105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 8
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspheical 25
AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED 15
Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 8
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 23
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (F053) 2
90mm F/2.8 Di III MACRO VXD(F072) 2
SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 13
SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 10
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 1
Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8 12
Pentax M42 Super-Takumar 35mm F3.5 4
Pentax M42 Super-Takumar 28mm F3.5 5
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2 33
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 14
MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 7
MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 26
MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4 29
MINOLTA MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 3
全8件 (8件中 1-8件目)
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★ α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの巻 ★◯ 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの優位性はどこにいった...!?先日手に入れたTAMRON「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」はこれまで使ってきたレフ機時代の[272E]と比べれば超進化であるが、前評判の「爆速AF」とまでは感じなかったことと軽く回りすぎるフォーカスリングのためにファーストインプレッションとしては機能・操作感的に若干期待を裏切られた感じがしていました。ところがどっこいである...フォーカスリングのトルク感に関しては確かに今回使った「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」の方が数段上なのですが、TAMRONの記事でも書きましたが実際にリングを回した時のフォーカスの移動する感触(レスポンス)がSIGMAよりもTAMRONの方がとてもスムースに感じられたんですよねえ。そして「AF」に関しては...私の持つ最短撮影距離22cmの「FE 35mm F1.8」の方がはるかに爆速なのであります、がしかし[F072]の方は”スッ”ではなく”ス~ゥ”という感触のAFなんですが、今回SIGMAを使って強く感じたのがTAMRON[F072]のAFが「マクロでは革命的」と言われた理由がその”迷いの少なさ”にあるんじゃないかということなんです。今回使った「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」も一応SIGMA最新の105mmマクロであるわけで、そのビルドクォリティの高さといい優れた描写性能といいこれまでそれほど不満を感じてこなかったのも事実なんですよね。ところがTAMRONを使ったあとにこのSIGMAのマクロを同じ環境[DMF機能をON]で使うと上記のフォーカスリングのレスポンスでの劣勢、そしてAFの「迷いの多さ」にとにかく驚かされたのです。このSIGMAの迷いの多さについては深刻で...TAMRON[F072]を手に入れた人間からすれば...いくらビルドクオリティが高く機能的にも「AFロックボタン」はじめ「リミッター切り替えスイッチ」「AF/MF切り替えスイッチ」「絞り環」「絞り環のクリックON/OFFスイッチ」果ては「絞り環ロックスイッチ」まで付いていてさぞや使い勝手が良さそうではあるが...AFについて言えば「アレレ!」なのであります。実際に使って遭遇した例で言えば...リミッターで動作する範囲内でもけして少なくない頻度で「迷い」を体験すると言えばよいでしょうか^^;)。なので[F072]を手に入れた私としてはSIGMAの画質に不満が少しでもあればあえてMFですがヘリコイドの上質な操作感を楽しめるVoigtlanderの「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5」の方へドナ・ドナしてしまいそうなのであります^^;)。さてそんな感覚を抱いてしまった我がSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」なんですが、私の防湿庫の肥やしとなるかはたまたドナ・ドナとなるか今や”風前の灯”といっても良いような存在感...でもせっかく手に入れたので今回は「使用感」はとりあえず棚に上げておいて、その画質的に相性が良いと思っている「α7S」に付けての検証的な散歩撮としてみました...^^。起死回生となるかどうか...さっそく見ていくことといたしましょうか。なお今回夕方の散歩撮での画像で、曇り空ということもあり明るさに不足するシチュエーションが多くISO100をキープできない画像がとても多くなっています。なのでかえって「α7S」の高感度における描写のアドバンテージなども見どころとなっていると思いますのでお楽しみに...[スプレーマム]散歩途中に見つけた鉢植えのスプレーマムですね、中腰での接写で開放はとても辛いものでシャッター回数が自ずと多くなります^^;)。こうした背景が色になるような場合のこのレンズのボケ方が私的にいまひとつシックリきませんが、ピントピークの描写は気持ち良いですね。[Green Leaves]この一枚などはやはりSIGMA的なんでしょうかねえ...エッジから消え入るような前後のボケもありですが、私に言わせれば”優しさ”をチャームポイントとするα7Sを持ってしても全体から漂う”クール”な印象がSIGMA的なのでしょうかね^^;)。[枯れ木]そうした意味ではこの一枚はまさにSIGMA的でうってつけか...[F072]の記事にもほぼ同じ構図のものがありましたがTAMRONの方は朝日があたっているだけではない温かみの中に醸していた枯れ木の”乾いた質感”とは全く対局のようなまさに私がこのフレームで伝えたかった枯れ木のカラッカラな質感が見事に描写されていますし、少し固めなボケの質感がまさにイメージ作りに大きく貢献している感じですよね。ほんと石とか木などの質感描写では質実剛健な描写の「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」でも敵いません(笑)。[フジの幹]以前桜の太い幹についた苔をこのレンズで接写したことがありましたが、しっとりとした質感もやはりクールな印象で描いてきました。このフジの幹も長年にわたって裂けてきた表皮の「乾き」を顕微鏡で覗くがごとくあぶり出しているようですよねえ。もしかしたらこうしたクールな質感描写の「味」が好みの分岐点なのかもしれませんね。[マユミ]これなんかはよく撮るマユミの写真の中でも生き生きとした描写で好きな部類の一枚なんです。背景も大きめな淡いボケ玉を伴いとても好ましいアングルかなと思います。でもTAMRONならもっと温かな印象を与えてくれるのではないでしょうか...ボケが比較すると「硬い」のかなあ、不思議です。それともISO10000ともなる露出のせいでしょうか(笑)。[アベリア]このへんに来るとα7Sの消え入るようボケにふくよかさを加味してくるアドバンテージを感じられます。そしてピントピークの気持ちよさは1,200万画素のα7Sでも十分感じられますね。[音楽堂とCobby][F072]との室内テストを思い出します、TAMRON[F072]より真円を崩すペースが若干速いのが見て取れますが、端になったレモン型も大きさ・質感ともども好感が持てますね。もう結構な日の暮れようでかなり暗くなってきている状態ですが、このレンズでのCobbyはせいぜい及第点そこそこかな...残念ながらあえてCobbyを撮るために持ち出すレンズではないかな^^;)。[Watch Tower]日が沈む西の方角に向けて撮ってもこのExifになってしまう時間です。逆にその時間だからこそ点灯した塔の足元にあるオレンジのライトが素敵な色を時計塔に付与していました...まさにこのイメージどおりです^^。[ケイトウ]最後の一枚はほぼ日が落ち加減、それも曇っているので雲に拡散された僅かな光があるだけ。露出補正を[±0ev]ではISO25600でも足らずSSが1/60に...仕方なく[-1.0ev]にしたもの。しかし現像してみればISO25600でもノイズ感はこれとほぼ同等です、こちらをチョイスした理由ははわずかにピントピークが美しいパーツを広く捉えていたからに過ぎません。暗い状況とはいえ先ほどから書いてきたSIGMA的描写そのものです(笑)。「α7S」ってほんと凄いですよねえ、これだけノイズを抑えながらしっかり被写体のディティールを捉えてくれるんですからねえ^^。さていかがでしたでしょうか...まだまだ使えるシチュエーションは結構ありそうです、それもα7Sがあるおかげかもしれませんが^^。万能なレンズはないという範疇では優れたレンズであることは間違えないところですが、私の環境でマクロレンズとして[F072]と同居した場合は出番は極端に減るかなあ^^;)。いわば機能的にフル装備のSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」ですが、TAMRONの方は基本性能としての高さの強みがカスタマイズ可能な(フォーカスリング&)「AFLボタン」と「リミッター切り替え」の2つだけで十分としてしまう底力が感じられますよねえ...私はまだリミッターを”FULL”以外にしたことがありませんからね^^。あとはそれぞれの「味」の問題かな...TAMRONで概ね満足してますが、適材適所でSIGMAの登場も十分あり得るという感じですかね。まあこれだけ「味」が違えば楽しみも確保できる感じです...ただしいつまで保てるかは不明ですが^^;)。今回はα7SでもクールなSIGMA的描写が楽しめる「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」の検証的な散歩撮の様子でした...^^。2024年11月 文化の杜公園・キラリ☆ふじみほかにて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.11.11
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★ α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの巻 ★このところ日が差せば暑いくらいになり曇れば涼しいを通り越して長袖を着ていても寒いくらいな陽気があったりと体には注意が必要な日が続いています。そんな午後の大きく傾いた西日が差す散歩にはちょうどよい気温の時間帯を歩いてみました。今回は意識的にこのレンズを持ち出しました...もうすぐ最新のタムキューが来ますからね^^。気がつけばこの「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」も私の手元に来てからもう1年以上過ぎていました。私的には写真のα7IVよりもα7Sでのどこか”優しい描写”が好きなんですが、来たるべき新タムキューの「味比較」のためにもここで一発「新しめのカメラ」の方で画像を確認しておこうという魂胆です(笑)。それでは見ていきましょうか...[ご近所のニャンコ]こちらのニャンコはあまり人懐っこい方ではないのであまりポーズの要求はできません(笑)。まあとにかく強い西日の順光だったのでオレンジ色がとても出しゃばっており、若干色身を調節しました...気持ち悪いくらいコントラストが強い一枚でしたねえ、<クリエイティブルック>で[PT]から処理しました。同じ画角のOld-Nikkor「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」の方がこうした場合ニャンコの臨場感は上かもしれませんね、がんばれSIGMA!![コスモス #1][コスモス #2]なぜか川沿いがとても風が強く土手沿いのコスモスを撮るのに難儀をしました^^;)。しかし両画像ともに光が弱くなりだした時間帯の素敵なムードを感じさせてくれます...好きですこういうの。[タカノハススキ]主役が日陰で背景に弱いとはいえ日が差しているシチュエーションはさすがに辛いですね、ほぼ開放ですがそれほどの立体感を得られません (T_T)。[メタセコイア]公園のシンボル・メタセコイアも紅葉の準備が始まりました。少し枯れ気味のパーツに光を当ててみましたが、どちらかというと素敵な背景に仕上がりました^^;)。α7Sだともっとふくよかで柔らか(優しい)な描写となりうっとりとさせてくれるでしょうね、でもα7IVも頑張っているようです...このレンズボケ方はこういうスタイル/パターンが多いかな。[キバナコスモス #1][キバナコスモス #2]開放でもISO100をキープできないくらいの明るさになってきたところです。[#1]ではシベが被写界深度に入っていますのでいい感じの描写ですが、ほぼ開放とはいえ花びらの方がねえ...ピントの置き方かなあ^^;)。それに比べ[#2]ではほぼ最短なのでf/8としましたのでとてもバランス良く被写界深度をあてがうことができた感じですね。インフォーカスの花びらの質感描写も奥へ向けてのボケ加減もバッチリで文句なし(笑)。[Water Bridge]一転して開放での景色になります、やはり全体的にはちょっと甘くなりますが、水道橋の存在感は立派なもの。空がいまひとつはっきりしてない状況だったのでそのパッとしない様を”Luminar 4”がお得意のAI Sky Enhancerがメリハリを与えてくれました^^。[シャクヤク:APS-Cモード]最後の一枚はいつもの休憩地点「コンビニ」横に咲くシャクヤクの栄枯盛衰の図。いつか光の状態を見て撮ろうと思っていたのですが、タイミングが合わずいまひとつの状態でシャターを切る羽目に...背景が西日で明るすぎたんです、でもこいつも生き物なので朽ち果ててしまいますよねえ^^;)。開放でもSIGMAらしい”質実剛健”な描写でなんとか保存できてひと安心。いかがでしたでしょうか...SIGMAの105mmマクロ、開放からシャープな描写を楽しめるほか光るポイントも結構見られます。ただしボケ描写に関しては好き嫌いも入るのでなんともですが、私的には「中庸」かな...α7Sではまた違ってくるので面白いのですが^^;)。新タムキューとの比較も面白そう、そんな楽しいマクロレンズの話題でした...^^。2024年10月 江川周辺にて#α7IV#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.10.21
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★ α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art の巻 ★こんにちは...散歩撮に久しぶりにα7Sのカムバックです。しかしこの酷暑はいつまで続くのでしょうか、本来は少し日が高いうちに午後の散歩撮に出かけたいのですが...まったくもって自殺行為のごとし (T_T)。夕方の日が落ちる前後の1時間くらいを見計らって家を出ているんですが、蒸し暑さは全然変わりませんね。まあ風があれば少し冷却効果を持つかなというくらいですかねえ。α7Sもα7IVも重たげなレンズを付ける前提で「夏仕様」のままストラップのかけ方を変えました。普通に斜め掛けをすると背中や胸周りがシャツに密着して苦痛になりますので、ストラップの長さを短めにして肩からのショルダーストラップ形式に変えました...思いのほか楽になりました^^。そんなスタイルで今回のコンビはこちら...レンズにはSIGMAのマクロで「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」を付けての散歩撮になります。このレンズ以前にも書きましたが俗に言われる銘玉70mmの「カミソリマクロ」というような写りはしないですよね...ソリッドな若干硬さを感じさせることはありますが、どちらかといえば「優しい」写りと言えそうです。なのでα7IVよりはるかに低画素ながらも「ふくよかさ」や「柔らかさ」などで見られるように階調性に優れるα7Sのほうが相性が良いように感じます。しかし今回”Ligjtroom Classic”から変わった現在の現像プロセス...”IEDIT”+”Luminar 4”or”PaintShop Pro 2023”では、特に”Luminar 4”での「AI Accent」などで微調整をする段階で若干ではありますがレンズの「味」に(スポイルされる方向の)変化が加わってしまいますね...あまり使わないほうが吉のようです^^;)。よろしければそんなところを過去の記事と比べていただくと面白いかもしれません。それではいつものようにこのコンビでの散歩撮を時系列で見ていきましょうか...[孫と]今夏休み中の兄と一緒に遊びに来ている長女のところの孫娘を散歩前に撮った一枚です。こういう一枚を見るとあの素敵な肌色でビックリした「X-T2」のときのことを思い出しますね、肌色に強いFUJIFILMというのを思い知らされます(笑)。こちらも悪くないですが、同じ光の状態での出来を見ると否応なしに感じてしまいます。[Cobbyと]その横で「早く行こうよ~」 と孫にヤキモチからかふてくされているCobbyです(笑)。α7Sらしい柔らかさ優しさが出た一枚ですかね。[キバナコスモス]公園のコスモス畑の縁には早くもキバナコスモスが咲きだしています。背景がかなりうるさそうでしたので開放で撮りました、このコンビでは目立つ二線ボケなどがしっかり抑えられているようです...でも「AI Accent」のせいかα7Sとのコンビで見られる「らしい背景」には至らなかったようです...背景を色に変えたときのふくよかなボケに見られる気持ち良いグラデーションがいまひとつかな^^;)。[Spider Web]これはなんのことはない植え込みの上に見られた蜘蛛の巣ですが、その糸の繊細な輝きが撮れるか試したものです。1.200万画素とはいえインフォーカスに見られる複雑な織り込みはその輝きとともにSIGMAらしい精細な描写でしょうか。[サルスベリ]西日色がしっかり確認できる時間帯です。まだまだ光が強い時間帯でしたのでSONY[ディープ]を使ってみた甲斐あってとんがったところがなくなり花の素敵な立体感に集中できる一枚になりました。[赤トンボの群れ]その公園にはいまたくさんの赤トンボ(アキアカネ)が飛び回っています。遠目にも確認できたので少し距離ありますがシャッターを切ってみた一枚です、散歩者の前方の木道や植え込みを背景にした影部分に群れなしているのがわかりますよ...大きくしてご覧ください(笑)。[公園のセミ]あまりの暑さにCobbyと日陰を求めて公園内の小高い丘に避難したときに遭遇したたくさんのセミたち、その中の一匹が眼の前でうるさく鳴いていたときの一枚です。撮影時多めのプラス補正をかけましたが、こうしたときの”Luminar 4”の「AI Accent」は単に暗部を持ち上げるだけでなくハイライトを飛ばぬようにした全体のバランスを考えてくれるのでとても重宝します。[ブルーサルビア]少し水が足りない状態なのがいやというほど分かってしまう一枚ですね、SIGMAらしいと言えば良いのでしょうか(笑)...でも背景のボケに見られるふくよかさはα7Sならではだと思います。[イチジク]最後は鮮烈なまでに美味しそうな色を披露していたご近所の「イチジク」の実...まさに食べごろ^^。美味しそうな中身まで想像させるようなその色はなんとも言えませんね、その奥の熟する前の実もまた素敵な色合いでつい見とれました。素敵な葉の色と合わせなんともバランスの取れたイチジクの木でしたねえ、我が家にも欲しい一本です。そんな気にさせるに十分な描写ではないでしょうか(笑)。さていかがでしたでしょうか...先述したように現像プロセスで若干味が削がれる部分もありましたが、やはりこのレンズはどちらかといえばα7Sでの描写の方が私は好きですね。リミッターを「Full」の時のピントの迷いは少し気になりますが、まあ最短撮影距離が約29cm~∞というマクロレンズの宿命を考えればタムキューなどに比べれば我慢できないほどではないです^^;)。でもまあ今回特に考えさせられたのが”IEDIT”がもう少し使いやすければ良いなあということ、NIKONの”NX Studio”なんかは細かいところまで調整ができてとても使い勝手が良さそうですからねえ。ますます”Ligjtroom Classic”への郷愁を強く感じる今日このごろでした...^^。2024年8月 山崎公園ほかにて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO | Art
2024.08.18
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★α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art の巻 ★こんにちは、久しぶりの散歩撮は先日の予想外の積雪の朝からα7Sに「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」を付けてしばらく歩いたときの散歩撮の様子をご覧いただきたいと思います。しばらくカメラを持たずにCobbyの散歩をしていたら河津桜に葉が出てきたり公園の植物園には早咲きの桜があれやこれやと咲き出したりという状況になり、慌ててこのコンビで撮り始めたというわけです...^^;)。最初の一枚はその公園にある植物園で見られた寒緋桜です、もうこんなにきれいな個体が見られるようになってます...慌てますよね^^;)。それでは時系列でご覧いただきましょうか...まずはあの私の勤務時間が終了する夜10:00頃から降り始めた2回目の積雪を見た翌朝の散歩撮からです。[朝の江川・ダイサギのいる雪風景]前回の雪と比べて積雪は少ないです、でも小雨交じりでとても寒い朝でした。そんな冷たいであろう川の中に一羽のダイサギも見えてますね、一生懸命片足ずつ震わせて餌を漁っていましたよ。[土手のCobby]そんな土手にてのCobbyの一枚、WBを「太陽光」にしていたせいか若干青系に寄っているようですね。でもそんなところがSIGMAっぽい色味かも^^。[河津桜 #1]もうどこを見ても完成形の河津桜です、2回の雪で花でたわわになった枝がみな垂れ下がっているようです。[河津桜 #2]少し赤みが強く感じますが、コレはAdobeのSONY用<カメラビビッド>を当てたせいです、ですがこのカエラープロファイルが一番河津桜についた水滴が美しく見えてきます。[河津桜 #3]もう花たちも2回の雪で散々な形になっているものも多く、ましてや雪(水)の重さでみな俯いてしまっています。このSIGMAのマクロは特徴的なボケという感じはないですが、光の弱いこんな状況でも前ボケがとても優しく出てくれます...ってこれはα7Sのせいかな(笑)。[濡れた桜の樹表]コレは河津桜ではなく、これから出番を迎える公園のソメイヨシノの幹です。緑色の苔がとても渋い模様となって濡れた樹表と相まって生々しく迫ってきます。ここからは風は強かったのですがしっかり晴れてくれた時のものになります...今回は今までの画像を見てもわかるように、風の強い状況が多かったのでα7Sでは「M:マニュアル」にしたうえでISOオートにしてシャッタースピードをほぼ1/250か1/500で露出はISOオートに任せる形にして撮影しています...α7Sならではですね^^。[河津桜 #4]まさに河津桜による「壁」の完成です。[河津桜 #5]ほぼツボミもあまり見られない状態までになっています、葉が出てくるはずですよねえ(笑)。ただし美しい個体を見つけるのには苦労しそうです...土手の上からでは無理、道路側に降りて下から仰ぐのが一番のようです...後半にご期待ください^^;)。ここからは公園内の植物園に見られるようになってきた早咲きの桜たちの姿をご覧いただきます。[啓翁桜]こちらはやっと咲き出した「啓翁桜」ですね。小さなラッパ状に少しすぼんだ姿が特徴です。このレンズ絞りによらず二線ボケが目につきやすいです^^;)。[熱海寒桜 #1]花びらの桜色の濃淡が魅力の熱海寒桜もまた良い風情があります。咲き出しから少しずつ勢いがつき出しているところでどの花を見てもとても美しい姿を確認できます。[熱海寒桜 #2]花びらの色の濃淡の美しさとは裏腹にシベの形はいまひとつで残念なところ...天は二物を与えずか(笑)。でもそんなところも含めとても可愛い桜です^^。[熱海寒桜 #3]いかがですか...これからが見どころですよ。[白梅 #1]植物園をあとにして公園の白梅へ...もうほとんどが真っ赤なガクが目立ち始めあまり美しいとは言えない姿ですが、よく見るととても勢いのある姿を発見。まだまだ見せてくれます。どうでしょう...このレンズここまで絞ってみると、光のせいか背景があまり美しく出ないです^^;)。ROKKORを持ち出すわけではないですが、最新レンズですからもうちょっと頑張って欲しいところです。[白梅 #2]ただし精細感や生々しさなどはさすがです。[シジミチョウ]そんな梅を撮っていたらすぐ横のユキヤナギの株の中に「ベニシジミ」かな?じっとしていくら寄っても逃げないので全身がしっかり写るよう絞りながら最短付近で寄ってみました...なかなかのマクロ感ですよね、良い空気だと思います^^。最後は曇り空ではありますが風もなくとても撮りやすかった日のものからです...[河津桜 No.1]ご覧のように少しずつ葉が出始めてきました。ですがまだとても勢いを感じさせてくれます。そういう意味ではコレが最後のセッションかな、これからは少し良い花を探すのに我慢の時間が必要になってきそうです(笑)。[河津桜 No.2]やっぱり下からですね、美しいです。今年は花と葉の(色味の)バランスがとてもいい感じで安心しました。[河津桜 No.3]やはりこうして少ないながらも風のない日のものを見ると背景がとても綺麗なのがわかりますよね、いくらシャッタースピードを1/250~1/500にしても風で大きく揺れる枝が背景だとスッキリとしない大きな要因となってしまいますね。やはりそろそろ河津桜も撮り納めとなってしまいそうです...残念ながら^^;)。[ご近所の白梅]これは帰り際見つけたいつもCobbyがお世話になっているお宅の玄関脇にあった梅の木、とても枝ぶりが良くきれいな花がたくさん咲いていたもの。まさに梅も種類が多く木によって全然花の様子が違いますね...小さな花がぎっしり咲いてとてもきれいでした^^。[ハナニラ]最後の一枚はなんてことのないハナニラです。ですが春を呼ぶ花がたくさん写ってます、ハナニラの背景にはたくさんのホトケノザがあり右下にはペンペングサと呼ばれるナズナが、そしてよく見るとハナニラの真下にちょっと見えているのがまさにヒメオドリコソウですよね...やっぱりこれからどんどん見られるんですねコレ、嬉しくなってきます^^。2024年3月 江川周辺にて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.03.16
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★ α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art の巻 ★・・・・・・・・・・・・・・・「写真愛好家の冬の楽しみ方」寒さが身に染みる冬の日、愛犬との散歩は特別な時間。雪景色を背景に、カメラを手に新たな冒険が始まる。雪の結晶が降り積もる中、愛犬の喜ぶ姿や自然の美しさを捉える。カメラレンズを通して見る冬の景色は、心を温かくする。冷たい空気と暖かい絆、その魔法を写真に閉じ込めよう...・・・・・・・・・・・・・・・なぜかいつもの私ではないテイストの文章で始まりましたが、上の一文はつい先日やっと使い始めた「ChatGPT」で作成したブログタイトル(&小見出し)と文章なんです^^。満足できる回答を得るのには少しコツが要りますが、条件に応じてまさに無尽蔵に文章を作成されるさまを見るのはとても面白いものがありますよねえ。そしてその文章もどんな対象に向けてのものかなどを限定する事もできて...まさに上の文章のように(私が入れた「趣味のブログ」という条件で)的を得たとても読みやすい文体となっています。さて本題に入るとしますか...すでに道路にはほとんど雪も残っていない状況になってしまいましたが、今回は前日の午後から翌日未明まで降った雪が積もってしまった日の散歩撮の様子です。残念ながら川沿いの河津桜の花は発見できずじまいでしたが、公園の梅は水気の多い雪の中けなげにもその美しい花を披露していました。そんな雪中の花をCobbyと一緒に楽しんだ様子をご覧いただきます...[土手に出たCobby]2回前にアップした雪の記事からもう土が見えないくらい、いや積雪5~10cmというくらい積もってしまった土手の様子です。こうなったらもうCobbyのリードは外せません(笑)。こうして雪の写真をみるとこのレンズ、開放では若干の周辺減光が見られますね。今まであまり気が付きませんでした...ピント操作によるレンズの伸縮がなくて使い易いですが、やはりインターナルフォーカスの宿命なんでしょうか^^;)。[江川のヒドリガモ:APS-Cモード]こちらはAPS-Cモードでの一枚ですが、ご覧のように同じ開放でも周辺減光が目立たないです...レンズ中央を使っているせいですかね。朝から冷たいであろう川の水をもろともせずに頭を水中に突っ込んで採餌の真っ最中でした。最近は冬場の渡りのシーズンでも冬鳥の数がめっきり少なくなってきました。其方此方で河岸をコンクリで固めてきているせいでしょうか...一昔前にはこのヒドリガモだけでなく、マガモ・カイツブリそしてオナガガモなどたくさんのカモたちがこの川にあふれているくらいでしたが...とても残念です。[公園・木道のCobby]公園の菖蒲田にかかる木道での一枚...情緒ありますよね^^。なんだかいつもはしゃぐCobbyがとても大人しく、もうすぐ13歳という年齢のせいでしょうかちょっと寂しくなります。[雪の白梅]花がまるで枝に雪を纏ったかのような素敵な立ち姿を披露していた一本の梅の木、雪の朝の静寂さを助長しているようでした。[白梅 #1]そんな梅の花をファインダーを通して見ると...まるで大粒小粒の雪が舞っているかのよう...とても素敵でした^^。[白梅 #2]今回の雪は梅の花には積もるほどではなかったようで、近寄ってみると咲いたばかりのきれいな花たちがまるで春を呼んでいるかのような世界を垣間見せてくれます。[白梅 #3]少し距離をおいて撮ると曇った雪の朝の寒さ冷たさが感じられる光で、さらに花たちが愛おしく感じられます。人のほとんどいない広い公園の静けさの中、Cobbyの雪道を歩く「サクサク」という音がとても大きく感じられる素敵な朝でした。[採餌中のダイサギ]その帰り途見つけたやはり採餌中のダイサギ、このあとコサギにカワウまでやってきて少しにぎやかになった江川周辺です。こうして雪の中で見る野鳥たちの姿はまた一味違う風情を感じさせてくれて違った世界へ連れて行ってくれるかのようですね...いつまでも守りたい環境です^^。以上が雪の降った翌朝の散歩撮の様子ですが、ここからはそのままのカメラ・レンズでまだ雪の残る天気の良かった翌日以降の散歩撮もご覧いただきます...向かった先は地元の名所の一つ「難波田城公園」へ...[途中で出会った梅の木 #1][梅の木 #2]畑の脇に昔から植えられた梅の木、ここの梅の花は若干黄色みが強く夕方に見ると普通の梅とは思えないほど^^;)。青空を背に素敵な姿を披露していました。[スイセン][ミツマタ]上の二枚は難波田城公園につく直前にある農家さんの道路沿いに植えられた毎年この時期見られるスイセンとミツマタです。スイセンは最盛期の時期ですが、ミツマタももうこんなになってきました...文化の杜公園のものも見に行かねばです、最近の陽気はちょっと異常なので見逃したら大変です^^;)。今回の難波田城公園までのCobbyの散歩は長丁場、2時間は下りません。寒さには強いCobbyですが、この日はとても天気が良くて歩いていてレインダンサージャケットを脱いで腰に巻くくらい。歳のCobbyが気になります、なので歩くペースを昔に比べ落としています...余計に時間を食うという結果になりますよね...なので彼の様子を見ながらののんびり散歩撮となってます^^;)。そしてようやく到着です...・・・・・・・・・・・・・・・「難波田城公園で愛犬と楽しむカメラ散歩!」- 魅力的な風景と愛犬との素敵な時間 -難波田城公園は歴史と自然が織りなす絶景の宝庫。古民家の風情、緑豊かな庭園、そして歴史的な城址がカメラに収める価値あり。愛犬とともに訪れると、さらにその魅力が増す。歩く度に新たな発見が待っている。写真を撮りながら、心身ともにリフレッシュできる至福の時間を過ごそう。こちらも上の雪の記事同様に「ChatGPT」を使ってこしらえた文章です、ボキャブラリーや言い回しを勉強するにはとても便利なツールですよね、まるでPCと語り合っているようでとても面白いです。・・・・・・・・・・・・・・・[難波田城公園:古民家][古いポスト]公園のシンボルと言っても良いかの昔ながらの郵便ポストと古民家。垣根のサザンカがほぼ終わりかけていたのでいつものアングルでは撮れず、変則的な二枚となってしまいました^^;)。でもここならではの情緒を感じさせてくれます。[土蔵脇の白梅]古民家周りの梅の木はまだまだ序の口でわずかながらの花たちが出迎えてくれました...。[古民家土間のCobby]古民家の土間では裸電球のオレンジ色の光ですが、外から差し込む光が強くオートホワイトバランスではこうして太陽光がまさる結果に...無理やりWBを調整せずに現像してみれば「α7IV」の濃い色は微塵も感じられない結果に...さすがにRAW現像ならではでしょうか(笑)。[古民家・座敷内]夏場はとても涼しく感じる古民家の居室もこうしてまだ残る雪の中開け広げられると暖かさの微塵も感じられない空間となります...やっぱり雨戸まで締めても隙間風などもあり冬は寒いでしょうね^^;)。[庭のサザンカ]日当たりの良い垣根のサザンカがほぼ終わりに近い状態なのに比べ日当たりが限られるせいか庭のサザンカはまだまだ見頃のものも多く、地面に散った花弁をまばらにあしらいちょっと気取った立ち姿を自慢気に披露していました...なかなかなものでしたよ^^。せっかくの「α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art」ですので、天気も場所も良いしということで後半はCobbyのポートレート撮影会に切り替えました(笑)。[Cobby's Portrait #1][Cobby's Portrait #2][Cobby's Portrait #3][Cobby's Portrait #4][Cobby's Portrait #5]長丁場のせいかCobbyお得意の立ち姿(チンチン)がなかなかOKが出ずに苦労しました(笑)。彼にしてみれば「おやつも出さずにやってられますか」ってな具合ですかね、それとも歳による疲れのせいか?最近は特にじっと私の目を見て動かず...まるで哲学者のように私の考えを見通すかのようなシーンも多くなってきました、人間の歳に換算すればすでに私の歳を上回ってしまっているのでしょうね^^;)。でもなんやかんやと嫌がらずに付き合ってくれる可愛いバディなんです、いつまでも元気でいて欲しいものですよね。Cobbyの写真を撮っていて西日が強く、長い影が見られだしたのでそろそろ帰路につくことに...[夕日の帰り道]この直線道路の先にはこの時期きれいな富士山が望めるのですが、この日は雲の中...残念。先行くワンコ連れがなんとも素敵なワンポイントに...もう少し早く公園を出ていたらと悔やみました(笑)。[夕日と水道橋]家に着く直前くらい、素敵なオレンジ色に染まった素敵な空に寒さを忘れるほど。今日はこの長い道のりでCobbyは早い時間にぐっすりでした、たまにはこういうのんびり散歩撮も乙なものですね。しかしこのレンズ「α7IV」より「α7S」の方が味のある描写を見せてくれるような気がします。Nikonの「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」ばりの<柔らかシャープ>が気に入っているのですが、色の厚みと優しさを信条とする「α7S」の方がよりこのレンズの個性を発揮しているように思います。好みの問題とはいえ次は「α7S」でじっくり味わってみましょうかね...^^。2024年2月 江川周辺にて#α7IV#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.02.11
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★ α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art の巻 ★前回「α7S」で素敵な空気感を出してくれたSIGMAのマクロ「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」ですが、あのバイワイヤー方式のマニュアルフォーカスに少しでも慣れようかと思いファインダーがとても良く見えるのでピント拡大が不要で撮影が楽だった「α7IV」に付けて散歩に出ました。天気は上々で日差しがちょうどよく暖かな感触を与えてくれて散歩には最高でしたが、風が少々強く105mmマクロでの近接撮影には少し苦労します。こうして日差し十分な中でも接写では少し多めに絞って撮ったりしますが、ISOオートでの最低シャッタースピードを<1/125>にしていたので<f/8>でシベに影が出ていたためプラス補正をかけてみるとISO100をキープできなくてその最低値<1/125>になってしまいピントをおいたシベに若干「ブレ」が見られます...もちろん風の影響も大きいのですが^^;)。どうやらこういう条件下ではマニュアル露出で撮った方が良さそうですね。でも上の一枚を見てみると<f/8>でも随分ときれいなボケ玉が出ています...いい感じです。そしてフェンスを使ったボケの様子ですが、遠景のボケはとろけるようにボケているのがわかります...ただ近場のボケに少しザラつきを感じるのは気のせいでしょうか^^;)。そんな少し風のある晴天下での散歩撮の様子となります...[タマスダレ]こうしたアングルでの絞り開け加減ではピントの薄さがわかりますね、そういう意味ではカミソリマクロというのが納得です...まあボケが汚いわけではないのでこうしたガラス越しにでも見ているような空気感の一枚も良い感じです。[吊るし柿]「秋ですねえ」とでも言いたくなる一枚ですね。軒先に整然ときれいに吊るされた干し柿はめったに見られるもんじゃありません(笑)。[Traffic light & sky]「天高く馬肥ゆる秋」とでも言いたくなるような日だったので空を入れたものを何枚か撮ってみました。年季の入った信号機の質感がとても良く出ています、こういうアングルはちょっと新鮮ですね。[Clock Tower & Sky]この時計塔は決まった時間で中から動く人形が出てくる仕掛けがあるんですが、少し前の時計を付け替える改装でどうやらパネルも新調して残念ながら「仕掛け」封印してしまったようです^^;)。ただまだまだきれいなパネルと時計が印象的で、あまりきれいな雲とは言えないですが秋の空に素敵に浮き上がってくれました。[Crane]こちらは少し暗い雲が混じり始めた空を背景にビルの上にそびえ立つクレーンです、105mm...いい具合に収まります。[Cobby]逆行で捉えたCobby、しっかりした描写となります...良い感じではないでしょうか。ただCobbyくん、もう少しスリムだともっと良いんですがねえ^^;)。[モミジバフウ(紅葉葉楓) #1]そしてわが町の紅葉が心配です^^;)。植え込みにこうしてたくさんのモミジバフウの葉が落ちているんですが、色がまだまだ未成熟。[モミジバフウ(紅葉葉楓) #2]上を見ればこうしてきれいに色づく木もあるんですが、多くの木がすでに葉が落ちて裸になりそうなものまで出始めています。今年の狂ったような夏の陽気のせいでしょうか、昨年のような紅葉はちょっと無理みたいな気がしてきます...ただでさえ秋が短くなってきているのにとても残念です。今年も地元の秋の風物詩「富士見コスモスまつり」は見送られ、江川周辺は寂しい秋を迎えましたが、個人のご好意で毎年川沿いに種を巻いてくれている場所では、今とても綺麗にコスモスが咲いています。[コスモス #1]きれいに咲いている花はどう撮っても美しいですが、このマクロもとろけるような素敵な背景に美しい姿を描写してくれます。切れ味鋭い「カミソリ・マクロ」という印象はなく、やはりどこか優しさを感じさせる「柔らかシャープ」の部類に入るのではないでしょうかねえ^^。[コスモス #2]これなぞは「α7IV」ならではの描写かもしれませんね、「α7III」のようなどこか軽やか・爽やかさを感じさせるというよりは落ちついたと言ったら良いのか、悪く言えば少しくどい描写と言えなくもないですね...私「α7IV」のこういうところが嫌いなんです^^;)。正直...こんな画ばっかり出てくるとすぐにでも手放しそうで怖いです^^;)...そういう意味ではワタシ的には「α7III」ってなかなかいいカメラだったんですよねえ(笑)。[ハゼラン]そんな今絶好調のコスモスの間に見られたとても小さな花の「ハゼラン」です、可愛いですよね。いつもの標準レンズではこうはいかないですからね、中望遠マクロは良いです...f/8がいい感じの背景を描いてくれますよね^^。[コスモス #3]そして最後はこのレンズの大好きな空気感の一枚です。まるでシルクのような花びらの質感も「良き!」です^^。大好きなTamronの180mmマクロも得意な柔らかさとともにこうした傾向の描写をしますが、SIGMAの方は「鷹の目」ではありませんが醸す空気感に”素敵なコク”を感じさせてくれますね。いかがでしたでしょうか...今回は慣れないバイワイヤー方式のマニュアルフォーカスでなんとか近接撮影を楽しんだ話題でした...^^。2023年10月 文化の杜公園ほかにて#α7IV#105mm F2.8 DG DN MACRO | Art
2023.11.01
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★ α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art の巻 ★少し前に「α7IV」でのデビューで彼岸花での素敵な画を見た「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」ですが、2度目の使用となる今回ははいよいよ「α7S」に付けてのレビューになります...今回は前回以上にマニュアルフォーカスの出番が多かったですよ。「α7IV」のときと比べて少しレンズが大柄に見え「頭でっかち」のような印象ですね、それでもやはり170gほど軽くなりますから機動力は上がります。撮影時レンズを支える形になりますが絞り・フォーカス・スイッチ類等の操作にも支障なく、安定感でも問題なしでした。さて今回の「α7S(1,200万画素)」ではどんな画を吐き出してくれるやら...「SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1」や「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」がD700ではめったに見られないしっとり感を演出してくれましたが、このレンズでは「α7IV」とどんな違いが出てくるやら...楽しみですね。前回絞りのクリックをOFFにしての連続可変式でとても快適に撮影できたので今回もそのままの設定で撮影しています。[シソ(紫蘇)]まずは素敵な「Green」の色世界、シソがたくさんなっている場所での一枚です。こうして接近してみると見慣れた紫蘇の実の根本にたくさんのケバケバがはっきり見られますね、マクロの世界はまさに「こうなっているんだ」の連続ですよね(笑)。[畑の落とし物]そしていきなりのドキュメンタリータッチの描写が驚きます。このレンズ花など撮っていると「SOLID」な傾向よりはどちらかというと「TENDER」と言っても良いくらいの描写を見ますが、後にも出てきますが「木」とか「石」とかの描写にはSIGMA特有のカチッとした感触が出るんでしょうかねえ。[トンボ]少し距離があったので楽してAFで撮りました...詰めが甘かったですよね。後ろ向きだったせいもありこうした小さな被写体では羽・胴体を通り越して複眼にピントが行きづらいようですね...これだからAFは嫌いなんです(笑)。ただ開放に近いのですが背景のボケがあまり荒れません、これは他のレンズに見られない傾向と言えそうです...Tamronマクロなどでは強い二線ボケが出てきそうですから。[コムラサキ]畑の横で素敵な「紫」を見つけたコムラサキです。漏らさず色を拾おうかと少しアンダーで撮りましたが、「α7S」のおかげか想像以上にはっきり出ましたね。ども実もきれいだったのでもう少し絞った方が良さげですが、やはりこの「奥行き」と「空気」感は開放ならではのようです^^。[コキア]先日「XR RIKENON 50mm F2」で素敵な空気感の描写を見た同じコキアです。こうして見ると一つ一つの葉の繊細さが桁違いですね...それもこの優しいタッチでの描写ですからなんともいえません。[カンナ]そして見事な3輪のカンナの描写はどうでしょう...ボケながらも質感と臨場感を感じさせる背景も素敵ですが、主役の花の空気には目を見張ります^^。[栄枯盛衰:彼岸花]ほとんどの花が左の一輪のような寂しい姿になってしまった土手の彼岸花です。きれいに残っていた花が落ち加減の西日に照らされて最後の力を振り絞って光を求めて咲き佇んでいる様子が伝わってくるような情緒たっぷりな描写です。近接とは裏腹に少し距離を置くとこうして優しさを少し抑えてキッチリ・カッチリ描いてくる不思議なレンズです(笑)。[ウラナミシジミ #1][ウラナミシジミ #2]畑の縁に咲いていたニラを見に行ったらちょうど一羽のウラナミシジミが吸蜜に来ていました...これが近づいても逃げないのです...そこで周りをチョウに合わせてぐるぐる回りながら良さげなアングルを探し、絞りを開けてのチャレンジです。やはりマニュアルフォーカスでは旧来型の方式が良いですね、評判は上々なんですがこの回転角の大き過ぎる「バイワイヤー方式」は前にも書きましたがピントの山を掴むのに苦労します...慣れるのだろうか、不安になってきます^^;)。[クレマチス]こちらも素敵な描写ですね、さすがにマクロで一本一本が細い繊維状のものでできているのが見て取れます。そしてこのボケを含めた全体の空気には大好きなROKKORにはない素敵な「透明感」みたいなヌケの良さを感じます。[狛犬:氷川神社]さて続いてはキッチリ描いてくる「石」です(笑)。しっかりとした質感が見事ですよね、狛犬像の「雌の獅子」がいまにも動き出しそうなところもこのレンズならではかも...素晴らしい立体感・(質感描写を含めての)臨場感あってのことでしょうね^^。[Red Rose]こちらはまさに撮影現場の臨場感を素直に描写した一枚と言えそうです。きれいに咲いたピンクのバラの下に負けずに美しく咲いていた真っ赤なバラなんですが、花びらの状態がとても良かったのでしゃがみこんで真横から撮りました。そんな態勢がこの不思議な感触を産んだんだと思います、とても素直な柔らかいボケを背景にほぼ平行に並ぶ茎たち、そして葉より下に美しいバラという図式が生む普段見慣れない構図が「面白い」のかもしれません...でもバラの柔らかなしっとりとした描写、素敵ですよねえ^^。[アベリア]これでもまだ最短ではありません、あの小さなアベリアの花に寄ってみました。なんともピンクのこれまた小さなシベが美しい。[Cobby]このキラリ☆ふじみを背景にしたCobbyは何度も撮ってますが、ほとんど標準レンズが多いのでたまに撮る中望遠レンズではアングルに迷います...もっとキラリの素敵なパーツを入れたいので...でもこのレンズのボケは一概に柔らかく荒れないので安心して撮影が可能です。[イチモンジセセリ(芙蓉の花)]芙蓉の花に現れたイチモンジセセリ、つぶらな瞳にピントを合わせた一枚。ほんと「α7S」のプラス補正は常時でも良いかと思うほど素敵な効果を施します。なんとも優しい一枚になりました。[ホシホウジャク]これは上のイチモンジセセリを撮っていたら突然現れたホシホウジャクの群れの中の一匹。何匹いたでしょうか...ここでよく見かけるのですが「群れ」は初めてです、そんなホシホウジャクをなんと開放で追っかけてしまいました(笑)。ご覧のように背景が素敵なんです、これはファインダーで見てわかっていたのでなんとか粘っての一枚なんです。でも暗い曇り空の下に加えてA(絞り優先)にしていたので開放とはいえSSが1/200、良く「口吻」と尻尾にピントが合ったものです。ここでもすばしっこいホシホウジャクですからもちろんMF(マニュアルフォーカス)です、またもやバイワイヤーに苦労させられました(笑)。[Amethyst sage]最後の一枚はいつもの「アメジストセージ」です、もうすぐ花開くのかところどころ白くなり始めました。最短近くまで寄ってますが、こういうとき絞りのクリック感なしの連続可変式で背景を見ながら楽しく撮影できますね...マクロでの近接撮影スタイルが変わってきそうです(笑)。さていかがでしたでしょうか...やはり「α7S」での色は格別ですね、期待色を裏切りません。このレンズ特有の「優しさ」との相性も良いのだと思います、「α7IV」と比べても背景のボケにときおり見せる若干の「硬さ」の兆候すら無いような気がします。あの一つだけの難関「バイワイヤー方式のMF」が慣れてクリアされれば良き相棒のマクロになりそうです。2023年10月 文化の杜公園ほかにて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2023.10.09
