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両親の実家が東京だったので物心がついたころから頻繁に東京に行っていた。私自身は北九州市の八幡で生まれ、中学三年の夏休みに親の転勤で東京に引っ越した。その後大学院修士課程修了までの10年間を東京人として過ごした。子供の時によく行っていて子供から大人になる10年間を過ごし、就職して東京を離れてからも親がいるので頻繁に東京に通っていた。転勤など移動が多く故郷というものが無い私にとって、東京が故郷の代わりのようなものだ。 今回、木更津に引っ越すとき、東京の母の家に入る、という選択肢も考慮した。また高齢の母が亡くなったら東京に引っ越すという選択肢は残っている。だが、おそらく東京に引っ越すことはない。東京に住んでいる人には申し訳ないのだが、東京に住むメリットはほとんど見つからない。なにか良いことってあります?東京の嫌なことなら直ちに10個くらい即答できるのだが。それに対して木更津市は非常に良い。スポーツカーが生き生きと暮らすことができる。道が空いている。どこに行くのにも駐車場の心配をしなくてよい。外食の店のレベルが高くリーズナブルだ。食材も良いものが安価だ。美味しいクロワッサンが250円で買える!空が広い。静かだ。家が広い。良い室内合奏団が近くにある。上手なプロのヴァイオリン奏者がトリオをやりに来てくれる。近くに弦楽器専門店もある。 これ以上何を望むのだろう?
2024.06.15
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BSテレ東の「あの本、読みました?」という番組で理系作家の特集をするというのを番組表で見つけて録画して視聴した。理系作家といえば森博嗣氏で、彼がまさかテレビに出演するとは思えなかったが万が一ということもあるので録画したのだ。HDDに録画できるようになって、つまらなかったら消去すれば良いのでこういう番組でも録画する。 見てみたら、やはり森博嗣氏は出演しておらず、他の理系作家と森博嗣氏の担当編集者だった人がいろいろ話していた。 冒頭で番組にレギュラーで出ているらしい女性二人が、理系文系について話していたが、これはまさに森博嗣氏がどこかで書いていた通りだった。つまり、「文系の人というのは、歴史とか文学とか政治・経済とかに秀でた人のように装っているが、実態は数学を早々にあきらめた人、つまり理数系ができない人である」ということ。ルート(平方根)が出てきたときから数学をあきらめたとか、物理の試験が4点だったとか8点だったとか言っている。 もちろん世の中には高校程度の数学も物理もしっかり理解していて歴史とか文学とか政治・経済に秀でた文系の人もたくさんいる。そういう人と数学ができないから入試に数学が無い大学に行ったという人を同じ「文系人間」とよぶのは失礼なような気がする。何か良い言葉を作るべきだと思う。
2024.06.02
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明日の神戸での仕事の帰りは新幹線を使ってみることにした。スマートEXで指定席を予約した。ちょうど夕飯の時間になる。車内販売は無くなったから駅弁を買って乗り込むのが良いだろう。駅弁をその場で選ぶと目移りするし焦ったりして食べてみてがっかりということが多い。 神戸には「淡路屋」という駅弁屋があり、以前食べた「ひっぱりだこ飯」は美味しかった。ここはアイデア豊かな駅弁を多数出している。この中から前もってじっくり選んだ駅弁を新神戸駅で受け取る「お取り置き」というサービスがある。今回はこの淡路屋のラインナップから「JR貨物コンテナ弁当 明石の鯛めし編」を選び「お取り置き」を注文した。美味しいと良いのだが。
2024.05.27
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仕事がほとんど無くなったので、ほぼ三食家で食べる。ありがたいことにカミさんが作ってくれる。私が食事を作るのは1割くらいのものだろう。食料の買い出しは徒歩圏内の二軒のスーパーマーケットと「わくわく市場」、車で行くイオンモールとかショッピングセンターを適当に使い分けている。私が運転手をすることもあるし、カミさんが車で一人で行くこともある。 この「わくわく市場」は農家が自分で商品に値付けし納入するシステムで、「朝採り」の野菜も多く普通のスーパーマーケットより割安で美味しいものが手に入る。午後に行くと良いものは売り切れることがあるので、開店時間には駐車場が一杯になったりする。 私はそら豆が好きだが、これまでは旬になっても高価であまり食べられなかった。このわくわく市場では一袋200円とかで朝採りのそら豆が売られているので、今年はすでに4回食べた。総じて野菜はこれまで関西で食べていたものより品質の良いものが安く売られているのでありたがたい。
2024.05.18
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趣味・道楽はたくさんあるが、それぞれの趣味を長く続けることにはこだわらない。ラジコン飛行機は飛ばせる場所が無くなったのでやめたが、将来できる環境が生じたら再開するかもしれない。今回手仕舞いしたスポーツ自転車は乗らなくなったのが理由だ。オートバイもそのうち止めるかもしれない。楽しい六甲山から離れたのであまり乗らなくなった。ピアノのように何十年も止めていたのにFazioliのピアノを買ったのがきっかけで再開することもある。 木更津に来て始まったのは庭仕事だ。まだ趣味・道楽になった気はしないが、天候が許せば毎日庭に出て何かしら仕事をしている。何年も放置されジャングルのようだった庭が多少自分の美意識に沿って変わってきたのを見るのは楽しい。 その時やりたいことを自ら制限をかけることなくやっていれば、それで良い。
2024.05.11
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ピアノもほぼ毎日弾いている。チェロは1週間くらい弾かなくても腕が落ちることは無さそうなのだが、ピアノは弾かないとすぐに忘れそうな気がする。暗譜で弾くのはバッハのインヴェンションからイ短調のもの(BWV784)、モーツァルトのハ長調のソナタ(K.545)の第2楽章、バッハのフーガの技法(BWV1080)の第1曲目の4声のフーガの三曲で、これをだいたい二回ずつ弾く。暗譜がひっかかると楽譜を見て弾き直す。これ以外にあと2曲弾いていたが、弾くのをやめたら急速に忘れた。 3ヶ月ほど前から練習を始めたのがバッハの音楽の捧げ物(BWV1079)から6声のリチェルカーレだ。フリードリヒ大王が即興で弾いた旋律を用いてバッハが書いた6声のフーガだ。この曲は楽器指定が無いから、いろいろな楽器で声部を分担して弾かれることが多いと思う。私も弦楽六重奏で弾いたことがある。休符が多く、カウントが難しいので、だいたい誰かが落ちて最後まで行かない。学生時代(まだピアノが多少弾けていたころ)に一人で弾けたら良いなと思ってピアノ譜を買ったが、あまりに難しくて弾くのは断念した。この曲の練習を始めたのだ。 エチュードを弾く気が無いので指が速く動く気がしない。4声のフーガは暗譜までに大変な時間がかかったが(たった2ページなのに)、指は動く。6声のフーガだって6個の声部が全部でてくる箇所は少ないし、そういう箇所は動きが遅い。だから非常に難しいけれど弾けるようになる日が来るだろうと思って練習を始めた。全部で7ページあり10分弱の曲なのだが、つっかえながら弾いたら20分以上かかってしまう。こういう弾き方をしても指が(正しくは脳が)覚える効果は無いだろう。だから、まず1ページ目だけを片手で練習し、ゆっくりと両手で弾く。何日か経って多少指が覚えたら2ページ目を片手から練習し、目処が立ったら1ページ目から2ページ目までゆっくりと弾く。こういう調子で3ヶ月で5ページ目まで来た。残りの2ページは手付かずだ。まだ到底テンポでは弾けない。 それでも、この曲の美しい和音の響きは感動的で、ちっとも飽きることはない。この曲の練習だけで30分以上使っている。これ以上やると近所迷惑かもしれないと思い自粛している。
2024.05.05
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カミさんは音楽大学を受験するためと称して高校の途中で数学を捨てた。私の実感としては高校で習ったすべての科目はすべて有用であり、卒業してから使わなかったものは無い。数学で言えば微分積分、三角関数、確率などもすべて仕事で必要だった。だから数学だけでなく物理も化学も捨てたというカミさんは、重要な知識がごっそりと欠落していると、日常的に感じる。本人もそのことを自覚しているらしく数年前に高校一年の数学の教科書を買ってきて勉強を始めた。教科書だけではドリルが足りないから、私が息子たちに数学を教えていた頃愛用していた問題集(チャート式、というものだが、難易度が色々ある中で一番易しいグレード)を買ってきて、ほぼ毎日1時間くらい取り組んでいる。 当然自力ではできず、ときどき私に問題を持ち込む。息子に教えていた頃もそうだが、こっちだって忘れている。教科書や問題集を見て思い出しカミさんに教えている。これまでにギブアップした問題はなく、なんとか説明できた。 数年かけてきて、ようやく最後の章まで来た。「データの分析」という章なのだが、私が高校生の頃には高校数学にこの話はなかったように思う。ただ、データの分析、つまり統計学は理科系の大学生には必須な知識なので、私は大学の教養課程で習ったし専門課程ではより実践的な授業で勉強した。また、研究者になってからは、統計学の知識なしで英語の論文を書くことは不可能なので自然と身についた。
2024.04.27
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関西から木更津へというような遠い転居をすると、「かかりつけ」を新規開拓しなければならない。床屋、歯医者、内科医、自動車整備工、バイクの整備工、などだ。関西では気に入った「かかりつけ」を手間と失敗を繰り返したあとで定めてきたのだが、これが全部ご破産になる。これはなかなかストレスのかかる作業だ。 転居して5ヶ月が経過して、床屋、内科医はみつけた。今のところ支障はない。新しい歯医者を探す勇気が出る前に関西に行く用事があったので、以前の歯医者に行った。来月も関西に行くので歯医者を予約した。いつまでもこんなことをしていられないことはわかっているのだが。 バイクは通りがかりで店を見つけたので、飛び込みで定期点検の予約をしてきたところだ。フィットは走行中見慣れない警告灯が点いたので最寄りのホンダに行って見てもらった。特に嫌なことはないので、ここで車検やオイル交換をしてもらってもよい。関西でかかりつけにしていた自動車整備工に木更津に行くことを話したら、一軒紹介してくれた。ポルシェ・ボクスターの車検整備を頼んだところだ。
2024.04.15
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今住んでいる木更津の家は両親が注文で建てた住宅だ。両親はこの家の前に東京にやはり注文で家を建てており、そこには今母が暮らしている。東京の家は父がオーディオ趣味を優先して設計した家なので母にとっては不満が残るものだ。今は父が亡くなって父のスペースも母が使うので良くなったらしいが。新たに木更津に家を建てるときは、母が主導権を取って設計したらしく、母はこの家をとても気に入っていた。 その家に我々が住むようになったのだが、母の好みと私の好みで大きく違っていることがたくさんあることを実感する毎日だ。 まず南向きの窓が大きすぎる。床から天井まで全部窓になっており、明るいかもしれないが暑い。夏はエアコンフル稼働は必須だろう。両親が寝室に使っていた和室はリビングとふすまでつながっていて南側に縁側のような廊下がついている。北側は玄関スペースにつながる。この和室はエアコンが付けられない構造になっている。母は寒さには弱いが暑さには強い。暑くて眠れないことはないし、そもそも睡眠障害がまったくない。真夏にはリビングのエアコンをつけて仕切りのふすまを開けて寝ていたらしいが、父が暑さに負けて自分のオーディオ・ルームで寝ていた話をきいている。 リビングは寝室の東側にあり、その北はキッチンだ。キッチンには勝手口がありここの窓から朝日が入る。その朝日はキッチンとリビングの間のすりガラスを経てふすまを開けた寝室に入る。夜明けとともに寝室は明るくなり、目がさめてしまう。母は朝日など気にせず眠れる人なのでこういう設計にしたのだろう。何しろ太陽が好きなのだ。
2024.04.13
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格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか [ オデッド・ガロー ]価格:2,530円(税込、送料無料) (2024/3/26時点)楽天で購入だいぶ前に図書館で借りて読んで感銘を受けた本だ。ホモ・サピエンスが出現してから長い間、ヒトの一生は不快で野蛮で、しかも短かった。ヒトは他の高等霊長類に比べてかなり多産なので、技術革新などで収入・農産物の収量が増えた場合子供が増えてそれを食いつぶす。豊かにはならない。 それが変わったのは19世紀以後の文明国で、一人あたりの所得がそれ以前に比べて飛躍的に増えた。熟練労働者が必要となり教育を受けなければ高給が得られないことが社会の常識となり、親は子どもの数を制限して資源を少数の子供に集中させて教育を受けさせるようになった。 先日、別の本を読んでいたときこの話を思い出したのだが、それが何という本に書かれていたかを思い出せなかった。こういうことは時々あるが、なかなか検索しようがなくて困る。いろいろとキーワードを変えてもヒットしない。しばらく考えて「格差」という言葉を思い出し、ようやくこの本にたどりついた。今後忘れたときに備えてここに書いておく。
2024.03.26
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私は子供の頃から病的な活字中毒者で膨大な本を読んできた。新刊書を図書館にリクエストして買ってもらうという知恵がついたのは20年ほど前だったから、それ以前は図書館に所蔵されていない新刊書は買うしか無かった。たくさんお金を使ったし本が家の収納を圧迫する。 以前住んでいた千葉市の家は比較的広い自室に本棚を3本入れていたからたっぷりと本を持っていたが、関西に引っ越すときにだいぶ捨てた。関西の家の自室は狭くなることがわかっていたからだ。このときは愚かにも良書・古典を残すという原則で本を捨てたのだが、これは間違いだった。良書・古典は図書館にあることも多い。読者の限られるマニアックな本は一度捨てると二度と会えない。こちらこそ自分で所蔵しておくべきなのだ。 関西の家に住んだ20年ほどの間、本の絶対量はだいぶ減った。小説などはほとんど裁断して電子化し、捨てた。『本棚にもルールがある』の著者も書いているが、小説などはタブレットやPCで読んでも問題はない。子供の頃乏しい小遣いで買った本は懐かしいので少数を残した。本棚を1本以上占拠していたCarGraphicという雑誌は9割以上捨てた。いくつかは電子化したが、最近は車に対する興味も少なくなったので読まない。 今回『本棚にもルールがある』を読んで自分がどんな紙の本を残しているかを調べたが、引っ越しでめちゃめちゃな順番になりカミさんの本と混在している。本のサイズで入る書棚が限定されるが、各棚の左端に自分の本を移動して、自分の本がすぐに見えるように整理した。これから整理しよう。 数えたことはないが、電子化した本の方がはるかに数が多い。電子書籍として購入したものはKindleとKoboに分かれていて動かしようがないが、自分でスキャンしたものはすべてPCのHDDに入っている。これも整理したくなってきた。これらはコピーできるから、分類に迷ったら両方にコピーを置いておけば良いだろう。
2024.03.24
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本棚にもルールがある ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか [ 成毛真 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2024/3/22時点)楽天で購入図書館に本を返しに行ったついでに書架を覗いていて見つけた本だ。著者は「HONZ」という書評サイトを主催している人でずいぶんたくさん本を読んでいるらしい。自分でもたくさん本を書いているから当然だが、本はどんどん書いなさいと言っている。でも多くの多読家と違うのは、自宅の本棚は際限なく増やすべきでないと言っている点だ。私はチャキチャキの理科系だから古くなった本は持っている意味がないものがほとんどで、どんどん捨てれば良いと思っているが、文科系の多読家の多くは捨てない。家中を本で埋め尽くし外に別の家を買って書庫にしたりする。ずいぶん家族に迷惑ではないか?この著者はあるところで選別し古本屋に売ったりして本の分量を一定に保っているらしい。 この本では、3つの書棚(新鮮な本棚、メインの本棚、頻繁に参照する本の棚)を用意せよと説いている。頻繁に本棚をチェックして本を動かし、使いやすく保ちながら不要な本を選別する。そうやって厳選したメインの本棚は他人に誇りたいらしい。私の本棚を見たいと思う人はいないから、私は他人の目を意識した本棚作りはしないが、頻繁に蔵書をチェックし、読みたくなった本を手近(いつもいる机の前やトイレ)に移動させるのは良いアイデアだ。
2024.03.22
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去年越してきたこの木更津の家は母の持ち物だ。父が死んだあと母が相続し、母が東京の家に転居してからは賃貸に出していた。家の火災保険は母の短歌の友人の勤める保険会社と契約し、母が保険料を払ってきた。今年の三月でその契約が切れるのを機会に、私が保険料を払うことにする。母が保険会社を換えても良いと言うので調べてみた。 すぐにわかったのは、私は家の持ち主でないから私が火災保険の契約を結ぶわけには行かないことだ。母が契約しなければならない。この切り替えの手続きを母に成り代わって行い母の名義で保険料を払う。これまで住んでいた関西の家は私とカミさんの共有名義で、県民共済の火災保険に入っていた。これはすべてカミさんがやってくれていたから、カミさんに保険会社の選定を頼んだ。 県民共済は年齢制限があり母の年齢ではダメ、また母の住居は千葉県でないからダメ、ということで県民共済は除外された。ネット損保を調べてみると、やはりこれまでの代理店形式の保険会社より相当に割安だ。ネット損保でやってみよう。
