全6件 (6件中 1-6件目)
1
世界一になった"なでしこジャパン"。帰国後、彼女たちがいかに厳しい環境の中でサッカーを続けてきたかが報道されている。 チームからお給料が出ているのは良い方で、温泉旅館の仲居さんやスーパーのレジなどで生計を立て、夜練習している選手が多いそうだ。同年代の子どもを持つ身としてはとても複雑な気持ちになる。もし自分の子どもがそんな生活を選んでいたらどうしただろう?と。私は子どもの人生の大事な選択には口を出さないようにしている。進学も就職も本人たちが決めた。結婚にもできるだけ口を出さないつもりだし、普段から「自分で決めて自分で責任をとってね」と伝えている。けれど生活費もままならない中で、どう考えても先が無いように思える夢を子どもが追っていたら(少なくとも今回の優勝までは女子サッカーは先が見えなかったと思う)、私はきっと見ていられなくなって「もっと現実を見つめて普通の人生を」と口出ししたに違いない。そして私のような親だったら"なでしこジャパン"が花開くことはなかっただろうなあと思う。当然選手の親御さんたちにも葛藤があったと思う。内心はとても心配だっただろう。だから苦労する娘さんたちの姿を見守り続けた親御さんをすごいなあと思う。"なでしこ"の努力は報われた。けれど努力が必ず報われるとは限らない。それでも「どんなに大変な生活になっても、どんなに周りの理解を得られなくても、それでも続けたいと思うもの、それほど好きなものに出合えた子ども」を、親は「幸せ者」と思ってやらないといけないのかな・・・たった一度きりのその子の人生だから。"なでしこ”たちのひたむきな努力に、さすがの勝利の女神も「参った」と思っているに違いない。
2011.07.30
コメント(22)
6年前に亡くなった父は涙もろい人だった。その「涙もろさ」の遺伝子を私、私の娘、私の弟の息子がしっかりと(^_^;)受け継いでいる。子どもの頃から切ない話、悲しい話に弱い。例えば・・・ ○『アンクルトムの小屋』ストウ夫人南北戦争のきっかけの一つになったと言われるお話。小学校5年生のお正月に叔父が本をプレゼントしてくれた。その日風邪をひいて熱があったにも関わらず、読み始めたらやめられなくなって泣きながら読んだ。正義感の強い小学校中~高学年の間に読ませたい本。○『さぶ』山本周五郎大学生の時先輩に勧められて読んだ。文庫本にしては分厚いのでぎょっとしたけれど、読みやすい文体であっという間に読めた。大泣きするというよりはしみじみと感動した本。この本で人生観が変わったと思う。○『泣いた赤鬼』浜田廣介2人の子どもが4~5歳の時にNHKの人形劇番組で見た。子ども向けの番組と侮っていたらとても切ないお話で、子どもと3人でボロボロと泣いてしまった。とても短いお話。○江原さんの番組亡くなった方からのメッセージを、残された家族に伝える番組(最近やらないなぁ・・・)。残された家族が前向きに生きていけるような温かいメッセージが切ない。いつもティッシュボックスを横に置いて見ていた。○『トイストーリー3』ディズニー海外への行きの飛行機で娘が観て号泣していたのを横で見て笑っていたけれど、帰りの飛行機の中では私が観て号泣。前の2作も良かったけれどこれはさらに良かった。おそるべし、ディズニー。
2011.07.23
コメント(20)
日本には「道」を極めるための伝統的な方法論がある。学問・芸事・武道・職人の技・・・至る所でその方法が用いられてきた。 技を極めるためにはまず、先達が長い間受け継いできた「型」を完全に身につけ自分のものにする。「真似る」「学ぶ」はそのためのものだ。「型」を完全に自分のものにするまでは自分の意見を封印し、ひたすら真似る。この世の中の知識や知恵、技は全て過去の人たちが試行錯誤の末見つけ築いたもの。過去の人たちが伝えてくれなければ全てをゼロから自分で見つけなければならない。それは大変なことだ。だから先達の教えを「真似る」「学ぶ」。まどろっこしいように思えてもそれは実は"歴史の短縮"-真似ることで過去の人たちが遺してくれた技の恩恵を受ける。そしてある程度の「型」ができて初めて自分のオリジナリティーを出すことができる。その段階で初めてその人の独自性が花開く。「型を出る」のだ。それは日本だけの方法ではないようだ。独創的な絵画で有名なピカソも、若い頃は絵画の構成や技法をしっかり学んだそうだ。ピカソが描いたデッサン画はとても正確で素晴らしいものだったと聞く。ジャズピアノを演奏する人でも、クラッシックの基本がある人と無い人とでは違うそうだ。今は社会でも学校でもことさら「個性」が強調される。けれども基本のない独創性はとても危うい。時々「個性」という名を借りた、とんでもない「我儘」や「独りよがり」を目にすることがある。「個性」という言葉、本当はとても難しいなあと思う。
2011.07.16
コメント(20)
東日本大震災で行方不明者の捜索やがれきの撤去、給食・給水支援に当たっていた自衛隊が6月30日、活動に一定のめどがついたとして、一部の被災地から撤収、活動を縮小した。今後は東北の陸自部隊を中心に、食事や入浴などの生活支援に重点を置く。 自衛隊の活動実績(6月24日時点) 人命救助人数-1万9286人 収容した遺体数-9498人 物資の輸送-1万1821トン 給水支援-3万2958トン 給食支援-464万889食 入浴支援-93万6902人 ------------------------------------------------(7月1日 河北新報)--------------震災前、私は自衛隊と接点を感じることがほとんどなかった。親戚にも友人にも知り合いにも自衛隊員はいない。ごくたまに街中で自衛隊の車を見かけると、なぜか何となく緊張した。でもこの4ヶ月間、自衛隊員を見かけると本当に頼もしくてありがたかった。その活動がどんなに大変だったかをみんな知っている。作業は困難を極め、至る所にご遺体があり、悲惨な現場があり、隊員の肉体的・精神的疲労は計り知れない。「こういう時、政治家も官僚も助けてはくれない。助けてくれるのは自衛隊だ」しみじみとそう思った。震災後、自衛隊が人命救助活動に当たっている間に、日本の守りがどの程度になるかを偵察に来た国があったそうだ。その話を聞いてとても不愉快だった。でも一方で、普段から目に見えない所で常に、自衛隊が私たちの守りになっているということを実感した。ご家族を失いながらも救助活動を続けた隊員もおられたと聞く。何度お礼を言っても足りない。本当にありがとうございました。
2011.07.09
コメント(20)
被災県の知事たちに対する松本復興相の態度に朝から怒りがおさまらない。今一番苦労をしている人たちを前に、なんて傲慢な態度だろう。なんであんなに上から目線なんだろう。最悪の人選だと思う。 私たち県民が選んだ知事。県民全体をバカにされた気持ちだ。復興の邪魔になるだけの大臣に思えて仕方がない。
2011.07.04
コメント(22)
理系の学部に通う息子と話をしていて残念に思うことがある。息子の話では1年生の時には授業に出ていた同級生の中に、いつのまにか大学に来なくなり、気がついたら退学していたという学生がいるという。 進路変更で他の大学に移った学生もいるが、オンラインネットゲームにはまって授業に全く出なくなり、そのまま大学をやめてしまった学生がいるそうだ。ネットゲームにはまって学校にも仕事にも行かなくなり、ひどい場合は食事も睡眠も満足にとらなくなる・・・そういう人を「ネトゲ廃人」(ネットゲーム廃人)と呼ぶそうだ。依存しているのがアルコールやギャンブルなら、そういった誘惑を完全に断つこともできる。でもそれがネットやコンピューターとなるとそうはいかない。今の社会でネットやコンピューターを使わない生活は考えられない。理系学部の学生ともなればなおさらだ。私は自分自身が一時的にゲームにはまってしまった経験があって(テレビゲーム v.s. 我が家1)ゲームには強い警戒心を持っていた。子育て中もゲームには厳格だった。自分で自分をコントロールできない友人を知る息子が最近「当時は不満だったけれど、あの頃きちんとコントロールしてくれて良かったよ」と言う。私が残念に思うのは、ゲームにはまる子どもたちは決して怠け者や遊び好きなのではなく、本来は向上心や集中力のある子どもたちだということだ。ゲームはその子たちの達成感や好奇心を巧みに惹きつけている。バーチャルの世界でどんなに努力して力をつけても、魅力的なキャラクターを演じても、現実の社会では何の力にもならない。ゲームにはまればはまるほど、本当の能力を身につけるチャンスを失う。ゲームとの距離を上手に保つことができていれば、現実の社会でも成果を上げた子たちに違いないと思うだけに、とても残念に思う。
2011.07.02
コメント(12)
全6件 (6件中 1-6件目)
1