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~ブルーガー 「以上が私と行動を共にしてもらう調査隊のメンバー18名だ。 リョクコウそしてチョンミンにも同行してもらう。」 『はは。。。』クラウス 「我々は供にしなくて良いので・・・?」ブルーガー 「そうだ。 まだ調査の段階だし。 それに、場合により後から第二、第三の部隊を引き連れてもらうことも考え、 まずは待機してもらう。 工場を空にはできんからな。」ザウバー 「わかりました。」ブルーガー 「うむ、 では諸君。 伝説の石の存在が真か否か、確かめようではないか。 我らにこの[力]を与えて下さった君主、ガイザー総帥にそれを捧げるべく。」 『おぉーーっ!』ザウバー 「チョウ・ギョッキ。」チョウ・ギョッキ 「は、」ザウバー 「お前を調査部隊のリーダーに指名する。 ブルーガー様をしっかりとサポートし、部隊をまとめてくれ。」チョウ・ギョッキ 「はい、かしこまりました。微力ながらお手伝いさせていただきます。。」 ザウバーに一礼したチョウ、部隊に振り返り、チョウ・ギョッキ 「みんな! 聞いての通りだ。 供に仲間だがブルーガー様との仲介役、 そしてみんなのリーダーとなった。よろしく頼むっ!」 『おぉーーっ!』ブルーガー 「うむ、規律を守り、みんなからの信頼も厚いギョッキ、適任であろう。 しっかりとな。」チョウ・ギョッキ 「はは。」 ブルーガーにも片ひざで一礼するギョッキ。ブルーガー 「出発の前に腹ごしらえを済ませろ。 そして、見方の識別をつけるため、ユニフォームを新調しておいた。 それに着替えてから九の刻に再びここに集合せよ。いいな。」 『ははっ!』~ ~ ~黒鼠 一(イークン) 「オレ達は選ばれなかったな・・・・」黒鼠 三(サンクン) 「あぁ・・・」黒鼠 リーダー 「なに、心配すんな。 [神霊石]ってなぁ守る種族が遠い昔から居てな。 それはそれは強いらしい。 おれはな、もしその種族が存在し噂通りの強さなら、異人20人でも足らないんじゃ ないかと思っている。 伝説・・・の延長線の話だが、もし本当なら、何世紀も守り続けているんだ。 簡単にはいくまい。」黒鼠 二(リャンクン) 「すると・・・・」黒鼠 リーダー 「もし、その種族とかち合った場合、後発隊が必要ってことよ。 だから声が掛かるまで、のんびりしていればいいってことだ。」黒鼠 三(サンクン) 「なるほど。」 と、そこへ、ザウバー 「黒鼠の4人っ! いるかぁ~?」 突然、ザウバーが残された戦闘員の集団に向かって叫んだ。黒鼠 リーダー 「はい、ここに!」ザウバー 「おぅ、ちょっとこっち来てくれ。」黒鼠 リーダー 「はい。」 声の指示に従う4人。ザウバーの元に歩を進める。黒鼠 一(イークン) 「きっと、町での騒ぎを怒られるんじゃないか・・・?」黒鼠 三(サンクン) 「さぁな。」 ちょっと恐る恐るの一(イークン)。 心配するあまり、一人足取りが重い。黒鼠 リーダー 「黒鼠4人、揃っております。」 ザウバーの元に歩みより、片ひざを付いて一礼する4人。ザウバー 「よし、早速だがちょいと話がある。 オレの部屋に来てくれ。」黒鼠 リーダー 「かしこまりました。」 このアジト兼戦闘員製造工場は、大きく古い綿織物工場らしき跡地に、 外見の建物はそのままに、突貫工事ながら中はしっかりと整備されている。 3棟が横に並んでいるが、1棟が工場、他の2棟が戦闘員の控え室、食堂、幹部室等に 区分けされている。 奥にある一室に5人が入っていった。 依然ビクビクしている一(イークン)。 その部屋は、ザウバー個人の部屋のようだ。ザウバー 「まぁそこに座れや。」黒鼠 リーダー 「はい。」 中古でほころびが数箇所あるが、大きな立派なソファーに座る4人。 一(イークン)一人だけ目が泳いで落ち着きがない。ザウバー 「おい、お前。」 一(イークン)に向かって話しかけるザウバー。黒鼠 一(イークン) 「は、はいっ」ザウバー 「おまえ、何ビクビクしてやがる。 肝っ玉ちいせえなぁ。 町に行ったことで怒られるとでも思っているのか?」黒鼠 一(イークン) 「えっ !? 」ザウバー 「こっちはお見通しだ。」黒鼠 リーダー 「すいませんでした。」ザウバー 「腹が減るんだろ。 スペーック施術を受けるとな、[力]が増す分、腹も減る。 この施設の食料調達では全員分の満腹は行き渡らないからな。 おれも経験者だ。 気持ちは判る。」 行動も、そしてその理由も見透かされていて、驚く一(イークン)。ザウバー 「他の連中は、[力]を誇示する行動に出ていたから叱り付けている。 聞くとおまえ達はそうではなかったようだ。 安心しろ。 それをどうこうの話じゃねぇよ。 戦闘員に今目立つ動きをされては困ることがあると説明してあるよな。 問題はその理由だ。 以前にあった工場だが、ある人物に潰されてしまったのよ。 数日間にいくつもな。」黒鼠 三(サンクン) 「な、なんとっ!」黒鼠 二(りャンクン) 「そんな・・・・異人だらけのその場所を?」ザウバー 「そうだ。 戦闘員が何百人掛かってしかけても、おそらく倒せまい。 なんせ、このおれですら刃が立たないほどだ。」黒鼠 リーダー 「ザウバー様でも・・・・ですか・・・・。」ザウバー 「あぁ、まるで別次元だ。 理由はそこにある。 工場の建て直し、戦闘員の増強を図るべくこの地に移転してきたが、 その化け物の耳に入ってはなんの意味も無くなってしまう。 だから騒ぎだけは困る訳だ。」黒鼠 二(りャンクン) 「 ・・・・ 」黒鼠 リーダー 「我々が町に出た時、人民警察の他に大少林寺の武僧達が駆けつけてきました。」ザウバー 「おまえら戦闘員が暴れるから、警察と手を組んで警備を手伝っているようだな。」黒鼠 三(サンクン) 「武僧、異人化した我々でも簡単にはいかん相手だ。」ザウバー 「らしいな。 先日おれも強腕のやつに会った。 確か名前は・・・・ 李・・・李 チュンスク とか言うやつだったかな。」黒鼠 リーダー 「 !! 」ザウバー 「どうした。」黒鼠 リーダー 「そ、そいつは・・・・総本山対極試合 の出場権を持つ、 最上級クラスの拳法家の一人です。」ザウバー 「ほぅ、最上級か。 通りでスペック-1を簡単に倒してしまった訳だ。 中々面白い国だな、ここは。 最上級クラスか・・・・その話はまたの機会に聞くとしよう。 さて本題だ。」第196話 調査隊 2 へ(あまり自分で重くし過ぎるなよ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月30日
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.~ ~ ~ シュっ ガシっ サッ、 ガシっ サッ 同じような攻撃を繰り返し南ちゃんに仕掛ける一(イークン)、 そこへリーダーの外回し蹴りが飛んできたっ! 南ちゃんは、一(イークン)の踏み込んだ足を見て打ちに来る右の拳を見つめながら、 リーダーの蹴りも視界に入れつつ二人の拳、蹴りの打ち込まれるその位置に、 腕と手の平を合わせる動きに入る。 二人の打撃の到達時間を計るように・・・・。 そしてその防御が整ったころ、二人の打撃が南ちゃんを襲ったっ! 『そりゃー』 『おりゃー』 ドスっ★ ズコっ★ 身体を飛ばされる南ちゃん、その威力を確かめるように。 いちを受身を取らずに地面に叩き付けられてあげた。 それも派手に見えるように。クンナ ( なっ!? こういちが打たれただとっ? )チュウラン ( ・・・・ ) 驚くクンナの横で、戸惑いながらもスンチャの見違える動き、 そしてこういちの手抜きを分析しているチュウラン。黒鼠 一(イークン) 「どうだっ!」 誇らしげに叫ぶ一(イークン)。 だが・・・・ 地面に叩き付けられた南ちゃん、 何事も無かったようにゆっくりと起き上がり、二人を見つめた。黒鼠リーダー 「なにっ、起き上がれるのか・・・?」南ちゃん 「修行しているからね アルヨ。 あんたら、本気出してないからじゃなぁ~い? アルヨ ん・・・? ないけどアルヨ・・・こんがらがってきた・・・^ ^;;; 」黒鼠リーダー ( 手抜きはしていない・・・・ くっ、・・・さすが武僧ってことか・・・・ )黒鼠 一(イークン) 「まだ懲りずにくるかっ!」黒鼠リーダー 「まてっ!」 言葉を発した後、少し考えたリーダー。 そして・・・黒鼠リーダー 「今日はこのまま引くぞ。 勝負に勝つことよりも、この場から抜け出す事が大事だ。」黒鼠 一(イークン) 「えっ!」 『はっ。』『はっ!』黒鼠リーダー 「おぃっ」黒鼠 一(イークン) 「は、はいっ!」クンナ 「まて!」南ちゃん 「追わなくていいよ。」 クンナの踏み出す行き足を止めた南ちゃん。 黒鼠の一味4人は、素早くその場から立ち去ったのであった。~~ ~~ ~~クンナ 「なんだ、そういうことだったのか。 こういち・・・おっと、南ちゃんか、が、派手に飛ばされるところなんて 見たこと無かったから・・・・」ゆうすけ 「そう、派手にブチかませないんで。 この動き加減のときは [南ちゃん] で頼みます。」館長 「うむ。 で、どうじゃったかな、異人とそのスペ・・・なんとかと比べて。」南ちゃん 「うん、スペック-1の戦闘員そのものだね。 能力の個人差を除けば、もうまんまだよ。」 大少林寺に戻ったクンナ、チュウラン、スンチャ、そして南ちゃん(こういち)、 ゆうすけ、利江達の6人、 館長室で語っていた。 無論、日本大国での出来事、謎の組織のことも話して聞かせていたのだった。利江 「すると、やはりあの組織はこっちに拠点を・・・・」ゆうすけ 「どうもその線が濃厚だ。 突然異人が増えていることからも、製造元が移ったと見ていい。 まだ資金のある人が大量に購入したって線も残りはするが、 改造された人達がこちらの人達ってことになると打ち消されてしまう。」 後ろから巻紙を片手にテーブルに近寄る師範。師範 秦 岱明(しん たいめい) 「ちょっと見てくれ。 これが異人により被害を受けている町と村だ。」 手にしていた地図を広げ、被害を受けた町などに石を載せる師範。ゆうすけ 「なるほど、円弧の形を取るね。。。」利江 「すると、この円弧の内側にあの組織の・・・・」ゆうすけ 「工場、ないしアジトがあると見ていい。」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「我々もそうにらんではいるのだが、なんせうかつに乗り込む訳にもいかない。」クンナ 「さすがにおれ達ですら2人も相手が出来るかどうかだけに・・・・」南ちゃん 「一般の修行僧を連れてっても、かえって危険だからね。」チュウラン 「スンチャ、いい戦いぶりだった。チュウラン、驚いた。」クンナ 「そう、意外と短時間でねじ伏せてたもんな、やつを。 あのペースなら3人相手にしてもいけそうだったよ。」スンチャ 「えへへ。。。 実はね、南ちゃんにちょっと教えてもらったのさ。いくつかコツをね。」館長 「ほぅほぅ、それだけでこの短時間で腕を上げるとは。」南ちゃん 「腕を上げた訳じゃないさ。」スンチャ 「潜在能力を引き出す・・・というか、フルに使うこと。 それと相手にスキを作らないこと。 そのためには、打つのか守るのかをはっきりとさせること。 受ける時は、相手の腕を折るくらいの力強さでガッチリと。 そして打ち込む時はしっかりと確実にってことだけさ。」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「言葉は簡単だが・・・良くそれで・・・・」南ちゃん 「上級者なら少しコツを掴めばすぐさ♪ みんな使い切ってないんだよ、能力を。 今までは、形に捉われていた感じ。 今度は打撃力、防御力、その筋肉の力を形ではなく、しっかりと発揮させるんだ。 寸止めではなく、倒すだけの力を込めて。 その域に達しているのは師範だけだと思う。 というより、総本山対極試合に参加している人達までは・・・かな。」クンナ 「存在している能力を・・・・しっかりと使う・・・か。 あんなに変われるのか。 スンチャがひと回り上級に感じたよ。」利江 「それなりに揉まれたましたものね。。。」スンチャ 「一週間が1ケ月にも2ケ月にも感じる程、充実していたからな。」チュウラン 「きっかけで・・・・ ナンチャン、チュウランにも教える。」クンナ 「おれにもっ!」南ちゃん 「うん、もちろん♪」~ ~ ~ 『ハイっ、ハイっ、タァー!』 ズカっ、 ズゴっ、 ドスっ!南ちゃん 「まだまだ力を込めきってないよ。 今までの修行の通りでいいのさ。 力んでる・・・。」クンナ 「くそ、こうい・・・ちがう、南ちゃんの言うように、 どうもしっかりと打ち込むのに慣れてないみたいだ。」ゆうすけ 「シャドーはイメージ、形だけ。 違うのは当然さ。」 奥では、師範とチュウランがやりあっていた。 ここ二十三房には、師範、クンナ、チュウラン、クンナの他に 各房を卒業した三姉妹の次女チーラン、三姉妹末っ子のスウランも加わっていた。 南ちゃん 「今度は異人、スペック-1の動きで行く。 しっかりと受け、そして打撃を与えないとケガするよ。」クンナ 「あ、あぁ。」スンチャ 「クンナ、六合拳の拳套から始めろよ。 イメージは六合拳なのさ。」チーラン 「そか。 それなら。」スウラン 「イメージ湧きやすい。 スンチャ凄い。」 横に座って見学していた二人、スンチャの一言がヒントになったようだ。クンナ 「分ったっ!」第195話 調査隊 へ(おまえ、何ビクビクしてやがる) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月27日
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. 一(イークン)の凄まじい蹴りがクンナの顔面を襲おうとしたまさにその時! 彡ズカっ ドスン どこからか、人が背負っていたリュックサックが一(イークン)を直撃し、 横に弾かれて体制を崩して転げたのだ。スンチャ 「おらおらぁ~! 人数つるんで汚ったねぇーぞっ!」 通行人の作る円陣の中央、黒鼠二人が静観し4人が戦うそのスペース後方から、 駆け込んで来たのは、なんと日本大国に行っていたスンチャであった!クンナ 「ス、スンチャか・・・・・」黒鼠 二(リャンクン) 「増援か。」 6人の居るスペースに立ち止まり、状況を確認するスンチャ、スンチャ 「クンナ、チュウラン、だらしないぜ。 何倒れこんでるんだ。」黒鼠リーダー 「よぉ次から次へと湧いて出て来るなおい。 よく見ろ、対等な戦いだ。」黒鼠 二(リャンクン) 「対マン勝負してんだろうよ。 それにこっちは素手だ。 道具使っている分、そっちの方が利があるってもんだ。」スンチャ 「けっ、どうせ異人なんだろ、あんたら。 道具なんて有っても無くても関係ないだろうに。」黒鼠 二(リャンクン) 「3人目のおまえ、オレが相手してやる。」??? 「三人じゃない アルヨ。」 (ないけどアルみたい・・・ ^ ^;;; ) 『 !? 』 見学の観衆が囲む人円の中にいる、スンチャを除く全員の視線が、 4人目の声の主に注がれた。 観衆の視線も同調され、顔が一斉に声の主に向かって動く。クンナ (だ、誰? 大少林寺の修行僧・・・の様だが見たことないやつだ・・・)チュウラン ( ?? ) そこには、大少林寺の修行僧の格好をして、頭を丸め、青くなった頭部最上部に お灸後を塞ぐ小さく四角い白い判そうこうを4つ貼って、 笑顔で立つ小さい少年の姿が・・・・。黒鼠リーダー 「なんだチビ助、4人目はこのおれの出番となるが・・・・ やめておけ、痛い目を見るだけ損だ。」南(ナンチャン) 「たぶん大丈夫だ アルヨ。」 返答し、落ちているリュックサックの元まで歩みより、 それを拾い上げると、クンナに向かって後ろ向きのままひょい彡と投げ渡した。 ~彡どさっクンナ 「お、おい・・・・」チュウラン 「 ・・・・ 」南(ナン)ちゃん 「あんたがリーダー アルカ。」黒鼠リーダー 「そうだ。」 (なんだ?このチビ。 この状況を見ても動じていないとは。 ただのおバカなのか・・・? )南(ナン)ちゃん 「ならおいらの相手はリーダーさんと、そしてそこのあんただ アルヨ。」 突然現れたこの少年、無謀にもリーダーの他に、クンナに一撃を加えた 一(イークン)を指差して指名したのだった。黒鼠 一(イークン) 「調子こいてんじゃねぇよ。 オレとリーダー二人を相手だと?」クンナ・チュウラン 『こ、・・・』 スンチャが慌てて振り返り、『しー』と指を口に当てて、二人を促す。 笑顔を見せた後、再び向き直った。 クンナとチュウランはお互いを見合い、そして後ろ姿の少年『南ちゃん』を見て・・・、 そして再びお互いを見合いながら、声を殺して口だけが動いた。 ( こ・う・い・ち・・・? ) 見つめながら次第に口元が少し緩み、うっすらと目で笑う二人。南(ナンチャン) 「うん、おいらが二人頂き~☆ アルヨ。」黒鼠 一(イークン) 「ただの間抜けか、ならオレ一人で十分だっ!」 勢いよく南ちゃん(ナンチャン)に飛び掛る一(イークン)!~ ~ ~ その隣では気を集中し、目付きの変わったスンチャ、スンチャ 「ナンチャン、そっちは頼んだっ! お前の相手はこのおれだっ!」 二(リャンクン)をけん制するがの如く、仕掛けたスンチャ。 二(リャンクン)の注意を引きつけ、打撃を加える振りをして一歩引いたスンチャ。~ ~ ~ 『とりゃー!』 襲い掛かる一(イークン)を見つめ、フェイントの手套には無反応、 続く一撃のモーションに入った瞬間に交わす動作に入る南(ナンチャン)。 当然の如く、一(イークン)の手套は空を切る。 そのまま逆の手で身体を回転させて裏拳のように拳を当てに行くが、 こちらも空を切る。 一(イークン)の体制の乱れを突いて、手套を背中に入れる南(ナンチャン)。 一(イークン)は、押されたように数歩前に出て踏みとどまる。黒鼠 一(イークン) 「こ、こいつっ!」 南ちゃんに自分の攻撃を受ける事無く交わされ、その上打撃を一発もらい、 カーっときた一(イークン)、 『こんのぉーー!』 気合の入った拳、蹴り、手套を次々と繰り出す一(イークン)、 シュっ ガシっ サッ、 ガシっ サッ そのムキになった一撃一撃の威力とスピードを確かめるように受け、 そして交わせるものは交わす南(ナンチャン)黒鼠リーダー 「ほぅ、面白い。 我ら二人を相手にすると言うだけのことはある。 だが、打撃に力は無さそうだな。 おれも加わるっ!」 突然歩を進めたリーダーっ!~ ~ ~ 二(リャンクン)を立ち位置から引きずり出し、既に戦闘態勢に入っているスンチャ。 相手の動きをしっかりと見据え、落ち着いて構えている。二(リャンクン) 「おまえらが何人掛かってきても同じこと。 修行したってオレ達に敵わないことを教えてやる。 この力はいいぜ。」 一歩、また一歩と前にでる二(リャンクン)スンチャ 「前置きはもういいだろう。」二(リャンクン) 「けっ、リズムの取れんやつだ。 とっとと、地面に這い蹲りなっ!」 『とりゃ!』 『ハイハイ、ハイハイ・・・』 バシバシ、 バシバシ・・・ 二(リャンクン)の連続攻撃をしっかりと受けるスンチャ、スンチャ ( ひとつ・・・・ ふたつ・・・・ )こういち 「相手の攻撃を二つは受けろ。 三つ目、四つ目辺りからスキができるから、 その時にしっかりと打ち込むのがいい。 