2024.03.08
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住所変更登記をオンラインで申請して4,5日して法務局の出張所から電話がかかってきた。予想通り書類が足りないとのことだ。登記簿に記載されている住所から現住所に来るまでに私は3回転居しているから、現在の住民票から遡って移動の痕跡をトレースできない。私は古い住民票の記録を掘り起こすのかと思っていたのだが、法務局の職員は違うことを言う。 登記簿に記載されているのが千葉市なので、千葉市に頼んで「不在住証明書」と「不在籍証明書」を出してもらいそれを法務局の出張所に郵送すれば済むと言う。初めて聞く名前なのでよくわからないので説明して欲しかったのだが、それがあれば途中の移動は飛ばしますからと言う。郵送先とその係官の名前を教えてくれたので、その通りやることにした。千葉市に電話して証明書の申請書のダウンロードを教えてもらい印刷し書き込む。費用は為替(!)だ。郵便局で定額小為替を買い同封して送る。 数日後、千葉市から電話がかかってきて、内容を確認してきた。一応説明したら納得したらしい。後日送られてきた「不在住証明書」と「不在籍証明書」を見てみても、ただ、今住んでいない、今戸籍を置いていない、というだけの内容だった。こんなもので何がわかる?と思ったが、言われた通り法務局の出張所に郵送した。 数日後メールが来て、全部終わったからログインしてpdfファイルをダウンロードするようにとのことだ。開いてみたら、ちゃんと申請どおり住所変更がなされていた。よくわからない箇所があるが、目的は果たすことができた。
2024.03.05
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不動産の住所変更登記の前に、今登記簿の記載がどうなっているかを調べた。これは「登記情報提供サービス」を使えば簡単だ。「一時利用」で必要事項を打ち込む。「不動産番号」がわかっていると簡単だ。クレジットカードで不動産一つに332円を支払う。正しく入力すると登記簿のpdfファイルがダウンロードできる。 住所変更登記には「かんたん登記申請」と「申請用総合ソフト」があるが、住所変更だけなら「かんたん登記申請」でできる。PCにマイナンバーカードを読ませるリーダーや、ブラウザの準備が必要だが、それは毎年の確定申告のために昔から用意している。住民票が必要だが、自分の「住民票コード」がわかっていれば住民票を郵送する必要が無くなる。普通の住民票はコンビニでマイナンバーカードを使って取れるが、「住民票コード」は市役所で出してもらう必要がある。市役所で最初に対応に出た職員は「住民票コード」と言ったら「マイナンバー」のことですよ、などと言う。あまり知られていないらしい。上司に聞きに行ってようやくわかってもらえた。こうして住民票コードの記入された住民票を手に入れた。 あとはブラウザから必要事項を入力して申請が終わった。
2024.03.04
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関西の家を売ったとき、土地と家の登記簿の住所が実際と違うために面倒が一つ増えた。この問題を調べているときに、最近法律が変わって何年か後には住所が変わったり相続で持ち主が変わったときは登記簿の住所変更などをすることが義務付けられることになったことを知った。 私には相続した土地(私ではなく親族が住んでいる)があり、その住所は今と異なる。この機会に住所変更登記をやっておこうかという気分になった。調べてみるとすべてオンラインでできるらしい。登記簿に記載されている私の住所から現在の住所になるまで3回の転居をしている。前回の経験で、兵庫県から木更津への転居は住民票に記載されているが、それ以前の転居を証明するのは難しいことがわかっている。司法書士はその権限で2回前までの証明を取ってくれたが、登記簿を管轄する法務省はどうなのだろうか? 木更津に来てから、自動車の住所変更、確定申告など役所仕事のオンライン手続きをやってきて、勢いがついている。一つ登記簿の住所変更もやってみよう、という気分になった。遊びの一環という気もする。
2024.03.01
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木更津で何度か外食をしている。ファミリーレストランなどの外食チェーン店ではなく、個人経営らしい店で食べた数回で意外に美味しく安くて驚いた。 まだ引っ越してくる前に行った、家から歩ける距離にある焼き鳥屋は普通に炭火で焼いていて充分美味しく、値段も安かった。また、カミさんの誕生日ということで行った、やはり歩いて行ける寿司屋は特上で3000円以下だが、昔ながらの美味しい寿司だった。シャリの味付けが絶妙だしネタの切り方、サイズ、そして握り方も完璧だった。回転寿司が出現する前の街の寿司屋の雰囲気でネタにサーモンなど無い。この二軒はどちらも二人だけ(焼き鳥屋は姉妹らしい年配の二人、寿司屋は母親と息子らしい)でやっている。従業員を雇わないから不況の時代を生き延びたのかもしれない。 カミさんが近所に見つけた和菓子屋も良い店だ。その店で作っている団子は午後には全部売り切れている。菓子類も当日中に売り切っているようだ。どれも古典的なスタイルだが、そこそこに吟味された材料で真面目に作られている。 東京の新しくできた商業施設に入っている菓子屋や飲食店はどれも新しいアイデアで客を驚かせようとしているようで、見た目はびっくりだが冷静に食べてみると大した味では無いことが多い。家賃を上乗せするし、そもそも東京人は値段が高いことを喜ぶから割高だ。木更津の店は、地元の客に支持されて長く生き延びて来た雰囲気だ。味にごまかしがなく値段も安い名店が徒歩圏にあるのは予想もしていなかった喜びだ。
2024.02.29
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木更津に引っ越す前にイメージしていたものと実際に住むようになって感じるイメージはかなり違う。製鉄所の規模縮小の影響で駅周辺がスカスカになっているのは確かで、以前はここにデパートがあったなど信じられない寂れ方だ。しかし我が家の周辺は新築の一戸建てがどんどん増殖している。製鉄所の社宅があった場所だったらしいが、建売と注文住宅が整然と並んでいて建築中の建物も多い。どの家も最低2台分の駐車スペースが確保されている。登下校時には子どもたちが大勢道を歩いている。 買い物をする店は駅と離れた場所にたくさんある。スーパーマーケットは徒歩圏内にも複数あるが、車で行くなら選択肢は多い。どこも広大な駐車場(ゲートは無く駐車料金は無料)がある。商業施設が集中している一角にはホームセンター、ユニクロ、などがあり、大概の買い物はここで完結する。 確かに都会的な店(成城石井とか富澤商店とかジュンク堂(大きな本屋))は無いが、それほど不便は感じない。なかなか住みやすいのだ
2024.02.28
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今回マネーフォワードの有料プランを導入したことを契機に小遣いの支払い方法を変えることにした。ペイペイ経済圏を小遣い専用にする。クレジットカードはPayPayカード、決済はPayPay銀行にする。これまでは税金や健康保険税をPayPayで払ってきたが、これを銀行引き落としやクレジットカード払いにする。 外食で現金かPayPayしか受け付けない店が多かった時代があったが今はあまりない。そもそも一人で外食という回数が看護学校の仕事が減ったので少なくなってきた。 小遣いの支払いをすべてPayPay銀行に一元化し、その残高を家計の集計から切り離すか、マネーフォワードの連携から外すことで独立性が維持できると期待する。
2024.02.17
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昔のようにほとんどが現金決済の時代には小遣いと家計を分けるのに苦労は無かった。小遣いは現金で手元に置いておいたし家計はカミさんがチェックしていた。 買うものの額が上がって(ロードレーサーの自転車は10万円以上だ)くると銀行振込が便利になってくる。そこで小遣い専用の銀行口座を開いた。私が仕事に使うPCを買う時は家計の銀行から、自転車のパーツを買う時は小遣いの銀行から振り込む。 千葉市から関西に移った頃新幹線に乗るのに便利ということでエクスプレス予約に使うクレジットカードを作った。家計用のクレジットカードは別に作りカミさんも家族会員のカードを持っていたので、エクスプレスのカードは小遣いの買い物に使うようになった。すると家計で払うべき新幹線代と小遣いの買い物が混在する。やむを得ずExcelで毎月明細を作り、給料日に合わせて1ヶ月毎に家計と小遣いの間で貸借表を作って現金の移動をしてきた。その後新幹線にほとんど乗らなくなりこのカードは解約し(会費がかかるカードだったので無駄)、楽天カードを導入した。楽天ポイントが大きいから家計のものも小遣いのものも楽天カードを使うようになり、毎月の貸借表が大きくなり作るのも面倒になった。私は小遣い帳は付けないので、徐々にいくら小遣いを持っているのかの計算は貸借表をもとに考えるしかなくなって、ひどく曖昧になってきた。
