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では、土曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎アルベール・ボクスラー家の、 ヴァンダンジュ・タルディヴ(遅摘み)をリストに載せました!。◎待望の、プリュム家の、 「金キャップ」(ゴールドカプセル・競売会用)が入荷しています。 艶やかな酸味の輝き、溶けるような甘さは特別です。★ほのかな甘口◎グラーヒャー ヒンメルライヒ カビネット 2009年(ヨハン ヨゼフ プリュムさん) ¥2200(¥1100)独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだかのような触感で、自然な酸味で、余韻がとても心地よい清涼感をもたらしてくれます。 ドイツワインは、ただ甘いだけではありません。この豊かな酸味こそ、素晴らしい上品さをワインに与えているのです。ドイツワインの生産者の中で、多くの人がこのプリュムさんに憧れて、このスタイルを目指すと言われる、理由がここにあります。「ドイツワインなんだただ甘いだけ」と、間違った認識を持たれている方へ、無理矢理飲ませたい・・・(卍固めをかけながら、元気ですか!)。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ ソマーベルグ ヴァンダンジュ タルディヴ 2007年(アルベール ボクスラー家) 80ミリ¥3400(40ミリ¥1700) 仏・アルザス地方です。この蔵は、アルザスの「古典的な」作り方の生産者で、キューン!と研ぎ澄まされた酸味、清涼感溢れるミネラルの鮮やかさがあります。そして、糖度が高い熟した葡萄から作るこの「ヴァンダンジュ・ツァルディヴ」こそ、彼のスタイルの合致しているのではないでしょうか。蜜のような甘さがとても清らかで、余韻がとてつもなく長く、いつまでも忘れられない余韻を残します。この華やかさこそ、この蔵の個性で、溢れるような色彩の鮮やかさは見事としかいいようがありません。○シャトー ディケム 1997年 60ミリ¥5800(30ミリ¥2900) 仏・ボルドー、ソーテルヌ地方です。世界最高峰の貴腐ワインと、言われます。こんなに若いディケムをリストに載せるのは、とても久しぶりです。実際に味見をしてみると、まだ熟成が若いせいか、ピーン!と張り詰めた酸味がとても鮮やかで、その背後から、トロっとふくよかな丸い蜜のような甘さが湧いてきます。この懐の深い奥行き、そして、一見単調に見えながら、その奥に、様々な土壌が入り混じった複雑さを感じるのがディケムの真髄で、その凄さが若い段階でも十分感じられます。素晴らしいです。(さて、1998年を2本売り切って、今度は1997年をリストに載せました!。ピーン!という張りのある酸味と、豊かな甘さが寄り添った、極めて完成度の高い味わいとなってます)〇ヴェーレナー ゾンネンウアー アウスレーゼ ”ゴールドカプセル” 2005年 (ヨハン ヨゼフ プリュム家) 60ミリ¥4800(30ミリ¥2400) 独・モーゼル地方です。ドイツワインと言えば、エゴン・ミューラー、ロバート・ヴァイル、そして、このプリュム家が3大生産者で(ローゼンも素晴らしいのですが)、この鮮やかな酸味の活き活きした要素は、とりわけ秀でています。彼らが作るワインは、「天上のネクター」と言われ、甘さがチュルンと、溶けた滑らかさがあって、もう言葉にできないほど、上品な味わいなのです。甘いのに、酸味が豊富なため、清らかで、自然な甘さが。そして、このゴールドカプセル(金キャップ)は、とりわけ出来のいいものにつけられ、オークションなどに、特別に出されます。普通のものよりも、より一層艶があって、酸味と甘さが一体となった「溶けた触感」が、もうたまりません。★長期熟成した日本酒。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2014.02.22
では土曜日の、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)★ヴァン ド ナチュレル◎バニュルス アル トラゴ ランシオ トレ ヴュー 1983 (ヴィアル マニュレス) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・南西部地方です。黒っぽいカカオのような香りの中に、フランス南部の、乾いた空気を想像させるような上品さ、アクのない自然な甘さが漂うようです。30年ほど熟成しているおかげで、コーティングされたカラメルのような甘さがあり、どこか、アルマニャックを思わせるギラっとした、艶のある滑らかさを感じます。(12月2日に味見しました!。ふくよかで、ふくらみのある「乾いた甘さ」あって、とても上品で、ガトー ショコラと最高に相性がいいです)(1月14日に味見しました。徐々に、ランシオ香のような複雑な旨みと、溶けたトーニーポートのような甘さが出て来て、やはりポテンシャルがあるなと・・・)★ポートワイン●キンタ ド サント エフューミア トーニー ポート 40年 60ミリ¥2800(¥1400) ポルトガル産です。