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bunakishike

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2019年02月18日
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カテゴリ: ジャズ

先頃グラミー賞の発表があった。
当ブログの守備範囲である、クラシックとジャズの結果はグラミー賞のサイトでしか出ていないので、何度も検索して、グラミー賞の公式サイトでやっと見つけた。
その中から、ハイレゾ音源を入手しようと思ってチェックしたら、HDtracksで受賞アルバムが2割引していたので、数枚購入した。
今回取り上げたスティーブ・ガッド・バンドのCDは、ノミネートの段階で入手していたもので、たまたま「ベスト・コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞」を受賞してしまった。
ガッドは同部門では初のグラミー賞受賞。
この部門では2016年に「Way Back Home: Live from Rochester, NY」でノミネートされている。
スティーブ・ガッドについては、いつぞやプレイが古臭いと腐したことがある。

ただ、ガッドがリーダーなので、ドラムが前面に出る場面が多く、それがウザい。
例えばアントニオ・サンチェスの音楽とは全く違う。
昔の人間なので、しょうがないといえば、お終いだが。。。
フュージョンなので特に緊張感とかストイックな雰囲気は求められないにしても、緊張感はゼロ。
また、似たような曲が多く変化に乏しいため、聞き流すのにはいいが、音楽と対峙して?聴くというコアなファンには向いていないだろう。
というか、もともとこの部門の前身が「Best Popインストゥルメンタルアルバム 」という名前だったので、対象はポップスで、たまたまジャズメンのアルバムがはいっていただけのこと。
最初から当ブログが期待する音楽でなはなかったのだ。
マーカス・ミラーの「Laid Back」という同傾向の音楽もノミネートされているが、つまらなかった。
最初はなんと退屈な音楽だと思って、なんでこんなのがグラミー賞なんだと思ってしまった。
ところが、何回も聴いているうちに、この緊張感のなさが心地よくなってしまった。
Skulkはジンタ調で古臭いが、何回も聴いているうちに、何故かはまってしまった。

スローナンバーの「Auckland by Numbers」はルーズで夜の雰囲気満点の曲で、耳にすんなりと入ってくる。
トランペットとギターのソロもいい。
ただ、ベースのグリッサンドから始まる曲が多く、ワンパターン化しているのはどうかと思う。
メンバーではウォルト・ファウラーのトランペットが静的ではあるが、柔らかなサウンドとセンスのいいプレイで好印象。
マイケル・ランドゥのギターはそれほど表に出ることはないが、アドリブ・ソロのフレーズにハッとさせられることがある。

「Norma's Girl」「Spring Song」でフィーチャーされているケビン・ヘイズのヴォーカルは癖がなく、曲のカントリー・フレーバーにマッチしている。
いい意味で、肩の力の抜けたヴォーカル。
「Spring Song」でのファンキーなギター・ソロも粋だ。
「Temporary Fault」は結構シャープな音楽で、このCDでは異彩を放っている。
録音は少人数のフュージョンという好条件も手伝って、凄まじくいい。
特に広がりのある空間と厚みのある低音が魅力的だ。
ところが、ジャケットの表だけのPDFは何ともお粗末。
メンバーの名前が全員クレジットされていなくて、担当者のやる気のなさが表れている。
こういう時は DISCOG に当たると詳しいデータが分かるのでとても助かる。
今回も大分助けられた。
CDはどうなっているんだろうか?
ということで、いろいろ文句を言ってしまったが、どうやら気に入ってしまったようで、他のノミネートも聴いてみたが、ガッドのCDが一番ましなようだ。

因みに他のノミネートは次の通り。
Christian Scott aTunde Adjuah – The Emancipation Procrastination
Julian Lage – Modern Lore
Marcus Miller – Laid Back つまらない
Simon Phillips – Protocol 4 未聴


Steve Gadd Band

1.Jimmy Johnson, Steve Gadd:I Know, But Tell Me Again
2.Michael Landau:Auckland by Numbers
3.Duke Gadd, Kevin Hays, Michael Landau:Where's Earth?
4.Larry Goldings, Steve Gadd, Walt Fowler:Foameopathy
5.Larry Goldings, Steve Gadd:Skulk
6.Jimmy Johnson:Norma's Girl
7.Duke Gadd, Michael Landau:Rat Race
8.Allan Holdsworth:Jimmy Johnson:One Point Five
9.Kevin Hays:Temporary Fault
10.Kevin Hays:Spring Song
11.Walt Fowler:Timpanogos

Steve Gadd (Ds)
Kevin Hays (vocals ,key)
Michael Landau (g)
Walt Fowler (tp, flh)
Jimmy Johnson (b)
Duke Gadd (acoustic g tracks: 3)
Duke Gadd (perc. tracks: 1, 7, 8)

Recorded 15th-18th December,2017,Sphere Studios, North Hollywood, CA





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Last updated  2019年02月18日 20時11分54秒コメント(0) | コメントを書く
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