2024.02.16
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結婚してしばらくして、家計と私の小遣いの完全な分離を行った。私が高価なプラモデルを買ってきたときにカミさんから苦情が出たのがきっかけだ。小遣いで支払う項目と家計で支払う項目を明確にした。ランチは基本的に弁当を作ってもらっていたが、たまに外食するときは家計で(ただし上限金額を設定)。職場の飲み会は家計で(二次会には行かない)。仕事で使う本、パソコン関係は家計で。こうして小遣いは純粋に私の個人的な支出に限定し、その使い道にカミさんは口出しをしない。その代わり毎月の小遣いの額は低め(当初2万円/月だったと思う)。その後専門学校で教えるアルバイトが始まったが、その収入は家計に入れる代わりに小遣いの月額の増額を行った。カミさんも同様にピアノでの稼ぎを家計にいれるが小遣いを定額取る。 当初想定していなかったことが起こると、その都度カミさんと話し合ってルールを決めた。たとえば私が小遣いで買った高価な自転車を通勤に使うようになったときだ。自転車でなければ車で通勤でガソリン代がかかる。高価な自転車は家計を助けているのだから、自転車のタイヤとウエアは家計で出すことにした。小遣いを貯めてスポーツカーを買った(軽自動車の中古)とき、ガソリン代は家計で出すというルールにした。スポーツカーを使わなければもう一台のファミリーカーのガソリンを使うことになるからだ。 小遣いで材料を買って作ったヴァイオリンを息子が使うようになったときは、そのヴァイオリンを家計が買い取ることにした。値段は材料費プラスアルファという感じで適当に決めた。
2024.02.15
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数年前からiPadなどで使える家計簿アプリに興味を持ち、無料版を試験的に運用してみた。その中では「マネーフォワード」というアプリが一番良いと感じた。自分の銀行や証券会社の口座を登録しIDとパスワードを教えておけば自動的に保有している金融商品の時価を表示してくれる。クレジットカードを登録しておけば買って数日でその記録が現れる。これは使えそうだと思っていたら無料版の制限が厳しくなり登録できる口座の数が減り、使えなくなった。 今回木更津市に転居したのをきっかけに、有料版(年間5000円ほどかかる)を使ってみることにした。私がユーザー登録をし、カミさんのiPadにもインストールし私のマネーフォワードのIDで入れるようにした。すべての金融機関やカード、楽天Edyなどを登録する。Paypayや楽天ペイは登録できない。また投信会社で連携がうまく行っていないものもあり、完全ではない。 我が家の買い物の多くはカードやEdyだが現金しか受け付けない店もあるし、ピアニストに支払うレッスン料やAPAの例会の参加費のように現金で払わざるを得ないものもある。このために「財布(現金管理)」という口座があり、ここにカミさんの財布の中身を登録しておく。 カード等で買った記録は2,3日で入出金の記録に現れる。これは支払い単位なのでスーパーマーケットで食品と日用品を買ったときに分けて記録することは難しい。レシートの中身までは現れない。しかし、大局的な家計管理を考えるなら食品と日用品とを分けて集計することに大した意味は無いだろう。項目・適用を細分化すると、むしろ全体像を見るのに害があると思う。ということで、スーパーマーケットでの買い物はすべて食品にする、といったルールを夫婦で共有して行くことにした。項目・適用はあとから修正ができるのでルールを変えた時は対応できる。
2024.02.14
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大学を辞めると収入が大幅に減る。看護学校の収入と年金を合わせただけになるから、これまでの貯金を食いつぶしていくことになる。これを多少でも補うために投資を続けてきた。ほとんどが投資信託だが米国の個別株も持っている。私がつける家計簿はExcelを使うが、総資産がひと目でわかるように作ってある。習慣的に25日締めで、毎月の総資産を預貯金(確実と呼んでいる)と投資(リスクと呼んでいる)とに分けて記録してきた。 死ぬまでに破綻しないためには今いくら持っていなければならないかを計算するExcelのファイルも作っている。カミさんが95歳まで生きるとして、私もその日まで生きている場合と私が今日死んだ場合の両方で、毎年いくら赤字が出て貯金がどのくらい減り、カミさんが95歳になったときいくら残るかを出している。これと家計簿とを比較して余裕があれば安心ということになる。「Die with zero」という本の趣旨から言えば、この残る金が死ぬときにゼロになるように楽しいことに金を使っていくことを目指すことになる。 完全に機能しているのだが、入力が面倒になってきた。確実側は銀行口座(徐々に数を減らしてきている)の残高を入力すれば良いが、リスク側は保有する投資信託や株の時価を入力するので数が多く時間がかかる。それぞれの投資信託の成績を見て積み立てる投資信託を変えたりしなければならない。 カミさんの家計簿も私の家計簿も、そろそろシステムの変更が必要になってきたと感じるようになった。
2024.02.13
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カミさんは私よりはるかに節約志向が強くすべてに悲観的だ。お金が無くなるかもしれないという恐怖感が強く子供の頃から小遣い帳を付け続けてきていてその延長で家計簿を付け続けてきた。もちろん紙の家計簿であり相当昔からの分まで保存しているらしい。ただ、この家計簿は収支の記録に過ぎず将来計画の資料としてはほとんど役に立たない。せいぜいが先月より食費や電気料金が多かった、くらいのことしかわからない。また、我が家は楽天経済圏にどっぷりつかり多い年には夫婦で10万円相当の楽天ポイントを受け取っており、当然楽天カードや楽天Edy、楽天ペイなどの支払いが多い。家計簿をつける物理的障害として、物を買ったタイミングと家計から出ていくタイミングが一ヶ月以上ずれるという現象がある。購買時に家計簿に記載しても家計残高は減っていないため収支が合わなくなる。クレジットカードの請求・精算が済んだときに記載すると、それが何の請求だったか忘れていたりする。従来からの家計簿の付け方だと対処しにくくなっていることをたびたび愚痴ってきた。 大学を定年前に辞めることを考え始めたとき、カミさんの家計簿から年間収支データをもらえないか打診したことがあるが、到底そんな数値が出るようにつけられていない。私が知りたいのは大学を辞めても我々が死ぬまで経済的に破綻する危険がない、という予想だが、その根本となる年間支出総額はカミさんは計算できない。そこでやむを得ず自分で家計簿をつけることにした。私が知りたいのは年間総支出と総収入、あとはその年の臨時支出はどんなものだったか、くらいだ。年間総支出がわかればこれから死ぬまでの支出がある程度予想できる。そこで給料等が振り込まれる銀行の通帳と貯金・投資の記録から数字を拾い、Excelに入力していった。すべて手取りベースとし、年間にいくら収入がありいくら貯金・投資に回したかを集計すれば、いくら使ったかがわかる。 60歳頃からこういう家計簿をつけ始めた。毎月給料日にこういう総額を記録していき推移がわかるようにした。これで年間支出総額を手取りベースで把握できるようになった。
2024.02.12
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今回の引っ越しで、さまざまな役所仕事を経験した。以前に比べるとデジタル化の方向性が見られる場面も見られるが、連携がうまく行っていないと感じる場面がほとんどだ。 マイナンバーカードはとても良いアイデアで、目指すゴールは手続きの簡素化、オンラインで自分でやることで役人の数を減らし税金の支出を減らすことだ。これに対して反対しているメディアは何もわかっていないと思う。いまだに朝日新聞を定期購読している母も姉もマイナンバーカード陰謀説に取り憑かれる。 役所のデータベースの連携が完全なら、市役所で転入の手続きをしただけで自動車の住所変更も保有する土地の住所変更も完了するはずだ。また、銀行やクレジットカードなどの住所変更も連携できるはずだ。こういう機械でできる仕事に人間を雇う無駄が排除できる。なんとかデジタル庁にがんばってもらいたいが、給料が安くて優秀な人材を雇えていないように感じられる。
2024.02.10