ほとんど知らない蔵でしたが、実際に味見をしてみて、クラシックなポートらしい味わいで、まだまだ味わいが「詰まっている」ように思います。溶けた、トーニーらしい旨みがたっぷりの味わいとは違って、果汁の濃さ、凝縮した甘さを直接感じます。ただし、まだ開けたての段階で、これからどう変化していくか、じっくり味見して試していきたいと思います。 ●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。(11月15日に味見しました。2年ぶりに味見しましたが、やはり、伸びやかな酸と、深く、轟くようなコクのある甘さが「溶けて」いて、最高です。開けてから、酸素と触れ合い、どんどん複雑さが増していくでしょう)(12月31日に味見しました!。まだまだ残量がたっぷりあって、ほんの少し、開けたてよりも変化が見られます。ふわーっと舞いあがる香りの中に、徐々に、蜜のように甘くなってきていて、空気の希薄感から、徐々に蜜のような甘さが出始めています)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめブランデー◎レイモン ラニョー トレ ヴュー(1952) 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) 仏・コニャック地方、グランド・シャンパーニュ地区のブランデーです。自家栽培の葡萄園 から作って、瓶詰めしている、いわば「ドメーヌもの」の小さい蔵です。葡萄の鮮やかな生 命力が、ブランデーという段階でも、弾け飛ぶように感じ、余韻まで圧倒的な香りの豊か さを感じます。この土壌がもたらす高貴な香りは、熟成の若い段階では、あまりにも強す ぎて理解できないかもしれませんが、50年近く熟成を重ねれば、肉づきの豊かさと、優 しさが出てきて、とても好ましい甘美な味わいを奏でます。 (2014年2月21日に味見しました!。丸みを帯びた蜜のような甘さがトロっと溶けて、 こんなに柔らかくて、甘くて、いいのでしょうか?。グランド・シャンパーニュ特に、この レイモン・ラニョー家のブランデーは、グランドシャンパーニュらしい石灰の輝くようなミネ ラルの輝き、言葉を返せば窮屈な堅さを先に感じて、背後に甘さが隠れている場合が 多いのです。しかし、このブランデーは、開栓して3年程経って、きつさよりも甘さが先に、 豊かな蜜のような好ましさが前面に出てきます。こんなに味わいが「開いて」、上品に なって、素晴らしい状態です!)エレヴァージュ 吉田 岳史
2014.02.22
では金曜日の、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)★ヴァン ド ナチュレル◎バニュルス アル トラゴ ランシオ トレ ヴュー 1983 (ヴィアル マニュレス) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・南西部地方です。黒っぽいカカオのような香りの中に、フランス南部の、乾いた空気を想像させるような上品さ、アクのない自然な甘さが漂うようです。30年ほど熟成しているおかげで、コーティングされたカラメルのような甘さがあり、どこか、アルマニャックを思わせるギラっとした、艶のある滑らかさを感じます。(12月2日に味見しました!。ふくよかで、ふくらみのある「乾いた甘さ」あって、とても上品で、ガトー ショコラと最高に相性がいいです)(1月14日に味見しました。徐々に、ランシオ香のような複雑な旨みと、溶けたトーニーポートのような甘さが出て来て、やはりポテンシャルがあるなと・・・)★ポートワイン●キンタ ド サント エフューミア トーニー ポート 40年 60ミリ¥2800(¥1400) ポルトガル産です。ほとんど知らない蔵でしたが、実際に味見をしてみて、クラシックなポートらしい味わいで、まだまだ味わいが「詰まっている」ように思います。溶けた、トーニーらしい旨みがたっぷりの味わいとは違って、果汁の濃さ、凝縮した甘さを直接感じます。ただし、まだ開けたての段階で、これからどう変化していくか、じっくり味見して試していきたいと思います。 ●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。(11月15日に味見しました。2年ぶりに味見しましたが、やはり、伸びやかな酸と、深く、轟くようなコクのある甘さが「溶けて」いて、最高です。開けてから、酸素と触れ合い、どんどん複雑さが増していくでしょう)(12月31日に味見しました!。まだまだ残量がたっぷりあって、ほんの少し、開けたてよりも変化が見られます。ふわーっと舞いあがる香りの中に、徐々に、蜜のように甘くなってきていて、空気の希薄感から、徐々に蜜のような甘さが出始めています)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎モートラック 19年 マネージャーズドラム 2002年に瓶詰め、 蒸留所元詰め 55.8%VOL 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。モートラック蒸留所の個性は、やはり、「ゴン!」という厚みのある麦芽のコクと、豊かなボディにあります。そして、そのパワーを、思う存分味わえるのが、このマネージャーズドラムなのです。トチの樹のハチミツや、麦汁たっぷりの凝縮した甘さの奥に、「ゴツン!」という強烈なコクが立ち昇ってくるその深さに、もう脱帽です・・・。エレヴァージュ 吉田 岳史
