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長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト家族性DTNC=Fahr's syndrome親子でDTNCの患者さんを見つけたのでここに報告する。78歳の母親と51歳の娘である。平山貴久先生が鹿児島認知症ブログで姉妹例を報告されている。家族性DTNC(石灰化を伴うびまん性神経線維変化病)をファール病という。78歳の母親はレビー・ピック複合であり、51歳の娘さんは簡易知能検査では正常範囲内であったが、1年前から家族に物忘れを指摘されていた。新年には治療経過を報告できるだろう。症例報告ケアマネからの紹介である。3年前から大学病院脳神経外科および神経内科に通院していたが診断に至らず、現在は開業医が診ていた。パーキンソニズムがあったが診断されていないため特定疾患も取得できていなかった。初診時、物忘れ、易興奮、振戦、小刻み歩行、易転倒、病識欠如、右不全片麻痺、語義失語のためレビースコア:6 ピックスコア:6。いわゆるLPC(レビー・ピック複合)症候群である。片麻痺があるLPC症候群と言えばCBD(大脳基底核変性症)で決まりである。すぐに特定疾患診断書を作成した(特定疾患は診断書提出日まで遡ってカバーされる)。頭部CTは前頭側頭葉変性症の所見であり、脳卒中所見は見あたらない。やや興奮性があり、認知機能低下にはリバスタッチパッチ2.25mgとして、フェルガード100M2包を勧めた。前医のセロクラールは興奮性であり中止、立ちくらみがありアロチノロール20mgから10mgに減量した。振戦および歯車様固縮を伴う歩行困難にグルタチオン2800mg点滴 (VitC2g &B12入り)を開始、ドパコール100mgを加えた。グルタチオン点滴直後から歩行は著明改善したため、毎週点滴を行うことにした。16日後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+12)、近時記憶6/6(+2)と治癒状態となり、周辺症状はすべて消失、振戦は消失、歩行困難は毎週のグルタチオン2800mg点滴 (VitC2g &B12入り)を訪問看護依頼(特定疾患があればすべてカバーされる)することにした。立ちくらみが続いておりアロチノロールは自己中止されていた。すくみ足にドプス200mgを追加した。一発改善である。知り合いからの紹介である。物忘れ、振戦、食欲低下、帰宅願望、昼間傾眠、尿便失禁からレビースコア:4 、ピックスコア:2。前医からドネペジル5mg、メマリー15mg、コディオMD、リスパダール1mg、レンドルミン0.25mgが処方さていた。食欲低下および帰宅願望にドネペジル5mg1週間中止→2.5mgへ減量して再開、メマリー15mg中止、振戦にリスパダール1mg中止、BP100/64(医原性低血圧)にコディオMD中止とした。認知機能低下にフェルガード100M2包を勧め、脳血管性認知症にプレタール100mgおよびサアミオン10mg開始とした。1か月後、中核症状は改訂長谷川式: 17/30(+3)、近時記憶5/6(+-)とやや改善、BP120/50と正常化、昼間傾眠以外の周辺症状はすべて消失した。 昼間傾眠にシチコリン1000mg静注を開始した。 3か月後、中核症状は改訂長谷川式:28.5/30(+11.5)、近時記憶6/6(+1)と著明改善、周辺症状はすべて消失した。脳血管性認知症にプロルベインDR4Capを開始した。3年後、中核症状は改訂長谷川式:22/30(-6.5)、近時記憶6/6(+-)とやや悪化したものの、周辺症状はなく穏やかにお過ごしである。ケアマネからの紹介である。物忘れ、幻視、幻聴、暴言、易興奮、物とられ妄想、介護拒否、夜間不眠、易転倒、不安、薬物過敏からレビースコア:4 .5 ピックスコア:3。認知機能低下にドネペジル1mg(リバスタッチパッチの販売前)、フェルガード100M2包を勧めた。幻視および幻聴に抑肝散7.5gを開始した。1週間後、息子さんから電話があり、ドネペジル1mgで下痢があるため中止するように伝えた。1か月後、ほとんど内服出来ておらず、中核症状は改訂長谷川式:22/30(-2)、近時記憶5/6(+-) とやや悪化、周辺症状は続いていた。 デイケア週4回では朝夕で内服、 週3回は息子さんに朝のみで内服を徹底して貰うようにお願いして、メマリー5-10mgを追加した。1年後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+6)、近時記憶6/6(+1)とほぼ治癒状態になり、周辺症状はすべて消失していた。歯車様固縮軽度あり、ペルマックス50μgを開始した。4年3か月後、改訂長谷川式:29/30(+1)、近時記憶5/6(-1)、周辺症状は全くなく治癒状態が続いている。知り合いからの紹介である。物忘れ、夫にのみいらいら、薬物過敏、頭部不随意運動、意識消失発作からレビースコア:5.5 ピックスコア:3。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5-9mg、フェルガード100M2包を勧めた。5か月後、中核症状は改訂長谷川式:20/30(+1.5)、近時記憶1/6(+-)とやや改善、周辺症状はすべて消失した。脳血管性認知症にプラビックス75mgを開始、プロルベインDR4Capを勧めた。意識消失発作があり、シチコリン1000mg静注を開始した。1年後、中核症状は改訂長谷川式:23.5/30(+4.5)、近時記憶3/6(+2)と著明改善、周辺症状は全くなくなった。1年10か月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+1.5)、近時記憶5/6(+2)と更に改善していた。シベリア鉄道の旅医学生の頃、シベリア鉄道でヨーロッパまで行きたくて調べてみた。なんと鉄道では1週間もかかるということがわかり諦めかけていた。そんなとき日本ユースホステル協会が主催する前半2週間 横浜港~ナホトカ港(ナホトカ航路)、ナホトカ~ハバロフスク(シベリア鉄道1日体験)、ハバロフスク~レーニングラード(現サンクトペテルブルク)(アエロフロート航空)、レーニングラード(旧ソ連)~ワルシャワ(ポーランド)~ジェラゾヴァ・ヴォラ(ポーランド))~アウシュビッツ(ポーランド)~プラハ(旧チェコスロバキア)~ニュルンベルグ(旧西ドイツ)(以上鉄道)、後半2週間フリートラベル(ユーレイルパス2等車付き)、ニュルンベルグ~アウグスブルグ~ローテンブルグ~ミュンヘン(以上旧西ドイツ)~ウィーン(オーストリア)~ベニス(イタリア)~ユングフラウヨッホ(スイス)~パリ(フランス)(後半は1一部を除いてすべて鉄道)、パリ~東京(アエロフロート航空)というツアーを見つけた。当時は東西冷戦の真っ直中であり、ソ連や東ヨーロッパの観光ビザを取るのは大変だった。そんな中でシベリア鉄道も体験できて、東欧諸国を訪問できるこのツアーは願ったり叶ったりのツアーだった。美術館巡りが大好きだった私にとってレーニングラード(現サンクトペテルブルク)のエルミタージュ美術館は憧れの美術館だった。美術館の建物自体が一つの芸術作品であり、その広大さに驚いた。出入り口が複数あり、どの入り口から入ったのか分からなくなって自分の靴を探すのに困った程である。印象派絵画を集めた3つの部屋があり、壁の4面に無造作に飾られた絵画の素晴らしさに驚嘆した。ポーランドのワルシャワ旧市街はソ連とドイツに侵略され、一旦すべて破壊され、戦後、旧市街全体が元通りに再建されていたのには驚いた。ジェラゾヴァ・ヴォラにあるショパン生家は、花で一杯の素晴らしい公園になっており、屋外ではピアノ生演奏が行われており夢のような時間を過ごした。アウシュビッツの収容所は人間の狂気、戦争の恐ろしさを思い知らされた。ビルケナウ収容所跡は広大な広場になっており、その広場の石灰質の砂は人骨が風化したものであると聞き戦慄を覚えた。チェコスロバキアではプラハのドナウ川にかかるカルレ橋が素晴らしかった。石製の橋であり両側の橋桁にはミロのヴィーナスのような石像が並んでいた。カルレ橋はプラハの春(ソ連の戦車がこの橋を渡って侵攻してきたこと)で有名だ。カルレ橋を渡り、坂道を登ったところにあった教会では弦楽3重奏の生演奏を堪能することが出来た。教会の中で3種類の弦楽器の音が教会の壁や天井に反響して鳴り響いており、教会は素晴らしい音楽堂なのだと実感した。後半のフリートラベルはトーマスクックの鉄道時刻表を見ながら自分でルートを考えた。憧れのロマンチック街道の中でもアウグスブルグ~ローテンブルグ~ノイシュバンシュタインの古城巡りはメルヘンの中に居るような錯覚に陥るほど素晴らしいところだった。ミュンヘンでは大聖堂を見ると共に、有名なビアホール「ホフブロイハウス」に行ってドイツ人の仲間に入って肩を組んで踊り、下戸の私が1リットルのビールジョッキを開けた。途中から余り記憶がない。ウィーンではカフェに行って巨大なシュホンケーキを食べた。美術史美術館でも印象派の絵画が素晴らしかった。夜行に乗って早朝に到着したベニスではゴンドラ観光をした。水路を巡りながら古代文明の作り上げた素晴らしい街を堪能した。再度夜行に乗って、スイスのインターラーケン経由でグリンデルワルドまで辿り着いた。