音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

bunakishike

bunakishike

2019年02月25日
XML
カテゴリ: 映画


公開2日目の2回目で、入れ物が大きくないスクリーンだったが、7割方入っていた。
客層はもちろん高め。
映画を観ていると、主役は没落貴族の娘アビゲイルを演じたエマ・ストーンかと思ったが、あとで確かめたらアン王女のオリビア・コールマンだった。
エマストーンとアン王女の親友で側近のマールバラ公爵夫人サラのレイチェル・ワイズが脇役だった。
映画はこの3人を中心に展開するが、アヴィゲイルが宮殿でのし上がっていく物語がメイン。
イギリスはスペイン継承戦争でハプスブルク家側につき、フランスの王国との戦争が行われている時代で、議会の様も描かれていて当時の様子がよく理解できた。
映画では痛風を患っているという設定になっていて、禁じられているお菓子を貪り食うシーンもあった。
ブランデー好きであったことから、ブランデー・ナンという異名で知られていたらしいが、映画ではそのシーンは見られなかった。

例えばアヴィゲイルは貴族ではなかったことや、宮殿内で策略を弄してサラを失脚させるなどということはなかった様だ。
また、アン王女の夫は存命だったが、映画では登場しない。
まあ、史実に忠実ならば、映画としては成り立たないので、許容範囲だろう。
ここら辺のことはこちらに詳しく書かれている。
https://takmo01.com/favourite-background-2309
男性は化粧をしてカツラを被っているので、印象が良くない。
中では、ゴドルフィン首相を演じたジェームズ・スミスが好印象。
出番は少ないが、サラを助けた娼館の女主人メイ(ジェニー・レインズフォールド)のピリッとした演技も良かった。
映画はイギリス映画一流のコメディタッチの部分もあるが、あくまででも香りづけで、笑いを誘う場面は殆どない。
エロいシーンもあるが、さらっと描かれていて嫌みはない。
映像は当時を思わせるような重厚なつくりで、現存する建物も使われたようだ。

オリジナル曲はなく、シンプルで無機的な音の繰り返しが何回も出て来て、観客を緊張させる。
音楽ではなくむしろ効果音のような扱いだが、観客に直接働きかけていて、絶大な効果を与えていた。
斬新なのは、メシアン「主の降誕」
女王の飼っている17匹のうさぎをケージから出して、部屋で遊ばせているシーンに流れている。
オルガンが轟々となり、刺激的ではあるが、画像と合っているかは疑問がある。

無邪気だったり狡猾だったりする、この女王の特異な性格を的確に演じて優れた演技だったことは確かだが、意地悪ばあさんみたいな性格なので、感情移入できるとは思えない。

公式サイト





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019年02月25日 20時30分53秒 コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: