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.リツコ 「こういち君は本当に見切っているのね。 動きがまさにスペック-1のレベル速度そのものよ。」ゆうすけ 「あいつ、そんなに器用だったのか。」 バシっ、 ガシっ ガシっ ズボっ スンチャの攻撃がいくつか入り始めた。 仮想レベル-1のこういちがしっかり受けるシーンもあったが、 その半数を超える打撃が決まり始めたっ!こういち 「あともう 5cm 踏み込んでっ!」 ズガっ ザっ、ザっ バシバシバシっこういち 「違う、決めは当てるだけじゃダメっ! 奥まで打ち抜けっ!」スンチャ 「ハイっ ハーーーイ、 ハァーーーっ!」 ズコーーーン! 見事なミドルキックがこういちの横っ腹にヒットし、3m は飛ばされたこういち。 いちを受身を取らずにフロアーに転げてあげていた。 片手をついて起き上がりながら、こういち 「最後のはいいよ♪ あの蹴りなら一撃で仕留められるね。」 そして両足で立ち上がり、こういち 「最初はそれでもまだ遠慮があったみたいで、 その時の一撃では、相手にダメージは与えられない。 けど、段々強く打ち込むことに慣れて、ようやく らしく なってきた。」スンチャ 「手を抜いてないか・・・?」リツコ 「いいえ、こういち君の動き、あれはまさにスペック-1の動きよ。」 二人に歩み寄りながら話すリツコ。ゆうすけ 「打撃が入りすぎて変だったか・・・?」スンチャ 「あぁ、思ったよりいけることに驚いた・・・・」 満足はしていないようだが、それなりの手ごたえに自信を感じたようだ。こういち 「スペック-1の動きに対して手抜きはしていない。 ただ、こちらからは仕掛けてないからね、きっとその性だろう。 その前に早いスピードのリツコさんとやってるし・・・・。 スンチャ、やはりスピードでは彼らに同等よりもやや勝っている。 あとは自信としっかりと力が抜けないように打ち抜くことを心がければ。。。」スンチャ 「あと。。。5センチか。。。」ゆうすけ 「やはり大少林拳は偉大だな。 スペック-1と対等に渡り合えるなんて。。。」こういち 「次は攻撃を受ける、受け流すもやらないとね。 まぁ、リツコさんに揉んでもらっていれば、スピードに慣れてくるさ。 おいらだと、速度は真似できても、打ち込む力加減は自信ないから・・・・」リツコ 「私は構わないわよ。いつでも。。。」スンチャ 「ありがとう。 ・・・・ただ・・・・」 ペタンとフロアに座り込んだスンチャ。スンチャ 「ちょっと休ませてくれないか・・・・はぁ、はぁ、・・・・」ゆうすけ 「そりゃそうだな、リツコさんとこういち相手にぶっ続けだったから ^o^ 」 『あははは。。。』~~~ ~~~ ~~~ 住民と戦闘員の起こした事件から一夜明けた昼間、 北見刑事他警察官は、ここの事件の現場検証に追われていた。 襲撃を受けたストアーの前、そして貴金属店などに被害が集中している。 報道関係者も路上に中継車を据え、記者などが自由に行き来しながら、 各所で収録していた。 ただ、やはり一番取材陣が多いのは国立病院の前。 そして寝転んだ状態の戦車があるところだ。 ピピーー 周りの道路を完全に閉鎖し、立ち入り禁止のロープを張り巡らし、 群がる野次馬達から一線引いて警官が見張るその中に、 今まさに、巨大なクレーン車が戦車を吊り上げ、これまた大きなけん引型トレーラー の後方の荷台に下ろそうとしていた。 待機していたリポーター達が、マイク片手に一斉にテレビカメラの前に立ち話し始める。 只今我々の目の前では、昨日謎の爆破により空を舞ったとみられる自衛隊の 戦車を、現場から運び出す作業が始まっております。 吊り上げる前の検証によりますと、それらしい爆発物は見当たらず、 関係者も首をかしげるシーンも見られました。和恵姉さん 「爆発物なんてある訳ないわ。」美咲先生 「まったく、どうやったらあんなのをひっくり返せるわけ・・・?」和恵姉さん 「ゆうすけ君の話だと、重さは 50t を超えているらしいわよ。」美咲先生 「ご、ごじゅっとん~っ!」 そのTVを見ながら居酒屋 華夢on の店内。和恵姉さん 「あそこまでやらなければ、きっと政府は厳戒令を解かなかっただろうな。 手痛いのは政府、戦車2台分の損失。 費用がお高く付いたものね♪ 払うのは組織なのかもしれないけど、予想外の費用でしょ。 値段はゆうすけなら知っているかも。 まあ安いので3~5億、高いと十数億ってところかしら。」美咲先生 「そ、そんなにするの~っ!! それを2つも・・・・」和恵姉さん 「そうよ、だから大きな問題になると思うわ。 これで少しは政府も懲りたでしょうから、国内では彼らに中々手を貸さなく なることでしょう。 組織としての出費も手痛いでしょうから。。。」美咲先生 「戦車代が約 2,300,000,000 と仮定して、戦闘員の売値が確か 20,000,000 と聞いていたから、約115人分の売り上げがパー・・・・か。」和恵姉さん 「計算速いわね。 その倍だけど。 今回は実費で出て行くけど、戦闘員の数も激減しているでしょう。 こういちにやられて・・・・・。 組織の計算もかなり狂ってきていると思うわ。 あっ、そうだ」 -つづく-第187話 Episode 01中華店 綉榠餡 の終焉 (和恵・リツコvsこういち) へ ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年05月14日
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. 翌朝、利江パパ 「仕方ないな・・・・・。 言い出すと聞かない子だから・・・・・。」 かなり渋い表情の利江の父。利江 「ごめんなさい、お父さん。」利江パパ 「校長でなければまだ気が重くないのだが・・・・。 まぁ、以前のおまえは私やお母さんが言わないと行動を起こさなかったのに、 こういち君と知り合ってからというもの、自分で行動を起こすようになっておる。 考えもしっかりとしてきているしな。 何よりこういち君と行動を共にするのであれば・・・・」利江ママ 「許可出さない訳にもいきませんよね。。。 利江、行ってらっしゃいな。」利江 「おとうさん、おかあさん、ありがとう~♪♪♪」 父に飛びついく利江。 その利江をそっと抱きしめる校長先生である利江父であった。利江パパ 「こんなことがないと、娘を抱けなくなってきおったな。」利江ママ 「いいじゃありませんか。。。 世間の娘さんは、何か喜ぶモノでも買ってあげないと抱きついてくれないかも しれませんから。」 苦笑いでそれに応える利江父であった。~ ~ ~ 『ハイ、ハイハイ、ハァーーーーイっ!』 さっ、 スルスルっ ガシっスンチャ 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・ こ、こんな動きの女性、カズエさん以外にもこの世にいるのかよ・・・・ そ、それに見事なまでの峨眉(がび)拳の使い手だし・・・・」 次々と繰り出す流れるような攻撃を、見事に交わされ、最後の強烈な蹴りも ガッチリと受け止められてしまうスンチャ。 息を切らしながら話す。リツコ 「峨眉拳はそこそこまでしか会得していなかったわ。 だけど、この力が後押ししてくれて余裕を持って型を作れるの。」ゆうすけ 「リツコさんの実力、少しは判ったか?」スンチャ 「うん。 どうもこうもイヤという程にな。」 蹴りに行った足をスッと引っ込めて蹲踞(そんきょ)の姿勢を取るスンチャ。こういち 「拳を交えてみて・・・・異人ってのと比べてどう?」スンチャ 「異人って・・・まさにこんな感じだよ。 スピードがあって、鍛えたおれ達ですら手を焼く。 拳、脚の攻撃も人間離れしたダメージを受ける。昨日のやつらのことね。 でも・・・・ リツコさんは異人というよりも、もっと上のこういちと合間見えている感じ に感覚は近いかな。」リツコ 「私も・・・・実はね、戦闘員の一人だったの。」スンチャ 「そうなんだ・・・どうりで。 ・・・・じゃなきゃ世の中自体が異常だよ。」リツコ 「但し、上級戦闘員・・・とでもいえばいいかしら、 レベルが3段階あって、私はその一番上のクラスなの。」スンチャ 「み、みっつもっ!」 フロアーにヘタリ込むスンチャ。こういち 「昨夜は、そのレベルが一番低いスペック-1という能力のやつらだった。」リツコ 「レベル2は-3へのステップの体造りの過程、 少しは-1よりはましかもしれないけど、 大きくは違わないの。 そしてその過程で体の細胞が受け入れ態勢が出来たら、その次の処置がこの私と 同じレベルのスペック-3ってこと。 私の知る限りでは、4人ってところだけど・・・・。」ゆうすけ 「つまり、スンチャはまだザウバーやクラウス達とは拳を交えてないってことになる。」 フロアーに大の字になって語るスンチャ。スンチャ 「こんなに強いのがまだまだ居るってのかよ・・・・。 そんなやつらだと、師範でも難しいかもな。 おれ達があんなに修行してんのに低いレベルでこんなに苦労するなんて・・・・」ゆうすけ 「細胞を操作しているからさ。」スンチャ 「細胞を・・・?」 上半身を起こし、腕を後ろに伸ばすスンチャ。ゆうすけ 「あぁ、DNA を組み替えて筋肉などを強化しているってこと。 スンチャ、そんなやつらに挑んだスポーツ格闘技の選手達、 まるで足元にも及ばないほどの差があったよ。 でも昨日のおまえ、ちゃんと相手出来ていたじゃないか。 おれから見たら、やっぱりすげーよ。」こういち 「スンチャなら、本来昨夜のあいつらを相手できるだけの実力は既に 身につけているよ。 ただ、生身の身体に本気で打ち込むことが修行ではやらないだろ? だから、寸止めの癖がついていて、自分では打ち抜いたつもりでも、 どこかで手を抜いてしまっているんだよ。 そのあともう一歩が。。。 だから本当のスンチャの実力で異人を退治しにいってないってことさ。 きっと他の修行僧のみんなも同様なのかもしれない。」スンチャ 「本当の・・・・自分の力を出していない・・・・か・・・。」こういち 「あぁ。 今度はおいらが相手してやる。 異人のスピード、実力で動いてみるよ。 おいらが相手なら本気で打ち込めるだろ? 本気のスンチャ、スーパー・スンチャを見せてくれ。」ゆうすけ 「仮想の異人ってことだな。」 すっと起き上がるスンチャ。スンチャ 「よしっ」 蹴上がりで スっ と起き上がり、スパン、スパン、スパンとフロア中央付近まで バク転で移動するスンチャ。 スタっ。 身構えたスンチャのその前に、こういちもサッと移動して対じする。 この二人に、その後の始まりのための掛け声は無用だった。 目を瞑り、気持ちを集中させるスンチャ。 しばらくそのままでいたが、ふと目を見開き、自然と六合拳の拳套の動きを始めた。 力のこもった一撃を秘めた型である。 ザっ す~~、ザザっ 力強い拳の一撃、その後ゆっくりと手足を動かしたかと思うと再び左右の力強い拳。 続いて前に進んで高い蹴りを高く上げた左手に当て着地。 ザっ、パシっ そしてクルっと向きを変え数歩前に進んで肘、拳、腰を回して腕を振り回しと、 とても集中した動きをしている。 