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昨日の「笑点」を見ていたら、全く声が出ていなくて「ひどい風邪だな」ぐらいにしか思っていなかったが…。今日の夕方、衝撃的なニュースが飛び込んできた。林家木久扇師匠が、初期の喉頭ガンで3か月ほどの休養&放射線治療とのこと…。これは本当に心配な知らせである。「笑点」は次回放送分から、10月放送分までの間、代役は立てずに6人体制で放送されるという。おそらく大喜利メンバーになってから、初の長期休養ということになるのだろう。木久扇師匠は、確か前田武彦時代に大喜利メンバーになっているから、44年くらい出ていて初めて…ということになるか。倅を代役に…というプランはなかったのかね?やっぱり、父親以上に回答がああだとマズイのか(苦笑)?それにしても心配だ。木久扇師匠の兄貴分の談志家元と全く同じ病気だし…。やっぱり正蔵(彦六)師、談志師、田中角栄、森繁久彌、月形龍之介辺りのモノマネのやり過ぎというか、長い間高座やテレビで声帯を酷使していた…のが遠因なんだろうか。司会の歌丸師匠もそうだが、最近「笑点」メンバーの高齢化がつとに目立ってきた気がする。いちばん若い林家たい平師でも50歳だもんね…。イヤなことを言うようだが、私個人は再来年の放送50年目で、メンバーを総入れ替えしてもいいと思う。昇太師司会でたい平師だけ残し、あとは若手(二つ目も可)で構成したら、より面白くなるとは思う。ただ…落語を知らない人や、地方のお年寄りなんかは、毎週知ってる顔を見ることがうれしい、安心するって人が結構多いんだよね…。でも私は、そういう人を敵に回してでも(?)、そろそろメンバー総入れ替えの日…を考えておくべきではないかと思っている。でも、木久扇師匠には早いとこ帰ってきてもらいたい。
2014年07月21日
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母親から聞いて、少しあきれた話をひとつ。私の母方の祖母は、大正12年10月末の生まれで、現在90歳。数年前から認知症がひどくなり、3年前の末から近所の老人ホームに入っている。私は、祖母が老人ホームに入ってから一度も顔を見ていないのだが、週に一度通っている母に聞くと、頭以外は普通に過ごしているらしい。…で、先々週、母親が叔母と一緒に行ったときのこと。なんでも1階のロビーでカラオケ大会をやっていて、ヘルパーさんや職員の方がいろいろ歌ったり、入居者に歌わせたりしていたらしい。ところが!入れる歌の年代がズレまくっていて、ただでさえ認知症で反応のない方々が、ますます無反応だったというのだ。そりゃそうで、そのときヘルパーさんが入れていた歌は「恋のフーガ」と「サン・トワ・マミー」だったそうな。母はさすがに「こんな歌を入れても、元気なお年寄りでも難しくて歌えないから、よしたほうがいい」と職員の人に注意したという。越路吹雪とピーナッツを入れようとしていたヘルパーさんは40代だったそうだが、この年代で「昔の歌」の概念がまるで違ってしまっているのが、歌謡曲ファンなら分かるだろう。そこに入っているのは、80歳~90歳台の人がほとんどで、その年代の人には、昭和40年前後の歌なんぞ「ナツメロ」のカテゴリーには入ってないのが分からない…ということだ。東海林太郎・藤山一郎・霧島昇・伊藤久男辺りの年代!と説明したところで「誰それ?」でおしまいだから、入居者がいくら認知症で無反応であっても、余計に無反応になるのは当たり前なのだが…。それに付随した話で…。昨年10月以降、テレビ東京は『懐かしの昭和メロディ』を全くやらなくなり、「なつかしの歌声」のVTRをテレビで見られることは皆無になった。SP盤復刻のCDを買ったり、SP盤収集をするのもいいが、往年の大歌手の、いちばん脂の乗っていた昭和40年代半ば~50年代前半の歌声を、テレビで見られないのはホント痛い。今は昭和が「40年から後ろしかない」みたいな作りの歌番組がほとんどで、戦前派~戦中派の歌手・ヒット曲は、昭和史から「なかったこと」にされている。文句をテレ東に言ったって、ムダなのは分かっているから言わないが、最近ちょっと「昭和歌謡」という言葉の意味が崩れてきてしまっているのは、かなり問題だと思う。今になって思えば、「昭和歌謡大全集」を第1弾から全て録画しておいて良かったと思わずにいられない(笑)。ついでに言えば、玉置宏先生に直で会って、この番組の話ができて、談志師匠に「小野(巡)さんは12チャンに何回出てるんだ?トップ・ライトのやつ」って聞かれて、いろいろな話ができて良かった…。以上、天気が悪くて機嫌も悪い日の愚痴でした(苦笑)。
2014年07月20日
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来年3月の10人真打昇進、そして柳家小三治師匠の人間国宝認定という、おめでた続きの陰で…。昨日の夕方、落語仲間からのメールで、津軽三味線の太田家元九郎さんが亡くなったことを知った。何が驚いたって、享年である。60歳とは若すぎる。…というより、そんなに若かったのか!とビックリ。もうちょっと年配(団塊の世代くらい)だと思っていたので…ショックが大きい。まあ本音を言うと、私は寄席に「江戸前の空気」を吸いに行くのが第一の目的なので、元九郎さんの芸はちょっとな…と思うことも、最初は多々あった(苦笑)。いつも演ることは、ほぼ同じ。ハッキリ言やあ、ネタの流れは丸暗記に近いレベルで(苦笑)覚えている。申し訳ないが、すごく面白いと思ったことはない。でも…「…何しろ、に~っぽん、代表だかンねぇ~!」…このフレーズが、一度ハマるとクセになったもんだ。「アリラン」「パイプライン」「コンドルは飛んでいく」この3曲に関しては、私は普通の演奏より津軽三味線で聴いてる頻度が、一般人に比べてメチャクチャ高い(笑)!今になって思えば、落語協会の色物として、唯一無二の存在感があった人だと思う。紋付袴で、津軽弁丸出しで軽妙にしゃべる、あの高座に二度と生でお目にかかることができなくなったってのが、なんだか信じられない。また、ちょっと寂しくなったな…落語協会の芝居が。心からご冥福をお祈りいたします。
2014年07月19日
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今週、落語界から慶事が2つ飛び込んできた。まずは、来年3月に落語協会に新たな真打が10人も誕生するというビッグニュース。三遊亭司・柳家喬之進の後輩&友達も、ついに真打に!喜ばしいかぎりである。早速、木曜の晩にご両人にお祝いメールをお送りした。…ただ、これから向こう何年間か「ご祝儀ビンボー生活」が始まることにもなる(苦笑)。働かなきゃいかんな…向こうしばらくは(笑)。そして、昨日入ってきたのは想定外の大ニュース。柳家小三治師匠が、なんと人間国宝に!!これは全く想像していなかったので、落語仲間のメールで初めて知って本当に驚いた。この知らせを聞いてフッと思ったのは…やっぱり談志家元と志ん朝師匠にもなってほしかったな…ということ。家元は間違いなく拒否しただろうけどさ(笑)。いま現在、寄席でいちばん集客力のある噺家であることは間違いないだろう。「二上り鞨鼓」の出囃子が流れ、高座に湯飲みが置かれ、メクリが変わった瞬間、客席の空気がフッと変わるのはこの人だけだろう。家元亡き今は。「長いマクラの小三治」でもあるが、何だかんだ言っても、滑稽噺の現役最高峰であることに変わりない。落語ファン…いや、落語ファンでない人でもストーリーを知っている数々のネタを、いつでも新鮮に笑わせてくれるものすごい高座を何度も観ている。8月上席の池袋演芸場で、またその至芸を至近距離で堪能することになるのだろう(笑)。「青菜」「欠伸指南」「小言念仏」「初天神」「天災」「うどん屋」「かんしゃく」「猫の災難」「お化け長屋」「茶の湯」「湯屋番」「やかんなめ」…数えあげたらキリがない。小三治師匠の何がすごいって…写真家の橘蓮二さんも同じようなことをおっしゃってたが、誰の落語よりも「匂いや空気」が伝わってくることだ。私が思い切りそれを体験したのが、2011年9月の有楽町よみうりホールでの一門会のトリの「うどん屋」。9月半ばだったと記憶しているが、とにかく暑い日で、汗をかきながら見ていたのを覚えている。「うどん屋」はご承知のとおり真冬の噺。酔っ払いに絡まれ、子供を寝かせたばかりのおかみさんに怒られ、うどん屋さんが大通りに出ていく場面。「ダメだ。表へ行こう…。…う~っ…寒い…」活字にすれば、たったこれだけのセリフ。しかし、高座から真冬の深夜の強風(国道沿いなんかで信号待ちをしてるときのイメージ)がビューッと吹き…。そして周囲の大勢の客の、扇子や団扇であおぐ手が、見事にピタッと止まったのだ!古谷三敏先生の「寄席芸人伝」に描いてあったことを実体験したのは、私の15年以上の寄席通い生活であのときだけ(笑)。私の隣に、家元の追っかけで小三治師のファンでもある落語マニアの先輩が座っていたのだが、緞帳が降りて「今まで小三治師の『うどん屋』は何度も聴いたけど、今日のが最高だな!」と言ったのを、よく覚えている。家元の伝説の「芝浜」同様、小三治師匠の名高座にも巡り合えたのは、よみうりホールだった(笑)。これからも、その至芸は進化を続けていくのだろう。また小三治師匠を見る楽しみが1つ増えた。…そういや、ウィキリークスのアサンジはどこいった?
2014年07月19日
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昨晩ミュージック・テイトで開催されました、落語ファン垂涎の企画「保田武宏が語る昭和の名人・第1回」!ご来場くださいました皆さま、あの恐ろしい猛暑の中(笑)本当にありがとうございました。今回はいろいろ多くの反省点もありましたが…志ん生師匠のオススメ音源の紹介は、ご満足いただけましたでしょうか?次回までの改善点は3つほど。1…2人とも、もっとトークをする2…入場料を安くする3…音源紹介を絞る…来なかった方が、この改善点を見たら「何やってたんだ?あの2人は?」と思われるに違いない(爆笑)。次回は8月23日(土)の19時から「先代文樂・圓生」という2代名人の大特集です。請うご期待!!また詳細が決まりしだい、追ってお知らせしていきます。今後ともミュージック・テイトの当トークショーを、何とぞよろしくお願いいたします!
2014年07月12日
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いよいよ明晩であります!オススメ音源・貴重音源大公開!そこに天下の演芸評論家、保田武宏のトークがつくんですから、東京の落語ファンは必ず来なくちゃいけませんよ!今後も文楽・圓生・金馬・三木助・談志と続いていくかと思います、この企画は!その第1回目をお見逃しなく!たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!!
2014年07月11日
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1・モノマネしてえ!兵庫の号泣県議…いつどこで、新たなキャラクター生まれるか分からん。心底そう思った(笑)。今や「野々村」といえば「真」ではなく「竜太郎」だな。…面白すぎるでしょ、あの記者会見は。あんな泣き方、いまどき幼稚園児だってしやしない。何度も見たら腹が立ってきたが(笑)、最初の衝撃はものすごかった。食事時に見ちゃダメだね、ありゃ。あんだけ泣いてて、全く謝罪も釈明もしていないってのはある意味すごい(笑)。あと水の飲み方が朝鮮式なのもイヤだった。在日か?誰か噺家で、ここ2~3日で「初天神」かけた人いるかな?私がもし噺家だったら、絶対に「初天神」高座にかけて、団子買うくだりで…「団子買えよ~!買ってくれよ~~~!!!わああ~~!!…少子化問題!高齢者…うあああ~~~~~!!!!!俺はね!やっと議員になったんですぅ!!!わああ~~~~!!!」…て、間違いなく演るだろうけど(笑)。2・春一番、肝硬変で急死本当に不謹慎な話なのだが、訃報を聞いて真っ先に思ったのは「やっぱりな…この人らしい…」ということだった。47歳の死。もう何年も前から体調が優れないという話は聞いていたけども、惜しい芸人を亡くしたなと思う。初めてテレビで見たのは、お正月の日テレ「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」だったと思う。もう20年以上前の元旦になるか…。プロレスクイズみたいなので猪木のモノマネをしていたのを見たのが最初だったはずだ。それで、そのリングの下に、強力な粘着マットが敷いてありそこに落っこって、瀕死のゴキブリみたいになってたのを見て大笑いしたのを覚えている。この人の功績は「アントニオ猪木のしゃべりのマネ」を初めて開発した…ということだろう。猪木のモノマネをする芸人は大勢いるが、独自の色を出して確固たる地位を確立したのはこの人だけだろう。酒が好きで、その酒に殉じての最期。実に芸人らしい最期だ。心からご冥福をお祈りいたします。3・集団的自衛権行使、閣議決定さるとにかく定義が曖昧で、国民に対するキチンとした説明が全くされてない感じがあるのだけは、いただけない。賛成は賛成だが、何とな~く中途半端な感じがあるのはイヤだなと思う。どうせやるなら、まず憲法改正しなくてはいけないのではないだろうか?周辺諸国が親日で、武力を持たなくても平和の安定がこれからも間違いなしなら、私だって「よその国の紛争に日本の自衛隊は関係ないだろう!」と言うかもしれない。しかし、国家ぐるみで反日を掲げ、今後何をやらかすか分からない「支那・朝鮮のキチガイコンビ」があるかぎり、キチンとした武力を、そして核武装を日本はすべきだ。自ら戦争を仕掛けることは100%ないと断言したうえで、「ただ、やられたら、徹底的にやるよ」と反日国を脅して、初めて真の独立国家になると思うから。左翼・反日の連中は、おそらくだが「戦争反対を声高に叫ぶ私って、カッコイイでしょ?ラブ&ピース!」って思ってるだけっぽい…ような気がする。大体、何で「集団的自衛権の行使」が「日本が戦争への道をたどっている」につながるのかが分からない(苦笑)。本当に日本の平和を望んでる人というのは、マスコミ・左翼連中から見た「最も危険な思想の人」だと私は思う。強い武力あってこその恒久平和だもの。もし、どこかの国が攻め込んできたとき、左翼の連中は「私は殺されても、自らは人を殺しません」と言って、潔く殺されるとは到底思えないのだが…。…全く話が逸れちゃったけども、同盟国がやられてるのを日本は金出すだけで、だまって見てるだけでいいという今までの姿勢は、やっぱり薄情すぎると思う。かと言って、金だけでなく「武力も諸外国のいいように扱われる」ことには、絶対になってほしくない。そこんところを、安倍総理は国民に噛み砕いて説明し、アメリカや諸外国に「日本は簡単にお前らの言うことは聞かねえぞ!分かったな?ホイホイ簡単に軍事衝突をしたら協力しねえぞ!」という強い姿勢をとってほしい。来年で戦後70年…もう戦後じゃないよ、とっくに。憲法改正したほうがいいよ。特に9条ね。
2014年07月06日
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