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快調にトレッキングを進めていたが、午後1時過ぎると空模様が悪くなり、雨が降り始めた。最初は雨具の上だけ着ていたが、雨脚が弱まらないので下も履いた。ツアーリーダーの上鶴さんが私の愛用するファイントラックの雨具特にパンツが良いと皆さんの前で誉めてくれた。彼も同じ品を履いていた。酷い雨ではなかったのでそう苦痛ではなかったが、バンブーの谷底に降りる長大すぎる石段を雨の中、黙々と下り、対岸に白いコブシの花が咲くのに慰められてやっとバンブーの宿舎に到着した。全身濡れている。問題は雨後の処理だった。ヒマラヤ山中のロッジには乾燥室とか暖房とかいう類のものはない。熱源は人間つまり自分しかない。究極のエコ生活だ。 くっきりと白くコブシの花 バンブーのロッジ 中庭も雨で濡れそぼってこの日から上鶴式人体による乾燥法を毎日実施した。寝袋の中に濡れたもの全てを入れる。雨具の上、上着、パンツにタイツ、アンダーなどの濡れたウエア類に靴下、靴の中敷きなどためらう余裕はなく、ナンガの高級シュラフの中に押し込んだ。雨具の下は履いて体温で乾かし、同時に防寒も兼ねた。翌日からはほぼ毎日乾かすためにスパッツを足に巻き、雨具の上衣をザックの上に掛けザックカバーもかけて太陽光で乾かした。濡れそぼった手袋を寒さが残る朝に着けるのは多少辛かったがそうしないと永久に濡れっぱなしなので冷たい手袋をはめて歩いた。午後雨が降る前には全て乾いていた。この地方の天気は午前中は晴れて暑く、午後1時過ぎると標高の低い地点では雨、高い地点では雪が定番であることを知った。そして夕方の午後6時過ぎると雨や雪は止んで天気回復し、美しい夜空が現われる。世界の秘境を長期間放浪経験のある上鶴さんの人体による乾燥法はかなりの効果があり、思ったほど不快憾はなくて実践的・実戦的だった。素晴らしい生活技術を学んだ。日本のような施設設備の整った山小屋ではありえない貴重な経験をした。昨年夏の東北は朝日連峰縦走の時も酷い雨に濡れて靴下が靴の中でズブズブになっていても乾かす方法も予備もなく、翌日もまたその濡れた靴に濡れた靴下で歩いたことを思い出した。そしてベッドではなく硬い床の上に薄いシュラフ一枚で寝たんだよな。あんなことができたんだもの、これくらいなんでもない!!。
2023年03月31日
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3月29日水曜日。トレッキング2日目。深い峡谷の中をアップを繰り返しながら登り下りして谷底のバンブーへ。朝から陽射しが照り付け、みんな快調だ。コックの料理がすごく口に合うので全員完食。これが登山成功の第一要因になっている。ロッジの裏側から黎明のマチャプチャレが姿を見せている。この地域からだとフィッシュテイルの名前の通り、魚の尾びれのような山容なのだが、場所によっては全く異なる姿を見せてくれた。モーニングティ・洗面器6時、朝食と荷物出し7時、出発8時で6・7・8が大体定番の朝の動きだった。 黎明のマチャプチャレ今日も石段の登り下り、集落の中を抜けていくのは同じだったが、バンブーは竹という意味の通り次第に竹それも日本でいうと篠竹のような細い竹が無数に群生した谷が多くなってくる。名物のシャクナゲの大木も登場してきた。日本の低木で淡い色合いのシャクナゲとは全く異なって、まず大木または巨木で花は赤く大きい。見栄えがする。 シャクナゲと小竹と山 相変わらず石段の道 シャクナゲは大木ですチョムロンからグングン高度を上げて登った所にゴンパがあった。この地域はチベットの影響は少ないので宗教遺跡はほとんどないので貴重だ。みんなでお参りしてマニ車を回して道中の安全をお願いした。 バンブーは谷底の更に谷底だ。ゴンパから石段を下って吊り橋を渡って反対側の集落に入る。この辺りはのどかでとても気持ちよかった。 長い吊り橋を渡って 昼食のロッジ トウモロコシを乾燥させていた集落の中には日本の藁ぐろみたいな物があちこちで見られた。サーダーに聞くと稲で造っているという。大きくてミニモンスターのようだ。家族で手で洗濯する皆さんの姿もあり、とても懐かしかった。私が小学生時代、日本でも金たらいを使って手で洗濯していたのだから。 収穫後の稲で造られている 明るい陽射しの中で手で洗濯する家族しかし快適だったのはこの辺りまでだった。
2023年03月30日
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3月28日火曜日。いよいよトレッキングの始まりだ。清々しい朝日を浴びて一日が開始した。ホテル前からアンナプルナサウスが見事に輝いていてみんな興奮した。 予定行程7時間で今日がもっともしんどい日だとされているので気になっていたが、全くの杞憂に終わった。なぜなら先頭を歩くペースメーカーのシェルパがとてもゆっくりとした歩調で進むので全く疲れない。まだ標高は高くないのだからもう少しペースをあげてもいいかもと思う程だった。しかし結果的にこのペースで全日程を歩いたことが勝利につながったことは間違いない。でも時間はかかった。この日の予定は7時間だったが実際には8時間以上かかっている。山腹の道は登り下りが激しく、石段ばかりだったがゆっくりなので苦痛ではなかった。1950mのガンドルンからクムロン峠(2200m)まで登り、一旦キュムロンコーラ(川)の流れる川底まで降り、そこから再び急坂を登ってチョムロンに到着したがとにかく長かった。沢山の集落の中を通っては登り、下りの連続だったがのどかな村々の風景は昔の日本を見るようで懐かしくもあり新鮮でもありで、飽きなかった。 川底まで降りる 果てしなく続く石段を登ってサーダーが急坂の前には何度も「大丈夫か?」と気づかってくれた。外見上、身長138センチと極端に小さいし高齢は隠せないからだ。この日は最後まで雨が降らずチョムロンまで気持ちよく歩くことができた貴重な一日だった。 今夜の宿とベッドチョムロンの宿は新しく見晴らしも良くて快適だった。今日も一人部屋でのんびりできた。同行の皆さんとも打ち解けて楽しく過ごせるようになった。
2023年03月29日
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3月27日月曜日。ポカラから専用車でトレッキングの出発点ガンドルンに向けて出発した。朝方はホテル前からはるかにマチャプチャレなどの山々がとても美しく見えて気持ちが弾んだ。ポーターさんやシェルパも一緒に乗ってとても暑い陽射しの中、バスに揺られること約5時間ほど。最初は市内だったが次第に山間部の細い未舗装道路になり、座席に掴まりながら進んだ。 朝のさわやかな風景 こんな山腹の道をバスが進む途中の展望が良い峠のような所でアンナプルナサウスを初めて見た。マチャプチャレもまるでマッターホルンのように三角錐に屹立していた。 今日のところはまだ道があるので私たちの荷物はバスの中だったが、途中、ロバが荷物を運んで登っていた。エベレスト街道ではチベットとの交流が深いのでゾッキョやヤクが運搬を担っていたが、こちらではゾッキョやヤクの姿は全く見ず、もっぱら運搬はロバだった。私たちはずっとバスに乗って最終地まで行くはずだったが、どうしたことが途中でバスがストップ。前進不能になり仕方なく歩いてガンドルンまで行かねばならなかった。予想外だし何しろ暑いのでこたえたがどうしようもない。石段が多いエリアだと聞いてはいたが、最初から石段だった。ゆっくりゆっくりガンドルンまで石段を登って行った。 立派なお家 ロバが主役 最初から石段が登場最後の最後になって道が通行不能になったため、暑い中を耐えて登ってガンドルン(1950m)に到着した。 タルチョーはためくガンドルン到着後、急に雨が降って来て急激に気温低下。寒さに震えた。
2023年03月28日
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3月26日日曜日。カトマンズからポカラへ移動した。カトマンズ空港の喧騒は相変わらずだ。何しろ信号のない道を車とバイクと自転車と人が自由に動き回るうえ、陽射しが夏日だ。懐かしい待合室で円をルピーに両替した。ツアーリーダーの上鶴さんが5000円もあればよいでしょうというので5000円を5000ルピーに替えた。カトマンズ空港を11時10分の国内線イエティーエアラインでものの30分も飛ぶとすぐヒマラヤの景勝地ポカラ(900m)に到着した。 今回のルートポカラは標高900mなのでとても暖かいというより暑い。到着後、市内散策に繰り出したらとても暑かった。半袖で十分な陽気だった。ぺワ湖に沿ってお土産屋さんがずらりと並んでいるメインストリートが続いているのでみんなでブラブラと歩いた。人出が多く活気に満ちていた。ストリートには楽器を弾く人、フルーツジュースを売る人など賑わいに満ちていた。所々に巨大な菩提樹が生えていて、幹の周りに人が集まっていた。お釈迦様が悟りを啓かれたのは菩提樹の木の下とされているが何となくその雰囲気は感じる。 ストリートミュージシャン 菩提樹 ぺワ湖畔 路地の少年 風光明媚なぺワ湖 この景色を見ながらカフェで寛ぎました ホテル前から姿を見せたマチャプチャレ 圧倒的存在感 ジュース売りのおじさん、なかなか希望フルーツを入れてくれない 美しいホテルの中庭同行の皆さんとも次第に打ち解けて和やかな雰囲気になってきた。今日も一人部屋をもらってのんびりできた。
2023年03月27日
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皆さま、ご無沙汰しておりました。4月8日無事、ネパールより帰国いたしました。諸般の事情によりすっかり遅くなってしまいましたが、ブログを再開し、アンナプルナ内院トレッキングの様子をアップします。3月25日土曜日。第1日が始まった。京成大久保駅発6時52分の快速に乗って成田空港着7時41分。指定された場所で東京発の同行者やツアーリーダーの上鶴さんと合流する。東京からは7名、大阪からは5名の計12名の参加である。当たり前と言えば当たり前なのだが全員がシニア、男性8名、女性4名、私が最高齢だと判明した。まずは成田発10時55分のフライトでシンガポールへ向かう。7時間55分。これがなかなか長くしんどかった。まだ親しくなった人もいないのでモーツアルトやバッハの音楽を聴いて過ごした。機内食は2回でてそれないに美味しかった。 シンガポールで大阪組と合流し、そこからカトマンズに向かう便に乗り継いだ。シンガポール空港は巨大で超近代的かつ近未来的だった。スカイトレインで移動するのだが初めて一人で来ると多分戸惑う気がする。5時間30分のフライトで夜遅くカトマンズに到着した。カトマンズ空港は以前と変わらず賑やかだった。深夜なのでそれでも昼よりは落ち着てはいた。すぐに車でホテルに向かった。今回、私は一人部屋希望ではなかったのだが、女性4人のうち3人が一人部屋希望なので残った私も一人部屋を与えられるという幸運に恵まれた。立派なホテルの大きなベッドで一人ゆったりと旅の疲れを癒した。長い一日だった。翌朝、早く目が覚めたのでホテルの周りを散歩した。かなり温かくて陽射しがさんさんと降り注いでいる。ホテルに面した通りは朝から活気に満ちて賑やかだった。強烈な色の花を見つけたので探索に行くとブーゲンビリア巨木だった。やはり暖かいだ。 祝迫したホテル ブーゲンビリアの巨木 街並み
2023年03月26日
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3月25日土曜日。あいにくの雨降りではあるが、予定通りアンナプルナトレツキングスタート日。自宅を6時40分に出て京成大久保駅から40分で成田空港に到着した。第一ターミナルで添乗員や同行の皆さんと合流し、搭乗手続きを済ませた。しばらく海外に出ない間に様々な手続きがIT化されて簡単スムーズになっていて楽だった。さあ、元気で楽しい旅になりますように。
2023年03月25日
