全6件 (6件中 1-6件目)
1

私は歌謡曲のSP盤収集家…とは言えない人間だと思う。「言っちゃいけない人間」と言ったほうが正しいか。なぜなら「盤の稀少価値」を第一優先にして買ったことが、今まで殆どないからだ。東海林先生が歌おうが、藤山先生が歌おうが、PR盤とか社歌・校歌という類を「珍しいだけ」で買うという考えは持ったことがない、一度も。欲しいと思ったことすらない。切手や古銭と違うんでネ。でも、こういう考えは、おそらくレコード収集をしている人間の中では珍しい…つうよりゃ「爪弾きに遭う」タイプの人になるんだと思う(苦笑)。…現に爪弾きに遭ってるか、そっちサイドの面々からは。私は「曲名を見て、聴いてみたいと思ったら買う」ってのと「過去にテレビ東京で歌われた歌のSP盤は持っておきたい」という、この2点だけで今日までやってきた(笑)。だから、私が東海林・藤山信者であろうとも、珍しいSP盤を手に入れて、このブログで「どうでぇ!」と自慢したい…的なことは全く思わない。Twitterを私がやってたとしても、まず絶対にそんなことはしないだろう。当たり前のヒット曲をコンプリートしたいという、それだけ。過去数回、ここでSP盤のことを書いたが、その記事は決して自慢ではなくて、全て「結果報告」であるというのは、ご理解いただきたいと思っている。……たぶん、誰にも理解してもらえなさそうだけど(苦笑)。--------------------------------------------------------------私は昔から「コロムビア」贔屓の人間ゆえ、SP盤は藤山一郎・霧島昇・伊藤久男の3人を多く持っている。とはいえ、上記のとおりで、珍しいレコードは殆どなくテレビで何度も歌われた「当たり前のヒット曲」の盤が大半。いわゆる「ベストアルバム」に入るような曲は、全て入手している……と言いたかったのだが、伊藤久男の歌で、どうしても見つからなかったヒット曲が1曲あった。それが、昭和29年1月発売の『ブラジルの太鼓』。作詞・石本美由起、作曲・上原げんと。『オロチョンの火祭り』の流れを汲む歌…言うなれば「情熱的流行歌路線」(こんな言葉ぁないが)の中で……というよりは、チャーさんの歌の中で、個人的に五指に入る好きな歌。当時はNHK『のど自慢』で盛んに歌われた歌で、チャーさんの後期の代表曲と言ってもいい歌。ところが、この歌のSP盤は本当に見たことがなかったのだ。以前、ヤフオクで数度見かけたことはあったが、タイミングが合わなくて入札できなかったのネ。それが!ひょんなことから入手できたのだ。それもピカピカの盤で、おまけに歌詞付き。しかもネットじゃなくて神保町!『なつかしの歌声』では、たった1度だけ歌われているのだが(昭和49年1月)未だに見たことがない。それ故に、この歌を楽しむには、現時点ではSP盤かステレオ録音の2択(笑)。勿論、SP音源も持っていたが(復刻CD)オリジナルの盤で聴くと感慨も一入だった(笑)。やっぱいいやネ、この歌!!昔はカラオケで頻繁に歌っていたが、2年前に声帯を壊して以降は音域が狭くなって、怖くて歌えなくなった(涙)。久しぶりにボイトレやって、今度久々に歌ってみようかしら?
