音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

bunakishike

bunakishike

2018年11月18日
XML
カテゴリ: ジャズ


マデリン・ペルーの新作「Anthem」を聴く。
いつぞやのジャズオーディオ・ディスク大賞で「Half the Perfect World」が目にとまり、さかのぼってレンタルで聴いてきたのだが、肝心の「Half the Perfect World」のみレンタルできずにいた。
ここまで何枚も聴いていたが、いまいちしっくりこない。
彼女は「21世紀のビリー・ホリデイ」といわれているらしいが、舌足らずなところとかフレージング、ビブラートなどが似ていることは確かで、ビリー・ホリデーがあまり好きではない管理人がペルーの歌に入り込めないのも、それが理由かもしれない。
ペルーのアルバムはニュー・オーリンズのような田舎っぽい雰囲気が売り?で、いまいち洗練されているとはいいがたい。
新作が出たので、今度こそ何得できるかと思って初めてCDを購入。
約2年ぶりとなる9作目とのこと。
総勢18名という大所帯で、いろいろなタイプの音楽を聞かせてくれるが、総花的なところがいまいち。

プロデュースはペルーとラリー・クライン。
クラインは元妻がジョニ・ミチェル、現在の妻がルシアナ・ソウザだそうだ。
何回か聴いているが、最初の数曲は従来の路線であまり気に入らない。
ジャズ的に洗練させないことを、逆に売りにしているのかもしれない。
ところがグレゴリア・マレのハーモニカをフィーチャーした、「Party Tyme」が始まったら、どうも雰囲気が違う。
結構快適なノリで、コール&レスポンスを思い起こさせるバックコーラスも悪くない。
同じくハーモニカーをフィーチャーした「On A Sunday Afternoon」もダンサブルでニューオーリンズ的な雰囲気満点の曲。
ラテン・ナンバーの「Honey Party」はダンサブルでラテンの暑苦しいムードが濃厚なところに、舌足らずのヴォーカルが妙にはまっている。
バックのジョン・スクラッパー・スナイダーのトランペットやアンディー・マーチンのトロンボーンのしつこいフレーズも、むさくるしい曲にぴったり。
ジョン・スクラッパー・スナイダーは「The Ghosts Of Tomorrow」でも、ニューオーリンズ・スタイルのトランペットが、いい味出している。
「We Might As Well Dance」はアーシーでダンサブルな曲だが、少し重い。

アコースティック・ギターとストリングスで、他の曲とはだいぶ趣が違うが、フランス語が重ったるい。
最後の爽やかなコーラスで幾分救われる。
ということで、納得できるナンバーに出会えたのは収穫だったが、違和感は残ったままだ。
もう少し辛抱して聞け、ということかもしれない。


Madeleine Peyroux:Anthem


1.On My Own

3.Party Tyme
4.Anthem
5.All My Heroes
6.On A Sunday Afternoon
7.The Brand New Deal
8.Lullaby
9.Honey Party
10.The Ghosts Of Tomorrow
11.We Might As Well Dance
12.Liberté

Madeleine Peyroux(vo)

Recorded at Sunset Sound in Hollywood CA.





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020年09月23日 10時45分15秒 コメントを書く
[ジャズ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: