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ベルリンの西、約300Kmのところにハーメルン市があります。1284年6月26日に、このハーメルンで130人の子どもの失踪事件がありました。この事件は、市の文書にも残っており、多くの歴史書にも書かれています。また、グリム童話をはじめ、何人かの手により物語として書き残されています。きょうの1冊は「The Pied Piper」 (日本版タイトル「ハーメルンの笛吹き男」)です。117The Emperor’s New ClothesRetold by HAlam BenjaminIllustrated by Richard WalzBased on a poem by Robert Browningサイズ:170×202 P.23 ハードカバー1284年6月、突如、ハーメルンの町にネズミが大量発生しました。町中ネズミだらけで、人々はネズミの被害に悩まされていました。ネコがネズミに襲われて逃げ出す始末。町長はネズミを撃退に懸賞金を出します。ひとりの男が町長を訪ねてきます。自分自身はネズミ捕りの名人で町中のネズミを退治できると言うのです。男が笛を吹き始めると、不思議なことに、その音色にひきつけられるように多くのネズミが集まってきます。男は笛を吹きながら町の中を歩き、町中のネズミは、その後につづきます。男が川まで来ると、ネズミたちは次々と川に飛び込んでしまいました。町中のネズミを退治した男は、懸賞金を受け取りに行くのですが、町長は懸賞金を出しません。腹を立てた男は、通りに出てもう一度笛を吹きます。するとどうでしょう、町中の子供が集まってきたのです。そして130人の子どもたちが男と一緒に消えてしまいました。ちくま文庫より出された「ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界」では、この謎を解き、中世ヨーロッパの社会が書かれています。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.31
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あすはハロウィンです。1992年10月、あの忌まわしい事件がおこりました。アメリカ・ルイジアナ州での出来事です。16歳の日本人留学生が、ハロウィンパーティの会場を間違い、別の家のチャイムを鳴らしました。その家の主人に “Freeze!” と言われたが、「パーティに来たのです」と言い家に入ろうとしたところ、44口径のマグナム銃で撃たれ死亡しました。留学生の少年は “Freeze” という言葉を知らず、 “Please” と聞いてしまったのだろう。と、当時は言われていました。ハロウィン・カラーは黒とオレンジ色ハロウィンといえば「仮装とランタン」仮装はゴースト、ゾンビ、魔女、黒猫、コウモリなど不気味なものや恐ろしいアイテムが選ばれますが、最近では妖精や、魔女なども可愛くアレンジされているようです。きょうの1冊は「化け物のようなリズムと謎」。不気味な魔女や黒猫、自分の首を持った中世の騎士などの登場です。、添えられている詩にも不気味さを感じます。その1篇だけ直訳で紹介します。116 Spooky Rhymes and Riddlesby Lilian MooreIllusyrated by Ib Ohlsson1973年 アメリカサイズ:152×206 P.30 ペーパーバック彼らそのほうきを磨く、その帽子を研ぐ何匹かのクモを捕まえるコウモリを養う猫たちと、うなり声を試せ。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.30
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きょうの1冊は、アメリカで人気のある絵本です。日本でも1979年にタイトル「りすのスージー」で出版され、一度、絶版になっていましたが、今年3月に復刊されています。115 MISS SUZY by Miriam YoungPictures by Arnold Lobel1964年 アメリカサイズ:195×256 P.40 ハードカバーリスのスージーは、樫の木のてっぺんに住んでいます。お掃除もお料理もだいすきで、毎日、楽しく暮らしていました。ある日、突然、6匹のあかリスたちが、スージーの家を襲います。乱暴者のあかリスたちは家を乗っ取り、スージーを追い出していまいます。家を追われたスージーですが、高い木から屋根づたいに、古い家の屋根うら部屋にはいります。そこで、ほこりだらけの人形の家を見つけます。スージーにちょうどよい家です。さっそくスージーは1階2階と掃除をはじめます。屋根うらに入ったときです。窓のそばに置かれた箱を見つけます。そのふたを開けると、中にはおもちゃの兵隊が・・・。兵隊たちは、何年も何年も箱の中で眠っていたのです。スージーは兵隊たちと一緒に暮らします。スージーは、まるでお母さんのように、兵隊たちのお世話をします。毎日おいしい食事をつくり、夜になると兵隊たちにお話を聞かせてやりました。毎日、幸せな暮しがつづきましたが、ある日の夜、スージーは身の上ばなしをします。樫の木のてっぺんの家の話。そして、あかリスに家を取られた話。それを聞いた兵隊たちは、隊列を組んで樫の木に向ったのです。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.29
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きょうの1冊は、1967年に世界三大絵本賞のひとつ「コールデコット賞」を受賞した作品です。“Moonshine”は「月光」のほかに、「たわごと」や「密造酒」、「ばかげた空想」の意味があります。また、SamはSamanthaの愛称で、登場する女の子の名前です。114 SAM, BANGS & MOONSHINE by Evaline Ness1966年 アメリカサイズ:195×260 P.35 ハードカバー小さな島に住む、漁師の娘のサムは、空想が大好きです。もう亡くなっているのに「お母さんは人魚なの」と言ったり、「おそろしいライオンと赤ちゃんカンガルーを飼っている」と言います。飼われているのは、かしこいネコのバングスだけなのに・・・。丘の上に住んでいるトーマス少年は、サムの言うことを信じています。毎日、同じ時間に来て「赤ちゃんカンガルーを見せて!」と言います。そのたびにサムは、「カンガルーは出かけている」と言って、トーマスに探しに行かせます。「フクロウに会うため、一番高い木にのぼっている」や「とうもろこしを挽きに古い風車に行っている」と言っては、トーマスが危険なところに行くのを見て楽しんでいるのです。ある日、同じように訪ねてきたトーマスに、「人魚のお母さんに会いに海辺の洞窟に行っている」と言い、トーマスを洞窟へ走らせます。それを見ていたネコのバングスが言います。「きょうは潮が満ちてきて帰れなくなる!」でもサムは知らんぷり。トーマスは危険な目に遭ってしまいます。サムは、この事件をきっかけに「RealとMoonshineの違い」を教えられます。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.28