2019年07月31日
コメント(6)

ここ4日ほどだが、パソコンが急にイカれてしまい、ネットとメールが一切できなくなってしまっていた。急に先ほど(7月29日の20時すぎ)回復して、元に戻ったが…そろそろPCの買い替えのときがきたかネ??そんなPCがイカれていた中…本当に「SP盤時代の歌謡曲の終焉」と言い切れる訃報を聞いた。戦後、榎本美佐江の歌でも流行った昭和16年の『十三夜』。このオリジナルシンガーだった小笠原美都子さんが、25日に肺炎で亡くなった。享年99。大正生まれが、100歳前後になる時代になっちゃったってのも、何だかイマイチ納得できない感じがあるのだが…まあ大往生と言っていいだろう。本当に寂しいし残念だが…。----------------------------------------------------------------昭和15年にテイチクからデビュー。翌16年に東海林太郎先生と吹き込んだ『琵琶湖哀歌』がヒット。同年『十三夜』も流行り、スター歌手になった。この2曲が代表曲ということになるが、個人的には昭和18年に東海林先生と吹き込んだ『九段のさくら』が好み。----------------------------------------------------------------戦後はポリドールで『名残りの月影』なんて歌も歌ってるが、その後は表舞台から姿を消していた(と思われる)。さあ、ここから久々のテレ東『なつかしの歌声』の話題に!塩まさる・児玉好雄・小野巡・青葉笙子という面々に続いて、表舞台にカムバックしたのが小笠原さん!昭和44年10月21日の回が初登場で、この回は東海林先生も出演していた。東海林先生の意向があったかは分からないが、『十三夜』はフルコーラス、『琵琶湖哀歌』も東海林先生とデュエットで4番までフルコーラス!かなり「特別待遇っぽい扱い」での出演だったのが謎で…。ちなみに、この日の『琵琶湖哀歌』は、2005年8月放送の『昭和歌謡大全集・第25弾』で再使用された。スタジオに小笠原さんもお見えになり、涙を流し映像を見ていたのを今でもよく覚えている。少し自慢をさせていただくが、『琵琶湖哀歌』の放送日を特定し、映像が保存されてることを確認、フルコーラスで放送されたのは、ひとえに私の力なのヨ!よく覚えているが、テレ東の制作サイドの方からメールで依頼を受け、それに応えたらOAされたというわけ。このとき(44年本放送時)の『琵琶湖哀歌』のデュエットは大反響だったようで、翌45年8月放送『郷愁の歌まつり』でも歌われている。サンケイホールの大舞台!この『琵琶湖哀歌』、映像が残っていないのが残念!その後は昭和45年9月22日(曲目不明)、昭和46年9月23日(『十三夜』と『九段のさくら』!)、昭和47年8月19日(『十三夜』『琵琶湖哀歌』)と、合計5回出演している。現存映像は初登場のと47年8月19日の2回分しかない。その後、昭和53年7月放送『第9回・郷愁の歌まつり』で『十三夜』を、浅草国際劇場の大舞台で歌われている。私が(テレビでとはいえ)小笠原さんの動く姿を見た最初は、平成8年4月放送の『昭和歌謡大全集・第11弾』だった。第7弾でモノクロの『十三夜』が流れて、ひっくり返るほど驚いたのだが、第11弾で当人がスタジオに出てきて驚愕!その後(確か)2000年の「日本歌手協会歌謡祭」の大舞台で『十三夜』を歌われ、上記の2005年8月の『第25弾』で見て、それが最後だったように思う。---------------------------------------------------------------2011年9月に公開された『ムーランルージュの青春』というドキュメンタリー映画があった。私は2回見たのだが、本当に緻密に作られた凄い出来の映画であった。この映画のポスターにメーンで写り、映画の中で最も大きな扱いだったのが、戦前の”元祖アイドル”というべき方だった明日待子さん。映画撮影時には90歳だったらしいのだが、誰がどう見たって70代くらいにしか見えない若々しさに、本当に驚いた記憶がある。北海道で日舞の先生をしていると言っていたか。その明日待子さんは、7月14日に99歳で他界された。どうも急逝だったみたいだが、真実ならば本当に大往生と言っていい感じだろう。元祖アイドルがいた…ってぇのは、祖父から聞いたことがあった。だから「明日待子」という名前が頭にあったわけ。それで調べてみたら、なんと『カルピス』初代専属モデルや様々な企業のモデルを務めていたり、レコードを出したりと物凄い活躍ぶりだったようだ。大東亜戦争が開戦したあとは、空襲警報が鳴る中でも、舞台に立ち続けたと聞く。--------------------------------------------------------------戦中の時代をくぐり抜けた歌手とアイドル。共に同じ年の同じ時期に、同じ年齢で天国へと旅立った。小笠原さん、恐らく今ごろは東海林先生や西村小楽天先生、杵屋定之丞先生という面々と再会しているだろう。明日待子さんは、大東亜戦争で御国のために華と散った、幾多の英霊(明日待子ファン)に会っているだろうか…。小笠原美都子さん・明日待子さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。長い間、本当にお疲れさまでした。
