音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2019年12月18日
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カテゴリ: ジャズ

日野皓正の久々の新作「Beyond The Mirage」のCDがリリースされたが、同時にハイレゾもリリースされたので、moraから購入。
CDは税込¥3000でハイレゾは¥2750なのでお得感もある。
毎度のことだが、ブックレットが付かないので、ネットの情報を入手するしかない。
出たばかりという事もあり、作曲者や録音日時も全く不明。
サンプリング周波数がCDと同じなのは不満があるが、値段が安いので仕方がない。
例によって192kHzにアップコンバートして、NASに入れた。
最近はCDだけでなく、ダウンロード音源もスペックが不十分な時は、みんな192kHzに上げている。

クラシックのNASは1番新しいのが4TBで、まだまだ余裕があるので、そちらにホルダーを作るか、新しいNASを買うか思案しているところだ。
このあいだ触れたaudirvana Plus for Windowsでは再生時にアップコンバートをすることができることを知ったので、NASにはアップコンバートしないファイルを入れておいて、再生時にアップコンバートするという方法も考えられる。
ただしこうすると、ネットワークプレーヤーの機能を発揮することができないので、どうするが思案している。
この方法でも先読みに多くのメモリーが必要になり、CPUの能力ももう少し欲しい。
ということで悩みは尽きない。

閑話休題

今回の新作は多分前作?の​ 「unity h factor」 ​(2013)のテイストを引き継いだような曲とメインストリーム系の曲が混在している。
最初のタイトル・チューンからぶっ飛ばしている。
シンセの効果音が飛び交い、石若の激しいドラムを石井のエレクトリックピアノが支えていて、そこに日野の火の出るようなソロが乗っかるという、まことに激しい演奏。
エンディングのこれでもかという駄目押しにも痺れる。

トランペットが出てくると、空気が一変してエレクトリック・マイルスみたいな音楽になる。
最近の日野の音楽を聴いていると、ますますマイルスの音楽に近づいている気がする。
勿論日野の音楽なのだが、ちっとも古くないところが日野らしい。
「Shun」はその名の通り、石若のドラムスをフィーチャーした曲。
ここでもシンセの効果音が変化をつけていて面白い。

「Buttonwood」でのトランペットとドラムスのデュオの部分がなかなか刺激的。
ただ、ドラムスが軽量級なのが惜しい。
「Aftermath」では彼のヴォイスが聞かれる。
「Vanish」と「Zodiac」は似たような曲調の2分足らずの曲で、ダークなムードの間奏曲風な仕上がり。
「Vanish」はリズムの繰り返しにベース、トランペットそれにピアノのソロが入る。
「Zodiac」はギターが入り、途中からフリー風になる。
「Rumson Rain」はメインストリーム系の曲で、いつもながらの日野節?が聞ける。
CMで有名だったという「Still Be Bop」もメロディックで疾走感があり、楽しめる。
最後の「Oneiros」はスローナンバーで、日野特有のクールな叙情が堪らなくいい。
それにしても日野は往時に匹敵するプレイで、とても78歳のミュージシャンのプレイとは思えない。
気力体力とも充実していないと、このような音楽はできないと思う。
普段の体調管理がしっかりしているのだろう。
すこし前に渡辺貞夫がスティーブ・ガッドと26年ぶりに行ったコンサートのライブが出たが、内容はある程度予測できることもあり、Amazon Musicで少しつまみ食いしただけで、購入は見送っている。
よく知られた出し物を名人がやるというものより、何かしら新しい発見がある演奏を好むのも、見送っている理由だ。
一番若い石若駿(1992-)のプレイが多くフィーチャーされている。
ギターの加藤一平は名前は知らなかったが、洗練されたプレイで印象的だ。
彼は日野とは昔からの付き合いで南郷ジャズに日野が出演した時も何回か参加している。
ほとんど見ているはずだが、全く記憶にない。
ところで、カバーアートが印象的で何気なく観て、面白い絵だなと思っていたら、日野のサインらしきものを発見。
もしやと思って検索したら、なんと個展を開いていらっしゃる。
JAZZ & ART 日野皓正 アート展
画集も出されているようで、才能のある方は違うなぁと思ってしまった。

日野皓正:Beyond The Mirage

1. Beyond The Mirage
2. Long Branch
3. Shun
4. Rumson Rain
5. Buttonwood
6. Vanish
7. Aftermath
8. Still Be bop
9. Zodiac
10. Oneiros

日野皓正(tp)
加藤一平(g)
石井彰(p)
杉本智和(b)
石若駿(ds)





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Last updated  2020年03月07日 23時24分19秒コメント(0) | コメントを書く
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