音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

bunakishike

bunakishike

2016年04月12日
XML
カテゴリ: 映画

intro_img01.jpg

リーマン・ショックの兆候をいち早くキャッチして、空売りで莫大な利益を得た人たちの物語。
原題は「The Big Short」で邦題がマネー・ショートでは違和感あり過ぎ。
この題名だとマネーがショートした、手持ちの資金が無くなったみたいな感

じを受ける。
原作はマネー・ボールの作者マイケル・ルイスの「世紀の空売り」。
この作品は前から読もうと思っていたが、読めずじまいだった。
金融の仕組みを理解していないと中々良さがわからないので、読んでから見ることをお勧めする。
この映画を見て金融業界の胡散臭さが良く理解できた。
せりふで何回も出てくるが、顧客を騙して商品を売りつけ、払えなくなると財産を根こそぎ奪い取ってしまう。
そして自分たちが倒産すると税金で救済してもらう。
なんとも厚かましい連中で、こういう連中とは友達になりたくないものだ。
この金融業界の仕組みそのものが欺瞞に満ちている。
危険性を察知しても、自分らの利益を出すことしか考えない。
元々はユダヤ人の思考そのものだが、それで世界ががどうなっても知ったことではない、というのも自己中の最たるものだ。
危険性をキャッチしたら、それを公表し、共有されていたら、このようなことにはならなかっただろう。
昔は現代にような複雑な仕組みはなかったが、その分リスクも少なかったと思う。
デリバティブに代表されるノーベル賞を受賞するような偉い先生たちが金融工学を駆使して色々な仕組みを考え、ごく一部の人たちがその恩恵を受けている。
一旦そのシステムが崩れると被害を受けるのは、何も知らない人たちとにとって、はどう見ても理不尽だ。
キャストの中では、医学博士でヘビメタ狂のトレーダーのマイケル・バーリ(クリスチャンベール)、オーガニック農業にいそしむ伝説の銀行マン、ベン・リカート(ブラッド・ピット)、正義感に燃えるファンドマネージャーのマーク・ボーム(スティーヴ・カレル)などの俳優が個性的な演技をしている。
この映画は専門用語がたくさん出てくるので、空売りの仕組みやCDSとCDOの仕組みくらいは勉強してから見た方がいい。
私も映画を見た後で学習したが、さっぱり理解できなかった。
それにしても、格付け会社が銀行などの紐付きとは知らなかった。
考えれば、格付け会社も事前事業をしている訳ではないので、儲けるためには後ろ暗いこともやるのは当然のことだ。
所詮は虚業に過ぎないのだ。
そのせいか、本来痛快な物語のはずなのだが、そういう気分にはならなかった。
文明が進むとかえってシステムが脆弱になる、という良いサンプルではないだろうか。

公式サイト







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016年04月12日 21時44分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: