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今日の1枚目の画像のブルー&ホワイト・マーブルはいかがでしょう?結構バランスよくマーブルパターンが散っています。また、この個体はブルーの下地にブラックもありますから厳密に言えばトリカラーって事になりますね~。まだ幼いけれど、なかなか将来性を感じさせる個体だと思います。 ところでこの個体は昨日つまり7月22日の晩に撮影したものなんですけど、この個体はなんと7月19日のブログに登場した個体と同一なんです。ちなみに2枚目の画像が7月19日、つまり3日前に撮影したものなんですけど、あまりの急変振りにビックリさせられます。この2枚の画像を見てすぐに同一個体だとわかる人はなかなかいないのではないでしょうか。よく観察すると、ヒレのマーブルパターンなどがそっくりなんで、なるほどって思えますけどボディはまったく別物です。 我が家に大量にストック中(苦笑)の自家産マーブルの若魚達は、冗談抜きで毎日どんどんマーブルパターンが変化していきます。オス個体はすでに小型の容器で単独飼育にしているからその変化に気が付くものの、群泳させていたらもうさっぱり気が付かないでしょうね~。 ほぼ毎月バンコクに仕入れに行っている訳ですが、バンコクの最終日に確認したときと、日本に着いてからの10時間ほどの時間差で模様が激変している事だって珍しくありません。マーブルパターンの激変は、それ自体がマーブルの魅力でもあるんですけど、以前仕入れ金額としては過去最高レベルの大枚をはたいて購入したトリカラー・マーブルが日本に帰国してから見ると、ただのクリームホワイトに大変身?していた時は、さすがに泣きましたね(笑) しかし、このマーブルパターンの変化には系統ごとにある程度法則みたいなものがあって「この系統は、後からレッドが出現する」とか「この個体は歳を経るにしたがって、クリームホワイト1色になる傾向がある」みたいに、今後の変化をブリーダーならば自分の系統であれば判断できます。 そういう意味では、今回のブリーディングは結構重要です。例えば今日登場した個体は幼魚の時は、ほぼクリームホワイト1色でしたから、この系統は後になってからブルーやブラックのマーブルパターンが出現するって事がコレで判明したわけです。もっとも、この変化がコレで終わるのか、今後更なる大変身を遂げるのかはこれからを待たないと判りませんけどね。このままで固定してくれるか、さらにレッド・マーブルでも出現してくれれば万歳ですけど、一気にブルーの面積が増大して、単なるブルー・マルチにまで言ってしまうのか・・・どっちでしょうかね~?
2008/07/23
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この間、ブログを呼んでいただいている方からご質問いただいたのですが、最近のこのブログの魚の画像の背景や、逸品堂のカタログの画像の背景の水草っていったい何だと思います?実はこれ、人工の水草なんです。正確に言うと、水草ではなく人工芝風の敷物?で、100円ショップで入手しています。 一見、ナヤスかディディプリスみたいな雰囲気ありますが、よく観察すると色もおかしいし葉っぱの向きなんかも不自然でしょ?でも、意外とコレが重宝しています。もちろん、背景としては本物の水草の方が断然美しいんですけど、これを常時緑鮮やかに育成管理するのは結構大変なことです。しかも、撮影用の小型水槽の背景として用いていると、葉っぱが痛んで黄ばんできたり、下手すると枯れた部分が茶色く写ったりしてしまいます。 その点、この人工水草?ならばそんな心配はありませんからね~(笑)。それこそ、弱アルカリ性だろうが強酸性だろうがお構いなし。どうしてもって言うなら、海水の中だって絶対に枯れないし色褪せませんから。 ちなみに2枚目の画像の背景は、本物のミクロソリウムを使用しています。確かにこちらの方がより自然な画像に仕上がるのは間違いないんですけどね~。他に、撮影のバックに適した水草としてはアヌビアス・ナナなんかもお勧めです。私としても、じっくり数尾の個体を撮影するなら断然本物の水草を選びます。でも、1日で100個体以上撮影しなければならない現状では、どうやっても枯れないで、いつでも同じ外見の人工芝風敷物(笑)に軍配を上げざるを得ません。