ユングフラウ鉄道に乗り換えて到達したユングフラウヨッホは氷河の中にあるヨーロッパ最高地点の鉄道駅だった。最後に旅行の最終地点であるパリで凱旋門とエッフェル塔を観光した。このシベリア鉄道の旅が私の海外巡礼の始まりだった。高濃度ビタミンC点滴療法認定医に合格数日早いクリスマスプレゼントが届いた。平成26年11月23日に行われた高濃度ビタミンC点滴療法認定医試験の合格通知である。年をとっても合格と言われると何だか嬉しいものである。来月の中頃にはアイルランドから直輸入する添加物なしのビタミンCが70バイアル(1バイアル25g)届く(日本製のビタミンCは添加物が入っており2gまでしか使えない)。以前にも書いたが超高濃度ビタミンCは抗癌作用、化学療法補助作用、化学療法副作用軽減作用などがある。高濃度ビタミンC点滴療法はの科学論文により効果が実証されており、癌治療に対する3大標準治療(手術・放射線・化学療法)の補助療法として行われる。毎週2回の点滴を半年間続ける必要がある(半年以降は週1回)。超高濃度ビタミンC350-400mg/dlを維持する必要があるからである。超高濃度ビタミンCがもたらす細胞内過酸化水素は癌細胞を選択的に死滅させる。癌細胞はカタラーゼという過酸化水素を分解する酵素がないため死滅する。一方、正常細胞ははカタラーゼをもっているため全く影響を受けない。従って、副作用はほとんどない。保険適応は受けていないため保険外診療(自費)となる。当クリニックでは超高濃度ビタミンC点滴1回20,00円(税別)とした。これには超高濃度ビタミンCの点滴療法に必要な血液検査(G6PD検査や血中濃度測定)、診察料金も含んでいる。今までに50名以上の在宅緩和ケアを行ってきた。希望があれば超高濃度ビタミンC点滴療法を行いたいと考えている。
Dec 28, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト長久手南クリニック~雪物語~全国で記録的な大雪が降った。名古屋東部にある長久手市にも20cmを超す大雪が降り、長久手南クリニックも雪にすっぽり覆われた。症例報告ケアマネからの紹介である。レビー小体型認知症の妻(要介護1)と同居する認認介護である。物忘れ、暴言、易興奮、感情失禁、甘い物好き、収集癖、真面目からレビースコア:1.5 ピックスコア:8。外来中、強圧的な会話でピック感に溢れていた。暴言、易興奮にウインタミン朝4mg夕6mg、前頭葉機能回復のためフェルガード100M2包、いわゆるピックセットを開始した。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:17/30(+3)、近時記憶0/6(+-)とやや改善、周辺症状はすべて消失した。一発改善である。ケアマネからの紹介である。前頭側頭葉変性症の夫(要介護2)と同居する認認介護である。物忘れ、悪夢、夜間大声、夜間不眠、甘い物好き、真面目、床とんとんからレビースコア:3 ピックスコア:0。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mg開始、フェルガード100M2包を勧めた。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式: 20/30(+4.5)、近時記憶3/6(+2) と改善、周辺症状はすべて消失した。一発改善である。ケアマネからの紹介である。物忘れ、物とられ妄想、振戦、小刻み歩行、歯車様固縮易転倒、常同行動、警察保護、帰宅願望、自力でデイサービスへ戻る、甘い物好き、収集癖、使用行動、膝組みからレビースコア:5.5 、ピックスコア:6。ピック症状にウインタミン朝4mg夕6mgおよびフェルガード100M2包、物とられ妄想にセレネース0.2mg、易転倒にニュープロパッチ2.25mgとした。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:11/30(-1)、近時記憶1/6(-2)とやや悪化、周辺症状はデイサービス時のみ帰宅願望以外は消失していた。デイサービス時のみウインタミン4mg昼を追加してデイサービスでも落ち着いて過ごすようになった。デイサービス週1回、週2回、週3回と増やすと共に認知機能回復が見られ、7ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:14/30(+3)、近時記憶3/6(+2)と改善、周辺症状はすべて消失した。ケアマネからの紹介である。物忘れ、暴言、易興奮、妄想、帰宅願望、夜間不眠、夜間せん妄、食欲低下、尿失禁、薬物過敏、小刻み歩行、しびれ(1ヶ月以上続く)からレビースコア:8 ピックスコア:4。ピック症状にウインタミン朝2mg夕4mgおよびフェルガード100M2包、幻視に抑肝散2.5g/アスパラK0.6g、物とられ妄想にセレネース0.2mg/プロルベインDR4Cap、鬱状態にジェイゾロフト12.5mg、夜間不眠にベンザリン5mg/ロゼレム8mgにとした。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:17/30(-2)、近時記憶4/6(-2)とやや悪化、いらいら偶に以外上記周辺症状すべて消失していた。プロルベインDR4Capにより、BP110(-22)/64(-4)と低値となり他院からのユニシアを中止するように指導した。ケアマネからの紹介である。物忘れ、幻視、夢の続き、易興奮、真面目、甘い物好き、易転倒、小刻み歩行、歯車様固縮からレビースコア:4.5 ピックスコア:5。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M2包を勧めた。幻視/夢の続きに抑肝散/アスパラK、歩行困難にニュープロパッチ2.25mg、脳血管性認知症にプロルベインDR4Capとした。1ヶ月後、妻のみが来院して頭位下垂中止が出現したためプロルベインDR4Cap以外すべて中止したという報告を受けた。フェルガード100M2包を再開、プロルベインDR4Capを継続するように指示した。4ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+4)、近時記憶5/6(+3)と著明改善、周辺症状はすべて消失していた。
Dec 20, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイトMerry Christmas and Happy New Year今年もクリスチャンでもないのにクリスマスを祝う。我が家でもクリスマスツリーを飾りつけた。今年もあっという間に終わろうとしている。症例報告クリニックからの紹介である。物忘れ、易興奮、無気力、 食欲低下からレビースコア:0.5 ピックスコア:3。ほんの僅かでも淡蒼球(片側でも)に石灰化がある場合は、DNTC(石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病)からレビースコアおよびピックスコアによりFTLD(前頭側頭葉変性症)またはLPC(レビー・ピック複合)に準じた治療を行う。興奮性FTLDには興奮性FTLDセット(レミニール4mg/ナウゼリン10mg/グラマリール25mg/フェルガード100M2包)、VDには脳血管セット(プレタール100mg/プロルベインDR4Cap→興奮性がなければサアミオン10-15mgも併用)を開始した。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式: 22.5/30(+3)、近時記憶3/6(+2)と改善、周辺症状はいらいらが偶にある以外は消失した。良くなったらレミニール用量は4mgで維持である。4ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+2.5)、近時記憶4/6(+1) と更に改善、周辺症状はほとんど消失した。ケアマネからの紹介である。物忘れ、昼間傾眠、夜間不眠、食欲低下、鬱状態、薬物過敏からレビースコア:3.5 ピックスコア:0。移行型レビー小体型認知症でありVD(脳血管性認知症)も合併していたため、混合型認知症に準じた治療および食欲セットを選択した。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+5)、近時記憶5/6(+2)は一発改善、周辺症状は食欲やや回復、鬱状態は続いていた。プロルベインDR勧めるも希望されなかった。鬱状態が続くようであればジェイゾロフトを開始するつもりである。 施設からの紹介である。物忘れ、幻視(入院中1回のみ)、物とられ妄想、夜間不眠、鬱状態、甘い物好き、頭痛、肩凝りからレビースコア:3 ピックスコア:0。 前医から抑肝散7.5g 、レンドルミン0.25mg リスパダール0.5mgが処方されており、無表情であった。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M2包を勧めた。脳血管性認知症にサアミオン10mgを開始、プロルベインDR4Capを勧めた。幻視に対する抑肝散、夜間不眠に対するレンドルミン、帰宅願望に対するリスパダールは継続とした。