受ける時も相手の腕、足を折るくらいにガッチリと受けること。 なまじこちらが次の攻撃用に当てて受ける程度で攻撃に入ると 受けも、攻撃も中途半端になる上、こちらが相手にスキを与えることもある。 受けも打撃も、一つずつ丁寧にガッチリとだよ。」 華夢on 地下室で、こういちから伝授されたことを頭に思い浮かべながら、 それを実行しているスンチャ。スンチャ ( みっつ・・・・ チャンス! ) 『 ・・・ハーっ! ハっ!』 ・・・ ドンっ ズカっ★ 二(リャンクン)の連続2つの波を数えてその3つ目、 受けもガッチリとあわよくば弾き飛ばさんとばかりに受けた後、 見つけたスキを逃さず、気合の一撃を食らわしたスンチャっ!二(リャンクン) 「ぬぉっ!」 わき腹を押さえ、つかつかつかと後ろに後退する二(リャンクン)。 にがり潰したような苦痛の表情で、二(リャンクン) ( な、なんだこいつ・・・・ )第194話 異人 7 へ(腕を上げた訳じゃないさ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月25日
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.クンナ 「ほう、異人か。 よく知るやつがそれってことは、異人は生まれ付きの能力じゃないんだな。 異星人なんかでもない。 何か施術を受けて変わるってことだ。」黒鼠 一(イークン) 「・・・・」チュウラン 「もめ事、良くない。」クンナ 「いずれにしろ、人民警察が捕まえようとていた訳だし。 お前らをこのまま黙って見逃すことが出来ない。」黒鼠 一(イークン) 「いいだろう。久しぶりに一戦交えるか。」黒鼠 三(サンークン) 「4 vs 2 では結果は見えている。 女、おれが相手してやるよ。」黒鼠 一(イークン) 「クンナ、過去の清算、そして初勝利を頂くことになるぜ。」クンナ 「そうはいかない。またおまえの負けさ。たとえ異人化しててもな。」 そういうと、手にした木棒をさっさっと振り回し身構えたクンナ。 同様に、木棒を両手で持ち、身構えるチュウラン。黒鼠 一(イークン) 「どうかな。」 話終えた途端、クンナめがけて打って出る一(イークン)っ! 『いくぞっ!』 シュシュっ ガシ★ガシ★ さっ バシバシ ガシ★ガシ★ 素早い一(イークン)の連続攻撃を木棒の両端で受け、立ち位置を変えたクンナ。 さらにそれを追って仕掛ける一(イークン)っ! さっ シュっ ガシ★ガシ★ 再び、受け立つ場所を変えたクンナだが、容赦なく一(イークン)の攻撃が続く。 ガシ★ガシ★ シュっ さっクンナ (す、すばやい・・・・)黒鼠 一(イークン) 「どうだ、以前のように一方的じゃないだろう。 クンナ、おまえの動きが良く見えるぜ。」~ ~ ~黒鼠 三(サンクン) 「さぁて女、覚悟せーよ。」チュウラン 「悪さする異人、容赦しない。」 『楽しませてくれよ~、そりゃ!』 シュバっ、 さっ ガシ★ガシ★ さっ、さっ すばやくチュウランの立ち位置まで移動して、最初の一発を繰り出す三(サンクン)、 それを横に避けて交わしたチュウラン、そこに2発の手套が飛び込んできた! 木棒の両端で受けたチュウラン、そして素早く移動する。黒鼠リーダー 「ほぉ、やはり武僧は違うな・・・・」 腕組みをしたまま、二組4人の戦いざまを冷静に見ている。 奥で打ち合うクンナと一(イークン)、だが、クンナは防戦一方だ。 さっ、 ガシ★ガシ★ガシ★ ざっ、 ガシ★ガシ★黒鼠 一(イークン) 「どうだ、おれもまんざらでもないだろう。」 ガシ★ガシ★クンナ ( くっ・・・・確かに・・・・ )~ ~ ~黒鼠 三(サンクン) 「女、中々やるなぁ。 だが、受けるので精一杯と見た。 まだまだこれからだぜ。」チュウラン 「・・・・」 黙って聞き流すチュウラン。 しかし、異人相手にいつもの余裕は見られない。 間合いを取ってお互いに出方を伺っていた三(サンクン)とチュウラン、 今度は、チュウランから打って出たっ! 『ハーイ! ハイッハイっ!』 見事な木棒の舞、相手を攪乱しつつもいつでも攻撃に入れるスキの無さ。 見とれると、突然突きの一撃! そしてクルっと身体を回転させて横からの一撃! さっ、ガシっ黒鼠 三(サンクン) 「くっ・・・ さすがだな。」 最初の突きを辛うじて避け、避けたところにきた横からの一撃を右腕で 受け止めて少し驚きの声がこぼれた。 続けて打ちに来るチュウラン、 『ハイハイ、ハイ、ハイ、ハーーイっ!』 ビュっビュっ ガシっガシっ さっ、 ビュ!ガシっ ガシ★ 上から、横から、そしてまた上からと繰り返し同様のパターンで打つチュウラン。 それを腕、手のひら、交わしてと受け続ける三(サンクン)。 最後の上から振り下ろす木棒を腕で受け止め、パターンを変えて蹴りにきた足も 受け止めてしまう。チュウラン 「異人・・・、間違いない・・・。」黒鼠 三(サンクン) 「大少林寺、大したものだ。 オレ達の動きに付いてくる上、攻撃までしてくるとは・・・・」~ ~ ~ バシっバシっ さっ、 ビュっ ガシっ バシバシっ 容赦ない一(イークン)の攻撃を交わし、木棒で受けていたクンナ、 目が慣れてきたのか、スキを見て時折攻撃を仕掛ける姿が見れる。黒鼠 一(イークン) 「こ、こいつ・・・段々仕掛けてきやがった・・・」 一瞬ひるむ一(イークン)を見逃さず、嵐のような木棒による突き、左右の打撃、 そしてさっと引いては一歩下がって後ろ向きに地面を木棒で叩いたクンナ、 そのまま鞭のような素早さで、上段から打ちに行ったっ!黒鼠 一(イークン) 「こんのぉーー!」 降りかざし、クンナの強烈な木棒の打撃に対し、斜め下からの手套で受けに いく一(イークン)、 ボキっ! ズコっ★ カランコロン・・・・・クンナ 「うぐっ・・・・」 一(イークン)の手套は、打ちに来た木棒を真っ二つに割り、もう一方の手で、 そのままわき腹に拳を打ちつけたのだった。 片ひざで沈むクンナ。~ ~ ~ 受けながら、打撃を繰り返すチュウラン、 各種棒術で攻撃に行くが、いつも最後は上段からの打ち。黒鼠 三(サンクン) 「段々パターンが読めてきたぜ。」 『ハイ、ハイハイ、ハイハイハイ、ハイーーっ!』 尚も打撃を繰り返すチュウラン、 パターン化したラスト上段からの打ち込みに再び気合が入るっ! シャリン・・・黒鼠 三(サンクン) 「何度も打ち込んだままで済むと思うなっ!」 上段から来た木棒を左腕一本で受けに行く三(サンクン)、 そして次の攻撃に入る姿勢に移る・・・ が、 ガシっ チャリン ズカっ★ ズコっ バシ! なんとチュウラン、最後の打撃に行く前に、木棒を少し捻って三節棍に変化させていたっ! 繰り返し同じ攻撃により、左腕で受ける癖がついてきた三(サンクン)の裏をかき、 左腕で受けた三節棍の先端は、急に角度を変えて三(サンクン)の後頭部を直撃★ そこへチュウランの回し蹴りが飛び、三(サンクン)の懐深くえぐったっ! 倒れる三(サンクン)だったが、倒れながらの外回し蹴りをチュウランの後頭部に 浴びせたのだった。 二人共、地面に崩れるように倒れた。黒鼠 三(サンクン) 「こ、この女・・・・やりやがる・・・。」チュウラン 「うぐぐ・・・・・」~ ~ ~ 片ひざを付いて苦しそうにしているクンナに、ステップして踏み込み、 蹴りをお見舞いする一(イークン)!黒鼠 一(イークン) 「クンナ、覚悟っ!」第193話 異人 6 へ(三人じゃない アルヨ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月23日
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. 二人の元に歩を進めながら、ブルーガー 「ここにいる戦闘員にも情報を知る者がいないか聞きに来た。」 戦闘員達の前に立つ二人よりも一歩前まで進み立ち止まる。ブルーガー 「ちょっと教えて欲しいのだが、この国に伝わる伝説のことで知りたい。 この中に、[神霊石]って聞いたことあるやつ居るか・・・?」 この言葉を聞き、数十人の戦闘員の約7割の者が「知ってる」と答えながら 挙手をした。ブルーガー 「うむ、ならば、手を上げた者に聞く。 聞いて知っているだけでなく、その有りかなどの噂を口に出来る者はいるか?」 手を上げたそのほとんどが手を下げ始めた。 だが二人だけ、上げた手をそのままにブルーガーを見つめていたのだった。ブルーガー 「よろしい、そこの二人、順番に聞かせてくれないか?」 手を上げた二人、顔を見合わせながらまず一人が口を開いた。グ・リョクコウ 「わしはグ・リョクコウいう。 若いころ、じいさんに聞いた話しだ。 あの山の向こうに、神が宿る石、[神霊石]と言われる石があるそうじゃ。 その神様を怒らすと、とても恐ろしいことが起きるとの言い伝えじゃ。 というてた。」テイ・チョンミン 「あたいはテイ・チョンミン。 神が宿る話は同じ。だけんど、その神の宿る石を守る民族がいると聞く。 幻の民族で、今尚その石を密かに守り続けていると。 その神に願い事を話すとかなえてくれるらしい。 だけど、一度に聞くのは3つだけ。 願いを聞くと数千年の眠りに着いて、起きるまではただの石に戻ると聞く。」ブルーガー 「うむ、よく話してくれた。 その二人、私についてくるがいい。 もう少し詳しく話を聞きかせてくれ。 ザウバー、クラウス、邪魔したな。」クラウス 「いえ、知る者がいてよかったですな。」ブルーガー 「噂や伝説だけに、話の中身が異なって伝わっているようで、 いくつか食い違いも出てきている。 重複するところを掻い摘んで・・・・となるが、近く、戦闘員を引き連れて 出陣することになろうぞ。」ザウバー 「楽しみにしております。」 ブルーガーは二人を連れて奥に姿を消した。~ ~ ~ 再び人の行きかう別の町中。 にぎやかな町並みの中、なにやら広い路上に人が集まっている場所がある。 通行人は道路の真ん中を広く囲むように見学している。 その大きな輪の中心には人民警察7人と、そしてモメ事を起こした黒服数人がいた。人民警察 「黒鼠(くろねずみ)、今日こそ逮捕してやる!」 「大人しくしろ! 我々に歯向かうと刑が重くなるぞ!」黒鼠 一 「けっ、町民に囲まれて身動きが取れなくなったのをいいことに・・・」黒鼠 二 「町民には危害を加えない主義だが、警察は別だぜ。」黒鼠 三 「俺たちをただのコソ泥と思ったら大間違いだぞっ!」黒鼠リーダー 「警察の、ケガしたくなければ道を開けることだ。 いよいよとなったら俺たちも容赦なく危害を加えるからそのつもりでいろ。」 見た目の風貌は、まるで忍者にも見える姿。 顔も黒い布で覆ってあり、人となりを見ることが出来ない。 異なるのは、日本刀ではなく片刃の円弧の大きい剣を腰に付けている。 服装はこちら中華皇国の拳法着のそれのようだ。人民警察 「よし、取り押さえろっ!」 人民警察の一人が掛け声をかけると、一斉に黒い集団に飛び掛る警察官達。黒鼠リーダー 「仕方あるまい、わが身を守るためだ。警察官には覚悟してもらおう。 一(イークン)、身の程を知らないこいつらをぶっちめてやれっ!」黒鼠 一 「そうこなくっちゃ。 いくぜっ、覚悟!」黒鼠 二 「オレ達を甘く見た自分を悔いることだなっ! けへへっ♪」 迫り来る警察官達に立ち向かう黒鼠の一味。 7人の警察官に対し、なんと向かったのはたった一人、一(イークン)だけだっ! 警棒を右手に襲い掛かる一人目の人民警察官。 『一人で何が出来るっ!』 斜め上段から警棒を振り落とすっ! びゅー ズコっ いとも簡単に一振りの警棒を交わして懐に入り、膝蹴りで腹を一突きっ! 続く警察官も・・・・ ズボっ ズコっ ガシ★ ドコっ 見事な舞の如く、体を右に振ったと思いきや、身体を回転させて右の裏拳、 左に振ったと思うと、下からの手套と次々と警察官を倒す一(イークン)。 四人目の警察官の振り込んできた警棒を手の甲で受け、そのまま顔面に 拳を叩き込む凄まじさだっ! 後に控えていた警察官3人も足が止まり、たじろぐ姿を見せていた。 と、その時、 『まてぇーーーっ!』 人民警察の捕り物を囲うように見学していた野次馬の後方から、誰かの叫ぶ声が。 黒鼠の一味、そして3人の人民警察官らが、その声の主の方向を見た。クンナ 「待てまてーーーっ!」 駆け寄ってきたのは、大少林寺の修行僧のクンナ達だった。クンナ 「誰だーー! また悪さしてんのはっ!」人民警察 「大少林寺の。。。」 「助かった。。。」黒鼠 二(リャンクン) 「なにっ !? 大少林寺の修行僧だと?」黒鼠リーダー 「ただの修行僧ではない・・・・あれは武僧だ・・・・。」黒鼠 一(イークン) 「ク、クンナ !? 」 見物人がさーっと道を開け、出来た通路に走り込んだクンナ達。 黒鼠の一味の前で立ち止まる。クンナ 「騒ぎを聞きつけて来てみれば、黒鼠の一派か。 なぜ夜間の盗み専門のおまえらが、白昼に乱闘を起こしてる。」黒鼠リーダー 「背に腹は変えられん事情があってな・・・」黒鼠 三(サンクン) 「女? 