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2011.04.25
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カテゴリ: イタリアワイン
かねてより、 saluvi2002さん とお話していた「広島で97会」が一昨日行われました。
急遽、かの「戦うワイン商」川頭さんも参加していただけることになり、ワンダフルでグレートな一日となりました。

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1-左)マウリティウス2000:ケラーライ・グリエス
アルト・アディジェ州を代表するカンティーナであるボルツァーノ。その前身の片方ケラーライ・グリエスによる、日本味入荷のラグレインとメルロの混醸モノです(メズラシイ)。フルーティさとスパイシーさを残しつつ、柔らかくいい具合にこなれてきた感がありました。赤はサンジョベーゼ系が多かったのでとても印象に残りました

1-右)ヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナ セッコNV:セルボーニ(左)
マルケ州で有名な赤「コーネロ」と比べて生産量はその1/10以下。初めて見ました。セパージュは、ヴェルナッチャ・ネーラ・ディ・セッラペトローナ80%、他モンテプルチアーノ、ひょっとしてサンジョベーゼです。コクがあり、濃縮された果実味を感じ、気が抜けたあとでも十分美味しく飲めそう。パルメジャーノ・レッジャーノとの相性は非常によかったです。

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2-左)ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ・アジノーネ1997:ポリツィアーノ
2-右)ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ1997:アヴィニョネージ

どちらもプルニョーロ・ジェンティーレ100%。残念ながら、アヴィニョネージの方はコルクの品質に問題があり
「ぶ」のように腐敗臭ではないけれど、熟成が阻害され、「コルクの木」の部分がワインに移ってしまった味わいでした。(川頭さんにレクチャーいただきました。大変勉強になりました。)対して、アジノーネはミルキーさがいい具合で本日のサンジョベーゼでは、りりた♀好みNo1。

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3-左)キアンティ・クラシコ・レゼルヴァ1997:カーザ・エンマ
3-右)キアンティ・クラシコ・レゼルヴァ1997:サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ

最初から開いていたカーザ・エンマに対し、レンテンは若干の硬さを残していましたが中盤からかなり変化がありました。りりた♂的にはサンジョベーゼではこれが一番。

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4)ロビテッロ1997(MG):ベナンティ
ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョの混醸。状態がよほどよかったのか、マグナムの威力なのか、14年も経っているのに、果実味に(いい意味での)瑞々しさをも感じました。加えて熟成による「角取れ感」に、どこか上質のピノ・ノワールに通じる気品。

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5)カイトン(2003以前とのこと):クエンホフ


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6)プロゼオ・フリッツァンテNV:レ・マンザーネ
グレラ95%、メルロ5%。このラインナップの中ではさすがにインパクトは弱いけど、気軽に食事に併せることのできる汎用性は一番。

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7)キアンティ・クラシコ・レゼルヴァ1991:サン・フェリーチェ
熟成の要素がかなり強く出ていました。枯れ具合を楽しまれる方向き、だったと。だいぶよっぱらっって来てましてあまり覚えてはおりません。すみません。

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8)グラン・ア・グラン2003:ヴィエ・ディ・ロマンス
甘々好きのりりた♂♀には、大変ありがたい(笑)一品。貴腐ワインだけど、個人的にはその深みに加え、パッシートのような軽やかさを併せ持っていると思っています。とゲヴュルツトラミネール50%、マルヴァジーア・イストリアーナ25%、ライン・リースリング25%(2005年)。聞くと、ファーストビンテージとのこと。貴重なワインをありがうございます。

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9)グラン・ア・グラン2005:ヴィエ・ディ・ロマンス
saluvi2002さんによると開栓後、三ヶ月位経過しているとのこと。やはり若干酸化のきらいはあったけど、ぜんぜん問題ありません。てか、それも一つの味わいとして十分楽しめます。ウチでも開栓二年目位の甘々ワインあり、長期にかけて味わいの変化を楽しめるのが、甘々ワインの一つの特徴と考えます。

13時半にお邪魔して、なんと21時半までの長丁場。ワインにイタリアに、そして音楽で盛り上がりました。saluvi2002さんのご家族には遅くまで居座ってしまって、大変ご迷惑をおかけしました。

また、川頭さんからも印象に残る色々なお話を伺うことが出来、大変有意義な広島ツアーとなりました。参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。






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Last updated  2011.04.26 00:10:50
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