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長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト小幡緑地 散歩小幡緑地本園 緑ヶ池の周囲を散歩した。マメナシという樹木は、春、桜の花が散る頃に満開となるバラ科ナシ属の落葉小高木である。ソメイヨシノの花よりも一回り小さい花が咲く。ため池周辺に生育し、秋には梨によく似た直径1cmほどの茶褐色の実をつける。氷河期の生き残りの植物といわれ、保護されている。小幡緑地周辺には比較的たくさんのマメナシがある。マメガキの花である。秋には黄色に熟す。霜にあたると黒紫色になって甘みが増し、おいしい。ガマズミの花である。雄しべは5個、花冠から突き出る。秋になると真っ赤な酸味の強い果実がなり、野鳥のえさになる。ネジキの花は5-7月に白い花を下向きに多数つける。ネジキの花は整然と並んで咲く。秋になると果実を付ける。5個の筋があり上向きに付き、熟すと筋の部分が裂けて種子を出す。クチナシの白い花。芳香に誘われたのか、ササグモ(メス)が花の上を散歩していた。コバンソウ。ヨーロッパ原産の1年草。明治時代に観賞用として輸入され、現在では野生化して大群落を作っている。ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)。アメリカ原産。ペットとして輸入されて野生化している。1羽のみマガモの居着きが泳いでいた。なんだか寂しそうである。病気でもして飛べないのであろう。症例報告デイサービスからの紹介である。幻視、昼間傾眠、夜間不眠、食欲低下、薬物過敏からレビースコア:5 ピックコア:0。頭部CTでは前頭葉萎縮以外所見はなく、所見がないのが所見であった。パーキンソニズムのないタイプのピュアタイプのDLB(レビー小体型認知症)と診断した。認知機能および昼間傾眠改善のためリバスタッチパッチ4.5mg、サアミオン10mgを開始して、穏やかでありNewフェルガードLA2包1日2回朝夕食前を勧めた。幻視に対して抑肝散2.5gを開始した。28日後、すべての周辺症状は消失、中核症状は改訂長谷川式:22.5/30(+4.5)、近時記憶6/6(+4)まで改善した。デイサービスからの紹介である。昼間傾眠、夜間不眠、易転倒からレビースコア:1 ピックコア:0。頭部CTでは左右差があるためFTLD(前頭側頭葉変性症)の可能性も残っているが、両スコアが低値であることからATD(アルツハイマー型認知症)と診断した。前医のドネペジル5mgから7.5mgへ増量して、NewフェルガードLA2包を勧めた。多発性脳梗塞があり、サアミオンも加えた。90日後、中核症状が改訂長谷川式:24/30(+2.5)、近時記憶6/6(+-)まで改善して、周辺症状は消失した。デイサービスからの紹介である。暴言、易興奮、帰宅願望、徘徊、病識欠如、小刻み歩行からレビースコア:4 ピックコア:4。頭部CTでは所見がないのが所見であり、DLB(レビー小体型認知症)に合致する所見である。やや左右差があるためFTLD(前頭側頭葉変性症)の所見も少しある。ピック症状にはピックセット(ウインタミン4-8mgおよびフェルガード100M2包)、血管性ピックにはプロルベインDR4Capとした。25日後、中核症状は改訂長谷川式:17/30(+2.5)、近時記憶4/6(+3)、周辺症状も改善傾向にあった。暴言、易興奮は残っており、ウインタミン8mg(朝4mg夕4mg)から16mg(朝8mg夕8mg)へ変更した。親戚からの紹介で来院された。以前にも紹介した方であるが、90日後、若返って美しく変身されたのでここに再度紹介する。アパシー、意識消失発作、昼間傾眠。小刻み歩行、歯車様固縮、歩行不安定であり、pure-type DLB(純粋型レビー小体型認知症)である。レビー症状にリバスタッチパッチ4.5mgおよびフェルガード100M2包、脳血流低下(境界領域梗塞)にプロルベインDR4Cap、歩行不安定(パーキンソニズム)に初回のみG3CS点滴(現在はグルタチオン1000mgでやっているが当時は600mgだった)を行い、26日後には歩行安定して、アパシーから活気のある状態になっていた。90日後には「83歳にしてこの若さ」と驚いた。ドクターコウノが仰られるように治療していくと女性は「どんどん美しくなる」のである。中核症状も改訂長谷川式:27/30(+3)、近時記憶4/6(+1)と更に改善していた。パッチ痒疹が出ていたので早速、足底パッチ大作戦を開始した。知り合いからの紹介で来院された。N大学病院老年内科でレミニール24mgを処方され、興奮したため16mgに減量されていたが、まだ、興奮状態は続いていた。暴言、暴力、夜間不眠、膝組み、腕組み、甘い物好きでレビースコア:1.5 ピックコア:4、絵に描いたような前頭側頭型認知症(ピック病)であった。頭部CTの所見はわずかに前頭葉の萎縮が見られるのみだった。症状からほぼ診断されており、頭部CTで特徴的所見を探すというやりかたであれば、前頭側頭型認知症(ピック病)であることは明らかだった。抑制系であるウインタミンを出す程ではないと判断して、フェルガード100M2包を追加するように勧めた。50日後には、周辺症状は消失、中核症状も改訂長谷川式:23.5/30(+3)、近時記憶3/6(+1)と改善していた。90日後には改訂長谷川式:23/30(-0.5)、近時記憶6/6(+3)と更に改善が見られた。現在では囲碁クラブに週5回通っており、近々、イタリア旅行に行くとのことで万々歳である。菫ホームクリニック 小田 行一郎先生からのお見舞いメール <以下引用>長久手南クリニック院長 岩田 明 先生 御机下いつもお世話になっております。今週の先生のブログの更新が遅かったので心配しておりましたがやはり体調を崩されていたのですね。私は今年56才ですので,お互い体調に気をつけましょう。私は体が疲れると,以前は扁桃炎,しばらく扁桃腺は大丈夫だったので安心していたら, ここ5年ほど2回喉頭蓋炎になりました。入院を当然勧められましたが”死んでも自己責任なので,点滴だけお願いします”と医者とは思えないお願いをしてかかりつけの慈恵医大Drにあきれられました。声が出なくて,筆談だったのが一番苦しかったのですが。先生の”認知症になったら最初に読む本”を,身内向けに5冊ほどアマゾンで購入しました。素人向けの啓蒙書として最適だと思って居ます。菫ホームクリニック小田 行一郎 拝<以上引用><以下返事>菫ホームクリニック 小田 行一郎 先生、ありがとう御座います。先週1週間は大変でしたが、生活を見直す良い機会となりました。土曜日の定期往診がなくなり、金曜日の最後の一番遠い往診がなくなったので少し楽になります。年齢と共に少しずつかかる負荷を減らしていく必要があることがよくわかりました。アマゾンでの愚書の購入ありがとう御座います。お手数ですが、カスタマーレビューの記入を御願いできればと存じます。御無理を申し上げます。長久手南クリニック 岩田 明<以上返事><小田 行一郎先生のカスタマーレビュー>5つ星のうち 5.0 入門者にお勧め, 2014/5/27 By オダ - レビューをすべて見るAmazon.co.jpで購入(詳細) レビュー対象商品: 認知症になったら真っ先に読む本 (単行本(ソフトカバー)) 河野先生のブログで一番弟子の岩田先生のことを知り,早速買ってみました。認知症の知識があまりない一般の方にも大変読みやすく,わかりやすい内容だと思い,大人買いして施設の関係者,患者さんのご家族に配りました。河野先生の本は当然すばらしいのですが,岩田先生は以前脳外科を専攻されていたこととも関係するのか,少し方向性が違い両方とも一般の方には大変参考になると思います。うちの家内は,認知症予防のため,親戚一同に配本して,大変喜ばれました。認知症について,おおざっぱな知識を短時間で取得するのに医療関係者にもお勧めです。
May 25, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト東大寺と平城京大阪で行われた日本脳神経外科コングレスに出席した。車で行き、帰りに奈良に立ち寄った。学生時代から30年ぶりの奈良である。奈良といえば大仏。手前の人間と比較すると大仏の大きさがわかる。大仏殿の巨大な柱。大仏の光背に配されている仏を「化仏(けぶつ)」という。化仏とは本体の仏や菩薩の代行者であり、仏から出る慈悲の作用は世の中の隅々にまで及ぶ様子をあらわしているのである。奈良の大仏のお家。これがまた素晴らしい。東大寺の手前に平城京が再建されており立ち寄った。平城京朱雀門を撮っていると同時に近鉄特急をパチリ。古代と近代の融合。平城京大極殿。広大な敷地。ともかく暑かった。もう少し近くによって平城京大極殿をパチリ。症例報告-認認介護でもがんばれる-ケアマネからの紹介である。4年7ヶ月前、当クリニック認知症専門外来初診。認認介護。3kmほど離れた場所に住む長男さんの助けもあり、あれから4年7ヶ月間、お二人で生活が出来ている。左側の奥さんの方はFTLD(前頭側頭葉変性症)でありデイサービス拒否および食事拒否、一方、右側の御主人の方はMIX(混合型認知症)でありカラオケ好きでデイサービス週3回通っている。ヘルパー週7回。訪問看護週1回。10ヶ月前から奥さんの通院拒否のため定期往診隔週を開始している。久しぶりのツーショットにパチリと写真を撮った。長男さんがウェブカメラで24時間観察されており、奥さんの夜行性食事の状態も把握できている。ケアマネからの紹介である。1年前、当クリニック認知症専門外来初診。認認介護。近所に住む長男夫妻が尽力しておられ、今までお二人で生活できている。前医の投薬がレビー小体型認知症のお二人には過量処方であり、お二人ともパーキンソニズムでふらふら、92歳妻は夫に怒り、98歳夫は食事量が減り生命の危機にさらされていた。罪深い話である。最近、老老介護で主介護者である夫が認知症の妻を殴打して、急性硬膜下血腫で亡くなってしまうという痛ましい事件があった。今後は主治医が患者にどんな治療をしていたかを検証すべきである。たとえば、漫然とアリセプト5-10mgを投与して患者が暴れていたいたのであれば医者が患者を殺したと言っても言い過ぎではない。話は脱線したが、お二人にレビーセットに準じた治療をすることで中核症状は改善、周辺症状は消失している。遠隔地に住む看護師をされている娘さんが心配してネット検索され御両親のために予約された。1年前、お二人のみで当クリニック認知症専門外来初診。認認介護。近所に親戚はおらず、風雲急を告げるという状況だった。まずは左側の奥さんを診察した。笑い過ぎと話の中で夫をパタンと叩く動作からFTLD(前頭側頭葉変性症)だとピントきた。急に怒る、甘い物好き、収集癖、過食、頭部CTで左右差とナイフの刃であり、レビースコア1、ピックスコア7。次に右側の夫を診察した。腕組みと膝組みがあり、2人ともFTLDなのかと思うが、パーキンソニズム、身体の傾き、昼間傾眠、真面目から、レビースコア5、ピックスコア4。LPC(レビー・ピック複合)であった。お二人にフェルガード100M3包(朝2夕1)。妻は時計描写6/9と頭頂葉機能低下が見られ、脳血流低下が原因と判断してプロルベインDR4Cap(朝2夕2)も併用した。夫はパーキンソニズムにネオドパストン100mg(朝50mg夕50mg)を開始した。お二人とも半年かけて著明改善して、妻は軽度認知障害、夫は正常範囲に戻った。ケアマネからの紹介である。要介護5の夫を介護している方である。長男夫妻と同居であるが昼間は認認介護。易興奮、脱抑制行為、昼間傾眠、夜間不眠、食欲低下、甘い物好き、膝組みから、レビースコア:1 ピックコア:4。頭部CTで左右差、強い前頭葉萎縮。診断は簡単でFTLD(前頭側頭葉変性症)を呈するDNTC(石灰化を伴うびまん性神経線維変化病)。PSP(進行性核上性麻痺)セット(リバスタッチパッチ4.5mg/フェルガード100M2包/ウインタミン4mg夕)を応用して開始すると28日後に一発改善。食欲低下に食欲セット(ドグマチール50mgとプロマックD150mg)を開始したら、56日後に更に改善が見られた。これなら要介護5の夫を充分に介護できる。ケアマネからの紹介である。要介護3の母と要介護5の父を次女さんが介護しておられ、一緒に当クリニック認知症専門外来初診された。要介護5の父も良くなっているが、今回は要介護3の母のみを報告する。幻視、昼間傾眠、帰宅願望、易転倒、感情失禁、尿便失禁、嚥下困難、意識消失発作でレビースコア:7.5 ピックコア:4。前医はアリセプト3mgで下痢中止、メマリー20mgで傾眠してメマリー15mgへ減量、レビーに伴う意識消失発作数分にテグレトール200mg開始と最悪のシナリオで車椅子にされていた。