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「彩春」(さいしゅん)これでほぼ今月の皐月のご紹介もラストになる。種類によっては4から5個ずつ花がさいていくものとか今年の花の付きの悪いものは割愛させていただいた。また来年をお楽しみに。今日読んだ本現代小説 ジャンル 事件もの(推理には重きをおいていない)主人公は女性で警察に勤務している。男社会で嫌な思いもしながらも、決してめげることなく仕事をしている。ある時は個人の捨てたごみ(特に女性)を勝手にとる、ストーカーのような犯人をみつけるが、主人公自体も被害者であった。また、自殺か事件かわからない死体について、自殺の動機があるのかを捜査することで、死者の華やかにみえるが、孤独な人生を垣間見ることになる。被害者が家庭内の暴力を世間体のために隠そうとして、からまわりさせられることもある。事件の犯人は誰かというよりは、事件を通じて、主人公の周囲の人間模様、被害者や加害者の心境を浮き彫りにしていくような連作であった。今日はコーラスの日だった。合唱祭ももうすぐだが、だいぶまとまってきた感じで、軽く流した練習。制限時間内での登壇、降壇の仕方とかそういうこともふくめて練習した。今日は声楽の発表会前の最後の練習をするので、ご訪問、コメントが遅れます。申し訳ありません。
2017年05月31日
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「麗子」(れいこ)「雅姫」(みやびひめ)「一生の春」(いっしょうのはる)「真如の月」一度あげましたが、この鉢きれいだなとおもいましたので読んだ本4冊目時代小説 江戸時代 ジャンル市井物主人公は大店の主人の妻であったが、友達と思っていた女性が不義をする口実に主人公を利用したことで、主人公自身が不義を疑われ、抗弁も聞いてもらえないまま離縁される。実家も不義が理由ということで受け入れてもらえず、実家の元の番頭の世話で裏長屋に住み始めた。そこで、女ながらも魚の仲買をしている若い女性と知り合い、ある店の若旦那と結び付けることになる。そのことが噂になり、次々と難しいような縁組をとりまとめてほしいという相談が持ち込まれる。それを通じて、かつての自分たちの夫婦ありかた、自分が夫にきっちり意見を言ったかとか、人柄をどこまで知っていたか、過去にこだわらなかったとか 自分が身につまされる問題を自ら問い直していく。家に置いて出た子どもが不安定になり、元夫はもとのさやにおさまろうというが、主人公自身は不義をしていないことを信じてもらえないのであれば、元には戻れないと思う。子どもは結局、他所の商店に丁稚として奉公に行く決意をする。主人公は長屋で色々はありながらも、本音で生きている、根は温かい人たちとともに生きて行こうと思うのだった。今日は通院の付き添いの日、2番目に見てもらえたが最初の人が初診だったのか時間がかかった。結局、一つの薬をもう少し弱いものにしてみようということで、また今回少し前進というかよくなった感じがしたのでよかった。
2017年05月30日
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「めぐり逢い」「国光」(こっこう)「煌陽」(こうよう「白い花飾り」今日はさわやかなお天気でフルコースお掃除完了する。日常ごみもすべてとりまとめる。土曜日が声楽の発表会なのでできるだけ、体力温存モード(笑)コロのトイレトレーニングをしているが、サークル内のトイレでできる時もありそうでない時もある。もちろん、上手くいった時はご褒美を与えるなどしている。で最近分かってきたこと、こちらが十分遊んで、コロも満足できている時は、トイレはきちんとしている。こちら忙しくて、コロがあとまわしになったりすると、違うところでしている。いわゆる「すねる」ということをしているのか。知り合いでも、忙しい時外出した時など犬がスリッパの中にやらかしてくれているということは聞いているので。サークル内で遊んでいる時も、楽しんでしている時と、仕方なく一人で遊んでいる時とは大分違う。ほとんどやけくそで遊んでいる。騒々しい。
2017年05月29日
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「五光」(ごこう)「晃山」(こうざん)「如峰山」(にょほうざん)今日は朝からさわやかなお天気。ハーフコースのお掃除完了する。コロのお散歩デビューにそなえ首輪とリードをつけて歩く練習を家の中でしている。昼から校区のボランティアの総会がある。要援護の人たちを地域の協力を得ながら、ボランティアとしても見守り活動をしていくこと。地域の組織との連携などを話し合った。
2017年05月28日
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「桜祝祭」(さくらしゅくさい)「花びん」(はなびん)いずれも皐月です。今日はボランティアの総会があったので、色鉛筆のレッスンをお休みして参加した。私は知らなかったが、山の中で20軒で一つの集落と言う地域もあって、バスも通っていないところがあるということを聞いた。そこでもボランティアの人が健康体操とかを率先してやっておられる(高齢化率が60%)と言う話もきいた。今日読んだ本(3冊目)時代小説 江戸時代 ジャンル剣豪・隠密主人公は先祖が当時の将軍から直接の密命を受けて、政権を守るための情報収集、不穏分子の排除などを行ってきた。直接の上司は、これも将軍の信頼の厚い幕閣の一人であったが、「ミッションインポシブル」ではないが、直接顔を合わせることはなく、手紙でのやりとりがメインであった。主人公の集団は自分たちの判断で動きもするし、上司の命令で動く時もある。昔の上司はわかっているが、今の上司が誰なのかは憶測するだけである。以前に大きな事件が起こった時、当時の上司の命で、真相の究明にあたったことがある。それを見た対立する幕閣の有力者が、自分もそういう情報収集をする集団を作ろうとする。そのためには主人公の集団を抹殺したいということで、旗本の力のあるもの奉行所の同心・与力・やくざ・剣客・を支配下におさめ、集団の構成員を暗殺したり、表の商売を妨害したりする。主人公たちは最終的にそれらの人間を排除し、これらを裏で操っている人物は誰であるかにせまっていく。
2017年05月27日
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「越の夕雲」(こしのゆうぐも)ミニ睡蓮「聖晃」(せいこう)「青晃の光」(せいこうのひかり)今日は朝から雨降りでした。少し小ぶりになったところで、今日はお弁当配りのボランティアに行ってきた。昼からは3カ月一度の歯科検診にいってきた。無事終了。
2017年05月26日
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花蓮光(かれんこう)花明り「吉祥天」(きっしょうてん)「真如の光」(しんにょのひかり)「涼風」(すずかぜ)今日は昼から雨が降り始め気温はあまり上がらなかった。昼からカットに行って、夕方からはプチ飲み会エビ入り生春巻き ごぼうサラダびりからこんにゃくチャーハンフルーツぶりん
2017年05月25日
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「晃貴」(こうき)「秋月」(しゅうげつ)「椿寿」(ちんじゅ)「日光」(にっこう)「真如の月」(しんにょのつき)今日は高齢者の集まりで、救命講習があった。近くの子どもの遊び場を提供している、NPO法人からも参加があり30人ぐらいで受講した。何度か受けているが、やはり時々復習しないと忘れてしまう。そのごトーストとか卵、レタスなどを持ち寄っての軽食を食べて解散する。今日読んだ本(2冊目)時代小説 江戸時代 捕り物と市井小説主人公は同心の手先をしているが、いわゆる縄張りをもたず仕事をしながら情報収集して、地元の岡っ引きと協力していくというやり方をしている。その同心の息子が自分の通っている私塾の先生が人を殺すのをみてしまった。親にもいえず悩んでいるところを、主人公が殺人事件を探索しているうちに真相にたどり着き、「一生黙って後悔しないと言えるなら、黙りとおしてごらんなさい。」と諭し、父親に真相を話す話女中奉公とかあまり裕福でない女の子に化粧品をやると騙して、殺しを続ける男の話主人公と一緒に暮らしている芸者が、たまたま知り合った武家の父娘、とてもほほえましい二人であったが、武家の妻が不義をして、その相手に父親を殺させようとし、娘がそれを父に告げたため、女が逆上して我が娘を手に掛けるという悲しい話。
2017年05月24日
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「舞衣」(まいごろも)「華琳」(かりん)「明日香」「初冠雪」(はつかんせつ)じっとしていないので、写真がなかなかとれません。幸せな寝姿今日は声楽のレッスン(発表会のリハーサルのリハーサル)に参加。10時から12時半まで頑張った。まだまだ練習が足りない・・・
2017年05月23日
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「明日香姫」(あすかひめ)「花あかり」「千羽鶴」(せんばづる)「白琳」(はくりん)明日香姫というのは多分「あすかの○○」という品種名が多いのでその一連のものかなと思うのだが。千羽鶴は花弁が非常に小さくて、皐月にしたら珍しい花の形こちらは白琳と言う名前だが白玲という似たようで違う種類もある。今日読んだ本時代小説 江戸時代 ジャンル市井物主人公の父親は兄弟と一緒に口入れ屋を営んでいる。主人公は女性で一度結婚したが、相手が突然何も言わず仕事先の金をもったまま行方をくらましてしまった。夫に未練はあるものの、どうしようもなく、口入れ屋に戻って手伝いをしている。短期の仕事、奉公人がいつかないなどの仕事の実情をさぐるなど主人公が応援する形でつとめている。あるじがケチで、奉公人に買い物の金を立て替えさせて結局きちんと払わない家(客の金をネコババしたので、結局捕まる)主人夫婦が仕事熱心でなく、奉公人のたががゆるんでいる店(ある事件をきっかけに、仕事に身が入るようになる)先の長くないと思われる若い娘の世話をするなどで毎日があけくれるが、いなくなったと思った夫がある店に奉公して手代になっていることをしる。いなくなった事情は、わからなくもないが、妻に事情もつげず5年も放置しておくというほどのものでもなかった。主人公は直接会って、以前のように恋しいとは思えなくなっている自分に気がつく。
2017年05月22日
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「陽光」(ようこう)「筑峰」(ちくほう)「飛鳥の誉」(あすかのほまれ)名前分かりません「青晃の月」(せいこうのつき)今日は昼間は30度を超えるお天気になる。いつものハーフコースのお掃除とマット類の洗濯をする。もっと洗濯をしたかったが、干す場所の関係であきらめる。それから図書館にいってまた6冊本を借りてくる。昼からは地域ボランティアと小学校の顔合わせをすると言うので、お出かけしてきた。
2017年05月21日
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今日は元の職場の女性職員たちの年に一度の同窓会で、大阪駅方面におでかけし中華ランチを食べた。たくさんの人が行列している人気のお店。とり肉にミント入りのジュレがかかっていたり、おしゃれなオードブル個室はシャンデリアがあったりで落ち着いた雰囲気。小籠包(後ろ右のセイロ)とシューマイ(手前のセイロ)エビと野菜(さつま芋、レンコン、なす)豚のチリソースかけふかひれ入りあんかけそば杏仁豆腐とにかくお話に花が咲いたが、私はコロのワクチン第2回目のワクチン接種の日なので、1次会のみで失礼して、急いで家に帰る。家に連れ帰った日は車に乗せたが、慣れさせないといけないのでその後一度だけ車に乗せてはみた。今日はなんとかケージに入ってあまりじたばたせず、ペットショップと提携している動物病院に到着する。一応ここだと1年間は予防接種に関しては、通常よりも安い価格でうけることができる。平日だったからか犬はまったくいなかった。前回犬を引きとりに行った時は日曜だったからか、動物病院に続々と犬が入っていくのが見えていたが。こちらは、まだ3カ月にもなってないので、大型犬とか出くわすとケージに入れているとはいえ、おびえたりすると(まだ外には出してはいるが、散歩はワクチン3回目終わるまでは出せないので)体重は家に来た時(4月26日 誕生日は2月22日)が2キロだったが、もう3.5キロになっている。
2017年05月20日
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白玲朝桜萌華旭の泉(赤花)明美の月水曜日はピアノレッスンにいった。発表会の曲とりあえず弾いて見た。ノ―ミスで、今までの課題だった、転調部分をダイナミックに弾くことと、32分音符でオクターブ以上をクレッシエンドで滑らかに弾くことができたので、このまま発表会に出しても大丈夫というところまでやってきた。連弾の方は、今まで入り辛かったところは、なんとかクリアできたが、先生が伴奏を少しアレンジした部分が入りにくく、ここをきれいに入ることとエンディングの迫力を持たせることが課題として残った。家にきたのはこういう感じのソファー
2017年05月19日
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「星の煌」(ほしのきらめき)「旭の泉」(あさひのいずみ)「立山の舞」(たてやまのまい)ウォーキングの翌日はピアノの調律の日だった。女性の調律師にお願いしている。30代ぐらいと思われる方である。教室のグランドピアノのタッチが重いので、うちのも少し重い目にしていただくようにお願いした。今日読んだ本(6冊目)推理小説 舞台は18世紀イギリストリックは様々なものが使われている 死因の偽装 動機の偽装 被害者の偽装 時間軸の偽装探偵役は視覚障害があり聴覚、触覚、ハンディを補う優秀な助手を駆使して真相に迫っていく人体構造を明らかにするために、解剖を手掛けている外科医とその弟子たち。しかし当時の状況として解剖可能な死体はほどんど回ってこないので、墓荒らしから非合法に死体を買いとっている。彼らはもちろん医学の進歩という崇高な使命感に燃えていた。そして、非合法に買いとった死体を解剖しようとしたところに、警察の前身(公的な組織はまだなかった)が踏み込んできたので、あわてて死体を隠しその場を切り抜けたものの、さてもう一度解剖再開しようとしたら、隠し場所から全く覚えのない死体が別に2体も現れた。2体はあきらかに第3者が損壊したと思える死体だった、隠しておけないので判事に事態を届け出ることになる。それと並行して、ある田舎から15世紀ごろに書かれたと思わる詩の本を持った詩人志願の青年がやってきて、ある古書店にその詩作を持ちこむとともに、自作の詩の発行を依頼する。ある喫茶店でその青年と弟子の二人は知り合う事になる。ところが青年は悪党たちに騙され利用され、暴動騒ぎに巻き込まれて投獄されたあげく、保釈金を出してもらった人物に、青年に詩の贋作をするように迫られ監禁されてしまう。外科医のほうは解剖したり研究したりの資金援助を親戚から受けていたが、その親戚が悪党に騙されて、投機に手を出し借金まみれの破産状態になってしまい。外科医の研究や大切な標本も抵当にされてしまっていた。外科医とその弟子たちは、なんとか研究を続けるためにやっきとなっている。その後も殺人事件が起きたりする。探偵役の人物が最終的に犯人を推理するが、犯人の方にも同情するべき事情があり、当時の法律では告訴できなかったので、犯人は逮捕されずただその場から去っていくことになる。トリックが複雑に組み合わさっていて、裏の裏があるという複雑な仕掛けになっていて、最後まで目を離さなかった。木曜日は午前中ランチ会、昼からコロの予防接種のため、ご訪問、コメントが遅くなるかもしれません。申し訳ありません。
2017年05月18日
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いよいよ奈良の町屋の界隈の散策を始める。古い町並みというか戦前からある感じの町並みが多く残っている。麻の蚊帳を売っているお店(もちろんそれだけではなくて、ストール、布きんなども)陶芸のお店、古道具、おしゃれなカフェなどもたくさんある。奈良の町では庚申(こうしん)さんという信仰があって、庚申のお使いの猿をかたどったもので、これを飾っておくと、持ち主の身変わりとなって、不幸を遠ざけてくれるらしい。これは奈良まち資料館のもので(撮影可)江戸時代以降この地域でかかっていた、お店の看板などを集めたもの。看板の中の「ウルユス」というのは「空」(から)と言う感じを分解したもので、お腹いたの時に飲めば、悪いものを外に出してお腹が空になるというしゃれらしい。JRの奈良駅前近くの、目の前で高速で餅搗きをしてくれて、さっそくに売ってくれるという、割と有名なお店。いつもひとだかりがしている。ローソンもこの街並みの中では、仕様をかえて町屋に溶け込んでいる。もとは「ぜいたく豆」というお菓子を売っていたところらしい。JRの奈良駅が近くにあり、ここから電車に乗って帰った。これで天王寺駅で一度外に出て電車に乗ると競合路線割引ということで、150円運賃が安くなる(でなければ920円、でれば770円)
2017年05月17日
