武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

メールをいただきました。


お世話になっております。

昨日のアドバイスを受けて、昨夜、
自分なりにプランを変更してみました。

このように変更は可能でしょうか？

LDKは、以前のプランと同じラインです。

昨日のコメントで1マス増やすと2階とあわせて、
2坪増えるとのことでしたが、
1階のみ増やすことはできないでしょうか？


　　　　　　　※１階だけで間取りを考えています。
　　　　　　　　当然・・危ういことになります。

　　　　　　　　２階の重い壁の過重を受けるラインには
　　　　　　　　一応、耐力壁や柱があります。

　　　　　　　　ただ、このプランだと・・
　　　　　　　　ダイニングからトイレや洗面に行く際に、
　　　　　　　　脱衣室を通ることになります。

　　　　　　　　「脱衣室＝廊下」

　　　　　　　　まあ・・貧相です。
　　　　　　　　貸家でも、こんな造りかたはしません。



　　　　　　　※１階だけ広げよう・・とするプランです。

　　　　　　　　「できないでしょうか？」と聞かれれば、
　　　　　　　　「はいできます。基準法でも問題ありません。」
　　　　　　　　・・ということには、なります。

　　　　　　　　が・・、地震に関しては、マズイかも。

　　　　　　　　地震に対しては、
　　　　　　　　設備やテクニックで対応する以前に、
　　　　　　　　根本的な部分での対応をしておきたい。

　　　　　　　　間取りを決める時点の根本的な部分で。

　　　　　　　　熊本の地震では、新耐震基準で建てた
　　　　　　　　新築マイホームが、いくつも
　　　　　　　　ぺしゃんこになっています。

　　　　　　　　オレンジや黄色が２階の外壁ラインです。
　　　　　　　　建物内部だけでなく、総二階での
　　　　　　　　二階の外壁ライン直下にも
　　　　　　　　当然耐力壁や柱が必要になります。

　　　　　　　　オレンジのライン上は１階２階のラインが
　　　　　　　　一致しているので問題ありませんが、
　　　　　　　　黄色のライン上は、4間もの長い距離で
　　　　　　　　1階で受ける耐力壁がありません。
　　　　　　　　（4間は長すぎる）

　　　　　　　　これは、熊本級の地震の際はマズイ。

　　　　　　　　最大級の揺れが2連続！！・・で、
　　　　　　　　このような間取りの家がペシャンコに
　　　　　　　　なっています。

で、プランを作ってみました。


　　　　　　　※延べ床面積39.5坪、リビングは9畳です。

　　　　　　　　私個人としては、玄関に隣接する
　　　　　　　　トイレは、どう考えてもあり得ない。



　　　　　　　※リビングが2階の外壁ラインより
　　　　　　　　出ていますが、直下に耐力壁が
　　　　　　　　存在しない長さは2間だけです。

　　　　　　　　これなら、一応・・安心かと思います。



　　　　　　　　 『プレゼンコンペへ向けて』
　　　　　　　　　　　　　　　※なかなか進まない・・
　　　　　　　　　　　　　　　　平面プランさえ、まだできない。
　　　　　　　　・平面プラン
　　　　　　　　・立面プラン
　　　　　　　　・配置・外構プラン
　　　　　　　　・什器プラン（造り付け収納等）
　　　　　　　　・仕上げ表

　　　　　　　　が、できあがれば、
　　　　　　　　コンペ用の正式図面を作製します。

　　　　　　　　で、プレゼンコンペ！を行ない、
　　　　　　　　業者決定！！　請負契約！！
　　　　　　　　という流れです。

《Y家マイホーム取得への道 》

　　0　ヒアリング
　　1　家計の現状診断 4/4
　　2　ライフプランニング（生活設計）4/22
　　3　資金・ローンの目安を立てる 4/22
　　4　土地探し 　売買契約　決済
　　5　展示場ほか見学　
6　住宅プラン作成 　図面作製
　　7　複数の住宅会社でプレゼンコンペ
　　8　業者決定・請負契約
　　9　事前手続き
　　10　着工・地鎮祭 
　　11　完成引き渡し　入居
　　12　住宅ローン返済開始


《　Y 家の概要　：　現状診断時点　》


 　　　　　　　
家族　：　40代団体職員の夫、
　　　　　30代公務員の妻、
　　　　　高校生、中学生、幼児、・・の、5人家族。

相談　：　マイホーム取得。相続。

住居　：　実家に同居。（一戸建て）

収入　：　
　　　　　夫　年収430万円　（手取り348万円）
　　　　　妻　年収571万円　（手取り459万円）

貯蓄　：　5,550万円

借金　：　無し。

生命保険料　：　87.26万円/年 （総額：4,255万円）

　　　　　夫　

　　　　　※　ものすごく数が多すぎて
　　　　　　　書くのが大変です。　　　・・　後日。

死亡保障必要額 検証結果　：
　　　　　　　　　　　現時点　　　　10年後
　　　　　　夫　－1億3,243万円　－1億5,222万円
　　　　　　妻　　　 －8,932万円　－1億1,930万円

　　　　　　「必要資金」から「手当可能資金」
　　　　　　を引いた結果なので、
　　　　　　－（マイナス）は不要ということです。

　　　　　　マイナスが億単位だということは、
　　　　　　逆立ちしたって生命保険は全く不要！
　　　　　　・・ということです。

平面プラン、早く決めようぜ。
　・・っと。

〇 商品販売をしない。　
〇 しがらみを持たない。

誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて17年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
《　質問希望？　》　ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。
「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。

《　顧問会員希望？　》 「顧問会員って何？」で支援内容や
当事務所との関係を確認の上、右記へ fpst@axel.ocn.ne.jp
メール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。