ゆうすけとリツコもその姿に圧倒され、声も出さずに静かに見守っている。 こういちと対じし、手のひらを下に向けて息を吐き出すスンチャ。 ピタっと動きを止めた後、 掛け声と共にこういちに突進を始めたっ! 『ハーーーーっ』 まず、右拳を突き出す動作から、突然身を伏せ、下から左拳を打ち込むスンチャ。 だがそれも見せ掛けで、こういちが左拳の突き上げる位置から一歩後退するも、 その後退した位置に左足を軸にした右後ろ回し蹴りを飛ばすっ! シューっ 空を切った右足を、すぐに立ち足に変えて左足をぐっとこういちに向け踏み出し、 左手の平をこういちの胸めがけて打ち込むっ! 続けて肘、体の重心を右足に移して一端引いたと見せかけて、横向きでそのまま 右手のひらでこういちに打ち込むっ! ここまで交わし続けたこういちも最後の右手のひらの打撃のときは左胸の少し下に 食らってしまう! バシっ 左手を高く上に上げ、打ち抜いた姿勢を誇示していたスンチャ、 直ぐにこういちに向き直り、続けて突進する! -つづく-第187話 異変 4 へ(私は構わないわよ。いつでも) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年05月10日
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.椿 「どういうことなんだ・・・・・」利江 「中華皇国にも戦闘員が?」スンチャ 「はい。 ここ数日、人間離れした能力の[異人]が街のあちらこちらでトラブルを引き起こし ていて。 市長や警察から、静めることに協力してほしいとの依頼が大少林寺の館長様 のところにきて。 ところが、我々修業した身でも、簡単には退治出来ず、これは・・・・・ 陳南家、南・・・・うぐ・・・」 慌ててスンチャの口を押さえるゆうすけ。ゆうすけ 「こういちだろ?」 うなづくスンチャを確認してから手を口元から離すゆうすけ。スンチャ 「そう、こういち、こういちに相談するべきと。。。」こういち 「上級の修行者達なら相手は出来ると思うけど・・・・。」ゆうすけ 「 これだ !! 」スンチャ 「なんだよ、突然大声だして・・・・」ゆうすけ 「これだよ、やつらの時間稼ぎの目的は。。。」武藤大介 「っていうと・・・?」ゆうすけ 「うん、やつらは工場を残して資料やソフトだけを持ち去って、 どこかへ移動しちまったのさ。」こういち 「最後に襲撃した工場、行ったらもぬけのカラだったよ。」椿 「ほぅ、それで?」ゆうすけ 「やつらは、次に中華皇国に拠点を構えるつもりなんです、きっと・・・・。」スンチャ 「なんだって !! 」ゆうすけ 「海外とはいえ、移転したばかり。 落ち着くまでは我々に知られたくないと・・・・それで時間稼ぎの手法を取ったんだ。 まさか、中華皇国の一部と我々が繋がっているとも知らずに。。。」和恵姉さん 「ふぅ~ん。。。 なるほどね。。。 つじつまがピッタリと合うわね。」リツコ 「でも、なんで彼らが中華皇国に・・・?」ゆうすけ 「それはまだ判りません。 これからの調査次第です。」椿 「ゆうすけ君の推理が正しいとすれば、戦いの場所はこの国から中華皇国に移ることに なるが。」和恵姉さん 「まずはこういちが行って・・・・ぃぇ、内密の方がいいのかな・・・? こちらの部隊を全員あっちに連れていけないわね・・・・。 でも、むこうには最強の大少林寺軍団がいるから。。。」こういち 「叩くなら体制が整う前がいいよね。」ゆうすけ 「ただ、今回我々が取った手段のように闇雲に打って出ても、また場所を移されたら 同じことの繰り返しになってしまう。 