2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全14件 (14件中 1-14件目)
1

「―― ルミちゃん、先生、桃食べる?」小声でママが2人に問う。そのまま冷蔵庫から大きくて瑞々しい桃を1つ持って来て見せる。「すご~い! おいしそう!」私もルミちゃんも、桃の美しさに小声で感激する。「本当に美味しそうですね。」先生も感心する。「ところがこの桃の値段聞いたら 安くて驚くよねぇ、ママ。 ・・・言わないけどさ。 ここは板倉のおやじはやっぱ流石なのよ。」「板倉のおやじって、あの・・・。」「そっ、エロおやじ。ママ大好きって。」私とルミちゃんは小声で大笑いする。ママが桃を切って、先生とルミちゃん、私にも切り分け、他のお客様の接客をしにカウンターを出た。桃は予想通りの美味しさで、私とルミちゃんは再び歓喜の小声をあげる。先生は・・・、桃を食べながら、笑っていなかった。 ―つづく―毎度ご来店ありがとうございます! \(^―^)人(^0^)/本日のオススメの桃はいかがでしたか・・?次回をお楽しみに~!毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Nov 30, 2006
コメント(2)

「夏恋、私 おばさまに頼みたい事あるんだけど・・・」私を見た後、ママを見る。「おばさま、浴衣って着せられる? お祭りの夜に着てみたいんだけど・・・。」”おっとルミちゃん、先生の前で わざとらしい和美人攻撃しかけるのか?”「私は着せられないんだけど・・・、 初子さんができるから頼んであげる。 その代わり髪は私が結ってあげるわ。」「本当? 嬉しい!」「こことここと編みこんで、それからアップにして・・・。」話の途中でママが他のお客様のレジに立つ。私は食器を下げに行く。再び4人が揃う。ルミちゃんが話を続ける。「・・・今日、塾の帰りにデパートに行ったの。 そしたらとっても気に入った浴衣があって・・・。 初子さんが着せてくれるなら買おう。 『買って』って、お母さんに頼んでみよう・・・。」・・・ルミちゃんが『お母さん』と口にするのは珍しい。「寄り道したから先生にも駅で会えたし。」いつになく饒舌だ。大人っぽくクールに見えても、ルミちゃんだって18歳。”・・・私、いつからこんなに意地悪な気持ちに なってしまったんだろう。 和美人攻撃なんてない。 浴衣の事、純粋に嬉しいんだ・・・。 先生とだって、偶然会ったって言った・・・。” ―つづく―毎度ご来店ありがとうございます~♪(この言い方気に入っちゃって!)はい、お二人様は『パスタ』と・・・お飲み物は何になさいますか?こちらの方は・・・あちらの男性の『髪の毛』、ですか?・・・はい、少々お待ち下さい~。(ブチブチブチッ!・・・ピーポーピーポー!・・・)・・・次回のご注文をどうぞお楽しみに~!?~\(^▽^)人(^0^)/~ 日々の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Nov 28, 2006
コメント(4)

接客しながら、私は2人が・・・いや、ママも含めて3人が気になって仕方がない。ルミちゃんが携帯を見せ、先生が覗き込みながら話していた。2人は本当の恋人のように見える。美男美女のカップル・・・。”芸能人のカップルみたい。 ―― ママ、見て! 先生とルミちゃん、お似合いでしょう。 だからママは2人に挨拶もしないんだ。 ・・・ ヤキモチ!”私は意地悪になる。ママが二人にカウンターから出てパスタを運ぶ。「先生こんばんは。ルミちゃん元気でしたか。」2人に笑顔を向ける。パスタを置くママに、ルミちゃんが何か話しかけていた。ママは前方のルミちゃんに話しかけながら後方の先生の首に指先で触った。不意に触られたので先生がビクッとする。「髪、ついてた。」髪一本をつまんだまま、カウンターに戻りゴミ箱に捨てる。私は見逃さなかった。一瞬の先生のアセッた顔。”―― ルミちゃん、今の先生の顔、見た? 先生、やっぱりママの事・・・。”先生に相手にもされない私が勝手に思う『ルミちゃん VS ママ』を複雑な心中で見つめる・・・。先生とルミちゃんがカウンター席で私とママがカウンターに入り4人が向かい合った時、ルミちゃんが「夏恋、私 おばさまに頼みたい事あるんだけど・・・」 ―つづく―今日も《咲花》にご来店?ありがとうございます!ご注文はいかがなさいますか?・・な~んて。ホントにあったらぜひ行ってみたい! ~\(^▽^)人(^0^)/~ 次回もどうぞお楽しみに~!日々の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Nov 26, 2006
コメント(6)

先生が《咲花》に来店する。18:40 ―― いつもよりずっと早い。「いらっしゃいませ。」先生の抑えた扉から、ルミちゃんが顔を出す。”・・そういう事か。2人、一緒だったんだ。”「先生、カウンター席でもいいですか。」ルミちゃんが先生にそう言うと、2人でカウンターに着く。私は2人にお水を渡しながら、わざとはしゃぐ。「ルミちゃん、久しぶり!元気だった?」元気かどうかなんて見れば分かる。本当に聞きたいのは・・・。「元気だよ。先生とは駅で会って。」ルミちゃんはすぐ察してか、私に先生との偶然を瞬時に伝える。「先生、どうぞ。」私は先生にメニューを渡す。余裕の笑顔を作り、頑張って平常心を装う。「ルミちゃん、今日はルミちゃんメニューにする?」「今日はこっちのメニューから選ぶ。 先生にご馳走してもらうから。」ひとつのメニュー表を二人で見る。”バレー部の打ち上げから、着実に2人の距離は縮まってる。”「・・・私、これにしよう。」とルミちゃんがメニューの字を指でなぞる。「あ、俺も。それにしようと思った。」2人が、ちょっとの偶然に微笑み合う。”私 確かにルミちゃんに ママから先生を奪ってって思った。 こうなるのは私が望んだ事。けど・・・。”私は先生からメニューを受け取る。先生はルミちゃんと話し始めて、渡す時、私を見てもくれない・・・。「ママ、夏野菜の冷たいパスタ。」「はい。」ママが返事する。広いカウンターじゃない。なのに先生達に挨拶に来るわけでもなく作り始める。その後、《咲花》は少しずつお客様に埋まっていく ――。―つづく―いつもお読みいただきありがとうございます。 \(^―^)人(^0^)/次回をお楽しみに~!毎回の応援ポチぽちもホントにありがとうございます。。。 acoです。ご心配くださった方々、ありがとうございました~。皆さんのもとに訪問できずにごめんなさい。。。emyちゃんも、心配かけてごめんね!(><)お陰さまで鼻水は出るもののだいぶ元気になりました!しかあし今度は家族がゲホゲホズルズル。。家庭内でぐるぐる回らないよう気をつけねば!!年末にかけて忙しくなりますものね。皆さんも睡眠たっぷりとって、体にはお気をつけて!私も常にでっかいマスクで仕事に行き、帰宅後のお楽しみもがまん。。。(T0T)チョットツライ・・
Nov 24, 2006
コメント(2)

「んなっ、心配すんな。」先生は私のおでこを、手の甲で軽く2回弾いた。―― ドキッとする。 170cmの大きい女の私に、こんな可愛い事してくれた人今までいない。長身の先生には、私の背丈も 気にならないのかもしれない。女の子扱いが嬉しい。「家に電話します。弟達、大丈夫かな。」私はかばんから携帯を取り出す。家にコールしようとする私に「本庄、頑張って電話しろ。 ―― 俺を断るなよ。」深いこげ茶色の目がいたずらに笑いながら、私を覗き込む。今日の先生もちょっと強引。・・・でも、嫌いじゃない。電話がつながる。高校生の弟が出た。"よかった。帰ってきたんだ。”彼が帰っていれば、夕飯は何とでもなる。状況を話し、電話を切る。「行けるか?」「はい。一番下の弟が電話口の向こうで グズッてましたけど。」「大丈夫!弟にも試練を与えないとな。」《咲花》に行く事にする。今度は先生の隣を歩いた。並ぶ私に先生は、話しながらさりげなく車道側に移動する。『先生、ルミちゃんの事 好きだよ。』夏恋の言葉が浮かぶ。そして心に言い聞かせる。”誰にでも・・・。私だけじゃないって。” ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございま~す! \(^―^)人(^0^)/次回をお楽しみに~!(皆さん、emyちゃん、更新やコメントのお返事が遅れがちで ごめんなさい~(><)!! ちょこッと風邪でやばい感じで仕事に出てたので 帰宅してから夜の楽しみは控えざるを得なくて・・。 でも今日ガッツリ寝たしほぼ治ってきたので心配しないで下さいね♪ う~。今すぐ行って読みたいブログいっぱいあるんだけど、 取りあえずガマン。。仕事行ってきます! 私のは鼻喉でしたけど、今年は腸炎の風邪が流行ってると聞くので 皆さんも充分気をつけて下さいね~~!! 今ひいてしまってる皆さんは、くれぐれもお大事になさって下さい・・・。aco)毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Nov 21, 2006
コメント(4)

”あっ、手代木先生・・・。”20mぐらい前に先生の後姿を見つける。少し嬉しくなって、小走りに駆け寄ろうとする。『―― 手代木先生、ルミちゃんの事好きだよ。』夏恋がそう言ったのを聞いてから、そんな事ある訳ないって思いながら、先生を意識している。”話しかけよう。”以前、本屋さんで先生に話しかけた事を思い出した。あの時もドキドキした。そして今、全く違うドキドキを感じる。”―― あっ。”先生に女の子が話しかけている。先生も並んで歩き始める。二人の背中を見ながら歩く。私はいつも一歩遅い・・・。改札口を抜けると、彼女は先生と逆方向に歩き始める。”もう少し、もう少し・・・、 先生が階段を降り始めたら・・・。”階段を降りる先生に小走りに追いつく。「 ・・先生。こんばんは。」「―― おぉ。」「見ちゃった。・・デートですか?」「違うよ。今、駅で会ったの。2年生だよ。」「知ってますよ。後ろで見てたもの。 ・・じゃ、本当のデートの帰り?」「残念。研修会だぜ。本庄こそデートか。」「残念。塾の帰りです。」”彼氏いないの知ってるくせに。 ・・・先生、意地悪!”先生よりわざと半歩遅れて歩く。時計を見ると18:20だった。「・・本庄、メシ食ってこうか。」先生は私の顔を見ず前を向いたまま、さりげなく誘う。「私、今日 電車賃しか持ってなくて。」「んなっ、心配すんな。」先生は私のおでこを手の甲で軽く2回弾いた。―― ドキッとする。 ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます! \(^―^)人(^0^)/次回をお楽しみに~!☆≡(>。<)っくしゅんっ!・・・皆様、風邪が流行っているようですのでどうぞ気をつけてくださいまし~!皆さんの応援がホッカイロ~♪ ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Nov 19, 2006
コメント(4)

