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.[竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// [竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// [竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// 何十発食らったころだろうか・・・。 さしものこういちも、とうとう倒れたまま起き上がれなくなってしまった。[神霊巫女]利江 ( こ・・う・・い・・ち・・君・・・・ ) 利江の目には、ドッと大粒の涙が溢れてきた。タロ 『Choon……』 タロも察してか、悲しそうな声を上げた。[竹林総元帥]黄龍道元帥 「やっとあの世へいったか。 ふっふっふっ。 これで邪魔者は居なくなった。 複数の[三獣神]を失ったが、今となってはそのくらいの犠牲も止む無し。 これより、我が願望を遂げる刻が来たっ!」 沈黙する総本山の面々・・・。 その中で、一人こだまする勝ち誇った声。[近衛軍長 補佐]チーラン 「このくそおやじーーーっ! 娘殺して平気なのかーーーっ!」 聞く耳を持たない黄龍道元帥。 自分の願望が遂げられる喜びをかみ締め、そんな小声は耳に入らない様子。 なにより、口元が緩み、目が尋常ではない。[竹林総元帥]黄龍道元帥 「わっはっはっはっ。 わぁっはっはっはっはっ 」ゆうすけ 「く、くそう・・・こういちが・・・・」 人類の行く末が見え、絶望感で溢れている総本山。 皆、どんよりと元気が抜け落ちている。 それをあざ笑うかのように氷の世界にこだまする黄龍道元帥の高らかな笑い声が響き渡る。 ところが、それを一瞬で切り裂いた一人の声が、被せるようにこだました。 『 こういちっ! 寝てるとは何事です! 起きるのです! 』[神霊巫女]利江 「誰・・・?」ゆうすけ 「おぃ、だ、誰だ・・・? こういちを呼び捨てに・・・・。」 『 こういちっ! 起きなさい。 』 その声のする方に目を向ける利江。 そして驚いた![神霊巫女]利江 「マーシャさんっ!」[近衛軍長 補佐]チーラン 「マーシャがここに・・・?」[竹林総元帥]黄龍道元帥 「こら、マーシャ。 ここへ何用だ・・・。」 そのマーシャ、黄龍道元帥をきつくにらむようにして、[神霊巫女]マーシャ 「私は、最後の務めを全うしにやってきました。」[竹林総元帥]黄龍道元帥 「最後の勤めだと・・・?」[神霊巫女]マーシャ 「そうです。[神霊巫女]として、まだ残された勤めがございますゆえ。」和恵姉さん 「あれは[神霊巫女]、利江ちゃんと同じ格好を・・・・ !? うそ・・・、 うそでしょっ、 マーシャを見つめる和恵の顔が、見る見ると変わっていった・・・・そして、 まさかっ、 母さんっ !! 」[神霊巫女]利江 「なんですって !! お母様???」[近衛軍長 補佐]チーラン 「はぁ~???」ゆうすけ 「なんだって姉さん! あの女の人が・・・こういちの母さんだとっ!」館長 「なんとっ! あれは大竹林寺の[神霊巫女]じゃ。」ゆうすけ 「まちがいないんですか? [神霊巫女]って・・・。」館長 「あの成り立ち、利江殿と同じ格好。歴代の館長録に記されておる通りじゃ。 間違いない。」ゆうすけ 「母親は、こういちを生んですぐに行方をくらましたと聞く・・・。 あの[神霊巫女]が、こういちの母親だなんて・・・。 まさか、ここでこんな出会いになるとは・・・・ おぃ・・・するとこういちの身体には、[神霊巫女]の血も流れてるってことになる。 無論、姉さんにも・・・・。」[神霊巫女]マーシャ 「和恵。 利江ちゃんの首に付けている[探神霊石]をこちらに持ってらっしゃい。 利江ちゃんも危険だから一緒に。」 なんともにこやかに、そして心優しいそれはまさに[母]そのものの笑顔。 まさか、和恵の見間違いではないのか? 本当ならば、久しぶりの和恵との再会となるはずも、挨拶も無く和恵に指示を出すマー シャ。 当の和恵すら、信じてよいものかどうかを疑っている・・・。 というより、突然目の前に母親が現れたことで、動揺しているのが本音のようだ。和恵姉さん 「母さん・・・なの・・? 本当に母さんなの?」[神霊巫女]利江 「あのマーシャさんが・・・こういち君とお姉さまのお母様・・・・???」 この利江だって同じようだ。 心が、中々現実に戻ってこない。[近衛軍長 補佐]チーラン 「なぁ、どうする。 マーシャが利江の持つ[探神霊石]を持ってこいと・・・。 おい、利江、聞いてる?」 ~~~ ~~~ 利江の頭の中は、ここ大竹林寺に連れてこられてからの、マーシャの対応を思い出して いた。 そう、初めて対面した時も心温まる対応をしてくれた。 こういちのことは知らぬ存ぜ ぬで通していたものの、それ以外はなにか利江をいつもかばうようにしてくれていた・・・。 様々な局面を次々に思い起こしていたのだった。 ~~~ ~~~[近衛軍長 補佐]チーラン 「・・・・なぁ、利江、聞いてる?」[神霊巫女]利江 「あっ、はい、な、何・・・?」[近衛軍長 補佐]チーラン 「何じゃない。 マーシャが[探神霊石]を持ってこいと・・・。カズエ殿に言うてる。」[神霊巫女]利江 「[探神霊石]を・・・?」和恵姉さん 「以前、父までぶつけてきたヤツらだ。 今度も何か・・・・。」 動揺しつつも、冷静に状況を伺う和恵。[神霊巫女]利江 「マーシャさんのあの目、信用していいと思います。 それに、今回は、黄龍道元帥の意としている事ではなさそうですし。。。」和恵姉さん 「そう言われれば・・・ 確かに、あれは優しき時の母の目だ。 ・・・よし。」 利江を ヒョイ と肩に乗せ、山の中腹にいるマーシャの元に走り出す和恵。[神霊巫女]マーシャ 「黄龍道元帥。 今始めて私の秘密を明かします。 あなたも良くお聞きなさい。」[竹林総元帥]黄龍道元帥 「何ぃ~、秘密だと・・・?」第349話 [神霊巫女]の血 -3 へ (あら、知ってたの?) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2009年04月30日
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.和恵姉さん 「何かが・・・・あの電撃を弾いたみたい・・・。 ん !? 」 と、その時っ!ぶぉっ \\ズボーーーン// こういちが飛ばされた山の中腹が、突然吹き飛んだっ! ヒュン、ヒュン、ヒュン… [気]の玉の浮力で宙を浮いているこういちがそこにいた。こういち 「おいらは・・・まだまだやられは・・・しない・・・。」[神霊巫女]利江 「こういち君♪」[近衛軍長 補佐]チーラン 「マヂかよ。 この姉さんといい、こういちといい・・・」ゆうすけ 「よっしゃーーーっ!」 みんなの喜びも、つかの間のぬか喜びとなったのは次の瞬間だった。 こういちがふらふらとしながら黄龍道元帥に一歩、また一歩と向かっていったからだ。[神霊巫女]利江 「う、うそ・・・。」 利江も落胆するほど、ふらついている・・・。和恵姉さん 「この私がこれだけダメージを受けてるのよ? なのに盾になってって・・・ つまり[気]を弱めて止めにいったってことでしょ。 利江ちゃん達を巻き込まないようにして・・・ ボロボロになるの、当たり前じゃない・・・・。」 『こら、チビ、無理するなっ! 少し休んでろっ!』 (力なく叫ぶ。) 利江の膝元から顔を起こし、こういちに向かって怒鳴っているときだった。 和恵の顔に、利江が首からぶら下げている[探神霊石]のペンダントが触れた瞬間! ( ∽~キュ~ン~∽ )和恵姉さん 「えっ !! 何? 」 突然の和恵の反応に、利江も、[神霊巫女]利江 「どうしたんですか?」和恵姉さん 「・・・利江ちゃん、ちょっとその[探神霊石]ペンダントを握っててもいいかな・・・?」[神霊巫女]利江 「ど、どうぞ。。。」[竹林総元帥]黄龍道元帥 「小僧め、だが後少しだな。 そろそろくたばれっ! フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// [竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// [竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// 次々と[電撃砲]がこういちめがけて発射されるっ! こういちはそれを避けずに、まともに食らって飛ばされては起き上がり、飛ばされては起きを 繰り返している。 避ける力が残っていないかのように・・・。ゆうすけ 「その身体じゃムチャだっ! こういちっ!」 ズタズタに、打ち抜かれるこういち。 