2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全20件 (20件中 1-20件目)
1
皆さんこんにちは~!acoです♪楽しいGW をお過ごしですか?わたしは・・・仕事でやんす!ビロードもいよいよな展開になってまいりましたが楽しんでいただけてますか?私も一読者として登場人物の未来を勝手に予想(妄想?)してドキドキしたりしています。emyちゃんには皆さんからいただいたコメントは可能な限りすぐ送るようにしていますよ~。先日打ち上げで彼女に原稿を印刷して渡したとき、一緒に「コメント集」も作って渡したらすっごく喜んでくれました♪やっぱり皆さんからの声が一番の栄養なのですね☆これからいただくものも全部まとめて渡しますきっと宝物になるでしょうね。。。そして私は皆さんがより楽しく読んでいただけるよう毎回「どこまでの内容をアップするか」で頭を悩ませています~!だって、あなたのハートをぎゅう~っと掴みたいから!次までの時間、ハラハラしてて欲しいから。。。この間、あんまりあたしがブログに熱入れてるのを電話で聞いてたemyが一言。「ねえ・・、acoちゃん、 もしかして、私のこと愛してるでしょ?!」「?!・・・そうよ~!そうなのよ~~!!」「やっぱり~?! ○○さん(私のオトコの名前)、ごめ~ん!!」と、こんな会話をしてる2人ですが、これからもお付き合いください。。。GW中はちょっとだけ忙しいので、いつもより更新が遅れる場合がありますが大目に見てくださるとありがたいです。。ここから、愛をこめて。。。
Apr 30, 2006
コメント(2)
「・・・背中にね、傷があったの。」私の心が飛び上がる。「もう、明らかな傷。アイツ、赤ちゃんみたいな肌で きれいな背中なんだ・・・。 そんな背中に思いっきり傷つける女って、 どんな人なのかな。 うらやましくて腹が立つよ。 よっぽど、よかったのかなぁ・・・。」意味深なヒント、本当は正解をナツホに。「“痛かった。”・・・ とか?」「あー、そっちか! ・・・ヴァージンて事?! それは気が付かなかった~。 ・・・そっか・・・。」ナツホはこんな話をしながらもすっかり食事を終え、飲み干したジュースの氷を、バリバリ音を立てて噛んでいる。「・・・ねえ、本当はあの傷、お姉さんがつけたとか。」私は再び嘘をつき否定する。「そっか・・・。お姉さんだったらなって。 そしたら私も素直に敗北できるのに。 お姉さんはかっこいいもんね。 ・・・私も将来、お姉さんのようになれるかな。 もしもOLだったら、お姉さん見たく係長になって 部下がいて・・・。憧れるな。」“私がかっこいい? 私のようになりたい・・・?“「アイツ、私に傷を見せたんだと思う。 ・・・マジな女ができたって。」私が正直に話し、“でも今は別の人と付き合ってる”と話せば、この若いカップルが別れなくて済むかもしれない。ナツホは彼が大好きで・・・、彼にもナツホがいてくれたら、私の心も少しだけ軽くなる。“そうだ。正直に話そう。”―― とした時、「でも、そしたらお姉さん、半年前まで ヴァージンだったって事になるじゃない。 そんなの有り得ないもんね。 やっぱ、ヴァージンの彼女できたんだね。 ・・・あぁ、残念だけどこれがルール。」“―― ごめん。やっぱり言えない。”「・・・あっ、こんな時間! お姉さん、私もう行かなきゃ。 話聞いてくれてありがとう。 女の人で、お姉さんみたいにいっぱい話できたの初めてだよ。 今度よかったら舞台も見に来てね! ・・・あっそうだ。 これ、アイツのスペアキー。 返しといてくれる?・・・アイツの事、よろしくね。 ―― じゃ、ごちそうさまでした!」ナツホは風のように店を出て行った。テーブルには舞台のチラシが残っていた。時計を見ると2時間30分経っていた。・・・ほとんど彼女一人で話していた。コーヒーのおかわりを店員が聞きに来た。いただく事にした、3杯目のコーヒー。“背中の傷、か・・・。 自分だってキスマーク、2回もつけてるくせに。”2人は口調やしぐさが良く似ているところがあった。きっと二人は少ない一緒の時間を静かに仲良く過ごしていたに違いない。私が二人を別れさせてしまった・・・。―― アイツ、私に傷を見せたんだと思う。マジな女ができたって。――To be continued...
Apr 28, 2006
コメント(4)
「――そう。 したらいいのに。 ・・・アイツとのエッチ、悪くないよ。」ナツホだからなのか、23歳という年齢からだろうか。このファミレスの、この昼食時に、特に声を抑えることなく普通にセックスの話をする。「―― ただ ちょっと切なくなるけどね。」ナツホはサラダを口に運びながら話を続ける。「アイツの・・・、 ちょっと勘違いさせられるんだよね。 本当に私のこと、愛してるのかなって。 だから言ったの。もっと遊んでいいよって。 そしたら、 『それって指示? それとも指導?』 って怒らせちゃった。 ・・・でも切なくなって、よく泣けてきた。」サラダが下げられ、ナツホは2本目のタバコに火をつけた。「それにアイツ、アブない事や バカな変態チックな事も言わないし・・・。 私 2人でいる時、音楽とかかけられるの嫌なんだ。 アイツ、私が嫌がることは絶対しないし。」「・・・。」「もっと違うものが聞きたいでしょ。 あいつの呼吸とか、吐息とか ――。 色鉛筆の音、頭を掻く音、 本のページめくる音、コーヒー入れる音・・・。 くだらないおしゃべりより、ずっと価値がある。」・・・こんなこと、考えた事もなかった。よっぽど彼が好きなんだって思う。「アイツの事は大好きよ。 私、劇団入ったばかりの19歳の頃、 劇団内恋愛はダメだって言われてたのに、 ある俳優さんに夢中になっちゃって。 その人結婚してたから、 奥さんも含めてメチャクチャになった。 で、その人 劇団辞めちゃったの。 看板の俳優さんだったから、 一時期お客さん入らなくなっちゃって 大変だったの。今はそこそこになってるけど、 ・・・あの頃本当に極小劇団だったから。 でも、劇団長は私を辞めさせなかった。 『ここで踏ん張って、いい女優になれ。』って。 劇団員は当然冷たかったけど、私、今まで以上に 裏方の仕事も含めて頑張ったよ。 で、次に付き合った男がまたかっこ良くってさ。 私、舞台の仕事そっちのけで男にくっついてた。 もう劇団なんか、どーでもよくなっちゃって。 ・・・で、フラれるんだけど、 その時も『劇団戻って来い。』って。 ・・・私を2回も救ってくれた。 きっと、次 私が何やっても、 この人また救ってくれるだろうなって思ったの。 だから逆に、もう絶対迷惑をかけない、 劇団のルールから始まって、 全てのルールを守ろうって決めたの。 ・・・ま、そんなだから劇団の中では孤立しててね。 で、外で友達作ろうって思っても、女の友達って 色々しゃべらなきゃならないでしょ。 私、そういうの面倒なんだ。 ・・・その点、男は簡単だから。」・・・男は簡単なんて、思った事ない。この女優の美しさと若さなら、簡単なのかもしれない。「さっきも言ったけど、アイツの事は大好き。 でも彼氏は作らない。 だから優しくされると困るの。 また同じ事、繰り返しそうだから・・・。 ・・・そのアイツとも、半年位前に終わっちゃった。」“・・・もしかして、あの日から?”「・・・背中にね、傷があったの。」To be continued...
Apr 26, 2006
コメント(4)
ドアが開く――。出てきたのは背の高いモデルのような女性だった。部屋を間違えたのだと思い、表札を確認した。彼の名前だ。「・・・あ、アイツの彼女? ごめんね、忘れ物取りに来て。 ―― 私、関係ないから。」一方的に話して慌てて部屋から出て行こうとする。「私も彼女じゃないわ。・・・友達かな。 あなた・・・ナツホさん?」「そうだけど・・・。あなた、誰?」私は自分の名前を名乗った。そして、こう付け加えた。「彼は私を “姉さん” と呼ぶわ。」彼女は私を少し疑うような目で見て、口元だけ笑った。「じゃ、2人ともアイツにとっては友達なんだ。 アイツ、いないよ。 ・・・ところでお姉さん、お金持ってる人?」“このセリフ、聞いた事がある。”「そこそこかな。」「私、お腹すいてるの。 お昼、おごってくれない?」“何か面白いかも。”「いいわ。」私も、先のナツホと同じ表情をして笑い返す ――。私たちは、かつて彼と行ったファミレスに入った。“―― なつかしい。”最近ではファミレスにも入らなくなってしまった。ナツホは迷わず喫煙席を選ぶ。「ごめん。早速タバコ吸わせてね。」 ナツホがタバコに火をつける。「―― でも多くないの。一日半箱くらいかな。」彼と同じセリフ。“そっくりだ、彼とナツホ。”料理を注文する。彼女は遠慮しない。サラダ・メイン・デザートまでしっかり注文した。敬語も使わない。でもこれが彼女らしくて、なぜか好感が持てた。「―― 絵の関係の友達なの?」私は否定し、自分の事を少し話した。「じゃ、今アイツ、お姉さんを口説いているところか。」“まさか。”私は自分の年齢を明かす。「年なんて関係ないよ。 お姉さん、アイツの好きなタイプだよ。」年下からは年は関係ないけど、年上からは年は関係ある。「アイツとは寝た?」“初対面でいきなり・・・。”私は迷わず嘘をつき、否定した。ロストヴァージンの事は言えない。「―― そう。したらいいのに。 アイツとのエッチ・・・悪くないよ。」
Apr 25, 2006
コメント(3)
今週末は住吉が会社の研修だった為、私は久しぶりに土日を自宅で過ごそうとしていた。“DVDが見たいなあ・・・。でも・・・。”本当は、DVDは心の中の言い訳。私は彼との事が常に頭の中にあった。問題を先延ばしにして、ごまかしてきた。もう、ロストヴァージンから半年以上の日が流れ、彼も私の事など忘れてしまったかもしれない。もう、私の顔なんて見たくもないかもしれない。ただ私には、あの日から罪悪感が付きまとっている。「その後、俺と姉さんはどうなる?」友達のままと答えたら、相変わらず友達なままで彼は私を抱かなかったと思う。私は彼が好きだったし、彼とロストヴァージンしたかった。ただ、そこまででよかった。彼はそれを敏感に感じた・・・。彼は、私に対してのあらゆる言葉を遮断し、私を抱いた。私は、彼にあらゆる言葉を飲み込ませ、私をロストヴァージンさせた。“・・・今さら、どうなる?”自分勝手な事は分かっている。でも、この心のモヤモヤのまま結婚するのがどうしてもイヤだった。私は思い切って、土曜日彼の家に行ってみる事にした。“無視されたら、罵倒されたら・・・それで納得。”あえて突然、訪ねることにした。メール連絡して、メールで喧嘩になったりするのはイヤだった。土曜日、昼食くらいの時間を狙い出かけた。彼の家の前に着いたのが11:30。久しぶりの彼にドキドキする。手が震えながらドアチャイムを押した。ドアが開く――。to be continued...
Apr 23, 2006
コメント(4)
「明日の朝まで一緒にいようよ。」住吉から初めてこういう誘いをされた。「・・・いいわ。」住吉と某有名ホテルの広いロビーに入る。「ちょっと待っててね。」私はフロントに向かう住吉を目で追った。慣れたように手続きし、ゴールドカードを渡す。ダブルベッドのある、大きな部屋。住吉も、きれいな体をしていた。彼は、若さゆえ無駄な肉ひとつないスリムな体をしていた。住吉は、自分に厳しく鍛え作り上げた体をしていた。この後も、私たちは一緒の夜を過ごした。私は住吉の部屋に、週末同棲のような形になっていた。彼には、男性を経験させてもらった。住吉には、男性を教えてもらった。私は住吉に、単純に私のどこが好きなのか聞いた。「顔が好みで、気が強いのに素直で可愛い。 仕事ができて、頭が良くて、ゴルフが上手。 料理も美味しい。」――以前、彼にも同じ事を聞いた。彼は、テレてしまって、なかなか答えられなかった。住吉は、私の目をまっすぐ見て答える。目の前で米沢牛のステーキを焼いてくれるレストランに入った。住吉は常連なのだろう。料理人が肉を焼きながら、住吉にこう声を掛けた。「住吉さんはいつも美人を連れてきてくれますね。」“―― いつも?”「うん、でも最後の美人になると思う。」うっかり口を滑らせた、思いがけない料理人の余計な一言がプロポーズのようになり、2人で行ったゴルフから4ヶ月、住吉と私は2人だけの婚約をした。・・・20代の頃、あれほど憎んでいたゴルフがきっかけで。to be continued...
Apr 21, 2006
コメント(5)
19:30 お腹がすいて、財布だけを持ちコンビニに向かった。コンビニの若い男性店員を見て、彼を思い出した。再び部屋に入り、お弁当を食べ始めた。“DVD借りに行ってみようか。 でもなぁ・・・。”彼は、私を高嶺の花と言ってくれた。住吉は、私を素直で可愛いと言った。彼と住吉の年齢差は11歳・・・。そして私は、毎日少しずつ住吉のペースにはまっていった。先日、プロジェクトの為に私の会社に住吉を含む3人で来た。合同の会議を開き、終わった後 住吉がチーフに挨拶すると何を思ったか、私のつむじの辺りの髪を手でクシャクシャと触った。私が振り返ると、「バイバイ。」と、軽く手を振って会議室を出て行った。一瞬、我がチームはシーンとなった。 ・・・が、後が大変だった。 「係長、住吉さんと付き合ってるんですか?!」正直、悪い気はしなかった。私も仕事をバリバリこなす住吉は素敵だと思っていたし、最初から惹かれていたのかもしれない。また会社に電話をしてきては私を積極的に夕食に誘い、レストランも、場所・店・味・値段など私を満足させ、女王様気分にさせてくれた。話題も豊富で、私を退屈させなかった。彼は、私の話や愚痴を静かに聞いてくれた。時々「そっか。」と相づちを打ちながら・・・。住吉は、さりげないリップサービスで私を褒めて励ましてくれる。じらして「交際OK」の返事を出し少し経った頃、横浜までドライブをし、チャイナタウンで夕食を取った。駐車場に戻り、車に乗った時・・・「明日の朝まで一緒にいようよ。」to be continued...
Apr 18, 2006
コメント(7)
プロジェクトが始まって2ヶ月。取引先とゴルフコンペを行った。状態としては、こちらが接待する事になるのだが相手企業側が3人、こちら側が私を含めて3人。ところが取引先の一人を除いては、全員下手過ぎてお話にならない。2人の対戦になってしまった。“―― 参ったな。”私は前にも接待相手に勝ってしまい、上司によく叱られた。この空気を察してか、例の1人より、「小細工なしで行きましょう。」と言われ、・・・私は勝ってしまった。1週間後、前回ゴルフ接待から勝負になってしまった取引先企業の“住吉泰樹”から、会社に電話があった。「来週の日曜日、もう一度ゴルフしませんか。 今度は2人で。」“・・・うざいっ。日曜日は朝寝坊して、美容院に行くつもりだったのに。だいたい、前回は接待だったから手を抜いてやったのに。”「はい、行きます。 では詳細を ――。」これ以上無いくらい愛想の良い声を出し、電話を切った。“解らせてやるか。”・・・と思いながら臨んだのに、負けてしまった。「意外そうですね、負けた事。僕もゴルフ大好きでね。」私たちはゴルフ場で軽く食事を取る事にした。なんとなく面白くなくて、私はビールを注文した。住吉はコーヒーを飲んでいる。「お酒、飲めないんですか?」またなんとなく、口調が嫌味っぽくなる。「車なんです。帰り、送って行きますよ。」待っていると、ネイビーカラーの外国車が目の前に止まった。助手席に座る。“男の人の車に乗るなんて、何年振りだろう。”運転しながら彼が話す。「大企業の女係長なんて、どんな人だろうと思っていたけど、ゴルフに負けたの、よっぽど悔しかったんだね。素直に顔に出るところ、可愛いね。」「可愛いなんて年じゃないですよ。バカにしないで下さい。」「可愛いに年なんかあんのかよ。何歳?」「・・・35歳。」「それってマジ年齢でしょ。本当に素直なんだね。 僕は36歳、ひとつ年上。」私のマンションの前に着いた。「また誘ってもいい?」私は運転席の住吉を、上目遣いに少し睨むように見た。「うわぁ、たまんないね。そういう顔する女、大好き。」私は車を降りた。部屋に戻るとなんだか腹が立つような、嬉しいような、変な気分だった。to be continued...
Apr 16, 2006
コメント(2)
―― 月曜日。出社して松永を給湯室に呼び出した。いよいよ給湯室デビューする。「松永、私 分かったんだけど、ヒーローの男の子って まつげが長くて背中がすっごくキレイでしょ。」「う~ん、ヒーローの背中まではちょっと気がつきませんでした。 って言うか姉さん、あっ係長、 私今日 朝から会議資料作ってて忙しいんですよ。 後で聞きますから。 ただ、姉さん今日・・・感じが違う。」「そう?」「・・・なんか、きれい。」 松永が出て行った。短い給湯室デビュー、終了。でもこれで充分。正直、詳しく話せる訳でもない。私も仕事に戻って行った。――新プロジェクトが始まり1ヶ月が経った。仕事の順調もだが、部下からの私への上司としての評価がとても高かった。私は以前の評判があまり良くなかったらしい。全ての評価に「思ったより」が付くのだが・・・、仕事の指導や相談はもちろん、流行の話、芸能人の話、そして男の話まで・・・いわゆる話せる上司と言う事で、上々だった。ロストヴァージンが私の心に余裕をくれた。松永からも、「係長、最近めっちゃ評判いいですよ。 なんか私、ヤキモチです。 私以外に “姉さん” と呼ばせないで下さいよ。」プロジェクトチームに入っていない松永は、「一番の仲良し」を主張し、さらに続ける。「最近忙しすぎて泊まりにも行けなくなった。 レンタルショップの右の席の男の子に忘れられちゃう。」あの日から1ヶ月・・・。恋人にもなれない、友達としても会い辛くなってしまった彼。あの日から、毎日のようにあった一言だけのメールも来なくなってしまった。私も送ろうとしたが、何て送ってよいか分からない。彼との関係をあいまいにしておきたかった。――彼は私を困らせない良い子。 寝た子を起こす必要はない。――To BE Continued...
Apr 15, 2006
コメント(4)
前回のアップで、大切な文章の一部(emyが大好きな場面だそうです)をスッポリ抜いたまま、載せてまいました~~~!!楽しみしてくださっている皆様、本当に申し訳ありませんでした。。。さっき気付いて本来の文章と差し替えましたので、もう一度、9章の10を読んで頂けるとありがたいです。大切なシーンを飛ばして読ませてしまって読者の皆様にも作者のemyちゃんにも、本当にすみませんでした。。。今後はこのようなことがないよう十分に注意して大切に載せて行きたいと思います。睡眠不足のボケボケ頭の時は特に注意いたします。。。
Apr 13, 2006
コメント(1)
半分くらい意識が朦朧としていたと思う。ぼんやり目を開けたときは彼がベッドから立ち上がり1gも贅肉のついていないお尻がネイビーか黒のボクサーパンツに隠れていくところだった。“そっか・・・。 彼もパンツ脱いだんだ。”そのまま眠ってしまった・・・。気がつくと目の前に下着が置いてあった。たたまれていなかったのが不幸中の幸いだった。ベッドから出て急いで着けた。彼のシャツまで着て、再びベッドに入った。外が少し白んでいる。彼がうつぶせに、こちらを向いて寝息を立てていた。シングルベッドなので顔が近い。“まつげが長い。これは、旅行の時には気づかなかった。”指でそっとまつげに触れてみた。ピクッとまぶたが動く。―― 可愛い。可愛くて いとおしくて、もう意地悪したくてたまらなくなった。もう一度まつげに触れるとピクッと振えて、まぶしそうに目を開けた。「おはよう。」「・・・おはよう。 今、何時?」「5:30。私、帰るね。」「待って。コーヒー飲もうよ。今すぐ入れるから。」彼はTシャツに、スウェットのズボンをはいていた。彼がコーヒーの用意をしている間に、私も私服に着替える。彼の背中を見て、赤ちゃんの肌の質感を思い出した。“ビロードの背中・・・。“私は彼の背後から抱きついた。「痛いっ。」彼は小さく悲鳴を上げた。「どうしたの。」彼はTシャツの背中部分をつまむと、少し持ち上げた。「これ、私が昨日・・・。」彼のきれいな背中に、桃色の濃淡のミミズ腫れの痕ができていた。「痛いよね。・・・ごめんね。」「ま、いいから。コーヒー入ったよ。」久しぶりに彼の入れたコーヒーを飲む。・・・あの時のまま、苦い。コーヒーを飲みながら、何も話さない。“で、俺と姉さんはどうなる?”の解答を、私は出さない。彼は、私を困らせるようなことは言わない・・・。私は飲み終わったコーヒーカップを洗い、かばんを手に持った。彼に笑顔を向ける。「ありがとう、ヒーロー。解決してくれて。」「ありがとうって、言わないでよ。」静かに答える。私は靴を履き、玄関を開けた。「今日、いい天気になりそうね。」「ほんとだ。・・・姉さん、また・・・、またね。」彼は何か言おうとして、やめたようだった。彼の部屋を後にして、もう一度空を見上げた。今日は晴れる。土曜の早朝、人もほとんど歩いていない街。なぜか全てが私を祝福してくれるように見えた。―― 私は、心の重りから解放された。――
Apr 13, 2006
コメント(3)
「姉さんも俺の事、抱いて・・・。 俺の背中、抱いて――。」私は彼の背中に手を回した。“え...これって...赤ちゃんの肌みたい。”赤ちゃんの肌とか、ビロード生地のような、柔らかい、しなやかな質感・・・。あまりに手のひらに気持ちよく...肩から背中から腰までの、広いビロード生地。肌の質感なのか、うっすらと産毛なのかは分からないけど、上質なのは間違いない・・・。“ビロードの背中...。”ぼんやりと目を開けると、私の胸元に彼の髪が見えた。右手で彼の頬を優しく撫でると、喜ぶ子犬のように私に唇を重ねてきた。“まだ 男の子じゃないの・・・。”―― 25歳。年齢は大人だけど、私の為に私を満たそうとする彼は、“男の子”のように、純に映った。―― ところが一変。ショーツを脱がされた後は・・・。いつもの彼の繊細さは、さっきの彼の純情はどこへ行ってしまったのか、想像を超える大胆さで私の頭の中の回路がパニックを起こしていた。そのショックと言ったら、草食動物と信じきっていた見た目にも可愛い動物が本当は貪欲な肉食動物だった、と知った時のようだった。「・・・姉さん、少しガマンしてね。」と同時に、痛みが走った。「――息、吐いて。」彼の言うとおりにする。――私は彼を深く受け入れた。ビロードに爪を立てる。彼が動き始めると、私の髪や耳に彼の熱い息がかかる。いつもの静かな彼からは想像もつかない、早くて野蛮な息づかい。ビロードに爪跡がつく。でも、どこかで冷静で、彼がいとおしいと思った。母性のようなものなのかも。彼を、白くてフワフワした気持ちのよい何かで包んであげたくなるような気がしていた――。
Apr 11, 2006
コメント(1)
acoです。メッセージをくれた皆さんも、読んでくれた皆さんも、本当にありがとうございました!!ぜ~んぶしっかりemyに送りますね!!思えばなんと自分勝手なお願いだったでしょう。。自分だって恥ずかしかったり忙しかったりを言い訳に、読ませてもらってるブログさんにまめにコメントなどしてないのに。それを省みず、わがままな想いを載せてしまったにもかかわらず、たくさんの優しいメッセージを下さって・・・。もう、仕事の疲れが吹っ飛んじゃいました!!emyファン第一号として、これからも彼女の作品をしっかり皆様にお届けするために頑張ります!!今後とも応援よろしくお願いいたします。すぐ次をアップしますから、お見逃しなく~!(この章はもう、果てしなく妄想しながら文章打ち込んでしまいましたよ。。。。)
Apr 11, 2006
コメント(0)
2人でベッドに入り、彼が隣で私の髪をなでる。眠くなるような気持ち良さに、目を閉じる。と同時に、彼が重なってきた。耳にキスをしながら「―― さっきはごめんね。」とささやいた。私は彼を見た。「違う。謝らなきゃいけないのは――。」「私の方」と言おうとしたら、口を塞ぐようにキスをされ、こじ開けるように舌を絡めてきた。彼は、私の想いを承知で受け入れる。そして、その事を私が謝ることを許さない。キスは2度目。今度は歯磨きのミントの香りがする――。・・・と思っていたら、いつシャツのボタンを全部はずしたのか、私の左肩、袖が抜かれ、たちまちシャツは脱がされてしまった。私は彼の両脇から手を入れ、初めて素肌の彼に触った。顔や耳、肩、胸と、ゆっくりとキスが進む。彼の柔らかくきれいな唇が私の体をたどると思うだけで、熱くなってくる・・・。胸の下着は取らない。カップの上からや、肩ヒモをずらしたりしてキスをする。“ん、ブラは私が取るのかな・・・”と心配になったが、そのままにしてみた。何の事は無い、その時が来たらホックなど付いていなかったかのように簡単に脱がされてしまった。彼がまた耳元で、ねだるようにささやく。「姉さんも俺の事、抱いて・・・。 俺の背中、抱いて――。」to be continued...
Apr 9, 2006
コメント(1)
今日はご挨拶とお願いを書かせてくださいませ。いつもご愛読くださっている方々、本当~~にありがとうございます!!皆さんと言うガソリンがなければ、この二人乗りの車(ブログ)は5ヶ月も走り続けて来れなかったと思います・・・。先日、ついに原稿は完成したのです!!(私はまだ読んでませんが)原稿が上がったら打ち上げしようと約束していたので、来週2人でカンパイしてきます。もちろん、その席には心の中で皆さんも招待していますから!それで、お願いと言うのは・・・最近皆さんからのコメントがいただけず、「もしかして姉さんの本音がばれたからみんな引いちゃったのかしら・・・。」と私もemyちゃんもちょっと心配で・・・。今のところはかなり大事なシーンで、入力する私もドッキドキなんですが、皆さんのご感想を贈っていただけたら、本当にありがたいです・・・。でもって、ぜひ最後までお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。。
Apr 9, 2006
コメント(5)
今日のように冷たい事務的な彼を、私は見たことが無い。彼は見抜いている。ロストヴァージンの為だけに、彼を利用することを。“こんなロストヴァージンでいいの? でも戻りたくない。 戻りたくなければ、彼に従うしかない――。”私がシャワーから出ると、彼が続けて入った。「少し寒いから、先にベッドに入ってていいよ。」彼のシャツは長いけど、私の足はほとんど出ているので冷えてきた。だからって、何だかベッドに入れない。なんとなく、パソコンの椅子に座って彼を待っていた。シャワーから出てきた彼は、私の姿を見て「風邪ひいちゃうよ。ベッドに入って。」「そうね・・。言うこと聞かなきゃね。」彼が切ない表情で近づいてきて、立ち膝になった。私の太腿に頬をつけて、腰を抱いた。・・・私は彼の髪をなでる。彼はそのまま話し始める。「どうしたらいいのか・・・。 姉さんに今、俺が何を言っても困らせるでしょ。 姉さんを困らせたくないし。 ・・・でも、大丈夫だから。 俺、ちゃんとするし・・・ 姉さんの・・・。 姉さんが・・・。 ・・・うまく言えないんだけど・・・。」彼が体を離して、私の目を見た。「・・・大丈夫だからね。」と、いつもの笑顔を見せてくれた。・・・私は安堵と罪悪感から涙が流れた。「・・・姉さん。寒いから、ベッドに入ろう。」
Apr 8, 2006
コメント(0)
―― 彼の部屋についた。ドアチャイムを押すと、「はい、開いてます。」と声がした。ドアを開けると机に向かって色鉛筆を持つ彼の背中が見えた。「こんばんは。」「あ、姉さん。早かったね。」時計は22:10を示していた。席を立って彼が私のほうへ近づいてきた。「どうぞ。」と部屋に招き入れ、ドアの鍵を閉めた。彼は、私より頭一つ大きい。それは前から知っている。その背丈の差が、今日はとても怖く感じる。「何か飲む?って言っても、水かコーヒーだけど。」「・・・じゃ、お水。」彼は冷蔵庫からボルヴィックのボトルを出して、コップについだ。私は座る事もなく水を受け取ると、飲みながらベッドを見た。「気にするんでしょ。シーツも枕カバーも布団カバーも 全部新しくしたよ。」水を飲み終えて、コップをキッチンに置いた。2人でなんとなく、そして何も話す事無く立っていた。彼が口を開く。「シャワー、先に使っていいよ。」彼はタバコに火をつけながら言った。“そんな・・。まだ部屋に入ったばっかりで。“彼が目をそらさず、じっと見る。「少し話をしたいな・・・。 なんだか気持ちも不安で・・・。」「・・・じゃ、好きとか愛してるとか言えばいいの。 そう言う事もしなくちゃいけないんだ。 ・・・いろいろ注文多いね。」―――― その後、俺と姉さんはどうなる ――――彼はタバコを持ったままで、両手で私の顔を挟みキスしてきた。タバコの匂いに一瞬むせる。そして耳元でささやいた。「シャワー・・・一緒に浴びようよ。」私は彼からとっさに離れた。彼が寂しそうにフッと笑う。「・・・お話はもういい? 先にシャワーに行っといで。」シャワーの脱衣所のドアを開けようとした時、「はい、これ。新しいバスタオルと、洗濯済みのシャツ。」私は受け取ると、ドアを閉めた ――。
Apr 7, 2006
コメント(0)
金曜日。会社の時計を見ると18:40だった。定時はとっくに過ぎているが、いつもより早く帰れそうだ。「係長、今日早いので飲みに行きましょうよ。」20代の部下の女性達からのお誘いだった。珍しい。体調不良って事にして断ると、「係長、考え込んでいるようなので、旅行の彼の事かなって。 話してたんですよ。体調不良ですか。 来週から新プロジェクトですよ。 新チーフ張り切ってますから、係長も元気出して。」「ありがとう。また誘って。」“鋭い。確かに旅行の彼の事なんだけど。”考え込んでいるのではない。なんだか緊張して、ため息が出る。昼食もなんにも味がしなかった・・・。「係長、帰らないんですか? 今日は新プロジェクト前のオアシスだって、 みんな早帰りしてますよ! ・・・つーか、机の上、きれいですけど。」ホッとさせられる。後ろから聞こえてきたのは松永の声だ。振り返って応える。「松永、夕飯おごる。付き合って。」「え~、週末ですよ!私、デートなんですけど・・・。」“週末デートな女が係長の様子を気にして 話しかけたりしないでしょ。”私たちは会社を出て、近くのイタリアンレストランに寄った。サラダとグレープフルーツジュースしか頼まない私を松永が心配する。「姉さん、本当に体調不良なんだ。」「・・・ねえ。松永って何歳になった?」「今年31歳になりましたよ。 主任にもなれてないけど。」「ロストヴァージンていつ?」「はぁ? う~ん、大学2年ですから、20歳か。」「相手の名前とか、顔とか、覚えてる?」「そりゃ覚えてますよ。」「どんなだったか覚えてる?」「あぁ、それは覚えてないですね。 あっ姉さん、 チェリー君とチャンスありってヤツですか? まさか、高校生?!」「ばか。犯罪でしょ。さっ、帰りましょう。 私これから行くとこあるんだ。」「姉さんが言い出さないから、こっちも聞かなかったけど、 会社のご褒美旅行、年下の男といったって噂ですよね。 レンタルDVD屋さんだったりして。」“・・・鋭い。確かに右の席の子なんだけど。” 私の体調不良を心配する松永と別れて帰宅した。途中、レンタル店を覗いたが彼の姿はなかった。“バイト、休んだのかなあ・・・。”取りあえず歯磨きし、口紅を直して家を出た。To be continued...
Apr 5, 2006
コメント(0)
―― 私は、彼が可愛い。それは、一緒に歩くだけで皆に羨ましがられるような美青年だから。聞き上手で、疲れた私の心を癒してくれるから。どんな状態の私をも優しく受け入れてくれて、否定しないから。ナツホより、私のほうがホッとすると言ってくれたから。私は今までナツホに勝ちたかった。若さも、男性に対する考え方も、女としても、いつも劣等感がつきまとった。でも、劣等感の最大の源、ロストヴァージンできれば負ける気がしない。それも目前。私の答え一つ。相手は25歳。若い体。しかも、美青年。文句の付け所がない。正直、彼が「その後」なんて言ってくるなんて、考えもしなかった。私は彼との恋人としての交際は考えていない。まして結婚なんて・・・。駆け出しの絵本画家を私が養うような将来は、全くプランに入っていない。私は彼に受け止めてもらう幸せを知った。そして初めて、彼から求められる憂鬱を知った。<金曜日、伺います。>と返信する。私は金曜日、ロストヴァージンする。そして念願のサブチーフとして力を発揮する。「・・・その後、俺と姉さんはどうなる?」 解答は未定。 ―― 私は、欲しいものだけ手に入れる。to be continued...
Apr 2, 2006
コメント(0)
夕方、携帯のメールを確認すると彼からのメッセージが届いていた。<金曜日の夜、俺の家に来るか?>夜、家に帰ってから返信する事にした。帰宅できたのは、23:20だった。彼もバイトから帰宅しているだろう。すぐお風呂に入り、ビールを飲みながら携帯の彼のメールを読み返した。何度読んでも同じ。後は返信するだけ・・・。2週間後だった新大型プロジェクトが来週の半ばからと繰り上げ発表があった。そしてこの企画のサブチーフに抜擢された。チーフに39歳の男性社員の若いプロジェクトチームだった。そのサブチーフは念願のポジションだった。嬉しい。しかし、しばらく彼とは会えなくなる。残業続きで、帰宅は深夜になることも多いだろう。「その後、俺と姉さんはどうなる?」彼の言葉を思い出した。“ その後、か・・・。”
Apr 1, 2006
コメント(0)
全20件 (20件中 1-20件目)
1

![]()
![]()