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昨日につづき、リトル・ゴールデン・ブックからです。きょうの1冊は、作者のEdward Lear が19世紀に作った作品で、現在でもイギリスの子どもたちに、有名な詩として語り継がれています。113 THE OWL AND THE PUSSYCAT by Edward LearIllusyrated by Ruth Sanderson1982年 アメリカサイズ:170×202 P.25 ハードカバーフクロウとネコが、緑色の船に乗って船旅に出ます。フクロウは夜空の星を見上げ、ギターを弾きながら語りかけます。「ああ、愛しいネコさん、わたしのステキな恋人あなたは・・・あなたは・・・なんて美しいのでしょう」ネコはフクロウに言いました。「あなたは、なんてエレガントなのでしょう、それに魅力のある甘い歌声!」「わたしたち、結婚しましょう!だけど、結婚指輪が無いわどうしたら良いのでしょう?」緑の船は、ある島に着きます。島ではブタが迎えてくれます。ブタは鼻先にリングを付けています。鼻先に・・・鼻先に・・・鼻先にリングが付いています。フクロウはブタに話しかけます。「親愛なるブタ君。キミの鼻先のリングを、1シリングで譲ってくれないか?」結婚指輪を手に入れたフクロウは、翌日、七面鳥の前で結婚式を挙げます。夜になり、フクロウとネコは、月あかりの下でダンスをしました。月あかりの下で・・・月あかりの下で・・・月あかりの下でダンスをしました。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.27
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リトル・ゴールデン・ブックについて、 質問をいただいています。これまで、当ブログで10冊ほどのリトル・ゴールデン・ブックを紹介してきました。これからも時々、登場いたしますので、簡単に紹介させていただきます。リトル・ゴールデン・ブック(a Little Golden Book)は1942年にアメリカにおいて12冊で創刊され、60年以上経た現在でも発行されています。創刊から20年間は25¢で販売され、子どもたちに購入しやすい絵本として評判を得ました。以後、何度かの価格変更があり、1986年には99¢、1992年からは$2.99になっています。では、これまで何冊のリトル・ゴールデン・ブックが出されたのか?わたし自身、その知識がないのですが、3000~4000冊、あるいは、それ以上の発行があったかもしれません。(ちなみに1人の作者で百数十冊、出されていることも・・・)Margaret Wise Brownをはじめ、有名な著者やイラストレーターの作品が多く、手抜きのない絵本作りが、人気の耐えないところだと思います。また、ディズニーやセサミ・ストリート、バービー人形のシリーズも出されています。本のサイズは170×202ミリで、※ 例外として202×210のBig Little Golden Book と140×150のFirst Little Golden Book があります装丁の基本は68年の間、一貫しています。これらの要素もあり、コレクターズアイテムとなっています。英語版のほかフランス語版も出されていて、コレクターには垂涎の絵本になっています。日本語版も昭和53年にバンダイから20冊ほど出されましたが絶版となり入手が困難になっています。ELOISE WILKIN の15作品がまとめられているa Little Golden Book Collection左 : a Big Little Golden Book中 : a Little Golden Book(通常サイズ)右 : a First Little Golden Book洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.26
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きょうの1冊は、イソップ童話の中から「The Country Mouse and the City Mouse」を紹介します。この絵本は、リトル・ゴールデン・ブックで扱われたものですが、アメリカのレストラン・チェーン“Chick-fil-A”(チックフィレイ)から、ノベルティとして出された8冊のうちの1冊です。112 The Country Mouse and the City Mouse Retold by Alan BenjaminIllusyrated by Jeffrey Severn1987年 アメリカサイズ:170×202 P.25 ハードカバー都会のネズミが、田舎のネズミの家に遊びに行くことになりました。そこは空気がおいしく、木々の自然が美しいところでした。食事の時間になりました。テーブルの上に並べられたのは、粗末なものばかり、都会のネズミはいいます。「都会の食事のほうが、ず~っといいよ!」そして、田舎のネズミを都会に招待するのです。その夜、田舎のネズミは都会の食事が気になってしかたがありません。夢にまで出てくるほどです。ある日、田舎のネズミが都会を訪れます。都会のネズミが用意してくれたディナーは豪華なものです。テーブルの上に並べられたローストチキン、チーズ、ケーキなど、はじめて見る物ばかりです食べ始めたときです。ドアが開き、ネコが入ってきたのです。「隠れるのよ!」ネズミたちは家具の陰に隠れました。ネコが部屋から出ると、ふたたびテーブルで食事です。しかし、つぎに少年と犬が入ってきます。ネズミたちは大あわて。落ち着かない食事に、こりごりした田舎のネズミは、やっぱり田舎がいい、と言って帰っていきます。うら表紙には “Chick-fil-A” のロゴが印刷されています。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.26
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Spelling Beeは、スペル競技のこと。伝えられた単語のスペルと意味を即時に答える競技です。アメリカでは、各地で競技が行われ、年に一度の全国大会も開かれています。きょうの1冊は、子どもたちにスペルの大切さを教えています。111The Spelling Beeby Sharon GordonIllusyrated by Tom Garcia1973年 アメリカサイズ:168×200 P.23 ペーパーバックブンブンブンブン蜂たちは大忙しです。蜂たちの仕事は、とてもきつく、ハチミツづくりに大変です。一匹の蜂が木の下にいます。この蜂も忙しいようです。彼の仕事も、とてもきつく、文章づくりに大変です。彼は、スペルを学習しています。蜂たちは、彼の忙しさを理解できません。蜂たちは、彼がサボっていると思っています。『蜂にスペリング競技が必要かい?』と聞かれても、彼は、お構いなくスペルを書き続けます。“busy bees”“help”ある日、蜂たちの巣を熊が取ろうとしていました。『助けて!』蜂たちは、口々に叫びました。彼は『ボクなら助けをよべるよ!』と言ってハチミツで近所の家の窓に “HELP!” と書いたのです。それを見た人が・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.25
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巨大な犬のクリフォード。このシリーズ、アメリカでは人気が高く、多くの絵本が出されています。きょうの1冊はハロウィンつながりでClifford Loves Autumn の紹介です。起承転結が曖昧ですが、8ページの短い絵本ですので、文、絵のすべてを紹介します。110 Clifford Loves Autumn By Norman Bridwell1999年 アメリカサイズ:140×140 P.8 ペーパーバックわたしエミリイ・エリザベス、そして、こちらがクリフォードよ。わたしたち秋が大好きなの。クリフォードは枯葉でクシャミをするわ!だから枯葉が飛び散るの。でも、クリフォードは枯葉あつめを手伝うの。秋にはハロウィンがあるわ。クリフォードとわたしは『お菓子をくれなきゃ、イタズラするぞ!』って一緒にまわるの。感謝祭も秋だよ。クリフォードはママに会いに行くわ。わたしも、おばあちゃんに会いに行くわ。そして、わたしたちは急いで家に戻るの。この美しい秋の日に、再びクリフォードと一緒にいられること『シ・ア・ワ・セ』洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.24
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10月31日はハロウィンです。その準備をされている方も、カボチャまでは、揃えることが難しいと思います。きょうの1冊はPUMPKIN の絵本です。109 THE PUMPKIN PATCH PARABLE by Liz Curtis HiggsIllusyrated by Nancy Munger1995年 アメリカサイズ:210×210 P.25 ハードカバー赤い大きな納屋。起伏のある緑の農園。農夫が住んでいるところです。そこでは、いろいろな野菜が育てられています。丸々としたトウモロコシ、真っ赤な大きいトマト。長い黄色いスカッシュ、小さなグリンピース。どれも夕食の食卓に並ぶものです。この農園で栽培される一番の野菜はカボチャです。カボチャの種は、レーズンほどの大きさで、うすい楕円形。彼らは夏を迎える6月に、この種を植えます。そして、暗闇の中、地中で成長します。ある朝、畑から小さい若芽が顔を覗かせます。やがて、緑色のつるになり畑をつたいます。大きな葉っぱは、8月の太陽をとらえ、どんどん成長します。10月がついに来ました。空は明るい青でした。涼しくなり、いよいよカボチャの収穫です。収穫された中から、大きなカボチャが選ばれます。その上部にナイフを入れ、中身を取り出します。そして三角形で目を切り取り、笑っているような大きな口を彫り、最後に白いキャンドルを入れます。空が暗くなってきました。玄関先の笑っているカボチャ見て、隣人たちが微笑みを返しています。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.23
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きょうの1冊は、おなじみの「ひとまねこざるシリーズ」です。この作品、日本人の感性では、少し消化不良ぎみ。いつものように、わが道を行くジョージですが、最後の“めでたし、めでたし”にインパクトの弱さを感じます。108 Curious George and the Dinosaur by Margaret and H. A. Rey1989年 アメリカサイズ:202×202 P.28 きょうは、ジミーのクラスの課外授業。スクールバスで博物館に行くのです。ジョージもトラブルをおこさないと約束して同行です。博物館では、たくさんの鉱物が並べられていますが、生徒たちは興味がなく、退屈でしかたがありません。あくびをしている生徒や、ランチの時間が気になる生徒。先生の説明も、まるで耳に入っていません。でも、いつもマイペースのジョージは、隣の展示室へ・・・ジョージが見たのは大きな恐竜のスケルトン。係員の目をぬすんで恐竜に登ります。ジョージが恐竜の頭に登り満足していると、先生と生徒たちがジョージを見つけて大騒ぎ、館長も激怒して駆けつけます。そんな騒動の中、生徒たちは展示物に興味を持ちます。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.22
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きょうの1冊は、ことばを覚えるために描かれた絵本です。このような絵本は、ABCブックなども同じで、どのように紹介すれば良いか、悩むところです。学校などで読み聞かせをされている“ほっぺ001号”さんも「アイウエオ本」を読み聞かせするときの苦労を書かれています。この絵本では、身の回りの名詞が紹介されていますが、スース博士の絵本と同じで、声に出して読むとリズムがあり、楽しい絵本です。また色合いが、まさにアメリカ的なのも注目です。YouTube では男児が、この絵本読んでいます。No.107 IN A People House by Theo LeSiegIllustrated by Roy McKie1972年 アメリカサイズ:157×222 P.26 ハードカバー二階の窓からネズミが鳥に話しかけます。「鳥さん、鳥さん!入ってこないかい?」「人間さまの家の中を見せてあげるよ」「イスだろ、そして階段」「バナナにバスタブ、瓶にほうき」「ピアノにピーナッツ、ポップコーン」「歯ブラシにヘアブラシ」などなど、65の名詞を紹介したところで、家人が帰宅します。家人に見つかり、追い出されたネズミと鳥ですが、「どうだい、分かっただろ人間の家の中が・・・」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.21
