全2件 (2件中 1-2件目)
1
. 「その大会に出場している者でなければ・・・おれにも倒せる可能性があるってことだ。」リツコ 「ふぅ~ん、ものさし代りの探りを入れたってことだったの。 いいわ、論より証拠、相手になるわよ。」 リツコは和恵のように生脚を、腰の辺りまでスっパリと割れたチャイナのスリットから艶かし く披露し、左手は右手の肘を支え、右手は立てて手の平はアゴを支えて、美しい指先は頬に添 えられた姿勢で、落ち着いた笑顔で話す。 そこへ、チーラン 「ちょっと待ったっ!」 叫ぶ声の主に、スウラン、武闘家リーダー、そしてリツコの、さらにその場に居た男達の視線 が一挙に集まった。チーラン 「リツコとやる前に、チーランとやる。」 そう口にしながらツカツカと二人に向かって歩を進め出したチーラン。 その様子をじっと見つめているスウラン。武闘家リーダー 「ふん、、バカなやつめ。 自らシャシャリ出てきおって。 面白い、少しばかり大少林拳を使うからといって、このおれに勝てるかな・・・。」 チーランを真正面に向き直り、キリっとチーランをにらみつけた武闘家リーダー。チーラン 「リツコ・・・。」リツコ 「仕方ないわね、いいわよ。」 少し残念そうな顔でチーランをみつめ、頬に当てていた手の平を武闘家リーダーに『どう ぞ♪』と差し向けて首も横にちょこんと振ったのだった。チーラン 「サンキュ。」 (つぶやいたあと、リツコを見ていた視線を武闘家リーダーに向けた。)武闘家リーダー 「話が付いたか。 だが、どちらが先でも同じこと。すぐにこのおれがぶちのめすのだか らなっ!」 言い終わると力強く構えを取る武闘家リーダー。チーラン (ふっ、・・・少しばかり。。。か。) ぼそっとつぶやいたチーラン、こちらもキリっと目付きが変わり、武闘家リーダーをにらみ つけながら、ゆっくりと構え始めた。武闘家リーダー 「女だからと言って容赦しないぜっ、覚悟っ!」スウラン 「よく吼える犬・・・ほど・・・。」 左腕を前で曲げたまま姿勢を低くして突進する武闘家リーダー! おぉぉぉぉりゃっ! 構えたまま動かないチーランに近づくと右手を大きく振りかざし拳をお見舞いっ! ブワ~ン! と思わせて、突然曲げていた左手を水平チョップの様にチーランの喉元目掛けて素早く繰り 出したっ! シュバっ チーランはそれをも予測し、相手の振りかざしていた右手側にヒラリと交わした。 それを見た武闘家リーダー、振りかざしていた右手を縮めて肘の外側でチーランの顔 を打ちにいく! それを屈んで避けたチーラン、左拳を武闘家リーダーの横っ腹に素早くぶち込み、そ のまま右足で武闘家リーダーの顔面を蹴ったっ! ズボっ ズゴーーン★ =====ぐわっ 武闘家リーダーは、その蹴りを両腕でガードしたものの、まともに食らって後方に飛ば されたっ! だが、飛ばされながら隠し持っていた[くない]をチーランに向けて投げつけたのだった! シュシュシュっ!チーラン 「くっ・・・」 右手で一つ払いながら横に回転! もう一つは交わせたが最後の一つからは逃れられず、 左肩をかすめられてしまった。 ドサ彡 受身を取れず、床に転げる武闘家リーダー。 スタ。 回転から左手を床につきスッと片ひざで構えるチーラン。左肩に赤い一筋が見えた。武闘家リーダー 「こ、こいつ・・・ことごとく避けやがって・・・・」 わき腹を押さえながら、ゆっくりと身体を起こす武闘家リーダー。 だが、既にチーランは駆け寄っており、武闘家リーダーの目がチーランの姿を捉えた時には、 下から身体を起こすような蹴りが飛んできていたっ! その素早さに驚く武闘家リーダー、だか既に遅く、 ズガっ★ うぉぉぉぉ 空中に浮いた武闘家リーダーに向かい、体を斜めに回転させての豪快な かかと落とし を 見舞ったっ! ズゴっ★ うぐっ ドスン彡 見事に溝落ちを直撃して完全にグロッキーした武闘家リーダーは、受身無く床に叩き付けら れたのだった。チーラン 「こそくな手を使う・・・。」 倒れたままの武闘家リーダーを見下しながらつぶやいた。スウラン 「格が違うよ。」リツコ 「スペック-1とも対等以上に戦えるのだから、当然。。。」 その結末を見届けた黒服の男、黒服の男 「丸で歯が立たないとは・・・役に立たぬ腰抜け共め・・・ 構わん、こいつら3人を撃ち殺せっ!!」スウラン 「くっ・・・」 三流役者でもしないネクタイの男達は、腰から、上着の中からと小型の自動マシンガンを 取り出し、3人目掛けて、銃を構え始めたっ! カシャ カシャカシャ だが、 すばやくチーランは握っていた[くない]1本を投げ、続いて腰から[雹]を取り出し、 舞うような動きから一人、二人とマシンガンを持つ手を弾いたっ! ピシっ ひゅん ひゅひゅん ひゅん ピシっ ピシっ 同時にリツコが、近くに居た残りの武闘家6、7人をあっという間に倒したっ! バシバシっ ズガ3 ガガっリツコ 「あと3人、間に合わないっ!」 スウランが、手にした剣をマンシガンを持つ残り3人のうちの一人を目掛けて投げ つけたっ! ==シュッ だが、三流役者でもしないネクタイの男の三人の内の1人 「くたばれーーーっ!」リツコ 「みんな伏せてっ!」 -つづく-第4-368話 町内最強戦隊 -5 へ (よくぞ聞いてくれました~♪) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2009年10月22日
コメント(0)
.武闘家リーダー 「油断するなよ。 ・・・やれ。」 鋭い目付きのリーダーのその言葉と同時に、一人が力強い六合拳の拳套、そして腕がすっと伸 びる動きをみせる二人目、それは[通背拳]と呼ばれる獣が獲物を捕る時に見せるあの動作を 取り入れたもの。 そして最後の一人は、まるでカマキリが見せるあの動き、そう、迅速で力強い[硬螳螂拳] だっ! [豪の動]、[獣の動]、[迅の動]のそれぞれの3人。リツコ ( [六合拳]、[通背拳]、[螳螂拳]か・・・ ) 目線だけでその三人の動きを追うリツコ。 その3人のうちの一人が、リツコ目掛けて襲い掛かったっ! すっとあごから手を下ろしたリツコに向かって、まず第一の攻撃は[六合拳]の使い手だっ! 『ハイっ ハイっ ハイハイハイ、 トォー!』 足をすっと横に出し続いて裏拳のような動きで背を向いた拳がリツコを襲うっ! ガシッ★ 続いてくるっと回りながらの逆手の肘打っ! ズカっ★ そして手の平の打撃を3発放ち、 バシ★バシ★バシっ★ 最後はリツコの胸に足を当て、前蹴りのように足を伸ばして自分はばく転して地に足を付けた。 スタ彡 その一連の攻撃をなんとリツコは、交わすことも受身も取らずに、そのまま食らい続けていた。スウラン ( あの六合拳の主、しっかりと年期の入った使い手・・・ )チーラン ( 凄い、でもリツコ、ものともせずに受け切って見せた・・・受け太刀せずに・・・ ) リツコをよく知る二人ですら驚く光景。 当然、足が鈍ったのは襲い掛かった3人の方だ。 リツコが涼しい顔付きで、自分の服のほこりを 彡ポン、彡ポン と叩いてみせた時、[六合拳]使いの男 「な、なんだとっ!」武闘家リーダー ( なんだこいつは・・・・避けるでも交わすでもなく・・・それも受けきっただと・・・? 避けられなかった・・・? 女でありながら、力自慢の素人でもなかろうに・・・ ) 薄目で考えながらも 『続けろ』 と次を待つ男にもあごで合図する。 一端、互いの目を合わせてから、獣が獲物を捕らえるような目付きに変わった二人、突如 スイッチが入ったように、同時にリツコに襲い掛かったっ! タタタタタタっ ササササっササっ[通背拳]使いの男 「クォォォ、フン フンフンっ!」[螳螂拳]使いの男 「ちゃぁぁぁ、おちゃ、あちゃ、うぅぅぅあちゃーーーっ!」 [通背拳]の素早さの中にも重さのある拳、片や速度に重みを置き、打撃というよりは、 指先を尖らせ、鋭利な刃物の切れ味、フォークで突き刺すようなピンポイントへの深く 刺さる攻撃の[螳螂拳]が次々とリツコを襲ったっ! 