こういちの面が割れていない末端の兵隊ならいいのですが、 ザウバー、クラウスなど、ここにきて顔を見せてはいませんから、恐らくあっちに 行ってると思います。 そいつらにバッタリ出会うと・・・・」こういち 「スンチャ、戦った感じはどうだった? 向こうの異人ってのと、こちらの戦闘員。。。」スンチャ 「んと、得手が異なる点以外は、同じ相手と戦っている感じだった。 人間離れしたスピードと反射神経、そしてあのパワーは・・・・」和恵姉さん 「どちらとも一戦交えていたスンチャが言うのなら、信憑性は高いと見ていいわね。」椿 「ほぼきまり・・・・か。」ゆうすけ 「まだ断定は出来ませんが、可能性は十分です。 ・・・・・となると・・・・、 異人と戦闘員が同一なのか、そうでない別の集団が現れたのかを調べるのと、 館長様から受けたこういちの抑制依頼の行動とでは・・・・」和恵姉さん 「こういちの使い方が全く逆になるわね・・・。」ゆうすけ 「はい、 同じかどうか探るのであればこういちは 隠密 に、 抑制するのであれば、前面に出て 沈静化させることになりますから。」美咲先生 「こういち君以外に向こうに行って探る手段はないの・・・?」ゆうすけ 「おそらくないと思います。 姉さんやリツコさんではこういち同様に既に面がわれてます。 椿さんや武藤さんでは探るにもお二人のダメージも伴います。 それにもうすぐ夏休みも終わり二学期が始まりますし・・・。 したがって適任者はこういちを置いて他に選択肢がないんです。」美咲先生 「あら、学校が始まるのならこういち君とて同じ条件よ。」こういち 「これがおいらの使命に関わるなら・・・・学校よりも大事なことだよ。 おいらにとってはね。 そうでなくても、じっちゃんが困ってて、おいらに助けを求めてきたのなら なおさらさ。」ゆうすけ 「こういちが行くならおれも行く。 」利江 「 えへっ、私もです。。。」美咲先生 「あらあら・・・、担任としては許可出せる話じゃないんだけどな・・・・。 うちは中学とはいえ、留年制度だから・・・・」和恵姉さん 「しかたないわね、こういちには普通の学生さんと異なり、学業よりも やらなきゃいけないことが優先するの。 それにオマケの二人とて、それに右へ倣え(ならえ)でしょうから。。。」リツコ 「ねぇ、端折ってごめんなさい、 その隠密行動と前面に押し出しての沈静化、同時に出来ないかしら・・・・」美咲先生 「同時進行・・・?」 皆でちょっと考え込むが、開口一番、利江 「たとえば、こういち君が変装するとか・・・・?」 半信半疑で答えた利江の一言で、数人がピンときたようだ。椿 「 変装かぁ。。。」ゆうすけ 「なるほどね。。。」 イスから立ち上がり、スンチャの元に歩み寄るゆうすけ。そして、 ペタ、ペタ、ペタスンチャ 「おい、なんだよ・・・・」 スンチャの横に来ると、スンチャの頭に手のひらを数回当てて見せるゆうすけ。ゆうすけ 「これだね。。。♪ 」利江 「えぇっ!」 椿 「ほぅ。。。」 武藤大介 「ん・・・・・?」こういち 「まさかっ! *o*||| 」 とくさん 「似合うかもしれませんよ、こうちゃん。」リツコ・和恵姉さん 『あはは。。。』ゆうすけ 「そ、これで修行僧の中に溶け込むのさ。 力は存分に振るわずに抑えて戦って、ちょっと強い修行僧って程度で立ち回れば 怪しまれないでしょ。。。♪ やつらは、まさかこういちが修行僧の中に居るなんて思いもしないでしょうから。」武藤大介 「あっ、なるほどの・・・・」美咲先生 「でも拳法使えないと・・・・バレちゃうでしょ。」スンチャ 「使えないなんてまさかっ! こういちは我々に拳法を教えてくれている人なんですっ! 師範ですら教えを請うというのに・・・・」美咲先生 「うっそ! *ぉ*!?」椿 「なんだって!」