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きょうの1冊はグリム童話から「金のガチョウ」を紹介します。グリム童話は、ドイツのグリム兄弟によって17世紀に出版され、「赤ずきん」や「白雪姫」など200話からなる童話集です。106 Grimm’s The Golden Goose Illustrated by Doug Cushmanサイズ:208×210 P.23 ハードカバー木こりには3人の息子がいました。ある日、長男が大きな木を切るため森に出かけます。木を切っていると白髪の年老いた小人に、食べ物を分けてほしいと頼まれます。しかし長男は、それを断り、そのせいで怪我をしてしまいます。つづいて出かけた、次男も小人に会いますが、長男と同じように断り、怪我をしてしまいます。同じように三男も森に出かけます。心優しい三男は、小人に食べ物を分け与えます。すると、小人は、この先の木を切ると良いことがある、と言い立ち去りました。小人に言われた木を切ると、金のガチョウがあらわれたのです。村人たちが金のガチョウに触れると、手がはなれなくなりました。すると、多くの村人たちが、じゅずつなぎで大混乱です。お城の窓から、その行列を見ていたお姫さまは、思わずふき出してしまいました。それまで一度も笑ったことのないお姫さまです。そばで見ていた王さまは、驚いて・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.20
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ZOOきょうの1冊はストーリーがありません。ダイナミックなイラストをご覧ください。発行年が不明のこの絵本、印刷から判断して70年代のものと推測されます。105A DAY AT THE ZOOby Joel Dolens発行年不明 アメリカサイズ:133×285 P.14 ハードカバーぼくたち動物園に行ったんだよ。そこで大きなカバを見たんだ。カバにピーナッツをあげていると、さかなも大きな口を開けるので、ピーナッツをあげたの。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.19
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きょうの1冊は1989年の比較的、新しい絵本ですが、その内容は、もう少し古い時代を感じさせます。104 It’s Too Noisy!by Joanna Coleillusyrated by Kate Duke1989年 アメリカサイズ:213×173 P.28 ハードカバーとあるところに小さな家があります。だれが住んでいるか分りますか?そこには、何人かの子どもと、ベビーベッドには赤ん坊が、そして、おじいさんと、おばあさん。ここは、貧乏な農夫の家です。家の中はいつも、叫び声に鳴き声、いびきに、笑い声、喧嘩の声に、歌声と、それは、とても騒がしいところでした。騒がしさに嫌気をさした農夫は村の長老を訪れ助言をもらいます。長老は「めんどりと、おんどりを家の中にいれなさい」と言います。農夫がその通りにすると、家の中は、ますます騒がしくなります。翌日も農夫は長老に訪ねます。すると長老は「ブタとヒツジを家の中にいれなさい」と言います。農夫がその通りにすると、家の中は、これまで以上に騒がしくなります。みたび農夫は長老に訪ねます。すると長老は「ロバも牛も家の中にいれなさい」と言います。農夫がその通りにすると、家の中は騒がしさで耐えられなくなりました。困り果てた農夫は、もういちど長老に訪ねます。すると長老は「動物たちを全て家の外に出しなさい」と言います。農夫は家にもどり、その通りにすると、家の中は以前と同じように、叫び声に鳴き声、いびきに、笑い声、喧嘩の声に、歌声と、騒がしいのですが、動物たちの鳴き声がなくなり、農夫はずいぶん静かになったと感じるのでした。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.18
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昨日にひきつづきリトル・ゴールデン・ブックより古典の作品を紹介します。きょうの1冊は「三匹の子ぶた」です。「三匹の子ぶた」の原作は18世紀に書かれていて、それ以後、多くの人の手によって出版されてきました。ストーリーは“子ぶた対オオカミ”なのですが、時代と共に、結末が変化してきたことです。当初は、オオカミに二匹の子ぶたが食べられ、残るのは一匹の子ぶた。しかし、3~40年前ごろからは、3匹とも助かる、というストーリーに変化しています。最近、世の中が世知辛くなってきていますので、弱肉強食の中、知恵あるものが生き残る。の原作に戻したほうが良いのでは、と思いますが、みなさんは、いかがでしょう?103 The Three Little Pigs as told by Elizabeth Rossillusyrated by ROFry1973年 アメリカサイズ:168×200 P.23 ハードカバー母ぶたは、自立させるため、三匹の子ぶたたちを、家から送り出します。一匹目の子ぶたは、藁をかついだ行商人に出会ったことから、藁で家を作ることにします。二匹目の子ぶたは、枝をかついだ行商人に出会ったことから、小枝で家を作ることにします。三匹目の子ぶたは、レンガを運んでいる行商人と出会い、レンガで家を造ることにします。オオカミが現れ、藁の家も小枝の家も、オオカミの息のひと吹きで、とばされてしまいます。家を吹きとばされた二匹の子ぶたは、レンガの家に逃げ込みます。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.17
