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オリビア・ベンソンが主人公なので、想定通りの展開だったのかも知れませんが、なんだかなあ、強引な展開だったなと思います。
不法移民にも勝ち組と負け組がいるというのが、テーマだったのかな。
救出されたオリビアは、ミゲルが人身売買に関わる斡旋業者の仲間と考え、メキシコのカルテルの動きを気にする。
ローデスがミゲルとオリビアを監禁し、ミゲルを拷問したのも、本当に彼にレイプされたからだと確信を持つ。
しかし、ミゲルはホルヘの仕事を手伝っていて、単なるウェブデザイナーにすぎないと主張する。
ミゲルの携帯に、部屋を監視するアプリが入っていることも、留守中の見張りを頼まれたからだという。
間もなく弁護士が現れるが、SVUは監視アプリが闇サイトを経由していることを重視する。
ストーンは偶然出会ったミゲルからなぜ逃げなかったのかとローデスに問うが、ローデスは逃げたとしても「奴らに殺される」と繰り返す。
カリシはミゲルには2013年のアリバイがあるというが、あくまでオリビアは彼女はレイプの被害者でローデスの言葉を信じると揺るぎない。
ローデスに殴られたホルヘが病院で死亡し、ローデスは殺人未遂で起訴されることになった。
暴行、警官の誘拐監禁の罪も加わることになるが、ローデスの弁護士は彼女がカルテルの犯罪を暴く証人であり、このまま収監されると命を狙われると主張する。
今の所ミゲルの犯行を示す証拠がないが、オリビアは何としても見つけ出すつもりだ。
ストーンは、司法取引を断られ、どのみちこのままローデスは強制送還となるだろうという。
オリビアは、ローデスを証人保護プログラムで守るべきだと言い、ミゲルが何か隠しているのは間違いないと決めつける。
ローデスは裁判の間、警察の監視がつくことになった。
ローデスの雇い主は、ローデスが一度も身の上について話したことはないという。
ローデスの部屋で、子守仲間の写真を見つけたオリビアは、ローデスト同じような境遇の女性がいることに気づく。
セントラルパークで顔見知りとなったマリアは、ミゲルの写真を見てテキサスの隠れ家でミゲルから拷問されレイプされた事を認めるが、やはり組織を恐れて何も言えないと去っていく。
ローデスの弁護士は心神喪失を主張するようだが、ストーンとオリビアはまだローデスを罪に問うかどうかで対立していた。
裁判でローデスを精神鑑定した医師は、PTSDだと証言する。
ミゲルも不法移民だが、2012年の法律制定によりアメリカ人となった。
それ以来納税もしているが、偽のIDを手に入れたようだ。
ストーンとオリビアは、ミゲルをレイプで有罪に問えるかどうかで激しく意見を戦わせる。
あくまで法に従うというストーンに、オリビアはレイプされたのだから復讐もやむなしという意見だ。
一人になったストーンに、ホルヘの兄と名乗る人物が近づき、裁判を取り下げろと脅す。
姉のパメラの命が危ないとちらつかせる。
翌日、オリビアはストーンから証言を求められ、ローデスを擁護しようとする。
後に、ストーンがホルヘの兄に脅されていた事を知ったオリビアはなぜ裁判を続けるのかと心配する。
すでに警備をつけたから大丈夫だというストーンは、ここはメキシコではないと答える。
ローデスの証言が始まり、身柄を拘束している間にミゲルはレイプと拷問の罪を認めたと話す。
ローデスが葉巻の火を押し付けられたと言って、火傷の痕を見せると、オリビアはミゲルの「自白」の中に葉巻を押し付けたと言った事を思い出す。
その時点でローデスは葉巻の件を口にしていなかった。
しかしその証拠はオリビアの証言だけで、ストーンは取り合わない。
その時、パメラの入居している施設に賊が入り、警官らを殺してパメラを誘拐したという知らせが入る。
ロリンズは、ローデスが何かミゲルやホルについて知っていないかと問い詰めるが、何も知らないと答える。
命が危ないのなら、ストーンと取引して保護プログラムで守るからと迫る。
ローデスは、同じようにアメリカ人になるために不法移民となったのに、ミゲルは新しい法律で守られているのが不公平だという。
オリビアとストーンは、ミゲルからパメラ誘拐について情報を聞き出すため、ミゲルが捜査当局に協力的だと告げると脅す。
ついにミゲルは、10年前は不法移民として望んだ仕事には就けなかったと言い、ホルヘの運転手をしていたと認める。
少なくとも、国境を超える女性たちを運んでいる間は、自分は神のように振る舞い、彼女たちを虐げたという。
ミゲルが女性たちを下ろした倉庫の場所を聞き出したストーンとSVUは、SWATと共に突入する。
ホルヘの兄ディエゴは、パメラを人質にとり銃を向けた。
パメラはストーンの姿を見て、ディエゴの手を振り切って歩き出す。
ディエゴはパメラを撃ち、SWATはディエゴを射殺する。
パメラはストーンの腕の中で息絶えた。
ローデスはストーンと取引し、証人保護プログラムで守られることになった。
オリビアはローデスのこれからを思いやる
ミゲルが証言したことで、国境の両側で人身売買に関わるカルテルは検挙された。
オリビアは、あなたはどうすることもできなかったと、ストーンを慰める。
長年、レイプ被害者と接してきて、ローデスの言葉に嘘はないと確信した、ということなんですが、警官を人質にとって銃を向けても同情的でいるというのは、「法と秩序」という面では型破りですね。
最後は法律家であり続けたストーンまで、オリビアの胸に泣き崩れて無力感にさいなまれる。
本当はマッコイ検事の前で説明しなければならないのに。
ストーンはNYに来てからさんざんですね。
お姉さんも、このための登場だったのかと思うと気の毒です。
で、結局ローデスは司法取引で罪に問われることなく、新しい人生を手に入れてやり直すことになるのか。
ミゲルも当局にチクったことで身内から身を守らなければならないでしょうが、レイプの罪を問われることなく済みそう。
それ以上の罰を受けるということか。
ホルヘもディエゴも死に、カルテルが検挙されたことで、人身売買などの犯罪が撲滅されると良いですね。
すでに入国しているマリアたち、不法移民は少しは安全になるのかな。
サンクチュアリと呼ばれるNYCのマダムたちが、不法移民を便利に使っている事に問題は複雑なのだなあと思いました。
さて、来シーズンは20シーズンですね。
いつまで続くのかなあ。
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