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というわけで学校帰りに(昨日の日記参照)"Girl with a pearl earring"(「真珠の耳飾りの少女」)をみに行ってきた。わたしはトレイシー・シュヴァリエの原作はおろかオランダの画家ヨハネス・フェルメールすら知らなかった。そもそもわたしは絵画にはまったく詳しくない。美術館というものがすきになったのはこちらに来てからである。とくに画家の人生までも知ることのできるような美術館にはとても惹かれる。その点ノルウェー・オスロのムンク美術館はとても印象的だった。絵というものはそれぞれ物語をもっているものだと思う。その物語にここまで思いを馳せられるシュヴァリエは正直すごいと思う。わたしは原作から読むべきか映画からみるべきか一瞬迷ったけれど自分の気持ちに正直になり映画からみることにした。残念ながら世界史の知識も欠けているので時代背景を具体的に想像しにくかったのだけれど、1660年代というのはおそらくシェイクスピアなどが活躍していた時代のすこし後だと思う。画家フェルメールが住むデルフトという街には運河があり、街を行き来するときはゴンドラをつかったりもする。それはわたしにヴェネツィアを連想させた。それから人びとは色のない服を着ている。たいていの女性は(何という名前かわからないけれどフェルメールが"tile"と言っていた気がする。)白い頭巾のようなものをかぶり髪の毛を隠している。(まぁフェルメールの妻などは別だけれど。)とくにフェルメールの妻の母(彼女はフェルメール一家と同居している)なんかは黒ずくめの格好をしていて、(これも何という名前かわからないけれど)白い、エリマキトカゲのような襟をつけている。ときにはそれが大きな十字架の首飾りだったりする。フェルメール一家が住む家の台所はエディンバラでみた中世の人びとが住んでいたという家を思い出させた。たいていそのような家では係のひとがそれぞれの部屋の説明をしてくれるのも興味深い。ほんとうにエディンバラという街は博物館の宝庫だった。そのエディンバラの家のようにフェルメール一家の土壁の台所の真ん中には調理台が置かれ壁には大小さまざまな金属の鍋がかかっている。16歳の少女グリートはフェルメール一家の住み込みのお手伝いさんになり、しだいにフェルメールが絵の具をつくるのを手伝うようになる。この時代の絵の具は手作りだったようである。鉱石をつぶしパウダーを溶かす。手作りの絵の具はきっと人工のものには出せないような味わい深さがあるのだろう。そうやってグリートは妻でさえ畏れをもっているようなフェルメールの部屋に通うようになる。画家にとってその部屋はきわめてプライヴェートなものだと思う。グリートはそれを共有してしまうのだ。うつくしい映画だったけれどみていて胸が熱くなることはなかった。帰りがけにシュヴァリエの原作を買って帰ったのでゆっくり時間をかけて読んでいこうと思う。---明日提出のエントリーシート書かなきゃ!(*_*)
January 30, 2004
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今日は授業がない日だったので郵便局に行ってまた1社エントリーシートを投函してきた。いろいろ不安は残るけど。(^▽^;)くよくよしないことにしているのだ。最近古い映画ばかりみて(日記参照)新作はちっともみてなかったのだけれど、今日出かけたついでにニュースエージェントで"Evening Standard"を買ったら、年明けてからはけっこうおもしろい映画をやっているみたいである。(年末はイマイチだったのである。)アカデミー賞授賞式が近づいてくるとやっぱりちがうものなのかなぁ。いま気になるのは"Girl with a pearl earring"(邦題「真珠の耳飾りの少女」。日本では4月に公開されるようである)。まずタイトルに惹かれる。なんとなく文学の香りがして映像がきれい(であろう)映画にはけっこう惹かれるのである。原作も読んでみたいなぁ。(*^▽^*)---昨日はほんとうに驚いた。授業が終わって外に出ると吹雪だったのである。確かに明け方には雪が降っていたのだけれど、明るくなってからはすっかり晴れていたので不意打ちである。(*_*)ロンドンのお天気はほんとうに予想不可能。天気予報もかなり適当な気がする・・・。
January 29, 2004
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今朝起きたらやけに大きな粒の雨が窓の外の通りの外灯のまわりを舞っていた。雪かなぁと思った。でも雪なら白いはずだけれどそれは透明だった。おかしいなぁと思って眼鏡をかけてよ~くみてみるとやっぱり雪(!!)だった。ロンドンでは初雪。でももうすっかりやんでしまった。昨日かなり本命の会社のエントリーシートをなんとか書き上げた。自己分析の詰めが甘いのは否めない。でも書くたびによくなっていけばいいのだ、と自分に言い聞かせる。そして昨日かなりいいなぁと思う会社がエントリーシート受付していることを知る。しかも今週の土曜日が締め切り(消印有効)!!(>_<)最近時間のつかい方がうまくいかない。オチオチしていると勉強のほうがおろそかになりがち(^▽^;)なんとかしなくちゃ!
January 28, 2004
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今日はあんまり寝てない(^▽^;)初のエントリーシートを8時間かけて書き上げてCurzon Cinema SOHOに急いで向かう。友人と約束しているのだ。わたしは基本的にはひとりで映画をみることのほうが多いのだけれど、友人とみたい映画が一致したときはこうしていっしょにみに行くことにしている。ひとりでみるのもいいけれど、友人とみるのはもっとわくわくする。わたしはみた映画について考えたり書いたりひとに伝えたりすることがすきなのだけれど、友人とみるとみた後まだ熱が冷めやらぬうちに互いの感想を言い合ったりできるのがいい。だからわたしにとって友人と映画をみるということは、映画をみて、その後感想を言い合うところまで含む。映画というのは不思議なものでみている最中、みた直後に「ああ、よかったなぁ」というものもあれば、あとからじわじわと「ああ、よかったよなぁ」というものもある。わたしの場合、たいていの場合、みた直後はいろいろな想いが押し寄せてきて混乱している。というわけで今日は「羅生門」をみた。昨年末、Mayfairで「生きる」をみたときはガラガラだった(立地もその理由のひとつかもしれない。)ので、その感覚で映画館に向かったら、すごいことになっていた。チケット売り場は行列になっていた。「もしかしたら、入れないかも」と一瞬不安になったけれど、なんとか入ることができた。でも座席はかなり埋まっていた。この映画は「羅生門」というタイトルだけれど、もとになったのは小説「羅生門」ではなくて「藪の中」(これも芥川の小説)だという。映画館のウェブサイトに書かれてあるあらすじを読んだとき正直ちょっとゲゲッと思った。もしかしてエグい映画なのかな、と。エグいのはめちゃくちゃ苦手だ。でも最後までみても、エグい場面は出てこなかった。もしかしたら小説のほうがエグいのかもしれないと思った。小説のほうが自分でいろいろイメージしてしまうから。だから高校の国語の教科書に載っていた「羅生門」の強烈なイメージはいまでもわたしのなかに残っている。しかも高校ではご丁寧に何度も音読するから、よけいかもしれない。この映画では三船敏郎の演技が印象的だった。実はこの映画に「三船敏郎」が出ているということは知っていたのだけれど、部屋に戻ってくるまで、どのひとが三船敏郎か知らなかった。それから多襄丸(たじょうまる)だということを知った。この映画は日本の映画だからもちろん日本語なのだけれど、むずかしいと感じた。問題はことばだけじゃないのだと思った。英語の映画でもわかりやすい映画はいくらでもある。わたしは日本の映画を外国でみるとき、とりわけそれが外国でも評価されてきた映画なら、「どうしてこの映画は外国人に受けたのだろうか」ということを考えずにはいられない。この映画が受けた理由のひとつはもしかしたら多襄丸と侍が剣で対決するシーンかもしれない。これは多襄丸、侍、その妻、そまぎ売り、すべての証言のなかで出てくる。それから「日本らしさ」みたいなものが表されているものが好まれるのかもしれない。この映画をみたときいったいどの時代なのかはっきりわからなかったのだけれど(ことばも大河ドラマ調ではなくて普通に現代語だったから。)、帰って調べてみたら平安時代のようである。わたしは何かきっかけがないと「ひととは・・・」っていうことをあまり考えないのだけれどこの映画をみれば嫌でも考えてしまう。ひととは物事を自分の都合のいいようにしてしまうものだろうか。ひととはなんのために嘘をつくのだろうか。云々。「生きる」よりおもしろかったね、というのが友人と共通した意見だった。「生きる」にも出ていた志村喬がこの映画にも出ていた。---映画が終わって映画館から出ると中華街がにぎやかだった。中国の新年は22日だったのだけれど、いまだに正月気分らしい。日本のとは明らかにはちがう、色とりどりの華やかなちょうちんがいっぱいぶら下がっていた。それからパレードをしていたのだけれど、あまりにもすごいひとで、ちっとも見えなかった。紙でできたドラゴンを買った。友人もわたしもどうしようもなく中華料理が食べたくなったのだけれど、みんな考えることはおなじらしくどこの店もいっぱいだった。---その後友人の友人も合流する。中華料理は断念してモロッコ料理(!)の店に入る。ムサカだとかハマスだとか食べたのだけれど、1番おいしくいただいたのはミントティー。これはモロッコ特有のものなのかどうかわからないけれど。殺人的な量(!)の砂糖が入っているので甘ったるいのだけれど(紅茶に砂糖3つ入れる友人ですら甘いと言っていた。)、涼しげな香りがする。今度見つけたら買いたいな♪アラブ圏といえば水パイプ!この店でも吸っているひとがいた。いつか吸ってみたいな♪ドラッグが混ざっているのじゃなくて純粋な水パイプを吸ってみたいなぁと思う。ところで友人の友人がおしゃべりで疲れた。(>_<)わたしもときどきおしゃべりになるけれど、世間話はあんまりしない。世間話は聞いてて疲れる。---寮に戻ると本が届いていた。(*^▽^*)「送って」と頼んでいたやつだ。江國香織さんの「絵本を抱えて部屋のすみへ」と「日のあたる白い壁」だ。何度か読んだ本なのだけれど、どちらもここで読みたくなるような本である。(送ってくれてありがとう!)
January 25, 2004
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↑「あったかくして出かけましょう♪」っていう感じかなぁ。なんかイメージが思い浮かんで、響きがすきなフレーズのひとつ。今日ひさしぶりにリージェンツパークに行ってきた。あまりにもいいお天気だったから。それに最近光合成していなかったから。(^▽^;)そして何よりも気分転換したかったから。あのまま部屋でエントリーシートに向かっていても、いいことなしだと思った。ところでイギリス人はすこしでもお天気がいいと公園に出かけるひとが多い。言ってしまえば、それほどお天気がいい日がすきないということなのだけれど。とくに冬は。「お天気がいいと公園に出かける。」それがわたしにも、うつってしまったらしい。まぁ、公園内では英語ではないことばも飛び交っていたので、うつってしまったのはわたしだけではないようだけれど。いくらお天気がいいと言ってもまだ真冬。芝生でお昼を食べ、ベンチで本を読んでいたら体の芯まで冷え切ってしまった。つぎ行くときは、ぐるぐる巻きにして出かけなきゃ!いまのリージェンツパークでは樹々はすっかり葉っぱを落としてしまっている。6月には花が咲き乱れていた薔薇ゾーンも、いまは閑散としていて、いまは花の名が書かれた立て札がやけに目立っている。薔薇のひとつひとつに名前がついているのはおもしろいなぁと思う。そう思って名前を覚えようとするのだけれど、いつも部屋に戻ってくるとすっかり忘れてしまっている・・・。わたしはリージェンツパークでは池沿いに植えられた柳の樹がすきなのだけれど、それも見事に葉っぱを失っていた。でも芝生に名も知らぬ、ちいさな花が咲いていた。(*^▽^*)さてと、これからまたエントリーシートに向かいます☆エントリーシートでは「長所」「短所」も聞かれたりするのだけれど、客観的なコメントがほしいなぁと思って、何人かの友人にメールで聞いてみたところ、ひとりから丁寧な回答があった。(ほんとうにありがとう!)「やっぱりなぁ」というのやら「へ~、そうなんだぁ」というのやらがあって興味深かった。---あっ、今日早起きしてレッチリのハイドパークのライヴのチケットゲットしました!!ちなみに、もうソールドアウトみたいです・・・。でも、わたしがチケットゲットした後に追加公演発売されてて、それもソールドアウトだった。ちょっとショック(>_<)
January 24, 2004
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こんにちは☆日記サボり気味のcandy pinkです。(^▽^;)今日は友人といっしょにCurzon Sohoに「奇跡の海」("Breaking the Waves"96年/デンマーク)をみに行きました。朝早かったのでガラガラかなぁと思いながら映画館に向かったのですがけっこうな盛況ぶりでビックリしました。「奇跡の海」は日本でも映画好きのなかで人気がありますが、イギリスでも人気があるのかなぁと思いました。昨日知ったばかりなのだけどエミリー・ワトソンはこの映画が初めての映画なのだそうです。彼女は以前の日記でも触れたことがありますがもともと舞台女優でした。この映画では教会で神に告白しながら神の声もその演じ分けが見事でした。この映画は章立てになっていてそれぞれの章の初めに流れる70年代の名曲もすばらしかったです。曲名は聴いたことなくてもどこかで聴いたことがあってなんかいいなぁと思っていた曲ばっかり。ラルス・フォン・トリア―監督の映画はむづかしいと思います。1回みただけではよくわからない。この「奇跡の海」はもう何年も前に1回ビデオでみたことがあるのだけどそのときはよくわかりませんでした。いまもよくわからない。キリスト教のことなどわからないとこの映画を深く理解することはとうてい無理のような気がします。この映画の後、おんなじ映画館で「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も上映されていて、みるつもりだったのだけど「奇跡の海」をみることに全精力をつかい果たしてしまってみることができませんでした(^▽^;)ところで「奇跡の海」なのですが日本で上映されたときは修正されていたような気がするのだけれどどうなんだろう?ちなみにこちらでは修正されていませんでした。確かユアン・マクレガー主演の「ヤング・アダム」("Young Adam")という映画でも米国ではかなり修正されていたようだけれどこちらでは無修正だったようです。みてないのだけれど(^▽^;)これだけではなんとも言えないのだけれど米国よりもこちらのほうが性に対して寛容なのかなぁ?--- この映画館は中華街のほど近くだったのだけれど22日の中国の新年を前にしていろとりどりに飾りつけされていました。通りにもこころなしか中国人の人びとが多かったような。
January 18, 2004
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(↑ロンドンアートフェアの公式ガイドブック「アートマグ」("ART MAG") (↑ギャラリーによってはチラシやポストカードなどを用意しているところもある。この絵は"Mark Jason Fine Art"というギャラリーのFrank Kielyの"The Turn"という作品。ちなみに誰かがお買い上げしたようである。) (↑上とおなじギャラリーの日本人アーティストの作品。Sumiko Seki"Sakura Sakura") こんにちは☆週末の日記をまとめて書いているcandy pinkです。(^▽^;)なんかつづくかどうかわからないけれどアートのことはまた書いてみたいと思ったので①としました。(*^▽^*)「ロンドンアートフェア」は1/14~18までイズリントンビジネスセンター(Islington Business Center)でおこなわれました。ロンドンはいろいろな表情をもつ街として知られていますが、アートもそのひとつだと思います。ただアートと一口に言ってもあまりにも広いのでいったいどのようなフェアかなぁと思いながら行ってきました。ちょうどイズリントンは徒歩圏内なので散歩がてら行ってきました。行ってみると思っていた以上に規模がおおきくて驚きました。吹抜けになった3階建ての建物のなかにあるわあるわ。約100ものモダンアートのアーティストの作品が出展されていました。ギャラリーごとに展示されていてそれぞれのブースにはギャラリーの人びとも来ていました。ほとんどの絵は売られていて安いもので日本円で5万円くらい、高いものになるとひっくり返りそうになるような値段で売られていました。(*_*)それでも意外に売れているんですよね。「絵を買おうか」と思うようなこころの余裕、いいなぁと思います。わたしは遊び心のあるものや楽しい気分になるアートがすきです。このアートフェアに数多くある作品のなかで1番吸い寄せられたものはいろいろな色の絵の具が詰められたビニールが上から提げられていてそのビニールに開けられたちいさな穴から垂れる絵の具が下に模様を描いているというものです。展示あれるときにはすでにつくられてしまったものもいいけれどこういう、展示されているときですら現在進行形でつくれらているアートもすごくおもしろいなぁと思いました。なんていうかつくられている過程をみられるのはおもしろいなぁ、と。わたしの場合アートをみているとき、自分のなかでもいろいろなアイディアが浮かんでくる。クリエイティブなものをみていると自分のなかでも(わずかしかない)感性が研ぎ澄まされていくような、そんな気がします。だからアートをみたいと思うのかなぁ。
January 17, 2004
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18/01今日ちょっといいことがあった。映画の帰りに友人とコーヒーを飲みに行った。ちなみに、そこのコーヒーショップは1回コーヒーを注文するごとにスタンプを押してくれる。スタンプ10コでコーヒー一杯サービスしてくれるのだ。友人のポイントカードはスタンプがいっぱいになっていたのでコーヒーを一杯サービスしてもらっていた。わたしのはスタンプ1コしか押されてなかったんだけれど店員のお兄さんが残りの9コぜんぶいっきにばぁ~っと押してくれた。最初、事態が把握できなかった。(^▽^;)わぁ~~~い(*^▽^*)/つぎ来るときタダでコーヒーが飲める☆ううん、それよりも予想もしていなかった、ひとの親切な行為ってほんとうにうれしい。いつだって。 おもしろい本を見つけた。それが↑の写真の、ABSON BOOKS LONDONから出ている、"Scottish・English English・Scottish"である。そのタイトルどおり、「英語スコットランド語・スコットランド語英語辞典」である。たとえばEdinburgh(エディンバラ)はスコットランド語ではAuld Reekieというようである。スコットランド語のなかにはゲール語も入っていた。Englishman→Sassenachなど。この本に書かれてあるスコットランド語、ほんとうにつかわれているかどうかエディンバラ出身のフラットメイトと話すときに今度ためしてみようと思う。昨年の6月、エディンバラに行ったときホテルのひととバス会社のひとの英語がわからなくてほんとうに困った(>_<)スコットランド人でもみんなが英語がなまっているわけではなくてどうやら個人差がはげしいようである。友人はホテルのひとの話す英語は「東欧のことばみたい」と言っていた。そういえば昨年の11月にプラハに行ったときバスの運転手がチェコ語で無線で話しているのを聞いてイギリス人が「スコットランド英語もみたい」とゲラゲラ笑っていた。(^▽^;)なんか失礼なひとたちだなぁと思ったけれどそう言われてみると似ているかもしれないなぁと思った。この「スコットランド語英語・英語スコットランド語」シリーズ、ほかにもいろいろ出ているようである。英語米語・米語英語辞典とか英語アイルランド語・アイルランド語英語辞典とかランカシャーやコックニーの英語辞典もあるようである。文化としてのことばはおもしろいなぁと思う。
January 16, 2004
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今日は授業のない日。昨日でTerm1のレポート3つがすべて終わった。昨日は徹夜だったんだけれど疲れた体にムチをうちながら授業にでてきた。ぜんぶ終わって家に着いたとき気が抜けた風船みたいになってしまった。 昨日のつづき。江國香織さんが「号泣する準備はできていた」で直木賞受賞されたらしい。京極夏彦さんとともに。おめでとうございます!!(*^▽^*)うれしいんだけれど、ちょっとフクザツ。「号泣する準備はできていた」はわたしの1番のお気に入りではない。この本は「ホリー・ガーデン」や「神様のボート」のようには生活の一部にはなりえないなぁ、という感じ。江國さんは最近長編を書かれていないのでそろそろ長編が読みたいなぁと思う。
January 15, 2004
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やれやれ。このレポートが終わったら、いつもどおりの生活にもどれる!!フラットメイトのパキンスタン人が正月に一時帰国していたらしく↑のような、おみやげをもらう。この写真じゃかなりわかりにくのだけれどこのバッグ、一面に、ちいさな鏡がちりばめられている。ちいさな鏡がちりばめられているデザインってインドのものかと思っていたのだけれどパキスタンにもあるのね・・・。インドには行ったことはないのだけれどインドの雑貨が売られている店はロンドンや東京だけでなくてあちこちにある。この鏡には、なにか意味あるのかなぁ?魔よけとか幸福を呼ぶとか。う~~~ん、よくわからん。しばらく寮住まいをしていると誰かが一時帰国や旅に出るたびにおみやげが増えていく。昨年のフラットメイトたちにもらったもの。銀(?)に熊が彫られた、カナダのキーホルダー、木の靴にかたどられた、オランダのキーホルダー、花が描かれた、スペインの扇子、キルトを身にまとった、スコットランドのちいさなくま、ちりめんでできた、日本のくまのストラップなどなど。それらは昨年のフラットメイトたちをなつかしく思い出させる。今年のフラットメイトからもらったものもすこし先にはそういうふうになってしまうのだろうか。 江國香織さんの「号泣する準備はできていた」が今年の直木賞の候補にあがっているということを知り、ちょっと読み返してみる。いままでのものに較べてそんなによかったかなぁと思いながら。短編集なのだけれど確かに後半のほうのものはいいのかもしれない。なかでも「どこでもない場所」が1番すきだなぁ。なんだか幸福な感じがする。
January 14, 2004
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イギリスの幼児向け番組は、たいてい日本でも放映されているような気がする。たとえば機関車トーマス(英語では"Thomas The Tank Engine"というようだ。なんかおもしろい。)、ポストマンパット、テレタビーズなどなど。でもBagpuss(↑の写真のねこの名前。)は日本では放映されていなかったと思う。なんでだろう?ピンクのねこはすてきだし、ほかの登場人物もユーモアにあふれている。Bagpussは友人(81年生まれ)がちいさな頃にテレビで放映されていて最近またリバイバルされたようである。いつかみてみたいなぁ。幼児向け番組はたいてい早朝にやっているので低血圧なわたしはとても起きられないのである。友人にポストマンパットの日本語バージョンの歌を歌ってみせるとなんか気に入っていた。「ノートに歌詞を書いて」とまで言われた(^▽^;)この友人、ヘンな日本語ばっかり覚えている。たとえば「「こんにちは」とか「ありがとう」とかまともなのはひとつも覚えていない気がする・・・。ちなみにポストマンパットの歌はこんな感じ。↓♪ポストマンパット ポストマンパットゆ~び~んやさ~んと~ ぶちねこちゃ~んに~も~つを~ば~んに つめこ~んだら~あさひ~とい~っしょに~ しゅ~ぱつだぁ~~~♪なんで歌詞まで覚えているかというと高校生のとき、わたしは「ポストマンパット」が大すきで毎朝ポンキーッキーズをみていた。しかも竹中直人があの容姿に似合わぬ(失礼か・・・。)甘い声で歌う主題歌のCDまでもっていたのだ。児童書のコーナーには日本には置いてないようなポストマンパット・グッズも売られていてちょっとわくわくする。ところで「ポストマンパット」の歌にも出てくるように、イギリスは郵便を赤いバンで届ける。日本は小包でないかぎりバイクで届ける。これも文化だなぁと思った。
January 13, 2004
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ほかのHPにも書いたことがあるのだけれどこちらロンドンで売られているカルピスにはカルピコと書かれてある。カルピスというのはこちらでは「牛のおしっこ(!)」(失礼しました。「馬」ではなくて「牛」でした。指摘してくれたみなさんありがとうございました。)という意味なのらしい。だから「カルピコ」。わたしはカルピスがすきである。あの、うす甘い味!!それに、あの白地にブルーの水玉模様の包装紙もいい。カルピスウォーターなんていうものもあるけれど、わたしは自分で甘さの調節のできるカルピスのほうがすきである。きまって濃い目につくる。かき混ぜ棒で混ぜるのもなんだか涼しげですきである。すき嫌い分かれるみたいだけれどオレンジやグレープのフレーバーのものもすきである。不人気なのだからかいまではきっと季節の贈り物としてしか売られていないと思う。 1/4からロンドン交通がまた値上がり(;-;)ビンボー学生にはツライ・・・。地下鉄ZONE1 £1.6→£2.0地下鉄ZONE1&2 £2.0→£2.2地下鉄ZONE1&2 1日券 £4.1→£4.3バス全ゾーン1日券 £2.0→£2.5日曜日に地下鉄ZONE1&2 1日券を券売機で買ったらまだ古い値段のままだった。マヌケ・・・。ちなみにいま£1=¥190くらいなのかなぁ。 TRAVEL JOURNALの「【1】 パリ編 わたしの移動祝祭日。」をさらに追記しました。
January 12, 2004
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絵本「スノーマン」を読んで以来ずっとみたかったミュージカル「スノーマン」をようやく、みに行ってくる。(絵本「スノーマン」については12月19日の日記「イギリスでクリスマスを知る・楽しむ 絵本編③」書いているので興味があるひとは読んでみてくださいね。)思っていた以上にちいさな子供が多かった。(*_*)しかも、ちいさな女の子が多かった。ちょっと自分は場違いかなぁと思うほどに。母娘、お父さん・お母さん・子供の組み合わせだけなくて子供の両親の兄弟か友人のようなひと、おじいさん・おばあさんなど便乗してきている大人たちもけっこういた。このミュージカルをみたいのはどうやら子供たちだけではないようである。こちらの子供はほんとうにかわいい。わたしの友人は「こちらの子供たちは大人のような顔をしている」と言っていたけれど、わたしは「天使のようだなぁ」と思う。もちろん日本の子供もかわいらしいけれどかわいらしさの「種類」がちがうと思う。さてミュージカルだけれど原作とはすこしちがっていた。原作には出てこないジャック・フローストという悪魔が出てきたりして。絵本というものは多くを語らないものだし描かれていない部分は読むひとそれぞれが想像することができるということなのかもしれない。ことばはなくて歌と踊りがメインだ。いつもことばのすべては理解できない芝居をみてきていたので新鮮だった。とくに心惹かれたのはバレリーナのオルゴール。観客の目に見えないところでは痛いのを堪えているのかもしれないけれど爪先で立ちながら舞うのはうつくしい。これをみて、いままですこしも興味のなかったバレエもみたくなった。スノーマンとバレリーナとの淡い恋も原作にはなかった脚色である。(実はわたしも幼稚園の頃バレエを習っていたことがあるのだ。でも、その頃わたしはアトピーがひどくてアクリルのレオタードをつづけて着ていると湿疹が出て、やめざるをえなかった。)このミュージカルはすばらしかったけれどクリスマス前にみたらもっとよかっただろうなぁと思った。テーマ曲の"Walking in the air"は印象的で、休憩のときに口ずさんでいる子供もいた。子供たちの反応は火を見るより明らかだ。ミュージカルが始まる前はあんなにざわざわしていたのに始まった途端、静まり返った。踊りをみて、自分もいっしょに体を動かす子供、悪魔ジャック・フローストがでてきたときのいっせいのブーイング。ステージの上は雪が降りしきっているのだけれど最後には客席にも雪(!?)が舞い落ちた。人間がスノーマンを演じるのに入り込めるかなぁと思っていたけれど思っていたよりは抵抗はなかった。このミュージカル、ディズニーランドのショーをすこし思い出させた。ちなみに昨年は東京でも上演されたらしい。 先週の日曜日からコンランショップのセールをやっていたので帰りに立ち寄ってみた。そういえばカレンダーを買っていなかったことに気づく。ちょっと変わったカレンダーを見つけたのでそれにする。セールなので50%OFFなのがうれしい。すてきなライトがあったけれど日本ではつかえないのであえなく断念する。(;-;)
January 11, 2004
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プーさんの国だからなのかわからないけれどこちらのハチミツはおいしい気がする。(11月29日の日記「夜更かししていると。」にもハチミツのことをすこし書いているので興味があるひとは読んでみてください。)まぁ日本では祖父母の家くらいでしかハチミツを食べることがなかったので日本のハチミツの味と言えば祖父母の家で食べたハチミツの味なのである。そのハチミツはすぐに固まってしまうしそれほどすきではなかった。こちらでわたしが買っているハチミツはROWSEという会社のものである。なんてことはないどこのスーパーにも売られているハチミツなのだけれどとろ~りとしていて、いい感じである。それにあんまりかたまらない。(*^▽^*)プーさんと言えば・・・きまってあのシーンを思い出す。ハチミツの壺に頭を突っ込んでハチミツをなめ終わって頭が抜け出せなくなるシーンである。子供心にすごくこわかった。その感触はいまでも残っている。 コンテンツのTRAVEL JOURNAL【1】パリ編 「わたしの移動祝祭日」UPしました。2003年1月25~26日の旅日記です。
January 10, 2004
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【イギリス発ブラックなポストカード。①】 ある方のHPに書き込みをしたところレスにイギリスの食事のことについて触れておられたので思いつきでこのポストカードを載せることにした。上が切れてしまっているのだけれど(↑すみません・・・。)"What to say before eat(食事の前に何と言うか)A European Cultural Exchange Initiative"と書いてある。「食事の前に何と言うかはともかくそれぞれの食卓に置いてあるものをみてほしい。向かって右上がドイツ、右下がイギリス、左上がフランス、左下がイタリアである。イギリス人は自分たちの食事がひどいということに気がついていないわけではないようだ。もちろんこれは家庭の日常の食事の話である。一昨年のクリスマスにホームステイしたとき、それから昨年の夏に友だちの実家に遊びに行ったときはおごちそうが出てきた。外食について言えばそれなりのお金を払えばおいしいものは食べられる。それでも日本と較べると味が落ちるところが多い気がするけれど。こちらにはこういうブラックなポストカードがいろいろあって思わずニヤリとしてしまう。家族や友人にポストカードを送るときも正当派なポストカードではなくてこういうポストカードをえらんでいる。【地名について思うこと(ビルマ語編+α)】なんだかマニアックな内容になってしまうのだけれどビルマ(ミャンマー)語ではたいていの外国の国名は英語とおなじ呼び方である。英語とちがうのは「タイ→ヨーダヤー」「インド→カラー」、「中国→タヨウッ」、「フランス→ピンティッ」くらいである。フランスはよくわからないけれどそれ以外の国は関係の深い近隣諸国である。ちなみに「フランス→ピンティッ」の「ピン」は「木」、「ティッ」は「新しい」という意味である。「カラー」というのはもともと外国人一般に対する呼称だった。ところでビルマ語のアルファベットは33コあるのだけれど、それぞれに名前がついている。(もちろん例外的についていないものもあるのだけれど)確かタイ語にもそれぞれ名前がついていたような気がする。ビルマ語ではたとえば「大きいカ」や「ちいさいガ」などというように名前がついている。さらに言うと「大きいカ」はビルマ語では「カーヂー」「ちいさいガ」は「ガーゲー」という。ちなみに「韓国→コリヤー」はビルマ語で書くと「カーヂー」から始まる。「日本→ジャパン」は「ガーゲー」から始まる。日本にいるビルマ(ミャンマー)のひとたちのなかには韓国人を「カーヂー」、日本人を「ガーゲー」と呼んでいるひとたちがいる。ビルマ(ミャンマー)ではこういう呼び方をしているひとに会ったことがないのでおなじ国のひとでも生活している場所によってつかっているボキャブラリーがちがうのはおもしろいなぁと思った。---話は変わってUKのことを「イギリス」と呼んでいるのは日本だけでないようである。昨年のフラットメイトのイラン人のおじさんはペルシア語では(「イギリス」とはビミョーにちがうけれど)「インギリス」と呼ぶと言っていた。広辞苑で調べてみたところ「イギリス」という呼び方、ポルトガル語の"Inglez"から来ているらしい。<つづく>
January 9, 2004
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(↑今日の日記でプラハのことがチラッと出てくるのでプラハで買ったおもちゃの画像を載せてみました。上にバネがついていてビヨ~ンビヨ~ンと上下に揺れる。ありきたりだけれど、木のおもちゃがすきだ。なんだか味があるような気がする。木のおもちゃと言えば・・・ドイツなのかなぁと思っていたけれどプラハにも木製品の専門店のチェーン店もあったりしてかなりたくさんあった。写真がヘタなので部屋の電灯の影が映っている・・・。)これはこちらロンドンに来てからヨーロッパの国々を旅するようになってから思うようになったことなのだけれど外国の地名には英語名があることが多い。もちろん、そこの国のひとたちどうしで話すときは自分たちの国のことばでつけられた名前をつかっているのだけれど観光客(とくに英語圏の人びと)に対しては英語名をつかう。いままでそんなことを意識したこともなかった。・・・と言うのもロンドンに来る前はヨーロッパの国々に行ったことがなかった。いくつかのアジアの国々を旅したことはあったけれど現地の状況がある程度把握できているビルマ(ミャンマー)以外はひとりで旅したことがなかった。こちらに来てから、ひとり旅もするようになった。とても自慢にはならないけれどわたしは英語以外のヨーロッパの言語がひとつもできないのでひとり旅のとき自分が行きたい場所やものの名前を英語で知る必要がある。ヨーロッパの国々の地名の英語名・・・たとえばイタリアならローマ→Rome、ミラノ→Milan、フィレンツェ→Florence、ヴェネツィア→Venice、シチリア→Sicilyなどなど。ドイツならミュンヘン→Munichなど。この前行ってきたチェコならプラハ→Pragueなどなど。カレル橋→Charles Bridge。なんかここまで来ると、べつのもののように聞える。さがせばきっともっとたくさん例はあると思う。その一方、日本人は英語名ではなくて現地での地名をつかっている。もちろんカッコして英語名も書かれてあることはあるけれど基本的に日本人のあいだで話すときは現地の地名をつかう。それは実際どのような理由からかはわからない。もしかしたら理由なんてないのかもしれない。でもなんだかこのことに関しては日本人に対して好感がもてる。もしかしたら、その国に対して敬意を払っているからなのかなぁとも思ったりもする。 これとはちょっとちがうけれどこんな例もある。まだヨーロッパの国々が植民地をもっていた時代のこと。イギリス人はビルマ(ミャンマー)でヤンゴンを「ラングーン」、ピンウールィンを「メイミョ」などなど地名を変えた。それらはビルマ(ミャンマー)独立後、ビルマ語による名前に変えられることになるのだけれど。 こんなことを考えているうちにつぎのような数日前の日本文学の先生の話を思い出した。「ことばにはどうしても力関係が働いてしまう」と。その先生が日本に行ったときのこと。ある日本人のひとが、その先生をお好み焼き屋に連れていってくれたらしい。その先生はお好み焼きを食べるのが初めてであったので「これはなに?」と聞いた。そのときその日本人のひとは「日本ふうのパンケーキのようなものだ」と説明してくれたらしい。実際にはお好み焼きは英語のパンケーキ(Pancake)とはまったくちがうものである。でも、確かに英語で説明しようとしたらパンケーキとしか言いようがない気がする。そういえばわたしも日本人の友人の家でお好み焼きをごちそうになったときいっしょに行ったイギリス人の友人におなじように説明したなぁということを思い出した。 昨年の終わりくらいから遠距離就職活動を始めたのだけれど(まぁ会社説明会にもセミナーにも参加できないのでエントリーしたり、いろいろな会社のHPをじっくりみることくらいしかできないのだけれど・・・。)最近わけもわからなくエントリーしまくっている。贅沢は言ってられないのだ。ただでさえキビしいのに文系の大学院生は、なおさらキビしい。まぁ、キビしいとは言っても決まるひとは、ちゃんと決まるので自分しだいなのだけれど。
January 8, 2004
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ふぅ。今日レポートふたつ提出してきました。そして明日は授業のない日♪わぁ~~~い☆ミ (*^▽^*)実はあともうひとつレポートあるんだけどネ。(^▽^;) 今夜は満月だったようだ。どうりで、ゆうべ月がきれただったはずだ。残念ながら今晩は靄がかかっていて見えなかったけれど。 今日久しぶりに学校帰りにお香を買ってきた。お香はこっちに来てから始めた新しい習慣のひとつで以前はたやすことはなかったのだけれど学校が休みのあいだはそのお店の近くに立ち寄る機会がなかったのだ。
January 7, 2004
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きゃぁ~~~!!!(>_<)クリスマス休暇も終わり今日から学校が始まってしまいました。ほんとは昨日からだったんだけれどわたしは月曜日は授業がない日。レポート書くので寝不足気味。(*_*)やっぱり大学院生ともなると勉強がよくできるひとが多くてあまり優秀ではないわたしはコンプレックスがある。でもインテリには負けないぞ~!っていう意気込みでがんばろうと思いま~す。 今日は久しぶりにぴかぴかのいい天気だった。(*^▽^*)陽も長かったような気がする。 そういえば・・・こちらでは今日までに飾っていたクリスマスツリーやクリスマスカードを片付けないとなにかよくないことが起こるという言い伝えがあるようだ。
January 6, 2004
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ここロンドンにも中国人の留学生がいっぱいいる。わたしがいままで会った中国人・台湾人はかならずと言っていいほど英語名をもっている。ハーフでもなく、外国に生まれたわけでもない純粋な中国人が、である。自分でつけたり英語の先生につけてもらったりしているようである。たとえばCharlesとかLisaとかMichelleとか。わたしはそれをそのひとの雰囲気とどうしても結びつけることができなくて困惑してしまう。「どうして英語名があるの?」と聞くと百発百中、「中国名は発音しにくいからだよ」と答える。英語圏の人びとにとって発音しにくいのは中国人の名前だけにかぎらないと思う。それでも、中国人以外で純粋にそこの国のひとであるのに英語名をもっている国のひとを知らない。ず~っと疑問に思っていた。中華思想の国であるはずなのに英語名をもつことに抵抗がないように見えるのはなぜなのだろうか。
January 5, 2004
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ITV1で放映していたので"The Boxer"(「ボクサー」97/英)をみる。元IRAのテロリストだった男が14年間の服役後、出所する。元恋人と再会するが、彼女はすでに結婚していてひとり息子もいた。ボクサーとして新しい生活を始めるためにボクシングジムをつくるところから始める。そのボクシングジムではカトリックやプロテスタントというのを越えて人びとがボクシングに勤しんでいる、ということでテレビでも取り上げられるほど話題になる。とうとうボクシングマッチには多くの人びとが集まり、政府の要人まで観戦にくるようになるが。その政府の要人は観戦を終わって車に乗り込んだと同時に爆発テロに遭う。それから街は混乱状態になって・・・。出演ダニエル・デイ=ルイス。エミリー・ワトソンほか。いつ何が起こるかわからない緊迫状況。最近IRAの話はあんまり聞かないけれどいまはどうなっているのだろう。この映画でもエミリー・ワトソンは印象的だった。その強さと儚さ・壊れやすさを両方持ち合わせたような感じ。彼女がでている作品では「奇跡の海」が有名だけれどわたしは「ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ」が1番すきかなぁ。彼女にアーティストの役はよく合っていると思う。一昨年の秋、彼女が出演していたDonmar Warehouseでの「十二夜」を見逃したのはかなり悔やまれる。(;-;)
January 4, 2004
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いま日本にいないので年賀状は葉書ではなくてe-cardにする。e-cardだとカードのデザインが限られているのが悩み。(^▽^;)普段あまり連絡を取っていないひとでも1年に1度くらいは、と思って出してみる。そうしているいちに、メールアドレスが変わったりしてすでに連絡が取れないひとがいる。ひととひとのあいだの連絡が途絶えることなんて簡単だなぁと思う。だからこそ「このひとは!」と思うひとには要所要所で連絡を取らないといけないなぁ、と思う。そんななか、いまも連絡が取れるひとの近況を聞くのはうれしい。なんだか元気がでてくる。レポートの合間に何通か送ったのだけれどもうちょっと送っておきたいひとがいる。 またか、という感じだけれどCath Kidstonのセールがあったのでささっと行ってくる。ず~っと座椅子がほしいなぁと思っていたのだけれどこのお店でdog bedっていうのを見つけたのでそれを買う。・・・っていうか、これ犬のベッド!?まぁ、人間が座っても楽チンなのでよしとする。(^▽^;)Cath Kidstonはキッチングッズやベッドグッズやホームグッズが揃うお店である。(あとでリンクに追加しておきます。)日本のアフタヌーンリビングなどにもCath Kidstonのキッチングッズがすこし置かれているようだ。それから、いまはどうかわからないけれど数年前にはキッチングッズだけでなくSHIPSにCath Kidstonのバッグが置かれていたようだ。わたしがこの前行ったときは2号店までしかなかったのだけれどいつのまにか4号店までできたようだ。衣食住のうち、だんぜん「住」に重きを置いているイギリスだからそれもうなずけるような気がする。わたしはといえば・・・どれにも重きを置いているけれどやっぱり「食」かなぁ。(^▽^;)おいしいものには目がない。
January 3, 2004
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テレビでキューブリック監督の"2001:A SPACE ODYSSEY"(「2001年宇宙の旅」1968/米)を放映していたのでみる。原作はイギリスのSF作家アーサー・C・クラークだそうである。キューブリック監督の映画は遺作である「アイズワイドシャット」しかみたことがなかった。「アイズワイドシャット」をみたときはすごく変わっている映画だなぁと思った。それにホラーじゃないけれどホラーより不気味だなぁ、と。ただ主演のふたりはともかく、貸し衣装屋の娘役のリリー・ソビエスキーが印象的だった。「2001年宇宙の旅」ももちろんホラーじゃないけれど「アイズワイドシャット」に通じるような、こわさがある。木星へと旅をする宇宙船のおはなしなのだけれど全編にわたって、ことばより映像で伝えようとしている。--- 今日妹がセールで服を買ってくれたようだ。感謝!!こちらロンドンでも、いまセールをやっているのだけれど洋服は日本のほうがだんぜん種類が豊富だ。それに自分の好みに合っているものが多い。こちらはNEXT、H&M、GAPなど大量生産の洋服屋が多い。こういった店はたいていどの駅でもある。こういった店で売られているものよりもマーケットに売られているものにずっと惹かれる。ところで日本ってこんなにセールはやかったっけ!?
January 2, 2004
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明けましておめでとうございます☆日本より9時間遅れで、こちらも年が明けた。午前0時になる前から気がはやい人びとが花火を打ち上げていた。こちらではビックベンのところでカウントダウンがおこなわるのだけれどわたしは友人の家で年越しそばを食べながら新年を迎えた。元旦だけれどロンドンはあいにくのお天気。昼間から空は真っ白で雲に覆われていた。 わたしがこちらロンドンにいるのも後9か月弱。悔いのないように日々を大切にすごしたいと思います。今年はまた変化の多い年になるのではないかなぁと思います。昨年訪問してくださった方ありがとうございます。今年もよろしくお願いします☆ 今年は父が年男だ。・・・と言ってもおととい誕生日が来たばかりなので父が還暦になるのはまだまだ先のことなのだけれど。 おさるグッズ☆今年は猿年ということで家にあるおさるグッズをさがしてみた。今日載せるのはおさるの女の子のCDケース。ちなみにお店には男の子ヴァージョンも置いてあった。昨年のイースター休暇のときにノルウェーのオスロにある"Norway Design"というお店で買った。また何か見つかったら載せようと思う。
January 1, 2004
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