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きょうの1冊は、リトル・ゴールデン・ブックから、古典の「はだかの王さま」です。これは、1837年に書かれたアンデルセン童話で、デンマーク人のハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品です。102The Emperor’s New ClothesBy Hans Christian AndersenAdapted by Rebecca BondorIllustrated by Richard Walzサイズ:170×202 P.22 ハードカバー新しい服が大好きな王さまの前に、二人の詐欺師が現れ、不思議な布地で、服を作ることができると言います。それは、すばらしい色合いで、軽くて重さも感じない、そして、かしこい者には見え、馬鹿には見えないと言うのです。ちょうど王さまは、皆が驚くような服を着たいと思っていたところで、さっそく、多くのお金を払い作らせることになりました。王さまは家来を引き連れ、縫製工場へ行きます。家来たちは、馬鹿だと思われないため、見えないとは言えません。そして王さまも、やはり見えないとは言えません。それどころか、王さまは、その布地を褒めちぎります。やがて、その服ができあがり、早速、王さまは、それを着て街中をパレードします。街の人たちも馬鹿と思われないため、服を褒めます。ところが、子どものひとりが「王さまが、はだかであるいている!」と笑います。ついに街中のみんなが「王さまははだか!王さまははだか!」と口々に言って笑います。そんな中、王さまはパレードをつづけます。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.16
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これまで、スース博士の絵本を数冊紹介してきました。そのいずれもが幼児に人気のある絵本でした。きょうの1冊は、若き時代のスース博士の作品です。101 The 500 Hats of Bartholomew Cubbins By Dr. Seuss1938年 アメリカサイズ:159×225 P.48 ハードカバーバーソロミューは、おとうさんからもらった帽子をかぶって、ツルコケモモを売りに市場に行きました。すると、ラッパ音が聞こえ、やがて、王さまの護衛隊が現れました。隊長がバーソロミューの帽子を見つけ、「帽子をとれ!」と大声で言いました。まもなく、王さまがあらわれるからです。王さまの馬車がバーソロミューの前を通過しかけたときです。馬車が急に停止し、王さまが窓から顔を出して言います。「おまえの王さまの前では帽子をとれ」バーソロミューの頭には、とったはずの帽子が乗っているのです。バーソロミューは、あわてて帽子をもぎとりますが、つぎの帽子が頭に乗っています。おこった家来は、バーソロミューをお城へ連れて行きます。お城御用達の帽子屋が呼ばれ、帽子をとりますが、つぎの帽子が頭に乗っています。弓の名人が帽子を矢で射抜いても、7人の魔法使いが、まじないをとなえても、つぎの帽子が現れます。ついには、家来の一人が、首切り役人に首を切らそうとお城の塔へ連れて行きますが・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.15
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。洋書絵本を毎日1冊、紹介していますが、きょうで100冊目になりました。今後ともよろしくお願いいたします。きょうの1冊は、19世紀にイタリアで書かれた「ピノキオ」です。「ピノキオ」は100年以上にわたって、多くの人によって本にされてきましたが、そのストーリーは少しずつ異なっています。1940年にはウォルト・ディズニーにより2年の歳月をかけて映画化されています。このアニメは、現在でも古典の名作とされています。100PINOCCHIOAdapted for children by Evelyn AndreasPictures by Art Seiden1954年 アメリカサイズ:165×205 P.19 ハードカバーゼベットじいさんは、一人暮らしの貧しい木彫り職人です。ある日、ゼベットじいさんは、あやつり人形を作り、ピノキオと名づけました。ピノキオは、できあがったときから大変なわんぱく小僧でしたが、まるで、人間の子どものよう。子どものいないゼベットじいさんは、かわいくてたまりません。ピノキオを学校へ通わせたいと考えました。ゼベットじいさんが上着を売って買ってくれた学習本をかかえ学校へ行くのですが、途中で人形芝居のテントみつけます。ピノキオは芝居を見たくてしかたがありません。入場券と引き換えに学習本を手放します。芝居を見ていると、小屋の親方に呼び止められます。親方に身の上を聞かれたピノキオは、金貨5枚をもらいます。家に帰る道中でずるがしこいキツネとネコにだまされ、金貨だけでなく、命までねらわれます。危うく逃げ延びたピノキオは、妖精に助けられます。妖精に事情を聞かれたピノキオはウソをついてしまいます。するとピノキオの鼻が・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.14
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きょうの1冊は、型抜き絵本です。1960年代~70年代にかけて、A GOLDEN PRESS BOOK から出版されウサギやサンタクロース、道路標識やカメラなど、いろいろな形に切り抜かれた絵本が子どもたちに好評でした。当時の価格は29¢で、ときどき紹介しています“リトル・ゴールデン・ブック”などと同じような価格帯だったことも、人気の要因だったと思われます。the CAR bookby William Dugan1968年 アメリカサイズ:200×205 P.23 ペーパーバック60年代は、アメリカが輝いていた時代。これでもか!というほど、クルマの大きさが競われていました。最近でこそ、日本でもキャンピングカーを見かけるようになりましたが、当時、VWタイプ2のキャンピングカーも一般的だったようです。クルマの絵本に必ず登場するのが救急車と消防車。今も昔も、消防士は子どもたちにとって、憧れの職業です。ポリス・カーは、州あるいは都市によってデザインがことなるため、日本の絵本に出てくるパトカーほどのインパクトはありません。兵役の義務もあって、軍用車は身近なクルマのようです。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.13