1ヶ月後、中核症状は時計描写テスト:8.5/9(+8)、改訂長谷川式:27/30(+9.5)、近時記憶6/6(+1) と劇的に改善、上記周辺症状はすべて消失していた。一発改善である。ケアマネからの紹介である。物忘れ、幻視(1回のみ)、妄想、暴言、易興奮、介護抵抗、昼間傾眠、易転倒、尿便失禁、真面目、時刻表的行動、左下肢痛からレビースコア:4 ピックスコア:5。前医からプレタール200mgおよびサアミオン15mgが投与されていた。易興奮に対してウインタミン朝2mg夕4mg、前医からのサアミオンを中止した。前頭葉機能回復のためフェルガード100M2包を勧めた。脳血管性認知症に対してプレタール200mgは継続した。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式: 22/30(+4)、近時記憶6/6(+1) と改善、上記周辺症状はすべて消失した。一発改善である。ケアマネからの紹介である。物忘れ、幻視、妄想、暴言、暴力、介護拒否、甘い物好き、語義失語からレビースコア:9.5 ピックスコア:6。前医からアリセプト5mgが出されていた。暴言および暴力に対して直ちにアリセプト5mgを中止、認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M2包を勧めた。脳血管性認知症に対して前医からのプレタール100mg継続、プロルベインDR4Capを開始した。1ヶ月後、中核症状が改訂長谷川式: 22/30(+4)、近時記憶6/6(+1)とやや改善、 上記周辺症状すべて消失した。日本の行方政府は原発を再稼働すると言っている。原爆被害と原発被害を受けた国が原発を再稼働すると言っているのは馬鹿げている。再生可能エネルギーに移行するのは今しかない。運が良いことに原油安のおかげで火力発電でしのぐことが出来る。既に太陽光発電は普及しつつあり、LEDの普及も相まって生活電力は自給率が上がるだろう。水力発電所は既に全国各地に作られている。日本は火山国であり地熱発電所を全国各地に作ることが出来る。日本は海洋国であり波力・海流・潮力発電所を全国各地に作ることが出来る。私たちに与えられている意思表示の機会である選挙は放棄してはならない。未来を作るのは私たちなのである。
Dec 13, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト本格的な冬となり長久手南クリニックの薪ストーブを点火12月に入ってめっきり寒くなってきた。長久手南クリニックの待合室には中央にデンマーク製の薪ストーブがある。着火剤の上に良く乾燥した木ぎれを置き、その上に薪を組み、着火剤に点火する。薪が良く乾燥しており、6分間で薪に火が付いた。待合室に薪の燃える良いにおいが充満し、心地の良い暖かさが待合室を包み込んだ。症例報告親戚からの紹介で来院された。物忘れ、膝組み、甘い物好き、真面目、昼寝および頭部CT所見からレビースコア:2 ピックスコア:4。語義失語はなく、前頭葉症状が軽度認められるだけだった。中核症状は時計描写テスト:9/9と頭頂葉症状なく、改訂長谷川式: 25/30、近時記憶4/6と側頭葉症状は軽度見られた。軽度認知障害(前頭側頭葉変性症)であり、元々軟便と言うことでNewフェルガードLAではなくフェルガード100M2包を勧め、最初からビオフェルミンおよびタンナルビン/アドソルビンを併用した。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:20/30(-5)、近時記憶5/6(+1) と悪化、周辺症状は消失していた。フェルガード100M2包による下痢はみられなかった。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始した。2ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+8)、近時記憶6/6(+1)と著明改善していた。インターネット検索で来院された。物忘れおよび頭部CT所見からレビースコア:0.5 ピックスコア:2。中核症状は時計描写テスト: 8.5/9、改訂長谷川式:20/30、近時記憶3/6であり、周辺症状はなかった。数字は4/4と満点、遅延再生は3/6であり、前頭側頭葉変性症パターンであったが、ピックスコア・レビースコアが共に陰性であり、アルツハイマー型認知症として治療を開始した。認知機能低下にドネペジル1.5mg、NewフェルガードLA2包を勧めた。多発性脳梗塞に対してプレタール100mgおよびサアミオン10mgを開始した。1ヶ月後、改訂長谷川式:26/30(+6)、近時記憶5/6(+2)と一発改善して周辺症状は特になかった。