2008/07/21
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実は今回、マーブル系プラカットだけじゃなくてもう1組ベタの繁殖させていました。種親はバンコクのマーケットの道端に小さな袋に詰めた状態で売っている安物のロングフィン。まぁ、トラディショナルと言うほどひどくはありませんがもちろんショーベタと言うには程遠い代物でした。その分値段もめちゃくちゃ安くて、現地での購入価格は50円程度。でも、中には時々物凄いカラーリングの個体とかいたりするんですよ。 たぶん、ヒレの形とか一切お構いなしにブリーダーの感性の趣くまま・・・って言うか、単に思いつき?でペアリングしちゃっている分ある程度品種が確立されたショーベタやショープラカットでは想像も付かないようなカラーリングの個体が生まれてきたりする様です。 今回使用したペアのうちのオスの個体は、ヒレの形状はさっぱりでしたがホワイト地でヒレに結構鮮やかなレッドの小斑紋が散在している綺麗なものでした。ちなみにお値段は10バーツ(つまり35円くらいって事です)でした。それに、たまたま保有していたクラウンのメスで、パステルホワイトベースなのですがなぜかヒレが金色に近い虹色に輝く個体を掛け合わせて見ました。 それでもって、今回ブリーディングした結果が今日の2枚の画像って訳です。1枚目がオスで2枚目がメスですね~。 もちろん、元親が元親だけに体型などは見るべくもありません。ヒレの縁も中途半端にクラウンになっています。でも、いいんです。コレはあくまで改良の第1歩に過ぎませんから。最終的には、全身がパステルゴールドでヒレには真紅の小斑紋が桜吹雪のように舞っているプラカットを目指してます まぁ、一度クラウンの系統入れちゃうと完全にヒレからその影響抜くのはかなり大変ですけど、気長に楽しみたいと思います。最初から完成した品種を入手してその繁殖をするのも楽しいですが、こういったほかの人間が絶対やらないような組み合わせで気の趣くままに繁殖させるのも実に楽しいものです。なんたって、繁殖させた子供がどのような表現形になるのか皆目見当付かないんですから(笑)。 まったく他人からは評価されない完全な自己満足の世界ですが(苦笑)、その分外野の様々な思惑とは完全に隔絶された、自分だけの世界で遊べますからこりゃいいもんです。もともと、趣味なんてそんなもんだと思います。
2008/07/20
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しばらく前からたびたび登場している、マーブル系プラカットの8組の稚魚達も、もうすっかり若魚になりました。ほぼすべての個体で雌雄が判別できます。このブログでもプレゼント企画をしましたし、一部の非常に熱心な(苦笑)お客様の要望で逸品堂でも限定販売させていただきましたが、皆様の所ではどのようになっているのでしょうね~。 今回の繁殖の目的は、系統のはっきりした自家産マーブルを確立する為の第一歩というものでした。したがって、8組のペアリングもあまりが意見にこだわることなく自由に行いました。今回の子供達が完成品なのではなく、ここから自分の好みの系統に向けて改良が始まるわけです。また、第二の目的としてバンコクではなかなか入手しにくいプラカットのメスの中でも入手が困難な良質のマーブルのメス個体を安定供給するって言うのもありました。 そんな訳で、当初の考えでは今回の稚魚達の中からメス個体だけを残し、オスは選別淘汰する事に決めていました。8ペア分の稚魚からオスをそれぞれ個別容器に移したらいったいどれだけの容器が必要なことか・・・そしてメンテナンスのことも・・・。 