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きょうの1冊は、マングースとふくろネズミという絵本では比較的めずらしい動物の登場です。軽快な文章とイラストが、この絵本の特徴と言えそうです。 Marie Louise’s Heyday by Natalie Savage CarlsonPictures by Jose Aruego and Ariane Dewey1975年 アメリカサイズ:195×255 P.30 ハードカバーサトウキビ畑にかこまれた小屋に住んでいるマリールイズは、ちいさな茶色のマングース。人間の庭でバナナをみつけ小屋に持って帰ってきました。マリールイズは『きょうは、ごきげんな日』だと思っています。バナナをいつ食べるか考えていたら、ママが言うのです。「ふくろネズミのおばさんが、お出かけするので、子守をしてほしいって・・・」「だからマリールイズ、行ってあげて!」ガンボリンボの木の33段の階段を上るとふくろネズミの家があります。家からは大騒ぎする声が聞こえてきます。5ひきのふくろネズミたちが、ママのしっぽを持ってはなさないのです。ふくろネズミのママは、しっぽをゆるめて5ひきをふり払い、「みんな、とてもいい子たちよ」と言って出かけてしまいました。5ひきの子どもたちは、わんぱくです。マリールイズは、いっしょに遊んだり、昼食を食べさせたりと大忙しです。「わたしは、あとかたづけをするから、みんな、外で遊んでおいで!」5ひきが出ていったときに、マリールイズはふと思います。『子どもって、なんて疲れるのかしら・・・』『この静かな時間が、ごきげんなときね、きっと』しばらくすると、1ぴきの子どもがとびこんできます。「はやく来て!みんなが病気になっちゃったの!」「みんな、もうすぐ死んじゃうよ!」マリールイズは、急いで33段の階段をかけおりました。そこには、子どもたちが赤い実を食べてうなっています。あわてたマリールイズは、マホウガエルを呼びに駆けだします。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.12
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きょうの1冊は、とても美しいイラストで、説明が邪魔になるかもしれません。すべてのイラストを紹介したいのですが、容量の制限もあり、いつものように選んでの紹介です。THE SKYLIGHTERSBy Graeme Gardenilustrations by Neil canning1987年 アメリカサイズ:223×282 P.24 ハードカバーあなたは知っていますか?空を描いている「スカイライター」がいることを。しかし、あなたは描いているところを見ることができません。オールド・ミスターブルーという老人がいます。彼は毎日、青いペンキを作っています。インディゴ、コバルト、プルシャン、ウルトラマリン、青にも多くの種類があります。彼は毎日、青いペンキを作っています。晴れ渡った1日です。スカイライターたちは、手際よく青いペンキを塗ります。いわし雲がでてきました。スカイライターたちは大忙しです。空は乾き、どこまでも澄み切っています。スカイライターたちにとって、やすらぎのひとときです。しかし、雨が降ると、空はにごります。ときにはイナズマがはしることも・・・霧が出てくるとスカイライターはグレーを持ってそれはブラインドを下ろしたようです。スカイライターは日没の準備をはじめます。そして、やがて星がきらめく夜空に・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.11
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きょうの1冊はリトル・ゴールデン・ブックスからです。リトル・ゴールデン・ブックスが最初に出版されたのは1942年ですが、この「The POKY LITTLE PUPPY」はその内の1冊です。 The POKY LITTLE PUPPY by Janette Sebring LowreyIllustrated by Gustaf Tenggren1942年 アメリカサイズ:170×202 P.23 ハードカバー5匹の子犬が板塀の下を掘って、表に出ます。原っぱを横切り、道を下り、橋を渡り、丘の上へ行くと、1匹がいません。4匹が丘の上から見渡すと、ノロマの子犬が丘の違う坂を下っています。土のにおいをかぎながら駆け回っています。4匹が急いで駆けていったら「いいにおいがするんだ」とノロマの子犬。おいしそうなライス・プディングのにおいがするのです。みんな、急におなかが空いてきて、来た道を、急いで家に帰ります。ところが、子犬たちは母犬に、板塀の下を掘った、と叱られます。そして、いつものライス・プディングはおあずけになります。翌朝、また5匹の子犬は外にます。「板塀の下を掘るな!」と母犬が看板をたてたようです。でも、そんなのおかまいなし・・・またしても、1匹だけ別行動をするノロマの子犬ですが、今度はなんとイチゴを見つけました。イチゴのショートケーキを思い出すと、急におなかが空いてきて一目散で家にかえります。しかし、母犬はもうカンカンです。母犬に叱られても、こりずに表へ出かけていく子犬たち。外の世界は広くて、面白いものがいっぱいあるからです。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.10
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もう1日、「LITTLE BEAR」におつきあいください。きょうは、最後の1作で、これまでの3作同様、こどもの気持ちを尊重しながら、大きな母親の愛が、そそがれています。LITTLE BEARBy Else Holmelund MinarikPictures by Maurice Sendak1957年 アメリカサイズ:159×222 P.63 ハードカバー「まだ眠れないの?・・・どうして?」「ぼく、お願いごとをしているの」「なにをお願いしているの?」「雲に乗って、いろんなところへ行ってみたいの」「むりなお願いだね!」「じゃ~、バイキングの船が見つかりますように・・・は?」「ぼくを海のかなたに連れて行ってくれるの」「それもむりだね!」「トンネルを見つけて、どんどん行くと中国に行けるの」「おかあさんに、おはしをお土産に持って帰ってくるから」「それもできないね!」「それじゃ~、赤い車を運転して大きなお城に行くの」「お城からお姫様が出てきて『ケーキをめしあがれ!』っていうの」「それもむりなお願いだね!」「じゃ、おかあさんグマがぼくのところへ来て『おはなししてあげる』って言うの」「それなら、かなうかもしれないよ」「よかった、はじめから思っていたの」「ぼくの話をして」おかあさんグマは、雪の降った日のこと、宇宙帽をかぶって月へ行こうとしたこと、バースデーケーキがないと思いスープをつくったこと、を話しました。「さー、こんどはおまえが、おかあさんを喜ばすことをしておくれ!」「どうすればいいの?」「それは、おまえがおとなしく眠ることだよ」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.09
