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「―― 先生と・・・しちゃった。」 ここまで聞いたら始業のベルが鳴った。と同時に、四時間目・社会科。手代木先生が教室に入る ――。先生は号令と共に授業を始める。“ルミちゃんと先生が・・・・ 先生がルミちゃんと・・・。“私は黒板前に立つ先生を相手に、ぼんやり空間を見つめながら、想像と戦い始める。“先生はルミちゃんを今は見ないけど、 意識して見ないようにしてるのかな。 ・・・って事は、ルミちゃんロストヴァージンしたって事? 初めての人は手代木先生って事?? ・・・マジうらやましい! 手代木先生もてるだろうから、いっぱい経験ありそうだなあ。 私も先生がいいなあ・・・。 イヤッ、待てよ。 そうしたら柏田君はどうなるの? ところで柏田君は経験あるのかな ・・・。“私は柏田君に視線を向ける。“私達が高2から付き合い始めてるから、 その前に!・・・ん~っ、ないな。 先生と生徒なんて劇的よね。 ルミちゃん、先生に腕枕とかしてもらったのかな。 ・・・って事は、キスもしたんだよね。 先生とのキスって、きっと映画みたいなんだろうなあ・・・。“と、うっとりしながら前を見ると、先生と目が合った。吸い込まれそう。不思議な目の色・・・。”大丈夫。 先生、このことは誰にも言わないよ。”―― 心の中で秘密を誓う。終業のベルが鳴る。号令と共に授業が終わる。「―― 渡良瀬、ちょっと。」「はい。」廊下に呼び出される。“えっ、先生自ら告って口止め??”昨日まで名前も覚えてもらえなかったのに、今日は呼び出されるなんて。「―― 渡良瀬んちの店って、男性客来る?」「はい。いらっしゃいますよ。 でもうちは野菜中心の料理でヘルシー志向だから、 圧倒的に女性が多いですけど・・・。」「ふ~ん。 ありがとう。」“・・・あれっ?” ―つづく―最初からお読みになりたい方はこちら↓へ。。。☆片想いの体温☆ 楽しんでいただけましたか?☆皆様の応援クリックをパワーに変えて頑張ります!
May 31, 2006
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1時間目の休み時間にルミちゃんをつかまえる。「ごめん。 トイレ。」2時間目の休み時間。「ごめん。 図書室行く。」3時間目の休み時間。「ルミちゃん! 昨日どうだったの?!」「・・・どうって、何? 普通の話しながら、普通に送ってもらったけど・・・。 もしかして、内容まで聞くの?」「・・・・・。」ルミちゃんは机をはさんで身を乗り出し、内緒話のように私に顔を近づけ、話し始めた。「・・・いいよ。 昨日先生、あれから電車無くなっちゃって。 急患で両親家にいなかったから、先生家に泊めたんだ。 弟達は寝てたから、先生と・・・。 先生と・・・しちゃった。」 ここまで聞いたら始業のベルが鳴った。と同時に、四時間目・社会科。手代木先生が教室に入る ――。 ―つづく― 楽しんで頂ければ嬉しいです♪皆様の応援を心のパワーに変えて頑張ります!
May 29, 2006
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今日はemyちゃんが寄ってくれました。それで、アップした文章にちょっとだけ加筆しました。夏恋ちゃんの心境がより強く出たような気がします♪(ほんの2行くらいなのですが・・)お暇があったら再読いただけると嬉しいです♪-aco- いつもありがとうございます♪お陰さまで3位というなんとも恐れ多い順位に。。。始めた頃には予想だにしなかったこの展開。。。本当に皆さんの応援のお陰です。。皆様の応援を心のパワーに変えて頑張ります!
May 28, 2006
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『夏恋の話』昨日の夜はママに八つ当たりしてしまった。閉店して片づけしているママの脇で、片付けを手伝うこともせず文句を言っていた。「店が忙しくて先生と食事できなかったし、 何で先生がルミちゃん送ってくのよ。」「9時に帰って来てお店手伝うのは約束してたでしょ。 先生がルミちゃん送ってくれるなんて安心じゃない。 ―― どうして? 柏田君が送ったんならともかく。」“そうだ。 ルミちゃん、柏田君の事先生に言っちゃうし。 先生はルミちゃんの口つけたお水飲んじゃうし。 そんなの、間接キスじゃない・・・!“興奮のライブから一変、面白くない夜になった。今朝、学校に行くと柏田君が先に来ていて、着席した私に話しかけてきた。「ライブどうだった? メールもシカトされたし。」あっ。 携帯バックから出してないし。「うん。ライブはすごく盛り上がって。 メールごめん。見てないや。」冗談にげんこつで私の頭に触るように落とす。そして、優しく笑う。柏田君はバレー部のエースアタッカーで、ファンの女子生徒も多い。二重の切れ長の目なのに、笑うと人なつこく目がなくなっちゃう。ルミちゃんが教室に入って来た。私を見つけると「―― おはよう。昨日はどうも。」と同時に始業のベルがなった。 ―つづく― いつもありがとうございます♪皆様の応援を心のパワーに変えて頑張ります!
May 28, 2006
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いつも読んで頂いてありがとうございます。手代木先生に驚きましたでしょうか。ところで、皆様「おやすみ前」に読んでますか・・?気分が「おやすみ前」なら、ありあり!これからも応援してください♪-emy-
May 27, 2006
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『手代木 尚人(てしろぎ なおと)の話』―― 支払いを渡良瀬に頼む。「700円でございます。」「んっ。 安くない?」「母が700円でって言ってましたから。」僕は渡良瀬の母親を見た。母親が近づいて来た。「夏恋の先生なんですってね。 娘がいつもお世話になっております。 先生からお金とってごめんなさい。」大きく、くっきり二重のイキイキとした輝く目。小さく、ほんの少し厚めでポッテリとした口唇。挨拶もきちんとしていて、清楚な笑顔。生徒の母親なのに、生徒の母親だからずっと年上だろうに、可愛らしい人だと思ってしまった。僕がお金を払うと、「ルミちゃん、大丈夫?」「あっ、僕が送って行きますから。」僕は急にこの人の前で、誠実な教師を演じたくなった。 ―つづく― 《応援ぽち》いつもありがとうございます♪皆様の応援を心のパワーに変えて頑張ります!
May 26, 2006
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『本庄 ルミ(ほんじょう るみ)の話』・・・それは興奮するわよ。先生と2人で夕食なんて!好きなタイプか?というのは別にして、かっこいいのは誰でも認めると思う。とにかく最初に印象的で魅せられるのは、先生の個性的な目の色。黒といえない深いこげ茶色の、吸い込まれそうな目・・・。「よくカラーコンタクトレンズとかハーフとか聞かれるんだけど、 全然視力は悪くないし、 思い切り日本人だよ。 色素が薄いのかな。髪も真っ黒ではないし。」耳にかぶる長さの、ほんの少しほんの少しウェーブのくせのある髪・・・。先生はパスタを左の手で巻いて、口へ運ぶ。もうずっと左利きで生活してきているのに、いわゆるサウスポーと言うのは少々ぎこちなく見えて、手助けしたくなってしまう。これが母性本能をもくすぐる・・・。「―― あっ。 先生、それ 私の水。」「ごめん、間違えた。・・・飲んじゃった。」私が右手に置いた水を、先生が左手で取って飲んでしまった。私はコップを持って、水をもらいにカウンターに行く。夏恋にわざと事情を説明すると、ふくれっ面になった。席に戻る。「先生はずっとバレーボールやってたんですか?」「全然。ただ背が高いだけで、バレー部押し付けられた。 来たばっかりだから文句も言えずに。 でも、女子バレー部の伊崎先生は大きくないのに顧問だから、 関係ないんだと思うけど。」確かに伊崎先生は、男性にしては小柄で女子バレー部員に囲まれると姿が見えない。「先生、ここ10時閉店だから、そろそろ・・・。」 ―つづく― ひとつでも、よろしかったらクリックお願いします・・♪皆様からの応援、あたたかいな・・・。ありがとう。。
May 24, 2006
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ママのレストラン《 咲花 》についたのは21:25だった。今日のお店はガッカリ・・・。思ったよりずっと繁盛していた。私はルミちゃんと先生をテーブル席に案内し、着替えもせずエプロンを着けた。「こら。遅刻!」ママが小声で言い、軽く睨む。「初子さんは帰ったの?」「9時に夏恋と交代って事で頼んだんだもの。 初子だって忙しいんだから。」私はルミちゃんと先生に水を運ぶ。ルミちゃんはママが作る内緒の“ルミちゃんメニュー”なので聞かない。「先生はコーヒーでよろしいですか?」「俺、飯食ったんだけど、春野菜のスパゲッティ食べよう。」「はい。かしこまりました。」「―― 先生っ。」ルミちゃんは私を紹介するように手のひらを向けた。「彼女、バレーボール部の柏田君のガールフレンドですから。」「あぁ、・・・そうなんだ。」まだ日が浅くて分からないような返事を返す。“ええっ。何で言うの。・・・ルミちゃんのバカッ。”本当は三人でテーブルに座るはずだったのに。店が混んでて手伝う事になって、しかも先生に柏田君の事言うなんて・・・。なぜか先生に言われた事が面白くなかった。・・・なぜか知られたくなかった。“私・・・先生に、恋?”オーダーを出しに行った私に、ママが小声でダメ押しする。「あの人かっこいいわね。ルミちゃんの彼氏?」私は振り返って2人のテーブルを見た。二人が楽しそうに話す姿は、本当の恋人同士のようだった ・・・。 ―つづく― よろしかったらクリックお願いします・・♪皆様の応援がめっちゃパワーになります!
May 22, 2006
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ルミちゃんは何かを指している。指の先に手代木先生がいた。「 ・・・話しかけようよ。」ルミちゃんはそう言うと先生に近づいていく。「私達の事、分かるかな。」「大丈夫だって。」先生は私達の高校に来たばかりで、まだ数えるほどしか授業を受けていない。“ルミちゃんの事は分かると思うけど・・・。”ルミちゃんは身長も高く、長い足。黒いストレートの髪を長く伸ばし、顔もいかにもその通りの賢さがにじみ出る、凛とした美人。また、孤高の空気を持っていて近寄りがたい感じがする。学校の制服は特に残酷で、私とルミちゃんでは全く違う服を着ているように見えた・・・。「先生っ。」ルミちゃんが声を掛けた。私も隣に並ぶ。「おっ、本庄。・・・っと?」ルミちゃんの事は分かった。・・・やっぱり先生も、男。美人の生徒はすぐに覚えてもらえる。そして私の名前はやっぱり出てこない。「・・・渡良瀬です。」「夜、遅いぞ。9時過ぎて家の人、心配するぞ。」「私達、ライブ行ってきたの。これから渡良瀬さんちで 夕食食べるんだけど、先生も一緒にどうですか?」「・・・うち、レストランなんです。」これだけ言うのがやっとだった。「そう。・・・じゃ、コーヒー飲みがてら、送ってってやるか。」“手代木先生が、うちに来る!”信じられなかった。手代木先生を初めて見た時、多かれ少なかれ女生徒達はみんな心を奪われた。私も例外ではなかったけど、あの冷静なルミちゃんまでが「素敵だわ。」と、うっとり見ていた・・・。 ―つづく― よろしければクリックして頂けますか・・?皆様のエールをパワーに変えて頑張ります!
May 20, 2006
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『片想いの体温』―― 前に何かで読んだ話なんだけど、神様は、恋の温度が色で解るんだって。サーモグラフィーみたくなってるのかな。そしてそれは、両想いの心より片想いの心の方がずっと体温が高く色が濃いんだって・・・。憧れのピンク、敬愛のローズ、情熱の赤、嫉妬の紅、狂気の深紅・・・。その色はとても鮮やかで、美しすぎて・・・怖いんだって。そしてそれは――、ん~ 続きは忘れちゃった。。。~ 渡良瀬 夏恋(わたらせ かれん)の話 ~...神様はいつから2人が出会うように細工してたのでしょうか。ママの夢だった自分のレストラン《 咲花 》を出店する為、小学校卒業して仲良しの友達と別れて、二つ隣の駅に引っ越した日から。私が高校に入学して4ヶ月目に、パパが死んでしまった日から。高校3年の5月に、社会科の村上先生が家庭の事情で退職し、手代木先生がこの学校に来た日から...?...............................................................今日はルミちゃんと超人気アーティストのライブに行ってきた。なかなか取れないチケットをルミちゃんがゲットしてくれた2枚。「けっこう簡単に取れたけど。」ここにいつもルミちゃんの余裕を感じる。私がいつも「大変だ!」と大騒ぎする事でも、ルミちゃんは「大した事じゃないよ」と言う。ルミちゃんは4人兄弟の一番上。両親は共に超多忙 小児科医。母親のように弟3人の面倒を見ている。だから、大抵の事は大した事と感じないくらい冷静だ。充分に甘やかされた一人っ子の私とは、年齢さえも違って見える。ママに約束した時間は21:00。21:00には帰宅して、店を手伝う約束だった。でもルミちゃんとアーティストの出待ちして帰りの電車でも興奮が冷めなくて・・。近所の本屋でアーティストの載っている雑誌を立ち読みする。本屋の時計を見たらもうすでに21:00になっていた。“あっ!・・・でも、いいかっ。”ママへの言い訳を考えながらも、このルミちゃんとの空気を壊したくなかった。「―― あっ。」ルミちゃんが私の肩をたたく。ルミちゃんは何か指している。指の先に手代木先生がいた。「 話しかけようよ・・・。」 ―つづく― よろしかったらクリックお願いします・・♪皆様の応援を心のパワーに変えて頑張ります!
May 18, 2006
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acoです。ブログのランキングサイトに登録してから、皆さんの暖かい応援のお陰でたくさんの人が見に来て下さってemyちゃんと一緒に、もうワクワクしっぱなしです♪!!私達のブログにエールをおくってくれている皆さんがこんなに・・・。皆さん、ほんとお~~~~~にありがとうございます!!(*≧∇≦)/ご縁と言うのは本当にありがたいもので、こんなにもたくさん頂いた温かい気持ちのお礼にはやっぱり楽しみにしてもらえるブログにする事が一番!色々考えてみたのですが、今まで読んできて下さった方にも前の作品をちょっと思い出してもらったり小説ブログのサイトから初めて来て下さった方にはemyの作品を知ってもらえるきっかけになったら。。。と思いまして、フリーページにおいてある「あらすじ」から今までのemy紹介しちゃいます♪「他にはどんな話があるの?」「ビロードの最初ってどんなだったっけ?」「ビロードの背中ってどんな話?」そんな方がいらっしゃいましたら、ちょっとだけ「あらすじ」を読んでみてくださいね。少しでも新たな発見があったら嬉しいです!では、ごゆっくりどうぞ~! (*^▽^*)/お気に入りのストーリーが見つかりますように・・・。Vol.1「猫」 何の接点も無い二人。 ぺットショップでの偶然の出会い。 一瞬だけ交差した想い。子猫がつなぐ関係は。。 それぞれの「さびしさ」は。。。 Vol.2「ビロードの背中」 係長としてバリバリ働くキャリアウーマンの「私」が 誕生日までに叶えたい「アノコト」。 密かな楽しみは、レンタルショップでバイトしている 10歳年下の「バイト君」とのほっとする時間。 でも2人の関係は、ある事をきっかけに変わっていく。 彼と、彼の『友達以上恋人未満』のヒト(劇団女優)との 関係を知る事で、「私」の中で何かが芽生えて・・・。