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バラの香にいざなわれ まよいこんだる路地裏で きみの面影ににたる童 みつける ベーゴマに興じたるすがた そのゆく末 みてみたいものだ ねがわくは、
2023.04.27
ひたひた ひたひたと おいかけてくる にげて にげて にげている 昨今 そのにげ足 おそくなる が、まだ おいつかれてはいない さつき波たつころには ゆっくり ゆるゆると あるきたい が、だめだ 時間(とき)につかまったら おしまいだ
2023.04.26
コンプレックスは 岩のごと たたく木づちも くだけちり 石あたま つかえども びくともせず ただ なつ風がふくころに 風りんのごと きよき音色を ひびかせる
2023.04.24
とっくに にほんタイムのなかだけど いっしょにあるいた 大陸の 風のにおいと 人いきれ わすれたくない わすれない
2023.04.23
道しるべ なく あかりも なく ぐるぐる まわっている 気がしている 恐怖は じわじわ おしよせてきて しずむまいと ひっしに 顔をあげる ミルキーウェイが みえた ぐるりと 頭をまわすと ポラリスが みえた ここから ぬけだせる かもしれない
2023.04.22
きみは かなたの宇宙より モアッサナイトをたずさえて やってきた ぼくは きみに サハラの砂を おくるつもりだ オレンジの砂を どうか、うけとってくれ 一億年の時間(とき)を きざむという 砂どけいに つかってくれ
2023.04.21
にしのくにで きみをおもい ひがしのくにで きみをおもい みなみのくにで きみをおもい きたのくにで きみをおもい わたしは あるく
2023.04.19
夜あけに窓をあけ jazzをきく ひんやりした風とともに 小鳥のさえずり ながれこみ あなたがいる かの地をおもう かの地のブーゲンビリアは 今まさに満開のころ 逢いたさ つのる あいたい
2023.04.17
くちぶえ ふきふき さばくをあるく フォクス ねずみに ふんころがし いっしょに 足あと つけようよ ちいさな足あと つけながら われは ゆくゆく さばくのなかを そのうち われは ひからびて 田んぼの長ぐつ のこるんだろ
2023.04.16
360どから 風がふく峠 ふきとばされないよう ふんばっていると はるかかなたの大陸が ささやきかける おいでよ こっちに おいでよ しかたなく 足をゆるめて 南へと 翔ぶ
2023.04.14
かのじょを のせた機影が にび色の 空にとけこむまで かれは そこにたっていた 2023卯月 ふたたび そこにおりたつ これから あなたを さがすつもりだ みつけるまで さがしつづける あなたが わたしをみつけたように
2023.04.13
きのうも ゆめをみた あのときに、 ノーミソが とまってしまった と おもっていた すぎさった ながい年月 ふたたび、 ノーミソが うごきだしたにちがいない また 旅するときがきたんだろ ゆめのなかと うつつのなかで
2023.04.11
目のまえに イエロー・グリーン おいしそうな それを 春風は もてあそぶ かぎりなくホワイトにちかい 花びらが じゃあ、またね といいながら 春風とともに さってゆく 手をふりながら スモーキー・ブルーの 宙をみる
2023.04.10
映像の記憶をたどってゆく こんなふうに生きていたんだ なつかしく なごりおしく ゆっくりと あるく 青みをおびた 黒のなかの記憶を あるく
2023.04.07
その やさしさ 錐でもむように ささる ちいさなこえで いたい と つぶやく ガラスのむこうに 黄色のチューリップ ゆれ いま、春嵐の どまんなか
2023.04.06
きみを よぶ きみ こたえ きみが よぶ われ こたえ うららかなる春 いちじつ ひばりは 天に 冬は ゆき
2023.04.05
みんな みんな いなくなり こころ 深海にしずみゆく そこへ 春告げ鳥 やってきて のんきな声で うたいだす あまりに稚拙な そのうたごえ おや おや おやと こころ 浮上す
2023.04.03
なにやら おもい 背後霊に しがみつかれたか 下をみると ちびすけが ひっしに しがみついている なみだ目が うったえかける 卯月のわかれ さくら ちりゆく
2023.04.02
れいぞう庫のなかは すでにからっぽ パントリーには まだ すこしのこっている しんぶんは とめた でんきは とめていない すいどうも とめていない いつか かえってくる、 そんな気がしている
2023.04.01
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