2019年07月29日
コメント(0)
本来さぁ……この手の番組はNHKかテレ東の独壇場だったはずなんだが…。昭和歌謡に関して、今まで大して扱ってこなかった(そして歌唱映像もあまり持ってない)BSフジが、こういう濃厚なドキュメンタリーを作るとは思わなかった。非常に充実した中身の特番で、見ごたえ満点の2時間。濃い内容だった。--------------------------------------------------------------ヒット曲を羅列するだけでなく、縁の人のインタビューとか貴重フィルムの発掘も良かったが…ファンの人からしたら、あんまり触れてほしくない「後年のスキャンダル」などにも触れていたのは、別方向から考えると正しかったと思う。宝石(ダイヤモンド)屋潰したのも、熱海のホテルの経営に失敗したのも事実だから。借金50億ってのは初耳だったが。それは結構驚いたョ(苦笑)。「みちや会」の方とかは、どういうふうに見ていたんだろ?この番組を。それはちょっと気になるわネ。--------------------------------------------------------------惜しむらくは、歌唱映像が全部「みちや会」提供の家庭用のビデオで撮られた画質の悪いものだったこと。それも後年の声量が落ちてきたときのものだったのが残念…。やっぱり代表曲は、フジテレビ所蔵の映像で見たかった。確か『おんな船頭唄』は、昭和45年9月放送『さよなら万博・世紀の祭典』の映像が間違いなくあるはずなんだが…。万博ホールの舞台で、和服で歌ってるやつ。いまYouTubeに、ザ・ドリフターズの『ズンドコ節』『ほんとにほんとに~』が上がっているが、あれと同じ舞台。フジの看板番組『夜のヒットスタジオ』にも1度出ているし、そこら辺の映像と、家庭用の映像とを上手く組み合わせれば、もっとヒット曲も満足して聴けたんじゃ…とは思う。--------------------------------------------------------------家庭用のプライベート映像なんかも出てきたのは驚いたが、個人的に昭和34年の日劇リサイタルのフィルムと同じくらい驚いたのが、最晩年のゴルフコンペのときの映像!倒れる5か月前…つまりは亡くなる7か月前とテロップが出ていたが(1995年5月)そうとは思えぬ元気ぶり。おまけに、コンペ後の懇親会で民謡(何の曲だか不明)を歌っていたのだが、その声の張りと艶が…とても最晩年と思えぬ素晴らしさだったのよ、これが!ホントに!最後のテレビでの歌唱は、玉置宏先生の司会生活40周年のときの『哀愁列車』だったが、あのときの歌は痛々しさが垣間見えるものだった。それに比して…殆ど同時期なのに、声の伸びと張りと艶が、民謡だと全然違ったのね!これには感動したのと同時に「倒れたときに、なんでもっと設備の整った大病院に搬送されなかったのだろう…」という悔しさも込み上げてきた。だって、あれだけの声がまだまだ出たんだもの!惜しい…ホント惜しい…勿体無いなぁ、ホントに!!--------------------------------------------------------------いろんな意味で(苦笑)、久しぶりに三橋美智也をたっぷり堪能できた、素晴らしい番組だった。この調子で春日八郎、村田英雄辺りも、是非取り上げてもらいたい!そして…ね…。BSテレ東の人が、この番組見て「昭和歌謡はウチのもんだ!ウチには歌唱映像が大量にあるんだから、これに質で負けない番組ィ作る!」と思ってもらいたいもんだ(苦笑)。
2019年07月15日
コメント(6)
8週間連続で放送されている『モヤさま』代打シリーズ。私も妙に慣れてきて「毎週これでもいいんじゃ?」って思ってしまうほどになってきた(苦笑)。先週は奥田瑛二・安藤和津夫妻の次女であり、いま現在の日本映画界を支える名女優のひとり、安藤サクラ!そして今日は「ユニコーン」から、奥田民生・川西幸一のご両人が参戦。そして2度目の狩野アナ(笑)。個人的な感想だけど、代打シリーズの中では、この2回が最高に充実して面白かった回だったと思う。------------------------------------------------------------まず安藤サクラ。いわゆる演技力が二の次の美人だけが多いいま現在の女優界(?)