和恵姉さん 「スンチャ、 こういちのそちらでの常識を、こちらのみんなは知らないのよ。 今日は疲れたでしょ。 話は一端ここまでにして、今日のところはお休みなさい。 地下を使うといいわ。 館長には私から連絡を入れておく。 数日後にこういちと共に発ちなさい。 それまで、日中はこういちやリツコと下で遊んでいるといいわ。 その頭で街中うろうろされると注目の的になっちゃうから。。。」 突如立ち上がり、直立不動で元気よく、スンチャ 「分りましたっ!」ゆうすけ 「いちいち直立不動にならなくてもいいからさ・・・・こっちでは。」 『あははは。。。。』 -つづく-第186話 異変 3 へ(そうなんだ・・・どうりで) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年05月08日
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. ・・・S市で起きた暴動も今は沈静化し、 街はいつもの姿を取り戻し始めております・・・・ゆうすけ 「スンチャ、こちらは椿さんと武藤さん。 こういちの元で修行している面々さ。 そしてこっちはスンチャ、大少林寺の修行僧なんだ。」椿・武藤 「よろしく。。。」スンチャ 「ども。」ゆうすけ 「そしてこちらはおれの学校の担任の美咲先生。。。」美咲先生 「へぇ~、本物の大少林寺の修行僧さんなんだ。。。 よろしくね♪」スンチャ 「は、はぁ・・・よろしくです。 *^-^* 」 ちょっと頬を赤らめ、照れながら会釈するスンチャ。 ぽかっゆうすけ 「こらっ、照れてんじゃねーーーーっ!」椿 「少し前のゆうすけ君を見ているようだったぞ。」 『あはははは。。。』 ここは居酒屋 華夢on の店内。 大少林寺からの客人であるスンチャを迎えて挨拶を交わしていた。とくさん 「いつもこうちゃんとゆうすけ君がお世話になっております。 今回は利江ちゃんもでしたね。 どうぞ、召し上がってくださいな。」 スンチャが腹ペコと聞いて、急いで見繕った料理をカウンターに出すとくさん。スンチャ 「ありがてぇーーっ! うわっ、超豪華な食事ですね。。。 頂きまーーす♪」とくさん 「豪華と言われましても・・・・ ^ ^;;; 」 この時、外では一台のスポーツカーの高らかなシフトダウンによるエンジンブレーキ の音が鳴り響き、店先で停まった。利江 「あちらでは、とてもしっそなお食事なんです。 野菜とかキノコ、豆類が多く、肉類は・・・禁じられてますから・・・」 パクパクパク椿 「ところで今回の騒動の真相なんだが・・・・」 ガラガラガラとくさん 「おかえりなさい。 お早い帰りですね。」リツコ 「ただいま。。。 あら、みなさんおそろいなのね。。。」和恵姉さん 「ふう、たまにのドライブも楽しいものね♪ 今日は近くだったの (^ ^* 」スンチャ 「うぐっ!」 食事中のスンチャ、和恵の姿を見るなり口にご飯をほお張ったまま、直立不動となるっ!スンチャ ( うぐぐぐうぐぐぐ。 ) ←ごぶさたしてます ^ ^;;; 急にかしこまり、カチコチのスンチャ。和恵姉さん 「あら! まぁ~、珍しいお客さんですこと。。。 ごぶさたね。 随分と大きくなったのねぇ~♪」スンチャ ( う、うぐ、うぐうぐぐんぐぐぐぐぐぐ ) ←は、はい、約7年ぶりですから ^ ^|||デス ポカっゆうすけ 「何言ってるかわかんねぇーよ・・・・ったく。 口に食事を入れたまま、しゃべるんじゃねーっ!」スンチャ ( うぐぐぐぐぐっぐっぐ・・・・ ) ←そんなこといったって・・・・ ^ ^;;;デス美咲先生 「通訳がないと分らないわね♪」 『あはははは。。。』利江 「スンチャさんはお姉さまには形無しなのね。。。」