Vol.3「束縛」 本社から突然移動してきた営業のスーパーウーマン【多恵子】だが、 彼女はどういうわけかパソコンがまるでだめだった! そんな彼女に教えることになった僕は、彼女のいろんな顔に 魅せられていく・・・。つかまえられたのはどっち?!Vol.4「片想いの体温」 5月19日から始まります。お楽しみに!! ←興味を持っていただけたら嬉しいです♪ ☆★☆もうちょっとだけ作品を知りたい方はこちらへ☆★☆ (ネタバレちょっとあり!初めての方は注意してくださいね!)↓ ↓ ↓ ↓―― 作品紹介 ――『猫』33歳の誕生日を一人で迎える自分へのプレゼントに、猫を飼うことにした『私』。ペットショップで『私』と同じ猫を欲しがる年下の『彼』と出会う。上京したばかりで口ベタな『彼』とキャリアウーマンで饒舌な『私』。猫をめぐる話し合いの末、『彼』が出した提案にのって、猫を交代で飼う事になる。木曜日ごとに帰ってくる猫でつながった2人の不思議な関係。ある大雪の日、なかなか来ない猫を待ちわびる『私』の寂しさが2人の間にある変化を――。そして知った『彼』の秘密・・・。本編はフリーページ『猫』でお楽しみください・・・・♪『束縛』4月。『篠原』がいる支社へ本社から移動してきた『川村多恵子』は、誰もが認める営業のスーパーウーマン。だが、一緒に働いてみて篠原は初めて知ることになる。多恵子は全くパソコンができない事を!5月。支社長の命令で毎晩多恵子の残業に付き合う篠原だが、ある晩帰宅した篠原に多恵子から電話が・・・・。6月。ある日、本社の部長の一声で支社に訪れた緊急事態だが、普段とは見違える『営業用』の多恵子の活躍により成功を収める。帰社の電話をしてきた多恵子に夕食に誘われ待ち合わせた篠原だが、いつもと違う彼女に心の中は・・・。7月。2人で出てかけることになった土曜日。白熱するバトミントンの打ち合いでへとへとになった篠原は多恵子の持って来てくれたお弁当に・・・。8月。会社の決起大会で同僚の池本から、後輩の高久彩子が自分を気に入っていると言われた篠原だが、多恵子に近づく池本を見たとき、心の中に湧き上がるものは・・・。本編はフリーページ『束縛』からお楽しみください・・・・♪『ビロードの背中』バリバリのキャリアウーマンの「私」の秘密は、実は《ヴァージン》・・・。レンタルショップ店員の美青年で10歳年下の「彼」と知り合い、密かなメル友からいつの間にか一緒に食事をする仲に。35歳の誕生日までに彼とのロストヴァージンを狙うが失敗に終わり、でも、それが徐々に2人を近づけていく。。。初めて2人で飲んだ夜・・・、「彼」と 『体だけの関係』 でいる魅力的な女優「ナツホ」を知り、聞き上手な「彼」の意外な 『オトコの顔』 に気づいた時、仕事がうまくいっても、女としての敗北感をあじわう「私」・・・。会社からの「ご褒美旅行」も一人では行く気にもなれなくて、持て余していた旅行チケットを譲られた「彼」は、「私」を誘う。 旅行の準備にときめく「私」。 そして、「私」と「彼」の二人だけの旅が始まる・・・。旅館での夜、素直になって自分をさらけ出した「私」には悩みを解決してくれると言う「彼」が頼もしいヒーローに見えて・・・。本編は『ビロードの背中』第1章からお楽しみください・・・・♪ ←よろしければエールを頂けると励みになります・・。(v_v。)人(。v_v)ポッ♪
May 18, 2006
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「ビロードの背中」、最後までお読み頂きましてありがとうございました。また、作品アップのつど嬉しすぎるコメントも頂きまして重ねてお礼申し上げます。本当に心から励まされました・・・。初めてのロングストーリーと言う事もあって、どのシーンにも思い入れがあり、今読み返してみてもその時の楽しい事はもちろん、書けなくて悩んだり弱音はいたりしながら(ラブシーンは本当に大変です)の事、思い出されます・・。今は達成感であふれています。(満足!)この気持ちが冷めないうちに新作を書き始めました。題名は「片想いの体温」。5月19日よりアップいたします!最初は高校生がストーリーを作りますが・・、いえいえ、学園ものではありませんよ。今まで通り30代の方へのストーリーです。”しっかり読み込む”のではなくおやすみ前のひと時にぜひお楽しみ下さい・・・。 ― emy ― 皆様の応援が心のパワーに!燃えてます!