「Emy'sお休み前に読む物語」にご訪問ありがとうございます♪♪ お話をいつもひっそりと読んで下さっている皆さま、 そして心のこもったメッセージを下さる皆様、 私たち、皆様の愛を感じちゃいました~! この愛を胸に10周年20周年を目指しがんばるぞ~! 夢はでっかく持たなきゃね! 今、読んで下さっているあなたにもハッピーな事が たくさんありますように。。私達から心を込めて・・・ °・:,。☆\(*^▽^*)♪ありがとう♪(*^▽^*)/★,。・:・° ・・・え? 気持ちは分かったから早く「片想いの体温」の続きを? あっ、ですよね~。ハイハイ・・・。 お待たせしました!ではどうぞ~。\(^。^\) ------------------------------------------------------ ~ルミちゃんの話~―― 夕方、塾の帰り デパートに寄った。なんとなく気分転換したくて。冷房が気持ちいい・・・。大学に入学したら、おしゃれしよう。洋服の売り場を進む。サークルに入って、アルバイトもして、イタリア語も勉強したい。彼氏も出来て、デートもしてみたい。エスカレーターで上がる。生活品売り場。一人暮らしもしてみたい。・・そうだ、都内の大学だったら。遊びに行くには何とか行けるけど、通学するとなれば難しい距離。頑張って勉強して、都内の大学へ行こう。一人暮らししよう。エスカレーターで再び上がる。”・・あっ、浴衣。”着たのは小学校以来だ。なんとなく近づいて、手に取ってみる。ひとつ、とても気に入った浴衣があった。濃紺に桃色、黄色、橙色の大きな朝顔の柄。セットでからし色の帯がついている。今年も一番下の弟を商店街のお祭りに連れて行く。”商店街のお祭りくらいじゃ、浴衣なんて要らないか・・。”・・・浴衣を戻した。デパートを出る。電車に乗る。2駅で降り、ホームを歩き出す・・。”―― あっ、手代木先生。” ―つづく―ではまた・・、よろしかったら↓ぽち↓と、お願いできますか・・?
Nov 16, 2006
コメント(5)
★いつもお読みいただきまして有難うございます。emyです。本日は記念すべき日!acoさんとemyのブログの一年を迎える事ができました。 嬉しい!!たくさんの仲間様に読んでいただいて、嬉しすぎ!私がスランプでピンチの時にグズグス言ってacoさんに元気付けてもらったり二人で皆様からのコメ読んではしゃいで喜んだり。ブログを始めた頃には想像も付かなかった楽しく充実した一年でした。作品も四作目になり、たまに前作のコメなどいただくと、また初心に戻り新鮮な気持ちで引き締まります。 これからの私たちはというと、今まで通りの仲間様達との素敵な時間を過ごしていければと思っています。また、なおも良い作品をお届けできるようにしていきたいです。これからも相変わらず、おやすみ前にacoとemyと”片想いの体温”を可愛がってくださいませ~。( ^^)Y☆Y(^^ ) 皆さんもご一緒にカンパ~イ!! ★acoで~す。いつも応援ありがとうございます♪2人の思いつきで始まったブログ開設から、なんだかあっという間の一年でした。emyちゃんのお話をネットで発表するお手伝いをさせてもらいながらこんなにたくさんの素敵な方たちに出会えるとは思ってもいなかった・・。emyちゃんにも皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです!! 今じゃあ、これ無しの生活なんて考えられないくらい、元気と刺激とココロのパワーをもらってる気がします。これからも、私が惚れこんでる「emy’s作品」をもっともっとたくさんの人に読んでもらえるよう魅力を100%出せるような載せ方を目指して頑張っていきます!どうかこれからも末永く応援よろしくお願いしま~す ・・・でもemyちゃん、忘れないでね。『お休み前』のファン第1号は、ず~っと私だから♪♪♪これからも誰よりも作品を楽しみにしてるからね~!
Nov 13, 2006
コメント(8)
《咲花》のオープンが迫ったある日、私は喜春に会った。正直、すごくびっくりした。―― 可愛い!色が白くて目が大きくて。それに、何歳? どう見ても20代後半から30代。50代の先生から想像もしなかった。若い。私より年下だ。美人なだけに冷たそうで、ほんの少し儚げで、緊張感が伝わる・・・。お互い挨拶を交わしていると、娘がひょっこり顔を出した。顔は幸いにも母親似だけど、持ってる雰囲気はのんびりと温厚で、父親そっくりだ。この娘の空気に私もホッとする。―― 仕事に関しては、優秀な店主と思う。いつも笑顔で細やかな接客。反面ドライなまでにお客様に入り込まず、自分の心に誰も侵入させない。なおも来店客が多いのは、やはり料理の美味しさだろう。喜春が私を受け入れてくれるのは、私を知ってきたからではない。先生の紹介の私だから、信用してくれたのが大きい。それでも喜春が私に、ほんの少しでも本音を話せるようになったのは、ごく最近の事・・・。先生が亡くなってからかもしれない・・・。 ―つづく―皆さんこんにちは!acoです。更新お待たせしてごめんなさい~!(><)ええ~と、昨夜はどうしてもやらなきゃいけない洋服の裾上げを、ちくちくちくちくと縫っておりまして。はい、うちにはミシンが無いんどえす。そんなこんなで夜中まで。意外にも結構楽しかったのですが調子に乗ってやってたら、今朝バッチリ寝坊してしまいました。。それなのに仕事中に更新してる悪い女です。。
Nov 11, 2006
コメント(3)