でもねぇ~(苦笑)。今回紹介した2枚の画像みたいに、マーブルらしくなってきたオス個体みちゃうとなかなか淘汰できません。もちろん、今の段階のマーブルパターンなんてあくまでも参考程度にしかなりません。マーブルの模様がある程度固まってくるのはまだまだ先のことですから。・・・と考えちゃうと、「この個体は今後どんな風にパターンが変化するのかなぁ~?」って思い始めて、結局淘汰できずに容器を用意する羽目に・・・。 そんなことを繰り返して、現在この若魚たちのオス個体だけですでに150個位の小型容器がセットされています(涙)。うーん、今後のメンテを考えると本当にゾッとします。でも、そう言いながら、内心では育てる気満々で先日、成魚向きの粒の大きさの「おとひめC-2 2kg」購入しちゃいました。だって「Atison's BETTA PRO」を使ってると、餌代も馬鹿にならないものですから。
2008/07/19
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以前のHPでは存在していたのに、なぜか逸品堂HPページのリニューアルと同時に姿を消していた「品種解説」のページを復活させました!姿を消していたのにはちゃんと理由がありまして、HPのリニューアルと言うのは名目で、じつは以前のPCが壊れHD内のデーターがうまく新しいPCに移行できなかったためでした。レンタールサーバー上のデーターを逆ダウンロードって言う奴も試みてみたんですが、なぜかうまくいかなかったものですから・・・ そんな訳で、今回立ち上げた品種解説のページは以前のものとはぜんぜん別物で、新たに作り直しました。今回は対象をプラカットに絞って解説してみました。と言うのも、品種の稀少性などはプラカット・ショーベタ・ショークラウンなどで結構異なる為ひとまとめにするのには少々無理が生じるからです。 こういうものを作ると必ず、あら捜し(苦笑)する方が出てくるものなんですがまぁ中年おやじのたわごとだと思って、笑って見過ごしてやってください。お暇なときにでもフラッと見に来ていただければ嬉しいです。
2008/07/17
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さて、変に期待を持たせてしまったかも知れませんが(笑)今回彼が作出した個体が上の画像のもの。うーん、前回お義理で仕入れた個体を元親しているとはとても思えないほどの出来映えです。まだ、作出初期の為ボディにマーブルパターンが少ないなど今後の更なる改良に期待する所もありますが、現時点でここまでの漆黒の地色とやや青みを帯びた美しいホワイトのマーブルは、この品種の中ではかなり高いレベルにあると言ってよいでしょう。 ブラック&ブラック・マーブル自体は以前から存在していた品種ですが、彼が作出した系統は今後このカテゴリーの主力になるポテンシャルを秘めていると思います。今後の改良で難しいのは、まだ体型やヒレの開きに満足できない現状からどのように改良を重ねていくかではないでしょうか。むやみやたらに他の品種と交雑すると、この品種の持つ長所も消えてしまう可能性がありますからね~。 まぁ、今回の一連の交配を見る限りタイ人としては稀な粘り強いというかしつこい性格(笑)のようですから、彼ならきっと1年後くらいにビックリするような個体をリリースしてくれることでしょう。 そうそう、この系統はまだボディにほとんど白いマーブルパターンが入らない為、必然的に2枚目の画像のような個体が多数生まれてきます。コレはコレで結構いい感じの品種だと思います。ここまで、ボディが漆黒でしかもイリデセンスが見られないブラック&ホワイト・バタフライはまず見当たりませんから。 と言うより、個人的には2枚目の画像の個体のような方向に改良を重ねた方が市場での人気を博すと思うんですけど、有頂天になっている彼にはとても切り出せませんでした。皆さんはどちらのカラーパターンがお好き?
