PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
「ああ、これは見よう!」 と決めていました。 神戸の初日 に見ました。見終えて、しばらく立てませんでした。とてもイイ作品だと思ったのですが、
「これが、今という時代なんやなあ。」 と思うと、やっぱりへたりこんでしまいますね。
スペインの片田舎カタルーニャで、今、失われていきつつある 「ある時代」、「ある世界」 の姿を監督は描きたかったのではないでしょうか。危機にさらされた家族が、どんなふうに絆を保ち智づけることが出来るのか。映画は、それぞれの人間性のつながりを丹念にたどることで家族の崩壊を、なんとか保ち続ける物語を描きます。
で、 ラストシーン
に映し出されるのは家族の暮らす美しい家とその庭です。これが
カタルーニャの田舎の暮らしの風景! というそのかたわらでには、しかし、 大きなクレーン車 が桃の林を根こそぎ切り倒してゆくのをのを見て、ボクは胸が塞がりました。桃の木の苗を植え、水をやり、実をつけさせてきた技術はどうなるのでしょうね。子供たちが宇宙戦争ごっこをする基地も、宇宙船だったおんぼろ自動車も、もちろん撤去されてもうありません。
ボクたちは、今、どんな時代を迎えようとしているのでしょうね。 見ていてなんだか変だなと感じたので、調べたところ、映画は 「カタルーニャ語」 の作品で、登場人物たちは、どうも、プロの俳優さんたちではなかったようです。地元の人たちですね、きっと。ついでにわかったことは、元の題名の 「アルカラス」 というのは カタルーニャの地名 のようです。要するに、これは 「カタルーニャ映画」 なのですね。
滅びゆくカタルーニャの姿 を撮りのこすことにこそ、ひょっとしたら監督の意図があるのではないかとボクは感じました。
映画の時間 エドワード・ヤン「海辺の一… 2026.07.23 コメント(1)
映画の時間 濱口竜介「急に具合が悪くな… 2026.07.19 コメント(1)
映画の時間 フリーヌル・パルマソン「き… 2026.07.15 コメント(1)