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考えてみれば、家を買ったときの登記簿の住所がその家になっていないという事態はよくあることだろう。またその家を売って引き渡す日の売り手の住所がその家ではなく、次の転居先になっているのも普通だろう。常に家の売買に関与している不動産屋にはそれがわかっているはずだと思う。もっと早いタイミングでこのことを知らせておいてくれるべきだろう。まだその家に住んでいる間に住民票を取っておけば済んだことだ。自分で登記簿の住所変更しておいてもよい。わずかな出費でできただろう。 このことを不動産屋が我々に黙っていたのは怠慢だと思う。おそらくかかりつけの司法書士に仕事を与えようという思惑があったのだろと邪推してしまう。お互い結託してうまい汁を吸うという構図だろう。家の売買という大きなお金が動くイベントでは司法書士に支払う数万円を来にしなくなるだろうと読んでいる。
2024.02.08
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売却する家の登記簿の変更のために我々が西宮市から宝塚市、宝塚市から木更津市に移住したことを証明しなければならない。現在取れる住民票では宝塚市から木更津市への移動は証明できるが、西宮市から宝塚市へのの移動は証明できない。すでに宝塚市民ではないから宝塚市の住民票は取れないだろう。ここで必要なのは戸籍の附票だそうで、これには現在に至る我々の住所の変更の記録が書かれているらしい。 我々の戸籍は東京にある。東京の区役所に行き戸籍の附票を発行してもらった。その場で内容を見たら、問題の西宮市から宝塚市への移動は記載されていない。窓口の係員にこれでは用をなさないと言ったら、10年以上前にそのデータは廃棄されていると言う。廃棄の証明書は出せると言うのでそれを出してもらった。それ以上この区役所にできることは無さそうだ。やむを得ず区役所から不動産屋の指定した司法書士に電話をして対応をきいた。すると、司法書士の権限で宝塚の市役所から過去の西宮市から宝塚市への移動の記録を取れるだろうと言う。これは頼むしか無い。
2024.02.08
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関西の家の引き渡しの日が近づいて来た頃、不動産屋から連絡があり、司法書士への支払いが必要になるとのことだった。最初にこの不動産屋が持ってきた家の売却に関するパンフレットの「売却に必要な出費」の項目を見ると、家のローンが残っている場合は司法書士への支払いがあると書いてあるが、我々はローンを組まずに買っている。司法書士に支払うのは買い主側だろうと、不動産屋にメールを出した。するとどうやら登記簿に出ている私達の住所がこの売却する家になっていないことが問題らしい。この家を購入したときの我々の住所はその前に住んでいた賃貸の家(西宮市)だったから登記簿の住所は西宮市で記載されている。引き渡しの日の我々の住所は千葉県木更津市だから、売却する家(宝塚市)の住所ではない。登記簿に載っている西宮市から宝塚市、宝塚市から木更津市へ住所を途切れること無く追跡できるようにする必要があり、それには司法書士の助けが必要だというのだ。 この作業に必要な書類は住民票だが、木更津市で取れる住民票には宝塚市から木更津市へ転入してきたことが記載されているのみで、西宮市から宝塚市への移動は書かれていない。ピースが一個欠けている。
2024.02.07
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契約書を交わしてしばらくして不動産屋からメールが来た。ハウスクリーニングをリフォームの後にして良いですか?という意味不明な内容だ。 詳しい説明を求めてようやくわかったのは次のようなことだ。引っ越す前に見学者の心象を良くするために業者にハウスクリーニングをさせたらどうでですか?と言われていた。不動産屋が必要と考えるのならお願いすることにしましょう、と答えておいた。そのハウスクリーニングをする前に買い手が決まった。不動産屋や買い手に、我々売り手がハウスクリーニングをすると言っていますよ、と伝えた。買い手は引き渡し後にリフォームをするつもりなので、それならリフォーム後にハウスクリーニングをしてもらおう、という話になった。 我々はあくまで買い手を早く見つけるためにならハウスクリーニングをしてもよいと考えただけで、その前に買い手が見つかったら不必要だ。もし買い手がハウスクリーニングを要求するのなら契約の場でその折衝があるべきで、契約書にその条項が入っていない以上、その義務は無い。そういうことで連絡したら、それで良いということだ。 どうも不動産屋の世界は意味不明なことが多い。
2024.02.03
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この関西の家は買うときにカミさんと共有名義にしていた。関西に来るまでカミさんはピアノ教師とコーラスの伴奏で稼いでいたから半分はカミさんのものだ。家の買い手が見つかったので、その一週間後くらいの日曜日に契約のために不動産屋の店に行くことになった。共有名義なのでカミさんも同行する必要がある。 このタイミングで不動産屋に手数料を払う。代金の3%+6万円という額だが、キャンペーンで3割引きにしてくれた。これに消費税が加わり、結構な額になった。不動産屋の事務所で様々な書類に署名捺印をした。手付金60万円は現金で受け取ったが、不動産屋は受け取る前にその領収書を書かせようとする。受け取ってから、と言ったらびっくりしていたが、受け入れられた。この家を買ったときの手付金は買値の一割だったのだが、今回はずっと少ない。たぶん大丈夫だろうが。 これが11月だが、引き渡しと代金の受領は1月の終わりということだ。ローンを組んだりするのに時間がかかるのかもしれない。
2024.02.01
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関西の家から木更津に転居するのが11月の初旬だったので、その翌日からは広く広告を出してもらうことにした。転居の前日に不動産屋が書類を持ってきて「専任媒介契約」に切り替える。転居して数日後(一週間以内だった)、片付けに大騒ぎしてる最中に不動産屋から電話がかかってきて買主が見つかったという。 彼女の読み通りで買いたい人がすぐに現れたのだ。この家の情報を店先に出した当日、問い合わせがあり、その翌日くらいに家を見に来て、まもなく買うという意思表示をしたと言う。「強気の値付け」のまま、値切られることなく売れるのは喜ばしいことだ。 考えてみれば私も関西で家を買おうと思ったとき、ネットで検索してこの家を見つけ、すぐに不動産屋に連絡して家を見て、すぐに買うことにした。他の家を考慮することなく決めた。今度の買主も同じ行動をしているわけで、この家にはそういう魅力があるということだろう。
2024.01.31
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駅前の不動産屋はこの駅の周辺の不動産売買に注力してきてデータを多く持っているし、この駅の周辺の物件だけを狙っている買い手を抱えているらしい。この家を我々が購入したときにも考えたのだが、この駅より山に近い駅の周囲だと家に帰るときの上り勾配が大変だし、平地に近い駅の周囲の不動産価格は高い。この駅がちょうど良い妥協点という不動産屋の主張はうなずけるもので、強気の価格で売り出す気になった。 こういう相談はこの家を出る予定より3ヶ月ほど前に始めた。最初に来た不動産屋の説だと、実際に売るための広告を公表したり下見を受け入れるのは転居が済んで空き家になってからだそうだ。だが、後から来た駅前の不動産屋は、この周辺をピンポイントで探している客だけには情報を見せて都合が合えば住んでいる状態で下見させるのもありだと言う。そこで、彼女の言う通りにすることにして、媒介契約を結んだ。最初の不動産屋には断りのメールを出した。 駅前の不動産屋からのその後の報告書によると3人の客に情報を知らせたらしい。それぞれが下見を希望したが、我々は週末は音楽活動が忙しく日程が合いにくく、実際に下見に来たのは一人だけ(それも奥さんだけ)だった。結局我々が転居するまで買いたいという人は現れなかった。
2024.01.30
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関西を引き払って木更津に引っ越すにあたって、これまで住んでいた関西の家を売却することに決めた。持ち続ける、賃貸に出す、という選択肢もあったが面倒が多い。売却して現金を手にしていれば自由度が高くなる。 まず、隣家(複数)にこの家を買う気は無いかを聞いた。よく子供や孫が遊びに来ていたからひょっとしたら買う気になるかもしれない。事実、最初に声をかけた隣家は相当に悩んだらしいが買わなかった。すると不動産屋に相談することになる。カミさんは「正直不動産」というコミックとテレビドラマが好きで、不動産売買の闇の部分に怯えている。 まず、YouTubeで不動産売却の話を出している不動産屋に声をかけてみた。メールでのやり取りがあったあと我が家に査定書を持ってやってきた。この不動産屋は現状を見る前に査定金額を出してきた。これは私の中では疑問と減点のポイントだ。厳密な査定をする気が無いという印象を受けたが、とりあえず受け取っておいた。 次に最寄りの駅の駅前にある不動産屋に電話をした。これは数年前に開いた店で、壁に近隣の売買・賃貸物件の資料がたくさん貼ってある。カミさんも私もときどきこの資料を眺めていくらで売れるのだろう?と考えていた。折返し電話があって、査定に来る相談がまとまった。約束の時間に若い女性がやってきて家中をチェックリストを見ながら観察した。この家を買ったときの不動産屋のチラシに間取りがかいてあるから、それを渡して参考にしてもらった。彼女は家の内外を見たあと、数日後に査定書を持ってきます、ということになった。 査定書を持ってきたとき、彼女はいろいろと説明してくれた。我々は関西の家を売らなければ次の家が買えないという状態ではないから、売却を急ぐ必要はない。だから最初は強気の値段設定で出してみたらどうかと言うことで公表する値段を示してくれた。その値段は我々がこの家を買った値段よりは安いが、最初の不動産屋が示した価格よりはかなり高いものだった。
2024.01.28
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ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝 [ デビッド・スーシェ ]価格:2,970円(税込、送料無料) (2024/1/21時点)楽天で購入父がミステリ好きで本は買う人だったので、家にはたくさんのミステリがあった。勝手にそれらを手にとって読んでいたのだが、好きだったのはペリー・メイスンシリーズとアガサ・クリスティーだった。たぶんクリスティーは全部読んでいると思う。 テレビで放映されるクリスティーものも全部観ている。ケーブルテレビの有料チャンネルに「ミステリ・チャンネル」があり、ここでは繰り返しクリスティーのヒーローであるミス・マープルとポワロを放映している。ピーター・ユスティノフ主演も良いが、やはりポワロはデビット・スーシェが原作のイメージに近いと思う。そのデビット・スーシェが書いた自伝がこの本だ。 もちろん買わない。関西に居た頃この本を知り図書館にリクエストしたのだが、順番が回ってくる前に木更津に転居しキャンセルした。木更津市立図書館はこじんまりとした図書館だがリクエストは受け付けてくれる。11月に転居し住民票を移した直後図書館の利用登録をし、すぐにこの本をリクエストした。この図書館では持っていなくてよそから来るという。そして2ヶ月が経ち、ようやく私の元にこの本が届いた。 内容はなかなか面白い。第1シリーズから順番にエピソードが書かれているから、テレビ番組を順番に見直したくなる。本の最初にカラー写真のページが数ページあるのだが、そこにデビット・スーシェがポワロの衣装を着てカメラを構えている写真がある。「共演者の写真を撮ることは私の趣味であり、人生の一部である。私はスタジオのセットに入るときはいつも自分のカメラを持っていくしーーー」とある。彼が構えているカメラは只者ではない。ペンタプリズムの下に数字で645と描かれていて、そのロゴに見覚えがある。マミヤ645に間違いない。6cmX4.5cmのフィルムサイズの大判カメラだ。以前の職場に備品として置いてあり、論文投稿用の組写真のコピー(査読者に渡されるのでクォリティの高い写真にする必要がある)を作るのに使っていた。こんなカメラを愛用しているとはデビット・スーシェのカメラ・オタク度は相当に高いに違いない。
2024.01.21
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引っ越して来て2ヶ月が経ち、だいぶ木更津市がわかってきた。店も道も空いているが過疎という感じはない。道路は走りやすいが、運転が下手な人が多いような気がするから要注意だ。お店の駐車場は無料で、ゲートもない。駅のそばでも探せば一日300円の駐車場がある。車で動くのにストレスが無い。大田区に住んでいるピアノの先生にレッスンを受けたが、一時間で着いた。 物価は関西より安い。カミさんの説では美容院が半額だそうだ。近くの農家の野菜を売っている店では新鮮な野菜が安い。海産物も近くの漁港で穫れたものが安く売られていることがある。ホームセンターでは農家向けの商品が充実している。 一方で都会的なものは木更津市内では手に入らない。パンを焼くのに必要なリスドォル、ライ麦粉、全粒粉のような材料を売っている富澤商店は千葉市より南には無い。成城石井もカルディも無い。だが、横浜まで車で一時間だから不自由はない。いざとなれば通信販売もある。休日なら車で母の家に簡単に行けるから東京の店に行くのも容易だ。 高いビルが少なく山も低いから空が広い。関東の冬晴れで寒くても明るいから気分が良い。外に出ていても静かだ。 小ぶりな地方都市の良さと、東京・横浜へのアクセスの良さを兼ね備えた住みやすい土地だと思う。
2024.01.17
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この家の庭は広い。100坪の敷地の半分を占めている。長い間責任を持って管理する人がいなかったからひどい状態だ。木というものは放っておくとこんなに高く伸びるものか、と感心する。病気になったり毒蛾にやられてボロボロになった木も多く見苦しい。また、こんなところに木を植えるはずがないと思う家の直近に二階のベランダまで伸びている木が何本もある。勝手に生えて育ったのだろう。中央は砂利が敷かれているが、チガヤが盛大に生えている。 とりあえず、一度しっかりと植木屋に手入れしてもらう必要があるのは明らかだ。賃貸のとき世話してくれていた植木屋に連絡を取るが、廃業していた。近所の人に聞いてみても、脚立から落ちて身動きできなくなったり高齢になったりして廃業という話が多かったが、一軒だけ今もやっている植木屋が、見つかった。早速電話して一度見に来て下さいという話になり、そのうち連絡しますと言われたがなかなか連絡がない。 ぐずぐずしていると植木屋が混み合う年末が来てしまう。カミさんがインターネットで探し回って、良さそうな植木屋を発見した。複数見積もりをしてもらうほうが良いと思い、電話をかけた。こちらは対応が早く、翌日メッセージで連絡があり3日後に見に来るということになった。約束通りやってきたの男性はまだ壮年(30代?)で当分面倒を見てくれそうだ。庭に入ってもらうと丁寧に一本ずつ木を見て種類を同定している。こちらの希望(隣家に迷惑をかけない、二階からの眺望を取り戻したい、植物に強い愛情はないし知識もないが最低限の世話は自分でやりたい)を話す。
2023.12.06
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関西から木更津市への転出の事務はiPhoneでできた。125ccのバイクのナンバープレートを外して移転の手続きをするのは市役所に行くことが必要だった。木更津市への転入手続きは10日に予約していたので夫婦で市役所に行く。木更津市の素晴らしいところは、どこでも駐車場は無料というところだ。たまに有料の駐車場はあるが(アクアライン経由のバスが出る金田バスターミナルの駐車場や木更津駅の前の駐車場など)関西に比べても安価だ。木更津市の市役所はイオンタウンという商業施設の二階にあり広大な無料駐車場があるから便利だ。複数の窓口に顔を出す必要があったが、全部で1時間はかからなかった。バイクのナンバープレートも無事受け取ることができた。翌日にはネットワークに住民登録されるということなので、運転免許証の住所変更は昨日、ドライブのついでに警察署に寄って済ませた。このとき、自動車の住所変更の手続きのための車庫証明の書類をもらってきた。オンラインでできると聞いたのだが?と窓口の警官にたずねたら、「難しくて到底自分ではできませんよ」と言う。こう言われたら意地でもオンラインでやろうという気になる。ただ、これに必要なマイナンバーカードのリーダーが引っ越しでどこかに紛れてしまった。出てくるのを待っていると遅くなるので「接触型」のリーダーをネットで注文した。
2023.11.14
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この木更津の家に住もうかという考えが浮かんだのは去年の今頃で、母にすぐに話をした。母は東京に住んでいるから我々が近くに来ることをとても喜んでくれた。だが、一度家を見てからね、ということで夫婦で見に行った。 何といっても驚いたのは庭の惨状だった。草を生やさないために中央の広いスペースを砂利敷きにして周りに小振りな木が何本か植わっていたという記憶だったのだが、一面草ボウボウで木も伸び放題だ。父が木更津で亡くなって母はこの家を賃貸に出して東京の家に住むようになった。賃貸で貸していた間は不動産屋が母と相談して最低限の庭の管理をしていたようだが、木はすくすくと成長したし砂利に間から草はしっかりと生えた。最後の住人が出てから一年以上放置されたから一段とすごいことになった。 それでもカミさんと私はこの家に住むことを決断し、キッチンと浴室をリフォームした。入居の前に不動産屋に頼んで、新しい借り手が決まった時と同じような草刈りと家の清掃を頼んだ。だから先月下旬にピアノ搬入のためにこの家に来た時は一応草は刈られていたが、庭木は伸び過ぎだ。北側の植物も勝手放題に伸びていて表札は見えないし車を出すときの安全確認用に付けたミラーも植物に覆われて用を為さない。 この植物たちを何とかするのが我々の当面の義務だ。
2023.11.12
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今度の家は私の両親が注文で建てたものだ。両親は東京にやはり注文建築で家を建て、それから15年ほどして今度の家を建てた。父の勤務地が木更津になり最初は貸家に住んでいたが、土地を購入して家を建てたのだ。東京の家は父の長年の夢=立派なオーディオ・ルームを作ること、を最優先して建てたので、母には不満が多かった。母は今もこの家に住んでいる。父が亡くなっているからオーディオ・ルームも邪魔ではなくなったようだ。 木更津の家はその反省をもとに母の意志を最優先して設計されている。東京では1階の真ん中に鎮座していたオーディオ・ルームが木更津では1階の端に移動した。敷地は田舎らしく広く100坪もある。東西方向に長い低い丘の頂点のような土地で、北側が道路でその向かいには7階建てのマンションが建っている。南側の隣家は一段低いため眺望が良い。庭いじりに興味がない両親だが庭無しにはできない。北側に道路に直角に4台の車が一応停められるようになっておりその南側に東西に長い家があり、南側の敷地の半分が庭になる。庭を狭くするためにという理由で駐車スペースだけ家を南に寄せたのだろう。それでも庭は広いと思う。 一階は庭に面して3部屋あり、西から父のオーディオ・ルーム、次が縁側付きの和室で両親の寝室、東が居間でその北がキッチンだ。オーディオ・ルームは防音がしてあるので我々は音楽室として使う。二階は我々が泊まるときのために用意された和室が二部屋ある。日頃はほとんど使っていなかった。その二階の西側の部屋を私が使う。天気によっては富士山が見える気持ちの良い眺望が得られる部屋だ。 車が4台停められると言っても、西側は玄関へのエントランスで短い車しか置けない。フィットでも少し溝に鼻先がはみ出る。その隣は露天の駐車スペースでフィットの定位置だ。次はクローズドの車庫で錆だらけでシャッターの作動もギシギシいうものだが、ここにポルシエ・ボクスターを入れる。東側の端は庭への通路なので登りスロープだが車が停められる。車の来客時にはフィットを東端に移動して空いたところに停めてもらう。昔ジャガーに乗ってこの家に来た時もこのフィットのスペースに収まっていた。
2023.11.11
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荷物を出した直後フィットで木更津まで運転してきた。夜になって木更津の家に入ったが食器も調理具も無いから食事を作ることはできない。夕飯は途中で食べたが、翌朝から2日間外食になった。 朝食を食べられる店は限られている。吉野家、すき家、松屋というチェーン店が期待できる。以前は24時間営業の店が多かったが、今は調べて行かなければならない。家から1km弱のところに24時間営業の松屋があるので、ここで二日間朝食を食べた。とても安いが美味しかった。この3つのチェーン店は相当に頑張っていて美味しくて安い。サービスエリアの格好をつけたレストラン(街のレストランや食堂も)の多くはこれられのチェーン店より遥かに不味い料理を遥かに高い値段で出している。これらのチェーン店で困ることは米食に限られることだ。私は朝食にはパンと美味しいコーヒーが欲しいのだ。 夕食は家から徒歩圏内にある焼鳥屋で食べた。小振りな店で老女が二人(姉妹か?)でやっている。いかにも近所の常連らしい人が程よく入って酒を飲んでいる。我々は焼き鳥を6本ずつと煮込みを注文して瓶ビール(一番好きなサッポロ・黒ラベルだったのが印象を良くしている)を飲んだ。会計はリーズナブルで料理はとても美味しい。微妙に関西と味が違い、懐かしいし私の好みだ。やはり私は関東人なのだ。 23年前、千葉から関西に移った時、その数年前イギリスに行った時のように外国に来た感覚を受けた。得体のしれない言語が話されている!子供まで大阪弁を喋っている!木更津の店では話されている言葉が懐かしい関東の言葉だ。安堵感が強い。
2023.11.10
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木更津市への転居が終わった。5日にダンボールに箱詰めする作業員がやってきて6日にトラックに載せ家をカラにした。直後に我々はフィットで木更津市に向かって出発した。7日の昼頃トラックが到着して荷下ろし、8日にダンボールの開封作業員がやってきた。今日9日に jcomの作業員が来てテレビ、電話、インターネットを開通させた。5日に jcomが旧居の機器の取り外しをしたから、丸4日インターネットとテレビの無い生活をしたことになる。これが開通して現代社会に復帰した感じがする。 今度の家はこれまでに比べて敷地面積は倍以上、延べ床面積も多少広くなったのだが、収納のありようが違うのでなかなか物が収まらない。これからだんだんと工夫しながら片付けることになる。
2023.11.09
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日常的に図書館の本を読んでいる。年に50冊以上の本を借りている。全部読んだわけではないが、ヘビーユーザーと言っても良いだろう。常に数冊の本を図書館に予約している。もうすぐ引っ越すので借りている本は返すし、順番待ちをしている本の予約を取り消す。木更津に引っ越したら、そちらの図書館のカードを作り、盛大に借りることになるだろう。木更津市の図書館は貧弱なので、充実している隣の君津市の図書館も利用することになるだろう。手続きが済むまでは本の予約ができない。 順番待ちをしていて今日の段階で6人待ちになっている「ポワロと私:デビット・スーシェ自伝」は予約を取り消した。木更津に行ったら早速これを予約しよう。忘れないようにここに書いておく。
2023.11.03
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木更津市に引っ越す日が近づいてきた。家財道具の移動の他にやることが細々とある。たいがいのことはネットで検索すればやり方がわかる。 住所変更はこちらからの転出と木更津市への転出の届けが必要だ。転出はマイナンバーカードを持っているのでiPhoneでできるらしい。「マイナポータル」から入ってやってみるのだが、途中で「転出する人数」というところでひっかかった。プルダウンメニューが3人から始まり、どうやっても2人が選べない。あきらめて、翌日市役所に行こうとカミさんに話した。翌日もう一度マイナポータルを開いてやってみたら、無事完了できた。私が一箇所間違えていたのが原因だった。木更津市への転入は引っ越してから市役所にでかける必要があり、その日を予約できた。 この操作の途中で「125ccのバイク」という話がでてきた。そこで検索してみてわかったのだが、自分でナンバープレートを外して市役所に持っていく、という手続きが必要なことがわかった。こちらで廃車手続きをし、木更津で再登録ということになる。調べてよかった。 自動車の方は住民票ができてからになるが、「ぴったりサービス」というのを使うと、次の車検までそのままで済むらしい。 年金は自動的にやってくれるらしい。あとは郵便局に転送を頼むくらいか?クレジットカードの住所変更はネットでできそうだ。
2023.10.28
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引っ越しは物を捨てるチャンスだ。細々とした物は日常のゴミで捨てている。今回の引っ越しで捨てる大物は電気ピアノと二段ベットだ。粗大ゴミとして捨てることにした。私の市のルールでは玄関に出しておけば有料(結構高い)、クリーンセンターに持ち込むとキロあたりいくらという感じで安価だ。電気ピアノも二段ベットも二階にあり、これを玄関まで運ぶのは分解・解体しなければ重くてかさばって無理だ。どうせ分解するなら車に積んでクリーンセンターに持ち込むのも大した違いはない。 クリーンセンターに持ち込む予約の電話をしたら結構混んでいて10日ほど後の日を指定することになった。 まず電気ピアノを分解する。ほとんどはネジを外して分解できる。DIY用に持っているHIKOKIの電動ドリルドライバーを駆使してネジを外して分解する。手回しのドライバーで作業したら疲れ果ててチェロが弾けなくなってしまうだろう。ピアノの脚などは簡単に運べる重さのパーツとして取り外すことができたが、本体は大変重い。本体も解体の必要がある。本体は丁番で大きく開くようになっていたので、開いてパーツを外していく。88個の鍵盤もスピーカーも外したがまだ重い。電子部品も鍵盤を支えている金属部品も可能な限り外して、ようやく本体が二人で持ち上げられる重さになった。 二段ベットはパーツで来て私が組み立てたのだが、20年以上前のことだ。ベッドの解剖を忘れている。それでもボルトや木ねじを外していくとバラバラになっていく。フィットの荷室は1.5メートルくらいの奥行きだから、長い部材は切断する。電動丸のこを使って切断した。キックバックや怪我が無いように慎重に段取りして切っていく。小さなパーツは普通の燃えるゴミとして捨てる。 クリーンセンターを予約した日の前日にフィットへの積み込みを行う。フィットを傷つけないように、まず荷室にベッドの柱のようなきれいな木材を敷き、ここに電気ピアノの金属部品を置く。周囲も木材で囲う。あとはこの機会に捨てたいもの(布団だの電気ピアノの椅子だの)をフィットの後方視界を妨げないように気をつけながら積み込んでいく。 フィットは非常に優秀な実用車で、こんなに載るのかというくらい積み込めた。当日静静とフィットを運転してクリーンセンターに行く。入り口で車の重さを測り、帰りに測った重さとの差に対して料金が計算される。10kgごとに90円で1170円だったということは130kgだ。安価だと思う。もし、すべて外注に出して捨ててもらったら何万円もかかるそうだから。この差額は我々が稼いだ手間賃ということだ。 一仕事が終わったような気分だ。