右、左、 左右、右右左右左左右と、次から次へ間髪無く繰り出される拳、 シュッ シュシュッ シュシュシュシュ シュシュシュ 目にも止まらぬ素早い動きのコンビネーションっ! このとき彼らの背後に居た武闘家リーダーの手から 光る ものが見えた。そして何か 動きを見せたそのときっ!武闘家リーダー ( 何にっ! ) リーダーが叫んだ。 それもそのはず。 この素早い攻撃を、なんとリツコはカスらせること無く、今度は全て きっちりと ものの見事に交わしてしまったのだっ! だが、リーダーの驚きにはもう一つ理由があった・・・。[通背拳]使いの男 「 ク・・・ 」[螳螂拳]使いの男 「 ・・・・ 」 最後の[螳螂拳]使いの男の腰を低くしての地を這うような回し蹴りを、彡ピョンと 宙返りして避け、ヒラリとチャイナをなびかせて着地して見せたのだった。さらにリツコ 「ねぇ、私は無手だって言ったぢゃない・・・。 姑息な手を使うのね、リーダーさん。」 なんとリツコは、光るモノを掴んでいた右手を一振りっ! シュッ 彡さっ //スコ //スコ //スコっ! 後方に飛び上がって回避した武闘家リーダー、元いた足元には忍者の使うクナイのような 手裏剣が3本刺さったのだった。武闘家リーダー 「き、、、きさまぁ・・・・」 ( やつらの攻撃をかわしながら、こ、この手裏剣を素手で掴むだと・・・)スウラン 「いーぞぉー、リツコ♪ 」チーラン 「リツコにはもったいない、チーラン 相手するっ! 」リツコ 「ダ~メ。 あなた達は既に3人ずつ楽しんだでしょ この人達は私の獲物~♪」武闘家リーダー 「ぬぅぅぅぅ、言わせておけばいい気になりおってぇぇぇ・・・・」黒服の男 「お、おい、は、早くこいつらを片付けろっ!」武闘家リーダー 「3人同時だっ! やれっ!」 ( 一本の矢では直ぐに折れてしまう・・・・だが、3本の矢なら・・・ ) リツコの眼光が鋭く光ったっ! ズコーーーン★っ!★っ!★ グエっ ふげっ むぎゅ~ ~~~~~~~~~~~彡バタン ~~~彡バタン ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~彡バタン 彡スタン。武闘家リーダー 「な、なんだとっ !! 」リツコ 「折れることもあるのよ、3本でも。。。」スウラン 「やったー! リツコ かっこいいーーー」チーラン 「・・・一蹴りで。 だからもったいないと言うたのだ。」 リーダー達が目にしたのは、3人が同時に襲い掛かるも、目には映らぬような速さの飛び 上がりながら回転しての右からの豪快な回し蹴りが炸裂した姿だったっ! たったリツコのその一振りで、3人は三方に蹴り飛ばされてしまったのであった。武闘家リーダー 「ほ、本物だ・・・・。 いや、それ以上・・・・」 起き上がれずに、口から泡を吹く3人。武闘家リーダー 「き、貴様、どこでそれほどの拳を習ったっ!」リツコ 「普通に 峨眉拳 だけど・・・。そんなに驚くほどのことではないわ。 あなた達が手ぬるい習い方をしていただけじゃないかしら。」チーラン ( ぉぃぉぃ ¬.¬;;; )武闘家リーダー 「ま、まさか、お、お前は・・・あの[総本山対極試合]の出場者なのか?」リツコ 「へぇ~、それを口するような素性の持ち主ってことかしらね。 残念ながら違うわ。 それなら私の後輩がその出場権を手にしているけど。」武闘家リーダー ( や、やはり[総本山対極試合]そのものを知っている・・・。 この腕前でも出場できないとは・・・[総本山対極試合]、なんて化け物揃いの大会 なのだ…) 「その大会に出場している者でなければ・・・おれにも倒せる可能性があるってことだ。」リツコ 「ふぅ~ん、ものさし代りの探りを入れたってことだったの。 いいわ、論より証拠、相手になるわ。」 -つづく-第4-367話 町内最強戦隊 -4 へ (よく吼える犬・・・ほど・・・。) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2009年10月06日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