2014.02.07
冷たい風が、北の方から、入り込んできています・・・。そんな真冬の木曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、しばらく、ブログを更新していなくて、すいません・・・。とはいえ、メールマガジン、フェイスブックなどで、マメに情報は発信していますので、どうか、ご安心下さい・・・。では早速、今週の目玉のワインのお知らせです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2月5日(水曜)から、●シャトー デュアールミロン ロートシルト 1986年 70ミリ¥3400 ~1986年は、2~3年前に比べると、本当に良くなりました。 熟成の初期の段階では、果実味が充実していて、葡萄の 甘さがしっかりあったために、たしかに美味しく感じました。しかし、 8年前ほどから、葡萄の甘さがおとなしくなって、相対的に、タン ニンの堅さが目立ってきて、バランスがとても悪くなっていました。 つまり、渋みはあるんだけど、中身はスカスカ(薄い)。全く物足り ない味わいだったのです。 しかし、ここ1~2年ほど、タンニンが澱をなって底に沈み、自然な 果実味の透明感が、言い換えれば、素直な甘さと酸味が浮き上 がってきて、バランスのよい甘さが出てきました。こんなにジューシー で飲みやすいなんて、ボルドーというよりは、20年ぐらい熟成した ブルゴーニュのような鮮やかさと、落ち着きがあります。 そして、ラフィットと同じ経営という理由で、味わいはとても「ラフィット」 に似ています。紫のニュアンス、スミレや、落ち着いたたたずまい、品 格は、やはり、歴史あるラフィット・ファミリーの気高さを感じます。 素晴らしいです。7日(金曜)から、★オジェ エ フィス●シャトーヌフ デュ パプ テット ド キュヴェ 1966年 50ミリ¥3900 ~このワイン、とても気に入っていて、今回開けるのは3回目です。 1966年というヴィンテージは、本当にいいのだなと感じさせる、豊かさ と、広がるのある果実味で、シャトーヌフ デュ パプという大きい器と、 この立体感のあるヴィンテージの組み合わせ、最高だと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎毎日、どういうアイテムが開いているかは、コロコロ変わるので、ツイッター、またはこのブログでご確認下さい~。http://twitter.com/#!/ElevageAzabuhttp://plaza.rakuten.co.jp/elevage1/また、2日に1回、フェイスブックにて、重要な情報を載せています。エレヴァージュのページに、「いいね!」を押すと、次回から情報を更新するたびに、みなさんのもとへ、自動的にその内容が届きます。http://www.facebook.com/ElevageAzabu(ただし「いいね」を押さなくても、チラ見できます)◎2月11日(火曜・祝日)に、 チョコレートを食べまくる会を開きます!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★時間 17時~朝3時まで。 (好きな時間にいらして下さい)★内容 48種類召し上がれます。 ◎ファブリス ジロット(仏・ブルゴーニュ) 4種類 ◎ダヴィド カピ(仏・ボルドー) 8種類 ◎マ プリエール(日・三鷹市) 8種類 ◎パスカル ル ガック(仏・パリ郊外) 18種類 ◎ミズノ ナオミ(日・福知山市) 10種類★飲み物~3種類とも、召し上がれます。 ◎カプチーノ、エスプレッソ、カフェ・オレ ◎大紅袍(中国の岩茶) ◎アッサムの単一畑のもの、★気になる予算~1セット ¥13800 ただし、1ペア(2名様)の場合は、¥14800 (ただし、1セットは二片ずつありますので、二人で分けて、 召し上がれます。1ペア2名様のプランがお勧めです。 また、食べ残した場合は、番号ごとに管理していますので、 そのままくるんで、持ち帰ることができます)★10組限定です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この会は、当日(11日)に来ることができなくても、他の日に、ずらして参加することもできます。「11日に来れないんだけど、他の日だったら・・・」という方は、ご連絡下さい~。◎「最近、メールマガジンがずっと来ていません・・・」 という声を、多くのお客さんから聞きます。 実は、2500人ほどの読者にメルマガを送っているのですが、 300通ほどは、サーバーにブロックされているようなのです。 (迷惑メールと判断されてしまい、お客さんのメールアドレスに届く 前で、サーバーの段階でブロックされてしまう) それで、気になる方は、サーバーに問い合わせてみて下さい~。 (ヤフー、GーMAILなどでも、ブロックしてしまっている場合が多いです)◎お店の予約は、21時まででしたら承ります。 といいますか、料理の仕込みもあるので、できたら、 予約して下さると嬉しいです。 (特に食事される方は・・・) 21時以降は、直前の予約のみ承ります。 30分~40分前に電話して下さい。その時に席が空いていれば、 席を確保しておきます。せっかくいらっしゃったのに、満席だと、 とても申し訳ないので・・・。◎飲むワインをあらかじめ決めて、何時に飲むか決まっている場合は、 何時でも予約されても構いません。 その時間に合わせて、抜栓のタイミングを決め、温度や状態を整え、 最高の状態になるようにします。◎ワインを持ち込んで飲みたい!、という方は、持ち込んでも構いません。 ただし、せめて1か月前には、お店に持ってきて下さい。 ワインを休ませ、状態を整える必要があります。 (持ち込み料は、1本につき¥3000) 「高級ワインだから、自分で開けると失敗するかもしれないし・・・」 と不安な方は、全力を尽くして、最高の味わいを引き出します ので、遠慮なくご相談下さい~。以上です・・・。 (今日は合計10ページの更新です。まだまだ続きます)ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2014.02.06
では、木曜日の、料理のメニューです。◎フランス産のホワイトアスパラが、入荷しました!。 今日か、明日には、メニューに載せます~。◎ハモン イベリコ ベジョータ 44か月熟成に引き続き、 ハモン セラーノ トレベレス 20か月熟成を、 メニューに載せています!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎ハモン セラーノ トレヴェレス 20か月熟成 ¥1800 (ハーフサイズ)¥900 ~スペイン・グラナダのトレヴェレス地区から作られる、白豚の生ハムです。 最近ずっと生ハムの良い仕入先を探していまして、ようやく、辿り着けたよう な気がします。口に含んだ瞬間に、乳酸のようなしっとりした柔らかい触感が あって、驚くほどフレッシュなのです。こういう自然な旨みをぜひ体感してもら いたいと思います。◎ハモン イベリコ ベジョータ 44か月熟成 ¥3600 (ハーフサイズ)¥1800 ~スペイン・グラナダのトレヴェレス地区から作られる生ハムで、ランプの部分だけを スライスして、出します。以前の業者さんから仕入れていたものとは異なり、凝縮し た旨みがガッツリあるもので、ここまで旨みがあるのか!と、驚くばかり・・・。 ★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600★日本酒のぬる燗と一緒に。◎カラスミ(伊・サルディーニャ産) (1人前¥500)¥1000・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・では、次のページに続きます・・・。(デザート的なメニューを載せています)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2014.02.06
木曜日の、デザート的なメニューです!。◎な、なんと、 ピエール マルコリーニから、 初登場の「カメルーン」からの限定版の、 タブレット(板チョコ)が入荷しました!。◎2013年の、 ダージリンの「オータムナル」、入荷しました!。 より一層落ち着きがあって、複雑な柔らかさが。 鮮やかさで定評のある「ギッダパール農園」のものです。 (ファーストフラッシュとギッダパール農園の相性がとても良い のですが、オータムナルとギッダパールという組み合わせは、 なかなか珍しいと思います)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、モーゼルのリースリングにめちゃくちゃ合います。この輝くよ うな酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の3つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ピエール マルコリーニのチョコレート★Haut Penja Cameroun Grand Cru de Propriete “Limited Edition” Domaine Dark Mungo ¥900 (なんと、カメルーンから初登場の限定版です!。赤土のニュアンスと、 柔らかい大地のパワーが伝わってくるような芳醇なコクが。フォラステロ種) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種)★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★ダージリン セカンドフラッシュ 2013年 マーガレッツ ホープ農園 “Roses Delight” DJ-202★ダージリン オータムナル 2013年 ギッダパール農園 ”China Special” Dj-168★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2014.02.06