だが、なんど食らっても起き上がる。こういち 「利江ちゃんは、・・・お、おいらが・・・守る・・・」[竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// [竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// [竹林総元帥]黄龍道元帥 「フンっ! 」 ジリジリジリ \\ズバーーーン// 何十発食らったころだろうか・・・。 さしものこういちも倒れたまま起き上がれなくなってしまった。第348話 [神霊巫女]の血 -2 へ (あっ、はい、な、何・・・?) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2009年04月22日
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.[神霊巫女]利江 「だ、大丈夫よね・・・。 こういち君だものね・・・。」 自分に言い聞かせるように、小声でつぶやく利江。[近衛軍長 補佐]チーラン 「いくらこういちでも、あの[電撃砲]にまともにぶつかってた・・・ 生きてたらそれこそ人間じゃない。」 利江の心に反してダメを押すチーランの言葉・・・・。 言葉を返せない利江・・・。 ここでも重い空気が流れる。 その時、横たわる和恵の意識が戻ってきた。和恵姉さん 「う、う~ん・・・・」[神霊巫女]利江 「お姉さま♪」[近衛軍長 補佐]チーラン 「う、うそっ・・・・」[神霊巫女]利江 「しっかりして、お姉さま・・・・」 頭を利江の膝に乗せてもらい、仰向けに寝る和恵。[近衛軍長 補佐]チーラン 「す、凄い! い、生きてる・・・・。」[神霊巫女]利江 「お姉さま、利江です、分りますか!」 和恵の意識を戻そうと懸命に呼びかける利江。 その甲斐があったのか、和恵姉さん 「り、利江ちゃん・・・?」[神霊巫女]利江 「はい、利江です。お姉さま、大丈夫ですか?」 閉じていたその目がゆっくりと開き始めた。和恵姉さん 「意識を失ってたのね・・・。 くやしいけど、私一人ではどうにも歯が立たない・・・。 ヤツは・・・?」[近衛軍長 補佐]チーラン 「今、こういちが立ち向かった。 ・・・・・でも、我々を守るため盾になって直撃 受けた・・・。」和恵姉さん 「いちをここに戻ってきたのか・・・。でも休養は不十分でしょうに・・・。 そんな状態であれを受けたらこういちでも・・・・。」[神霊巫女]利江 「そ、そんな・・・」和恵姉さん 「私達にもあの電撃は・・・きついわ。」[竹林総元帥]黄龍道元帥 「 小僧め、思い知ったかっ! 次は防げまいっ! 小娘どもよ、吹き飛べっ! フンっ! 」 ジリジリジリ こういちの捨て身の盾もむなしく、再び和恵、利江、チーランに[電撃砲]が襲い掛かっ たっ! 横たわる和恵とタロを抱く利江、そしてその利江を後方から守るようにして座るチーラン。ゆうすけ 「うわぁぁぁぁっ!」リツコ 「うっ・・・・」 ( 目を伏せ、首を横に振った ) 見る者全てが、いよいよと諦めた。 ところがっ、<ξξシュルリンξξゆうすけ 「えっ !? 」 まさに奇跡が起きた瞬間だった。 [電撃砲]が確実に3人と一匹を捕らえたと思ったとき、突如、利江の胸のペンダントが光 り、それが光の玉を形成しバリアとなって3人と一匹を包み込み、[電撃砲]を弾き飛ばし たのだった・・・。[竹林総元帥]黄龍道元帥 「なに? ど・・・どういうことだ・・・・。」 黄龍道元帥すら驚きを隠せない。[神霊巫女]利江 「どうしたの・・・? ぶ、無事だったの?」[近衛軍長 補佐]チーラン 「まだ生きてる・・・のか・・・?」[神霊巫女]利江 「ぶつかる前に、そのまま時間が止まっていたような・・・・。 何も変わっていないわ・・・。」[近衛軍長 補佐]チーラン 「じゃ、助かったんだ・・・。」 訳が判らない二人。和恵姉さん 「何かが・・・・あの電撃を弾いたみたい・・・。 ん !? 」 と、その時っ!ぶぉっ \\ズボーーーン//第347話 [神霊巫女]の血 へ (マヂかよ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2009年04月15日
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