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bunakishike

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2019年04月23日
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カテゴリ: クラシック音楽

ベートーヴェン・プロジェクトと題して、ベートーヴェンを集中的に演奏している河村尚子のベートーヴェン・ピアノ・ソナタの第1集が出たので早速購入。
ハイレゾも考えたのだが、SACD層をリッピングしたほうが安く上がるので、CDを購入。
ただ、肝心のSACDのリッピングがBDがネットワークにつながらなくなってしばらくお休みしていた。
何とか復旧させようとしたが、なかなか治らないので、取り合えずCD層をリッピングして24bit 192kHz Flacにアップ・コンバートして聴き始めた。
今回のプログラムは悲愴、月光に初期の4番、7番を組み合わせたもの。
全体的には攻めた演奏になっている。
打鍵の強さが半端なく、機動性も十分。

これが女流ピアニストの演奏とは思えないほど力感に溢れている。
トゥッティで和音を短めに切っているところなど、潔い処理だが、異論はあるだろう。
面白いのは悲愴で本来の強弱記号のfpがピアノで聞けることだ。
ブックレットに河村と音楽ジャーナリストの友部楽樹氏の対話が載っていて、それによると和音をスタカートで弾いた直後に鍵盤を半分ほど戻すことにより、ハンマーが弦にちょっと触れると頃まで落ちて、ダンパーが僅かに触れる瞬間にペダルを踏むという特殊な?奏法を使っているそうだ。
当ブログはこういう音は聞いたことがないが、他のピアニストが使ったことはあるんだろうか。
普通だと、ただ減衰するに任せている?ものなので、今回の演奏はなかなか面白いことは確かだ。
まあ、バリバリに違和感を持つのが普通だとは思うが…
この悲愴を初めて手掛けたのが昨年の2月ことで、初めて楽譜を読み込み、いろいろと面白い実験!や新しい試みを続けて作り上げた結果だという。
結果はどうあれ、その前向きな姿勢には感動を覚える。
テンポは速めで、緩徐楽章も遅くならないし、むしろ音を短めにしているところが目立つ。
なので、悲愴の第2楽章の最近のはやりの嫋々たる演奏になれた耳からすると、少しはぐらかされたように聞こえる。

4番、7番はあまりまともに聞いたことがないが、これらもダイナミックで生き生きとしていて、大変面白く聴くことが出来る。
あまり期待していたわけではないが、従来の演奏とは一味も二時も違う演奏で、秋のリリース予定の第2集も大いに期待できそうだ。
なお、CDのSACD層でも聴いてみたが、CD層をアップコンバートした音とそれほど違いは感じられなかった。

河村尚子 ベートーヴェン:ピアノソナタ 第1集

1.ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 作品7
2.ピアノ・ソナタ 第7番 二長調 作品10の3

4.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2「月光」

河村尚子(p)
録音:2018年7月16日~20日、ブレーメン、ゼンデザール





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Last updated  2019年04月23日 21時04分36秒コメント(0) | コメントを書く
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