メマリー過量と抗てんかん剤テグレトールで脳波抑制され、アパシーにされていたと言えよう。メマリー15mgから10mgに減量、テグレトール中止してシチコリン1000mgおよびサアミオン10mg開始、リバスタッチパッチ4.5mgとフェルガード100M2包を追加した。28日後にはアパシーから脱して4本杖で歩いて来院された。また、報告するが要介護5の父も前医のアリセプト5mgを即中止、リバスタッチパッチ4.5mgとニュープロパッチ2.25mg、GCS5点滴、サアミオン10mgで中核症状は改善して、周辺症状は消失した。開院後6年半で一番辛かった1週間開院して6年半が経つが、今週1週間が一番辛かった。日曜日夜には39℃発熱があり、抗生剤入り点滴を開始したが、全く効果がなかった。翌朝、38℃後半発熱が続いており背部~両肩痛が酷くロキソニン1錠/メチコバール1錠/ミオナール1錠を飲んで外来をなんとかこなした。ロキソニンのため発汗して解熱して一日仕事できたが、月曜日夜には39℃に戻っていた。火曜日も同じようなパターンで1日を終えた。採血をしたが、CRP2.2で大したことはない。水曜日はロキソニンを飲まずに朝8時から夕6時までなんとか28名の定期往診をこなした。1日中発熱が続いていたため昼食も摂れなかった。ロキソニンで無理に発汗させて解熱させなかったのがよかったのか、翌木曜日には38℃台まで下降、金曜日には漸く解熱した。背部~両肩痛に対してロキソニンを飲んだのが長引かせてしまった原因かと思う。やっぱり、安易に消炎鎮痛剤を使うべきではないとつくづく考えさせられた。ともかく、やっと1週間が終わったが、当然、ブログは木曜日の夜からの書き始めで、昨日までにやっとスライドを完成させて今になって漸く皆さんにお見せできる状態になった。日頃の疲れが出たのかも知れない。出来るだけ身体を休ませるため遠隔部の往診を2カ所中止することにした。この変更で隔週土曜日の往診を平日に回すことが出来た。今までがむしゃらにやってきたが、午後7時に帰路につけるように生活パターンを整備しようと思う。少しでも長く続けることが出来るように。
May 22, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト香流川沿い散歩2田植えの季節である。香流川沿いには田んぼもある。あぜ道もある。カタバミ。黄色の綺麗な花である。シロツメグサ。これはよく見る。ムラサキツメクサ。注意してみるとシロツメグサの群生の中に混じって見られる。ハナムグリ。花の蜜を吸っている。虫を見ると昔の昆虫少年に戻る。ナナホシテントウ。これは益虫。ニホシテントウ。これは害虫。人間というのは勝手である。症例報告ケアマネからの紹介である。見た瞬間にわかるピック感。診察室に入っても座らず「帰るよ」と家族に言って扉をバタンと閉めて診察室を出て行った。目はつり上がり、後から考えるとよく頭部CTを撮れたものだと。娘さんが後を追い、一人残った御主人からの話でピック病であると確信した。暴言、暴力、物とられ妄想、被害妄想、介護拒否、収集癖、じっと座らない、立ち去り行為があり、レビースコア:2 ピックコア:8。頭部CT上、右>左前頭葉萎縮軽度、右>左側頭葉萎縮中等度、右>左海馬萎縮中等度。これもピック病を支持する所見。前医から抑肝散7.5g、グラマリール25mg、リスパダール1mg頓用。すべて中止として、コントミン(12.5)3-6錠の家族天秤法を開始した。42日後、コントミン(12.5)6錠で落ち着いてきたが、肝機能障害が判明してやり直し。コントミンを漸減中止、セロクエル(25)6錠およびセルシン(2)3錠を開始した。72日後、周辺症状がほぼ消失したため、フェルガード100M2包を開始した。インターネット検索で来院された。幻視、妄想、易興奮、暴言、鬱状態、薬物過敏。レビースコア:4、ピックコア:4。頭部CTではレビー・ピック複合を支持する所見。前医からメマリー10mgおよび抑肝散7.5g。リバスタッチパッチ4.5-9mgおよびフェルガード100M2包を開始した。90日後、興奮して暴言および暴力が酷くなり、リバスタッチパッチを中止してウインタミン10mgを開始した。