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★ α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art の巻 ★さて今回は私のレンズ群に長く使ってこなかったSIGMAレンズが加わったお話です。初代デジイチNikon D5000(APS-C)時代にSIGMAでは広角<10-20mm>そして当時優秀と言われた標準「50mm F1.4 EX DG HSM(ニコン用)」を使っていましたが、以来現在に至るまで純正以外はもっぱらTamronかVoigtlanderでした。「α7S」&「α7IV」用にマクロが欲しくなり純正90mmかカミソリマクロの血統を継ぐSIGMAの105mmかという選択肢で迷っていました。純正では用途は違えど「FE 100mm F2.8 STF GM」という画角があり、画質的なバラエティということでAPS-C時代以来久しぶりのSIGMAを選んでみました。《 105mm F2.8 DG DN MACRO Art 仕様 》光学系構成 : 12群17枚焦点距離 : 105mm最短撮影距離 : 0.295m絞り羽根枚数 : 9枚F値 : f/2.8~f/22フィルター径 : 62mmマウント : Sony Eマウント重量 : 710g純正の90mmマクロより100g程重いですが、AFLボタンを含めほぼ純正並みの機能を備えて防塵・防滴を誇ります。やはりこのクラスのマクロを見るとこうした重量が目に付きますので、重たいNikon D700にTamronの「SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1(272ENII)」は機動力を保つのにGoodな重量(400g)ですよね。α7IVに付けてみるとなんともズッシリとした重量感です...でもどうでしょうかこのスタイリッシュな出で立ちはいいですよね、もう少しだけレンズが短いと機動力的には助かるのですがねえ...フードを付けるとかなり長くなります^^;)。[便利なAFLボタン]マクロで近接ではほぼMF(マニュアルフォーカス)が多いですが、少し距離を置ける時などやはりこの「AFLボタン」はあると便利ですね、純正同様に他の機能をあてがうこともできますし...。[細かい設定のリミッター]リミッタースイッチも細かく設定され[FULL・0.5m~∞・0.295m~0.5m]使い勝手はどうかなと思いましたが、近接以外ではAFがとても速いです。ですがさすがに中距離以上から近接に合わそうとすると迷うことがありますのですかさずリミッターを切り替えるクセをつけておくと撮影のリズムが良くなりそうですね^^。[使える絞りクリックON/OFFスイッチ]マクロでの近接では絞りによる被写界深度はそれほど変化しませんが、背景のボケ量調節という意味では絞り値も重要ですね、そんなときこの絞りクリックのON/OFFが便利でした。ファインダーを見ながらクリック感をなくしたスムースに回る絞り輪はストレスなくボケ像に集中できて「これはありかな」と思わせてくれました。[まあまあなMF]マニュアルフォーカスでは...まあヘリコイドの回転を直接前後の直進に変える方式とは違い...バイワイヤー方式ですが大きなピントリングと合わせ回転量は多く(軽めに)なりますが感触は悪くない[そこそこ]です^^;)。やはり昔ながらのMFのヘリコイドに慣れていると比べようがないです、回転角度が多めな同じ画角の「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」でも回していてピントの山の前後の像の変化がとてもわかり易いですが、このバイワイヤー方式のようにさらに回転角が大きいとどこでピントの山を超えたかとても分かりづらいというのが実感です(笑)。[ファインダーが見やすいレンズ]ただし今回α7IVで使っていて驚いたのが、このレンズを付けていてのファインダーがとても見やすくてマクロとはいえ「ピント拡大」を一度も使っていなかったことです。そういう意味ではファインダーのとても見やすいD700でマクロを使っている感覚で撮影可能でした...これは特筆モノですね^^。それではそろそろこのレンズのファーストインプレッションとなる画像たちを見ていきましょうか...(※α7IVなので引き続き通常以外に使用した「クリエイティブルック」はExifの先頭に記しました)家を出てすぐ遭遇したバッタの求愛シーン...AFが[FULL]にしてあったんですが、一発でスッと合ってまずはビックリ...やはりいまどきのこのクラスのレンズはこうなんですね(笑)。シャッター切った後すぐに飛び立ちましたのでMFでは逃していました...105mmマクロの恩恵でもありますね。小さな砂利まで精細感のある描写で気持ち良いです、開放からシャープに出ますが「カミソリ」の系譜というほどは硬くならないような気がします。続いてはいま盛りとなっている彼岸花で...さきほどのたとえではないですが、精細感がありながらも優しい描写というのがわかりますね。前後のボケにも変なクセがなく好感が持てます。このレンズのせいかはたまたα7IVのせいかわかりませんが、まさかのふくよかさの抜けた「α7S」のボケに近いものを感じます、このへんが優しさを感じさせる要因かも...でもこの立体感は立派ですよねえ(笑)。盛りを過ぎようとしている白い花たちの姿を容赦なく晒してくれるかのよう^^。やはりシャープではありますが「カミソリ」ではないですよね...SIGMAの嫌いなところが見えなくてほんと良かったと思ってます(笑)。ここからどんどん寄ってみます...このムード..良いですねえ^^。Nikonのマイクロ「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」の<柔らかシャープ>とはまた一味違うこの精細感を保ちながらの優しい描写が素敵です...PCのモニターで拡大すると驚きます。先述しましたが今回α7IVで「ピント拡大」を使ってませんが、まさにこうした近接でもMFでファインダー頼りの体の前後による微調整で撮影が可能でした。でもさすがにピントが薄い!老化のせいもあり体が揺れてD700並みに「納得いくまで」の枚数が嵩みます(笑)。SIGMAの言葉ではありませんがあらゆる収差を抑えたレンズではあります。でもこうした一枚はもう少し絞った方が写真としては雄弁な一枚となるんでしょうが、二線ボケも上手く抑えられた優れたレンズなのでついオールドレンズよろしく開放でボケを楽しんでしまいますそんな「味」も感じられるから不思議^^。開放の描写とは思えません。これがSIGMAの味なんでしょうかね、花の精細感も素敵ですがその後ろの河津桜の幹やそれを支える支柱の描写までもが臨場感に富んだ気持ちの良い描写になってます。小雨がぱらつき出した午後の暗めな時間でしたが、いつものアメジストセージが[Camera SH]で爽やかなボケに浮かぶ一本の花を軽やかに描き出してくれました。いかがでしたでしょうか...まだファーストインプレッションですが、またしても個性豊かなマクロレンズが私のコレクションに加わった感じです。手ぶれ補正が効かなくなるとはいえ「α7S」での描写も期待ですね、とても楽しみです。今回このレンズは断捨離3回目の賜物です。現役4台のカメラ[α7S・α7IV・D700&X-T1]ではじっくり純正もオールドも楽しめなくて、カメラを絞り込みたくて久々の<Film Simulation>で楽しかったのですが「X-T1」と中華製レンズをこのレンズとドナドナしました...こんな繰り返しが多い気がしますが^^;)。でもそろそろ「終活のすすめ」が我が家にも送られてくる歳になりましたので、レンズは別として主たるカメラを絞って撮影に専念したくなったというのがその理由となりますかね。2023年10月 江川周辺にて#α7IV#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2023.10.02
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