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NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120527/k10015405321000.html 日刊スポーツ http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120527-957933.html 朝日新聞 http://www.asahi.com/obituaries/update/0527/TKY201205270083.html 今日、先週出たレコード芸術誌の最新刊を買ってきました。ちゃんと連載が載っていて、或いはこれが最後の記事になるのでしょうか。 記事などによると、最近迄特に体調を崩すということはなかったそうなので、本当に突然だったのではないかと。 享年98歳。 この間亡くなったディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウが、ベルリン・ドイツ・オペラか何かの引越公演で来日した際のドイツリートを巡るやり取りを書いていて、強く印象に残っています。 私の好きな曲、世界のピアニスト、世界の指揮者....今でも時々読んでいますし、今でも色褪せない作品です。個人的には、吉田秀和と黒田恭一が音楽の世界へ導いてくれた人達でした。まぁ、黒田恭一は如何にも早かったけれど、吉田秀和は天寿と称すべきなのでしょう。とはいえ、ついこの間迄現役で書いていただけに、惜しいことに変わりはないのですが。 教養、という言葉が衒いなく相応しい、今では数少なくなってしまったそういう方の一人でした。音楽評論、という世界に於いては、もう殆ど唯一の人であったと言ってもいいのではないかと。 合掌。
2012年05月27日
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サントリーホール 18:00~ 2階後方 モーツァルト:交響曲第35番 K.385「ハフナー」 マーラー:交響曲「大地の歌」 メゾ・ソプラノ:ビルギット・レンメルト テノール:イシュトヴァーン・コヴァーチハーズィ 東京交響楽団 指揮:ユベール・スダーン 前回がっかりだった東響のサントリー定期、今日はチケットを買っているので、後ろの方とはいえ正面席です。やっぱり声ものはこうでないとねぇ。 とはいうものの、正直微妙な感じでありました。 前半モーツァルト、後半マーラーというプログラム。 モーツァルトは、実はまだ書いてないですが、先週「モーツァルト・マチネ」で別のプログラムを聞いた所。で、色々思う所があるので、そちらと、更に遡って3月のモーツァルトの話と書いて行こうと思います。なので、ここでは割愛。 編成は10-8-6-6-4という低弦重視のサントリーホールとしてはこんなもの、といったところ。実は先週500人ばかりのホールでは、これより1プルト少ないくらいの編成でやってます。この辺が、どうもスダーンのモーツァルトってどうなの?と改めて思った所なのですが.....それは次回として。 演奏それ自体は、まぁまぁ日本のオケがやるモーツァルトってこんなもんかな、といったところ。例によって音にテンションが掛かり過ぎてる気がします。ただ、サントリーホールは広いし、響きが使えるので、比較的弱目な方で、その意味で余裕はあったのかな、とは思うのだけど。 ちょっとノリントンを思い出しました。ノリントンならこうだろうな、という意味でですが。今見返したら、6年前には私結構ノリントンにはネガティヴだった気がするんですが、好みって変わるもんなんですかね。まぁ、せいぜいそんなもんですね、偉そうなこと言ってても.... さて、むしろこの日のメインはマーラー。まぁ、「マーラー・リーダー・ツィクルス」なんだし。 これが微妙というか..... まず、独唱が微妙。テノールのイシュトヴァーン・コヴァーチハーズィ(こないだの新日定期公演のイシュトヴァーン・コヴァーチとは別人。偶然でしょうがこんなこともあるのですね。)は、声がもう一つ。オケの問題も大きいと思いますが、声が非力で、聞こえない訳ではないけれど、もうちょっと力が欲しいなと。 メゾ・ソプラノのビルギット・レンメルトは、まぁこちらの方が声はよく通るし、声質的にも合ってるなと思うし、及第点。それでも、もうちょっと声量があるといいと思うんですけどね。 オーケストラは、いいんでしょう。悪くは無い筈。ただ、私がこの曲というかマーラーに相性が悪い故か、もう一つ乗り切れなかったのではあります。ひとのせいにするなら、そこまで魅力的ではなかった...というのはずるいですかね、やっぱり。ただ、如何にも東響がやりそうな、日本のオケの大好きな後期ロマン派の音楽、という気はするのです。その意味では凡庸ではなかったか。 ここでちょっと書いてしまうけれど、例えば先週のアルミンクと新日の「嘆きの歌」、今月初めのハーディングと新日の1番、その他マーラーは幾つもあるのだけれど、オーケストラに決定的な差異があるか?と言われると、みんな同様にいいんですよね。そこそこ。言い換えると、決定的に「これは凄い!」というのも.... 力を抜くこと。フレージングを長くとること。この二つをやるのはマーラーでは大変なので、どうすれば出来るかよく考えること。ってことじゃないかな、と思うんですけどね...
2012年05月27日
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オーチャードホール 15:00~ 3階正面 ショハット:歌劇「アルファとオメガ」(コンサートスタイル・オペラ) アルファ:ヨタム・コーエン オメガ:メラヴ・バルネア 蛇:エドナ・プロフニック 虎:青山貴 ロバ:児玉和弘 豚:原田圭 熊:畠山茂 ハイエナ:大久保光哉 新国立劇場合唱団 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:ダン・エッティンガー 作曲のギル・ショハットはエッティンガーと同じくイスラエル人。その母国語・ヘブライ語で書かれた、ムンクの版画の物語に題材を採った独自の「アダムとイヴ」の物語。原語上演にして日本初演。というか、正直、このオペラ、イスラエル以外でどんだけ上演されてるんだろう..... これを東フィルの定期でやるのは、当然ながらエッティンガーの意向によるものでしょう。ちなみに今シーズンのエッティンガーはオーチャードではこれしか振りません。 で。 正直、いろいろ微妙なんですが...... まず、ヘブライ語なんて全然分かりません。字幕は付いているので今何を歌っているのかは大意は追えるけれど、そのテクスト自体がよく分からないので、さっぱり勘も働きません。 なので、音楽的な動きで聞いている訳ですが、まぁ、なんというか.....オペラとしては、正直、失敗なんだろうな、というのが正直な印象です。 この作品は1998年に書かれ、初演は2001年だそうで。つまりはバリバリの現代音楽。まぁ、作風はいわゆる前衛というよりは、後期ロマン派から近代へと連なるその延長線上にありますが、それにして現代の作品ではある。 で、端折って言うと、現代に於いて、オペラというのはある意味「死んだ」フォーマットのメディアです。そのフォーマットにわざわざ載せる以上、単に現代の音楽をやるという以上の、オペラである必然性があるのか?というのが一つの課題だと思うのですが、正直、まぁ、声楽曲であるのは、或いは劇仕立てであるのはまだしも、「オペラ」にする必要があるのかな、というのが正直なところです。 音楽的な印象を言えば、喩えるなら、ショスタコーヴィチのムツェンスク郡のマクベス夫人、あれをもう少し前衛の方へ持ち込んだというか、ベルクあたりのテイストを強めたと言うか、まぁそんな感じの音楽で、決して悪くはないのではないかと思うんですが。ただ、これは舞台でやるとしてもあまりに抽象的な感じになるだろうし、ちょっと「オペラ」としてきちんと見せるにはハードル高めかなぁ、という気がします。 プログラムで「演奏会形式が一つの理想型だった」的な話があったのだけれど、まぁ、気持ちは分かります。 演奏はそう悪くは無いんですが、如何せん曲としてそんな感じなので、ちょっと微妙です。 独唱は、まぁそれぞれに声の出る出ないはあったのですが、こんなとこかなと。新国立劇場合唱団も同様。まぁ、正直、大体どうにかなると思うし。 合唱は、この間の新日フィルの時と比べると何が違うの?という話になるのは確かなんですが....やっぱり違うんですよね。いや、実際、知らない言葉で歌われては、もうさっぱり聞き取れないのは確かなんだけれど。ただ、ダブルスタンダードと言われるにせよ、やっぱりちょっと違う気はするんですよね。分かれば分かる筈とは言えるんだけれど、やはり「ベーシック」ではなさそうなので....