May 15, 2006
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acoです。emyちゃんからのメッセージの前にお知らせをひとつ。。楽天ブログで知り合った素敵な小説サイトさんたちに刺激されて小説ブログのランキングに再度チャレンジすることにしました。 目的はひとつ!!emyちゃんのお話をもっともっとたくさんの人の目に止めてもらいた~い!遠く離れた所にいる色んな人に読んでもらいたい・・・。ランキングはさほど重要と考えてはいなくて。(そりゃ、もちろん気になるけど)やっぱり、目に止めてもらえるチャンスが欲しい!と思ったのです。わたし、だいすきなんだもの。emyちゃんが紡ぐストーリー。せっかくのネット小説だもの。読みたいと思ってくれる人がどこかにいるとしたら、その人に届けたい・・・。まだちいさ~い星かもしれないけど、ここで光ってるよ~って知らせたい!小説ブログでTOPページ近くに紹介されることが増えたらそれだけ知らない人に気づいてもらえる可能性が増える!その為にはできることしなくちゃ・・・。なので、恐縮ですが・・・ここを訪れた際にちょこっと押していってもらえたらほんとにほんとに嬉しいです。あ~あ、こんなこと考えてあれこれしてたら、また徹夜しちゃった。。ビロード打ち込み終わった日以来だわ。今日休みだし・・・。午前中は爆睡かも。ZZZZZZZZZ…
May 15, 2006
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“ もう、勝敗は着いたはず・・・。”私は自分に言い聞かせる。ベッドに入る前、またビールを1本開けた。“私は、住吉と結婚する。 彼には、私でもナツホでもない人が現れる。 その人は、彼の白く長い首にキスマークを。 ビロードの背中に傷を。 そして彼から、全身にたっぷりのキスを ――。 その人は、彼の全てを独り占めする。 ・・・それは、誰?誰にも渡したくない。 手を伸ばせば、私のもの。 ・・・でも私は、住吉と結婚する 。“振り出しに戻る。彼の「だいすき」が、耳から離れない。私は欲しいものだけ手に入れる。欲しいものは、住吉も、彼も ――。今週、金曜日。16:00 住吉からメールが来た。<今日、帰宅が23:00頃になる。 先に僕のマンションに帰ってて。 今日、来るだろ?>“もちろん。”後ほど返信することにする。17:00 返信するために携帯を開けると、彼からメールが来ていた。<今日バイトがあるから、23:00以降なんだけど 姉さん 俺の部屋 来るか?>―― 会いたい・・・。 私も 切なく泣かされたい・・・。 ――住吉からは、スペアキーを受け取っていた。彼のスペアキーを預かって、返し忘れていた。同じ時間、ふたつのスペアキー、2人の男。鏡の中の私が問う。―― さぁて、どうする?――運命は私に容赦しない。私の心は、ぐらぐら揺れる ――。 ― Fin ―*********************************************acoから読んでくださった皆様へ皆様、最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました!!emyの「ビロードの背中」いかがでしたでしょうか?後日、emyから皆様へのメッセージをアップいたします!読み終えてemyに伝えたい事・聞きたい事など、ぜひご意見ご感想をお寄せください♪ お待ちしております。。。メッセージには次回作の事もお知らせがありますので、どうぞお楽しみに☆☆☆連載中は皆さんからの言葉にとても励まされ、パワーをもらいました!!そのお陰でキツイ時も頑張れたんだと思います。これからもこの出会いを大切に頑張ります!本当にありがとうございました。 emyちゃん、皆さん、大好き~!!!(≧∀≦)!!!aco
May 13, 2006
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彼はやがて口唇を離し、私を抱きしめると、「――大好き。」と小さく言って、玄関を出て行った。私は壁に寄りかかりながら、その場に座り込んだ――。翌日、 土曜日。私は住吉と会っていた。そして日曜の午後までを一緒に過ごした。住吉と過ごしていながら、彼の事ばかり考えていた。住吉に「何か今日はうわの空だね。」と言われながら。いつもは住吉の車で送ってもらうが、今日は電車で帰ってきた。―― 早く1人になりたかったから。駅に着いて、何だかヤケ食いしたくなった。洋菓子店に寄り、ケーキを2個とプリンアラモードをひとつ買った。家に着くと、部屋着にもならずビールを開けた。そして、食器も出さずケーキを手づかみで立て続けに2個 口に運んだ。ビール1本にケーキ2個。すごい組み合わせであっという間に食べてしまった。・・・落ち着いてきた。“さすがにプリンにはスプーンを出そう。”なんとなく振り返ると、鏡の中で私が見ていた。鏡の中の私が問う。―― さぁて、どうする?――住吉は、包容力があり経済力があり、寄り掛かる事ができる。彼は、若く美青年であり、私への接し方がいとおしく、頑張って背伸びをするところが母性本能をくすぐる・・・。“ もう、勝敗は着いたはず・・・。”私は自分に言い聞かせる。ベッドに入る前、またビールを1本開けた・・・。to be continued...
