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今朝は子供を学校に送り届けた後、郵便局へ行く予定。子供の支度プラス自分となると、朝のバタバタも拍車がかかり、正気と狂気のはざまを行き来している。車輪の上を走り続けるマウスのように、同じ場所でただジタバタしてるだけのような。ボン→嬢の順番で学校に送り込む。嬢の学校の前でミニバスを待っていると、姿が見えているせいか校庭で泣き続ける嬢。一向に泣きやむ様子もなく、むしろエスカレートの一途をたどる慟哭。いつか、笑って学校に通ってくれる日はくるのだろうか。見えない所に移動してもなしのつぶてだった。ミニバスに乗って田舎町の郵便局に到着。「ちょうど電話しようと思たとこよ~」いつになく愛想のいいおばさん。(後で気づいたが、受け取った郵便物の中に他人の請求書が混ざっていた。これをどうしろと?)田舎町の用事はこれにて終了。往路と同じミニバスが客待ちしていたので、再び乗り込む。日本人を乗せてるため大はしゃぎの車掌クン。「日本人ツアーバスやぞー!前にJUTAって書いとるやろー!!」(JUTAマークは観光専門バス)と窓から町の人に向かって大声で宣伝。隣町の小姐のスーパーへ向かうが、バスがカーブするたびに後部座席(のシート)が動いて困った。ゆりかご?ブランコ?町到着。雨の日も風の日もレジに座っている小姐。近くには学校もあるので昼時などジャリだらけだろう。「子供、うざくない?」と聞くと虚をつかれたように「え?全然!」「私なんか○○(ボンの名前)を学校に送り迎えしてて、しょっちゅうやでー。チンチャンチョンめちゃうっとおしい!」とボヤくと「どんと うぉーりー」。そうか。やっぱりそうなのか。ミスチンって言われるの嫌じゃない?苗字チンじゃないのに・・・云々。聞きたいことは山ほどあったが、「どんと うぉーりー」で全てが解決。向かいの屋台の八百屋で野菜購入。同世代ぐらいのおばちゃん(←つまり自分もおばちゃん)が一人で切り盛りしている。「ミスチンお金ちょうだいよ」「ミスチン、もうすぐクリスマスやで」人の顔見りゃベグる攻撃。他人に-経済的に-依存する-ジャマイカ女性、の典型といえようか。私だって必死で日銭稼いで生きてるんや。細かいお金がなかったので10ドル(10円)足りなかったが強引に会計。「ミスチン貸しやでー!忘れんとってよー」この手の人を相手にすると、サディスティックなもう一人の自分が顔を出す。ここから家までのクルマがなかなかつかまらない。どんより曇り空がせめてもの救い。灼熱の太陽に焼かれながら立ちんぼなんてまっぴら。目の前を走り去るミニバスやタクシー。よく見ると、文字・装飾に趣向が凝らしてあるのもある。一押しはボディにデカデカと「Mi Seh!!!!」と文字をデコってるタクシーだった。オーバーリアクションのジャマイカ人がよく口にする言葉。日本語(というか関西弁)に訳すと「あんなぁぁっっっ!!」って感じだろうか。十何台か見送った後、目の前にトヨタ・コースターのバスが速度を落として近づいてきた。「Bタウン?」ぴんぽーん!即効飛び乗る。山道を爆走するバス。デニス・ブラウンがかかっている。細かい雨が降ってきた。ワイパーもつけずフロントガラスに叩きつけられる秋雨。と、緑の風景。なんだかんだいっても、私はジャマイカのバスが好きなんだった。将来ホンダCRVを乗りこなすことになっても(パジェロかもしれない)、ミニバスへの愛情は変わらないだろう。この時間と空気だけはホンモノで、それを日本の誰かと共有できるなら、それほど嬉しいことはなかった。
2013/09/30
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今日は待ちに待った?ボンの学校のPTA会議。3時半開始という、天候(毎日午後から土砂降り)も主婦のスケジュールも完全無視してるし。子供を学校に送り込んだら即効帰って内職・夕食準備・・・と考えていたら、嬢の学校の校長先生に引きとめられる。今から子供たちを図書館へ連れて行くので、一緒に引率してほしいとのこと。これで嬢との涙の別れもしばし延長。「図書館の電話番号知りません?」え、アポなしですか?猛スピードで車やトラックが脇をかすめる中、わらわらと道路に広がる子供たち。こわい。図書館で先生が読んだのはダビデ王の話。こっちの学校にいるとキリスト教は避けて通れない。「おしっこ」と男の子が私のところへ。笑うとタイリースに似ているこの子、私のことがお気に入りのようだ。あわててトイレへ送り込むと、前の席の女子も「私もおしっこ」。「待って!」ついボンにいつも言ってる調子で。連鎖が連鎖を呼び、われもわれも。あんたら、トイレのぞきたいだけやろ!帰りも付き添ってたら、家に戻ったのは10時半。子供のおやつ代わりのお弁当作り(なんか、いつぞやとほぼ同じ)も作ってたら、あーもうお迎えの時間。途中で年中さんのお父さんとすれ違う。「みすちん」と挨拶されたので思わず返してしまった(「みすちん」には無視、というモットーなのに)。みすちんと呼ばれてもムカつかない相手がいる。自分の心の状態にもよるが、それについて考察してみる価値はありそうだ。嬢を連れボンの学校へ。雨が降り出した。洗濯物取り込んでおいてよかった、と安堵。ボンのクラスの前で上のクラスの女子たちが私を凝視。腰に手をあて、態度だけは十分おばちゃん。「あんた、何ジロジロ見てんの!」と隣にいた私のママ友17歳(厳密にいえばママではなくお姉さん)。ミニおばちゃん、ママ友に向き直ってにらみ返していた。「ちゅー でま こんち(田舎もんやからな)」と喉元まででかかった。男子もそうだが、女子も案外タチが悪い。嬢とトイレに入っていたら、しっかりのぞかれていた(ほとんどのトイレがカギがかからない)。考えるより体が先に動いていた。ドアで顔をサンド。私、いつからこんな意地悪になってしまったんだろう?PTA会議の時間まで1時間近くある。座る場所もなく、ただひたすらコンクリートの校舎からしたたる雨しずくを眺める。30分前に部屋が開き、子供にお弁当を食べさせる。ボンは燃料を補給すると、すぐ外に消えた。他にも親を待っているのか、子供たちが廊下で遊んでいる。デオドラントを首から下げる子供をよく見かけるが(ちょうどオフィスで社員が首からIDを下げているような)はやっているのだろうか?PTA会議。この手の集まりって必ず讃美歌を歌わされるので閉口してしまう。目の前の、美尻ならぬ巨尻に圧倒されつつ異教徒は存在を消すしかない。議題は主に役員選出に終始。途中で停電になったので、人の顔がほとんど見えない。それにしても役員なんて、絶対に勘弁してほしい。これから先6年か9年かずっと、その役を免れられることができるだろうか?校長先生は、黒人女優のモニークを彷彿とさせる大きな女性で、華がありトークにも迫力があった。教会ってこんな感じなのだろう。Chairmanの男性の顔のシルエットがヒッチコックそのもの。彼のスピーチの最中に電気復旧。ヒッチコックって、こんな顔だったのか。5時過ぎお開き。道路沿いの家はすでに夕食の時間。ひとさまの家の暖かい営みを尻目に、雨の中、嬢を抱えて山登り。家に着き、大いそぎで夕食・お風呂。嬢撃沈の後、ボンのリュックサックの中身をチェック。パンドラの箱を開けてしまった。ランチ爆弾。給食のチキン弁当の残りが、リュックサックの中で爆発していた。これ、2回目。1回目はこれで新品のBen10のノートがおじゃんに。2度とするな、と言ったのに・・・。盛り沢山の一日を、ありがとうよボン。
2013/09/18
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子供の学校が始まったら自分の時間ができると思っていたけど、間違いでした。ずっとブログの更新も滞っており、すみません!(というわけで、11日の日記です)今日は夕方からピースボートのレゲエコンサートに行く日。子供の学校の送り迎えで一日が終わってしまう今日この頃。午後から毎日鉄砲雨が降るため、夕方からの外出なんてかなりミッションインポッシブル。学校から帰ってきたら子供を風呂に入れすぐに出発したいので、昼のうちに夕食を作っておく。・・とキター!10日ぶり?ぐらいの水道復旧。最近のこちらの水道状況、1~2週間に1度、1時間ほど。そのため、復旧したらフル稼働。貯水タンクへ、ペットボトルへ、洗濯機グルングルン・・・と大騒ぎなのです。そんな、発展途上国ならではの非生産的作業に追われて、内職なんてちっともはかどらない。ありがたいことに、お迎えの時間まで天気がもってくれた。息子の小学校の送り迎え。村のガキどものチンチャン攻撃が激しさを増している。今日は道を歩けばチンチャン大合唱。携帯電話で会話ができないぐらいの大騒ぎ。「セーラー服と機関銃」のワンシーンを思い出す。薬師丸ひろ子が父親のお骨を抱え、全校生徒に見守られながら校庭を歩くシーン。ひろ子にはずらりと並んだヤクザの組員たちがいたが、今の私は一人でやり過ごすしかない・・・。(例えが古くてすみません)大いそぎで帰り、子供を風呂に入れているととうとう雨が降り出した。身動きが取れないので、持って行く予定だったお弁当がおやつになってしまった。幸い旦那からの電話で、バスで通りかかるため、乗せてもらえることになり雨の中出発。雨足は弱まったが、傘を持って嬢を抱えての田舎道は厳しい。ようやく旦那のバスが来た。「はたらくおじさん」というNHKの教育番組があったなぁ・・・。モンティゴベイのフリーポートにさしかかると、ピースボートのクルーズ船が見えた。送迎車らしきバスも走っている。あの中に日本人が・・・。300人の日本人を見てみたいという単純な好奇心でここまで来てしまった。会場のビーチの近くまで来ると、ブラスバンドの音が聞こえてきた。ここで私と子供だけ降りるべきだった、と今は悔やまれてならない。旦那のバスは事務所に向かい、そこに停めている旦那の車で戻ってくる予定だったが・・・。「日本人がいっぱいいて恥ずかしい」という理由で、会社の洗車係に頼み、マイカーを洗ってもらうことに。洗車係、ドラム缶に上りマイクロバスの屋根を洗っている。器用にドラム缶に乗ったまま移動しながらバスの回りを一周していた。そんな人間離れした技に見とれているうちに、小一時間はたっていた。5分もかからない、って話でしたが・・。お決まりの展開で、もう無の境地。しかも、やっと脱出かと思いきや事故渋滞に突っ込む。会場に着いたのは、終了時刻の5分前。中に入ると右も左も日本人だらけ。カリブ海が日本海に見えてしまうから不思議。黄昏のビーチは非日常的リゾートムードで、雨の田舎を脱出しただけの甲斐があった。この夏日本に行ったばかりなのに、この人たちに紛れ込んで、一緒に帰りたい衝動にかられた。帰る場所がある、というのは素晴らしいことだ。あらゆる疲労がたまって、逃げ出したかったのだろう。ラスタカラーのサマードレスや、三つ編み(私も何十年ぶりかで「ミツアミ?」と声をかけられた)、日焼けした背中が、平和そのものに見えた。目の前に母そっくりの女性がいた。ボンも「ばあばみたい」と言うぐらい極似。そこだけ非現実的な空気だった。レゲエバンドはボブ・マーリーのナンバーを演奏している。「アイリー!!」「じゃーらすたふぁーらーい!!」という声が聞こえる。昔のレゲエのイベントを思い出し、面映ゆくなった。亜都利絵コーナー制服イロイロ(ワンピは嬢の)・アフリカンプリントのテーブルクロス制服お仕立てで、亜都利絵、プチ商売デビュー。
2013/09/11
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