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たましいの片われが われを よぶ 星あかりをたよりに 疾走す こんどこそ つかまえてやる
2023.03.30
ふるえながら すわっている 春らんまんの候、さむいわけじゃない ましてや、武者ぶるいしているわけでもない ただ、こわいんだ 自他ともにみとめる 意気地なし
2023.03.29
あまりに刈りこみすぎたので もう芽吹くことはないのだろう と かなしい気もちで見あげていた 毎日まいにち 見あげていた でも、けさ みつけたよ ちいさな きみどり色の葉っぱ、みっつ あなたと植えた その木は、 まだ 生きているよ
2023.03.28
桜花の下に また つどう さくら色の風まう 弥生のおわりに うす紅のむこうの 青をみる
2023.03.27
真新しいイ草の匂いにひきとめられ、すわる 封印していた郷愁がにじみでてきて、沁みる ひりひりした孤独感のなか なみだのみ、落つる
2023.03.26
すばやい判断 すばやい行動 席、Get よし、まだ いける
2023.03.25
ただ 真心からのことばが ひとつ ほしいだけ ほかに ほしいものなんぞ ない 世界は こんなにも ことばに満ちみちて 雄弁が 闊歩しているというのに ほしいものは 手にはいらない 雄弁のなかの すさまじい孤独
2023.03.23
風にのってやってくる黄砂を 迎えうつがごとく 西へ飛ぶ 視程をうしなうほどに それを あびながら 西へ飛ぶ きみと約束した地は、西にある
2023.03.22
太平洋 波たかく 風 咆哮するなか ティラー にぎる シート ひく腕 限界 こえ 沈、目前 はるかかなた さくら咲く陸 見ゆ
2023.03.21
春時雨ふる午後 大地のにおい ただよいたち せかさるるごと 旅支度 いそぐ
2023.03.17
あわてんぼうの春が いっしょくたに やってきた ぐちゃぐちゃの春は ぐちゃぐちゃのわが心と まざりあう いのちのワルツは まだ きこえない
2023.03.16
わたしが あなたの仁王だというのなら あなたのことは 四天王とよぶことにしよう むかしも今も 四方から わたしを まもっている あなたは わたしだけの四天王
2023.03.15
いたっ、大あたり みごとにど真ん中に命中 きみのことばは いつも核心をつく こわくて おそろしくて 近寄りたくても なかなか近寄れない が、 最後にたよるのは いつも きみ きみは わたしの 仁王さま
2023.03.14
なにもせず空論にふけるだけの きみとぼく、似たもの同士 ことばは過激度を増しつづけてゆくが われらの海は、べた凪 ある朝焼けの日、気がついた 空論に希望なし ぼくは、この海を去るつもりだ きみを残してゆくが もう もどらないとおもう
2023.03.13
ガス燈のあかりのなか 石畳のみちをあるいている 石畳は足になじまず からだは 悲鳴をあげる こころは もちこたえてはいるが もはや時間の問題、かもしれない いいや、 まだだ
2023.03.10
なつかしさ こみあげて ことば うしなう 哀愁 おびた風に 身 まかせ ながいねむりに つくとしよう そのまま 千年ねむるつもりだ
2023.03.09
くすくす くすくす わらい声 ふりかえっても だあれもいない ノートの上で 文字はねてる 大口あけて 文字わらう のどちんこみせて 文字わらう みてしまったがさいご われも わらう
2023.03.08
またひとつ 地球のあぶく きえた かすかな余情のこし きえた ねがった永遠は やっぱり かなわない
2023.03.07
きみは、ネコ型にんげんだと よくいわれるが ぜったいにちがうと おもっている ネコのようにまあるくなって 金魚鉢のなかで ねむることはできないんだ 骨がボキボキおれちゃうからね
2023.03.06
包囲網をはったが まんまと にげられてしまった と おもっていたら きみの包囲網に みごとに かかってしまっていた まあ、それも いいか
2023.03.04
風の咆哮、やみ 硝子戸のすきまより 汽笛の相聞歌、きこゆ 弥生のわかれ 桜花つもりゆくまで
2023.03.03
たえろ たえるんだ わかっているけれど ほとばしる血汐はとまらない このまま おわりをむかえるのか いや、 風は、やむ
2023.03.02
砂のささやき ききたくて ラクダにのって やってきた 流砂に ひきずりこまれる寸前で ラクダにぐいっと ひっぱられ おっとっとっと たすかった 感謝感激 雨あられ 涼しい顔して また 歩きだす ラクダもいっしょに 歩きだす
2023.03.01
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