May 9, 2006
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******************************************************《皆さんのご愛読と温かいコメントに感謝を込めて・・・!(^-^)/ GWのラストに贈る「特大号」です!! いつもよりちょっと長いけど、どうぞ楽しんでくださいね♪》*******************************************************「ビロードの背中」-第10章の12-「・・・ナツホさんとは?」ナツホとは会っていないと知っていたけど、彼の口から聞きたかった。「会ってないよ。 もう、来ないと思うけど。」「どうして。」「意地悪して、・・・泣かせたから。」「・・・どういう事?」「姉さんと、朝 別れたでしょ。・・・その日来ることになってたの。 始めから意地悪して、泣かせるつもりだった。」“相変わらず、ナツホにはサディスティックなんだ。 エッチは優しいくせに・・・。聞いちゃったんだから。”「もしかして背中の・・・、かな?」 知っていながら、聞く。「そこまで言わせないでよ。 その話は、もう終わり。 姉さん、俺、もう一杯飲んでもいい?」彼は友達のバーテンダーを呼ぶ。「モスコミュール、ふたつ。」友達が話しかける。「お酒大丈夫?本当にテイクアウトされちゃうよ。」「―― いいからお前、仕事しろよ。」単純に楽しそうだった。大人の男には程遠いふざけっこが微笑ましかった。「前から思ってたんだけど、女性に手 早いよね。」自分からもあるだろうが、彼ならナツホのように女性からの誘いも少なくないだろう。「確かに遅くはない。―― って言うか、 俺、姉さんには かなり誠実だったと思うよ。 ・・・でもなぁ。」彼の笑顔が真顔になる。目がお酒のせいで少し潤んで、すがるような表情になる。“・・・この目、見たことある。 男のくせに、なんて色っぽい眼をするんだろう・・・。”「その男、いいなぁ。・・・俺も姉さんとしたいな。」「―― 私も。」・・・本音だ。ナツホの話を聞いてから、さらに彼を知りたくなった。彼から目が離せなかった。時間にするとほんの数秒だと思うけど、長い時間に感じられた。彼の真顔が笑顔になる。「もうっ、 そんな目しないでよ。 俺、子供なんだから本気にするよ。」 “彼に 『本気よ。』 と言ったら、私たちはどうなるのだろう・・・。”「・・・さっ、帰ろう。」彼に言われ、時計を見た。 1:30。 家に着くのは2:00になる。「ここ、持つよ。 最後に見栄張らせて。」彼が支払いをしながら、友達と笑っているのが見えた。私はガラス扉越しに彼を見ていた。“今日で、最後 ――。”帰り始めた道。 夜なお賑わうこの街。金曜日という事もあり、ポツポツとではあったが、人の姿があった。「姉さんのマンションまで、送らせて。」送ってもらう事にする。どちらからともなく、手をつなぐ・・・。マンションに着く。「部屋の前まで、送ってもいい?」私はうなずいた。部屋の前に着く。「―― 鍵、開けて。」鍵を開け、玄関に入った。彼も入り、ドアを閉めた。彼は玄関の壁に私を立たせて、両手で囲む。「―― キス、しようよ。」“どうしよう。”彼が続ける。「姉さん・・・飲んでる時から、 俺とキスしたいと思ってたでしょ・・・。」彼は口唇を重ねてきた。“―― 図星だ。”彼の美しさと嫌味な言葉が、悔しいくらい合っている。・・・ もう、どうにでもなれ。長いキスの間に、彼が何か言ったようだった。「・・・え。」「・・・だいすき。」“大好きって言った?”口唇を軽く重ねながら、小さく “だいすき” と繰り返していた。やがて口唇を離し、私を抱きしめると、「――大好き。」と小さく言って、玄関を出て行った。私は壁に寄りかかりながら、その場に座り込んだ――。To be continued...