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昨日にひきつづき「LITTLE BEAR」から「Little Bear Goes to the Moon」を紹介します。この作品は、いまから半世紀前に発表されていますが、その12年後に “アポロ11号” が月面着陸に成功しています。余談ですが、一昨日、鈴木・根岸両博士のノーベル賞受賞で一躍有名になった米インディアナポリスのパデュー大。月面着陸のアームストロング船長も同大学の出身です。LITTLE BEARBy Else Holmelund MinarikPictures by Maurice Sendak1957年 アメリカサイズ:159×222 P.63 ハードカバーある日、こぐまくんは空き箱を利用して宇宙帽を作ります。それをかぶって月へ行くことを考えています。おかあさんに、くまは飛べないことを聞かされても、こぐまくんは納得できません。「羽も翼もないのに、飛び上がったらドスンと落ちるよ!」と言われても、こぐまくんは月へ行きたくて仕方がありません。お昼ごはんまでに帰ることを約束して、近所の小さな丘に行きました。少しでも高いところから・・・と考えたこぐまくんは、丘の上にある小さな木にのぼり、目をつぶって「えいっ!」とジャンプしたのです。ズド~ン、ごろごろごろごろ~丘をころがり落ちたこぐまくん、おき上がって、あたりを見渡します。「もう月につ着いたのかな?」月の木も、月の鳥も地球とおなじです。こぐまくんの家とそっくりな建物もあります。こぐまくんが家に入ると、テーブルの上にはお昼の食事が用意されています。「これはこれは、どちらさまですか?」「地球からいらした、くまさんですか」「うちにも、こぐまがいて宇宙帽をかぶって、いま地球へ行っています」「だから、かわりに、このお昼の食事をめしあがれ!」「Mother Bear, stop fooling.You are my Mother Bear」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.08
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先日(9/23)紹介しました「LITTLE BEAR」には4作が収められていますが、きょうは、その2作目「BIRTHDAY SOUP」を紹介いたします。先日と重複しますが、この作品はエルス・H・マイナリックの文章に、「かいじゅうたちのいるところ」で有名なモーリス・センダックが絵をつけています。LITTLE BEARBy Else Holmelund MinarikPictures by Maurice Sendak1957年 アメリカサイズ:159×222 P.63 ハードカバー「おかあさ~ん!おかあさ~ん!」「おかあさんは、いないの?」「きょうは、ぼくの誕生日なのに、バースデイ・ケーキがないよ!」「もうすぐ友だちが来るのにどうしよう・・・」暖炉には黒いナベがかけられています。「そうだ、この中にニンジン・じゃがいも・トマトを入れよう」「きっと、おいしいバースデイ・スープができるぞ」やがてメンドリさんが「おめでとう!こぐまくん」と言って入ってきます。「なにか、いいにおいがするけど、あの暖炉からなの?」「ぼく、スープを作っているんだ。メンドリさんもスキでしょ?」「さー、奥のテーブルですわって待っていて」同じようにアヒルさんとネコさんも入ってきてテーブルでスープができるのを待っています。スープができあがり、こぐまくんがイスにすわったときです。ドアが開き、おかあさんが帰ってきました。でも気づいているのはネコさんだけ。「ねぇ~、くまくん!ちょっと待って」「1・2・3ってかぞえてから食べようよ」「さ~目をつぶって」とネコさん。「1・2・3」こぐまくんが目を開けると、そこには大きなケーキを持ったおかあさんが・・・「わ~!バースデイ・ケーキだぁ~」「おかあさん、ぼくのこと忘れていなかったんだね」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.07
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きょうの1冊はリトル・ゴールデン・ブックからマーガレット・ワイズ・ブラウンの作品を紹介します。この作品は1947年に発表され、以後、何度か増刷されています。日本では、バンダイが昭和53年に翻訳版を出しています。The Golden EGG BOOKby Margaret Wise BrownPictures by Lilian Obligado1947年 アメリカサイズ:168×200 P.23 ハードカバーある日、ひとりぼっちの、ちいさなうさぎが、卵を見つけます。中で何か動いている!なんだろう?もしかしたら、少年かな?それともゾウ?いや、ネズミかな・・・小ウサギは卵を、ゆらしてみます。そして、蹴ったり、ころがしたり・・・でも、卵は硬くて割れません。卵が割れるのを待ちながら小ウサギは眠りこけてしまいました。ピック!ピック!ピック!卵が割れました。そして、中から黄色いアヒルの誕生です。卵からかえったばかりのアヒルは、すぐ横に眠っている小ウサギが目に入りました。暗くてせまい卵の中の世界にアヒルは、ひとりぼっちだと思っていたのですが・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.06
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きょうの1冊は、3色刷でシンプルなイラストと素朴な紙質も手伝って半世紀の時の経過を感じさせてくれます。この絵本は現在でも増刷されているようですが、表紙のデザインが少し変えられています。Big Max The World’s Greatest Detective !By Kin PlattIllustrated by Robert Lopshire1965年 アメリカサイズ:157×222 P.59 ハードカバービッグ・マックスは世界的に有名な探偵です。ある日、ビッグ・マックスにプーカ王から電話がかかってきました。それは、叫ぶような声で「大至急、来てくれ!」「誰かが、わたしの大切な象を盗んだ!」と探偵依頼です。ビッグ・マックスは「心配無用!」「すぐに、そちらに行って象を探し出しましょう」と言って、プーカ王から差し向けられる飛行機も船も断り、傘につかまりフワリと、大空に浮かび上がりました。お城に降り立ったビッグ・マックスは早速プーカ王に城内の案内を受けます。しかし、象が盗まれた痕跡などありません。そこにあったのは、溶けて小さくなった氷と濡れた地面。それを見て、ビッグ・マウスは疑問が解けたのです。「象は盗まれたのではありません」「象を追いかけましょう」城外には象の足跡がつづいています。それを辿っていった二人はズッシ~ン!ズッシ~ン!“It is earthquake” プーカ王は驚いたのですが・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.05