大少林寺に女の修行僧かよ。」チュウラン 「女、悪いか。」 クンナの後ろから姿を見せたのは、同行していた三姉妹の長女チュウランだった。 黒鼠一味の三人を見渡すクンナ、 そして人民警察との一戦で、顔を覆っていた黒い布がズレて一人素顔を露出して いた男を見て、クンナ 「なにっ、一(イークン)?」黒鼠 一(イークン) 「久しぶりだな。」クンナ 「おまえ・・・・黒鼠に? あはは。。。弱虫でいつも泣きべそかいてたお前が黒鼠かよ。 なにも出来ないのとちがうか~?」黒鼠 一(イークン) 「今は見ての通りだ。 中々楽しいぜ。 そういやガキのころはクンナに一度も勝てなかったな。 だが、今は違うぜ。」 残った3人の人民警察官達が、倒れた4人を中央から外へ運びだしていた。人民警察官 「四人同時に、それも一瞬で・・・・・」クンナ 「一瞬で? お、お前がやったのか・・・?」黒鼠 一(イークン) 「言っただろ、見ての通りと。」クンナ 「いつそんな力を手に入れた !?* 」黒鼠 一(イークン) 「話せんな。」チュウラン 「異人・・・か。」第192話 異人 5 へ(さすがだな) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月20日
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.騒がしい客 「うははは、みたか、あの蹴りを食らってはひとたまりもあるまい。」 誇らしげに笑う騒がしい客。李 チュンスク 「間違いない、おまえら異人だな。」 一言漏らし、スッと立ち上がる 李 。騒がしい客の相棒 「なんだあいつ、俺達の攻撃を受けてもまだ立ち上がるのかよ・・・・」 自信たっぷりだった顔が、驚きに変わった。李 チュンスク 「一発の破壊力だけの蹴りなら、飛ばされる方に自ら飛べば威力は半減する。 それだけのことよ。 だが、その威力が人並み外れているようだ。 ならば、こちらも本気になって構わないってことだな。」騒がしい客 「く・・・、本気だと? 調子くれやがってっ!」 『ぬぉーーーっ』 『うぉーーっ』 再び素早い動きで打ちに出た騒がしい客! 相棒も一緒に突撃したっ! ほぉ~~あちょー! アタっ、アタっ、ホォーアタァー! バシ★ ズゴ ズゴ★ ズコーーン★ 襲い掛かる 騒がしい客 を上回る素早い動きで左に避けて膝内側に強烈なロー、 続いて後方から来た 相棒 の溝打ちに連打し、これまた強烈な回し蹴りっ! 『ぐほっ』 『うぅぅ』 騒がしい客ら二人は、そのまま地面に転げてノタウチまわるのであった。 彡パチパチパチ彡 見ていた通行人から拍手が起きる。李 チュンスク 「オイ、壊したテーブルと茶碗類、ちゃんと弁償するんだぞ。」 転げる二人にキリっとにらんだ瞳で言いつけた。 のし。。ザウバー 「ほぅ、この二人を倒す者がこの町にいるとはな・・・・」 見物人の後ろから、もそっと現れたのは、なんとザウバーだ。李 チュンスク 「誰だ。」ザウバー 「名乗るほどのもんじゃねぇ。 こいつらの上役・・・ってところかな。」李 チュンスク 「上役?」ザウバー 「おやじ、これが弁償代だっ!」 ザウバーは、袋に入った銭を店内に ひょぃ~ と放り込んだ。 ジャリン 彡ザウバー 「まったく・・・騒ぎ起こすなとあれほど言っておいたのに。」 ザウバーは転がる二人に強烈な蹴り2発をお見舞いし、二人を壁に飛ばして そのまま壁をぶち壊してしまった。 ズボっ、ズボっ ドーーン ガラガラ李 チュンスク 「何っ!? 」ザウバー 「こいつらは頑丈でな。 このくらいでは壊れん。 店の(おやじ)、二人に水ブっ掛けてくれねぇ~か。」 店主がうなずいて木製のバケツに水を汲んできて、二人に撒き散らした。 『ん、ん~・・・』 意識が戻る二人。ザウバー 「こらっ、いつまでそうやっているつもりだっ! 騒ぎ起こすなって言ったろっ!」 ピーー、ピーー 騒ぎを聞きつけた人民警察数人が、笛を吹きながら駆け足で近づいてきたっ!ザウバー 「おら、帰るぞ。」人民警察官 「こらぁ~、そこぉ~! 何やってるっ!」 走り込んだ勢いのまま、なんとザウバーに向かって警棒で殴り掛かる人民警察。 バキっ カランカラン・・・・ 無抵抗のザウバーに打ち込んだ警棒が見事に二つに折れ、先側部分が地面に放り出されて 転がったのだった。 ザウバー 「まったく・・・・なんてトンチンカンな警察官なんだ・・・・ おれも血の気が多い方だ。 間抜けなことやってっと、命無いぜ。」 警棒を叩き込んだ人民警察官、手に握る折れた警棒を見つめながら、 あっけにとられていた。 もう一人の人民警察官、人民警察官 「なにをっ!」李 チュンスク 「待ってくれ。 この方は見物人で、当事者は私だ。」人民警察官 「えっ !? あ、李さん・・・・」店主 「李さんは彼ら二人の騒ぎを止めてくだすっただけ。 私が被害者のこの店の店主じゃよ。」 なんとなく状況が分かってきた人民警察官の二人。ザウバー 「おぉおぉ、このおれへの暴力はどぅ落とし前付けてくれるんだ? 慰謝料請求してやろうか。」 ちょっと困ったような顔でザウバーの話を聞く人民警察の二人。ザウバー 「まぁいい、慰謝料払ったと思って、その壊れた壁をお前らが弁償しな。 おぃ、行くぞっ!」 騒いでいた客の二人をアゴで合図して歩き出すザウバー。 一瞬立ち止まり、ザウバー 「そこの。 名前・・・・ 李 ・・・なんてんだ?」李 チュンスク 「李 チュンスク。」ザウバー 「覚えておこう。 おれはザウバー。」 そして再び歩き出した。 その後ろに騒いでいた二人が黙って続くのであった。~ ~ ~ このバカヤロー! 数十人のスペック-1戦闘員達の前で、仁王立ちで叱り付けるザウバーとクラウス。ザウバー 「あれほど町で騒ぎを起こすなと言っておいただろっ!」クラウス 「そんなに [力] を試したいのなら、おれ達が相手になってやるっ!」 町で騒ぎを起こした連中を集め、雷を落とす二人。 シュンとして耳を傾けるスペック-1の戦闘員達。ザウバー 「いいか、今、町で騒ぎを起こし、お前らの能力の存在を知られちゃ困るんだよ。 これからその [力] を存分に発揮できることになる。しばらく辛抱しろってんだ。」クラウス 「今は生産優先で、おまえらの収容施設の整備がまだ整ってないから、 大人しくしているっていう条件で町に出してやってんだ。 次騒ぎ起こしたら、命はねぇーぞこら。」ブルーガー 「こいつらまとめるのも大変だな。」 ザウバーとクラウスの後方から突然現れた男、そう、あのブルーガーだ。クラウス 「ブルーガー様・・・・」第191話 異人 4 へ(女、悪いか) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月18日
