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bunakishike

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2019年05月02日
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カテゴリ: クラシック音楽

イアン・ボストリッジがシアトル交響楽団と共演したフランス物の歌曲集を聴く。
Prostudiomasters(加)で$12.59+税で購入。
Seattle Symphony Media というシアトル交響楽団の自主レーベルからのリリース。
このレーベルはステレオのほかに5.1サラウンドもリリースしているが、サラウンドは Primephonic Acoustic Sounds の2社のみ。
2017年のライブだがライブとは思えないほどSNが良い。
ベルリオーズの「夏の夜」は以前ロトの「イタリアのハロルド」との組み合わせでリリースされていた録音に触れた。
その時はバリトンを起用しての演奏だったが、結構違和感があった。

恐らく、ボストリッジの細身で澄んだ声のためだと思われる。
女声と比べても全くおかしくなく、素晴らしい歌唱だ。
テンポは通常より少し速めだが、あまり速いとは感じられない。
夏の夜といえば肌に絡みつくような熱気を思い出すが、ここでの演奏は夏の夜の涼しい風を感じさせるような爽やかさだ。
ラヴェルの「シェヘラザード」もソプラノ向けの曲だが、ボストリッジの中性的な声がうまくマッチングしている。
この曲は ロト盤 でも触れたデイビス指揮のノーマン盤に比べると、20秒から1分も短いが、聴感上速い感じは全くしない。
それどころか、オケの細かいパッセージが、小気味よく感じる。
最後はドビュッシーの「シャルル・ボードレールの五篇の詩」(1889)から。
第5曲「La mort des amants」(恋人たちの死)以外の4曲をジョン・アダムスがオーケストラに編曲したもの(1993)
この曲も指定がソプラノだが、ボストリッジの歌は全く違和感がない。

ドビュッシーというよりはリヒャルト・シュトラウス風の色彩豊かなサウンド。
個人的には、もう少し暗めのシャープなサウンドが、よりふさわしいと感じられる。
ルドヴィク・モルロー指揮のシアトル交響楽団はハーモニーが少し厚めだが、フランスの香気が感じられるしなやかな表情が、とても魅力的だ。
管のソロも安定感があり、惹きつけられ。

Ian Bostridge sings Berlioz, Ravel and Debussy/Adams

1.Hecgor Berlioz:Les nuits d'ete, Op. 7, H. 81B

10.John Adams:Le livre de Baudelaire (After Debussy's L. 64)

Ian Bostridge (tn)
Seattle Symphony Orchestra
Ludovic Morlot(cond)

Recorded: 2, 4-5 November 2017(Les nuits d'ete)
Recorded: 31 October 2017(Sheherazade)
Recorded: 3 and 7 November 2017(Le livre de Baudelaire )

Recording Venue: Live recording, S. Mark Taper Foundation Auditorium, Benaroya Hall, Seattle, Washington, USA





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Last updated  2019年05月04日 20時35分23秒
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