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3月24日金曜日。朝から雨が降り、雨の中の出勤となった。今日で今年度が終了となった。大掃除をし、古い掲示物を剥がし、下駄箱の清掃もした。終業式が終わった後は離任式も行われて、転任退任の先生たちが挨拶され、長年、本校のために尽力された皆さんの挨拶は心に残った。来年は我が身と思いながら聞いた。これで本年度はつつがなく終了した。毎日毎日はそれなりに色々なことがあったが、こうして終わってみれば早いものだ。 学び舎明日はネパールに向けて成田から飛び立っていく。久しぶりなのでちょっとワクワクしている。ここ数年国内登山しかできてないのでネパールの自然と仏教文化がとても刺激的で楽しみだ。ツアーは12名参加のようだが人との出会いも新鮮で、人から学ぶことは無尽蔵だ。では皆さま、行ってきますね。
2023年03月24日
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3月23日木曜日。久しぶりに出勤した。学校は何も変わったことはなくいつも通りだった。せっかく校舎内外の桜が満開になったのに雨予報。雨の降りだす前に桜の花を観て、写真を撮った。雲が厚くて空は灰色でせっかくの桜が映えないのがとても残念だ。その後、雨が降り始め、ほぼ一日中シトシト降り続いた。昨日はあんなに暑かったのに今日は肌寒い。花曇り、花冷えとはよく言ったものだ。気象が全くその例え通りになる。昔の人はすごい。 今年度も明日で終了する。何て早いんだ!!。来年の今日は私はどうなってるだろう。
2023年03月23日
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3月22日水曜日。雨予報が延びて今日もそこそこの晴れに恵まれた。アンナプルナトレッキングで高度4200mまで登るため、高度馴化トレーニングのため、代々木のミウラドルフィンズを訪ねた。ここに来るのはコロナ以前からだから4年ぶりくらいだろう。シニアトレーナーのMさんのガイダンスと指導で4500mまでの馴化トレーニングをした。高度4200に設定された低酸素室に入ってしばらくすると息苦しくなってくる。椅子にかけて20分様子をみ、次にトレッドミルをウォーキングしてSPO2値を見る。入室する前は99だったSPO2がみるみる低下して75位まで下がってしまう。歩く足も重い。ここから呼吸を意識してSPO2を上げていくトレーニングをする。強い呼吸を40回位するとたちまち90近くに回復してくる。でもその強い呼吸を続けるのはかなりしんどいので値を見ながら歩いた。その後一旦横になって睡眠状態にしてどこまで下がるかを測定してもらう。実際の山では眠るが今日は眠れず深い呼吸をしていた。最後に高度4500mでトレッドミル30分のウォーキングをした。腕に巻いたSPO2値を見ながら下がると強い呼吸をし、上がると自然呼吸というリズムで頑張った。低酸素なので頭がボーとしたり息苦しかったり独特の症状がでた。折りから丁度WBCの頂上決戦をやっていてテレビで観戦しながらトレッドミルを歩いたのですごく気晴らしになって苦痛を感じないですんで助かった。優勝が決まった時には大声でやったねとか叫んでいた。 トレッドミルで高度馴化トレーニング 久しぶりにMさんに会って話が弾むこれでアンナプルナに向けたトレーニングはすべて終了した。あとは出発するだけだ。
2023年03月22日
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昨日、奥武蔵の伊豆が岳から子の権現さらに竹寺を縦走してきたことを報告しました。山も寺も良かったが花がまた各段に素晴らしかった。温かいせいかカタクリやツツジまでが咲いていてとても感激しました。今日は花だけを紹介します。 竹寺の境内に咲いていたカタクリの花 桜と寺はナイスマッチ ミツマタが真っ盛り ツツジが咲いていた!! 赤い大きな花を咲かせている椿 白蓮が華麗
2023年03月21日
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3月20日月曜日。今日まで晴天という予報なので奥武蔵の伊豆が岳から子の権現さらに竹寺と縦走してきた。日程的にかなり厳しくて一生懸命歩かねばならなかった。その原因は下痢だ。早朝の電車に乗って出発したが途中で腹痛に襲われ、乗換駅まで持ちそうにないので平井で途中下車。何とかトイレには間に合ったが一電車遅れる羽目になり、それが登山口駅正丸に着く時間を30分遅延させた。更に登山中2度ほどお腹の具合が悪くなり青空トイレしたため30分ほどかかり、結局1時間ほど予定外の時間を費やした。本命の登山以外に様々なことが起きてしまう。西武秩父線正丸駅から出発し、花が咲き乱れる里山を楽しみながら登った。ハイカーは3人位だった。樹林帯を黙々と登り、途中から岩がちの道を忍耐強く超えて、最後は男坂の岩場になる。いつもなら男坂をゆくのだが遠征前にケガするとまずいので今回は岩のない女坂を登って伊豆が岳山頂へ到着した。 男坂と伊豆が岳山頂一休みして子の権現方面に出発。まずは天目指峠までだが、これが古御岳、高畑山、中ノ沢の頭から始まって数えきれないほどの小ピークが連続し、登ったと思えばすぐ下る長いトレイルでトレーニングには最適ではあるがこれまた忍耐だ。トレーニングに来てるんだからと言い聞かせて登り下りしてやっと天目指峠まで来た、ウナギの伝説が記載されている指導標を見ながら、ここからは登りが続き、すっかり疲れた頃、やっと樹林帯を抜けだして福寿荘咲く明るい子の権現に到着した。ここも閑散としていた。気温が上がり暑くなってきていた。境内内でランチし、しばし寛いだ。 本堂 足腰のお守り大草履の前で 巨大下駄時間がおしていたのでここで下山するか頑張って竹寺まで行くか迷ったが、天気が良いので竹寺まで行こうと決心し、ただちに出発した。 子の権現から竹寺に行く道はとても良い道で好きな道だ。子の権現で誰かが撞いた鐘の音が聞こえるのだ。今日はハイカーが少なかったので1回しか聞こえなかった。穏やかな起伏の道を時間短縮のため小走りに走って最速で竹寺に到着した。ここも誰もいなくて静かだったが、境内の花が見事だった。桜、白蓮、ミツマタ、椿、カタクリ、梅など咲き乱れて正に花の寺だった。帰りのバスの時間が気にはなったがあちこりを見て回り、みたらし団子も食べ、おばさんと話もした。一日中ほとんど人と話すことがなかったので人間になった気分だった。 本殿 牛頭天王 牛頭明王 本殿から見る茅の輪 大きな団子ハプニングの連続した山行だったが何とかここまで来れ、山と奥武蔵の古刹二つを訪ね、美しい花を沢山見ることができて充実した一日になった。参考タイム 最寄り駅5:55⇒西武線正丸9:25 9:40 ⇒伊豆が岳11:20 11:35⇒子の権現14:06 14:20 竹寺15;12 15:40 ⇒子殿バス停16:17 17:09⇒飯能17:55
2023年03月20日
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3月19日日曜日。習志野シティフィルハーモニック第75階定期演奏会が習志野文化ホールで行われたので娘と二人で聴いてきた。先週の「復活」に次いでこちらもこのホールでの最終公演である。プログラムは小室昌広 編曲「この道」ハチャトゥリアン作曲 組曲「仮面舞踏会」ラフマニノフ作曲 交響曲第2番ホ短調作品27 である。フィナーレを飾るにふさわしい熱演だった。会場で何人もの友人と再会し、旧交を温めることができてとても嬉しかった。音楽がとりもつ心の交流が深まった。 習志野シティフィルハーモニック ロビーの展示 緞帳の図案 ホールから中庭の景色 内部の絵画何もかも懐かしかった。このホールが今月末で閉鎖されてしまうのが残念でならない。
2023年03月19日
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3月18日土曜日。春の彼岸の入り。今日は朝から雨がしとしと降り続き、ほぼ一日中雨だった。午前中はかかりつけ医に高度障害の薬・ダイヤモックスをもらいに行き、午後は雨で戸外活動は無理なので昨日の押し花の続きをした。フクロウの胸部上のビーズと両羽のビーズ装飾をした。細かくてとても難しかった。でもこれをしないと次に進めないので頑張った。2時間半もかかってやっとできた。全体を組み立ててみると派手派手だがもうこれ以上やる気にはなれない。これでフクロウは完成にしてバックの布を選び、その上に押し花を配置して仕上げだ。もう一息という所までこぎつけた。 フクロウ彼岸の入りなので雨の中、大黒屋さんまで行っておはぎを買ってきて、みんなで頂いた。こしあん、粒あん、胡麻、きな粉と4種類あり、どれも美味しかった。 おはぎとじょうよ饅頭
2023年03月18日
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3月17日金曜日。朝から曇り空で肌寒い日だった。仕事は休みなので午前中は家事をかたずけたりアンナプルナで使用するデジカメなど電子機器のバッテリーやプラグなどをチェックした。午後は月イチの押し花教室に八千代台まで出かけた。今日は気が遠くなりそうなメチャクチャ細かい作業だった。押し花で造ったフクロウの頭部と胸部にビーズを張り付けて華麗に装飾するのだ。ビーズ一つ一つがm単位で砂粒のようにすごく小さい。これをボンドで花の上につけていく。ボンドの量が多すぎると花の上に白く残るし、少ないと接着できないし、下絵はないからオールフリーで張るしかなくストレス満載・忍耐と根気の作業になった。でも自分がこの「押し花とビーズのコラボ」という作品を選んだのだからするしかない。無言で黙々90分ほどやってやっと頭部と胸部下半分が形になった。 目と頭部のビーズ装飾 胸部下の細かなビーズ装飾最後に先生が11月に実施した押し花展の様子が雑誌「私の花生活」に記事になっていると紹介して下さった。半ページを使用してけっこう大きく取り上げられている。本文に「スイスのアイガーに登った思い出を押し花にしている人もいる」と先生が私のことを紹介して下さっていた。お上手で熱心な生徒さんがあまたいる中で私のような下手で不真面目な生徒を言及して頂いて恐縮した。登山しながら押し花している人が珍しいのだろうな。 雑誌と本文ページでもマジに頑張って進めなければ作品が全く完成しない。仕事が暇になったのだから少し押し花にも心を傾けよう。
2023年03月17日
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3月16日木曜日。天気予報があまりにも良かったので急遽、予定変更して高尾山から陣馬山を縦走した。アンナプルナのトレーニングも兼ねている。氷も雪も岩もない緑豊かな野山の道は久しぶりで春の到来と歳月の歩みの早さをしみじみと感じながら歩いた。高尾山口から歩き始めたが何と稲荷山コースが工事のため閉鎖されていた。止む無く琵琶滝ルートに入って沢筋を登って高尾山に着いた。富士山が真正面に素晴らしい姿を見せてくれた。しばし休憩して小仏城山に向かって登り下りを繰り返して小一時間、花盛りの城山に到着。平日のせいか花粉の季節のせいかハイカーが少なくて静かな城山だった。紅梅や白梅が見事に花開いて花の山頂が楽しめた。 琵琶滝 高尾山からの富士山 小仏城山の天狗 城山の紅梅と富士山城山を出て景信山まで再び登り下りを繰り返して景信山山頂へ。ハイカーは少なく閑散としていた。この山域は茶店が充実しているので茶店の特色あるメニューが楽しみの一つであった。所が平日で高尾・城山・影信いずれも茶店がクローズしていて名物のなめこ汁とか山菜天ぷらが食べられなかった。手持ちの行動食と飲み物だけでけっこう飽きた。 あでやかな影信山頂のミツマタの花景信山までは比較的楽なのだがここから陣馬山までがこのルートの核心だ。何しろ長いし起伏に富んでいる。体力低下の顕著な昨今なので気持ちを引き締めて出発した。数えきれないほど登り下りを繰り返してやっと堂所山に到着。さらに明王峠まで頑張って登った。明王峠では茶店の修理をしていた。影信山から陣馬に向かうハイカーは極端に少なく、人影まばらで静かな時間を坂道と苦闘しながら登った。そして午後2時過ぎ無事、陣馬山に到着した。ヤレヤレだ。この頃には雲が多くなって晴れてはいたが富士山も姿を隠し眺望は無くなっていた。 ここまで遠く苦しい 茶店の修理中 白馬に迎えられて 生き返った!!ゆず坊サイダーこの日は温かくてというより暑くて喉が渇き、スッキリしたものを飲みたかったのに茶店が全部クローズしている悲劇。所が最後に陣馬山頂直下の清水屋さんが空いていた。ゆず坊サイダーをごくごく飲みほしてリフレッシュした。小屋のおじさんはフレンドリーでとても親切だった。和田バス停まで一の尾根を急降下して3時47分のバスでJR藤野に出て帰宅した。自分の筋力・体力の低下を痛感させられた一日だったが無事終わってよかった。参考タイム 最寄り駅5:47⇒高尾山口7:41 8;00 ⇒高尾山頂9:23 9:40⇒小仏城山10:32 10:45⇒景信山11:41 12:00⇒明王峠13:24 13:35 ⇒陣馬山14:16 14:30⇒和田バス停15:22 15:47バス
2023年03月16日
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今月末からスタートするアンナプルナ内院トレッキングの説明会が西遊旅行東京本社で開催されたので参加した。田舎者なので神保町まで電車を乗り継いで共同ビルを探すのが第一の関門だったが何とかなった。西遊旅行本社はとても立派で驚いた。さすが高いツアー料金を取るだけのことはある。同業のアルパインツアーやアドベンチャーガイズと比べると格段の立派さだった。説明会は画像をふんだんに使用して男性社員が行った。参加者は男性1名、私と数年前に東北ツアーで一緒だったMさんの3名だった。Mさんは嬉しそうにはしゃいで変わらず元気だった。旅行行程や持参品、装備など様々な説明を受けた。トレッキングなので登頂ほど緊張はしないものの、最高到達地点が約4200mなので高度の影響を受ける。出発前に高度馴化トレーニングをしてダイヤモックスくらいは持参して万全を期すべきだろう。14時から始まった説明会は16時半までかかった。久しぶりに会ったので終了後、Mさんとお茶して近況報告しあった。 アンナプルナMさんがとても元気でよく喋るので元気がない私はけっこう疲れたのだった。さあ、いよいよネパールの準備に取り掛からねばと思うが、あまり積極的に取り掛かる気持ちが湧いてこない。困ったものだ。
2023年03月15日
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3月14日火曜日。今日は卒業式だった。昨日まで暑いほどの気温だったのに今日にかぎって明け方から雨が降り、空気が冷えて寒かったが式服に身を包み、出勤した。私には特別の役割はなく、卒業生を見送ればよいだけなのだがやはり身が引き締まった。コロナもマスク初めいろいろ緩和されてはきているが、本校は今年は3年生と保護者が体育館の式典に参列し、在校生は教室でオンライン参加になった。合唱などオンラインでは物足りなかったが止むを得ない。昼過ぎからは温かくなり、陽光のなか、大勢の中学生が校門を後にし、めでたく巣立っていった。ほっと一安心だ。 オンライン参加で卒業式退勤した後は陽射しを浴びて散歩した。このところの急激な温かさで沢山の花が咲いて街は花盛りだった。 ヒメコブシ 雪柳 エリカ 河津桜 椿 菜の花こんなに華麗に花が咲き誇り、陽射しも明るくまさに春なのに気持ちは曇り空で晴れない。春先の鬱病か?登山の疲れか?。イマイチすっきりしない日が続いている。
2023年03月14日
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3月12日日曜日。今日は 習志野文化ホールフィナーレを飾るオーケストラと合唱の饗宴 いまこそ「復活」を聴いてきた。魂の根源的部分を刺激される壮大な演奏だった。ウイーン、ベルリンでご一緒した沢山の皆様と再会し、その力演を聴いて音楽の持つ力の凄さを改めて感じている。大規模オーケストラ約120名、合唱90名、アルトソロ、ソプラノソロ、パイプオルガン、舞台裏には管楽器・打楽器10人以上のバンダ部隊と総勢約230名。壮観だった。まさにフィナーレに相応しいステージだった。大規模で壮観のステージ開演前に楽屋を訪ねた。230名もの出演者で楽屋も大混雑だったが、指揮者の田久保さんやパーカッションのTさん、ウイーンとベルリンで仲良くさせて頂いた若い女性お二人に会うことができてとても嬉しかった。皆さんと話しできて元気をもらえた。やはり私は山だけでなく音楽も好きなのだ。 楽屋を訪ねてドイツ製の見事なパイプオルガンも今日が聞き納めだった。これを解体するなんてもったいない。ロビーには文化ホールの歴史が掲示してあった。懐かしくもあり寂しくもありだ。 指揮者の田久保さんを初め、全国から駆け付けて力演して下さった皆様、企画運営にご尽力頂いた国際親善音楽交流協会の皆様、素晴らしい演奏会有難うございました。そしてお疲れ様でした。
2023年03月13日
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誕生日記念山行から帰宅したら上の娘から宅配便が届いていた。誕生日プレゼントだった。色々な品が詰められていた。まずバースデーカード。ケーキと熊さんが飛び出すポップアップ形になっていて、娘、孫の葵ちゃん、結ちゃんの手書きのメッセージが書いてあり、トランペットやクラリネットなど楽器の絵も描いてある。「おばあちゃん、おたんじょうびおめでとう、いつまでもたのしく元気でくらしてね。」結より「おばあちゃん、おたんじょうびおめでとう。今年も元気でくらしてね。」葵より バースデーカードこの他にビスケット、UVアームカバー、撥水ポーチ、mifyuのキッチン吸水マットが入っていて変化に富んたアイテムでなおかつ実用的な品だった。 ビスケット 家族ですぐ食べてしまった。 アームカバーと撥水ポーチ ミッフィーの吸水マット有難うね。おばあちゃんはこれからも元気に暮らしていくよ。成人式の晴れ姿が見たいからね。みんなも元気で好きなことを沢山して楽しくたくましく生きていってね。
2023年03月12日
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中千丈沢の一角獣を昇り、一息ついて下山にかかった。下ってみるとこんな急峻な雪道をよくぞ登ってきたという感じだった。苦しいのもしんどいのも遅いのも当然だという気になり、自分を誉めたい気持ちだった。途中から往路とルートを変えて岩の上から懸垂下降で降りたので少し楽だった。ぐんぐん下って一般ルートの大通りに戻った。明るい日の光が降り注いで完全な春の陽気に満ちていた。アウターも脱ぎ、フリース一枚になり、手袋も薄手に変え、サングラスをした。身支度を整えて一路復路を辿った。朝より更に美しい穂高連峰が青空をバックにそびえ、田代池は少しぬるみ、足元の雪も緩んで場所によってはシャーベット状になりかかっていた。 明るい陽射しの中で 大正池と穂高連峰稀にみる絶景を歓声をあげながら歩いた。大正池湖畔でデポしておいた運動靴に履き替え、登山靴は肩に振り分けたので身軽だった。焼岳も見事だった。 焼岳 昼の釜トンネル 工事用大型トラックが何台もスピードを出して走っていた。大正池に溜まる砂利や土砂を運んでるらしい。上高地トンネルさらに釜トンネルを先ほどまでの疲れを忘れたように快調にガンガン歩いて遂に釜トンネル入り口の到着した。釜トンネルは真っ暗な朝とは全く違って、安房峠方面に抜ける車が前の道路を行き交っていた。ガイドが車を回収してくる間にザックの整理をし、暑いような陽射しを浴びて松本へ出た。旅は終わった。中千丈沢でアイスクライミングする日が再びあるだろうかと思うと一抹の寂しさを感じた。
2023年03月11日
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忍耐の登りの先に中千丈沢に次々と氷瀑が姿を表した。ゼットが崩れ落ちる前の絶妙なバランスであの串刺しの姿をみせ、疲れが吹き飛んだ。これをKガイドと登ったのは2017年だったと回想にふけった。 ゼット バックに一角獣奥にジョーズゼットから更に上に登ると長大で見事な氷瀑が出現した。Yガイドが氷瀑に向かって登ってゆく。どこにも崩れている箇所がなくてしっかり締っている。このエリアの看板ルートの一つ一角獣だ。ここは3ピッチなので早速下部から開始した。Yガイドがリードし、その後を私がフォローして昇る。この下部1ピッチ目と次の2ピッチ目は順調に昇れた。 一角獣 下部1ピッチ目をリードするYガイドが 2ピッチ目2ピッチ目を昇って最後の一角獣の角の部分まで来た頃に足に不安がよぎった。足攣りの前兆の感覚が太ももを襲ったのだ。非常事態だ。だがロープで繋がっている氷瀑の上で何ができよう?何も対策は打てない。一角獣の先端は三角形に尖り、かっこよい。氷は締って最高に良い状態だった。Yガイドはまず左側の岩の近くを上昇し、中ほどで右にトラバースしてそのまま終了点まで昇るライン取りだった。私もそのラインで昇ったがバーチカル部分で支点のカラビナを外すにに手間取って筋力消耗し、ずっと同じ姿勢で維持していた為、ふくらはぎに大きな負担がかかった。更に右トラバースして回り込む時、右の足場がつかめないためとても怖くてこわごわだった。この辺りで太ももとふくらはぎが攣って危機的状況に陥った。でもここでは薬も飲めないのでとにかく前進するしかない。攣った足で氷をけり込み、一打一打アックスを打ち込み、また攣った足を氷に蹴り込んで攀じ登った。不思議なことに何とか昇れた。トラバース後はまっすぐ上に昇るだけだったので問題なかった。有名な看板ルートを昇れてほっとしたし、とても嬉しかった。終了点からは懸垂下降で角の基部まで戻った。 一角獣の角丁度地元山岳会の男性3人が来ていてこれから昇ろうとするところだった。一角獣基部から右に回り込むとジョーズが見える。巨大で見事な氷瀑だった。ジョーズが口を開けている。これもネーミングが的を得てるし魅力的だ。このエリアは開拓者は亡き木村ガイドと今回同行している山下ガイドなのだがどの氷瀑も特徴をよくとらえたネーミングで素晴らしい。この名前を知ると誰しも昇ってみたいと思う。 ジョーズジョーズから下は雪壁で最後は小さな氷瀑だったがロワリングで降ろしてもらって取り付きに戻った。足攣りをおして昇ったせいかすごく消耗した気分だった。
2023年03月10日
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3月7日火曜日。早朝3時45分起床。準備万端整えて4時45分出発。まずは暗闇の中を釜トンネルの入り口まで車で移動。ガイドが坂巻温泉駐車場に車を置いて戻るまで30分ほど待つ。寒さはそれほどではなかったが真っ暗な釜トンネルが不気味だったし、老女一人でこんな辺境の地にいるのは多少心細くはあった。 真っ暗な釜トンネル舗道を歩くことになるので登山靴をトレランシューズに履き替え、登山靴は振り分け荷物のように肩にかけた。到着したガイドと真っ暗な釜トンネルをヘッドランプをつけて約1.3㌔歩く。このトンネルは斜度11%でずっと登り一方だ。暗いのでわからないもののけっこうな坂道だ。暗闇と早朝の体の重さに耐えてやっと釜トンネルを脱出すると次は上高地トンネルだ。ここは新しくできたトンネルで照明ランプもあるので真っ暗ではなかった。二つのトンネルを出ると穏やかな朝に光が注ぐ雪の道になった。しばらく雪道を滑らないよう歩くと大正池のほとりに出た。かなたに穂高連峰がこの上ない美しさで姿を表した。「おお!」と感嘆の声を漏らした。素晴らし過ぎる。丁度モルゲンロートの時間で山頂がバラ色がかって見えた。ここに来ないとこの景色は見られない。山好きにとっては至福の一瞬だった。手前の大正池も静寂の中にただずんでいて見とれた。モルゲンロートの穂高連峰大正池と穂高連峰明神から穂高の稜線もくっきりと絶景を楽しんだあとは地獄の急登が待っていた。田代池から先に進むと橋があり、そこから山側の雪道に入っていく。中千丈沢だ。登山靴に履き替えアイゼンを着けて歩く。最初の内はまだ普通の坂道だったが、途中からものすごく急峻な雪の登り坂になり、ガイドとアンザイレンして登る。前回も確かこの坂道であえいだなと思いつつ耐えに耐えて登りぬいた小ピークから一旦下って中千丈の谷底に降りる。ここからが更に急登で溜息が出たが雪面ばかり見て一歩一歩登った。そして高度があがるにつれて右斜面には氷瀑が次々と姿を見せてきた。ああ、やっとここまでたどり着いた。氷瀑にたどり着くまでアプローチ3時間、老婆には最後の急登がこたえたのだった。
2023年03月09日
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アイスクライミングが無事に終わって車で10分ほどの今夜の宿に向かった。乗鞍高原ロッジ「ふもと」というスキー客がメインの山奥の宿だった。宿泊者は私たち二人だけで全館貸し切りだったが広い館内は閑散として少しわびしさが漂った。でも宿の女将さんはとても親切だった。二人だけなのに惜しみなく暖房してくれて温かく過ごせた。更に旅行支援割引と電子クーポン券が利用でき、クーポン券代を宿泊代にあててくれたので宿代が半額になった。超ラッキーだった。食事までの時間があったのでささやかな誕生日ケーキをYガイドと二人で食べてお祝い気分を味わった。 薪ストーブと誕生日祝い素晴らしかったのはここの温泉だ。総ヒノキ造りで水道官など硫黄で緑がかっていたが、そのお湯の体にぴったりの湯温が快適で天国にいるような至福の時間を味わった。一人で筋肉の疲れをほぐした。 温泉が素晴らしい6時から夕食。特に凝ったものや珍しいものはなかったけどそれで充分だった。薪ストーブに温められながら寛いで夕食を楽しんだ。 夕食風景
2023年03月08日
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3月6日月曜日。76歳の誕生日を迎えた。記念に二日間の日程で乗鞍の善五郎の滝、上高地中千丈沢にアイスクライミングに出かけた。初日の今日は船橋からアズサ3号に乗って松本まで行き、ガイドと合流して乗鞍高原の善五郎の滝へ行った。この所の温かさで山には雪がなく、道路にも雪がないのでスムーズに走行できた。遠くの乗鞍岳が純白に輝いて美しかった。 乗鞍岳しかし信州の山奥まできて3月初めに雪がないというのも不思議な気がした。乗鞍スキー場の駐車場に車を止め、アプローチ15分で善隆郎の滝に到着した。このアプローチの短さがシニアにとっては超有難い。善五郎の滝は3年ほど前に登ったことがある。けっこう巨大で見栄えがし、前回は全面凍結していてどこでも登れた。今回は左側は氷が解けて水がほとばしって流れ、中央部は崩壊している。昇れるのは左側と隣の小滝だけという状態だった。 水が流れて空洞ができ、シャーベット状になった氷瀑まずアップで小滝を左、中右、と3本登って肩慣らしし、次に長い善五郎を昇った。氷は柔らかくアックスがささりやすくて楽に登れた。 善五郎の滝左ルート1本、右ルート1本、中央窪んだルート2本と4本登り、小滝と合計7本昇った所で終わりにした。穏やかな日差しが降り注いで温かく、寒さで知らずの一日でとても快適だった。アイスクライミングでこんなことは滅多にない。それにこの善五郎の滝ももうすぐ崩壊して昇れなくなるだろう。その直前で昇れてよかった。
2023年03月07日
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明日は私の76歳の誕生日だ。当日は乗鞍・上高地方面にアイスクライミングに出かけることにしているため、今日は予定を何もいれず準備と休養にあてていた。午前中はかかりつけの美容院に行って髪をカットしヘアダイもしてもらって気分を一新した。午後は予定も入れてないので本屋巡りをした。家からウォーキングを兼ねてヨーカドーまで歩き、そこで本を5冊ほど立ち読みした。帰りはいつもの藤崎ルートを逆方向からのんびり歩き、途中でパティシエ横山に寄って自分用のケーキを買った。明日の山の宿でスイーツ好きのガイドと一緒に食べるつもり。ささやかなお祝いだ。民家の庭にはミモザ、ハクモクレン、河津桜が咲き誇り、野辺にはタンポポ、蕗のとうが咲いてすっかり春だった。 蕗のとうとタンポポ自然は春になったのに最近の私は体調不良でイマイチ気分が沈んでいる。華やぎを見せている季節から自分だけが取り残されているような気がした。でも落ち込む必要はない。きっとそのうち回復してまた元気はつらつの自分に戻れるだろう。自分を信じよう。
2023年03月06日
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今日は仕事は休みの上、息子も娘も外出し、夫はデイケアにでかけ、家にいたのは私一人だった。すごく珍しいことだ。朝から体調不良でグズグズしていたが、コーヒーを呑んで気合を入れ、気を取り直して掃除、洗濯、布団干し、猫の世話などをした。温かい陽射しが降り注いでいたので久しぶりに花壇の手入れもした。南側の花壇では沈丁花の花が満開になっていて芳香があたりに漂い、貧弱な庭を格上げしてくれていた。シクラメンも濃い色で存在感があった。クリスマスローズが咲かないのが寂しい。 沈丁花とシクラメン年末に植えっぱなしで水をやるだけだった東側の花壇は健気にも花はしっかり咲いてくれ、何とチューリップの葉も力強く伸びていたのでちょっと感動した。雑草をとり、ビオラの花柄摘みをした。 春花壇とチューリップの芽吹きその後は図書館に行き、軽くウォーキングしてのんびり過ごした。体調がよくないので頑張って運動する気力が湧かない。夜は夫と二人だけだったので歩いて3分の地元中華レストランで口に馴染むものを注文して夕食にした。気楽だった。
2023年03月05日
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孫二人のコンサートが午前と午後に渡ってあったので一日娘家族と過ごした。まず午前中は葵ちゃんの小学校吹奏楽部の定期演奏会。通学している小学校体育館で11時から開演となった。コロナ禍で人が集まるコンサートも開催できず、久しぶりの演奏会とあって会場には沢山の保護者や祖父母が集まっていた。葵ちゃんはトランペットなのでステージひな壇の上で演奏するため、よく見えて嬉しかった。ミッキーマウスマーチ、名探偵コナンのテーマ、残酷な天使のテーゼ、ダイナマイトなど子どもが興味を持ちそうなポピュラーな曲が選曲されていて楽しい雰囲気に満ちていた。葵ちゃんは「アラジンよりハイライト」の演奏の中でソロを担当していた。落ち着いてしっかり音が聞こえる安定した独奏で素晴らしかった。沢山の拍手が湧きおこった。ソロ演奏なんでものすごく大変なことだ。葵ちゃんの努力と頑張りとメンタル面での成長をしみじみと感じた。帰宅した彼女を惜しみなく讃えた。 葵ちゃんの演奏会午後は結ちゃんのヤマハ音楽教室のスプリングコンサートで会場はティアラ江東というプロも使用するような立派なホールだった。さすがヤマハだ。会場は出場する沢山の子どもたちと付き添いの保護者でごった返していた。華やかなライトと音響機器の中で結ちゃんも一生懸命演奏していた。あまり乗り気ではなく日常のお稽古も進んでするという訳でもなさそうだけどこうして発表会までこぎつけてきたのは素晴らしいことだと思う。幼少期のお稽古ごとは子どもより親の努力だから娘夫婦たちも大変だったことだろう。 結ちゃんの発表 ティアラ江東 スプリングコンサートの看板前で 愚図らずわきまえた行動のできる咲ちゃん
2023年03月04日
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3月3日金曜日。ひな祭り。超久しぶりに上の娘宅を訪ねた。前回訪ねたのは旧年秋だと思うので今年初めてだ。日々娘家族のことが気にならない日はないが、私自身、年末はコロナワクチンのせいでひどく体調不良で動けなかったし新年になっても自分の予定もタイトで仕事もあって中々訪ねることができなかった。娘から孫たちの世話が必要な依頼があれば出かけたが、何もなかったのだ。家族全員の健康管理ができて元気に通学・通園・出勤できてっということでそれはそれで素晴らしい。数か月ぶりに見る孫たちは一段と成長していた。中でも末娘の咲ちゃんは以前とは全くことなる表情になっていて語彙が更に増えて活発に動き、賢くなっていた。結ちゃんも成長していた。翔くんは朝からサッカーの練習で既に家を出ていた。ゲームばかりしていた頃と比べるとたくましくなったものだ。 「 結ちゃん 咲ちゃん 姉妹時間があったので近くの有名なケーキ屋さんでお雛様ケーキを買ってきてみんなで頂いた。とてもよ転んでくれてほっとした。 可愛いお雛様ケーキ
2023年03月03日
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3月2日木曜日。朝から気温が高目で、なま暖かいものの風があるので温かさを感じることなく不安定な天気だった。今日は学校の予餞会だった。明日は公立高校入試の発表日になっている。3年生にとってはいよいよ大詰めを迎える。何週間もかかって準備した催しなので、朝から準備万端整えて展開した。おもしろおかしいパフォーマンスの中にも温かい心が通う予餞会になった。校庭には河津桜がほぼ満開になって可憐なピンクの花を咲かせ、中庭の紅梅白梅は満開である。春の到来を実感させられる風景に心も満たされ、光陰矢の如しをしみじみと感じたのだった。 河津桜 白梅と紅梅若い生徒たちは卒業して新しいステージが広がる。年取った大人や私のようなシニアは新しいステージというものがもはや望めない。60年も前に過ごした中学時代や高校時代がいかに貴重で輝いていたかを過ぎ去った夢のように感じた。そして先生方がいかに心を砕いて子どもたちを送り出していたのかということも身にしみた。さあ、あとは卒業式を待つだけだ。
2023年03月02日
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3月1日水曜日。遂に弥生3月を迎えた。3月に入った初日からホントの春のような暖かい一日で午後は上着不要だった。仕事は休みで病院通いばかりした。まず自分の脳神経内科の心理検査、心理検査と言っても内容は大脳の老化検査だ。100から引き算をしていく、スタッフが告げる言葉を言う、数字を逆から言う、図形を描くなどだ。終了後は主治医の診断があり、大きく変化はしてないが記憶力に衰えが見られるとのこと。MRIにも多少影が出ているらしい。そんなたいそれた検査をしなくても自分の記憶力の衰えは自分が一番敏感にキャッチしてるし困ってもいるが、それが医学的に裏付けされてしまった。次は夫を連れて夫の病院に薬を頂きにいった。昼時になったのでファミレスでランチした。最近は外食することは滅多にないし、夫とランチすることは更にない。夫はこのところ、精神面が安定し生活態度もかなり立派なので気分転換もかねてささやかなご馳走をした。 最後はまた私の血圧治療だ。寒い時期にハードな山行を連続してきたせいか、血圧が高くなって非常に気分が悪い日が続いている。浮遊感がしてふわふわするし目はちらつくし肩まで重い。集中力にも欠けてしまってるのでこんな調子で車を運転したら事故を起こしかねない。という訳で受診したが、ドクターはそう深刻ではなく薬を追加しただけで登山も止めなくてよいと言って下さった。有難い。高血圧に塩分が悪いのは重々承知なのだが、最近私は登山中によく足が攣る。太ももの内側が痙攣して痛みで歩けなくなる。足攣りの原因は水分・塩分ミネラルの不足だから塩分を取らざるをえない。汗で塩分を失ってしまうからだ。必要悪で塩分を抑えることができないのも高血圧の一因かもしれない。と言い訳している。
2023年03月01日
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