2023.10.05
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最近息子が家を立て替えた。この家を母が見て「窓が少なく照明をつけないと薄暗い」とネガティブなコメントをした。私は窓が少ない方が良いことが多いように思う。 今度引っ越す木更津の家は両親による注文住宅だが、窓が多く大きくスチール製の重い雨戸が付いている。朝晩、これを開閉するのは重労働だ。雨戸の戸車の回転が悪くなっていることも原因で、手入れをすれば多少マシになるかもしれないが、全部開閉する気にはならない。一部は雨戸を閉めっぱなしにすることになるだろう。 窓の木枠なども劣化している箇所が多い。これは窓を開けて網戸にしていたらにわか雨で濡れた、ということと、日照によって劣化したことの両方が原因だろう。 我が家は音楽を演奏することが多く、音が周囲に漏れないことを気にして暮らしている。家のどこかの窓を開けているとそこから音が漏れるだろう。だからいつも窓は全閉にしてエアコンを使って暮らしている。 本来は息子の家のように窓が少ない家が良い。だが、どうやら一生自分で設計した注文住宅に住むことはできないようだ。我慢するしかない。
2023.09.28
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ラグビーをテレビで観るのが好きだ。たまには試合場にでかけて観戦するほどだ。特にレベルが高い試合が楽しいので日本のリーグワンは全戦jsportsで録画して観ている。以前は南半球の一流のチームの試合も放映していたが、今はない。 いま、ラグビーのワールドカップが開催されている。これは見逃せない。jsportsで録画して全部観ている。他国同士の試合はとても良いのだが、日本チームの対戦になるとコメントがひどい。聞くに堪えない。全部日本贔屓のオンパレードで嘘ばかりだ。先週の試合では、うっかりNHKの放送を録画したら一段とひどい。jsportsだと副音声にすると英語の放送になるから平和なのだが、NHKでは副音声まで日本の応援だ。 これに凝りて昨夜のイングランド対日本の試合はjsportsを録画して観た。副音声で英語を聴いていたのだが、ハーフタイムになると副音声まで日本の応援になる。どうせ早送りにするから実害は少ないが。 試合はイングランドの完勝だ。日本に勝てる要素は無かった。序盤でフルバックがゴールラインの中でノックオンをした段階で、これはワンサイドゲームになると確信した。果たして、イングランドのディフェンスを崩すことはできないし、ノックオンなどのミスが多い。 事前に日本が勝つかも知れないなどと言ったアナウンサーや解説人は、頭を丸めて謝ったらいかが?
2023.09.18
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11月に木更津に引っ越す。母の持ち家で空き家だから、引越し先の家に自由に入ることができる。キッチンと浴室のリフォームが終わり、電気・ガス・水道も通っているから一応住める状態になっている。引っ越しに備えて家の細部を確認したり寸法を測ったりするためにフィットで来ている。 二人分の布団、とりあえず座れるように椅子、脚立、掃除用具一式、コンベックス(巻き尺)などだ。フィットの積載能力は大したものだから、このくらいはなんでもない。 これまで賃貸に出していたので、両親が住んでいたときと多少変わっている。管理していた不動産屋に聞くと、一台だけエアコンが生きているとのこと。それなら寝られるだろう。照明器具はほとんど外されているとのことなので、取り付けるために脚立が必要だ。 着いて雨戸を開け、網戸にして風を入れる。まずエアコンを調べたが、リモコンの電池が切れていてだめ。後で買い物に出たついでに電池を買ってきて入れたら無事動いた。これでホテルに泊まらずにすむ。このエアコンのある部屋に持ってきた照明器具を取り付けた。これで居場所ができた。 各部屋のエアコンのためのコンセントをチェックする。200Vが2部屋ある。関西からどのエアコンを持ってくるか考えなければならない。私の居室(工作室)にする予定の部屋は畳敷きだ。ここにウッドカーペットを敷くつもりなので、厳密に寸法を測った。細々とやることがある。冷蔵庫も調理器具も無いので、できあいの食べ物とビールを買ってきて夕食にした。 カミさんは母親の様子を見に実家に行ったので、夜は一人で泊まった。エアコンのおかげで快適だった。
2023.09.16
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ふりさけ見れば 〈上〉巻/安部龍太郎【3000円以上送料無料】価格:2,200円(税込、送料別) (2023/9/9時点)楽天で購入 日経新聞に連載されていた小説で、多少興味があったのだが読めなかった。以前は日経新聞を定期購読して電子版も契約していたのだが、まず紙の新聞を止め、数年して電子版も止めた。楽天証券に口座を持っていればiPadで日経新聞が読めるからだ。ただ、すべて読めるわけではなく、その少数の例外が朝刊の連続小説だ。どうせそのうち単行本になるから、それを図書館で借りれば良いと思っていた。そして7月に単行本が発売になったので図書館に予約した。人気があるらしく、なかなか順番が回ってこなかったのだが、ようやく先週借りることが出来た。 この本は上下二巻に分かれている。当然、上巻をまず予約して読み始めた。阿倍仲麻呂を主人公にした小説で、読み進められる。半分くらいになったとき、下巻も予約したほうが良いだろうと思った。上巻を読み終わって下巻が来るまで1ヶ月以上かかったら忘れてしまう。そう思って予約したのだが、2日後には「用意できました」という連絡が来た。上巻の方をチェックしたら相変わらず10人以上待っている人がいる(延長できない)。下巻を借りてきて調べてみたら、下巻の方は誰も予約待ちはいない。 おそらく、上巻を予約して借りてきて読み始めたが、途中で読む気がなくなったという人が多いのだろう。こういう小説を読破するのには、ある程度の経験と根性と暇が必要だ。途中で止めた人にとって、図書館で借りたことは余計な出費をせずに済んだので、大いにラッキーだったと言うべきだ。 私は年間に50冊くらいは図書館から借りている(市の図書館にログインすると過去の履歴が調べられるのでわかる)。私がリクエストして買って貰った本も10冊くらいあると思う。だが、ちゃんと最後まで読んだ本は半分もない。これを全部買っていたら、と思うとぞっとする。
2023.09.10
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Amazonで買い物をすることがあるが、Prime会員になっていない時期が多い。年間5900円に見合うサービスが受けられる気がしないからだ。 Prime会員になれば安い品物でも送料無料になるが、何かと一緒に注文すればPrime会員でなくても送料無料なので、あまりメリットを感じない。映画やテレビ番組が観られるというが、無料で観られる番組に観たいものは少ない。ケーブルテレビの有料チャンネルの方がよっぽど面白いものが多い。Kindleで読む電子書籍も一部が無料になるが、こちらも同様で無料のコンテンツに読みたいものは少ない。雑誌は楽天マガジンで読める。 ときどき、送料が有料の物を買おうとしているときに「30日間の無料体験」の案内が出てくることがある。無料期間が過ぎると600円の月会費を払うことになるが、2ヶ月で600円なら良いか、と思って入会することもある。もちろんすぐに退会する。以前は退会のページに辿り着くのが大変だったが、今はそういうことはない。退会するまでの2ヶ月間は送料のことを考えずに買い物をできるのが快適だが、ぎりぎり会費の元を取れるくらいだ。
2023.09.07
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B社の営業マンが帰ったあと、カミさんとどちらの引越し業者を選ぶか相談した。カミさんは自分で箱詰め荷ほどきをするA社の方が安いからそちら、と傾いていたが、私は全部やってもらうB社が良いと考えた。自分でやるとなると、カミさんが主体になるのは目に見えている。忙しくなり機嫌が悪くなり私にそのしわ寄せが来る。カミさんがカリカリになって働いているそばで私がのんびり本を読んだりしていたら恐ろしいことになる。自分でやりたいところだけ自分でやり、あとは任せてしまう方が、断然精神衛生に良い。 そういう理由でB社を推し、決定した。すぐに両社の営業に電話して決定を伝えた。
2023.08.24
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