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11月20日、安倍晋三首相の内閣総理大臣としての在任期間が、桂太郎の通算2886日を抜き、1885(明治18)年の内閣制度発足以来、歴代最長となることが、「桜を見る会疑惑」を打ち消すように、意図的に報道されている。 長けりゃいいというものではない。長い期間に何をしたかだ。第一次政権の時は記憶に薄いが、第2次政権以降は、とにかくトラブルメーカーで、人質拉致問題の硬直化、進展がないばかりか、完全に出口を見失っている限りで、拉致被害者家族を裏切っている。 次にかたくなな嫌韓感情から「元徴用工問題」をさらに日韓の敵愾心に変え、韓国をホワイト国から除外して、GSOMIAまで破棄させてしまい、あと3日でわが国の安全を脅かすことになる自動消滅の危機の瀬戸際に立たせている。朝鮮半島の安全をぶち壊してしまいかねない状況を作り出している。ロシアからは軽く見られ、北方領土返還はゼロ査定だ。ロシアからも信用されていない。 トランプの足元でしっぽを振って、税金を戦闘機や戦艦などにばらまいている。消費税増税で低所得者の実質賃金の切り下げを行い、長時間労働へと駆り立ててきた。 森友、加計学園問題では、官邸の圧倒的権限を利用して、国有地を不当に安く売却した件を闇に葬り、お友だちの経営する大学の獣医学部を優先して認可し、税金の無駄遣いを助長している。 自衛隊条項の憲法改正は口先ばかりで、金科玉条のように「改正」を叫んではいるが、真に救済を必要としている被災者には、目もくれないのと同然の冷たさだ。 裏返しに、自身の後援会組織を「桜を見る会」に、ツアー・イベントがらみで招待し、税金の私物化を進めてきた。 長期にわたる在任期間のうちにしたことは、上にざっと示した負の遺産(サンクコスト)をばらまきまくったことに尽きている。長くやったことは褒められることではなくて、民主主義を壊し、官邸を強化して官僚統制を強め、党内の多様な意見に対して口を封じ、モラルにかける国会議員を量産してきた。長期政権のうちに、利権優先の縁故資本主義を強化し、カネが蔓延する「新自由主義」を進めてきた。 こうして為政(政)が乱れると、人身の乱れを生じ、政治行政機構の腐敗が進み、巷には犯罪が蔓延し、末法の世を思わせる腐臭が国内の隅々に蔓延し、令和の時代を死臭で包もうとしている。
2019.11.19
ジャニーズの小宮君が結婚電撃発表した。といっても「電撃」というのは、テレビ局が使っている表現なので、小宮君が電撃的を意図したわけではない。結婚はめでたいことであり、何も他人の幸せにクレームをつけようというのではない。私は、芸能人の結婚がテレビや雑誌でニュースネタになるのかどうかは、また結婚報道することに何の意味があるのか、その理由についてつぶさには知らないが、おそらく次のような背景があるからだろう。 芸能人は「社会」の中では特別な存在であり、「結婚」をファン層や、雇用主であるテレビ局等に告知する必要がある。結婚は芸能人の活動に制約(裏を返せば新たなビジネスチャンス)をもたらすものであり、仁義を切っておく必要がある。結婚はニュースであるのみならず、役者として新しい境地を開くものであるから、仕事確保のためにPRする必要があること。 小宮山君の場合、所属ジャニーズから独立する(活動を停止する)ことになっており、新しい仕事を確保するために、新しい境地を開いておく必要があったのではないか。芸人、仕事確保に陰りが出たときには、新しいニュースネタを作って露出を増やすことで、プロモーション活動の良いネタになることがあげられるのではないか。病気と闘病生活の告知も芸人の露出を増やし、ある意味美化するのに役立つ。 おそらく対極の「離婚」や「不祥事」ですら、出番の減った芸人には、いわゆる「露出」によって、テレビで話題にされる機会が増え、仕事オファーにつながることが考えられる。あるいはちょっとしたスキャンダルですら、出番の減った芸人には、ありがたい出演のきっかけになることは否めない。そうしたスキャンダルを意図的に作っている節がある。 ともあれ、誰それが一般男性と、あるいは一般女性と結婚する、した、という表現は、芸能人を「一般」と区別される「特別」な存在とみているからであるが、では、さて何をもって特別な存在に該当すると考えられているのだろうか。天皇陛下や皇族方を特別な人と呼ぶのは、その当否は別として、雲の上に存在するかのような存在という表現ができるからであり、違和感は感じられない。 この事例からの類推として、有名芸能人を単なるアイドルや人気者を超えた超俗的なベールに包まれた、偶像化された存在=商品とみる向きもないではないであろう。こう考えて来ると芸能人が、ある種の偶像崇拝の世界に崇められたアイドル=特権階級として大きな集団をなすことに気付く。「一般人」と結婚する芸人の「特別な存在」は、日本が古来より受け継いできた、様々な形の偶像崇拝=アミニズムの大衆版だとは言えないだろうか。 日本の大衆芸能が、アイドル主義を根強く温存し、そのことが大衆の政治に対する不満の吸収装置として機能し、国家体制の安定装置になっているというのも一つの仮説として成り立つと思う。毎年の「桜を見る会」に大勢の芸人が招待されるのも故なしとはしないのだ。芸能人志向は経済や生活がIoT、AI化するにしたがって、就業人口が製造業や農林水産、商業や物流から「遊離」し、芸能・スポーツビジネスに移動するにしたがって、このような構造を持つ芸能資本主義が幅を利かせて来るのだろう。その限りで「芸能人」は「一般人」ではなく特権階級でなければならず、かかる意味での「商品」でなければならないのだろう。
2019.11.13
さて、連載の2回目になります。前回、本番に入ることを予告したので、「職場」について一歩踏み込みます。職場とはなんでしょうか? この二文字からすると「職業をする場所」ということになりそうです。職業にはいろんなものがあります。仕事をする場所と言い換えていいかもしれません。すると、仕事をする場所にもいろんな場所があります。怪人50面相ことわたくしは、今書斎で仕事をしています。私の仕事は、そう、モノを書くこと、物書きつまり作家です。「職業」という語感は、事務や現場、公務員とか消防署員といった、具体的な具象を表現しますが、仕事と言う場合は、これ等具象を捨象した抽象的な意味合いになります。抽象度を上げると「労働(labor)」になります。仕事を、何らかの商品生産を行うためにする「筋肉と神経系統の発露(はたらき)」とした場合、具体性(商品の使用価値の形成)と抽象性(商品の交換価値の形成)の二面性があると言うのは、またあとで取り上げたいと思います。会社員「おい、なにやら難しいことを企んでいるようだが、労働の二面性と言うのはどこかで聞いたような気がする」怪人50面相「すごいですね! もしも大学で聞いたのなら、たぶん、昔の大学の経済学の授業だと思います」会社員「う~ん、そうだ思い出したぞ。まあいい、先に進め」怪人50面相「ありがとうございます。具体的有用労働と抽象的人間労働とういうのが正確なんですが、このまま進みます」会社員「何か面白そうでもあるし、難しそうでもある。しばらく付き合ってやる」怪人50面相「では、事例をひとつ考えましょう。パン屋さんをイメージしてください。美味しそうな焼きたてのパンが売られています。店の奥ではパン職人がパンを焼いています。店では販売員がお客さまのお相手をしています。売られているパンはこの店の職人さんが焼いたものです。今このパンがひとつ、お客さまに買っていただけました」会社員「わかる、分かる」怪人50面相「パンは食べるものですね。野球のボールではありませんね。パンは食べるという使用価値をもっています」会社員「そんなことを考えて食べたらおいしくない。まあいい」怪人50面相「パン屋さんにとって、パンは使用価値生産です。買う人にとっては使用価値の消費です」会社員「うん、その通りだ」怪人50面相「それだけでしょうか。パン屋さんは使用価値としてのパンを作っているだけではなく、売って収益をあげなければならないので、製造原価を超える価格で売らないといけません」会社員「当たり前だが、その通りだ。何が言いたいんだ、急げ」怪人50面相「急がば回れ。パンは一面では使用価値を持っているけれども、他面ではお金をいただいて儲けになる、つまり交換価値をもっていなければなりません」会社員「理屈っぽいなあ。でもまあいい。パンは、一面でお客さんの食欲を満たす使用価値、他面で設けの対象になる交換価値を持ってる。そうだな」怪人50面相「その通りです。ここがわかれば、どんどん先へ進むので、あなたは優秀な生徒です」ね」会社員「まあ、ほめてもらってうれしいが、明日、会社が早いので今日はこれくらいにしてくれないか」怪人50面相「いいでしょう。ではまたここでお会いしましょう」(続く)
2019.11.04
