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子どものころ、夜のトイレが怖かった人は多いと思います。だから、夜には怖い話は禁物でした。でも、なぜトイレが怖かったのでしょう・・・きょうの1冊は、“Bedtime Stories” を読み終わったところから始まります。147 HENRY and the Dragon By Eileen Christelow1984年 アメリカサイズ:199×253 P.32ある夜、ウサギのヘンリーは、いつものように、お父さんにベッドで本を読んでもらっています。その本は、恐ろしいドラゴンの話です。読み終わったときにヘンリーはたずねます。「この家の近くにドラゴンは住んでいるの?」「心配しなくていいよ。 ドラゴンは想像の生き物だから」とお父さんは言います。ヘンリーが寝ていると、壁にドラゴンの影が映っているのです。「家の外にドラゴンがいる!」と両親の部屋に駆け込みます。両親は庭を見てみますが、当然、ドラゴンなんているはずもありません。でも、ヘンリーは怖くて、この日は、両親と一緒に寝ます。ドラゴンと戦う夢を見ながら・・・朝になり、ヘンリーは木の刀を腰にさし、巻かれている糸を持って外に飛び出しました。そして、家の前の林に入り、糸を張り巡らして、ドラゴンの罠を仕掛けたのです。夜になり、寝ていると、やはり壁にドラゴンの影が映ります。両親といっしょに外へ出たヘンリー。ヘンリーのお父さんは、林の中に入って行きます。そのときです、突然お父さんが叫びます。「HELP! 捕まってしまった!」「いったい、どうしたの?」とお母さん。「ドラゴンに捕まったんだ!」とヘンリーも叫びます。林に駆けつけた二人ですが、なんと、お父さんはヘンリーの仕掛けた罠に捕まっていたのです。部屋にもどったヘンリー、影の正体が帽子だったことに気づきます。イタズラ好きのヘンリーは、帽子と懐中電灯で両親を・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.30
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最近の通貨安戦争、先日のG20でも止めることができません。一方で、アイルランドの破綻が噂され、スペインやポルトガル、イタリアまでが危険水域だと言われています。円高の日本は、どのようになっていくのでしょう・・・当分、ゴルディロックスは望めないようです。(ゴルディロックスについては9/28日のブログを見てください)きょうの1冊は「ゴルディロックスと3匹のクマ」です。9/28の“the three bears”と同じですが、この絵本は、幼児用に出されたものです。文章、イラストともすべてを紹介します。きょうの英単語 porridge=粥 cross=不機嫌な(ここでは「怒り」としています)146 Goldilocks and the Three Bears 1983年 アメリカサイズ:189×199 P.10お父さんクマと、おかあさんクマ、そして赤ちゃんクマは森へ散歩に行きました。彼らは正面玄関のドアを開けっ放しにしていました。ゴルディロックスは家の中を覗き見しています。彼女はクマのお粥を見つけました。彼女は赤ちゃんクマのお粥をすべてたいらげました!ゴルディロックスは非常にいたずらです。彼女は、すべてのイスに座って、ひとつを壊しました。そして、ゴルディロックスは2階にあがりました。彼女はすべてのベッドに寝ころびました。小さいベッドが彼女にとってピッタリでした。ゴルディロックスは横たわり、眠りにつきました。まもなくして、3匹のクマが戻ってきました。彼らは空になった器に気づきます。壊れた赤ちゃんクマのイスにも気づきます。お父さんクマは怒り、赤ちゃんクマは泣き出します。3匹のクマは2階へあがりました。彼らは赤ちゃんクマのベッドに寝ているゴルディロックスを見つけます。ゴルディロックスは、イタズラしたのを分っていました。彼女は飛び起きて、家まで走り続けました。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.29
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写真を撮られるとき、必ず「ピース」をする人が多いのですが、この人たちのアルバムを見ると、どの写真も「ピース」をしているのでしょうね。写真を撮られるときは、必ず何らかの自己表現をするべきです。しかし、それも臨機応変が大切です。きょうの1冊は、写真を撮るときの、ひと騒動です。145 SIMPLE PICTURES ARE BEST by Nancy Willard Pictures by Tomie De Paola1976年 アメリカサイズ:261×211 P.28 ハードカバー街はずれの道を進むと小さな家があります。そこは、まるで地の果てのようなところで、靴職人の夫婦が住んでいます。夫が言います。「ここは何でもあって、快適だよ」家のまわりには野菜畑があり、大きなかぼちゃが生っています。ヒマワリも屋根までとどき、大きな花をつけています。妻はヒマワリを絵に描き、のんびりした時間が過ぎていきます。夜になると、夫はバイオリンを弾き歌をうたいます。妻は、夫のバイオリンに合わせスプーンを鳴らします。そして妻が言います。「あすは、わたしたちの結婚記念日だわ!」「記念に写真を撮らなければネ」翌日、写真屋が助手を連れて現れます。まず、写真を撮る場所です。夫は、家の前で、そして妻は庭でカボチャを持って、といいます。家の前に椅子をならべ、カボチャを持って用意すると、妻はニンジンも、夫は自慢の靴を、と言い出します。次には帽子、バイオリン、猫までもが、そして、妻の描いたヒマワリの絵、スプーンを手に持って・・・さぁ~、準備ができました。でも、二人の表情が硬いのです。助手はいろんな手を使って笑わそうとします。その甲斐あって、やっと夫婦が笑い出しました。そのときです。牛の乱入があって、大騒動!なんと、写真屋が撮った写真は・・・そして、一言。“Simple pictures are best”洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.28
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一昨日、物語には「善と悪の構図」がある、と書きました。昨日、紹介しました“Rumpelstiltskim”の場合、きのうの段階では、小人が善となるのでしょうか・・・この物話は、まだ続いていて、残りを紹介します。この複雑な関係(善と悪の構図を越える)が、日本では受け入れにくく、絵本の邦訳出版がないのでしょうか?(昭和20年代と40年代に読み物として出版されていました)タイトルの“Rumpelstiltskim”は小人の名前(英語)で、原書のドイツ語では“Rumpelstilzchen”となっています。144 Rumpelstiltskin From Grimms’ Fairy TalesIllustrated by William j. Dugan1958年 アメリカサイズ:157×222 P.24 ハードカバー妃に子どもが授かったことを聞きつけ小人が約束どおり、子どもを取りにきます。しかし、妃が子どもを手放すはずがありません。「城中の金銀宝石を差し上げるので、子どもだけは・・・」と、小人に泣いてたのみます。小人は自信ありげに「わたしの名前を当てたら、約束はなかったことにしよう」と言って、妃に3日の時間をあたえます。妃は召使に国内の名前を調べるように命じます。一人の召使が森を歩いていたときです。小さな小屋の前で歌声が聞こえてきました。きょうは酒づくり・・・あしたはパン焼き・・・つぎは、いよいよ妃の子どもだ・・・わしの名前は「ルンペルシュテルツキン」召使から、この話を聞いた妃は、小人に名前を言います。名前を当てられた小人は、悔しさのあまり足で床を蹴破ります。床から落ちた小人は二度とあらわれませんでした。原作では、小人がネックレスのあとに指輪で、もう1回、金貨につむぐストーリになっています。粉引き屋 口からでまかせ。でも、あわよくば・・・ 王さま 強欲な男小人 親切のようで、結局は物欲のみ。お妃 一見、被害者のようだが、実は自分勝手。このストーリー、登場人物、日本では受け入れられないのでは?洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.27
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きょうの1冊はグリム童話から“Rumpelstiltskin”です。邦題は「森の小人」または「がたがたの竹馬こぞう」ですが、昭和20年代と40年代に出版され、それ以降の出版はありません。143 Rumpelstiltskin From Grimms’ Fairy TalesIllustrated by William j. Dugan1958年 アメリカサイズ:157×222 P.24 ハードカバー粉引き屋が、狩りに来ていたハンサムな王さまに出会います。粉引き屋は、王さまの気を引くために「わたしには、美しい娘がいます」「娘はワラを紡いで金貨にすることができます」と、口からでまかせを言ってしまいます。お城に連れてこられた娘は、ワラがいっぱい積まれた部屋に入れられ翌日の朝までにワラを金貨にするように言われます。しかし、ワラを金貨につむぐなんて出来るはずもありません。困り果てて娘が泣いていると、小人があらわれ、なにかくれるのなら金貨につむぐ、と言うのです。娘はネックレスを渡す約束をすると、小人は、糸巻き車を回し、瞬く間に金貨にしてしまったのです。つぎの朝、金貨を見た王さまは大喜び。娘は、もっと多くのワラが積まれた部屋に入れられ、朝までに金貨につむげたら、お妃にすると言われます。夜になり、再び小人があらわれます。しかし、娘には小人に渡すものがありません。小人は言います。「最初に産まれた子どもをくれるなら金貨につむごう!」王さまと娘は結婚します。そして、1年がたち、王さまとお妃に子どもが産まれます。それを知った小人は・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.26
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誰もが知っている「ピーター・パン」ディズニーのアニメ映画で有名ですので、ディズニー作と思われがちですが、スコットランド生まれのジェームス・バリーによって芝居の脚本として書かれたものです。ロンドンのケンジントン公園の近所に住んでいたバリーは、公園で知り合った子どもたちに、話したことがもとになって、「ピーター・パン」ができあがった、と言われています。その関係から、現在でも公園の一角に「ピーター・パン」の銅像が立っています。この物語の中で、時代を感じる部分があります。それは、「インディアン退治」です。日本でテレビが普及しはじめたとき、放映されているドラマはアメリカで作られたものが、ほとんどでした。特に多く感じられたのは「西部劇」でその構図は、インディアン=悪 騎兵隊=善 でした。しかし、これは先住民に対しての差別で、1970年代に入り、その構図が消えていったように思います。142 PETER PAN Illustrated by Walt Disney Companyサイズ:215×293 P.96 ハードカバーロンドン郊外に住む、ダーリング家の3姉弟の姉ウェンディは、おとなになるのがイヤでした。ある夜、ウェンディたちの部屋にピーター・パンが表れます。「ネバーランドへ行くと、いつまでも子どもでいられる」とピーター・パンが3姉弟を誘い、光をふりかけます。すると3姉弟は空を飛べるようになりました。ピーター・パンと3姉弟はネバーランドに飛んでいくのです。しかし、そこで待ち受けているのが、海賊のフックでした。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.25
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くまのプーさんは、ミッキーやスヌーピーと並び、世界的に人気のあるキャラクターです。くまのプーさんの物語を読んだことのない人の中に、ディズニーが、その生みの親だと思っている人もいるようです。「くまのプーさん」は、A.A.ミルンが1926年に書いた物語です。ミルンの息子、クリストファー・ロビン・ミルンと、息子の部屋に置かれていたぬいぐるみたちを登場させ、息子のために書かれたファンタジーです。続編として、「プー横丁にたった家」が出されています。名作「プーさん」の作者ですので、多くの物語を発表しているように思われがちですが、それ以前に出されていた、子ども向けの詩集2冊を含め子ども向けの作品は4冊だけです。「プー横丁にたった家」は10作の物語が収められていますが、きょうの1冊は、その中から“Tigger comes to the Forest and has breakfast”を紹介します。また、同題の料理本の画像を最後で紹介します。141 THE HOUSE AT POOH CORNER by A.A. MilneIllustrations by Ernest H. Shepard1928年 イギリスサイズ:127×197 P.176 ペーパーバックプーが夜中に目をさますと、外から声が聞こえます。「ピグレット(子ぶた)、キミかい?」と声を掛けます。でも、ピグレットではありません。「クリストファー・ロビン、入っていいよ!」でも、だれも入ってきません。「イーヨー(ロバ)、また、あしたにしようよ!」イーヨーでもありません。まだ、外から声が聞こえます。“Worraworraworraworraworraworraworra”プーがドアを開けると、そこには、始めて見る動物、ティガー(トラ)が立っていたのです。プーがティガーに聞きます。「クリストファー・ロビンは、きみのことを知っていますか?」「もちろん知っているよ!」安心したプーはティガーを泊めることにします。プーはティガーに朝食のハチミツをすすめます。ひとくち、口にしたティガーは「ハチミツ以外、なんでも好きだけど・・・」ティガーをピグレットの家につれて行き、朝食にドングリをすすめますが、ティガーは「ドングリ以外なら・・・」と言い食べません。つぎにイーヨーのアザミをすすめますが、やっぱり食べません。結局、ティガーが満足して食べたのは、カンガ(カンガルー)の家の麦芽エキスでした。これが、きっかけでティガーはカンガの家に住み着くことになります。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.24
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ブログの更新を、毎朝5時台に行っています。昨日のことです。「公開する」のボタンをクリックしますと、エラーと表示されました。これは、特に珍しいことではありません。原因のほとんどは、画像のHTMLに間違いがあるからです。しかし、昨日は違いました。その理由は、『わいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています』でした。チェックされた言葉は「本当は怖いグリム童話」に書かれている言葉で、糸巻き車の「錘」はDankonで「手を刺し」はGoukanされた、になっています。このDankonの漢字2文字と、Goukanの漢字2文字がひっかかったようです。これは、しかたのないことで、楽天のシステムに拍手をしなければなりません。しかし、アクセスしてくるIDに女性なら目を伏せたくなるような、わいせつな画像があると思います。(特に深夜のアクセス)また、「クリックするだけで月○○万円」というのもあります。まさに、わいせつ、公序良俗に反するブログは削除してもらいたいものです。きょうは絵本とは関係のないことで、長くなりましたので、1冊を手抜きして紹介します。140 A FIRST BOOK OF SOUNDS by Melanie Bellah Illustrated by Trina Schartサイズ:170×202 P.23 ハードカバー1978年 アメリカもう、半世紀ほど前のことになりますが、中学1年になり英語が教科に加わりました。“I am a boy”“This is a pen”このような実用性の低いことばから、英語の授業が始まったと記憶しています。また、ビックリしたこともありました。それは、“Cock-a doodle-doo”で、みんなで口をそろえて言うのです。なぜ、アメリカ人はニワトリの鳴き声がこのように聞こえるのか、不思議に思ったほどです。実は、早く言えばコケコッコーより、それらしく聞こえます。すべて“How does the ○○ go?”で始まるこの絵本。幼児向けのかわいい1冊です。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.23
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グリム童話の各作品は、日本で多くの訳者によって翻訳されています。一番多いのが「赤ずきん」で38冊(38人によって翻訳)以下、「ヘンゼルとグレーテル」36冊、「白雪姫」34冊、「ブレーメンの音楽隊」27冊とつづきます。きょうの1冊は「眠れる森の美女」です。グリム童話では「茨姫」のタイトルで、日本では18冊が出されています。この「茨姫」、もとはヨーロッパの民話で、多くの人によって伝承されています。フランスでは、結婚後、二人の子どもが誕生するが、王子の母(后)が、その子どもを食べようとします。「本当は怖いグリム童話」では“塔の上の老婆”は下男で、“手を刺し”は乱暴された、となっています。また、「眠れる森の美女」は、ディズニーのアニメ映画、チャイコフスキーのバレー、日本ではミュージカルとして上演されています。139 Sleeping Beauty Illustrated by Ron Diasサイズ:170×202 P.23 ハードカバー子どもがいなかった国王夫妻に、ようやく女の子が誕生しました。お祝に一人を除き国中の12人の魔法使いが呼ばれます。魔法使いたちは、順番に贈り物をします。11人目の魔法使いが贈り物をした直後でした、呼ばれなかった13人目の魔法使いが突如現れます。そして、「王女は錘が刺さって死ぬ」という呪いをかけたのです。最後に残った12人目の魔法使いが、その呪いを「王女は錘が刺さっても百年の間眠るだけ」という呪いに変えます。王女を心配した国王は、国中の紡ぎ車を燃やすよう命令します。王女が成長し、15歳になったときです。塔の一番上で老婆が紡いでいた錘で手を刺し、王女は呪いがかかり眠りに落ちたのです。呪いは城中にひろがり、城全体に繁った茨で誰も寄せ付けません。城に入ろうとする者は茨にからみ、命を落としてしまうのです。100年後。他国の王子が城を訪れます。王女は目を覚まし、二人は結婚します。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.22
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きょうの1冊は、Crosby Bonsall の作品です。Crosby Bonsall は大学院で建築を学んだあと、児童文学の世界に入った異色の作家です。文章もさることながら、イラストがすばらしく、その大きさや色、レイアウトにいたるまで、満足感いっぱいです。138 TWELVE BELLS FOR SANTA by Crosby Bonsallサイズ:140×265 P.64 ハードカバー1977年 アメリカサンタクロースの服を着て、子どもたちが集まってきました。サンタクロース・コンテストのはじまりです。サンタらしいサンタを選ぶのです。トナカイに見たてて犬を連れている子どもがいます。ひとりの子どもが言いました。「ねぇねぇ、あの大きな子どもは、だれ?」すると、口々に子どもたちが「彼はだれだ?」「だれだ?だれだ?」「知らないわ」すると、その大きなサンタさんは、もみの木のてっぺんに星を飾り、ツリーの下にプレゼントを置いて、出ていってしまいました。「かれが、いちばんサンタにそっくりだよ!」「きっと本物のサンタクロースだよ!」「サンタ賞は彼に決定だね!」「そうだ、いちばんは、本物のサンタさんに決定!」「Merry Christmas Santa Claus キミの勝ちだよ」すると空の上から声が聞こえました。「また来年、受け取りにくるからね」「Merry Christmas みなさん!」でも、ビーとウィルマとノーマンはサンタ賞のプレゼントをサンタさんへ届けようとNorth Poleに行くことにしたのです。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.21
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きょうの1冊は、昨日につづきウイリアム・スタイグを紹介します。“Sylvester and the Magic Pebble”は、スタイグが児童文学に挑戦しはじめたころの作品で、この発想はスタイグの原点になっているように思います。137 Sylvester and the Magic Pebble by William Steigサイズ:235×308 P.30 ハードカバー1969年 アメリカロバのシルヴェスターは、めずらしい形や色の石を集めるのが大すき。夏休みの雨がふる土曜日、シルヴェスターは、赤く光る丸い小石を見つけました。でも、シルヴェスターは、雨でびしょぬれです。「雨がやめばいいのに・・・」小石を手にしてシルヴェスターがつぶやくと、驚くことに、一瞬のうちに雨がやんだのです。「この小石は魔法の石なのだ!」シルヴェスターは喜んで、両親を驚かそうと、急いで家に帰ることにしました。帰る途中でした。草の茂みからライオンが、じ~っとうかがっているのです。シルヴェスターは慌てていました。とっさに「ぼくは岩になりたい!」と言ってしまったのです。シルヴェスターは、大きな岩になってしまいました。シルヴェスターは魔法の小石を手にしていたので、ライオンを、ちょうちょにも、ヒナギクにもできたし、ライオンを消すことだってできたのです。シルヴェスターは、後悔しました。ロバにもどれなくなってしまいました。魔法の小石がそばにあるのに、岩になってしまったシルヴェスターは、小石をにぎることができません。もう、ずっと岩でいるしかないのです。だれかが魔法の小石を見つけても、『この岩、ロバになれ!』なんて言うはずがありません。やがて秋が過ぎ、一面に雪が積もりました。シルヴェスターのお母さんは、泣いて暮らす毎日がつづいています。両親は、春になって、元気を出そうとピクニックに出かけました。 草原でお母さんが腰かけたのは、シルヴェスターの岩でした。岩のそばにある、赤い小石をお父さんが見つけ、「シルヴェスターがいたら喜ぶのに」と言いながら岩の上におきました。母親の感でしょうか・・・「かわいいシルヴェスターが、すぐそばにいるような気がしてならないの」すると・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.20