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. そしてこちらは、とある酒場。騒がしい客 「おぃっ! 早く酒を持ってこいっ!」酒場のおかみさん 「今お持ちしますから、もう少しお待ち下さいな・・・」騒がしい客 「おせーから待ちきれないんだよ! すでにこいつはカラっぽなんだ!」 とっくりのような容器を逆さまにして、酒を催促する客。 それなりに飲んでいるようだが かなりの酒豪と見え、態度は悪いがまだ酔った感じではない。 その相棒が、騒がしい客客の相棒 「まぁ待ちなって。 今準備してるって言ってんだし。 おまえのペースが早過ぎるんだって。」騒がしい客 「バカ言え、ここは酒を出すのが商売だ。 ジャンジャン出してくれねぇ~とな。 こちとら金を出して飲みにきてんだ。 さっさと出してくれなきゃ、機嫌悪くならぁーな。 なぁ、相棒!」 と、相棒の肩を ポン と叩く騒がしい客。 するとその相棒、体が勢い良く前に押され テーブルに両手を着いてその勢いを止めようと したが、なんとそのテーブル、手を付いた瞬間にそのまま真っ二つに割れて壊れてしまった。 バキっ ガシャガシャーーン 中央からVの字になったテーブルの斜面を、器や食器類が一斉にスベリ落ち、 床に落ちてみな割れてしまった。騒がしい客の相棒 「このバカ 力(ちから) がっ! テーブルが壊れちまったじゃないかっ!」騒がしい客 「おまえ、自分で壊しといて人の性にしてんじゃねーーっ!」 店主 「こらぁーーっ! 店の商売道具を・・・・弁償してもらうぞっ!」騒がしい客の相棒 「このバカがやっちまいやがったのさ。」騒がしい客 「おまえだろうがっ!」 まさに取っ組み合いになる直前、店内の奥で一人チビチビとお酒を 楽しんでいた別の客が、別の客 「うるさいな・・・・。 もう少し静かに飲めないのかね・・・・。」 騒がしい客2人と店主が、ぼそっとつぶやいた奥に座るその客に目線を送る。騒がしい客 「おぃ、そこ。何が言いたいっ!」別の客 「別に・・・。 ただ客はあんたらだけでは無いってことだよ。 弁償は二人で折半すりゃ済む。 簡単なことでいちいちもめるな。」店主 「李(り)さん。。。」李 チュンスク ( 別の客 改め ) 「酒がまずくなった。 帰る。」 李は、代金をテーブルの上に置いてその場を立ち上がった。騒がしい客 「おぃ、待て! オレ達にアヤ付けといて、そのまま帰れると思っていやがるのかっ!」騒がしい客の相棒 「こいつ、えらく落ち着いていやがる・・・・。 よほど腕に自信があるとみたぜ。」騒がしい客 「ほぅ、腕に自信がねぇ。」李 チュンスク 「なに、独り言だ。 気にするな。 争いごとは嫌いではないが、気分が載らない。 ちゃんと弁償して帰れよ。」騒がしい客 「けっ、格好つけやがってっ! 逃げ出すってことかよ。」 今まで冷静だった 李 チュンスク、はて、どこかで聞いた名前だが・・・・。 騒がしい客の『逃げ出す』の一言に、眉が動いた。李 チュンスク 「逃げ出す? このオレがか・・・?」 足を止め、視線は歩を進め出した方向のまま、李 チュンスク 「人聞きの悪い。 オレと一戦交えたいのなら買ってやる。 店の中では物が壊れる上、店の人や他の客人に迷惑だ。 外に出な。」騒がしい客の相棒 「随分と冷静だぜ。こいつ。」騒がしい客 「けっ、出ろと言うんだ、表で存分に。 だな。 おらおら、どけどけっ」 店の出入り口に集まっていた見物人達を蹴散らすように外へでる。李 チュンスク 「店主、弁償させてやるから少し待っててくれな。」店主 「李(り)さん。。。」 出入り口を見つめ、店主に小声で話す 李 。店主 「李さん、気を付けなよ。 やつらのあのバカ 力(ちから) 。 もしかしたら今、町で騒ぎ起こしている・・・・」李 チュンスク 「異人かも・・・か。 心配するな。」 軽く受け流した後、歩を進めて表に出る李。 多くの通行途中の見物人が取り巻く中、騒がしい客ら2人が道路の真ん中で 仁王立ちの姿で待っていた。騒がしい客 「足取りが重いな、にいさん。 なんだかんだ言っといて気が進まんのじゃないのかぁ~?」李 チュンスク 「心配するな、さっき言ったろ。 争いごとは嫌いではないと。」騒がしい客の相棒 「好きとハッキリ言えないところが中途半端だぜ。」騒がしい客 「その中途半端で首突っ込むと、痛い目に遭うってしっかりとその身体に 言い聞かせんとな。 覚悟しなっ」李 チュンスク 「おまえら、外には会話しに出て来たのか? ならオレは帰るぞ。」騒がしい客 「なんだ、ただの弱虫かよ。なら一発でしとめてやるぜーーっ!」 そう叫ぶと、李 に突進してきた騒がしい客! 腕を伸ばし、手首を曲げ、その曲げた間接上部で 李 に一撃を見舞ったっ! ブーーン さっ 素早く身を後ろに反らして避けた 李 、空を切った一撃。騒がしい客 「くそっ」 腕を振り回した回転を続けたまま逆の腕の手首を曲げて、同様に続けて 裏拳のように打ちに行くっ! ブーーン さっ 李、今度は屈んでそれを避けて横にかわった。 ズボーーン 回転する手が壁に当たり、見事に砕け散ったっ!騒がしい客の相棒 「あいつ、すばしっこいっ!」 体の回転を止めて、李 をにらむ騒がしい客。李 チュンスク 「飲んべーらしい立ち振る舞いだ。 舞娘さんの舞の方がずっと早い動きだな。」騒がしい客 「様子見は不要ってことかい。 ならいいだろう、容赦無く本気で行かせてもらうぜっ!」騒がしい客の相棒 「おれも加勢するっ 次は道端に寝転がってもらおうかっ!」 『うーーーりゃーーーっ 』 騒がしい客、今度は人が変わったように、素早い動きで 李 を打ちに行くっ! 相棒も 李 を挟むようにして同時に仕掛けたっ! おーーーりゃ! ハイ、ハイっ、うりゃ、そりゃ シューっ ブン、ブン、 ガシ★ さっ 李 は一つ二つは避けたものの 後方からも攻撃が来るため、相手の攻撃を 受けて次の攻撃を交わすシーンも見られた。 ズカっ! 相手の素早い動きに、蹴りを一つ受けてしまう 李 。 大きく体が飛ばされたっ!第190話 異人 3 へ(間抜けなことやってっと) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月13日