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先日より「古本市」をしていますが、最初に売れる絵本はなにか?に興味がありました。11時の開店まもなくでした。それは、単純でも難解なスース博士の「POP ON HOP」でした。きょうの1冊は、スース博士の「足」の絵本です。この絵本、現在でも増刷されていますが、最近は『Wacky Book of Opposites』(少し変わった反対語の本)の副題が付けられているようです。The FOOT BOOKby Dr.Seuss'sアメリカサイズ:170×202 P.31 ハードカバー左足 左足右足 右濡れた足乾いた足高い足低い足前足後ろ足赤い足黒い足遅い足速い足元気な足病んだ足直訳すると、このようになるのですが、英語ですと、スース博士のお得意の、リズミカルな文章になっています。それに加え、奇妙な生き物と色合い。これらすべてが、子どもたちから支持を得ているのだと思います。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.04
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きょうの1冊は、インドの民話 “the Blind Men and the Elephant”を子どもに分りやすく書きかえられたもので、1993年のコールデコット賞に選ばれています。中国では「群盲撫象」の語源となり日本では「群盲象を撫でる」と言われています。 Seven Blind Miceby Ed Young1992年 アメリカサイズ:254×280 P.37 ペーパーバックある日、7ひきの目の不自由なネズミたちはびっくりしました。不思議な物体の気配を感じたのです。「なんだ、これは!」仰天の7ひきです。月曜日、赤いネズミはまず最初に調べに行きました。「あれは柱だよ」けれども誰も信じません。火曜日には、緑のネズミが行きました。「あれはヘビだよ」水曜日には、黄色のネズミが「ヤリだった」と。そして、木曜日、金曜日、土曜日と、それぞれのネズミが行きますが壁だ、扇だ、ロープだ、と6ぴきの言うことが違います。日曜日、白いネズミが行きました。すると……最後に教訓が書かれています。一部分で判断すると、素晴らしいものであっても、間違うかもしれない。全体を見てこそ素晴らしさが分る。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.03
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きょうの1冊は時期的に少し早いのですが、レイモンド・ブリッグスの名作、「スノーマン」の紹介です。この絵本には、まったく文章がなく、イラストだけですが、最後にはせつなくなるストーリーを紹介します。The Snowman by Raymond Briggs1959年 イギリスサイズ:214×302 P.30 ペーパーバック朝、少年が目覚めると、外は一面の銀世界になっていました。少年は喜んで外に出て“ゆきだるま“を作ります。できあがった“ゆきだるま”には、帽子をかぶせマフラーをします。夜になり、一家団欒のときが来ました。でも、少年は外の“ゆきだるま”が気になってしかたがありません。ベッドに入っても寝付けません。時計の針が深夜12時を指します。その瞬間に“ゆきだるま”は生を得るのです。少年は家に“ゆきだるま”を招きいれ、両親に気づかれないよう、楽しい時間を過ごします。外に出た少年と“ゆきだるま”は手を取り合って空へ飛び立ちます。森を越え、海を越え、楽しい空の旅がつづきます。やがて家に戻った少年は、玄関先に“ゆきだるま”を残し、ベッドで深い眠りにつきます。翌朝、差し込む朝日に、少年は目覚めます。そして、あわてて外に出ますが、残されていたのは・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.02
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8月末に18才の愛猫が逝ったことをこのブログに書きました。実は、もう1匹、12才のネコを飼っています。このネコ、とにかく気をつかうネコだったのですが、最近になりワガママがすぎるようになりました。きょうの1冊は、気持ちの変化を表現した、人間にも通じる絵本です。HOW FLETCHER WAS HATCHED !by Wende and Harry Devlin1969年 アメリカサイズ:191×260 P.34 ハードカバーアレクサンドラは、日がふりそそぐ庭で、卵のカラを割って出てこようとしているヒヨコを見つめています。そして、愛犬を呼びます。「フレッチャー!」「なんて可愛いのでしょう」「黄色くて、それにフワフワした、この綿毛・・・」アレクサンドラは、ヒヨコたちに釘づけです。そばにいるフレッチャ-のことは目に入りません。フレッチャーはアレクサンドラに忘れられたと思い、体をこすり付けます。「お止め!!フレッチャー」さびしくなったフレッチャーは、トボトボと庭から出て行きます。しょんぼりしているフレッチャーは、友だちのカワウソとビーバーに出会います。フレッチャーは、さびしい気持ちを聞いてもらいました。その話を聞き、カワウソは小枝を集めてきます。ビーバーは、その小枝を組みはじめます。大きな、大きな卵型のカゴを作っているのです。フレッチャーを、その中に入れ、必死になって・・・大きなピンクの卵ができあがりました。あたりは真っ暗、カワウソもビーバーも、そしてフレッチャーも疲れて眠ってしまいました。翌朝、大きな卵を見た村人たちは大騒ぎです。大学の教授までもが卵を見に来ます。何の卵か?と演説がはじまる始末です。一方、アレクサンドラは、フレッチャーがいなくなり、悲しんでいます。「フレッチャー!フレッチャー!」すると・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.10.01
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