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きょうの1冊はウイリアム・スタイグの“Gorky Rises”です。この作品は、9/10に紹介しました“Doctor De Soto”の2年前に作られています。ウイリアム・スタイグ(1907-2003)は、ニューヨーク生まれのイラストレーターで漫画家。後半生は児童文学に力を注ぎ、多くの作品を残しています。1990年の“Shrek!”(邦題:みにくいシュレック)は、あの映画「シュレック」(2001年公開)の原作になりました。映画「シュレック2」(2004年公開)のクレジットタイトルには“In memory of William Steig 1907?2003”の文字が添えられています。136 Gorky Rises by William Steigサイズ:220×277 P.28 ハードカバー1980年 アメリカカエルのゴーキーは、両親が留守の間に、台所で何かを作っています。では、そのレシピを・・・水 1/2 カップチキンスープ 小さじ 1紅茶 小さじ 1酢 小さじ 1コーヒー 少々化粧パウダー 1振りパプリカ 2振りシナモン 少々これらをシェイクして、お母さんの最高級の香水ビンにうつします。ゴーキーは香水のビンを持って庭に出ました。そして、そのビンを切り株の上に置き、小石と、ひな菊で飾りました。ゴーキーは、腕を一回横にひろげ、まっすぐ前にのばし、指先で眉毛をこすり、おまじないをかけたのです。「オゥガ・ルーガ!オンガ・オーガ!」「オゥガ・ルーガ!オンガ・オーガ!」そのあとゴーキーは、少し散歩しました。原っぱまで来ると、あおむけに寝ころんで目を閉じるゴーキー。右手には香水ビンが、しっかりと握りしめられています。すると魔法がきいてきたのです。なんとゴーキーは空を飛んでいるのです。 洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.19
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きょうは、いつもと違った紹介をします。その1冊は「ダビデとゴライアス」です。この物語の元となっているのは、旧約聖書の「サムエル記 第17章」で、イスラエルの王、ダビデの少年期のことが書かれています。以下は簡単なあらすじです。ダビデが少年の頃、イスラエルはペリシテと戦っていました。ペリシテには、身長が3メートルもある巨人の強い戦士がいました。その名はゴライアス(ヘブライ語でゴリアテ)と言って、イスラエルの兵士たちに恐れられていました。怖気づいているイスラエル兵士たちでは戦いになりません。そんな時、羊飼いの少年だったダビデがたった一人で、ゴリアテに立ち向かって戦いを挑んだのです。そして、スリング(皮製の石を飛ばす道具)を使って、見事にゴライアスを打ち倒してしまったのです。1960年には映画化されていて、日本でも公開されています。このようなストーリーですので、キリスト教国では、なにかと引用されることが多いようです。“David and Goliath”という言葉は「弱小な者が強大な者を打ち負かす」という意味に使われ、その痛快さが良いのでしょう。日本では「一寸法師」が、これに近いのでしょうか・・・「ニュージーズ」という映画では、こんなくだりがあります。ニューヨークの大新聞社で、値上げするという大問題が起こります。それは新聞売りの少年たちにとっては死活問題です。新聞社の一方的で横暴なやり方に憤慨した少年たちは、ストライキをしようと立ちあがります。新聞社側がリーダーの少年に名前を聞きます。少年が「デヴィッド」(ダビデの英語読み)と答えると、新聞社の人間が「巨人ゴリアテを倒したダビデか」と言います。昆虫の世界でもカブトムシの一種で「ダビデカブトムシ」がいます。また、地上最大のコガネムシに「カタモンゴライアスハナムグリ」という名が付けられています。ミケランジェロの彫刻に「ダビデ」がありますが、カラヴァッジョ(伊)は 「巨人ゴリアテの首を持つダビデ」の彫刻を残しています。他にも、巨大なクレーンを「ゴライアスクレーン」といいますが、探せば、まだまだ有ると思います。135 David and Goliath Retold by Marjorie NewmanIllustrated by Edgar Hodgesサイズ:117×177 P.24 ハードカバー1992年 イギリス以下は、リトル・ゴールデン・ブックの表紙です。 David and Goliath Retold by Barbara Shook HazenIllustrated by Robert J. Leeサイズ:170×202 P.23 ハードカバー1974年 アメリカ洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.18
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きょの1冊は古典からです。邦題「小人と靴屋」として知られていてグリム童話にも収められています。134 The Elves and the Shoemaker Retold by Eric SubenIllustrated by Jerry Smath1983年 アメリカサイズ:157×222 P.23 ハードカバー正直者がゆえに貧乏なクツ屋夫婦。もう食べるものもなく、ついに一足分のクツの皮が残るだけになりました。クツ屋は、その皮を裁断して、その日の仕事を終えました。次の日の朝、クツ屋はビックリです。なんと、クツが一足、出来上がっていたのです。デザインもよく、仕上がりも素晴らしかったので、紳士が、とても高い値段で買ってくれました。そのおかげで、クツ屋は、二足分の皮と、夕飯のスープに入れる骨を買いました。そして、皮を裁断して、その日も仕事を終えました。次の日の朝です、素敵なクツが二足、出来上がっていました。このクツも麗夫人が高くで買ってくれました。クツ屋夫婦は、不思議なことが毎晩つづくので、深夜に仕事場を覗いて見ました。すると、下着にエプロン姿のかわいい小人が入ってきて、手際よくクツを作り始めます。そして、クツが仕上がると、サッと消えてしまいました。次の朝、クツ屋夫婦は相談し、クツを作ってくれたお礼に、服と帽子を作りました。その日の深夜です。いつものように入ってきた小人たちは、置かれている服を見つけ大喜びです。さっそく小人たちは服を着て、仕事場を飛びはねながら歌いました。そして外に出て行き、二度と現れませんでした。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.17
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きょうの1冊は、世界的に有名な絵本で、登場するライオンのぬいぐるみも売られています。残念ながら、日本語版は出されていないようです。133 Tawny Scrawny Lion by Kathryn JacksonPictures by Gustaf Tenggren1952年 アメリカサイズ:157×222 P.23 ハードカバー痩せた腹ペコライオンが獲物を狙っています。月曜日、サルを追いかけますが逃げられてしまいます。火曜日にはカンガルーに逃げられます。水曜日にはシマウマ。木曜日にはクマ。金曜日にはラクダ。そして土曜日にはゾウ。すべての獲物に逃げられて、食事ぬきの毎日がつづきました。動物たちは暴れまわる、腹ぺこライオンに困っていました。動物たちは少し離れて立って、ライオンと話し合おうとします。しかし、ライオンには、その気がなさそうです。そんなとき、動物たちの前をウサギが通りかかります。動物たちはウサギに、ライオンと話をするように頼みます。自分より大きな体の動物たちから頼まれたウサギは、とても誇らしげにライオンのところへ行き話しかけます。しかし、ライオンがあまりにも痩せているので、夕食に招待します。家では9匹の兄弟たちが、にんじんシチューを作っていると話します。ウサギの家に向かう途中で、イチゴやキノコを狩り、川で魚を釣りました。ライオンは待ちきれません。でも、ライオンは考えました家まで行けば、10匹のうさぎのごちそうがいるぞ!ライオンは、我慢してついて行きました。にんじんシチューをごちそうしてもらったライオン、お腹が一杯になり、ウサギを食べたいと思いませんでした。ウサギと仲良くなったのです。以後、もう動物たちを襲わなくなり、食べたいのは、あのおいしい、にんじんシチューでした。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.16
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きょうの1冊は、先日の「シンデレラ」につづき、「白雪姫」です。「白雪姫」はドイツの一地方に伝わる民話で、それを元にした話が、グリム童話に収められています。一般的に「白雪姫」は、ディズニーのものが有名で、そのストーリーは、継母が化けた物売りのリンゴを食べ、白雪姫は死んでしまいます。王子が現れて柩の白雪姫にキスをすると、白雪姫が生き返って、めでたし、めでたし!一方、グリムの「白雪姫」は恐ろしく、画像の下で、その違いを紹介します。132 Snow White and the Seven Dwarfs Illustrated by Walt Disney Companyサイズ:215×293 P.96 ハードカバー継母が物売りとなって、白雪姫にリンゴを食べさせますが、それまでに二度の失敗をしています。一度目は、キレイな飾り帯を売りに行き、その帯で白雪姫を絞め殺します。しかし、帰ってきた七人の小人に帯を緩めてもらい白雪姫は息を吹き返します。二度目は毒の付いたクシで髪の毛をとかし、白雪姫は倒れてしまいます。このときも、帰ってきた七人の小人に助けられます。毒リンゴを食べさせられ死んでしまった白雪姫は、ガラスの柩で山の上に安置されます。ある王子が森に迷い、柩を見つけます。王子は小人たちに柩を売ってくれ、と言います。大切にすることを約束して、柩を譲り受けます。お供の者たちに柩を運ばせますが、お供の者が、潅木に足を取られたはずみで、喉に詰まっていた毒リンゴが飛び出し、白雪姫は生き返ります。白雪姫は王子と結婚しますが、その結婚式に継母が招待されます。しかし継母は、石炭の上で真っ赤になった鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされるのです。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.15
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外国語を学ぶとき、一番に覚えるのが「こんにちは・ありがとう・さようなら」なのですね。決して“This is a pen”ではありません。きょうの1冊は、外国語を自然に受け入れる子どもたちがモチーフです。131 ANDY SAYS BONJOUR by Pat Diska and Chris Jenkyns1954年 アメリカサイズ:235×270 P.42 ハードカバーアンディーは両親と共に、海を渡りパリに引っ越してきました。そこは、セーヌ川に、ほど近いアパートです。町には小さくて可愛い、お店が並んでいます。子どもたちに“Bonjour!”と声を掛けられますが、フランス語の話せないアンディーは、意味がわかりません。そこに現れたのがミノウ。ミノウは英語が話せるネコなのです。アンディーは子どもたちに“Good-by,”と言いますが伝わりません。でも、ミノウが通訳をしてくれます。“Au revoir”心強く思ったアンディーは、ミノウと街へ散歩に出ます。アンディーは、手押し車で果物を売っているおばさんに声を掛けました。“Good morning”すかさずミノウが “Bonjour” と言ってくれます。「この子は、ミノウの友だちかい?」「そうだよ、アメリカから来たアンディーだよ」「アンディーはフランス語が話せないけど、リンゴは好きだよ!」おばさんは、あいさつがわりにリンゴをくれました。アンディーが “Thank you,”とお礼を言うと、“Merci,”とミノウが伝えてくれます。このようにしてアンディーはフランス語を覚えていきます。ある日、近所の子どもたちと遊び終わったとき、アンディーは“Au revoir”と言います。すると、子どもたちは“Good-by,”と返してきました。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.14
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きょうの1冊は3~4才用に描かれた絵本です。したがってストーリーは、いたって単純です。3~4才の気持ちになってサプライズしてください。130Birthday Surpriseby Louis SabinIllustrated by John Magine1981年 アメリカサイズ:210×239 P.26 ハードカバースカンクのサミーは、ひとりぼっちです。「みんな、ぼくのことが嫌いなんだ!」「きょうは、ぼくの誕生日なのに・・・」その時です。玄関のチャイムが鳴らされました。サミーに、大きな大きな赤い箱が届けられたのです。さっそく、リボンをほどき、箱を開けます。すると、中には白い大きな箱が入っているではありませんか。サミーは白い箱を開けました。中にはグリーンの箱が入っています。サミーは、その箱も開けます。今度は、赤い箱が出てきました。つぎには青い箱。そして黄色い箱と次から次と箱ばかりです。サミーが黄色い箱を開けると、パーティー・ハットが出てきたのです。サミーは、パーティー・ハットをかぶり鏡の前で“Happy Birthday to me”と淋しく呟くのです。そしてサミーの目には涙が・・・淋しさに我慢ができなくなったサミーは、ベッドにもぐりこみます。するとドアの外で何か物音が・・・そしてドアがゆっくり開きます。“Happy Birthday, sammy!“そこには、たくさんの友だちが・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.13
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きょうの1冊は、古典から「シンデレラ」を紹介します。有名すぎるほどの「シンデレラ」ですので、ストーリーは省略させていただきます。シンデレラは、昔から各地で伝承されていた話が元になっていて、古くは紀元前1世紀にさかのぼります。日本で、よく知られているのは、シャルル・ペローの“Cendrilon”(サンドリヨン)です。カボチャの馬車や、ガラスの靴はペローによって作られた話のようです。ディズニーの「シンデレラ」は、ペローの話が元になっていて、馬のメジャー、犬のブルー、猫のルシファー、ねずみのジャックなどは、ディズニーが登場させた動物たちです。また、あまり知られていないと思いますが、シンデレラにはEllaという名前があります。Cinderは英語で、燃え殻、灰の意味で、フランス語ではCendreと言い、これらの言葉からCinderella やCendrilonと付けられています。日本でも「シンデレラ」ですが、「灰かぶり姫」と邦題がつけられています。中国では「掃灰娘」という、同じようなストーリーの話が伝わっています。グリム童話にも「シンデレラ」がありますが、魔女は登場せず、その役割を白ハトがしています。他のグリム童話と同様に、「シンデレラ」にも強烈なストーリーがあって、母親が、お城に残してきた靴を履かすために、長女の指を切り落としたり、次女のかかとを削ったり、また、シンデレラの結婚式に付き添った姉二人の目を白ハトが、くちばしで突っつき失明させる、というショッキングな内容です。きょうの英単語 Stepmother = 継母129 Cinderella Illustrated by Ron Dias and Bill Lorenczサイズ:170×202 P.23 ハードカバー画像はリトル・ゴールデン・ブックからディズニーの「シンデレラ」です。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.12
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こどもの遊びには、変わった名前がつけられることがあります。きょうの1冊では、縄跳びの跳び方に名前がつけられています。“Sweet Milk” “Sour Milk” “Red Hot Pepper”などです。イラストから判断すると“Red Hot Pepper”は手をクロスさせる跳びかた。日本では“X跳び”と言っているのでしょうか・・・128ARTHUR’S PEN PALby Lillian Hoban1976年 アメリカサイズ:157×215 P.64 ハードカバーチンパンジーのアーサーには、サンディという男の子のペンフレンドがいます。まだ会ったことのない、サンディは空手とドラムを習っています。ある日曜日の夜のことです。両親はパーティに出かけ、家にはアーサーと妹のバイオレット、ベビーシッダーの3人です。バイオレットが言います。「ねえ、アーサー、宿題を手伝ってよ!」「どうして、手伝わなければいけないの?妹って、面倒だな!」とアーサーは言い返します。ペンフレンドのサンディには、お兄さんがいて、空手をしたり、いつも楽しく遊んでいます。一方、腕相撲をすると泣いてしまうバイオレット。バイオレットがご機嫌なのは、得意な縄跳びをするときだけ・・・サンディが弟だったら楽しいだろうな。そんなアーサーに、手紙と写真が届きます。 洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.11
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台湾、ベトナム、タイ、韓国へ行きまして、若い人たち相手ですと、英語でコミュニケーションを取ることができます。一方、日本では政府が『観光立国を目指す』と言っていますが、街中で、英語で話しかけられて、どの程度の対応ができるか疑問です。最近、英語教育に力を入れている小学校を見かけますが、英語を使う環境を増やさないと、勉強に留まってしまうような気がします。横浜で開かれる“APEC”に関連して、交通案内や道案内を外国語で対応できる高校生を横浜周辺各駅に配置しているようです。短期間ですが、彼らの活躍を期待します。ここでも何冊か紹介していますが、アメリカでは、幼児を対象とした、多くの「ABC Book」が出されています。先日、純日本製ABCブック を見ました。それは、『わくわくABCブック』 いちはら じゅん/作 で組み立て方はアメリカの絵本と同じで、たとえばAは、Apple がAirplane に乗ってAlligatorに会いに・・・これがA~Zまでつづいています。きょうの1冊はRichard Scarryの「ABC Book」です。リチャード・スキャリー(1919-1994)は雑誌の挿絵を描いていましたが、後に絵本作家となり、200冊以上の絵本を世に送り出しています。127 Richard Scarry’s ABC Word Book by Richard Scarry1971年 アメリカサイズ:240×325 P.61 ハードカバー洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.10
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126 THE FIRE CAT “The Old Tree” by Esther Averill1960年 アメリカサイズ:144×215 P.63 ペーパーバックピクルズは消防ネコになりました。でも、ネコの友だちはいません。あいかわらず、のらネコのときのように、消防署に近寄るネコを追いはらうのです。署長は、ピクルズに注意しました。「消防ネコはだれにでも親切にするのだよ!」ピクルズは、消防署に近寄るネコに優しくしました。ネコたちも、消防署にあそびにくるようになります。ある雨の日です。署長がさけびました。「子ネコが木の上で震えているぞ!」出動命令です。ジョーと二人の消防士がポールですべり降りました。ピクルズも、それにつづきます。急行した現場は、グッドカインド夫人のアパート裏でした。以前、ピクルズが助けられた木です。消防士がハシゴをかけると、子ネコは怖がって、細い枝のほうへ逃げてしまいました。消防士が登ると、折れてしまう細い枝です。消防士は困り果てていました。それを見て、ピクルズはハシゴを登っていきます。ピクルズは、子ネコのそばに行き子ネコに言いました。「怖がらなくてもいいよ。おいで、助けてあげるよ」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.09
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125 THE FIRE CAT “THE FIRE CAT” by Esther Averill1960年 アメリカサイズ:144×215 P.63 ペーパーバックジョーに助けられたピクルズは、いっしょに消防署まで来ました。ピクルズは消防署が気に入っているのです。ピクルズを見た署長は「おまえは、いつも子ネコを追い回しているヤツだな!」「でも、悪いネコでもないようだ」「おまえが、よい消防ネコになるのなら、ここにいてもいいよ」署長に許可をもらったピクルズは、ジョーと一緒に2階の消防士の部屋に行きました。消防士たちは、ピクルズを大歓迎です。みんなピクルズと遊べることを楽しみにしているのです。その時でした。突然ベルが鳴り出しました。消防士たちは、いっせいに1階に通じるポールをつたって降りていきます。ポールは消防車への近道です。消防車は火事場へ向かってスタートしました。ピクルズは考えました。ポールで降りることをマスターしようと・・・。最初はうまくいきません。ドシーンと落ちてしまいます。何度も、何度も練習しました。消防車が帰ってくるころには、うまく降りれるようになっていたのです。そして、消防車に飛び乗ることも練習しました。つぎの出動のときです。消防士たちと一緒に火事場に行ったのでした。ピクルズは、ホースのところへ駆け寄り、大きな足で支えました。それを見た消防士たちは、ほめてくれたのです。つぎの日です。署長は消防士たちを集めました。そして、ピクルズも呼びました。「ピクルズ、おまえはよく働いてくれた」「おまえは、りっぱな消防士だ!」署長は、ピクルズの頭に、ちいさな帽子をかぶせました。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.08
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きょうの1冊は、アメリカの子どもたちに人気のある仕事、消防士がモチーフになっています。この絵本、3部で構成されていますので3日つづけて紹介します。きょうの英単語barrel = 樽ですが、原油の単位「バーレル」は、ここからきています。この絵本には使われていませんが、野良猫 = stray cat 野良犬 = stray dog(Stray catsというアメリカの人気ロックバンドがありました)124 THE FIRE CAT “Pickles” by Esther Averill1960年 アメリカサイズ:144×215 P.63 ペーパーバックアパートの裏庭に、黒い斑点のある黄色いネコが住んでいました。名前はピクルズ、前足の大きな若いネコです。毎日が平凡な裏庭。すてきなことが、おこりそうもありません。ピクルズは、裏庭に入ってくる子ネコを追い払うだけの、つまらない毎日を過ごしていました。アパートの窓からは、ネコたちがピクルズを馬鹿にします。「お前は悪いヤツだから、遊んでなんかやらないよ!」ってね。でも、アパートには、ピクルズにやさしいグッドカインド夫人がいます。ある日、グッドカインド夫人が言います。「お前は悪いネコではないよ」「のらネコでなくなれば、いいネコになるよ」「だから、うちにおいで!」そこは、すてきな部屋でした。かわいいイスがあり、たくさんのオモチャもありました。でも、ピクルズは気に入りません。裏庭のタルの家へもどってしまいました。そして、子ネコたちを追いかる毎日です。いつものように、子ネコを追いかけて木に登ったときです。強い風がふいて、雨がふってきました。あまりの風雨に、ピクルズは木から下りられなくなったのです。それを見ていたグッドカインド夫人が、消防署へ電話をして救助をたのみます。3人の消防士が、はしご車で駆けつけ、消防士のジョーに助けられます・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.07
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アメリカではクッキーにミルク。イギリスはビスケットに紅茶。日本は、お茶と煎餅でしょうか・・・・・。きょうの1冊は、軽快なテンポで話が展開します。読み聞かせには最適の絵本ですが、残念ながら翻訳本は出されていないようです。この本、アメリガでは人気で、 If You Give a Moose ~If You Give a Pig ~ も出されています。123 If You Give a Mouse a Cookie by Laura Joffe NumeroffIllustrated by Felicia Bond1938年 アメリカサイズ:196×268 P.31 ハードカバー少年が庭先でクッキーを食べていたときです。なにげなく言った言葉で、この物語は始まります。「キミも食べるかい?」庭のすみっこにいたネズミに言いました。クッキーを食べ始めたネズミは言います。「クッキーにはミルクでしょ!」少年は、ネズミを家の中に入れ、ミルクを用意します。ネズミは、あつかましく、「ストローがないと飲めないね!」少年は、必死にストローを探します。ミルクを飲み終わったネズミは・・・「ナプキンは?」このように、次から次へとネズミの要求はエスカレートします。ついには、絵を描くと言い出します。描き終わると、サイン用のペンを出せ!絵を冷蔵庫に貼り付けろ!そのためにスコッチテープを探せ!家中、大荒れ!少年は疲れ果ててクタクタ、ついには居眠りを・・・。でも、ネズミは「のどが渇いたからミルク!」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.06
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11月に入り、クリスマスのイルミネーションを住宅街で見かけます。きょうの1冊は「ルドルフ」です。ルドルフ?日本では、知らない人も多いと思いますが、あの、赤鼻のトナカイのことです。♪ 真っ赤なお鼻のトナカイさんは♪ いつもみんなの笑いもの日本語訳の、この歌詞にルドルフは登場しませんが、アメリカの歌詞には、RUDOLPHが出てきます。この曲は1948年に作られたのですが、物語は、その10年前に児童書として出版されていました。作者のRobert L. May は、絵本作家ではなく、シカゴの通販会社 MONTGOMERY WARD の広告原稿を書いていました。ロバートは、妻エヴリンと娘バーバラの3人で暮らしていましたが、エヴリンが癌に侵され、やがて寝たきりになってしまいます。淋しがるバーバラに、ロバートがBedtime Story として即興で話をつくり聞かせます。その話が“RUDOLPH”で、やがて通販会社の宣伝用児童書として発行されます。赤鼻のトナカイの曲が発表されたとき、すでに、この児童書は600万部以上が出されていたようです。122 RUDOLPH Written for Montgomery ward by Robert L. MayIllustrated by Denver Gillen1938年 アメリカサイズ:196×268 P.31 ハードカバーむかしむかし、ルドルフという名前のトナカイがいたんだよ。ルドルフは、大きな真っ赤なお鼻をしていてね、みんなから「赤鼻のルドルフ」と呼ばれていたんだ。みんなが赤い鼻をバカにするので、ルドルフは、イヤでしかたなかったんだ。ある年の、クリスマスイブのこと。サンタさんは、ソリを引くトナカイたちを迎えに来たんだ。いつものようにね・・・・・。8頭のトナカイが選ばれたんだけど、その日は霧が深くて、目の前が見えないんだ。そのとき、サンタさんは、ルドルフのことを思い出したんだよ。赤い鼻のルドルフをね。ソリの先頭に立たせたんだ。この年は、9頭でソリは出発したんだよ。そして、ルドルフはソリを立派に先導したのさ。どんな家も、どんなエントツも、見逃すことなくね。わかるだろ、ルドルフの赤い鼻は、灯台のように輝いていたんだ。ここで紹介する絵本はMONTGOMERY WARD から出されたものです。当然、他の出版社からも出されていて、下は、リトル・ゴールデン・ブック版です。あわせて、MONTGOMERY WARD の通販カタログ(1963年版)の紹介です。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.05