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. ここは中華皇国のとある町。 とてものどかで、行き来する人も互いに笑顔で往来している。 そんな町民が静かに暮らす平穏な町・・・・だった。 そう、やつらが来るまでは・・・・ 宿場町、背中に野菜を背負ったおばさん、山積みの荷物を荷車に載せて 運ぶ青年など、活気付く人が道路をにぎやかにしている。 『ごめんよ、ごめんよ~、ちょいと通しておくれ~。』 荷車を引く青年が前を行く人に、ぶつからないように注意を促す。 『危ないよ~、ごめんよ、ごめんよ~。』 その荷車を、横にひょいと避けた一人の商人、 ドン 道歩く人にぶつかってしまう。商人 「す、すまん。」 すぐにわびた商人。 だが・・・・ぶつかられた人 「よぉ、ぶつかっといて すまん だけはないだろう。」商人 「すまんかった、ゆるしておくれ。」ぶつかられた人 「おぃ見ろよ、あんたがぶつかったお陰で踏まれたこの靴、破けて しまったじゃないか。 弁償してくれないかな。」 横に膨れたおじさんが、ぶつかられて文句を言い出した。 その指差す靴を見ると、確かに破れていた。 だが、かなり使い古している様子で、ぶつかる以前から破れていたように しか見えなかった。商人 「ぶつかったことはすまんが、その靴は今破けた感じではなさそうだ。 言い掛かりはよしてくれ。」ぶつかられた人 「言い掛かりとはなんだ、今破けたんだよっ 弁償だ弁償! 周りにはこんなに目撃者がいるんだからな。 なぁみんな、ちゃんと見とったろ。」 道行く人も立ち止まり、その横に膨れた男をじろじろと見つめている。 真ん前の商店のおばちゃんはそのお客と、商店のおばちゃん 「あの靴、今破けた訳じゃないよね・・・・」商店の客 「ぶつかったのは見てたけど、肩と肩がちょこって感じだっわよ。」 そこへ、荷車を引いていた青年が荷車を置いて、こちらに歩いて来た。荷車の青年 「おらの性で悪かったね、ゆるしてくんな。」ぶつかられた人 「ゆるすも何も、この靴を弁償してもらわなよ。」荷車の青年 「ダメだよ、嘘ついちゃ。 今破れたわけじゃないよね。 ダメダメ。」ぶつかられた人 「よぉにいちゃん、こっちは被害者なんだよ! なんだ、おまえが弁償してくれるってのか?」荷車の青年 「おいちゃん、先急ぎなよ。 あとはおらが。」商人 「あ、あぁ。 すまん、」 商人は、荷車の青年に会釈すると、そのまま歩を進めてその場を立ち去った。ぶつかられた人 「なんだ~? おまえが片を付けるってことかぁ~? 勝手なことしやがって!」 そう言いながら、ぶつかられた横に膨れた男は青年の置いてきた荷車に近寄り、ぶつかられた人 「にいちゃん、出しゃばるとこんなことになるんだぞっ!」 と、荷車の車輪を蹴り抜いたっ! バキっ !! ガシャーーン 片側の車輪が割れ外れ、荷台が崩れ落ちるように斜めに落下し、積んであった 荷物が路上にばら撒かれたのだった。荷車の青年 「なんちゅうことしてくれのっ! 今のあんたのは行為ってやつだ。」ぶつかられた人 「ちがうわ、車輪がオレの足に引っかかってきたんだぜ。」荷車の青年 「なんやあんた、ゴロ撒きたいんか。 なら、相手してやってもええよ。」 荷車の青年は、羽織っていた上着を脱ぎ捨てて拳套の姿勢で構えた。ぶつかられた人 「ほぅ、拳法かよ。 別に珍しくもなんともないし驚きもせんが、 にいちゃんの出しゃばりの裏づけ、もろく崩れさせてやるよっ!」荷車の青年 「強がりもそこまでなんよね。 おら、とある青年の部の大会のいっちばん上なんよ。 ケガせんうちにワビいれといた方がええで。」ぶつかられた人 「オレをただの太っちょと思うなよ、痛い目見てワビ入れるのはそっちだぜっ!」 そう吐き捨てると、両手を高く上げて荷車の青年に向かって走り出したっ! それを見た荷車の青年、目付きが変わり低く腰を据えた。 そして近寄り組みかかろうとするぶつかられた横に膨れた男のスキを突き、 素早い手套、肘の連打、最後には、強烈な蹴りを腹に見事に決めてから、 さっと後ろに後退した。 バシ、バシバシ、ズゴズゴ、ズコーーンっ! 『おぉぉっ』 その状況を見ていた道端の立ち止まる人達から、驚きの声が上がった。 両手を広げたままの姿勢で口をあんぐりと開けたまま、微動だにしないぶつかられた男・・・。荷車の青年 「彼は脂肪が厚いから少し強めに入れてしまったよ。」 余裕の笑みを浮かべる荷車の青年、手ごたえは十分だったようだ。 だが・・・・ 両手を広げたままの姿勢のぶつかられた男の眼球が、荷車の青年をジロっと見たっ! そして、ぶつかられた人 「にいちゃん、こんなもんかいな・・・・」 その声に、驚いた荷車の青年、そして道端の立ち止まる人達の視線が、 ぶつかられた男に一斉に注がれた。荷車の青年 「なんやとっ!」 両手を上に広げていた姿勢から、ゆっくりと手を下ろす ぶつかられた男。ぶつかられた人 「残念だが、にいちゃんのは一つも効いてないぜ。 大会の一番だが何だか知らないが、おこちゃまの大会じゃこんなもんだろうぜ。」荷車の青年 「く、くそぉーっ」 再び飛び掛る荷車の青年っ! 『ハイっ ハイハイハイっ ハイっ ハイハイハイハイハイっ ハーーーイっ! 』 ぶつかられた男に連打を浴びせ、最後は飛びっきりの回し蹴りを相手の 顎(アゴ)にヒットさせたっ! ズゴーーン★荷車の青年 「これで、どないやっ!」 蹴りの勢いで顔が横を向いている ぶつかられた男だった。 しかし、ぶつかられた人 「にいちゃん、今なにかしたんか?」 にやけながらそうつぶやいた。荷車の青年 「う、嘘や・・・・」 徐々に青ざめていく青年の顔。ぶつかられた人 「出しゃばると、痛い目に遭うってことよっ!」 横に向いていた顔を戻しながらそう吐き捨てると、 今までに見せなかった素早い動きで 荷車の青年の みぞ打ちめがけて拳を入れたっ! ズボッ! 目の力を失い、そのまま気を失った青年、 一発の拳で体ごとそのまま体が宙に浮きあがり、山成りに放物線を描いて 民家の屋根にまで飛ばされてしまったっ!第189話 異人 2 へ(酒がまずくなった。 帰る。) ※ スマホの方、横長画面で見ると作者と同じ改行で見れます (^_-)v ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2007年07月11日
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