木曜日の、白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アンリ ビリオ グランクリュ アンボネ ブリュット NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方です。アンボネのキリットした、小粒の葡萄から、鮮やかさと、果皮の背後に隠れている、颯爽としたコクのような柔らかい旨みが自然に詰まっていて、その強さと、ふんわりした柔らかさのメリハtリが見事だと思います。葡萄の室の圧倒的な良さ、素材の良さが伝わってきて、葡萄をまるごと破砕した瞬間のように、とても鮮やな香りは、嫌いな人が少ないのではないでしょうか。★白ワイン◎ヴーヴレー エポール ジュテ ブラン 2011(キャスリーヌ エ ブルトン家) ¥1600(¥800) 仏・ロワール地方です。こういう、爽やかな白ワインを、ずっと探していました!。ロワールこそ、こういうワインがあるのではとずっと思っていまして、これを飲んだ時に、これだ!と感じて、すかさず仕入れました。シュナン・ブラン種の個性は、まさにこういうワインのためにあるのではないでしょうか。颯爽としていながらも、ふくよかさと優しさに包まれて。 ◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2011 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2011年 (ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュでは、アンリ・ボワイヨのワインを、ハウスワインとして置いています。今回は、3か月ぶりに2011年ものを開けました!。発売当初は、細くて、ミネラルと酸味が尖りすぎていて、正直言って物足りない味わいでした。しかし、多くのブルゴーニュの白ワインと同じく、引き締まったボディの中から、酸味が落ち着いて、徐々にふくらみがでてきました。実際に、2010年ほどふくよかで、良いヴィンテージではないのですが、2007年に似ている、ピュリニー村の良さが出やすい、良質のワインが生まれるヴィンテージではないでしょうか。◎シャサーニュ モンラッシェ ブードリオット 2010年 (ラモネ家) ¥5800(¥2900) 仏・ブルゴーニュの大御所です。ラモネ家のワインは、シャサーニュらしく、しっとりした触感と、拡がりが感じられます。ピュリニー村のワインと違って、柔らかくて、豊かなコクが素直に感じられます。そして、2010年のブルゴーニュは、本当に素晴らしい出来で、ミネラルの白さが、ふっくらした背景を持った存在感があって、果実味に尖った要素が少なく、とても「飲みやすい」のです。余韻のふんわしした柔らかさが特別で、ラモネ家らしいふくよかさと融合して、見事な味わいに仕上がっています。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2014.02.06
木曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎また、正月になって、 新しい原酒が、手に入ります。 いずれメニューに載せますので、どうか、 少しだけ待って下さい~。◎めったに手に入らない、獺祭の「槽場汲み」 メニューに載せました!。普通の、ただクリアーなだけの 獺祭とは全く違う、濃密で、清らかな味わいは見事です。ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎獺祭 純米大吟醸 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2013 BY)¥1300(¥700) 山口県産です。獺祭というと、ただクリアーで、すっきりした味わいの、個性のないお酒と想像 されるかもしれません。特に、最近どんどん個性的で、複雑な味わいを持った蔵が増えて、お客 さんも、ワインの複雑さに慣れてしまっているため、なおさらそう思うかもしれません。しかし、 この槽場直詰めは、獺祭の真の力が出ていると思います。正直言いまして、感動しました。 とてもクリアーな味わいの中に、ミネラルの細かい粒子が輝き、余韻までとてつもない上品さ で抜けていく・・・。純粋なのに、決して軟弱ではありません。シャンボール・ミュジニー村の、 「アムルーズ畑」のワインのように、その芯の強い輝きは、なかなか出せるものではありません。 獺祭が、ここまでやるのか!と、きっと驚かれるのではないでしょうか。 (今年の秋も、この「槽場汲み」が入荷しました!。普通の獺祭と全く違います。獺祭の クリアーなだけという軟弱なイメージを、完全に覆す、濃密な逸品です)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎王禄 "丈径" 純米吟醸 直汲み 無濾過生原酒(2010 BY) ¥1300(¥700) 島根県産です。日本酒の中でも、最も重厚で、迫力のあるお酒ではないでしょうか。 口の中に含んだ時のヴォリューム、弾けるようなコクは、ブルゴーニュで言えば「シャ ンベルタン」に匹敵するような気がします。昔から、ずっと仕入れたいと思っていたお酒で、 去年からようやくリストに載せることができました。余韻にかけての存在感には脱帽です・・・。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2014.02.06