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きょうの1冊はアンデルセンの古典から「親指姫」の紹介です。いつも分らない単語を、辞書で調べながら読んでいますが、先日(10/28)の“Moonshine”のように意味を調べるとへぇ~、ってことがあります。今後、そのような単語を取り上げてみたいと思います。“Water-lily”Lily はユリ。水のユリ?調べたらスイレンでした。121 Thumbelina By Hans Christian AndersenIllustrated by Jan Palmerサイズ:170×202 P.23 ハードカバーとあるところに、小さな可愛い少女がいました。少女の名前は親指姫といいます。ある晩、ヒキガエルが、寝ている親指姫を見つけました。「あら可愛い。息子のお嫁さんにしよう」ヒキガエルは親指姫を、スイレンの葉っぱに乗せました。「さあ、起きて!お前は、わたしの息子と結婚するのだよ!」「息子を連れて来るから、ここにいるのだよ」ヒキガエルは、そう言い残しどこかへ行ってしまいました。一人残された親指姫は、シクシクと泣き出しました。すると、魚たちが集まってきました。「あのヒキガエルのお嫁さんだなんて、かわいそうだよ」「逃がしてやろうよ」「うん、逃がしてやろう」魚たちは、スイレンの茎をかみ切りました。茎を切られたスイレンの葉っぱは、流れていきます。やがて雪が降ってきました。冬がきたのです。寒さに震えていた親指姫は、野ネズミの家を見つけました。「寒くて困っています。どうか、助けてください」すると、野ネズミが出てきて言いました。「かわいそうに!遠慮せずに、いつまでもここにおいで!」こうして親指姫は、野ネズミと一緒に暮らす事になりました。野ネズミの家の地中には、お金持ちのモグラが住んでいました。「なんて可愛い娘だろう」親指姫を気に入ったモグラは、毎日遊びにきます。ある日、親指姫はけがをして倒れているツバメを見つけました。やさしい親指姫は、毎日、ツバメの看病をします。春になり、すっかり元気になったツバメは、南の島へ飛んでいきました。夏になり、野ネズミが言いました。「親指姫や、モグラさんが、あなたをお嫁にしたいのですって」でも、モグラと結婚したらずっと地中で暮らさなければなりません。親指姫は悲しくなって、泣き出しました。その時です。空の上から声が聞こえます。「親指姫。お迎えに来ました」あの時、助けたツバメです。親指姫はツバメの背に乗って飛び立ちました。飛んできたのは花の国です。花の上には、小さな王子が立っていました。「ようこそ、かわいいお姫さん」「さあ、これを差し上げましょう」王子は、親指姫の背中に羽をつけました。それから親指姫は、王子と結婚しました。二人は花から花へと飛びまわり、いつまでも幸せに暮らしました。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.04
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きょうの1冊は、くまのプーさんの登場です。この本、イラストが少なく絵本とは言えないのですが、超人気シリーズですので紹介します。120 Piglet is Entirely Surrounded by Water by A.A. MilneIllustrated by Ernest Shepard1988年 カナダサイズ:170×215 P.36 ペーパーバック雨が降って、降って、降りつづいています。子ブタのピグレットが、これまで経験したことのない大雨です。ピグレットは窓から外を見て、友達のことを考えていました。雨は降りつづいています。水かさが増してきて、とうとう家の中まで入ってきました。ピグレットは、無人島の人がビンに手紙を入れて流した話を思い出しました。家の中から紙とエンピツをさがしだし、ピグレットは手紙を書きました。『たすけてください! ピグレット』と・・・。雨の降りはじめから、プーは眠っていました。いろんな夢を見ていたのです。プーが眼を覚ましたときには、ひざまで水がきていたのです。プーは、あわてて好物のハチミツのつぼを木の枝に並べます。その時です、流れてくるビンを見つけたのです。プーは、そのビンを拾いあげ、手紙を開きます。でも、プーは文字が読めません。「クリストファーなら読めるのに・・・」クリストファーは丘の上に住んでいます。でも、なん日も降りつづいた雨で、まわりは水だらけ、丘が島のようになっています。プーがハチミツのツボに乗ってクリストファーの丘に流れ着きました。手紙を持って流れ着いたのです。クリストファーは、手紙を読みました。「ピグレットが大変だ!助けに行かなければ・・・・」洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.03
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きょうの1冊は、リトル・ゴールデン・ブックで、多くの素晴らしいイラストを描いた“Eloise Wilkin”です。Eloise Wilkinは人気が高く、リトル・ゴールデン・ブックのEloise Wilkin作品を集めて1冊の絵本が企画されるほどです。(先月26日に“ELOISE WILKIN Stories”のタイトルと画像をだけを紹介しています)特に子どもの表現がすばらしく、読まなくても見るだけで、じゅうぶん満足できます。119 My Pappy by Patsy ScarryIllusyrated by Eloise Wilkin1955年 アメリカサイズ:170×202 P.25 ハードカバーぼくの子犬の名前はThumper。ぼくが寝ていると、ベッドに跳び上がってきて、顔をすりつけてくるの。毛布の中に入ってきて、ぼくをベッドから落としたりもするんだよ。でも、ぼくはThumperと一緒にいるのが大好きなんだ。朝食のときには、ぼくの食べているものをほしがるんだよ。ちゃんとお座りしてね・・・・・Thumperをダッコして鏡の前に立つと、鏡を見て吠えるんだよ。庭で遊ぶのも好きだよ。ぼくがボールを投げると、ボールを取って来るし、プールで遊んだり、砂場で遊んだり、とにかく、ずーっとThumperと一緒なんだ・・・・・洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.02
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昨日、ハクトヤさんで1ヶ月間にわたって行いました、「古本市」が終了しました。期間中は多くの方々にお越しいただき、洋書絵本の、おもしろさや楽しさを感じていただけたと思います。売れ行きも予想以上で、お買い上げいただいた絵本の傾向も、「そうなのか・・・」というものがありました。それは、日本語版が出されている絵本に人気が集まっていました。ストーリーを知っているので抵抗なく買える、といった感じでした。60代の女性に、まとめて4冊買っていただいたり、40代の女性が「絵本を見ると、じっとしておれなくて」と言われたり、小学生のお子さんと来られお母さんが、1冊をまるごと日本語に訳し聞かせておられたり、と、関心の高さを再認識しました。一般的に古本のお客さまは、そのほとんどが男性ですが、絵本に関しては、圧倒的に女性のお客さまでした。ひとつ気になったのが、子どもの「本のあつかいかた」。ページをめくるときにヒヤッとすることがありました。雑に、あるいは乱暴に本をあつかっているように感じました。これは、大人の責任でもあると思います。きょうの1冊は手抜きさせていただき、ABC本などと同列の「数字本」の紹介です。118 BUNNY’S NUMBERS by Dick McCueIllustrated by Lisa McCueサイズ:127×153 P.10 ハードカバー愛らしいキャラクターと、美しい色彩でインパクトを与え、あわせて“daisies”(ひな菊)や“daffodils”(水仙)などのむつかしい単語も教えています。最後にアラビア数字をならべ、全体の構成も考えられた1冊です。洋書絵本のオンライン書店 『Bocky Books』
2010.11.01
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