私が《咲花》を手伝う事になったのは・・・喜春が店をオープンさせる少し前、渡良瀬先生が友達と《雪丸》に来店し、偶然再会した。この町に引っ越してき来て、友達に連れて来てもらったと話した。私はB調理学校の渡良瀬先生の生徒だった。高校3年で進路決めなきゃならなくて進学も就職もしたくない私は、しょうがないから専門学校に行った。なもんだからやる気も無いし、覚える気も無い。そんな劣等生の私に、先生は熱心に洋食の指導をし「仕事に活かさなくてもお母さんになったら役に立つから。」と、ほとんど忍耐で卒業させてくれた・・。先生のお陰で、ファミレスに毛が生えたような店に就職も出来た。先生には感謝している。その先生が私に頭を下げた。「カミさんがちょっと難しくて・・、 人を入れたがらないんだ。 でも一人ではお客さんをこなせない。 昼間だけでいいから、店を手伝ってもらえないかな。」と。”カミさんが難しいって何? ・・って言うか、カミさん?先生のカミさん?! うわぁ、見てみたい! 会ってみたいじゃなくて、見たい! 熱心で優しくて包容力もあって・・なんだけど 正直、デブっちょでブ男のカミさんて?!”・・・それに、先生は恩人と言っても過言じゃない。夜は《雪丸》がある。カミさんが難しい人。三日間考えて、「昼間だけなら。」と、引き受ける事にする。 ―つづく― こんばんにゃ~!m(=^ェ^=)mm(=^ェ^=)m読んでくださってる皆様、コメントくださる方々、いつもありがとうございます~!反応がとっても嬉しかった~!と、コメ読んで2人で話してたらなんだか朝を待てなくて、また深夜にアップしちゃいました!ではまた・・、よろしかったら↓ぽち↓と、お願いできますか・・?
Nov 8, 2006
コメント(5)

―― 解かっている。喜春が渡良瀬先生を愛している事。愛する人を一人で逝かせてしまった深い後悔。思いがけないボクちゃんの出現。最初は夏恋の先生だったから、励ましたりしてたんだと思う。そして、少しずつボクちゃんに惹かれてしまっていた・・。そこを私につっつかれ、ボクちゃんを否定し、今までの自分の態度を否定する。心が不安定になる。”嘘はつかないって喜春は言うけど、 ・・・嘘つけないんだなぁ。”心が落ち着いてきたのか、喜春の表情が穏やかになる。喜春が口を開く。「初子さん、分かってるの。心配してくれてる事。 ・・・秋彦さんが亡くなって、まだ2年弱よ。 他の事は考えられない。」「そっか。2年か・・・。 ただ、寂しがり屋なのに気丈に振舞う喜春を 見てるのが辛くて。 ・・・もっと長く感じた。」”ボクちゃんの出現は、ちょっと早過ぎたのかな。”「ボクちゃんは喜春の店のお客様。 喜春の好きにすればいい・・・。」―― 喜春が心を開いて本音を話せる人は限られている。一人は渡良瀬先生。一人は夏恋。私が《咲花》を手伝う事になったのは、喜春が店をオープンさせる少し前、渡良瀬先生が ―――。 ―つづく―いつもご愛読ありがとうございます♪ごめんなさい、いいところで終わってしまって。acoは意地悪なんです?!関係ありませんが、うちの職場のスタッフのイニシャル店長が「M」で、あと全員「S」なのです~。いえ、誰も店長をいじめたりしてませんけど。(そのMとSじゃないって!)あ~、今日は楽天メンテ引っかからなくてよかった~!では、よろしかったら↓ぽちぽちッ↓と、よろしくお願いします♪
Nov 6, 2006
コメント(6)

「――秋彦さんは亡くなったの。たった一人で。」「でも、それは喜春のせいじゃない。 ・・私は、ボクちゃんを想う喜春を責めてるんじゃないの。」「・・・私が手代木先生を想う?」「夏恋の先生だからって言ってるけど・・。」喜春の目が私を敵視するように鋭くなる。「・・・面白いもの。手代木先生って。」鋭い視線とは逆に、わざとらしいくらい静かに話す。こうなった時の喜春を、一度だけ見たことがある。心が不安定になるとこうなると、渡良瀬先生が教えてくれた。この態度が私に向けられたのは初めてだ。・・少し、怖くなる。喜春は続ける。「少し優しくしたり、励ましたり心配したりすると、 すぐ反応するの。 可愛い顔して笑うの。 ―― おもちゃみたい。 若いから、すぐ本気にするの。 すごく面白いの。」「喜春、もうボクちゃんの話はやめよう。 ・・・渡良瀬先生の話も。」お互いに話をやめて、食事をとる。長い、沈黙 ――。 ―つづく―皆様お待たせしました~!楽しんで頂けましたか?!よろしかったら↓ぽちぽちッ↓と、よろしくお願いします♪
Nov 5, 2006
コメント(4)
今日は仕事帰り駅に着いたら自転車の鍵が無い! w(☆O◎)wガーン!! えー、これから片道15分の家まで往復し予備の鍵取って来ます。。 ええいっ、なぜ今日に限って書類が多いのっ!! 自転車取りに行って帰宅したら更新の元気ないかもで、 アップが明日になっちゃったら、楽しみにしてくれてる皆さん、 ごめんなさい。。。
Nov 3, 2006
コメント(5)

「―― ボクちゃん、喜春の事好きだね。」 喜春は私に何も返答しない。聞こえない振りできる距離じゃない。「昼は女性でほぼ満席のところに、 若い男が一人で店内に入るのには 勇気出して来てると思うよ。 ・・しかも、学校からわざわざこの離れた店に。 あの若さじゃ山ほど肉が食べたいだろうに、 わずかな喜春の心欲しさに、週に2回も 野菜ばっかりのウサギのご飯食べに来てさ。 私はボクちゃんが健気で痛々しいよ・・。」「ほらっ、初子さん受け取って。」喜春がカウンターの私に、ハムと卵とキュウリのサンドイッチを渡す。「―― ウサギのご飯だけど。 初子さん、今日もお疲れ様でした。」喜春が私の隣のカウンター席に着く。「喜春・・、何歳になった?」「37歳よ。」「37歳か。 ・・・私、喜春には恋愛して欲しいな。 ボクちゃんがマジだったら、どう?」「手代木先生はずっと年下よ。 そんな事、あるわけないでしょ。」「―― あったら? 私は今の喜春が他の男性に目を向ける事は 悪い事だとは思わない。 渡良瀬先生はもう亡くなったの。」一瞬にして、喜春の顔色が変わる。 ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます! \(^―^)人(^0^)/緊迫の一瞬、その後はいかに?!次回をお楽しみに~!楽しんで頂けましたら・・、↓ぽちぽちッとよろしくお願いします♪ P.S以前、夏恋ママが先生に出しているオマケの説明で「スイカときゅうりを切って盛り付けたもの・・」なんてのがあったのですが、「???」と勘の良い方は気付いたかも知れませんが正しくは「スイカとキウイ」でした~!私が原稿を読み間違えたのです。この場を借りて訂正&お詫びいたします~。ごめんなさい(><)!!(うっかり者のacoより)
Nov 1, 2006
コメント(6)
全14件 (14件中 1-14件目)
1
![]()

![]()