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昔PTAの役員をした時に痛い思いをしたことがあって、無責任な発言を聞くと嫌な気持ちになる。 何をやっても、どういう方法でやっても必ず批判する人がいる。みんな意見が違って当然だからそれは仕方がないけれど、批判だけしていざ自分の番になるとさっさと逃げてしまう人もいる。そもそも声高に批判する人に限って、何もしていない場合が多い。普段行動している人は「口で言うのがいかに簡単」で「実行するのがいかに難しいか」を知っているから、そう簡単に批判ばかりすることはしない。批判するにしてもその言葉には苦労している相手に対しての思いやりがあるし、「代わりにこうしては」と代案を提示してくれることもある。普段何もしていないからこそ、「実行するのがいかに難しいか」が分からず気楽に(気軽に)批判できるのだ。そういう無責任な発言に振り回されて大変な思いをした。「それなら自分でやってみれば」と喉元まで出かかった。今、報道番組を見ているとやはり同じように嫌な気持ちになる。菅さんを擁護する気持ちはないけれど、見ていると自分は何もせずに批判してばかりいる政治家のオンパレードだ。被災地選出でありながら能天気に「お誕生会」などと集まって「菅降ろし」を画策する政治家。長年「原子力は安全」と言い続け、東電の体質を許してきたくせに、まるで自分たちは「そんな失敗はしない」と言わんばかりに批判する政治家。今政治家の誰もが経験したことのないような危機の中にいる。誰がやっても困難を極めることは明白。今協力しあわなくていつ協力しあうのだろう。結局被災者や国民のことなど考えていないのだと思う。批判ばかりしている政治家はもう見たくない。
2011.05.31
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私の弟は早生まれだった上、生後すぐに大病をしたせいかとてものんびり屋さんだった。勉強だけでなく何をするのもワンテンポ遅く、両親はとても心配したそうだ。 そんな時小学校の担任の先生に「○○君は大器晩成型ですから、慌てないでゆっくりと見てあげてください」と言われたそうだ。大器晩成(大人物が出来上がるには時間がかかる)と言われて、両親は焦る気持ちを捨てて、弟のペース、弟の育ち方を大事にしようと思ったそうだ。弟が大人物だった訳ではないけれど「もし目先の成長に囚われていたら本人の良さをつぶしてしまっていたかもしれない」と話していた。坂本竜馬が遅くまで"おねしょ"をしていたとか、気の弱い子だったとかいう逸話を聞くと、確かに「大器晩成」ってあるのだろうと思う。でも今はそんな子にとっては生きにくい世の中だ。どこの親もなぜかすごく焦っている。息子が小学生の時も競うようにたくさんの子どもが「英語教室」に通っていた。でも今見渡すとその時通っていた子どもの中にはすっかり英語嫌いになっている子もいる。早く始めれば良いというものではないのだと思う。人生は短距離走ではなくマラソンレース。最初の10キロを全速力で走って途中で力尽きてしまっては何にもならない。まわりがどんなに飛ばしていても、それに慌てて自分の子どものペースを見失ってはいけない。
2011.05.27
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3月11日。地震が東日本を襲った日。東京ディズニーランドのスタッフが素晴らしい機転と態度でお客さんを守ったというニュース番組を見た。若いスタッフたちは地震直後から落ち着いてお客さんを誘導。頭を守るようにと商品のぬいぐるみを配り、お腹を空かせているお客さんに商品のクッキーを配った。自分たちで考え、自分たちで判断したという。 ニュース映像に映る若いスタッフは、みんな一所懸命で誠実でとても可愛かった。自分の子どもと同じ年頃の人たちがみんな可愛く見える。これはおばさんの病気のようなもの(苦笑)。「良い子たちだなぁ」と思って見ている内になんとなく「なんだかなぁ~」という思いがわいてきた。インタビューを受けるスタッフ、出てくるスタッフ、みんなアルバイト。それもアルバイト歴6年とか8年とか・・・。スタッフの9割がアルバイトなのだそうだ。彼らの行動やコメントが素晴らしければ素晴らしいほど、その「なんだかなぁ~」という思いが強くなった。海外の安い人件費に対抗するために企業が人件費を抑えたい気持ちは理解できる。でもプロとして素晴らしい仕事をしているのに賃金や待遇はアルバイト扱い。将来ちゃんと家族を持って暮らしていけるのだろうか。企業が従業員の善意・誠意に甘えているように思えてならなかった。自分の子どもが就職活動をしているから、こういうことに敏感なのかもしれないけれど、素晴らしいスタッフだからなおのこと、そのスタッフの将来のこともきちんと考えてあげてほしい。東京ディズニーランドの株が上がったのか下がったのかよく分からない気持ちになった。リストラで人員が減り、残った社員が過労死寸前の状態で働かされているという話。正社員並みに、あるいは正社員以上に働いている派遣社員の賃金がとても安く待遇も悪いという話。正社員・派遣社員・アルバイトという枠組み自体が社会に合わなくなってきていると思う。
2011.05.21
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娘は真面目で責任感が強い。だから学生時代から人に信頼してもらえたし、部活のキャプテンにもなった。でも娘を苦しめるのもその真面目さと責任感の強さだった。 部活の仕事を一人で抱え込んで苦しんでいた。周りの同級生が非協力的で、「キャプテン」兼「庶務」兼「会計」・・・みたいな状態。「どうしてみんなそんなに無責任なんだろう」と腹を立てながら、それを口に出せず一人で苦しんでいた。そういう所私にそっくりだ(苦笑)。長所はまさに短所なのだ。部活の先生に娘の状態を訴えて改善してもらうことも考えた。でも周りを変えても娘の性格は変わらない。どこにいっても結局同じことで苦しむことになる。自分の短所の対処法は自分で身につけるしかない。その短所と一生付き合っていくのだから・・・二人でどうしたら状況を打開できるかを話し合った。幸い(?)私も同じことで苦しんできたからいくつかアドバイスをした(と言っても私も20年前に教えてもらったことだけど・・・)。○人から頼まれたことに「嫌」と言えない、人に用事を頼めないのは「相手に対して悪い」という思いからきている様に見えるけれど、実は「自分を悪く思われたくない」という思いが根っこにあるのだということ。相手のことを考えているようで実は自分が可愛いのだと。「悪く思われたくない」という気持ちを捨てよう。○どんなに心で思っていても言葉にしなければ相手には伝わらない。言わずに「察してくれて当然」と思うのは独りよがりな考え。思ったことは思った分だけ素直に正直に言葉にしよう。○宇宙にたくさんの星が散らばっているように、価値観、考え方はみんな違う。宇宙の中心がどこにあるか分からないのと同じように、考え方もどの人の考え方が中心に近い(正しい)考え方なのかは分からない。時代や場所が違えば何が正しいかも違う。「自分は正しくて相手が間違っている」という考えを捨てよう。娘なりに頑張って、本音を言葉にするように努力したようだ。すると「しっかりしているように見えるけれど実は弱い所がある」ことを初めて知った数人の友人が、相談に乗ってくれたり協力してくれたりするようになった。その友人たちはその後本音で語り合える仲間になった。非協力的だったのではなくて娘の状態に気がつかなかったのだ。4月から仕事についた娘。場所が変わっても相変わらず同じことで苦労しているようだ。実は私もいまだに、いつも同じ所で苦労している(苦笑)。それでも自分と未来は変えられる。人と過去は変えられない。
2011.05.14
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4月末から5月にかけて、一年で一番仙台が美しい季節だと私は思う。この時期、街の中心部のケヤキ並木やイチョウ並木の若葉が一斉に芽吹く。夏のしっかりした緑色ではなくて、淡く透き通るような明るい黄緑色。思わず上を向いて見上げてしまう。そんな明るさ、美しさだ。 少し大げさだけれどこの若葉に、私は今までに2度救われたと思っている。1度目は仙台に転居してすぐの頃。夫以外にこの街に知り合いはいなかった。仕事をしていなくて子供もいなければ、友達はすぐにはできない。そんな時この5月の若葉の美しさは私の心をずいぶん癒してくれた。2度目は年子で二人目を出産した後。その頃の私はいつもいらいらしていた。些細なことで上の子を叱ってはよくそのことを後悔し、自己嫌悪に陥っていた。夫は忙しくどちらの親にもそれぞれ事情があって、誰にも頼ることができなかった。学生時代の同級生は仕事をしてどんどんキャリアを積んでいく。そんな話を聞くと無性に寂しくなった。「おむつとミルクだけの生活がいつまで続くんだろう」と取り残されていくような気持になった。2人の子どもが順番で病気になったりするとさらに辛かった。今思うと育児ノイローゼの一歩手前だったのかもしれない。その時も並木道の若葉はその明るさで、下を向きがちな私に上を向かせた。ふと若葉を見上げた時に「こんな美しい自然に囲まれているんだ」ということに、はたと気付いたのだ。子育てをしている間、それが見えていなかった。その時思った。「過ぎたことを後悔するのは止めよう。先のことを心配するのも止めよう。今、目の前にこんなに美しい世界があるのだから、それをちゃんと見よう」と。大切なのは"今"なんだと気付かせてくれた。今年、ケヤキ並木もイチョウ並木もちゃんといつもと同じように若葉をつけた。
2011.05.07
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