105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 5
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspheical 22
AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED 15
Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 8
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 23
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (F053) 2
SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 12
SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 9
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 1
Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8 12
Pentax M42 Super-Takumar 35mm F3.5 4
Pentax M42 Super-Takumar 28mm F3.5 5
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2 33
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 14
MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 7
MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 25
MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4 28
MINOLTA MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 3
全2件 (2件中 1-2件目)
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今日は前回に続き新しいレンズ「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」をα7IIIに付けての散歩撮になります。最初の撮影後に「Ver.01」から「Ver.02」にアップデートしたおかげか微妙にAFの食いつきが良くなった感触がありますが、「迷い」自体は健在です(笑)。今回も早朝そして夕方と二回散歩撮をしてきましたが、前半の早朝ではWBを「太陽光」にしたのは前回同様なんですが、α7IIIでは初めてかもですが<jpeg>オンリーで撮ってみました。このレンズ、手ブレ補正やAF/MFのON・OFFそして各種レンズ補正をすべてカメラに任せているのでモーター同様に価格を抑える面で貢献しているわけですよね、ですからレンズにはピントリング以外何もありません^^。それならばjpegまでのアウトプット(クリエイティブスタイルはスタンダート)までα7IIIに任せたらどんな画が出てくるのか見たくなったという単純な思いです(笑)。そんな朝の散歩からです...さすがにjpeg出力です、Lightroomの調整までは必要ないかなと思わせる画像ばかりでしたが、そこはα7IIIです...色が少し赤味が強かった^^;)。調整はほんとにそのくらいですかね、後は画像ごとのコントラストやら若干の明るさの調整くらいでした。[ヒマワリ](f/2.8, 1/1600, ISO100)このヒマワリももう取り込んだときからきれいな色が認められて気持ち良いくらいでしたねえ。やはり中央の特徴的なシベの部分が団子になりがちだったのでコントラストを落として多少明瞭度を上げました。[朝露](f/2.8, 1/125, ISO100)この朝露の一枚でも35mm(ハーフ)マクロですから大きく写る水滴に対して適度に背景が入ります。その背景もこうした接写の時に近い背景の目立つ二線ボケなどがないので主役にすんなり目が行きますね。低い朝一番の光を感じさせる色みに気を使ってみました(笑)。[サルスベリ](f/4, 1/30, ISO100)こちらは朝だと日陰ですが強めの光を背景にしてしまう若干条件の悪い場所ですので、空の入る比率をできるだけ少なくして撮った一枚です...それだけに少しメリハリに欠けるのが玉に瑕ですがかえって落ち着いた描写ともいえますかね^^;)。全体を見るとその「落ち着いた雰囲気」の画像ですが、細かく見ていくと花びらや黄色いシベなどとても精細感の高い描写が見られます。そしてここからは午後5時過ぎてからの散歩の画像になります。朝の写真を調整してやはりFUJIの「X-T2」の時と違いjpegの面白さをあまり享受できないので、RAWに戻して「色み」の調整を意識してWBをK値で<4700K>に設定しておきました。[樋門](f/2.8, 1/250, ISO100)やはり調整が楽しいですね、樋門の鮮やかなブルーもしっかり出てます。こうして見ると純正の「FE 35mm F1.8」の開放<f/1.8>での精細感の素晴らさが思い出されます...でもこちらもなかなか気持ちよく描写されています。[Cobby](f/2.8, 1/160, ISO100)このレンズをつけての「瞳AF」のテストです、純正同様にしっかりCobbyの目を追ってくれました...ひと安心です...ただしCobbyが動いている時がどうかが気になりますが^^;)。このとき試そうかと思ったんですが、左に見えるこんもりした中にこれを見つけてしまったのです...[アマガエル #1](f/2.8, 1/80, ISO100)可愛いカエルです...手には「とことん寄れるレンズ」ですから気になりますよね(笑)。この一枚は「FE 35mm F1.8」の最短だったらこのくらいかなと思った位置で撮ったものですね。開放とはいえf/2.8ですから気持ち良いくらいしっかりとカエルが捉えられます。問題は前にも書きましたが、現像時Lightroomの当ててくるレンズプロファイルなんです。上の画像はレンズプロファイルを外した一枚で、下のものはまったく同じ調整を「レンズプロファイルあり」で現像したものです。カエルを中心にした中央の描写はまったく一緒なんですが、周辺の明るさがこれだけ違ってきます。空など入らないこうした画像では...しっかりカエルの立体感がキープされてますので...どちらを選んでも問題なく「好み」で選べそうですが、いかがでしょうかねえ^^;)。[アマガエル#1」レンズプロファイルON](Exifは#1と同様)そしてここからこのレンズの「最短」で寄ってみました。[アマガエル#2:最短](f/2.8, 1/60, ISO100)[アマガエル #2:レンズプロファイルON](Exifは#1と同様)寄れますよねえ^^。もうカエルの見えている方の目にピントを合わせると背中から反対の目はボケ始めます。ボケの柔らかさもTamronらしいですよね、このTamronらしい柔らかさはこうした接写の時はとてもプラスに働きます。ただし午前中の「サルスベリ」の一枚のようにその柔らかさが一見した時にSIGMA的なキレというか目に見えてシャープな感じを与えない印象となる一因なんでしょうね...先述したようにパーツごとに見るとしっかりとした描写を認められるんですよ^^;)。私はROKKORではありませんがこの柔らかさは大好きです。今回はそんな安くてもTamronらしい描写をしてくれて楽しめる「とことん寄れるレンズ」の話題でした...^^ 。2021年8月 江川周辺にて#α7III#35mm F/2.8_Di_ \III_OSD_M1:2
2021.08.06
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今回の話題は期待の<Newcomer>...人ではないですがTamronのレンズ「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」のお話になります。このレンズしばらく前から気になっていたんですが、今回α7RIIが手元から離れてα7IIIがメインとなったので思い切って手に入れてみました。もちろん中古です...元々このレンズとても安くて手に入れ易い方なんですが、価格ドットコムでの中古価格でも最安になっていたタイミングでMap Cameraでの美品を入手しました。《35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F053 仕様》 光学系構成 : 8群9枚 焦点距離 : 35mm 最短撮影距離 : 0.15m 絞り羽根枚数 : 7枚(円形絞り) F値 : f/2.8~f/22 フィルター径 : 67mm マウント : Sony Eマウント 重量 : 210gこのレンズ「M1:2」という表示から分かるようにハーフマクロです、というかこれまさにマクロレンズと言ってしまって良いかもです(笑)。ハーフマクロと言えば私のものでは「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」や「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」などもやはりハーフマクロです。ですから「とことん寄れる35mm」という感じです(笑)。SONY純正の「FE 35mm F1.8」も寄れるレンズで気に入ってはいるんですが、あちらは<22cm・0.24倍>なのに対してこちらは<15cm・0.5倍>ですから比較にならないくらい寄れて大きく写ります。ですから形状も全然違いますね...前玉がこんなに小さいです、「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」からすり鉢状の前部を取ったような感じですね。使い勝手は軽くてそれなりに小さいので問題になる箇所はないですが、TamronのEマウントシリーズ共通のフィルター径ということで67mmになっているので撮影時の構えも楽な形状です。ただ1点「仕方ないか」と思わせるのがAFの迷いが大きいこと、これは感覚的にはSP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1「272ENII」と同等レベルです^^;)。モーターが最新のものを使ってますから「音」は比較的静かなんですが、迷い方はほぼ一緒です。まあ15cmから無限遠までの恐ろしく広いワーキングディスタンスですからねえ。タムキューなどはリミッターがありますからまだいいのですが、こちらはマクロ域で撮った後に5mちょい先にAFを合わせておくなどちょっとした工夫が必要かもです...さもないとAF望遠マクロ同様にAFが長々と行ったり来たりする羽目に陥ります。こうした古いAFマクロを使ったことがない人が「最新レンズ」としてこれを使ったりすると「何だこれは?!」ということで手放して私のような中古ユーザーの手元に来てしまう結果となりますね(笑)。なので私のα7IIIでは純正レンズやオールドレンズを併用する時に便利な「フォーカスモード」をカスタムキー<C2>に割り当ててありますので、ファインダー覗きながら瞬時に「MF」へ切り替えて使えるようにしてます。ただこの「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」のフォーカスリングの使用感は『そこそこ』かな、MFレンズのヘリコイドの良質な感覚には程遠い感じですね。それとSONY独自の「フォーカスフォールド」ボタンくらいは欲しかったかな、いろんなケースであれば便利なボタンですからねえ^^;)。以上がまずは使ってみてのファーストインプレッションですかね、まあこの安い価格ですから欲を出せばそれだけ高額になるだけなので「限界を知って美味しいところを堪能する」、これが安いレンズを楽しむツボですからね^^。そんな使い心地のこの「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」ですが、肝心な出てくる画の方を見ていただくことにしましょうか。使い始めはオーソドックスにα7IIIの設定をWBは「太陽光」で臨んでます。[キーボード](f/2.8, 2秒, ISO100)まずは寄れるレンズの小手調べ...最短での一枚です。まさにマクロですよね、少し前に綿棒でキーの隙間をきれいにしたばかりなのに小さな塵がたくさん写ってますね^^;)。さすがにタムキューや「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」ほどの焦点距離がありませんから奥のボケはそれなりですがTamronらしいボケと言えそうです。[ツル](f/2.8, 1/160, ISO100)ここからしばらく早朝の画が続きます...久しぶりに新レンズということで頑張って早起きしてCobbyの散歩をかってでました(笑)。しっかり左巻きに絡んでいるアサガオのツルですが、低い朝の光を感じさせる一枚です。朝5時過ぎで日の出からすでに30分以上経過しているのですが、まだまだ開放でもこのシャッタースピードがせいぜいです。なかなか安心のボケではないでしょうか、このへんはさすがに最新のモデルらしいところですね。フォーカス面も比較的シャープでそのボケとのバランスがTamronらしいですね。[サルスベリ](f/2.8, 1/400, ISO100)こちらも朝の色を感じさせるものですが、奥のボケに見られるまだ陽の当たらないベンチなどはちょっと危うい汚さを感じさせます^^;)。[サルスベリ:近接](f/4, 1/100, ISO100)こちらはその一房に寄ってみました。やはり35mmです...適度に背景が入ります、しっかり花びらが入るよう気持ち1段絞りましたがボケの様子も落ち着いた感じで好感が持てます。[サルスベリ:最短](f/2.8, 1/200, ISO100)最短の時はおもむろにMFに切り替えてピントリングを最短の位置まで持っていってから花に寄ったほうが早いですね、白に早朝の光が乗りなんともいえない明るさがいい味を出してます。花びらの質感もしっかり感じられてTamron系柔のらいボケの中に気持ちよく浮き上がります。[木槿(ムクゲ)の花](f/2.8, 1/125, ISO100)開放でカラフルな玉ボケに囲まれたムクゲですが、前夜の雨のしずくが残りいい雰囲気でしたよ。絞りについてTamronによるレンズの仕様では開放から2段絞っても円形を保ちますとなっていますが、何度か試しましたが、<f/5.6>では点光源など残念ながらしっかり7角形になってました^^;)。[ヒメジョオン](f/2.8, 1/320, ISO100)朝の気持ち良い光の中で見たヒメジョオンです、その雰囲気そのままに描写してくれてます。解像感も高く小さなトゲトゲも捉えてくれます、近い背景などでも強い二線ボケも見られず安心してシャッター切れますね。ここまでが早朝の画像でしたが、次から夕方の散歩撮に移ります、これがハッとするような描写を見せてくれたものもありなかなかなんですよねえ^^。[公園の小径](f/4, 1/13, ISO400)Cobbyの好きな通り道です。すでにフットランプに火が灯り始めてましたが、明かり周りの雰囲気も良し、かつインフォーカスの葉の様子もシャープで気持ち良いくらいです。[ノウゼンカズラ](f/2.8, 1/80, ISO100)その葉の様子の素晴らしさの最たる一枚がこちらですね。ピントはノウゼンカズラに置いてます、ランプの色をしっかり捉えたくて「-3EV」と限界まで露出補正を下げたんですがそのおかげかノウゼンカズラ全体の描写が深い緑とシャープで立体感のある素敵な描写になってますね...これでF2.8とはいえ開放ですから良いんじゃないでしょうか(笑)。[キラリ☆ふじみ](f/8, 1/20, ISO100)日没直前の淡い夕日色がガラスに写った時間帯の一枚で絞りました、解像感たっぷりの描写です。現像していてこのへんで「違和感」が...このレンズ、Tamronは「カメラの各種レンズ補正はONにして使って下さい」となっているんですが、Lightroomで現像するにあたりα7IIIではα7RIIなどと違い取り込むと同時にレンズのプロファイルを当てた状態になります...これが自分的には良い時と悪い時がありそうです。APO-LANTHAR 50mm F2などでも感じたことで以来レンズプロファイルを使わない傾向が多くなっているんですが...レンズプロファイルがかけてくる開放撮影時の周辺減光を減らす処理では、やはり現像していく過程で不自然に周辺が明るくなることなどとても似ています。プロファイルを外した方が撮影時の雰囲気をそのままに残したケースも結構有りましたので、現像時はちょっと注意が必要かなと思いましたねえ。[常夜灯](f/2.8, 1/125, ISO100)こうした暖かい光を感じられる時間帯になると「太陽光」では現像時調整の必要が出てきます...とはいえLightroomのWBを「曇天」あたりに変えれば一発OKということも多かったですが。鷹の目ロッコールなどで日中に撮ったアングルですが、焦点距離35mmのTamronらしいボケで危なげのない描写です。さてこうして「とことん寄れる35mm」を手に入れると、小旅行などで持ち出すレンズで迷いが生じてきますね(笑)。純正かTamronか...<F1.8>か<F2.8>か、<22cm・0.24倍>か<15cm・0.5倍>か...楽しい悩みが待っていそうです。※ただし型番が示す<OSD>とあるようにこれは昔からあるDCモーターの焼き直しであり<USD>のような超音波モーターなどと違い本文にあるようにAF速度は雲泥の差があります。手に入れた個体はまだレンズのアップデートが済んでおらず「Ver.01」だったのですぐ「Ver.02」にアップデートしましたから「合焦していないにも関わらず合焦マークが点灯してAFがストップする」という症状はなくなったようですがAFの状況は相変わらずです。「瞳AF」は効きますが「動態追従性」はそれほど期待ができないでしょうから孫などと一緒の時はやはり「FE 35mm F1.8」の方がなんといっても安心して使えそうですね。とはいえ「とことん寄れる35mm」は散歩スナップなどには強い味方なので新たな楽しみが増えたことは事実ですね^^。そんな新たに手に入れたレンズ「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」の話題でした...^^。2021年8月 文化の杜公園ほかにて#α7III#35mm_F/2.8_Di_III_OSD_M1:2
2021.08.02
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