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春日大社の摂社水谷神社にある古木で周りはイブキの木で中から杉の木が生えている。これは非常に珍しいもので、水谷神社のヤドリギと呼ばれている。予約のお店に行く途中で、とあるお店の人が鹿笛を吹いて、川のほとりに粉のようなものを撒いた。すると続々と鹿が集まってきた。だいたいの時間がわかるのか、笛の前から集まってくる鹿もあった。何を撒いているのか尋ねると、シカせんべいの原材料である米の粉ということだった。キッシュの専門店はこじんまりとしたお店で、1回で15人ぐらいが食べられる感じで、私たちは2回目の組に入った。春日大社を散策してから、予約をしてあったキッシュの専門店に行く。ここでの、とりあえずの一杯でイタリアビールのメッシーナをオーダーする。これは日本のビールよりも軽い感じがする。手前にあるのは、上は野菜の天ぷらで、下はお米の粉で作ったアイスクリームスープはレンコンの粉で作ったスープでお米の団子が入っている。地元の野菜がたくさん載ったキッシュ。なすとほうれんそうだったかも。それにトマトソースとチーズが入ったパスタも向こうの白い入れ物についている。そのあと食後のコーヒーをいただいて奈良まちの散策にでかけた、とてもさっくり感があって美味しいキッシュだった。野菜なども甘くて新鮮さを感じた。
2017年05月16日
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毎年母の日はある食品メーカーのウォーキングラリーに参加させてもらっているが、今回は抽選ではずれたため、自主的にウォーキングということで奈良に行くことになった。行きは近鉄奈良線を利用した。奈良へはよく行くが車が多く、近鉄線に乗るのは何年振りだろうかと言う感じ。奈良駅も観光客に対応できるよう、構内にいっぱいお店があってびっくり。昔よりはすごい近代的。外国人観光客がとても多くて、日本語がほとんど聞えて来ない。駅を降りて、春日大社の近くまであるく。やはり鹿が多い。緑も多くて、大きな木が多いと思う、芸術的といえるようなねじれ方をしている木もある。いよいよ若草山に到着する。子ども会とか修学旅行、遠足と言う感じの子どもたちがすごく多かった。北の端は日陰になった階段があるというので、階段をひたすらのぼる。そして山頂に到着。写真の少し緑が濃くなっているところのさらに上になる。山頂から見た景色で、実際はもう少し小さく見える。山頂は適度な風があって結構涼しくて良い気持ち。鹿のフンはあるが、鹿自体はみかけなかった。山を縦断して南の端から降りるところで、鹿の集団にであった。色んな場所でお弁当を広げている人がいる。急斜面なので、お弁当が転げ落ちて食べられなかったと言う人が必ずいたと言うのが、私たちの小学時代の思い出になる。山を降りて、昼ごはんと行きたいところだが予約時間の関係で春日大社の方を散策することにした。
2017年05月15日
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「舞舟」(まいふね)「十三夜」(じゅうさんや)「煌」(きらめき)昨日の夜から雨が降り出し、朝も降っていた。朝からハーフコースのお掃除をする。虫の知らせというべきか、お寺の法要には何がしかのお布施を包んで置いて、親戚が立ち寄ってくれるので、その親戚にことづけるということをしている。だいたい日曜日に来るので、明日の朝までに準備するべきところを、お昼ごろになんとか準備したとたんに、土曜日に親戚が訪ねてきた。無事に渡すことができてよかった。その後2カ月に1回行っている、高校時代の友人とのカラオケにおでかけする。パーティコースメニューで3時間飲み放題といってもそれほど飲める人はいない(笑)日曜日ははウォーキングに奈良方面までおでかけするので、ご訪問やコメントが遅れるかもしれません。申し訳ありません。
2017年05月14日
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今日は朝から、薄曇りだが気温は上昇している感じ。ハーフコースのお掃除を完了する。そのあと、昨日受け取ってきたクリーニング、冬物の最後の品をすべて収納した。これでなんとか衣替えを完了する。昼からは健康体操のお手伝いに参加する。健康体操のほかにラジオ体操もしたいと言う人があって、両方やるようになった。職場で一緒に仕事をしていた人が定年退職するので、御祝の会をするという連絡がきた。今日は何かと忙しかったので早く寝ることにする。
2017年05月13日
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乙女牡丹(おとめぼたん)幸の泉(さちのいずみ)神鏡(しんきょう)上の二つは丈が高いので少しおさまりが悪いけれど、今が盛り。「乙女牡丹」は牡丹のように八重咲きの皐月今日は朝からお弁当配りのボランティアにおでかけ。昼からはソファーが古くなったので、買い替えにでかけた。来週には搬入される予定。クリーニングもついでに受け取りに行ったが、結構大量になった。今日は朝からとても暑くて、色々動いたので、明日整理をする。今日読んだ本(5冊目)時代小説 江戸時代(末期) 市井小説と推理小説(科学的推理)が入っている昔京都の公家方で身分違いの男と親しくなった姫君が、こっそりと子どもを産みおとした。子どもは双子で、一人は父方へ引き取られ、病弱そうなもう一人は間引かれるところを乳母たちが女中仲間の伝手を頼って、遠く江戸のさる武士のもとに引き取られることになった。そのうちで両親たちと暮らしていたが、父母を失い禄を離れ町で兄妹として手習いの塾をして生活している。兄は西洋の科学、天文学に造詣が深く蘭学者としては有名である。兄は妹の事情を知っているが、妹は自分が引き取られた子であることを知らない。手習い子の親戚の娘が某藩の奥女中に上がったまま帰ってこないというので、妹は兄の知り合いを通じてその藩の女中に推挙してもらい様子を探りに行く。女中の消息はわかったが、正室の様子が尋常でなく、それがからくり人形に使われていた水銀の中毒の症状であることを見抜き事件は解決する。また、長崎で父親から西洋絵画の技法を学んだ、女絵師が登場したり、難病の息子の死を認めたくないために、次々と殺人を犯す哀れな女の話。改暦を朝廷方の天文博士が主導してするのか、幕府の天文方が主導するのか、いずれも太陰暦だけではやっていけないことは分かっているが、では太陽暦をどのように取り入れるのかなど、いずれもが負けじと言う気持ちでの静かな争いなど、新しい視点での時代小説である。
2017年05月12日
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上の写真は「鈴の誉」(すずのほまれ)今日は朝からハーフコースのお掃除完了。明日は日常ごみの収集なので、ごみをまとめる。昼からはピアノレッスンにおでかけ。前回先生に指摘を受けた部分のメロディーラインをしっかり出すことができていて、問題はなし。最後の転調部分(半音高くなる)ところをマックスの強さで弾くと盛り上がると言う事で、それだけ頑張ってみてくださいと言われる。連弾の方も、前回先生の演奏に聞き惚れてしまって、タイミングが合わなかった部分はなんとか合わせることができるようになったが、まだずれる部分が何箇所かある。あとはテンポ感が必要な曲なのでスピードを上げていく必要がある。先生が言うにはやはり、拍数を数えるよりは、メロディを歌いながら合わせて行く方がよいのではないかということだった。
2017年05月11日
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八咫鏡八咫鏡栄冠今日は朝から雨降りだった。昨日洗濯をして正解だった。フルコースのお掃除完了する。我が家の盆栽の皐月もそろそろ花が咲きはじめてきた。一番先に咲いたのが八咫鏡(やたのかがみ)昔からある品種。そして栄冠。今日読んだ本4冊目時代小説 江戸時代(寛政の改革の後) ジャンル捕り物帳 市井物主人公は元同心であったが、上司の不始末に連座して武士をやめ、損料屋を始めたがそれは表向き、与力の命を受けて、大がかりな犯罪などの探索を雇い人(元岡っ引きとか)たちと行う事もある。別に与力は新興の米屋(札歳)の弱みを握り、商売仲間の情報収集も行っている。米屋も頭の回転もよい男だが、先代が主人公を気に行っていて、色々助力をしていたという経過もあり仕方なく従っているだけで、人間としては高慢で利益優先の男である。与力もその点はわかっていて、主人公がその監視もしている。筆頭の札差しと言うのも、この新興の札差しと損料屋が何か関係があるらしいこと、また損料屋を警戒しながらも、なかなか切れる男だと言う評価もしている。下級の幕臣で陶器の目利きをするという男が、札差や裕福そうな商人から出資金を募って新規の商売をしようとしているという情報が入る。しかし、その商売は表向きで、実は高価な陶器の偽物を作り、幕臣が偽の鑑定書をつけて、高く売りつけようと画策しているということを、主人公は探索の中で知ることになる。米屋は高利につられて出資金を出してしまうが、贋作にからむとなれば捕まえられてしまうということで、資金回収に必死になる。最終的に幕臣がからむと言う事で、目付が乗り出し事件は解決する。
2017年05月10日
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今日は今まで少し風邪気味だったので、余分なことはせずに、通常のお掃除だけをしていたが、いよいよ気になりだしたことを解決することにした。まずハーフコースのお掃除をすませる。キッチン用品の消毒をする、普段はもう少し早いペースでするのだが。シーツの洗濯をする。ホームセキュリティーの動作確認をする(定期的にきちんと作動しているかを確認する)気になっていることを全部したので気持ちはすっきり。今日は声楽レッスンがあるので、事前に練習しておく。そしていよいよレッスンに。日本語で歌うのはなんとか合格した。ただ、情景描写と気持ちを歌っている部分には差をつけて。情景でも感動を伝えている部分を盛り上げて歌う。そのためには最初から飛ばさないこと。力の配分に気をつけて。ドイツ語の部分が、歌でなく歌詞を読むだけならきちんと発音できるのが、歌うと発音に手が回らなくなる。家で練習してくるように言われる。もう発表会まで1カ月ないと思うと緊張する。
2017年05月09日
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今日は普段より早く起きて、ハーフコースのお掃除完了。先月奥さんがきて、8時30分といっていたので8時過ぎにはスタンバイできるように準備していたが、お寺さんは8時15分にきてびっくり。お経も新しくなったものをご持参で、今月はきちんとお経を唱えていただいた。滞在時間は1時間10分だった。末寺の住職が入院したとかで、そこの檀家回りもしないといけないので大変だとかおしゃっていた。10時過ぎには片付けも済み、日常生活に戻った(笑)今日読んだ本時代小説 江戸時代 捕り物帳、市井物主人公は廻り髪結いをしながら、同心に使われて探索などもしている。芸者をしている女性と親しいが、主人公は芸者に贅沢をさせてやるだけの稼ぎはない。そのことがひっかかって世帯を持とうと言え出せない。芸者の方も以前は金持ちのパトロンがいたが死に別れている。良いパトロンを持った芸者は、身につけるものも贅沢だが、彼女は今はそういうパトロンもないので、今までほどの羽振りではない。昔のパトロンの息子で大店の主人が、親父の遺志ということで、芸者の家の改修(パトロンからもらった家)を申し出る。大店の主人に家を改修してもらっていると聞いて、主人公はまた新しいパトロンができたのかと勘繰って、二人の間がぎくしゃくしてくる。主人公が昔の得意先だった隠居の家に久しぶりに訪ねて行ったあとで、そこの隠居が殺されたという事件が起こる。主人公が容疑者としてあげられ、今まで便利に使っていた同心もかばってもくれず、番屋に入れられてしまう。芸者はそのことを聞いて、主人公に借りのある駆け出しの下っ引きとともに、関係先を探り、その事件のあった時刻に主人公と会っていたと言う娘を探し出す。娘は主人公が好きで、言い寄ったのだが撥ねつけられたため、そのことを届けていなかったのだった。結局、その後隠居が雇っていた女中が殺したことがわかり、主人公は無罪放免となり、芸者との中も復活するが、主人公と同心の間にはわだかまりができる。最終的には同心も主人公もなんとなく仲直りをするということで終わる。
2017年05月08日
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今日は朝から雨模様だった。朝だいたいいつもどおりに起きて、ハーフコースのお掃除完了する。昼からはボランティアの役員会ということで、おでかけする。ボランティアの総会と言うのがあるらしく、その段取りについて確認する。こちらは新参なので、ベテランの方の原案にしたがって動くと言う事になる。帰りに明日お寺さんが来るので、お茶菓子などを買って帰る。今日読んだ本(2冊目)現代小説 警察を舞台にした小説だが、純粋な推理小説ではない。事件の目撃情報などをもとに、捜査関係者がどのような形で捜査をするかとか。たまたまコンビを組んだ相手方の考え方に同感したり、反発したり。実は病気の家族を抱えているとか、不和に悩まされるなどの事情を持ちながら、捜査に取り組んでいる様子などが描かれている。また、非番の日に出くわすささやかな事件、トラブルなどもある。周りの人間(家族・友人)が刑事と言うものをどう見ているのか、それに対する反発とか、煩わしさとか、誇りなど。等身大の人間を描こうとしているように感じられた。我が三代目コロはドッグフード、標準的な量を食べるようになっている。2代目はドッグフードを食べず、野菜と肉を混ぜたご飯のおじやを特別に作って食べさせていたので、その点では非常に楽である。
2017年05月07日
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今日は朝からハーフコースのお掃除終了。子どもの日ということで、柏餅とちまきを買って家族で食べる。個人的にはちまきより柏餅の方が食べやすい。今日も熱心な人がいて、健康体操をやると言う事だったので会場の設営にいく。普段よりは少なかったが20人は集まった。図書館から借りた本1冊目時代小説 江戸時代 用心棒・隠密徳川家斉のころ、大名や旗本たちの財政はひっ迫していた。しばらく前に松平定信の棄捐令がでて、今までの武士の借金は棒引きということになった。札差し始め武士に金を貸し付けているものは、その後用心してかたを取るようになった。それはだいたいが、将軍家からの拝領物や家宝とされるものであった。これらを借金のかたに人手に渡したとなると、家は取りつぶしになるぐらいの処分はされるというリスクがあった。ある藩も将軍家からの拝領物を差し出して借金をしたものの、返すあてはなく、貸主から表ざたにしようかと脅しをかけられて、藩士たちが押し込みのまねをして、その拝領物を取り返そうかと真剣に検討していた。一方幕府側も、将軍家の子息たちを大名家に養子に押しつけようと画策していた。普通の状態では難しいので、藩の弱みを握った上で揺さぶりをかけようとして目をつけたのが、同じく幕府に内緒で拝領物などを商人にさし出している事実をさぐることだった。そこで、隠密たちは目をつけた札差しのうちに、妾として女を送り込んで内情を探ると言う事だった。最終的に目星をつければ、その品物を盗みだすつもりだった。(その上で幕府から拝領物を見たいというような脅しをする)これらの事情が重なって、札差などのうちに押し込みが頻発し、腕の立つ用心棒たちが雇われることになる。最終的には藩士で押し込みのまねをしたものたちは、失敗に終わる。隠密の方も腕の立つ用心棒が妾の挙動を怪しんで、未遂に終わる。しかし、用心棒の方にもいくらかの犠牲はでた。ここでは、いかに剣の道を極めるかというのではなく、いかに生き延びるかということ、そして集団の戦いの中で、いかにチームプレーをするかということが書かれている。
2017年05月06日
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曽根崎心中(そねざきしんじゅう)生玉社の段醤油屋平野屋の手代徳兵衛は遊女お初と思いあう仲となっていた。しかし、徳兵衛の主人で叔父にあたる人は、自分の娘と結婚させて跡を継がそうと言う心づもりであった。徳兵衛はお初とのことがあり、その縁談を断ったところ、「おまえの継母に支度金を渡してある。断ると言うなら、その金を返せ。まったく失礼なやつだ、お前はもうクビだ。大阪では商売させてやらない。」と申し渡される。継母から金を取り返してきた徳兵衛だったが、知り合いの九平次から資金繰りに困っているので1日だけ金を貸してくれと頼まれ、1日だけならと証文に判を押してもらって取り返してきた金を貸してやる。しかし期限がきても金を九平次が金を返しに来ないため、やきもきしている。生玉神社へ徳兵衛が通りかかるとお初がいる。連絡がなく心配していたというお初に徳兵衛は事情を説明する。そこへ九平次が通りかかったので、金を返してくれと詰め寄る徳兵衛。九平次は金を借りた覚えはないと居直るので、証文を見せたところ、ここについてある印は、以前に紛失届を出していたもので、逆に証文を偽造したのだろうと逆に散々に殴られる。天満屋の段お初は喧嘩沙汰になったので、連れの御贔屓に連れ出されて天満屋(遊女屋)に先に帰っていた。仲間の遊女たちが、徳兵衛さんが証文を偽造したとかでさわぎになったらしいとか色々噂話をしている。徳兵衛が心配でならないお初だったが、庭先に徳兵衛の姿をみかけたのでさりげなく庭に下りて、徳兵衛を床下に匿う。そこへ、九平次がやってきて徳兵衛の悪口を散々いう。お初は縁側に腰をかけながら「私は徳兵衛さんとは長年のなじみで、とてもそのようなことをする人には思えません。しかし身の潔白を明かす証拠もないのなら、死んで潔白を証明するより他はないでしょうね。もしも徳兵衛さんがここにいたならその覚悟が聞きたいものです。」と実は徳兵衛に向けて問いかける。徳兵衛はお初の足を掴んで、その覚悟を伝えるのだった。夜中になって、二人は店を抜け出した。天神の森の段二人は天神の森までたどりつき。来世は夫婦にと誓い合い、心中するのだった。(最初のほうでは、徳兵衛は継母や叔父たちに振り回されて、右往左往する結構頼りない男のように見える。お金もむざむざと悪人にとりこまれる危機管理能力のなさ。負け犬となってお初のもとにたどり着くまで、おそらく死ぬということも考えていなかったのではなかろうか。お初に触発されて、潔白を示すために死ぬと言う覚悟がついてからが、それなりに見られる感じがする。)
2017年05月05日
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楠昔噺(くすのきむかしばなし)(これまでのあらすじ)鎌倉時代のこと、河内の国松原村の百姓徳太夫と小仙の夫婦は、それぞれ子どものある再婚同士だった。徳太夫の息子竹五郎は、侍になって一旗揚げると家の仕事をまともにしないため、徳太夫は竹五郎を勘当していた。竹五郎は今は宇都宮公綱と名乗って幕府方に仕えている。小仙の娘おとわの婿正作もまた、京都に上って一旗揚げるとでて行ったが、家に心配かけないため、おとわと小仙は京都へ商売にいったと徳太夫には言っている。正作は楠正成と名乗って朝廷方に仕えている。碪拍子の段(きぬたびょうしのだん)徳太夫と小仙は二人でつれだって山にやってきた。徳太夫は柴刈りに小仙は洗濯をしている。小仙「あなたの息子の竹五郎さんのことだけど」徳太夫「竹五郎はとうの昔に勘当した。なにをしようとあいつの勝手。話など聞きたくない。」小仙「私宛に手紙がきて、向こうで侍にとりたてられて、手柄も立てたそうな。私からあなたにとりなしてくれと丁寧な手紙だったよ。もう許してやったら。」徳太夫「手柄を立てたから許すなどという問題ではない。竹五郎にひきかえ、婿の正作は仕事も真面目で村の人からも評判もいい。ほんとに良い婿をもらったと喜んでいる。」そこへ村人がやってきて「楠正成という侍が幕府方の軍勢をさんざんにやつけたそうだ。」これを聞いた徳太夫は非常に喜ぶ。次に鎧武者が登場し「楠正成は幕府方の侍宇都宮公綱と戦ったが、まともに刀も交えず敗走したそうだ。」と言う。これを聞いて小仙は喜ぶ。お互いに連れ合いの子どもの活躍に肩入れしているが、そのことで仲たがいをしてしまう。徳太夫住家の段(とくだゆうすみかのだん)徳太夫と小仙はお互いに、正作は楠正成と名乗り竹五郎が宇都宮公綱と名乗っていることをしっているが、お互いに知らないふりをしていたのだった。今日は端午の節句と言う事で、飾りものを売る行商人が徳太夫の家にやってくる。おとわは行商人から息子千太郎のためにと買いものをする。雨が降ってきたので商売人に雨宿りしてもいいよと勧めてやる。徳太夫の家に照葉という宇都宮公綱の妻が娘みどりを連れて訪ねてくる。徳太夫に夫勘当を解いてもらおうというつもりだった。徳太夫夫婦は、孫の千太郎とみどりが縁組したら、正成と公綱と親戚同士になるので上手く行くのではないかと考えた。しかし、照葉とおとわは敵の子どもと結婚するわけにはいかないと反対する。「婿も息子もそれぞれに大切だと我々は思っているが、それが敵同士として刃を交えているのはいかにも辛いことだ。」と徳太夫夫婦は仏間に引っ込む。その戦では正成は公綱が徳太夫の息子だと察して、勝ちを譲ったのだったが公綱はそのことを知らなかった。突然仏間の障子に血しぶきがかかり、照葉とおとわが何事と掛け込むと、徳太夫と小仙が刺し違えて死にかけていた。(徳太夫は正成に手柄を立てさせてやりたいと、偽ののろしを上げて公綱の軍勢を驚かせてけちらそうとしたが、小仙がそれを見つけて止めに入り、お互いに傷を負ってしまた)徳太夫「私がいたら正成は遠慮をして公綱と戦うことができない。公綱は昔から高慢な生まれつき、自分の力と思いあがることだろう。楠殿の気持ちはありがたいが、それは朝廷に対しての裏切りとなってしまう。楠殿には遠慮せず朝廷に対して忠義を尽くしてほしい。」照葉「夫の高慢も、なんとか手柄を立て、勘当を解いてほしい故死に物狂いで頑張った結果です。どうぞ勘当をといてやって。」徳太夫「我が息子が今から心改め、朝廷に味方をして楠殿ともども忠義を尽くすなら勘当をといてやると伝えてほしい。」こうして二人は息絶えるのだった。そこへ、最初の行商人が姿を見せる。様子を見て「お気の毒な事ですな」とでて行こうとするところを別の部屋から正成が登場して「公綱待て」と呼びかける。行商人は公綱が変装した姿だった。二人は刃を交えようとするが、親の四十九日が済むまでは休戦しようとそれぞれの肉親の遺骸を抱きながら、別れていくのだった。
2017年05月04日
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ゴールデンウィーク前半29日は文楽におでかけ色鉛筆画の背景3分の一ぐらいを塗ってみる。30日は資源ごみの分別とお布団干し、1階のホウ酸だんごの入れ替え(2階はすでに入れ替え済み)色鉛筆画、背景を半分ぐらい仕上げる。コロが驚いてはいけないので、ピアノの練習を自粛していたが、今日少し弾いて見る。近づいてはこないが無視している感じで、他の生活音と同じ感じがしている様子。名前を呼ぶとアイコンタクトをとる。1日はお墓参り(私が子どもの頃からGWにはお墓参りをするということになっている)、帰ってきて高齢者サークルの広報紙を作成しておく。生活ごみをまとめる。色鉛筆画の背景8分通り仕上げる。2日は朝からマットなどの洗濯終了。色鉛筆一応こんなものかと思えるところまで仕上げた。あんまりやりすぎると先生に駄目だしされた時に修正がつかないので、ひとまずここで置いておく。【クーポンで1000円OFF】色鉛筆ケース バッグ コントロール CONTROL 48本収納できる 色鉛筆ロール ブラック/パープル/ピンク以前から36色用のケースは持っていたが、別に50色の色鉛筆をかったので、48色用のロールを買い足した。一目で色がわかるし、くるくると巻けるので、選ぶのに楽で軽い。色鉛筆の教室でもこれは、評判がいい。そして、プレお散歩ということで、コロを抱いて庭に出てみる。結構緊張しているようすがわかる。鳥の声に聞き耳を立てている。今日は幼稚園があって、幼稚園バスが我が家の前を通り過ぎた時は、怖かったのかのけぞっていた。昼からも家の前を歩いて見る。まだまだ緊張がわかる状態だった。2代目はものすごく臆病だったので、なんとかそれなりの度胸をつけてやりたいのだが。
2017年05月03日
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写真は管秀才の首実検をする松王寺入りの段長谷部源蔵は妻戸浪とともにもとは道真の家来であったが、主人の許しを得ずに親しい仲となったため、勘当を受け、田舎で寺子屋を開いていた。道真の流罪を受けて、梅王の頼みで管秀才を匿っていた。源蔵は庄屋から呼び出しを受けて出かけ、手習いの子どもたちは大騒ぎして遊んでいる。管秀才だけが端然と手習いをしていた。そこへ、かねてから依頼のあった子ども小太郎が、母に連れられて入門しにくる。見たところ母親は上品で子どもも行儀がよく、応対に出た戸浪は夫は留守と伝えると、子どもは置いて行くが、また時間をおいてごあいさつに伺いますと母親は去っていく。寺子屋の段源蔵は帰ってきたが、浮かぬ顔。戸浪がわけを尋ねると、「庄屋にいったら時平の手のものがたくさんいて、管秀才を匿っているだろうその首を差し出せと言われた。たくさんの追手がきていてとてもきりぬけられる状態ではない。誰か身代りとなる子はいないかと思っても、管秀才とは似ても似つかぬものばかり。」そこへ、小太郎が師匠へあいさつに出てくる。源蔵は小太郎の顔をじっとみて「この子なら管秀才といっても通る。かわいそうだがこの子の首を・・・」「しかし、母親が、のちほどやってくるはず」「背に腹は代えられぬ。騒ぐようであれば母親も・・・」夫婦は色々話しあうが、苦渋の選択をする。時平方の玄蕃と松王が到着し、子どもを一人ずつ呼び出していく。松王は管秀才の顔を知っていると言う事で、立ち会っている。源蔵はとうとう小太郎の首をうち落とし、それを玄蕃たちに見せる。松王はその首を確認して「間違いなく管秀才の首」というので玄蕃は時平のもとに首を持ちかえることにして、去っていく。そこへ、小太郎の母親が帰ってきて、小太郎はどうしていますと聞く。源蔵は隠しもった刀で母親にきりかかろうとする。その様子をみて、母親は「それでは我が子がお役に立ったのですね。」それはどういうことかと尋ねる源蔵。そこへ松王が登場「小太郎と言うのは、我らが子ども。道真様には深い御恩があり、なんとか御恩返しをしたいと思っていたが、管秀才様の危難を救うため我が子を身代りにさし出した。そして道真様の奥様も連れてきている。」道真の妻が駕籠で登場し「山伏姿のこの人に、刺客に襲われたところを助けられ、今まで匿ってもらっていたのです。」と管秀才との再会を喜ぶのだった。松王夫婦は、小太郎の遺骸を抱き上げ野辺の送りをしようと去っていくのだった。(おしまい)(松王というのは、父親や兄弟からも敵扱いされ、一言のいいわけもせずに大きな犠牲を払って、道真一族の危機を救う、なかなか難しい役どころである。)
2017年05月02日
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訴訟の段白太夫は折れた桜に目をやったが、何も言わず座敷へと上がる。梅王、松王の祝辞を受ける白太夫。息子たちはそれぞれ「父親に願いの筋がある。書きつけをしてきたのでそれを読んでほしい。」と言う。白太夫「口で話せば済むものを、書きつけとは仰々しい。それではこちらも白洲のようにきっちりと返答せねばな。」まず、梅王の書きつけを読む「道真様が配流先できっとなにかとご不自由されていると思うので、道真様のおそばで御用を勤めたい。ついては旅立つことを許してほしい。」と書いてある。白太夫は「道真様の世話ぐらい、わしのような年寄りでも十分その役は果たせる。それよりは奥様、お子様の行方がわからないというではないか。お前はそれを探し出し、お二人の安全を確保するのが先決だ。臆病ものでないなら、さっさと探しに行け。お前の願いは認めない。お世話が心配ならわしが行ってくるわ。」(梅王は実は道真の息子をこっそり逃がして、田舎に引っ込んだ元の同僚に匿ってもらっているのだが、時平の関係者松王がいるので、そのことを話せない)松王の書きつけ「親子の縁を切ってほしい。」白太夫「親の方から勘当と言うのは聞くが、子どもの方から縁をきってほしいとはな。わしや兄弟が道真様のお仕えしているから、お前にとっては都合が悪いということか。わかった、お前の望みは聞いてやろう。ただ、お前がここまでなれたのも、道真様のひきたてがあったからこそ。真の忠義とは何か良く考えよ。とっとと出て行け。」桜丸切腹の段梅王、松王夫婦はそれぞれに家を出て行き、桜丸の妻八重が独り取り残されて、夫はどうしたと心配している。裏の納戸から桜丸が刀を手に持って登場する。今まで姿を隠していたのはなぜか尋ねる八重。桜丸「私が親王様の文の使いをしたばっかりに、道真様ご一家が没落して大変な目にあってしまった。せめて、親父の祝いが済むまでと忍んで来たが、この身は死んでお詫びをせねば。」八重を「お父様なんとか止めて。」白太夫「桜丸は一人で朝早くからうちにきて、覚悟のほどはよく聞いた。思いとどまるようには言ったのだが、家の桜がおれたり、桜丸の先行きはよくない予兆。時が経てば決意も変るかと思ったが、決心堅くこれも定めとあきらめるしかない。わしが念仏唱えて切腹の介錯してやろう。」桜丸は切腹する。そこへ梅王夫婦が飛んできて「桜丸が来ないのは不審で、大切な桜の木が折れたのにも親父は何も言わず気になったので、様子をみるため、もどってきたらこのありさま。八重さん気をしっかり持って。」白太夫は後の始末と八重の事を梅王夫婦に頼み、自らは道真の側に使えるため旅立つのであった。
2017年05月01日
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