の中で、本当に”いい顔”をしている名女優だと言い切っていい。バラエティーに出ることなんざ、殆どないタイプの人だから、どうなるもんかと不安半分・期待半分で見始めたが…。どうして、どうして!庶民的な心を忘れない、普通の感覚が滲み出る自然体の立居振る舞いが、番組全体の空気を壊さず、むしろ「『モヤさま』らしさ」を増幅させてたようだった。ポーカーフェイスのときの観音像みたいな表情も爆笑もんで、どこに行っても、すぐその場の空気を読んで、最もベストな雰囲気を作る能力…能力ってぇのも変だけどねぇ(苦笑)。センスと言ったほうがいいかな?それは結構の二字に尽きた。「憑依系女優」と言われているようだが、その持って生まれた卓抜たるセンスが光っていたように思う。-------------------------------------------------------------そして今日の回。狩野アナの2度目の登板は、もう安定感が前回以上に増しており(笑)「先週まで狩野アナだっけ?」と勘違いしそうになるほど”普通の空気”を出していた。何でも「グイグイ参加型」なのは、私の趣味に合わないとか文句言ってる場合じゃないレベルになってた…かね(笑)?自分で振っときながらケツが疑問文という、この文章自体がワケ分からない(苦笑)。そして、ユニコーンのご両人。こういう番組にバンドマン…というか音楽系の人が出ると、上にも書いた「たとえその番組のファンでも、その番組の空気を壊す」ってな感じが多いが…自分勝手な言動ばかりするような、ね。でも、さすが奥田&川西のご両人よ!!ナチュラルな雰囲気で、番組の雰囲気を壊すことはなかった。VIP待遇なんだけど、自らその待遇?を捨てて、積極的に番組のムードを吸収して溶け込んでいくような感じに見受けられた。昼飯が蕎麦屋だったのだが、そこで川西氏が「僕ですか?…ざると八海山!」と注文したのは笑った。そしたら奥田氏とさまぁ~ずの2人が「焼酎の蕎麦湯割り」を重ねて注文!『タモリ倶楽部』の飲み企画みたいな雰囲気になったのにゃ、思わず声を出して笑ってしまった(笑)。エンディングの狩野アナの大暴走(新曲発表)も含めて、実に笑いどころの多い傑作回になったんじゃなかろうか?--------------------------------------------------------------安藤サクラと、奥田&川西のご両人に共通していること。それは「程」。さまぁ~ずも、セクハラだ何だと言われることもあるが、笑いを取る際・笑いを作る際、東京人の「程のよさ」を忘れたことはないと思う。今回の代打シリーズで来た面々は、全員「程がよい」人と言い切れる。いちばん「程のよさ」をわきまえてなかったなぁ、それこそ狩野アナと水原希子の「テキサスコンビ」じゃない(笑)?これ以上やったら、これ以上言ったら「野暮」だという、その線引きが出来る人たちの中でも、先週の安藤サクラ・今週のユニコーンのお二人は双璧だったと思う。--------------------------------------------------------------そして、そして!来週は待ってましたっ!!の真打ち登場!2年ぶりの大江キャスター復活!これが代打の最終ね。やっぱし『モヤさま』は、こうでなきゃダメだぁね!という立居振舞い、久々に魅せてくれるもんだと期待している。……にしても……。なんか、急速に福田アナが「過去の人」っぽくなってる感がメチャメチャ強いのは、一体どうしたもんだろうか?5月末で番組を離れたのに、もう2~3年前のことのように感じられてしまうのは、私だけだろうか???代打シリーズが面白いのはいいけれど、やっぱり福田アナに対して、後ろ足で砂ァかけてるふうに思ってしまう…。
2019年07月14日
コメント(0)

さあ!ほぼ9か月ぶりに、吉例公演が帰ってまいりました!令和になってしまったので、第19回目にして公演タイトルがリニューアルされました(夏丸師の意向)!比較的、新しい年代の歌まで拡大してお送りすることになる今回からの公演!是非ともご来場くださいませ!「第19回・歌で綴る昭和&平成の時代」開催日…2019年(令和元年)8月30日(金) 会場…お江戸日本橋亭http://www.ntgp.co.jp/engei/nihonbasi/index.html開場…18時 開演…18時30分 終演…20時45分頃(予定) 料金…(予約)2,500円 (当日)2,800円 出演…林家たけ平、桂夏丸、神田真紅、桂しん乃 (歌謡ショー司会&構成)林田雄一 第1部…「落語・講談競演」第2部…「思い出のヒットパレード」 予約先(メール)sinkmogumogu@gmail.com (電話《留守電》)090-7222-8704 下記のメールアドレス・番号でもご予約・お問い合わせを承ります。 