現在であればドネペジル1.67mgとするが、この時はドネペジル2.5mgと増量してしまった。3ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:20.5/30(-5.5)、近時記憶5/6(+-)と悪化、周辺症状は暴言および暴力が偶に出現する程度だった。メマリー5-10mgを追加した。20ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:26/30(+5.5)、近時記憶6/6(+1)、周辺症状はすべ消失した。 知り合いからの紹介で来院された。物忘れ、薬物過敏(リバスタッチパッチ13.5mgで食欲低下)、収集癖、膝組み、びっくり眼からレビースコア:2.5 ピックスコア:4。ピック感が強く、他院からのリバスタッチパッチ4.5mgに加えて、フェルガード100M2包を勧めた。6ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+2)、近時記憶5/6(+2)と改善、周辺症状も収集癖、腕組み、びっくり眼が改善した。フェルガード100Mでピック感は消失していた。ケアマネからの紹介である。物忘れ、盗癖 (50歳頃から)、甘い物好き、収集癖からレビースコア:1 ピックスコア:6。典型的なピック病であり、ピックセット(ウインタミン朝4mg夕6mgおよびフェルガード100M2包)を開始した。1ヶ月後、状態がエスカレートしており、ウインタミン奇異反応と判断してウインタミンを中止した。第2選択のセルシン朝1mg夕1mgおよびフェルガード100M2包を開始した。2ヶ月後、セルシン無効のため中止した。第3選択のセロクエル朝12.5mg夕12.5mgおよびフェルガード100M2包を開始した。3ヶ月後、盗癖は消失、6ヶ月後、中核症状も改訂長谷川式:19.5/30(+6)、近時記憶5/6(+2)と改善していた。難産だったが、終わりよければすべてよしである。知り合いからの紹介である。物忘れ、アパシー(無気力・無関心)、語義失語からレビースコア:0.5 ピックスコア:4。アパシーと語義失語を伴う前頭側頭葉変性症であり、前医からのドネペジル5mg中止、8日目からレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始した。認知機能低下にNewフェルガードLA粒4錠を勧めた。1ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:10/30(+2)、近時記憶1/6(+-)とやや改善、周辺症状もアパシーの改善がみられた。レミニール4mgから8mgへ増量した。今後も改善を目指して尽力する。在宅緩和ケアに超高濃度ビタミンC療法久しぶりに在宅緩和ケアの患者さんを診ることになった。午前中に認知症初診患者(レビー・ピック複合)として外来受診された患者の血液データの緊急報告を同日午後8時過ぎに受けた。尿素窒素76.3,クレアチニン.21,血色素5.1,総ビリルビン5.1というデータであり、るい痩が酷いことから悪性腫瘍が疑われた。すぐに患者の家族に電話をして緊急入院が必要であることを伝えた。救急搬送できるように受け入れ先の病院に連絡して、入院先を確保してから救急搬送した。入院先の担当医がすぐに輸血と補液を行い、胃カメラで下部食道狭窄を見つけてくれた。その部分にステントを入れることを勧められたが、ステントを入れる前に退院してしまった。たまたま近くを往診中に病院から連絡があり、緊急往診してみると、るい痩は酷く、胃カメラの写真を見るとステント留置しないと近いうちに食道閉塞してしまうことが予想された。病院にステント留置を再度お願いして、再入院することになったのだが、2週間近くも先だという。患者の状態が悪いので早めるようにお願いしたところ、1週間先にやや早まった。入院期間もなるべく短くできるようにお願いした。折角入院するので左腰椎レベルに疼痛がありPET-CTをお願いしたところ、その病院にはないという。Gaシンチグラフィーでもいいので行ってほしいと伝えた。在宅緩和ケアをする上で参考になるからである。先日、認定医講習会および認定医試験を受けてきた超高濃度ビタミンC療法は抗癌作用、免疫賦活作用、鎮痛作用、QOL(生活の質)改善作用、化学療法の効果増強作用、化学療法の副作用減少作用がある。緩和ケアでは治療に準じることをすべきではないのかも知れないが、QOLを高める意味で超高濃度ビタミンC療法を取り入れるべきではないかと考える。
Dec 7, 2014
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