全く歯が立たず、コントミン(12.5)3-6錠/セルシン(2)3錠で家族天秤法へ移行した。グラマリール150mgにジプレキササイディス5mg頓用を加えて、最終的にはコントミン75mg/セルシン6mg /グラマリール150mg/ジプレキサ20mg /フェルガード100M3包で落ち着いた。家族との携帯電話でのやりとりを頻回に行い、何とか入院させずに済んだ。知り合いからの紹介で来院された。精神科で躁鬱病、アルコール中毒の治療を受けており、来院時は幻視、意欲低下(アパシー)、昼間傾眠、語義失語、振戦、歯車様固縮、小刻み歩行。レビースコア:7 ピックコア:8。中核症状も改訂長谷川式:8/30、近時記憶0/6と酷い状態だった。まずはアパチーを回復させるためにNewフェルガードLA2包を開始した。30日後、幻視なし 意欲向上 覚醒良好 語義失語改善、中核症状も改訂長谷川式:16/30(+8)、近時記憶5/6(+5)と著明改善した。 振戦、歯車様固縮 小刻み歩行にペルマックス50μg、甲状腺機能低下TSH12.4にチラーヂン25μgとした。180日後、改訂長谷川式:25/30(+9)、近時記憶6/6(+1)。周辺症状消失。歩行安定。躁うつ状態改善。甲状腺機能正常化。アパチーからの完全復活である。男と男の熱い握手を交わした。ケアマネからの紹介である。アパートで独居生活を送っていた。幻視、物とられ妄想、警察通報、易興奮、暴言、夜間不眠、甘い物好き。レビースコア:4 ピックコア:4。プチLPCである。ピックセットとレビーセットで周辺症状は消失し、中核症状も改訂長谷川式:28/30(+4)、近時記憶5/6(+2)まで改善した。2年後、両側変形性膝関節症が酷くなり、 仙骨部褥瘡が出来てしまった。定期往診に切り替え、直径15cmの褥瘡を完治させた。鬱状態にジェイゾロフトを追加、認知機能低下にメマリー5mgを追加して、5年半後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(-9)、近時記憶5/6(+-)、周辺症状は全くない。現在もベッド上の生活であるが、ヘルパーおよび訪問看護を利用しながら独居生活を続けている。もちろん、定期往診を続けている。ケアマネからの紹介である。前医からドネペジル5mgが出されており、暴言、帰宅願望、夜間不眠が見られた。レビースコア:0、ピックコア:4。頭部CTも前頭側頭葉変性症を支持する所見だった。ドネペジル5mgから2.5mgに減量して、フェルガード100M2包を開始した。35日後、周辺症状はほぼ消失し、中核症状は改訂長谷川式:22/30(+7)、近時記憶5/6(+-)と著明改善した。いらいらが残っており、ドネペジル2.5mgから1.67mgに更に減量した。今後、ドネペジルからレミニールやリバスタッチパッチへの変更も考慮に入れて治療を継続する。51歳の誕生日を迎えて5月14日に51歳の誕生日を迎えた。100歳まで生きるとしたらまだ人生半ばである。日野原先生のように100歳を過ぎても現役の医師でおられるようにNewフェルガードLA2包/プロルベインDR6Cap/濃いコンドロイチン6Cap/DHA&EPA2Capを摂って身体のケアに努めている。まだ、50年以上も先がある。どんどん勉強して新しいことを学んでいかなければならない。年齢と共に、現在1週間ずつ年4回とっている休暇の回数をを増やしていこうと考えている。今は3ヶ月働けば、ちょっとほっと出来る。日々の診療が楽しい。幸せな人生を送らせて貰っている。お世話になっている人たちに感謝、感謝、感謝。
May 16, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイトナゴヤドームで巨人戦久しぶりの巨人戦だ。ドラゴンズは高齢化している。大島 洋平外野手、平田 良介外野手、堂上 直倫内野手の3選手を除けば、老人クラブのようなスタメンである。でも、年齢は関係ないかのカモ知れない。和田一浩選手は3本のヒットを打ち猛打賞。谷繁 元信選手兼監督は2本のタイムリーヒットでお立ち台。今年のドラゴンズの戦いぶりを総括する。投手では岡田 俊哉投手、川上 憲伸投手、大野 雄大投手が期待外れである。先発投手はダニエル・カブレラ投手、山井 大介投手に続く、安定感のある投手が出てこないと苦しい。病み上がりの吉見 一起投手に頼らなくてはならないのでは苦しい。中継ぎ投手では又吉 克樹投手、祖父江 大輔投手が頑張っている。先発投手では濱田 達郎投手が楽しみである。山本 昌広投手もそろそろ出てきてほしい。野手では森野 将彦内野手が勝負所で凡打が目立つ、小笠原 道大内野手を先発で使ってほしい。高橋 周平内野手やアレクシス・ゴメス 外野手が2軍で燻っているのが惜しい。後半戦に期待したい。症例報告ケアマネからの紹介である。前医からドネペジル5mgが出ていた。焦燥感、じっと座れない、常同行動、帰宅願望、鬱状態、語義失語、アパチーがあり、レビースコア:1.5 ピックコア:4。頭部CT上、右>左前頭葉萎縮、右>左半球萎縮、右>左海馬萎縮を認め、問診と併せて、前頭側頭葉変性症(FTLD)と診断した。翌日、デイサービスで落ち着きがなくじっと座れないという連絡があり、ドネペジルを中止することにした。ドネペジルを中止して14日後に再診されたが、焦燥感は全くなくなり、じっと座ることが出来るようになり、すべての周辺症状が消失した。NewフェルガードLA2包を併用したおかげで、改訂長谷川式:17.5/30(+1.5)、近時記憶2/6(+1)と中核症状も改善が見られた。ケアマネからの紹介である。認認介護の御夫婦。夫はパーキンソニズムとアルコール中毒のため転倒を繰り返しており、レビー・ピック複合+慢性硬膜下血腫。妻は語義失語を伴うピック病であり、言語理解はまったく出来なかった。歩行不安定な夫に暴力を振るい、夫は転倒させられていた。お二人とも必要最小限の処方内容と処方回数(当初は介護度が低く、1日1回の介護サービス利用に留まった)が条件であり、生活保護のためフェルガードやプロルベインDR購入は出来なかった。夫にはペルマックス/ネオドパストンとグラマリール、妻にはコントミンとプラビックスで周辺症状はほとんどなくなった。抑制系薬剤で落ち着いたためかお二人とも中核症状も改善していた。2年間も2人での生活を送ることが出来ている。凄いことだと思う。ケアマネからの紹介である。前医からのパニック処方で周辺症状(暴言、易興奮、感情失禁)が出現して、歩行不安定のため転倒を繰り返していた。家族の判断で10日前からドネペジルを中止されていた。頭部CT上、右>左前頭葉萎縮、右>左半球萎縮、右>左海馬萎縮を認め、問診と併せて、プチ レビー・ピック複合(LPC)と診断した。前医からの投薬は中止、リバスタッチパッチ4.5mg→9mgとして、フェルガード100M2包を勧めた。歩行不安定はネオドパストン50mg=半錠で改善した。4ヶ月後には改訂長谷川式:19/30(+9)、近時記憶3/6(+1)と著明改善した。住宅型有料老人ホームからの紹介である。周辺症状(物とられ妄想、易興奮、尿便失禁、語義失語)で困って来院された。頭部CTから石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)。臨床的には語義失語を伴う前頭側頭葉変性症を呈していた。リバスタッチ4.5mgを開始して、フェルガード100M2包を勧めた。境界領域脳梗塞(物とられ妄想の原因)に対してプロルベインDR4Capを勧めた。28日後、周辺症状は消失、中核症状も僅かであるが改善していた。ケアマネからの紹介である。この方は、前医のドネペジル5mgが運良くぴったりだった人である。独居生活を続けておられ、家族が更なる改善を希望され来院された。脳血管性認知症に対して脳血管セット(プレタール50mg/サアミオン5mg/プロルベインDR2-4Cap)を追加し、アルツハイマー型認知症に対してNewフェルガードLA1-2包を勧めた。独居生活のため1日1回処方(デイサービスの時のみ、NewフェルガードLA朝1包夕1包、プロルベインDR朝2Cap夕2Cap)とした。28日後、周辺症状はすべて改善、中核症状も改訂長谷川式:17/30(+4)、近時記憶3/6(+1)と改善が見られた。プロルベインDR2-4CapのおかげでBP122(-18)/70(+-)と血圧降下がみられた。家族の希望に添って治療すれば良くなるのである。同一建物居住者に対する認知症専門往診施設患者が医療難民となっているという記事が東京新聞に良く纏まった出ていた。施設患者斡旋業者と組んで暴利を得ていた悪徳往診専門クリニックがあったのも事実である。法律で取り締まればいい。認知症専門往診として施設の要望に応じて周辺症状で困っている患者だけを選択して診ている我々のようなクリニックと一緒にされては良い迷惑である。<以下引用>長久手南クリニック院長 岩田 明 先生 御机下いつもお世話になっております。4月25日のブログ拝見しました。”2014年度診療報酬改訂で同一建物居住者に対する診療報酬が1/4程度に減算された。施設に診療報酬の一部を支払って施設全体を診て暴利を貪っていた医師に対する厚生労働省の対応なのだろうが、私のように真面目に一人一人の認知症患者を診ている 医師にとっては全く迷惑な話である。しかしながら、厚生労働省の役人が考えた診療報酬改訂などに影響を受けるような私ではない。在宅であろうと施設であろうと本当に定期往診必要な認知症患者を定期往診するという今までの方針を変えるつもりは更々ない。”以前メールでお聴きした先生の決意そのもので私も負けずに頑張りたいと思いました。 とはいえ,救済案のやりくりに四苦八苦している姿はとてもお見せできず恥ずかしく思っております。コウノメソッドに衝撃を受けて1年,実践医となってまだ8ヶ月そこそこですが,認知症患者さんご家族には少しは役に立てている実感が持てるようになってきました。同じ頃実践医に手を上げられ大活躍されている松野晋太郎先生の知遇も得て,地域医療のため頑張りたいと思います。 の先生のブログで決意に励まされました。ありがとうございます。 菫ホームクリニック院長 小田 行一郎<以上引用><以下返事>小田 行一郎先生、お世話になります。ブログを読んで頂きありがとう御座います。なるべく多くの方々に読んで頂ければと思いますので多職種連携の方々にも宣伝して頂ければ有り難いです。「訪問診療に係る記録書」を記載するのに四苦八苦していましたが、ダイナミクスが作成ソフトを作ってくれましたのでそれを利用することにしました。CSVファイルに添付することも出来るようですので本日、オンラインレセプトで挑戦してみますが、駄目そうならば今回は「訪問診療に係る記録書」のみ紙で送ろうかと思います。往診専門クリニックが多くの施設から撤退しており、苦情が厚生労働省にどんどん寄せられていると期待しています。今回の目的は、往診専門クリニックをある程度撤退させることだと考えています。往診専門クリニックは毎日1施設1名で診療報酬を確保しているようです。毎日、来られる施設は閉口しているようです。厚生労働省も施設撤退の現状を放置することが出来ず、ある程度、診療報酬を戻さざる終えないはずです。今はこのままじっとしているのが賢明だと思います。長久手南クリニック 岩田 明<以上返事>後日、「訪問診療に係る記録書」をオンラインレセプトで送信した。その翌日、厚労省から「訪問診療に係る記録書」は今年9月まで猶予するとの通達が出た。時間を返せと言いたい。
May 8, 2014

長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト長久手南クリニック外観~春に咲く花3~白い可憐な花が咲いた。やっぱり、スズランは可愛らしい。シラン。赤紫色のランの花が鈴なりに咲いている。ウノハナが満開である。小さい白い花であるが、これだけ集まると壮観である。チェリーセージ。ハーブの仲間。真っ赤な綺麗な花である。ジュウニヒトエが群生している右後ろにチェリーセージ、左後ろにアジサイの葉が見える。ツツジ。白とピンクが対照的で美しい。症例報告ケアマネからの紹介である。暴言、暴力、易転倒、尿便失禁、介護拒否、入浴拒否、甘い物好き、収集癖、肘付き(診察中の態度)からレビースコア:2 ピックコア:8。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮中等度、3.左>右側頭葉萎縮中等度、4.左海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域脳梗塞、6.その他 左>右大脳半球。臨床症状および画像上も典型的なピック病である。ピックセット(ウインタミン10mg朝4mg夕6mgおよびフェルガード100M2包)を開始した。28日後、内服不規則なため暴言、介護拒否、入浴拒否が続いており、デイサービスで内服管理をして頂くことにした。ウインタミン10mgから12mgに微増、入浴前にウインタミン6mg頓用とした。ケアマネからの紹介である。暴言、暴力、大声、介護抵抗、昼間傾眠、尿便失禁、じっと座らない、語義失語、甘い物好きからレビースコア:2.5 ピックコア:10。頭部CT:1.頭頂葉萎縮中等度、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮中等度、4.左>右海馬萎縮中等度、5.左前頭葉脳梗塞、境界領域梗塞。画像上は、血管性ピックに近いが臨床症状は典型的なピック病である。ピックセット(ウインタミン10mg朝4mg夕6mgおよびフェルガード100M2包)を開始した。3日後誤嚥性肺炎となり、ウインタミン4mg夕→朝2mg夕4mgおよびフェルガード100M2包で落ち着いた。120日後には満面の笑顔となり、周辺症状は全くなくなった。ケアマネからの紹介である。物とられ妄想、盜食、暴言、病識欠如、腰痛症、収集癖、右鉛管状固縮からレビースコア:3 ピックコア:4。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.左側頭葉萎縮、4.左海馬萎縮軽度、5.Binswanger型脳梗塞、6.その他 左>右脳室拡大。画像上は、ピック病に血管性ピックが加わった状態と考えられた。ピック病には、ピックセット(ウインタミン10mg朝4mg夕6mgおよびフェルガード100M2包)を開始した。血管性ピックにはプロルベインDR4Capを勧めた。28日後、暴言以外の周辺症状は消失しており、ウインタミン4mg夕を追加した。知り合いからの紹介である。易興奮、万引き(5年前から)、花摘み(散歩中に他人の畑から)からレビースコア:0,5 ピックコア:4。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.左側頭葉萎縮軽度、4.左海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ脳梗塞数カ所、6.その他 ピック切痕。 臨床症状および画像上も典型的なピック病である。ピックセット(ウインタミン10mg朝4mg夕6mgおよびフェルガード100M2包)を開始した。18日後、本人が「万引きと花摘み(散歩中に他人の畑から)をしたくなくなった」と言った。家族もすべての周辺症状は消失したと認めた。ケアマネからの紹介である。幻視、暴言、易転倒、嚥下困難、食欲低下、甘い物好き、膝組み、使用行動、振戦、小刻み歩行、歯車様固縮からレビースコア:8 ピックコア:7。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮なし、4.海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域脳梗塞、6.その他 左脳室拡大。以上から、レビー・ピック複合と診断して、レビーセットを開始した。28日後、周辺症状は消失していたが、歩行が不安定でありネオドパストン100mgから200mgへ増量、脳梗塞に対してプレタール50mgを追加した。70日後には、周辺症状は全くなく、歩行安定しており、中核症状が改訂長谷川式:27/30(+7)、近時記憶5/6(+-)まで回復した。京都で講演会京都に住む親友の義父母を3ヶ月に1回の認知症専門外来で診させて頂いている。お二人とも軽い状態であったこともあり、中核症状および周辺症状が共に改善して頂いて大変感謝された。そんな経緯で、京都で講演会をやってくれないかという話になった。参加希望者は下記問い合わせ先に連絡されたい。日時:6月15日(日)10:00-12:00 場所:花友じゅらくだい 〒602-8261京都市上京区中立売通智恵光院西入る多門町445-4 演題名および演者:「認知症は治せる」 長久手南クリニック 院長 岩田 明参加費:無料問い合わせ:075-702-9055 NPO法人 温故知新あたた会
May 2, 2014
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