4890mffs@jcom.zaq.ne.jp 0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp 090-4183-2028---------------------------------------------------------------今回から、平成の歌も少々入ってくることになります。司会者としては、正直言ってやりにくいことこの上なし!でも「昭和の懐メロには興味ねえよ!」と思って、今までお出でにならなかった方こそ、今回は是非とも。…とか何とか言っちゃって、たけ平師と私の2人だけは相も変わらず戦前~戦中~戦後のSP盤時代の流行歌を追っかけまわしていくという(苦笑)。しかも!今回、たけ平師が歌うのは本当に珍曲…というか、ディープな懐メロ好きしか知らない戦前の歌を歌います!正直、私もうろ覚えの歌(笑)。というわけで、皆さまのご来場をお待ちしております。
2019年07月08日
コメント(0)
昨年6月放送の第1弾、悔しいことに見逃してしまったが…今日は体調がイマイチで、出かける約束をキャンセルして家に1日こもっていたので…(苦笑)。地上波テレビがあまりにつまらなさそう…ということもあり、『脳ベルSHOW』番外編の昭和歌謡特番を、もう涙ァ流して大爆笑しながら、じっくりと楽しませてもらった。---------------------------------------------------------------岡田圭右・川野アナの名コンビに、日本司会芸能協会会長の大木凡人をイントロ司会役に迎えて始まった、今日の番組。いわゆる「第一線級のスター」は出てこなかったが(失礼!)一時代をつくったスター歌手が大量に出演!この手の番組は、本当ならテレビ東京(BS含む)の専売特許だったはずだが…ホント時代は変わったねぇ、こりゃ(笑)。まさか、BSフジで「こういう懐メロ番組」やるとは………。だって、地上波の日テレが長時間の音楽番組やっている真裏にこれをぶつけたんでしょ?これ、完全に『NHK紅白歌合戦』に対して、テレビ東京が『なつかしの歌声・年忘れ大行進』をぶつける図式じゃない!意図したものなのか、たまたまなのか分からないが…。----------------------------------------------------------------宣伝もバーターも一切なく(笑)、様々なジャンルの歌手をバランスよく集めていいな…という印象があった。声が著しく落ちている人もいたが(誰とは言わない)、昔と全く変わらない美声を聴かせてくれる人も平等に扱う感じが、実に心地よかったわネ。こまどり姉妹のイジラレ具合も最高だったが(笑)、何より出演歌手の大半が、司会者の言うことを一切聞かないという無法地帯ぶり(苦笑)。あべ静江も、湯原昌幸も、芹洋子も、ザ・リリーズも、揃いも揃って自分勝手(苦笑)。個人的には、大病を乗り越えて美しいハーモニーを聴かせたビリー・バンバンがよかった。兄弟揃って大病を患ったのに、お涙頂戴的な話は一切せず(苦笑)兄貴が大声で喋り続けて、おまけに不仲を暴露し(笑)もうメチャクチャ!水木一郎のくだり(小学校の道徳の教科書に載ったとこ)で、水木一郎とビリバン兄が、いろいろ無視して勝手に喋り続け、笹みどりがゲラゲラ笑い続けて、ビリバン弟が仏頂面をして、司会の岡田が幽体離脱をした(笑)とこは、もう窒息寸前になるほど笑い転げてしまった。岡田曰く「現実の世界か、夢の世界か分からんようになった」だってさ(笑)。完全に司会を放棄したのね、あれ(爆笑)。千葉から、JAGUARさんが特別ゲストでやってきたが、新曲のタイトルが『華麗なるJAGUARカレー』と聞いたビリバン兄が「つまんねえ!」と叫んだのも酷かった(笑)。ホント最高だよ、ビリバン兄は(笑)!!あの人、絶対に自分のリハビリ費用を自分で捻出できるのは間違いない(笑)。トークも歌もキレッキレなんだもの。にしても…JAGUARさんの歌って、なんで大半の語尾が「~サ」になるんだろ?『あんたがたどこさ』みたい(笑)。---------------------------------------------------------------次回は…以前この番組のことでコメントを戴いた中にも書いたことなのだが、個人的には大下八郎と愛田健二の2人にゃ絶対出てもらいたい(笑)。もうちょっと放送時間を拡大して、歌の比率を上げるともっと面白くなんじゃないかと思う。あとテレ東のように4~5曲を立て続けに流し(いわゆるヒットパレード形式)そのあと喋り、というふうに、番組全体の”流れ”を作ると、もっとスムーズに面白くなるんじゃないかとも思った。とにかく最高だったよ、この番組。永久保存決定(笑)。
2019年07月06日
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1
![]()

![]()