お断り この推理小説はフィクションであり、現実の団体や人物とは一切関係がありません。 これまでのあらすじ ミュージシャンの藤堂麻里矢は、ディナーショーで、横浜の山下公園のホテルにきていたが、ショーの終了後、深夜に、ホテルの9階の部屋から、真下の山下公園内で、殺人事件が起きた現場を目撃した。神奈川県警の夏警部に、二人連れで歩いていたうちの一人が、男を海へ突き落としたと証言した。 二人は傘をさして歩いていたが、赤い傘のほうが黒い傘の男のほうを海へ突き落したと、見た儘を教えた。捜査は始まったが、赤い傘を持った女性が、確かにホテルへ投宿はしていたが、偽名で泊まっており、顔も身元も分からなかった。 被害者の沢田研一は、東京の芸能プロダクションのマネジャーをしていたが、会社では手掛かりになる事実は聞かれなかった。 過去の事件で知り合いだった、藤堂麻里矢の友人の山梨玲子も加わって、神奈川県警に協力することになったが、そのころ、鳥取県の白兎海岸で別の殺人事件が起きた。大阪のコンサルタント会社の社長が、何者かに殺害されて海に浮かんだ。鳥取県警の仲村警部は捜査を開始する。 横浜では、沢田研一の妻が探偵の山梨玲子に、極秘裏に事件の真相をあきらかにすべく調査を依頼した。山梨玲子は沢田のパソコンを手掛かりに調査を開始した。(十) 鳥取県警の二人は大阪府警へ寄ってから、君川俊夫の自宅を訪問した。息子の君川翔は会社へ出かけていたが、細君は在宅していた。仲村と瀧川は遺影の前に線香をあげ、手を会わせてから用件を告げた。「主人も息子も会社や仕事のことは家ではめったに話しませんから、いったいどうなっているのか全然分かりませんし、息子に聞いても同じことで、ただただ、途方にくれています」「ご主人はご自宅でパソコンはなさいますか?」 瀧川が聞いた。「いえ、主人はタブレット端末を持っていて、それで何でもやっていました」「会社の仕事もですか」「そうです」「ご主人は、鳥取市内のビジネスホテルに宿泊なさっていましたが、何か心当たりはありませんか」「仕事関係のことは一切口にしませんでしたし、でも、ビジネスホテルに泊まるとは申しておりました」「ご主人は、以前に鳥取へ行かれたかことがあるとか、ご自宅で鳥取のことを話題にされたことはありませんか」 君川敏夫の妻は、しばらく考えてから、「鳥取市で人に会って、それからいい機会だから松江の方を回って帰る、と申しておりました。それでお泊まりはと聞くと、松江市内だと申しておりました」と答えた。「鳥取と松江のホテルは分かりますか?」「いえ、主人はいつもネット予約で取っていましたから」「奥さんは、ご主人とはメールのやり取りはなさっていましたか」「はい、ショートメールですが」「差し支えなければ、見せていただけませんか」妻は訝しげな表情をしたが、いったん下がってケータイを持参して、「どうぞここをクリックしてください」と言って、ケータイを仲村に渡した。メールは専用のホルダに保存されており、若い瀧川が操作した。二人の目線が、あるメールに釘付けになった。(つづく)夏光一郎警部シリーズ(既刊)(既刊)『野獣の美学殺人事件』文芸社、2011年『リオの蝶殺人事件』文芸社、2011年『磯の香りの謎殺人事件 夏光一郎警部巨大地震と戦う』文藝書房、2011年『夏光一郎警部 猫の一分 美人博士とブッチーの活躍』Kindle版『夏光一郎警部 夏光一郎警部 湯河原発量子力学の女』Kindle版『連続僧侶殺人事件(上)夏光一郎の試練』Kindle 版『連続僧侶殺人事件(下)』Kindle版『夏警部 ブラック企業を追え 中国塩城に舞う鶴の化身』Kindle版『夢を売る女』Kindle版
2019.11.01
職場で安楽死するための50のキーワード 1 このタイトルに嫌悪感を抱く人がいるかも知れませんね。きっといるでしょうね。絶対にいるでしょう。必ずいます。いやいや働いているのに、職場で死ねだと‼ しかも安楽死だと‼ ふざけるな‼ と思ったら、あなたの神経は正常なので、このまま読み進めてください。 バカヤロー、誰が読むか‼ と思ったら、だまされたと思って、せめてこのページだけでも読んでください。 このブログは、社会からほうり出された哀れな人間が書いています。定職のない、その日暮らしの動物に近い人類です。「嘘だろ?」「本当です。読む気になりましたか? 社会の外から社会を眺めると、真の姿が見えるのです」「ホームレスか?」「家はありますが、ホームレスに近い人間です」「怪しい」「そう、怪しい人間です」「安楽死ってなんだ」「別に医学的な意味ではありません」「お前は、お寺の回し者か?」「違います。私は仏教は嫌いです。関係はありません」「じゃあ、葬儀屋の関係か」「それも、違います。」「じゃあ、医療関係だろう」「さっき、お答えしました」「得たいの知れない、変質者か詐欺師だろう?」「いたって真面目です。とりあえず、怪人50面相と申し上げておきます」会社員「ごじゃごじゃとごたくを並べていないで、早く言いたいことを言え」怪人50面相「ありがとうございます。私はあなたのような物言いのお方が好きです。竹を割ったようで、気持ちいいです。でも、今日は自己紹介だけにして、次回から本題に入ります。全部で50回の連載になります。でも途中で安楽死するかも知れません。その時は、平にご容赦願います」(つづく 怪人50面相)
2019.11.01
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