CSI :Miami Files Annex

NCIS:LA ～極秘潜入捜査班５　#118 One More Chance

(2)

エピソード的にはあってもなくても良いような、薄い内容でしたね。作りも雑。

ケンジーよりも辛そうに見えてしまいますね。
今回もグレンジャーが出る必要は感じられませんでした。無理に出番を作っている感じ。

最新式無人航空機XD-8を開発しているヴァラー社に覆面をした4人組が強盗に入り、金庫からXD-8のソフトを盗んだ。
強盗があった時間にSNSでフラッシュモブがあり、犯人グループと同じ仮面をした人物が多数いて駆けつけた警察は犯人を捕らえることができなかった。
XD-8の情報は国家機密にあたり、ソフトが売買されてテロ組織などの手に渡るのは避けなければならない。
XD-8は今週中にも完成させる予定だという。
実は主任技術者のジェシカ・ペイトンをサムがかつて警護したことがあった。

そのライリーが数週間前に行方不明になったという届があった。おそらくジェシカと離婚した元夫のベンが娘を連れ去ったと思われる。
犯人が残した車の中からは、ライリーの好きなCDのブックレットが見つかった。
サムはそれがライリーからのメッセージだという。
ヴァラー社の代表は本体はすでにサンディエゴに送っており、ジェシカもソフトもコードを書き換えて対応済みだという。
さらに、起動させるにはジェシカら、限られた人物の網膜スキャンが必要で、ジェシカは大丈夫だと余裕を見せる。
ライリーについては、夫と一緒に東海岸にいることが判り、その後危険なので連絡は取り合っていないという。
少なくともこのプロジェクトが終わるまでは、2人とは会えない。
それでもサムはライリーが誘拐されたと疑念を持つ。
フラッシュモブで使われたマスクの受取人がエドガー・ラミレスと判り、ケンジーとディークスがトレーラーを訪ねると、中には人が倒れており、助け起こそうとすると爆弾を仕掛けた人形と判る。
とっさにディークスが動いて2人は命拾いする。
爆発のためにトレーラーの内部は損傷し、焼け焦げたノートPCとバラバラになった人体が見つかった。

Gもまた、サムが判断を誤っているのではないかという。
エリックがノートPCのデータを復元し、そこに助けを求めるライリーのメッセージが見つかる。
父親と誘拐され、要求に従わないと殺されるという。
撮影されたのは9日前だった。
トレーラーのバラバラ死体はラミレスのものだった。

モールの監視ビデオを見ると、3人の男会って何か相談している。
そのうちの一人が毎日必ず靴を磨いている事がわかったので、ディークスが靴磨きに扮して接触し、送信機を付ける。
送信機を付けたジョン・スティクラーは2人の男から金を受け取ると、NCISの監視に気付き逃げようとする。
すぐさま逮捕するが、ジョンは自分はラミレスに雇われたただのドライバーで何も知らないという。
NCISはソフトを盗むだけではなく、交換部品が盗まれていた事を掴む。
ヴァラーから基地に届いた部品は半分しかなかったという。
犯人たちはソフトとハードを盗んだ。ということは、残るはアクセスすることができる技術者が狙いとなるだろう。
サムは娘が誘拐されたことを知らないジェシカに危険を伝える。
ジェシカの携帯には留守電の着信があり、やがて犯人と思われる人物からジェシカに要求に応じるよう電話があった。
グレンジャーはジェシカに犯人と接触させる事を選び、NCISは待ち合わせ場所でジェシカを監視する。
犯人はなかなか接触してこなかったが、やがてジェシカの携帯にメールが送られ、ジェシカは移動し始める。
後を追っていたケンジーとディークスは、駐車場に入ったジェシカの車を一瞬見失い、その後車だけが残されているのを見つける。
ジェシカはどこに行ったのか。
サムとGがメールに指定された場所に向かうが、そこはもぬけの殻だった。
Gは、ジェシカが自分たちを騙して自ら姿を消したのではないかという。
ところが、最初の待ち合わせ場所の壁にアラビア語で落書きがあり、ジェシカはそれを見て移動したことがわかった。
やはりジェシカは駐車場で連れ去られたらしい。
手がかりがない中、NCISはジョンに一芝居させ、次の仕事のためにトラックを手に入れたと連絡を入れさせる。
ジョンが指定された場所に向かい、仮面の男たちと話しをしはじめると、サムとGが男たちと入れ替わり、そのまま倉庫へと向かう。
倉庫ではジェシカが拘束されていた。
NCISは残りの2名の仮面の男を倒し、誘拐されていたライリーとベンを救い出す。
ライリーはサムはきっと助けてくれると信じていたという。
盗まれたソフトとハードは犯人から取り戻すことができた。
サムはGの言動を許すと言い、ライリーからもらったブックレットをお守りとしてGに持っていて欲しいという。

サムがライリーに肩入れする気持ちは判るけれど、彼にも子供はいるのだし、父親は悪い人ではなさそうだったので、それほどサムが固執する必要はないと感じました。
ごく普通に、ライリーのことを良く知っているという感じ。まあ、感情移入するのはサムらしいですけど。
それによってグレンジャーやカレンまでが判断を疑うのはちょっとこじつけ的に感じました。
娘の事を全く心配しなかった母親が少し変だとは思いましたが。
まあ、それに関してディークスが子供が欲しいとか欲しくないとか、大切な人がいるとかいないとか、お決まりのD/Kトークに持っていくところは良かったと思います。
潜入中とはいえ、カップルを装っていちゃついたりも。別に濃厚キスでも良かったですが。（笑）
ディークスがケンジーを爆発からかばっているところも。
ライリー役の子役がとても上手かったのは印象に残りました。
「玉露」の発音はグレンジャーの方が上手かったのでは？
ヘティの日本びいきもかなりのものなので、ここはちょっと残念に思いました。