2008/07/16
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なんだかタイトルは物凄い事のように感じられるものですが、実際にはそんなたいしたことではありませんので軽く読み流していただければ幸いでございます。毎月のようにバンコクにベタを仕入れに行っていると、当然なじみのブリーダーも出来てきます。そんな中の一人が以前からブラック&ホワイト・マーブルの良い系統を作出したいと言っていたのです。確かに、現状市場に出回るブラック&ホワイト・マーブルのしょぼい事ったら(笑)。彼が言うには、現存するブラック&ホワイトの系統を使ったのでは、どんなに改良を重ねても碌な物にならないって事でした。どうしてそこまで自信を持って断言できるのかはよく判りませんが(苦笑)、とにかく彼の意気込みだけは十分買えるレベルだったことだけは確かです。 そんな彼は、本当にはじめから作り始める気なのかずいぶん前からソリッド・ブラックを片親にひたすら交配を重ねていましたが、出て来る次世代たるや彼を応援したいと思っている私ですら絶句すると言うほどひどいレベル。決して裕福には見えない彼にも生活があるんだから、もういい加減あきらめて売れ線の品種手がけた方がいいんじゃないかって思っても、あまりに熱心に取り組む彼の姿を見るとなかなか口に出せず・・・。 そんな彼が、「ソリッド・ブラックは種親にならないっ!」と、またまたご神託のようなものを受けたのか?意気揚々と宣言し種親候補として選んだのが冒頭の画像の系統です。一応ブラック・マルチなんですが、この系統ではメス個体が生殖能力を有する為同じ系統同士で繁殖が可能って事は・・・そうです、ソリッド・ブラックの泣き所であるボディの金属光沢のあるドットが出にくい系統なのです。ただ・・・この系統はなぜかブラックと言うよりは濃茶色と言った変に赤みを帯びた体色の為市場でも本当に人気の無い系統なのです。 彼がブラック・マルチを種親に交配を重ねていたある日、彼の元を尋ねると彼が意気揚々と「ついに出来たよっ!」って話しかけてくるじゃありませんか。「えっ、ついにブラック&ホワイトの絶品マーブルできたのかぁ~?」「ああっ、コレを見てくれっ!」「えっ・・・・」 そうです、彼がそのとき見せてくれたのが2枚目の画像の個体でした。うーん、なんと表現したらよいのでしょう!はっきり言って、チョット厳しい感じです。ブラック&ホワイトというよりはブラック&クリアと言うべき系統で、ほぼどの個体も背鰭と尻ビレの前端が黒く染まるのが特徴のようです。 あまりにも彼が気の毒でこの系統の個体を10尾程度仕入れてあげましたが、正直言って紙上でそれほど人気を博すとはとても思えません。確かに面白いカラーパターンですし、表現形もかなり安定してますけど、一般受けするかどうかは・・・。それでも、彼がオリジナルの系統が出来たと言って喜んでいるのを目の辺りにしてかなり複雑な気持ちで彼のファームを去ったことを覚えてます。 それがどうでしょう!今回のバンコク訪問であるショップを覗くとそこには結構見事なブラック&ホワイトが!!しかも、その店は例のブリーダーから魚を仕入れている店です。店のおやじはほとんど英語をしゃべらないので、私の怪しげなタイ語での会話ですがどうやら知り合いのブリーダーが作出した系統に間違いないようです。えっ?どんな個体だったのかって??それは次回のお楽しみっ(笑)
2008/07/15
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前回紹介したブラックドラゴンのジャイアントも逸品でしたが、今日のイエロー・マルチもかなりの絶品です。もちろんジャイアント系なのですがノーマルのプラカットでも見たことが無いほどの艶やかな系統ですね~。1枚目の画像の個体は山吹色に近い全身にメタリックブルーのヒレの縁取りと言う実に見事なカラーコンビネーションです。しかも、体型的にもまったく申し分ありません。 最近ではプラカットでもイエロー系品種が激減しているだけに、非常に稀少な品種と言えるでしょう。ここで補足をしておくと、最近のバンコクではほとんどのイエロー系個体がシルキーホワイトが混ざったゴールドベースになってしまっている為、このような本当の意味でのイエローを見かけなくなったということです。 我が国では元々人気が無いと言われているイエロー系ですが、ここまで色鮮やかならば文句なしでしょう。後は、ヒレの縁取りがより一層明瞭で鮮やかになれば完璧ってとこでしょうか。 1枚目の画像の個体と同腹と言っていましたが、2枚目の画像はさらに素晴らしいですね~。ヒレにここまでくっきりとピュアレッドの絞り模様が入る個体は、プラカットでも今まで見たことがありませんでした。最近、ヒレにこの手のレッドが入る個体がバンコクでは急増しています。ここまで来ると、何か適切なネーミングをこの系統に付けてあげなくてはいけないかもしれません。 今回のバンコクでは、この手のヒレにレッドの絞り模様が入る系統のメス個体を探したんですけど、入手できませんでした。1枚目の画像のように少しだけ入っているメス個体はチラホラ見かけたんですけど、くっきりと明瞭な奴はいませんでした。真偽のほどは定かではありませんが、あるブリーダーが「このカラーリングはオスにより明瞭に表れ、メスではほんの少ししか特徴が出ない」って言ってました。うーん、コレはぜひとも自分で確かめなくっちゃいけませんね。ってことで、早くも次回バンコク訪問時にこの系統のメス個体入手に燃えるさかなおやじなのでした(笑)。
2008/07/12
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今回のバンコク滞在はほんの少しの時間だけだったので、あまり満足にベタを見て回れませんでした。しかも、同時期にPET EXIPOなるペットフェアが開催されており、会場ではベタコンテストも行われていた為、コンテストブリーダーのかなりの人数がそちらに出向いてしまったのでしょう。何人かのブリーダーにはうまく連絡が付かず、今回は会うことが出来ませんでした。でも、何だかんだと言ってもコレだけ頻繁にバンコク入り出来ているんですから文句を言っちゃあバチがあたるってもんでしょう(笑) そんな訳で、今回は仕入れたベタの数も少なめだったのですがさすがにベタ王国タイの事だけあって、そんな中でも注目すべき個体が結構見受けられました。例えば、今日紹介する2個体ですが、いかがなもんでしょう?まぁ、ブラック・ドラゴンとドラゴン・マルチなんですが、なんとこの2個体は唯のプラカットではなくジャイアントなのです。今回は逸品堂の某会員の方から「ブラック・ドラゴンのジャイアントを」と言うリクエストをいただいていたので、バンコク入りの前から数人のブリーダーに連絡し探しておいたものです。 最近のジャイアントは物凄く改良が進んでいるとは思っていましたが、ここまで傑出したブラック・ドラゴンまで作出されているとは正直言って想像もしていませんでした。本来、ジャイアントが少々苦手(笑)で、バンコク入りしてもあまり熱心に見ていなかった私ですが、コレだけの個体を見せ付けられちゃあ、今後は要チェックって事になりそうです。 しかも、我々アクアリストにとって非常に嬉しい事に、ここに来てバンコクのジャイアントの相場は物凄く安くなっています。以前であれば、最新品種なんて平気で「諭吉君1枚コース」だったものが(苦笑)、下手すれば同じ品種のプラカット並みの価格で仕入れることが出来るブリーダーも登場しました。 ただ、以前と変わらないのがメスの入手の難しさです。最近ではプラカットのメスはブリーダーたちもずいぶんあっさりと放出してくれる様になってきましたが、ジャイアントとなると話は別です。なぜか、ほとんど見かけることがありません。バンコクの市場でも、ブルー・マルチやレッド・マルチのメスを見かけるのがやっとで、最新品種のメスとなると姿かたちもありません。コレはブリーダーの所に行っても同じ事でなぜか種親のメス以外の余分のメスが見当たりません。うーん、何でなんでしょうかねぇ?? 不思議に思って数人のブリーダーにこの点に関して尋ねてみました。「なんでジャイアントのメスはほとんどいないんだい?」「だって、ジャイアントのメスなんて欲しがるのお前位なもんだからね」・・・つまり、ろくに買手も付かないような巨大な個体を育成している暇なんて無いって言う事のようです。コレが本音なのか、それとも単に自分の系統のメスを放出したくない為の言い訳に過ぎないのかは定かではありませんが、同じ話を数人から聞かされました。まぁ、確かにわが国でもジャイアントの繁殖やって巨大ベタがゴロゴロ育っても、後々維持管理に苦労しそうですからね~(笑)。さすがにコップじゃ飼えないし。
2008/07/11
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今回のロンドン行きも無事終了しましたぁ~♪もちろん、出張の最後にチョットだけでしたけどバンコクに立ち寄ることも忘れずにね!(笑)。なんだか最近、仕事先がすべて外国になってしまったせいか日本語がうまくしゃべれなくなって気がします。以前物書きを目指していただけに、このような文章書くのもお手の物って感じだったはずなのに、最近では頭の中に文章が浮かんでこなくなりました。その代わり、寝言を英語で言うようになったそうです(苦笑)。しかも、なぜか夢の場面は仕事上の交渉が難航している場面らしく(本人にまったく覚えなし)、「What you mean?」とか「I can not catch you」などと文句ばかり言っているそうです。別にそんなにシビアな交渉ばかりしている訳じゃないんですけどね~。 そう言えば、今回の旅行中ちょっとしたアクシデントがありました。なんと、スーツケースの鍵を旅の途中に紛失してしまいましたぁ~!いつもはそんなこと考えたことありませんでしたが、いざなくなってみるとかなり困った状況になりました。PCなど仕事上のツールはすべて小型のビジネスバッグに入れておいた為良かったのですが、下着類をはじめとする衣類などはすべてスーツケースの中!うーん、ちっぽけでチャチな鍵なんですけど意外と重要アイテムだったんですね~(苦笑)。 結局、ホテル近くの雑貨屋に行き「安全ピン」を購入して開けちゃいました。・・・って、今回はじめて知ったんですが、スーツケースの鍵って安全ピンで簡単に代用で来ちゃうんですね~。凄く助かった反面、これじゃ盗難防止に関してはぜんぜん役立たずじゃん!(笑)。 もう一つ困ったのが、成田で通関する際に、係官に「スーツケースの中身確認させてください」って言われちゃったらどうしようって事です。まさか、係官の前で安全ピン使ってガチャガチャやる訳いかないですからね~。なんとか呼び止められないようにと、誰が見ても悪いところなんて微塵も無い善良な国民面(笑)をしてドキドキしながら通り抜けて来ました。家に帰り家族にその話をしたところ、「本来、極悪面のパパが変ににこやかにしていたらかえって怪しい」そうです(涙)。自分がそんなに極悪面だったとは、40年以上生きてきて知りませんでしたぁ~!
2008/07/10
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またまた恒例の海外出張が迫ってきているので、このシリーズも頑張って出張前に終わらせないと(笑)。・・・って事で、今日の1枚目の個体なんですが、こりゃなんですか?って皆さんに尋ねるべきもんではないと思いますが、ここに来てバンコクではこの手の個体がチラホラ見受けられる様になってきました。普通に見れば、ブラック&レッド・ドラゴン・マルチって辺りに品種名は落ち着くんでしょうが、気になるのがヒレのレッドのパターン。 このムラムラっとした(笑)パターンは通常マーブル系特有のものです。実際に、作出ブリーダーはこの個体はマーブルだって言います。うーん、どうなんでしょう?本来のマーブルはボディにも大理石模様が入るのが特徴なんですが、この手の個体の特徴としてボディにはマーブルらしき雰囲気は一切ありません。 どうも、この手のムラムラ模様はヒレに特有のカラーパターンのようです。そして、もう一つ大きな特徴の一つに、レッドのムラムラ以外にイエローのマーブルパターンが見られるケースが多いと言う点にあります。 それでは2枚目の画像をご覧ください(笑)。ほらねっ、やっぱりヒレにレッド&イエローのムラムラ模様があって、ボディはマーブルじゃないでしょ~。おそらく今日の2個体はそう遠くない先祖は共通なんだと思われます。そして、バンコクでは確実にこの系統の個体が出回り始めたと言うことです。 個人的には、このレッド&イエローのムラムラ模様をヒレに有する系統はマーブルではなくて、別系統を立てる方がよろしいかと思います。でも、現状ではブリーダー達が一様にマーブル系だって言うんですから、ひとまずはそれに従っておきますけどね。おそらくは、マーブル系と言っておいた方が、目の前のおろかな日本人が高値で引き取ってくれると言う打算もあるんだと思われます(苦笑)。 いずれにしても、この系統の遺伝の仕方とか知っておきたいですから次回バンコク訪問の際はJapan-moneyに物を言わせて(笑)メス個体もゲットしてこなくっちゃ。
2008/07/01
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