May 7, 2006
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「・・・可愛くなった?」「・・・エロくなった。」“―― えっ。”「褒めてるんだけど。 でも、正直結婚までとは・・・。 もうちょっとで、その人と 《ロスト・・・》だったかもしれなかったね。」「―― それは違う。 あなたとの事があったから、前向きに進めた。 ・・・ただ、こうなった事、 どう言っていいか分からなくて。 メールも送れなくて・・・。 本当に、あの日のことも謝りたかったの。」「何も謝る事ないでしょ。 無理に相手したわけじゃないし・・・。 俺も望んだことだから。」私はほんの少し安心したのか、彼の言葉に涙があふれ、ハンカチで慌てて押さえた。「―― そんな、泣かないでよ。 俺、そんなにお人好しじゃないから。 ・・・ところで、結婚の決め手は? 俺じゃなくて、婚約者・・・つーの? 選んだのは?」正直に話すべきか迷う。・・・でも、もういい。「・・・大人だから。」彼は一瞬言葉を失ったように、唖然といった表情をしていた。「姉さん・・・、きついな。 ・・・大人って、何歳の人?」「36歳。会社の取引先の人なの。」「大人の男か――。 悔しいくらい、どうにもならない理由だね。」彼も私も 2杯目をもらう。「・・・姉さんが惚れるんだから、いい男なんだろうね。 とりあえず、おめでとう。」私のジュースのグラスに、軽くビールジョッキをぶつける。そして、納得できないような表情をしている。「ありがとう。でも・・・、 今でもあなたの存在は大きいわ。」 ―― 本音だ。住吉とは全く違った魅力に心が揺れる。タバコやジョッキに彼の口唇が触れるのを見ただけでキスしたくなる・・・。「・・・ナツホさんとは?」To be continued...
May 5, 2006
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金曜日、私はレンタルショップの前で彼を待った。・・・もう、外で会うのは最後かもしれない。私はプロジェクトのチーフに無理を言って早く会社から帰ってきた。家に着いて、顔を洗い、化粧を直し、髪もブローし、着替え、あの日のブレスレットとアンクレットをつけて待ち合わせに向かった。23:10 彼が店から出てきて、私を見つけた。「―― 待たせてごめんね。」彼が私に微笑む。髪が伸びて、少し明るいブラウンになっていた。またカットモデルのお付き合いだろうか。背が高く、見とれるくらい美しいのは相変わらずだった。「酒、飲みに行こうよ。 駅の反対口、少し歩くけど。」私は彼について行く。店に入ると金曜日のせいかサラリーマンで賑やかだったが薄暗く、少し怖いと感じる店内だった。カウンターに座ると注文していないのに彼の前に黒ビールが置かれた。バーテンダーが私を見る。「オレンジジュース。」バーテンダーが私に聞こえるように、彼の耳元で話す。「相手がジュースじゃ、テイクアウトは無理だな。」彼が笑いながらタバコに火をつけた。「―― アイツ、友達なんだ。」オレンジジュースが前に置かれた。乾杯とか、お疲れ様とかの空気ではない。何も言わずに口をつけた。「・・・半年振りぐらい? どうしたの。」「・・・私、付き合ってる人がいて――。 このまま・・・、結婚する。」「・・・そっか。」久しぶりに聞く、私の大好きな響き。「驚かないの?」「会った時、そうかなって思ったから・・・。 姉さん、感じ変わったし。」冗談を言っても大丈夫だろうか。「可愛くなった?」「・・・エロくなった。」To be continued...
May 3, 2006
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―― アイツ、私に傷を見せたんだと思う。マジな女ができたって。――・・・彼は私にマジだったのだろうか。10歳も年上の女に。「その後、俺と姉さんはどうなる?」―― 正直、怖かった。彼と未来を進めるのが怖かった。おばさんが若い男にしがみつく姿も汚かった。彼にとって、高嶺の花の私が「―― もう要らない。」と言われるかもと思うと、惨めだった。“私も、・・・彼が好き。 会いたい・・・今すぐ。”―― と同時に、住吉にも会いたかった。どんな言い訳を並べても、結果的にロストヴァージンの相手をさせただけ。罪悪感で、この席から立ち上がれなかった。住吉に寄り掛かりたかった・・・。“―― もう、これ以上先延ばしにはできない。”私の精神が持ちそうになかった。彼に半年振りにメールする。<今週の金曜日、会いたい>返信が来る。<バイトあり。23:00でもOK?>金曜日、・・・私は彼と会う。To be continued...
May 1, 2006
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