメージとは大きく違い、ラクシャリーな感じさえあります。もっとも、この贅沢感は、やはり清潔感ある広い居室。これに尽きます。 着いたその日から、まるで自宅のようにくつろげるのは、この広さと、数日の滞在なら十分すぎるほどのスペック(キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、重宝するのが洗濯機。旅の荷物が最小限で済みます)。そして、プライベート感。海外で言えば、バカンス時に、ちょっとだけリゾート地の部屋を借りる様な、そんなニュアンスです。 ただし、最初に中級&リピーターなら、と断ったのは、那覇市内までも近距離でありながら、実は那覇市にはバスレーンの時間帯や、車社会の常として、通勤・帰宅時は、道路が非常に混雑します。そうなると、那覇市に入るのはおろか、那覇市よりさらに遠方への計画を立てていても、渋滞に巻き込まれて時間が読み切れない、という事態が生じ、あまり沖縄に慣れていない人で、様々なプランを満喫しようとしている人には、ちょっとつらいかも知れません。 ゆったり、のんびり、まるで故郷に帰ったかのように、あるいは、じっくり心身を癒し、マイペースに沖縄の自然や風土に包まれたい。あるいは、パックされたリゾートホテルのサービスはもう飽きた。そんな方には、最適なベースキャンプとなると思います。 なお、重ねて部屋が広いので、子供連れ、大人数での家族旅行など、「ホテルはちょっと…」という方も、気楽に、気兼ねなく利用できるホスピタリティがあります。是非興味のある方は利用してみてください。(了)▲ゆったり広く、清潔感あるシンプルな居室。天気の良い日にはバーベキューもできる屋上からは、空港をはさんで沖縄の海も見えます。
2011/09/21
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『空海と密教美術展』@トーハク、行ってきました。しかし暑かったなぁ。。。なんでも、9月13日、入場者数が40万人を突破したそうで…。密教美術1200年の原点、ここに集結。うーん、なんだかスゴく仰々しいなぁ(笑)。緊張。あ、密教、っていう言葉がそう思わせるのか…。 なにしろ。展示作品の98.9%が国宝・重要文化財で構成、って…ほぼ100%じゃないか(汗)。教科書で見たなつかしい「弘法大師像」がお出迎え。重要文化財 「両界曼荼羅図 (血曼荼羅)」、作品点検の関係で「胎蔵界」(9月6日~9月25日)でしたが、すごい迫力。平清盛の寄進によって制作、胎蔵界の大日如来の宝冠に自らの頭の血をまぜて彩色したとの伝えもあるようで、なんとも、鉄の匂いのするような、異様なオーラを放っていました。 巻頭から巻末まですべてを展示した、国宝 『聾瞽指帰(ろうこしいき)』(下巻)に感動。跡(て)と、その長さを見るだけで、思いと集中力に、圧迫されそうになります。筆、過たず、ですね。 密教といえば…な 「密教法具」。セットなんですね、組法具って。絢爛で儀式ばったところは、どこか中世カトリック美術と似たようなものを感じます。 ほっこりやさしくふくよかな、醍醐寺の「如意輪観音菩薩坐像」(ちょっとかわいらしい…笑)、空海が最澄にあてた3通の自筆の手紙を継いだ国宝「風信帖」 など珍しく、好奇心を掻き立てる展示品のオンパレード。 圧巻はやはり、「帝釈天騎象像」「大威徳明王騎牛象」「梵天坐像」「降三世明王立像」など、超目玉級の仏像を、曼荼羅に配置した、まさに立体曼陀羅たる「仏像曼陀羅」再現の試み。その突き抜けた迫力と、どこかドーンっと目の前が開ける解放感。もって会場全体が、密教宇宙を表す“大曼荼羅”という展示コンセプト。やるなぁ。 ところで、ここで観られる持国天、増長天らの表情は、日本の仏像の中でも最も恐ろしい顔だそうですが、どこか、鎌倉期の仏像と比べると、アメコミっぽいんですよね。。。 さて、惜しげもない、という言葉以外に見つからない、このまたとない機会。9月25日(日)までですから、お早めに~!!(了)▲手前にバイクなどがあるせいで、なんか仏像がたむろしてるみたいだなぁ。暴走族…風???どうでもいい話ですが、トーハク平成館の入口に向かって、右肩を振り返ると、ひょっこりスカイツリーが見えます(笑)。
2011/09/14
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帰宅したら届いてました~。BlueloungeデザインのThe Sanctuary。ウッド調やブラックもあるけれど、ここはやはりホワイトでしょう!!デスク周りがそんなトーンだからかなぁ。 早速色々つなげてみましたが、評判通り、互換性が高く、かなりのデバイスを一括充電できました。 ただなぁ…やっぱりこれは、引き算の美ですね。欲張ってつなげたら、デザインの美しさを損ねてしまう。だから、ケーブル束出しまくって全部使うんじゃなくて、選んで充電、がベストですね。あ、でも、3つ…いや、4つくらいまでならいけそう(苦笑)。 ちなみに、自分でUSBケーブルを中に挿すことができたのは便利。これで、使い勝手もかなり幅が広がります。つなぎ過ぎ注意を教えてくれるのもいいですね。(了)12種類の充電専用コネクターが内蔵、1台あればiPod、携帯電話、SONY PSP、Nintendo DS Liteなどを同時に充電できます【BlueLounge】一台であらゆるガジェットを充電 The Sanctuary(サンクチュアリ)充電ボックスホワイト/ブラック【BlueLounge】The Sanctuary(サンクチュアリ) ウッド
2011/09/13
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引き続き『ブラック・スワン』。主人公・ニナを演じたナタリー・ポートマン。これはアカデミー賞獲りますよ。本気度が違う。で、本気度が高いから、なんかこのヒト、実は映画の主人公と同じくらい、神経質で傲慢で、でも臆病でプライドの高い、超天才なんじゃないかな、なんて、役者本人とダブらせてしまうのですが、それって失礼な話で。白鳥だけに、鶏ガラのようにしぼった身体自体が、もうなんか悲壮感たっぷりで怖くて…。 まさに役者魂としか言いようのない、身体づくり、説得力のある演技。何より、あの鬼気迫る表情と緊張感の作り方。もう、観ていて息苦しかったですもん。それくらいのテンションで演じた作品、ただただ脱帽です。でも…ライバルの女優さん(ミラ・キュニス)の方が…好きかな(苦笑)。 重ねて、映画そのもののサスペンスの演出は、そんなに新しくもないし、凝っていないと思うんです。でも、どうでもいいような地味なディティールを、ナタリーがリアルに演じることで、見せ場の説得力がドーンと厚くなるんですね。こういう、ディティールを疎かにしない、むしろ丁寧に演じることが、実は全体の完成度に大きく影響してくること、さすがによくご存知です。荒唐無稽な幻覚演出ですら、なにか、演出以上の記号的意味を持っているんじゃないかとさえ錯覚させる、この細部へのこだわり。 ともあれ、間違いないことは、映画史上最も怖い女優は、グレン・クローズでも、シャロン・ストーンでも、ましてやキャシー・ベイツでもなく、間違いなくナタリー・ポートマン、あなたです!!で、二番目は、自虐的なほど痛々しい演技で復活アピールしてくれたウイノナ・ライダーかな。。。で、三番目が主人公・ニナのお母さん@バーバラ・ハーシー。うわ、上位三位まで同じ作品の登場人物で占めてしまった(w)。というほどに怖い映画でございます(このお母さん見てたら、絶対自分の子供に、自分ができなかった夢を背負わせるような生き方はしたくない、未練の芽は自分で摘む生き方をしよう、と思いますね。夢は、それぞれが自由に描くことが健全ですから)。 一方、我らがヴァンサン・カッセル。お得意の“仁義もの”もいいけど、やっぱり、ちょっとキザで危険でチャラい、肉食系インテリみたいな、うさんくさい上品さがやっぱりハマりますよ。この方の入魂度もすごいですけど、ハリウッドではなかなか作品に恵まれませんでしたが、ようやく、ねっとりとしていてなぜかさわやかなヴァンサン節を存分に発揮できる作品に出会えたような感じです。なんか、「いかにも」な演出家・トマを嬉々として演じているような気が…。 で、身体のキレがまたいいんだ。小顔でないのに、姿がキレイ。ダンサー役の人たちよりも、バンっとオーラがありまして、演技指導(の演技ですね)なのに、すごいこなれてる。この人はやっぱりすごい。見かけは肉食、中身は草食、なロマン・デュリスと並んで、猛禽類俳優ヴァンサン、フランス映画界の男優ではずっとファンです。 しかしまぁ改めて、今や誰もが有名人になれる世の中で、こんな旧態依然とした世界というのも珍しいな、と思いますが、その分、リアルさというか、身につまされ感というか、生身感が強くて、響いてくるものがありました。“ネットや自己演出で一流の有名人になれると思うなよ的根性論”(w)が、かえって…。 と同時に、この主人公の野心!!もともと野心とは無縁な私には、イマドキこんな女性って???と思ったりしましたが、勝負の世界というのは案外こんなものかもしれません。 どうでもいいですが、ブルーレイ普及のために、お値段そのままでバンドルするのは結構ですが、ブルーレイにだけ特典映像をつけて、DVDでは本編しか観れない、という仕掛けはいかがなものか、と思いますね。やっぱり、PCなどでDVD観る人も多い訳ですし。デジタルコピー一回つけてもごまされないぞ(w怒w)。(了)【27%OFF】★ポストカードセット付き! 外付け[DVD] 【初回仕様!】 ブラック・スワン 3枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)(初回生産限定)
2011/09/12
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やってくれましたねぇ、ヴァンサン兄イ!!観ましたよ『ブラック・スワン』。しっかし、ダークだなぁ。これはもう、『シャイニング』。うん、ヒッチコック的な神経衰弱感に、キューブリックのキリキリした違和感を足し合わせたような、サイコ・サスペンス。テーマがバレエの古典、ということで、クラシカルな怪奇譚、テオフィール・ゴーチェのような風合いもあり。 筋書きは、いたって単純。つまり、白鳥だと自分で思っていた主人公が、エキセントリックなフェロモン王子(苦笑)に惹かれ、でも王子は別の女性を好きになって、白鳥は死んでしまう。 なんだ、『白鳥の湖』をテーマにしながら、そのまま登場人物が、『白鳥の湖』の主役を巡って『白鳥の湖』を演じるという話か。いかにも単純、というかストレート過ぎるだろ(w)!! で、自分を白鳥だと思っている主人公が、実は純正の黒鳥だったということで、途中から観る側の視点がシフトしていくんですね。そのあたりに、カラクリというか、意外感を盛り込んでいる設定なのですが、あまりにフツー過ぎて…というか、あ、これって、『白鳥の湖』をリアルライフに置き換えつつ、目くらましとしてあえて、シーケンスに『白鳥の湖』を取り上げたんだな、とすぐに分かると、意外なはずの展開が必然、あるいは予定調和にしか見えてこないんです。当然の結末になるわけです。 ただし。。。『白鳥の湖』が、まさにオデットとオディールを一人二役で演じるように、主人公には二面性が出てくる訳です。そして、フェロモン王子であるヴァンサン兄イが、好きになってしまうのは、実は白鳥を演じる主人公の別人格という解釈だと思うんです。 もうひとつ、姫を白鳥に変えた悪魔なのか、白鳥になった姫を死に至らしめた王子なのか。そのあたりは、主人公の女心によって解釈を多元化させているような感じもあります。要するに王子で悪魔なのです、ヴァンサン。いや、もしかしたら、ニナと同じように、自分を王子と勘違いしてる悪魔なのかも。 さらに錯綜するのは、主人公が愛してしまうのは、究極の演技、つまり自分の別人格である黒鳥なのかも、というナルシシズムと同性愛ギリギリの危うい情念をそこに込めているんではないか、と。そういうわけで、最後は自己陶酔の極致、法悦の中に、自己=白鳥を完全に喪失し、黒鳥な自分に凌駕され本来の主体が不在になるという、不気味なのに晴れがましい、突き抜けた終わり方をするという、実にダークな映画。(つづく)【27%OFF】★ポストカードセット付き! 外付け[DVD] 【初回仕様!】 ブラック・スワン 3枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)(初回生産限定)
2011/09/12
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今日は師匠の一周忌。あまりに突然の死だったので、残していった宿題も多かったと思う。この一年の間に、何を考え、何を為し、そしてこれから何を始めようとしているのか、いずれにしても、報告できることは山ほどありそうだ。 ゆっくりとした再会は、あの海と空の間、沖縄の地で待ち合わせ果たそう。(了)【送料無料】太田塁×近藤裕『何のために生き、死ぬの?』
2011/09/08
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