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bunakishike

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2019年04月21日
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カテゴリ: ジャズ

「More Human」以来2年ぶりのラーシュ・ヤンソンの新作。
ハイレゾで出ないかと思って暫く注目してたのだが、出そうになかったのでimport_cdからCDを入手したのが数か月前。
今日、HDtracksをチェックしたら、何とこのアルバムがハイレゾで リリース されていた。
24bitの44.1kHzと物足りないが、今後の新作もハイレゾでのリリースを期待したい。
肝心の演奏だが、いつもながらのヤンソンの熟達した演奏が楽しめる。
これをマンネリととらえるか、円熟ととらえるかはリスナーの気持ち次第だろう。
全曲ヤンソンの作品でいい曲が揃っていて、のりのいい演奏ですっかり気に入ってしまった。
「More Human」 に比べると、個人的にはこちらの方が数段好ましいと感じる。
ビル・エヴァンスに捧げた「Waltz for Bill」は、エヴァンスを思い出させる洒落たメロディーで、とても楽しめる。
ブックレットを見ると ボーヒュースレン・ビッグ・バンドと共演した「Temenos」(2003)で録音されていて、ピアノ・トリオでの録音はこれが初めてとのこと。
他では、スピード感に溢れ生き生きとした「Bohuslan」や「No Purpose」、「Mustapha」の哀愁溢れるリリシズム、ラストの「To Have Or To Be」の濃厚なロマンティシズムなどが印象に残った。
グルーヴィーな「Pure Sensation」は熱を帯びたワイルドなプレイで、ヤンソンのいつもと違う顔が垣間見られるのも興味深い。
タイトル・チューンの「Just This」は、穏やかな朝を迎えたような清々しさが感じられる佳曲。
トーマス・フォネスベックのベース、ポール・スヴァンベリーのドラムスとも盤石のサポート。
彼らの自発性のあるプレイがヤンソンのプレイを強力にプッシュしていて、ソロも素晴らしい。
ヤンソンの唸り声は相変わらずだが、本家のキース・ジャレットの唸り声を聞くことができなくなった今では貴重?に感じる。
ヤンソンのCDではお馴染みのイタリアの彫刻家、画家、版画家である Mimmo Paladino (ミンモ・パラディーノ 1948-)の個性的な絵がこのアルバムの価値を高めている。
キャラバン 」のカバー・アートに使われているとは知らなかった。

Lars Jansson Trio:Just This(STORYVILLE 101 4320)

1. Just This
2. Pure Sensation
3. Waltz for Bill
4. Receiving

6. Mustapha
7. Intimate Talk
8. Cherished
9. Turn The Whole Thing Upside Down
10.No Purpose
11.Safe Trip
12.Anatta
13. To Have Or To Be

Lars Jansson (p)
Thomas Fonnesbeck (b)
Paul Svanberg (ds)

Recorded April 9,10,2018 at Nilento Studios,Gothenburg,Sweden





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Last updated  2019年04月21日 21時55分15秒 コメントを書く
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