音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2016年04月09日
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カテゴリ: クラシック音楽
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随分と長ったらしいタイトルだが、アンドレ・コステラネッツがショスタコーヴィチの小品を録音したもの。
レコード芸術で評判が良かったので購入した。
これはソニー原盤をタワーレコードが発掘したもので、日本では未発売だったらしい。
簡単に言うとショスタコービッチの楽しい小品を録音したもの。
楽しいと言っても、聴いていると抑圧された感情を吐露しているとしか思えないナンバーばかりなので、心から楽しいと思えないところが、何とも悲しい。
コステラネッツはそんなことは思ってもみないと思うが、いろいろなことを知ってしまった我々には、もはや録音当時のコステラネッツの気持ちになることはないのだろう。
同趣向のアルバムはシャイーがコンセルヘボウの常任の時に何枚か録音していた。
そこでは風通しの良い音楽が流れ、コステラネッツのアルバムのような気分は感じられない。
やはり、ショスタコーヴィチが生きていた時代の録音なので、その時代の世相も反映していたのだと思う。

コステラネッツなので少し馬鹿にしていたが、なんのなんの立派な演奏だった。
それに、なんといってもエンターテインメントとして極上だ。
ツボを心得た、生きのいい音楽は聞いていてウキウキしてくる。
こういう、聞かせる才能はなかなか身につくものではない。
オリジナルに追加された?コロンビア交響楽団との「祝典序曲」はひどかった。
編曲されているのは我慢できるとしても、カットがありすぎて無残な状態になってしまったのが何とも痛ましい。
多分、クラシックをあまり聞かない人たち向けにカットしたのだと思う。
演奏そのものはテンポが速く、スカッとした出来だっただけに惜しい。
最後にプレヴィンのピアノをフィーチャーしたショスタコのピアノ協奏曲第一番がバーンスタインの指揮で収録されている。
コステラネッツの演奏が、どちらかというとくだけた感じなのに対して、協奏曲はまじめな曲なので、アルバムの統一感が損なわれている。
演奏そのものは溌剌としていて悪くはないが、これはなかった方がよかった。

ザ・ライト・ミュージック・オブ・ショスタコーヴィチ


2.バレエ組曲 第2番~ポルカ(2:12)
3.「馬あぶ」組曲 作品97a~ワルツ「手回しオルガン」(2:03)
4.バレエ組曲 第1番~ギャロップ(1:30)
5.「馬あぶ」組曲 作品97a~夜想曲(3:52)
6.オペレッタ「モスクワ・チェリョームシキ」作品105~序曲ワルツ(第3幕)(3:34)

8.バレエ組曲 第1番~オルゴールのワルツ(2:32)
9.「馬あぶ」組曲 作品97a~ギャロップ(1:49)
10.組曲「黄金時代」作品22~ポルカ(2:05)
11.バレエ組曲 第1番~ダンス(1:34)
12.「馬あぶ」組曲 作品97a~序奏(1:55)
13.バレエ組曲 第2番~ギャロップ(3:23)
14.祝典序曲 作品96(4:31)
15.ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 作品35

アンドレ・コステラネッツと彼の楽団(1-13)
コロンビア交響楽団(14)
アンドレ・プレヴィン(p)
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン(指揮)

録音 1965年11月23,29(1-13),1977年1月17,18(14) ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
1962年4月8日ニューヨーク、マッンハッタン・センター(15-18)





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Last updated  2022年10月15日 18時07分19秒
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