こういち 「ねえちゃんが大少林寺に行っていたころ、スンチャはまだ小さかったから。」和恵姉さん 「もうそんなになるのかぁ。。。 もっともこういちはまだ5歳とかだったけど♪」椿 「丁度いい、お姉さんも聞いて下さい。 今回の真相をゆうすけ君に質問していたところなんです。」和恵姉さん 「いいところだったのね、ゴメンなさい、邪魔してしまったようで。 スンチャ! お座り!」スンチャ ( う、うぐっ! ) ←は、はぃっ! ^ ^v 素早くイスに着席するスンチャ。ゆうすけ 「えぇ、ウイルスが・・・ってのはどうも嘘っパチです。 報道にある亡くなった方の話も、看護婦さんは死人は出ていないと話してました。 それに自衛隊の使う防菌防護服、取り急ぎ見繕ったと思える作りで、 菌類から守る仕組みからは程遠い粗末なものでしたし。 なのに自衛隊まで出動してのバイオセーフティーレベルが3以上の取り扱いの 対応はしていた・・・・ 例の組織が政府機関の知人にお願いして事が始まったのではと推測したんです。 おやじが言うには、何かの時間稼ぎらしいと・・・・。 幸い、こういちが騒ぎを起こしてくれてから、直ぐに厳戒令が解かれたのが 何よりの証。 事態の収拾をつけるためか急な安全宣言だしね。。。」 ムシャムシャムシャ いつものように、カウンターのイスに後ろ向きに座って背もたれに両肘を乗せて、 足をブラブラさせながら話すゆうすけ。椿 「なるほど、ウイルスは発生してなかった・・・というのと、それに組織の糸引きで 政府が絡んでいたところまでは。その他になぜ戦闘員がこの街に・・・・」ゆうすけ 「そこなんですが、我々が街に戻ったときに、自衛隊員の中に戦闘員が混じって いたんです。 敷地外に出ようとしていた住民の制止を、どういう訳かまじめにやってましたよ。 そこから、裏から組織が関与していると断定できたんです。」椿 「自衛隊に戦闘員が !? 」ゆうすけ 「おそらく、国の自衛隊出動の出費経費を補う形で今回派兵したんでしょうね。 お偉いさんと話をまとめ易くするためにも。。。」武藤大介 「なのになんで騒ぎに紛れて窃盗なんて始めたんじゃ?」ゆうすけ 「そこはきっと騒ぎが起きて事態の収拾がつかなくなり、また厳戒令も解かれました から行動指示の統率が取れなくなったんだと思います。」こういち 「きっとスペック-3でザウバーの弟のゾルダってのが統率してたんだろう。 号令掛けられる状態になかったからね。」 『ふぅ~~♪ ごちそう様でした~♪』スンチャ 「なぁ、さっき戦ったのがその今言う "戦闘員" ってやつらか?」和恵姉さん 「あら、あなたはもうやつらを相手出来るほどにまで成長したの・・・・。 おばさんになる訳だわ・・・・」スンチャ 「ぃぇ、おばさんだなんてとんでもありませんっ! いつまでもお美しく、お綺麗で、そんでもって強くたくましく頼りに・・・・」 ポカっゆうすけ 「それ、途中から褒めてないって・・・・ (ー_ー; 」利江 「そうよ、彼らが戦闘員。 それがどうかしたの・・・? 確かさっき 『ここにも・・・・』 とかって・・・・」スンチャ 「どうもこうも。 ぃっっっ・・・・ こっちの事情は知らないが、うちの中華皇国で突然異変が起きたんだよ。 その "戦闘員" ってのが、わが国でも異常に増えているのさ。」 その話に急に顔をこわばらせたこういち。ゆうすけ 「なんだって !! 」 -つづく-第185話 異変 2 へ(あっ、なるほどの) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年05月01日
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