木曜日の、日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎黒龍「石田屋」「二左衛門」、 梵の「超吟」、一気にリストに載せています!。 今年は、信じられない話ですが、 開けてすぐに美味しく、清らかな優しさと、 自然な甘さが綺麗に溶け合っています!。 去年は、10度の温度で石田屋などを保管していましたが、 今回は7度の環境で保存して、出しています。 (少し低めの方が、今年の良さを引き出せるので・・・)◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。 ◎磯自慢 大吟醸 ”水響華”(2012BY) ¥2000(¥1000) 静岡県産です。磯自慢を飲むたびに、あぁ、やっぱり静岡は綺麗な水を引いているのだなと思います。清らかで、ピュアで、あくまでも柔らかいのに、清涼感に溢れている・・・。静岡の酒と、福井のお酒に似たような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。どちらも、清らかさに溢れていて、水が柔らかいのに、ひんやりして心地よいのです。そして、この磯自慢は、大吟醸らしい(純米大吟醸ではないという意味)芯の強さがあって、見事なバランスを保っています。「純米でなければ・・・」という一昔前の日本酒ファンもいるのはわかりますが、こういうバランスなどを考え抜かれた上で、アルコールが足されると、こんなに綺麗なお酒になるのかと、脱帽です。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒「亀」(2012 BY) ¥4800(2400) 静岡県産です。静岡らしい水の清らかさ、柔らかく自然な触感が素晴らしいのです。そして、ただ柔らかいだけではなく、その中に芯の通った、硬質な美しさが潜んでいるのです・・・。日本酒の表現で「辛口」という拙い表現がありますが、どういう味わいなのか、その色彩はなんなのか、こういう味わいもあるのだな・・・と、感動します。◎梵 超吟(長期氷温熟成純米大吟醸・2010 BY) ¥5500(¥2800) 福井県産です。これは、精米歩合21%と、米をギリギリまで削り、さらにマイナス8度で 瓶詰後5年間熟成させるという、全くもって、クレイジーとしかいいようのない作り方をし ています。実際にこれを開けて飲んで見ると、自然で、長い間熟成することによって、 ようやく成し得ることのできた、「透明色の中の、しっかりした旨み」を、感じることがで きるのではないでしょうか。 精米歩合の低い純米大吟醸は、ただピュアで、純粋で香りの立ちがいいものが非常に 多く、正直言いまして、飽き飽きしています(いわば、観評会用というものです)。なぜな ら、それらは個性がなく、ただ薄くて、綺麗なだけのお酒が多いからです。そのピュアな 中にも、どれだけの個性、主張があるかが、その蔵の本質ではないでしょうか。この梵 は、これだけ綺麗なのに、しっかりとした存在感がある・・・。これこそ、「福井産」の、 純米大吟醸の極致なのではないでしょうか。「石田屋、石田屋」と言っている人へ、この お酒を無理矢理飲ませたい・・・(魔性のスリーパーをかけながら・・・)。◎黒龍 二左衛門 純米大吟醸 斗瓶取り(2013 BY) ¥5500(¥2800) 福井県産です。黒龍の中でも、非常に貴重で、一年に一回しか手に入りません。これは ラモネのバタールモンラッシェのように、コクがたっぷりとあって、その中に、ミネラルの美 しい透明感に溢れています。この日本酒を飲めば、おそらく日本酒を好きになってしまうほ ど、完成度がとても高いです。◎黒龍 石田屋 長期熟成 純米大吟醸(2010 BY) ¥5500(¥2800) 福井県産です。黒龍の中でも、非常に貴重で、一年に一回しか手に入りません。しかも 3年間蔵で、低温熟成させているので、清らかで、角が取れ、水のような上品さがあります。 やはり、黒龍は、水がいいのだな、と思わせます。おそらく、この日本酒は、日本で最も 人気のあるのではないでしょうか。その理由は「飲みやすいから」だと思います。いろんな 意味で、ここまで多くの人々に好かれるだけのものが、ここにあるのではないでしょうか。 一年に一回入荷なので、この瓶がなくなったら、もう終わりです。★燗酒(ぬる燗・・・44℃ぐらい)◎満寿泉 純米生 無ろ過生酒(2011 BY) 180ミリ¥1500(90ミリ¥800) 富山県産です。満寿泉は、本来は「骨太」な味わいなため、こういう『燗酒』もとても向いていると思います。言葉を返せば、熱を加えることによって、ズドーン!というコク、豊かなボディが、湧きだすように出てくるのです。実際に、カカオのような甘さを含んだ重厚感は、もう、たまりません・・・。◎亀齢 辛口純米 八拾 (2009BY) 180ミリ¥1500(90ミリ¥800) 広島県産です。香川の悦凱陣を辞めた杜氏さんが移籍して、これを作っています。80%精米という、信じられないくらいやわらかく、綺麗な味わいで、骨太なのに、青さが少ない見事なヴォリューム感を備えています。お燗のすると、そのふくよかさと、柔らかさが一層出てきて、包み込むように柔らかくなります。◎秋鹿 山廃 純米 無ろ過生原酒 7号酵母 山田錦 H23BY 180ミリ¥1800(90ミリ¥900) 大阪府産です。これは、骨太の「辛口」のお酒で、余韻にかけてズドーンと、真っ直ぐ抜けていく豊かさ、力強さは素晴らしいのです。お燗にすると、そのパワーのある太さが一層引き出され、見事としか言いようがありません。これは、まさに燗酒向きで、10度ぐらいで味見すると辛すぎて、正直言って美味しいとは言えないですから・・・。原酒のパワーが、お燗によって、ようやく引き出される、本当にポテンシャルの大きいお酒だと思います。 ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2014.02.06
では、木曜日のリストです。 120ミリ(70ミリ)●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)★ブシャール社の自社畑(ドメーヌもの)●ヴォルネイ カイユレ アンシエンヌ キュヴェ カルノ 2010年 ¥3800(¥1900) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュでは、2004年をハウスワインとして、50本ぐらい仕入れて、ずっと売っていました。さて、2010年ものは、どのどのようになっているか、早速味見してみました。やはり2010年は、素晴らしいですね・・・。タンニンと酸味が「ツルン」と滑らかで、全てにおいて寄り添っていて、熟成が若いのに、今でも信じられないぐらい美味しいのです・・・。2010年が、こんなに美味しいなんて、もっと早く気付けばよかったです・・・。◎マウント エデン カベルネソーヴィニオン エステート 2009 ¥3800(¥1900) カリフォルニア・サンタンクルーズマウンテン地区です。暑いナパに比べて冷涼で、酸味のツーンとした新鮮さがあるため、ナパのようにボテっとした下品な味わいにならず、気高さを持ったワインに仕上がります。いわば、ボルドーの重厚さと、ブルゴーニュの繊細さを併せ持ったワインと言えるのではないでしょうか。豊かで、口の隅々までジューシーな満足感で満たしてくれて、かつ、葡萄らしい自然さを感じる・・・。素晴らしいカリフォルニアワインだと思います●シャトー デュアールミロン ロートシルト 1986年 70ミリ¥3400 ~1986年は、2~3年前に比べると、本当に良くなりました。 熟成の初期の段階では、果実味が充実していて、葡萄の 甘さがしっかりあったために、たしかに美味しく感じました。しかし、 8年前ほどから、葡萄の甘さがおとなしくなって、相対的に、タン ニンの堅さが目立ってきて、バランスがとても悪くなっていました。 つまり、渋みはあるんだけど、中身はスカスカ(薄い)。全く物足り ない味わいだったのです。 しかし、ここ1~2年ほど、タンニンが澱をなって底に沈み、自然な 果実味の透明感が、言い換えれば、素直な甘さと酸味が浮き上 がってきて、バランスのよい甘さが出てきました。こんなにジューシー で飲みやすいなんて、ボルドーというよりは、20年ぐらい熟成した ブルゴーニュのような鮮やかさと、落ち着きがあります。 そして、ラフィットと同じ経営という理由で、味わいはとても「ラフィット」 に似ています。紫のニュアンス、スミレや、落ち着いたたたずまい、品 格は、やはり、歴史あるラフィット・ファミリーの気高さを感じます。 素晴らしいです。★ドメーヌ ド ラ プーレット●コルトン レ ルナルド 1985年 70ミリ¥3400 仏・ブルゴーニュ地方です。コルトンの「ルナルド畑」の印象は、まずは旨みたっぷりの複雑さ、赤土、粘度などが入り混じったニュアンスがあります。そして、1985年は特に、葡萄の果実味の甘さ、豊かさがしっかりしてるので、これから、どんどん旨みが盛り上がって来るでしょう。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2014.02.06
では、木曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎ドメーヌ ヴァインバックの、 ゲヴルツトラミネール セレクショングラン ノーブルが、 売り切れたので、次は、モーゼルのTBAを、仕入れ ようかどうか、迷ってます・・・。◎シャトー ディケム 1997年を、 リストに載せました!。◎待望の、プリュム家の、 「金キャップ」(ゴールドカプセル・競売会用)が入荷しています。 艶やかな酸味の輝き、溶けるような甘さは特別です。★ほのかな甘口◎グラーヒャー ヒンメルライヒ カビネット 2009年(ヨハン ヨゼフ プリュムさん) ¥2200(¥1100)独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだかのような触感で、自然な酸味で、余韻がとても心地よい清涼感をもたらしてくれます。 ドイツワインは、ただ甘いだけではありません。この豊かな酸味こそ、素晴らしい上品さをワインに与えているのです。ドイツワインの生産者の中で、多くの人がこのプリュムさんに憧れて、このスタイルを目指すと言われる、理由がここにあります。「ドイツワインなんだただ甘いだけ」と、間違った認識を持たれている方へ、無理矢理飲ませたい・・・(卍固めをかけながら、元気ですか!)。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン○シャトー ディケム 1997年 60ミリ¥5800(30ミリ¥2900) 仏・ボルドー、ソーテルヌ地方です。世界最高峰の貴腐ワインと、言われます。こんなに若いディケムをリストに載せるのは、とても久しぶりです。実際に味見をしてみると、まだ熟成が若いせいか、ピーン!と張り詰めた酸味がとても鮮やかで、その背後から、トロっとふくよかな丸い蜜のような甘さが湧いてきます。この懐の深い奥行き、そして、一見単調に見えながら、その奥に、様々な土壌が入り混じった複雑さを感じるのがディケムの真髄で、その凄さが若い段階でも十分感じられます。素晴らしいです。(さて、1998年を2本売り切って、今度は1997年をリストに載せました!。ピーン!という張りのある酸味と、豊かな甘さが寄り添った、極めて完成度の高い味わいとなってます)〇ヴェーレナー ゾンネンウアー アウスレーゼ ”ゴールドカプセル” 2005年 (ヨハン ヨゼフ プリュム家) 60ミリ¥4800(30ミリ¥2400) 独・モーゼル地方です。ドイツワインと言えば、エゴン・ミューラー、ロバート・ヴァイル、そして、このプリュム家が3大生産者で(ローゼンも素晴らしいのですが)、この鮮やかな酸味の活き活きした要素は、とりわけ秀でています。彼らが作るワインは、「天上のネクター」と言われ、甘さがチュルンと、溶けた滑らかさがあって、もう言葉にできないほど、上品な味わいなのです。甘いのに、酸味が豊富なため、清らかで、自然な甘さが。そして、このゴールドカプセル(金キャップ)は、とりわけ出来のいいものにつけられ、オークションなどに、特別に出されます。普通のものよりも、より一層艶があって、酸味と甘さが一体となった「溶けた触感」が、もうたまりません。★長期熟成した日本酒。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2014.02.06
では木曜日の、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)★ヴァン ド ナチュレル◎バニュルス アル トラゴ ランシオ トレ ヴュー 1983 (ヴィアル マニュレス) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・南西部地方です。黒っぽいカカオのような香りの中に、フランス南部の、乾いた空気を想像させるような上品さ、アクのない自然な甘さが漂うようです。30年ほど熟成しているおかげで、コーティングされたカラメルのような甘さがあり、どこか、アルマニャックを思わせるギラっとした、艶のある滑らかさを感じます。(12月2日に味見しました!。ふくよかで、ふくらみのある「乾いた甘さ」あって、とても上品で、ガトー ショコラと最高に相性がいいです)(1月14日に味見しました。徐々に、ランシオ香のような複雑な旨みと、溶けたトーニーポートのような甘さが出て来て、やはりポテンシャルがあるなと・・・)★ポートワイン●キンタ ド サント エフューミア トーニー ポート 40年 60ミリ¥2800(¥1400) ポルトガル産です。ほとんど知らない蔵でしたが、実際に味見をしてみて、クラシックなポートらしい味わいで、まだまだ味わいが「詰まっている」ように思います。溶けた、トーニーらしい旨みがたっぷりの味わいとは違って、果汁の濃さ、凝縮した甘さを直接感じます。ただし、まだ開けたての段階で、これからどう変化していくか、じっくり味見して試していきたいと思います。 ●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。(11月15日に味見しました。2年ぶりに味見しましたが、やはり、伸びやかな酸と、深く、轟くようなコクのある甘さが「溶けて」いて、最高です。開けてから、酸素と触れ合い、どんどん複雑さが増していくでしょう)(12月31日に味見しました!。まだまだ残量がたっぷりあって、ほんの少し、開けたてよりも変化が見られます。ふわーっと舞いあがる香りの中に、徐々に、蜜のように甘くなってきていて、空気の希薄感から、徐々に蜜のような甘さが出始めています)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎モートラック 19年 マネージャーズドラム 2002年に瓶詰め、 蒸留所元詰め 55.8%VOL 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。モートラック蒸留所の個性は、やはり、「ゴン!」という厚みのある麦芽のコクと、豊かなボディにあります。そして、そのパワーを、思う存分味わえるのが、このマネージャーズドラムなのです。トチの樹のハチミツや、麦汁たっぷりの凝縮した甘さの奥に、「ゴツン!」という強烈なコクが立ち昇ってくるその深さに、もう脱帽です・・・。エレヴァージュ 吉田 岳史
2014.02.06
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