2012年05月21日
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すみだトリフォニーホール 14:00~ 3階正面 ドヴォルザーク:交響詩「金の紡ぎ車」 マーラー:嘆きの歌(初稿版) ソプラノ:天羽明恵 アルト:アネリー・ペーボ テノール:望月哲也 バリトン:イシュトヴァーン・コヴァーチ 東京少年少女合唱隊メンバー 栗友会合唱団 新日本フィルハーモニー交響楽団 指揮:クリスティアン・アルミンク 2013年以降の「新体制」発表後の初アルミンク。先週のハーディングの特別演奏会もまだアップしてないけれど、こちらがホットになってしまったので。 結論から言うと残念な演奏会だったと言わざるを得ない内容でした。しかも、オケは悪くないのに! この日のプロは「陰惨なメルヒェン」がテーマということで、前半はドヴォルザークの交響詩。可愛らしい妹が王子に見初められたのを妬んだ義母と義姉に惨殺されて...という話が題材らしいのですが、物語に添って進んでいる筈の音楽はちっとも陰惨にならず、一部若干影を感じさせる所はあるものの、概ね機嫌のいい、賑々しく華やかな音楽でありまして。 別に演奏が間抜けだとかいう訳ではなさそうで、どうやら、そういう話なんだけど音楽はね、という感じのようでした。まぁそう思って聞けばなかなか楽しい音楽ではあります。これがメインだとちょっとね、とは思うけれど、今日のメインは明らかに後半のマーラーなので、これはこれで美味しく戴きました、といった態で。 で、問題の後半、マーラーの「嘆きの歌」。 初稿版というのはあまりよく分かりませんが、この曲自体は生ではともかく録音くらいは聞いていて、さて生で聞くとどんなものか、と思って来たのですが... 結論から言うと、オケはいいんだけど、歌が全然。厳しい言い方をすれば、大人の独唱二流、合唱ド三流、といったところかと。 オーケストラは、後期ロマン派の香りたっぷりの、やや危うい感じの音楽を上手くコントロール出来ていたと思います。色々評価はありますが、やはりマーラーらしいとっ散らかった感はこの頃からあって、それをまぁなんとか纏めた感じ。 独唱は、東京少年少女合唱隊メンバーによるボーイソプラノ・アルト(アルトは女の子だったと思うのだけど、ボーイ?)はこの世のものとは思えない感を上手く出せていて、これは良かった。 問題は大人達。全体に、とにかく非力。それでも外人組両名はまだそれなりに聞こえてましたが、ソプラノとテノールは3階にはちゃんと届いていない感じ。歌になっているのかどうかも怪しいし、幾ら2日連続とか言っても、そんなにバリバリ歌う訳じゃないんだから、このくらいはねぇ。調子悪いとかあったのかも知れませんが、あまりに非力、と言っておきましょう。 そして合唱。ド三流とは下品な言い方ではありますが、正にそんな感じ。日本の合唱のダメな面が思いっきり出てる感じです。 まず、そもそも、何を歌っているのかさっぱり分からない。発音が全然出来てない。これを、100人ばかりの合唱団が力み返って声出してる訳です。人数がこんなに居るのに、なんでまたこんなに力むのか。 前にも書いた気がしますが、合唱というのは、歌です。歌というのは、詞、つまりは言葉があって、その言葉を旋律に載せて、つまりは音に載せて発語するものです。だから、歌を歌う前提として、詞をきちんと発語しなくてはならない。これが出来ていない訳です。発音の良し悪しではなくて、子音がかなり欠落している上に、音程に対して言葉をどう載せるかが出来ていないから、抑揚も何も無い。つまり、歌えていない。これだったら、スキャットでやっても同じです。むしろ、はっきりそうしてしまった方がまだまし。 合唱団としての力量は確かにあると思いますが、それ以前に一人一人が歌えていない。合唱というのは歌ですから、言い換えれば、一人一人を取り出してくれば、それでも、ちゃんと一人一人が歌になっていなければならないのだけれど、とてもそんな感じではない。歌になっていない烏合の衆が、幾ら音程やタイミングが合ったとしても、そもそも歌ではないものの集合が歌になるわけない。 これは、はっきり言って、指導者の問題です。指導者がきちんと歌というものを分かっていて、どうすべきかを分かって伝えられていれば、こんなことにはならない。歌えない合唱団なんて出て来られても迷惑なだけです。栗山某の罪たるやあまりにも重い。昔々の晋友会とかはもうちょっとましだったと思うんですが、なんですかねこれは。 それでも、これが他の曲であれば、まだしもなんとなく雰囲気で誤摩化しが利いたかも知れません。しかし、この「嘆きの歌」は、カンタータの中でも合唱が主役とも言える作品。しかも、言葉が重要な意味を持っていて、それを踏まえた上で合唱により能動的な表現が求められる作品です。とてもじゃないが、歌の基本が出来ていない烏合の衆にどうにか出来る作品ではなかった。 もう栗友会使うの止めましょうよ。折角オーケストラが頑張ってるのに台無しにしてくれましたよ....
2012年05月19日
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時事通信 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012051801083 The Guardian http://www.guardian.co.uk/music/2012/may/18/dietrich-fischer-dieskau?newsfeed=true Bloomberg http://www.bloomberg.com/news/2012-05-18/baritone-fischer-dieskau-master-of-german-lieder-dies-aged-86.html 享年86。 もういつ逝ってもおかしくない歳ではありましたし、その意味ではプライの時程のショックはありませんが、やはり寂しいものがあります。 もっとも、私が初めて実演で聞いたのは四半世紀前、その頃で既にして60越えていたので、実際に接していたのは録音の方が主ではあったのですが。 The Guardianの記事は、しかし、訃報でもいつもながら気合いの入った内容ですな。 R.I.P.
2012年05月18日
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新国立劇場 14:00~ (両日共) 4階正面 / 右側 チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 オデット/オディール:小野絢子(6)/川村真樹(12) ジークフリード王子:福岡雄大(6)/貝川鐵夫(12) ロートバルト:厚地康雄 道化:福田圭吾(6)/八幡顕光(12) 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:アレクセイ・バクラン 演出・改訂振付:牧阿佐美 めんどくさいから2度観たのをまとめて。うわぁ手抜き。 実の所、ラ・フォル・ジュルネでオケもの殆ど無視していたのは、どうせチャイコフスキーとか、ここで聞くものね、と思っていたのも事実ではあります。6日のチケットはLFJより先に日程睨んで買っていたし。12日は、珍しくZ席が取れたので行ったのですが(他の予定も消えたので)、正直、バレエでZ席は微妙ですねぇ。観にくいしね。オペラだと、ずっと舞台観てないと、とはあまり思わないのですが、バレエは踊りだからねぇ.... 牧阿佐美演出の「ハッピーエンド白鳥の湖」です。賛否両論ありそうな演出ではありますが、何故かそれほどどうこう言われていないのは、ハッピーエンド版は前例も少なくない上に、バレエの場合はあくまでオーソドックスに振付けている限りは、取り敢えずオッケーとされてしまうから、でしょうか。それ以上に、白鳥の湖はもうあれやこれやと「演出」というか「改竄」されてしまっているからか。マシュー・ボーンのゲイ王子バージョンとか、トロカデロ・デ・モンテカルロのとか(きゃぁぁぁぁ).... 音楽的には、この展開でハッピーエンドだと、それはそれでどうなの、という気はするんですけどね。ハッピーエンドの「さまよえるオランダ人」とかあり得ないだろ、とか思うんですが、ハッピーエンド白鳥の湖も、それに一脈通ずる気が。でも、このハッピーエンド展開が、確かに(若干バカポジティヴ的ではあるにせよ)音楽に嵌るのも事実なので、なんともだなぁ.... で、その音楽。バレエ伴奏なのでインテンポのそれなりな感じではありますが、なかなか宜しかったです。まぁ、元々音楽が際立ってる曲なので、あまりあれこれせずとも、十分楽しいんですよね。演奏自体も、いい意味で活力を感じさせる闊達なもので、良かったかなと。 バレエの方は、見やすい席に席に座っていた6日の方が印象は強かったです。バレエの良し悪し迄云々出来る程には観ていないけれど、6日の方が思い切りの良さを感じさせる踊りだったように思ったのは確かでした。 お客の入りはもう一つだったかな?決してガラガラではなかったけれど、それなりに空きもあったので、苦戦してるんだろうな、と改めて思ったのではありますが。オペラに較べると安定している感はあるのだけれど、もうちょっと入っている印象だっただけに、空いてるな、という感じを持ったのも確かかなと。
2012年05月17日
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NHKホール 18:00~ 3階正面 オネゲル:交響詩「夏の牧歌」 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 デュリュフレ:レクイエム ピアノ:ギャリック・オールソン メゾソプラノ:加納悦子 バリトン:三原剛 新国立劇場合唱団 NHK交響楽団 指揮:尾高忠明 コンサートというものは、公共のものであり、つまりは自分一人で楽しむものではないので、自然、思い通りにならないことはあります。 自分の前に座ってるにーちゃんが、演奏が始まるや双眼鏡持って身を乗り出して、さっぱり前が見えねーよこの阿呆、となることもあります。仕方が無いので、自由席なのをいいことに、前の見通しが利く席に移って、やれうれしやと思いきや、丁度視線の先の誰かの頭のてっぺんから、白木の舞台の前景に浮かび上がるようにアホ毛が見えてたり.......(^~^)ウププ 元々出掛ける予定だったので、この公演は行く予定ではなかったのですが、色々あって東京に居たので、NHKホールへ。この日は代々木公園でタイフェスティヴァルがあって、NHKホール前迄人でごった返してました。このタイフェス、雨に降られることが多くて、いつも人出はイマイチなのに、この日は天気が良かったので、大変なことに。みんな根性ねーくせになー。 ちなみに20時で終了なので、いつもN響と重なっても行けないのですが、この日は終演後の10分程でグリーンカレーとチキンバジル炒めゴハンを美味しく慌ただしく戴きました。 以上。 ......はい。本題ですね。 この日の聞き物はデュリュフレのレクイエムでしょう。 フォーレのレクイエムとの関係で語られることも多い、近代フランスのレクイエムの名品ですが、実演を聞ける機会は決して多くはないのでして。 まぁ、面白かったです。いい悪いはなんとも。そこまで判断出来る程聞き込んでいる訳では無いし、この辺の音楽になると、パッと聞いてこれはいいのか悪いのか、ある程度以上は俄に判断するのが難しかったりするので。言い換えれば、そのレベルの水準には達していたんじゃないのかな、ということ。まぁ、NHKホールだといろいろ厳しいですし。合唱も、一定の水準は満たしていた、という所かなと。独唱は、メゾソプラノは及第点、バリトンは、ちょっとね、といった感じかなと。あくまでちゃんと聞こえますか、というレベルの話ではありますが。 まぁ、強いて言うなら、NHKホールという箱は、この曲にはちょっと柄が大き過ぎたかな、という所でしょうか。それを言い出すとキリがないんですが。 前半のオネゲルはなかなか面白い曲。近代フランス、と言っても色々ありますが、このオネゲルは小品ながらなかなか整っていて面白い曲でした。 ショパンの協奏曲の独奏はギャリック・オールソン。まだ結構若いんですね、この人。ちょっと合わないんじゃないかな、という気がしなくもなかったですが、なかなか面白い演奏でした。
2012年05月16日
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http://www.njp.or.jp/archives/6801 既にアナウンスされていた、現音楽監督 クリスティアン・アルミンクの来年夏での退任に伴う新体制が発表されましたが.... 結論から言うと、音楽監督は置かず、ダニエル・ハーディングとインゴ・メッツマッハーの2名で定期公演の半分を担当するということです。 まぁ、正直、がっかりであります。 ハーディングやメッツマッハーに不満があるのではないのですが... アルミンクに関しては、震災後の対応も含めて色々言われることはあるのですが、間違いなく、アルミンク体制によって新日フィルは大幅にパフォーマンスを上げてきました。 思うに、その主たる理由は、アルミンクの手腕もあるけれど、同時に、アルミンクを音楽監督に戴いての公演体制にあったと思うのです。 アルミンクは、確かに定期演奏会 年8回の内半分を担当していましたが、同時に、もう一つの定期演奏会でもあった「クラシックの扉」シリーズも年のほぼ半分を担当していました。だから、実質、年間プログラム24種の内12種・16公演(一昨年からは20公演)相当を振っていました。その他の公演も振って来たので、実質的に半分の公演を一人で担当していたことになります。 その体制の中で、アルミンクは、就任2、3年目位から、古典曲、つまりハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを必ず自分のプログラムに据えるということを数年間続けてきました。思うに、この古典重視のスタンスが、新日フィルのパフォーマンス向上に大きく寄与して来たと思います。 オーケストラ音楽の基本は、やはり古典にあると思います。正直言って日本のオーケストラは「上手」ということになっていますが、確かに楽器を演奏する技術は高度なのかも知れませんが、オーケストラに関する限り、決して音楽的に優れているとは言えない。(指揮者もそうですけどね) 日本のオーケストラは、後期ロマン派以降の作品が大好きです。正直、見栄えがしますし、力技を見せることでお客は喜んでくれるから。でも、古典の場合、見栄えのする大音量とか、派手な音色とか、そういうもので誤摩化しは効かない。外連から遠く離れた所で、均整の取れた構成美とか、より知的な展開の妙味とか、そうしたものをきちんと捉えた上で、各声部が調和しなければいけない。当然そこでは、オーケストラ全体がどういう音楽をやっているか、その中で自分は何をしなければいけないか、を理解していなければならない。その上で、そのオーケストラがどういう音楽を聞かせるかを提示しなければ本当の意味で音楽的とは言えない。 この訓練を継続して求め続けたのがアルミンクのプログラミングだったと思うのです。 オーケストラの基礎的な地力を付ける。その上で、どういう音をそのオーケストラが聞かせるか、その音を求める。ウィーン・フィルとかベルリン・フィルならまだしも、そこらへんの並のオーケストラならそういうことを意識的にやっていかないといけないし、それを導く役割として音楽監督とか常任指揮者というのは存在する。 日本のオーケストラがダメなのはこの点です。オーケストラが指揮者と心中する覚悟が無い。だから。日本のオーケストラは皆音楽監督とか常任指揮者はお飾りなのです。それが多少変わるかと思われたのが、アルミンクであり、東響に於けるスダーンであり、都響に於けるデプリーストだったのですが、どうも東響はもう一つ効果があるのかないのかはっきりしないし、都響はとっととデプリーストを追い出してしまった。けれど、新日フィル、東響、都響の3者は明らかにこの3人を入れてからパフォーマンスは上がって来たのです。 と同時に、真っ先に追い出した都響が真っ先に実力を落とし始めている訳ですが。インバル?言ったでしょ。相当量オケと付き合って、オケを強力に導くのが役目。たまに来て振って帰るだけじゃダメなんです。それを体現したのが東フィル。チョン・ミュンフンは指揮者として悪くはないし、たまに来て振れば存在感はあるしいい演奏にはなるけれど、それとオーケストラ・チューナーとしての役割は別の話。そういうのは正直客演指揮者と何ら変わりません。 せめても、ハーディングが半分くらい振ってくれれば、また違った展開になるかと思っていたのですが、残念無念。 2年もすれば次の体制を考えることになるでしょうし、その時にいい指揮者を戴くであろう、と期待せずに居られません。
2012年05月15日
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東京文化会館 14:30~ 5階右手 J.シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」 アイゼンシュタイン:セバスティアン・ラインターラー ロザリンデ:エリーザベト・フレヒル アデーレ:ベアーテ・リッター イーダ:マルティナ・ドラーク ファルケ博士:ダニエル・シュムッツハルト オルロフスキー公爵:アルクサンドラ・クルーゼ アルフレート:ヴィンセント・シルマッハー イワン:ハインツ・フィツカ フランク:クルト・シュライプマイヤー フロッシュ:ロベルト・マイヤー ブリント博士:ロマン・マルティン ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 ウィーン・フォルクスオーパー合唱団 ウィーン国立バレエ団 指揮:アルフレート・エシュヴェ 演出:ハインツ・ツェドニク Wienerstaatsoper は「ウィーン国立歌劇場」だというのなら、Volksoper Wien は「ウィーン国民歌劇場」か「ウィーン民衆歌劇場」だと思うのですが、そのように訳さないのはなんでだろう? フォルクスのこうもりは、ここ数年、年末にウィーンに行くたび観ている気がします。大晦日の夜は国立歌劇場かムジークフェラインか、どのみち昼間は空くので、フォルクスのマチネに行く訳です。その前にも観ているけれど、ツェドニクの演出だけでも2、3回観た筈。なので、元々行く気は無かったのですが、エコノミー券なるものの発売にトライしたら取れてしまったので、行くことに。本当はウィンザーの陽気な女房達が観たかったのだけれど、日程が合わないのは如何ともし難い.... ツェドニクは新国立劇場でも演出を出していますが、フォルクスと新国とでは結構装置が違います。基本は同じなのだけれど、フォルクスと新国の舞台の違いをそれぞれに活かした演出と言うべきでしょう。言い換えると、フォルクスの演出はフォルクスの舞台にジャストフィットな訳で、それが東京文化会館に載ると、微妙に違いが出るのはやむを得ません。 出来映えはというと、そもそもフォルクスの「こうもり」なんてものは出来不出来を云々するものではないと思うので、そこは社交辞令でなく良かったんじゃないか?ということで。 特筆するならば、急遽?アデーレで代役に立ったベアーテ・リッター、よく歌ったと言うべきでしょう。だって、本来はイーダ役でキャスティングされてる人ですから。2幕のアリアは微妙でしたが、3幕の方はかなり良かった。 それと、フロッシュ。こちらはウィーンで大晦日に出てくるロベルト・マイヤーが変わらぬ熱演を見せてくれました。 とはいうものの..... えーとですね。いいにはいいんだけど、やっぱり、微妙に、ですね。誤解を恐れず言うならば、温かい料理が冷めちゃったのでレンジでチンして温め直した、といった態の感じは無きにしも非ずという... 全体的に、微妙に届かない感じがあるんですよね。 例えば、2幕の「雷鳴と電光」。これ、バレエ団と合唱や主役級が交錯するように踊るのだけれど、これが、もう一つ「安全運転」な感じなのですね。もう一つスパンと思い切って行かない感じ。 演奏の細かい傷とかは当然あるので、これは仕方ないと思うんだけれど、なんとなく全体に遠慮した感じがあって、これはフォルクスの大晦日の弾けた感じじゃないなぁ、といったところかと。 お客の方もなんとなく煮え切れないと言うか、反応が鈍い感じで。特に3幕のフロッシュの独白。そりゃ私も含めて、ドイツ語で語られちゃすんなり笑えない、というのはあると思うんですが、「銀行に預けりゃ4%、スリモヴィッツは40%」なんて、分かりやすいボケなんだけど、全然受けないんですよね。カレンダーめくると32日、というのも、知らない訳じゃないと思うんだけれど.... あー、またウィーン行きてーなー.....
2012年05月14日
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まぁそんなに裏話的なものはないんですが、いろいろ...... 御存知の通り、ラ・フォル・ジュルネでは、チケットを持たなくても一定数のアーティストや報道関係者が入場出来ることになってるんですが、ある公演の待ちスペースで、何処かの新聞か雑誌の関係者と思しきが大声で騒いでいるのを見掛けました。曰く、公演中に写真を撮りたいから席は要らないので立って動きたい、前はOKと言われたのになんで今回はダメなんだ、俺は昔っから報道してるが何でLFJは毎年コロコロシステムを変えるんだ、云々。 まぁそんなことを大声で強圧的に喚くことのみっともなさは一般論として、なんというか、「権力者」ってホントに了見が狭いな、とつくづく思った点景ではありました。確かに報道されることで認知はされるけれど、それがこやつである必然性は無いし、報道の力というのは報道それ自体にあるのではなく受け取る市民の側にあるのであって、その「権力」は仮託されたものに過ぎないのだし。大体、クラシックの演奏中に立ち歩いて写真を撮ることの迷惑さにも思いが至らない人間に報道されたかねーよな、と。 そんな愚か者も許容し呑み込む懐のあるラ・フォル・ジュルネ......吐き出しても一向に構わないとは思うんですけどね(苦笑) 福袋コンサートですが、少なくとも今年は10時前くらいに来れば楽勝で買えました。今年は天気悪い日が続いたのもあるんじゃないかと思いますが、朝イチのコンサートは結構空いてるのも多かったですし。 そういえば、会期中、国際フォーラムの各店舗で配布してくれるおまけ、今年はマトリョーシカのドロップでしたが、あれも、朝早く行くと結構貰えちゃうんですね。ちょっと本気出して3日目頑張ったら、軽~く3個揃えることが......次回は真面目に朝から来て国際フォーラムで朝ゴハン食べよう(笑)まぁ、そんなにあっさり釣られてしまうのも間抜けというか愚かというかな話ではありますが.... 愚かと言えば、コンサートによく行く人なら御存知ではないかと思われるおっさん、居ますよね。勝手に席移動しちゃうので有名な。相変わらず同じことやって、後からお客さんが来て碌に謝りもせずに再移動、というのが一度ならずあったようで。最後には叱られたとかなんとか。 そうかと思えば、これも割とよく見掛けるおっさん、こちらは通ぶってるつもりなのか、演奏が終わっても拍手もせず、ぶすっとしたまんま。で、そそくさと席を立って行くという。 全く以て恥ずかしい限りであります。昔から思うのだけれど(勿論自戒を込めてですが)、クラシックマニアっていうのは、セコくて、無神経な人が多いと思うのですが、LFJみたいなところでこういう真似を繰り返すのはねぇ。正直、こういう人達はもう来て欲しくないと思いますよ、LFJみたいなとこには。 とは言いつつ、自分も例によってハシゴしまくってたのは事実であります。まぁ、正直、途中で出るくらいなら遅れて行った方がいいと思って、腹括って聞き始めたら最後迄、と思ってやってると、意外と次の公演がちょっとだけ遅れて間に合っちゃったり。神様っているんですかねぇ.... ボランティアの話も少し。 よく、「ボランティアやってると聞けるんでしょ?」と訊かれます。まぁ、確かに、ホール内の係もあるので、聞けると言えば聞けます。但し。実際にはそんなに優雅なもんじゃないです。 まず、寝られません。そりゃそうでしょう。場内係が寝る訳にはいかない。ましていびきなんか言語道断。で、演奏中は、実は場内に目配りしてます。ラ・フォル・ジュルネは、比較的途中で出入りする行為には寛大ですが、係員としてはその際には速やかにお客さんを導かなきゃいけない。斯くして常に客席と扉の双方に目配りする必要が。これが例えばラフマニノフの前奏曲とかだったらまだいでしょうけど、ペルトの宗教曲、あれで寝るなと言われても....(笑) プログラムが終われば、ほぼ必ずそこで退出するお客が出るので、そこで誘導しつつ、一方ではアンコールがあるのかないのか見極め....そして最後には退出するお客さんが「今の曲はなんですか?」と尋ねる......私も知りません....(--;
2012年05月09日
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かくて、8年目のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンも無事終了しました。動員人数は延べ52万人ということで、確かにちょっと少なめでしたでしょうか。演目が影響したのか、とはいえ、国際フォーラムだけで36万人動員だから、話半分としても一日あたり6万人がやって来た計算になります。これが多いか少ないかは議論の分かれる所ではあるかも知れませんが、それなりの存在感のある人数ではあるでしょう。一方で、未だに、ツイッターなんかでは「こんなイベントがあったんだ!」という声も見掛けますし。 今年、会場の所々で、個人からの寄付についてアンケートを取るブースがありました。なんでも、現在、チケット売り上げによる収入で経費の半分を賄っているのだとか。残りの3割くらいが協賛金で、後は国際フォーラムの予算で支出とかなんとか。 正直、それほど賄えているとは思っていなかっただけに、むしろいい方に驚いたんですけどね。ただまぁ、それでも苦しいのには変わりないだろうし、寄付を求めるのも分かる気はします。一方で、寄付でそれほど収入が入るものか?とも正直思いはしますが。 いわゆる「ラ・フォル・ジュルネ10年限定説」というのは、実際、あるそうです。元々どんなもんかわからないけど、取り敢えず10年はやってみようよ、というような意味で。 だから、10年でやめます、と決めている訳ではないけれど、一方で永年継続します、と決まっている訳でもない。 世界中でいろんな音楽祭がありますが、確かに、長年続いているものが多いけれど、いつのまにか下火になり、というものもあるようです。日本の場合苦しいのは、やっぱり、クラシック音楽というものがあくまで「舶来」のものである、ということ。例えば「文化」を維持したいと考えたとして、それがクラシック音楽である必然性は無いんですね。他の何かであっても構わない。又、ラ・フォル・ジュルネの場合、「国際フォーラム」というフォーマットに結び付いているのも若干不利ではあります。例えばザルツブルク音楽祭の場合、街自体にとってそのイベントのインパクトは大きいものがありますが、東京の有楽町となると、ちょっと弱いのは確かなんですよね。まぁ、東京だからこそ、これだけの動員力があるのではありますが… つまり、ラ・フォル・ジュルネというのは、実はやめやすいポジションに居るというのも事実ではあります。 それを承知で言えば、やはり、個人的には、ラ・フォル・ジュルネはやめて欲しくないなと思うのです。それは、確かに、自分が楽しんでいるから、というのはあるのだけれど、それだけでは無いんですよね。 この間、ある音楽雑誌を読んでいたら、オーディオ関係の連載記事があって、「どのホールの何処で聞くとCDのように聞こえるか」という話を書いていて、愕然としました。少なくとも私のような古いクラシックのファン(マニア?)からすると、「CDと同じように生で聞ける」という発想は空前絶後のものなのです。 何故なら、音楽というのは、本来、現実の空間で楽器が鳴らされることによって演奏されるものだという認識があるから。 勿論、それを言ったら、ラ・フォル・ジュルネのホールAの公演なんてどうなんだ、という話にはなるんですけどね。それでも、他の場所ではやっぱり生の音が聞ける。国際フォーラムの各ホール(会議室?)の音響を云々されることは勿論あるのだけれど、それを差し引いても、やっぱり、ある空間の中で音楽が奏でられる、というのはやはり事実。その現場感を喪失している人が少なからず生産されているのだとしたら、やっぱりそれは問題だと思うのです。 決して、録音で聞く音楽を否定する気は無いのです。でも、それと、生の空間で実際に楽器が鳴り、人が歌うというのは、違う。端的に言えば、ホールAどころか、地上広場のミュージック・キオスクや展示ホールで演奏されるものですら、やっぱり何か違うと思うのです。コンサートに行っても、開演5分前迄ホールの椅子でイヤホン付けて聞き入っている人が珍しくない昨今では、「生の音を聞く」という経験を得られる機会はむしろ大事になっていると思うのです。音響が、とか、演奏者のレベルが、といった批判をする前に、まず、クラシックってどんなものか、生の音ってどんなものか、を経験する機会それ自体が大事なのだろうと。 加えて、ラ・フォル・ジュルネそれ自体が、回を重ねる毎に、音楽にとってのメディアとしての機能を取り戻しつつあることも重要なのだと思います。 例えば、今回、公演番号157で、「祈り」と称したコンサートが行われました。そこで演奏されたのは、ヴォックス・クラマンティスによるペルトの抜粋と、日本の作曲家・権代敦彦が震災に際して書いた曲、及び今回ナントと東京のLFJに向けて書かれた新曲。個人的には、決して深く感心した作品ではありませんでした。けれども、それはそれで一つの作品ではあるし、少なくともそこにいた200人余りの聴衆に向けて演奏されたことは事実として残ります。実際、むしろ大抵の人は肯定的に受け止めたのだと思いますし。 また、今回来日した3つの合唱団。彼等の演奏した作品の幾つかは、こうした機会がなければ触れられる機会は無かったのではないかと思います。 勿論、ラ・フォル・ジュルネの全てが素晴らしいという訳では無いにせよ、そうしたネガティヴな面を補って余りあるものだと思うのです。もしそれでも批判したいというのなら、どうぞ、理想のものを作り出して下さい、と申し上げたい。昔から言うことですが、日本のクラシック音楽業界も、古くからのリスナーも、こんなもの作り出すことは出来なかったし、未だに真似することも乗っ取ることも出来ない。その一事で十分だと思います。 ただ、じゃぁ、それをどうやって続けて行くの?と言った時に、やはり難しい問題はあるのだろうなと思います。 結局、続けて行く為には、その存在意義を示して行くしかないのだと思います。個人の寄付、というのは、その意味では、「この音楽祭が存在して欲しい」という意思を示すことなのだと思います。一方で、その寄付行為が、某か音楽祭に参加する上での特権になってしまうのは嫌だな、とも思うのです。 日本では、お金を出す、ということに対し非常に意地汚い感覚を持たれているのが現実だと思います。あまり高額な寄付とそれに見合う特権、といったようなものが出来てしまうのはあまり良くないなと思うのです。 例えば一口2~3千円くらいに止める。その上で、寄付してくれた人には、例えばピンバッジとかステッカーとかを贈る。それだけ。それ以上のメリットはない。そのくらいにして募る方がいいと思うのですね。まぁ、例えば、そのステッカーやピンバッジを付けていればチケット無しでも展示ホール入れますよ、とか、そのくらいはあっていいとは思うけど。 どうせ寄付だけではなかなか賄い切れないと思うので(在京オケなんかの様子を見ての見当です)、あくまで象徴的なものとして受け止めつつ、このくらいにするのがいいんじゃないかと思うんですけどね。 そうでなければ、思い切って一口10万円くらいにしてしまうとか。まぁ、その場合、お前どうする?と言われても、乗らない気はしますが。それに、そういうのって、ラ・フォル・ジュルネの底流に流れていると感じる、ある種の「民主主義」的なものとは相容れない気がするんですよね。 (あんまり細々書かないんですけど、「ラ・フォル・ジュルネ」の元ネタが「フィガロの結婚」から来ているのは偶然ではないと思うんですよね。ルネ・マルタンに訊く機会があれば訊いてみたいけど、まぁ、無いだろうな。) 来年はどういう形になるのか、分かりませんが、なんとか今後も末永く続いてくれることを祈りたいと思います。
2012年05月08日
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オーチャードホール 19:00~ 1階左端 いきなり通常運航モードに移行するのであります。いや、LFJの話はまた書くんですけどね。というより全然通常モードじゃないんだけど、これは。 キース・ジャレットは聞くのは何度目かだと思うのですが、ソロは初めて。 なので、結構期待して行きました。場内は完売だったようで、ほぼ満員。一部空いている席は、都合で来れなかったとか、そんなところでしょう。 前半は6曲、後半は4曲、それにアンコールが3曲だったと思います。前後半の曲数はそれぞれプラスマイナス1曲くらい誤差があるやも。 キース・ジャレットというと、ミーハーな私としてはまず思い浮かぶのはケルン・コンサートやスカラ座コンサート、ウィーンでのライブなどのソロでの録音。あの、曲があるんだか無いんだかよくワカランという感じの、前衛的というか哲学的というか、な感じ。勿論、スタンダード演奏をトリオで繰り広げたりもしている訳ですが、それは前回聞いたし、どうせ自分はスタンダード演奏されても鈍いしよく分かんないから、むしろピアノを使ってどういう表現を展開して来るのか、という所に主たる興味がある訳です。でないと、前回、わざわざトリオで来ての今回のソロでの来日の意味が無いよな、と思う訳です。無論キース・ジャレットには彼なりの考えはあるのでしょうけれど。 今日の演奏はライブ録音します、ということで、場内のあちこちで「携帯の電源切って」「傘は予め横にしておいて」といった注意書きが。場内アナウンスでも再三のお願いがくどい程。どんだけ繊細なんだか、録音命なんだか。 で、今日の演奏はというと、一応「曲」はある感じらしくて、最初はベルクあたりを思わせる和声感の無い現代的トッカータのような音楽、次は閑けさを感じさせる響き・鳴りの音楽、というように、ある意味緩急を付けた、というか、まぁ、最近のソロライブはこんな感じなんでしょうか。というものだったのですが..... 前半、一「曲」目から、演奏が終わるや否や、妙な「うぇ~」みたいな掛け声が。当然それに釣られるように拍手が。これが、曲想に関係無く、同じように出て来る訳です。 「曲」(って言っていいのかどうかは分かりませんが)によっては、確かにそういうのが合うものもあるでしょうけれど、明らかに楽器の鳴りを楽しむような音楽もある訳で、そうしたものであれば、わざわざ言われずとも余韻を味わいたい、と思うのが普通だと思うんですが、そんなの関係無く「うぇ~」と拍手。 これが一体どのように作用したのか分かりませんが、急-緩-急-緩といった感じで続いて来た演奏が、突然所謂「ジャズっぽい」曲に切り替わって2曲。6曲、40分程で引っ込む演奏者。 後半、開始前に、「余韻を楽しんで頂きたい為、拍手等は余韻が消える迄お控え下さい」とのアナウンスが。しかも御丁寧に「拍手、掛け声等は」ともう一度。大事なことなので二度言ったんでしょう。思わずそのアナウンスに拍手。 かくて、掛け声は二度と上がらず。さすがに堪えたんでしょう。ああそれなのにそれなのに、後半、演奏が始まると、やっぱりピアノが響き終わらない内に拍手が。しかも最初か二曲目の後は、キース・ジャレットが演奏後、そのまま向き直らず、次の曲を考えている風なのに、拍手が起きてしまう。止む無く手を止め、向き直り挨拶するキース・ジャレット。 結局後半も40分足らずで演奏終了。これは全くの主観だし、訊いた訳ではないけれど、演奏者としても乗り切れなかったんじゃないかと思います。にも関わらず場内は大喝采。それに応えてアンコールする演奏者。しかも3曲も。アンコールの度に拍手喝采、スタンディング・オベーション迄する始末。だがしかし、やっぱりピアノが響き終わらない内に起きる拍手。三曲目なんてとても静かな曲なのに、何故拍手する気になるのか。 キース・ジャレット。繊細かも知れませんが、とってもいい人なんだと思います。いやな言い方すれば、今日の聴衆は、それに付け込んだようなものです。正直、私は、アンコールなんてしなくていいと思っていました。アンコールに値する聴衆ではないと。だって、少なくともその何割かは、音楽聞いてないんだもの。 自分としては珍しく、今日は、端の方とは言いながら、1階の結構前の方に座っていました。クラシックだといつも安い3階あたりになる訳ですが(笑)、どうせ3階と1階で値段に大差が無いもんな、という訳で。なので、いつも聞いている聞こえ方とは違うのを前提で書きますが、昨日のコンサートでは、明らかにピアノが鳴り終わる前、というのはつまり残響ではなく、ピアノ自身の音が終わる前に拍手が起きてました。しかも、振り返って確認した訳では無いけれど、3階ではなく1階から起きてました。 オーチャードホールというのは、所謂公会堂の類いよりは響くのでしょうけれど、実は都内の主要コンサートホールの中では、デッドである、という評価を受けています。つまり、響かない、と言われている。この場合、ちゃんと聞いていれば、ピアノの音が鳴り終わるのはむしろ分かりやすい筈ですし、その場合3階の方から「終わった」と判断されるのが自然ではないかと。無論、上の方からだと、「まだ鳴ってる?」みたいな遠慮が働くことはあるだろうけど。 ネットなんかでは「ジャズのコンサートなんだから」とか「録音が入るからってうるさ過ぎ」みたいな意見もあったようですが、これはそういう問題ではないと思います。全ての曲で、とは言わないけれど、少なくとも静かな曲では、ちゃんと聞いていれば、最後の音の鳴り響きを、それが消えて行く様を、味わい尽くすように引き込まれて行くのではないかと思うのです。 今日の類いの拍手は、しかし、正直言うと、音楽を味わい尽くした果ての拍手ではなく、「音楽終わったら拍手するんだ!お、終わった終わった拍手~ジャレット△(さんかっけー って奴ですね)」みたいな種類の拍手では。 いや、大体が、ジャズだって、こういうやり方はしない筈だと思います。例えばNo Name Horsesがブルーノートとかでライブをやり、しかし、途中で小曽根真がソロでやります、となると、大抵はバラード系に振る訳だけど、そういう時はピアノが鳴り終わる迄場内静まり返ります。そもそもつい3日前に、聴衆が素人さんばっかりとすら言われることもあるラ・フォル・ジュルネで、小曽根真と児玉桃が春の祭典を2台ピアノでやった時、アンコールにrebornをやったのだけれど、あの時は音が消える迄皆聞き入っていましたし。 後ろのお客がバレンボイムの時は酷かった、みたいな話をしていて、これは何年か前の「バレンボイムのバッハ前奏曲とフーガ全曲演奏で1曲演奏終わる毎に拍手入りバレンボイム困惑大半の客激怒事件」(なげーよ)のことですが、正直言うと、私はあれは一種のテロ行為ではないかと思っていて、今日のとは意味が違うと思っています。つまり、ただ単によっぽど耳が悪いか、さもなければ音楽を聞いていないだけだろうと。 誤解の無いように言いますが、音楽が分からない、のではなく、聞いてないだけだと思います。ちゃんと集中して聞いていれば、ああいうことにはならないと思います。 後で思ったのだけれど、今回のお客は、普段コンサートなんか行かなくて、でも、「キース・ジャレットだから」ということで、珍しく出て来たお客が多かったのではないかと。だから、音楽の聞き方(お作法という意味ではありません。生で演奏される音楽というものにどう接すれば上手く受け止められるか、といった具合の意味で)もよく分かってなくて、そもそもピアノという楽器がどのように鳴るかといったことも分からずに来て、「あ、演奏終わった、拍手拍手~」というお客が多かったのでは。 無論、それも一つの聞き方と言えなくは無いし、そうでなくても、拍手は早いのかも知れないけど自分はあれはあれでちゃんと楽しめたよ、という人も少なくは無いのでしょう。それであれば、それはそれでいいことだと思うけれど。でも、私個人としては、ちゃんと最後迄ピアノの響きを、それが消え行く様を、出来れば消えた後のコンサートホールという空間での時間を含めた音楽を、半分くらいの曲ではちゃんと聞きたかった。そう思うのです。 音楽としては、決して悪くない演奏だったと思います。本来は。あそこまで虐待されても健気に弾き続けるキース・ジャレットが可哀想。。。。というのは確かに私の勝手な主観ではありますが。。。。
2012年05月06日
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というわけでさくっと終わってしまった今年のラ・フォル・ジュルネですが、簡単に振り返りなど。 個人的には、やはり今年は合唱団の当たり年でした。モスクワ大司教座合唱団、カペラ・サンクトペテルブルク、ヴォックス・クラマンティス。いずれもそれぞれに似て非なる演奏を聞かせてくれました。 正直、特にモスクワ大司教座合唱団とかは、正直言うと決して日本で言う意味で「上手く」は無いんですよね。出だしが合う合わないとか、音程の安定感とか、そういう意味では決して「上手い」訳ではない。けれども、そもそも「歌」として、「音楽」として、どうか、と考えると、とても面白いのです。(というより、そもそもロシア正教の聖歌となれば、上手い下手はむしろ彼等が基準なのでして。) カペラ・サンクトペテルブルクにしても、例えば最後の「韃靼人の踊り」なんて、もうバラバラだしオケとも合わないんだけれど、個々人の持ってる声がハーモニーとしてはきちんと合っていて、しかも強烈なパワーで理屈を捩じ伏せるような塊をぶつけてくる。上手い下手なんて小理屈を吹き飛ばすような合唱。理屈はともかく、静謐だけれど力強い宗教曲を歌い、ロシア民謡をあるいは情感込めて哀しげに、あるいは芸達者なところを見せて楽しげに歌い上げ、そしてオペラの合唱(それも極めつけ)を強烈なパワーで聞かせる。 言えば、やろうと思えば出来るのかも知れない。でも実際にやれるし、それぞれがあるレベルで説得力を持つ、というのは、なかなかなことではないと思います。 そしてヴォックス・クラマンティス。今回結果的に何度か聞きましたが、ペルトのカノン・ポカヤネン。個人的には、決してペルトはよく聞いている訳ではなかったのですが、とても良かった。改めてペルトを聞くか、と思わせるほどに。そう、LFJの楽しみの一つは、私のような薹が立ったようなリスナーでも、某か新たな出会いとか発見とかがあるということ。ヴォックス・クラマンティスはそういう意味で自分としてはとても良かったし、勿論彼等のパフォーマンスも極めて高かった。 後は、まぁ、色々ありましたがねぇ。小曽根真と児玉桃の2台ピアノによる「春の祭典」はなかなか面白かったし、アンコールの reborn も良かった。小曽根さんは「本邦初公開」とか言っていたけれど、あれは2台ピアノ版、ってことだろうなぁ。3分程の小曲になってましたが、あれはやっぱりいい曲だな、と改めて思いましたです。 もう一つ挙げれば、もう書いているけれど、2日目夜の相田みつを美術館での中野振一郎・featuring 工藤重典によるチェンバロ+フルートリサイタル。これは工藤重典がゲストという贅沢なコンサートでした。 心残りは、リチェルカーレ・コンソートを結局聞けなかったこと。チケットは元々は買ってあったのだけれど、シフトが入ったり、back upで買ってあったよみうりホールの公演は、結局福袋コンサートに行ってしまったので.....<要は自業自得 ボランティアに関しては、今年は対象ホールが4つに増えて大所帯になったので、なかなか賑やかでした。まぁ、いろいろありましたが、大きな事故も無く無事終了して、まずはなによりでした。 その他思うことなどはまたおいおい..... 今日も忙しいしな.....<懲りもせず
2012年05月06日
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というわけで、結局今日は忙しくて、全く更新出来ずじまいでしたが、LFJ、無事終了しました。 最終日は朝から4公演ほど、それに最後にホールAの最終公演を聞きました。 色々ありましたが、最後に聞いた#316 のボロディンの「韃靼人の踊り」。管弦楽版じゃなくて、オリジナルに近い合唱付だったんですね。(キプチャク汗だったかな?の独唱が無い)合唱団は、カペラ・サンクトペテルブルク。 正直、恐らくは歌ったことが殆ど無いであろう曲目、いわゆる上手い下手で言えば、色々下手でしたが、そんなこと問題じゃなく、ホールAの舞台奥から全力で襲ってくる強烈なパワーの合唱。しかも、出だしだのなんだのは合わないにしても、それを補って余りあるハーモニー。しなやかで強靭な歌でした。まさかこれが聞けるとはねぇ.... 細々した話はまた改めて。
2012年05月05日
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既に国際フォーラムで朝ごはん中。朝からパスタを頼んで、マトリョーシカドロップを貰いました。 後一時間足らずで今日のスケジュールが始まります。
2012年05月05日
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晴れた~? 毎年のことですが、別にLFJに限らず、GWの首都圏というのは大体天気が崩れるものと相場が決まっている気がします。 毎年LFJでも雨に降られるのが相場。で、3日間もあると、どっかで必ず晴れる、というパターンかなと。 という訳で、初日・二日目と雨に降られた今年も、三日目は晴れました! 今日は屋台村は大混雑でしょうね。さぞやビールが美味しいことでしょう。 ...........飲まないけど(--; 今日は締めに向けて遅番シフトに入ります。なので、朝から公演に行く予定。 先刻、本日の福袋コンサートの内容が発表されました。今日はアレクサンドル・ヴォロディンのピアノリサイタル。ラフマニノフメインのプログラムです。 http://www.lfj.jp/lfj_2012/news/2012/05/55334.html チケットは08:30から国際フォーラムガラス棟地下のチケットブースで売り出します。 今日のチケットは、昨晩22:00時点ですが、こちら。 http://www.lfj.jp/lfj_2012/news/2012/05/542200-1.html 結構ありますね。特に夕べも書いたけど、321と346はおすすめです! こちらはチケットぴあ販売なので、お近くのサークルKサンクスやセブンイレブンでお買い求め頂けます。買ってから行くのが正解でしょうね~ ではでは、よい一日を!
2012年05月05日
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そんな訳で2日目終了です。 今日は朝からシフトが入ったのもあって、聞いたのは4公演だけ。但し非常に濃い内容でしたけども。 結局福袋を聞きに行ってしまったので、リチェルカーレ・コンソートは聞かずじまいでした。マリア・ケオハネ、聞いておきたいなと思ってたんですけどね。(尤も業務中に一部モニターで見聞きしたのではありますが...)とはいえ、その代わりに聞いたモスクワ大司教座合唱団は引き換えにするだけの面白さではありましたが。男ばかり12人の合唱団ですが、力強い低音と高音の織り成す骨太の歌唱が物凄く。 やっぱり、今年は合唱ですよ。うんうん。 21時頃時点では、まだ明日朝のホールB7のカペラ・サンクトペテルブルクと、夜のホールCのヴォックス・クラマンティスが残ってました。この二つは個人的にはお勧めなんですけどね。というか、朝のカペラ・サンクトペテルブルクは聞きに行くし(笑) というわけで、おやすみなさい~ いよいよ明日は最終日!
2012年05月04日
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二日目の最後は、相田みつを美術館での中野振一郎のチェンバロリサイタル。(公演番号293) ガルッピとチマローザのチェンバロ・ソナタのプログラムに一部変更、という案内が会場入り口に掲示されてました。曲順の入れ替えと一曲、サルティという人のフルートと通奏低音のためのソナタが追加に。 ........フルート? 中でプログラムを貰ったら、フルート奏者が記載されてました。工藤重典。 .............!!! これ、「曲目追加」はそうだけど、「演奏者追加」の情報が大事だと思うんですが。何故この情報が掲示されないのかと(笑)まぁ、勿論実害は何も無いんですけどね。 一日の最後に、とても贅沢なコンサートを聴かせて頂きました。勿論チェンバロ演奏もとても良かったのだけれど、最後の最後に柔らかいフルートをこんなにタイトな空間で聞かせて頂けてとても幸せでした....
2012年05月04日
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をやってたんですね~まだ放送中なのかな?
2012年05月04日
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正直、今日は忙しくて全くブログにはアップせず仕舞いでした。 朝からシフトに入り、午後というより夕方から3公演。ヴァイオリンとピアノのデュオに、合唱団2つ。昨日聞いたモスクワ大司教座合唱団とカペラ?サンクトペテルブルクですが、演目はどちらも微妙に違っていて、これがまた面白かったです。 特にモスクワ大司教座合唱団は、福袋コンサート(朝出勤前にチケットボックスでついゲットしてしまいました)のロシア民謡集でしたが、やっぱり面白かった~ この人達、聖歌が本業だとは思うんですが、民謡を歌う時、本当に生き生きしてるように見えるんですよね。 今日はもう1公演聞いて終わりです。
2012年05月04日
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二日目の朝です。 天気はもう一つ。さっきは結構降ってたし。まぁ、これから回復傾向だと聞いているので、期待したい所ですね。昨日はいまいちの人出だった屋台村も、今夜あたりは混雑するのでは? それはともかく、演奏会の方は、個人的にはピークが昨日だったような.... まぁ、今日からボランティアにも入りますしね。自分はあまり買えてないのですが、プラジャーク四重奏団が今日は3公演も出て来るのが個人的には目立ちます。それと、リチェルカーレ・コンソート!実は密かに今年のイチオシだったりします。今年はよみうりホールにも出るので、チケットがまだ手に入ります。(#284 18:15~) それと、今日の福袋コンサートも先刻発表!モスクワ大司教座合唱団が登板だそうです。(#235 18:30~) ホールB5なので完売必至。こちらは国際フォーラム地下のチケット売り場でのみの販売なのでお早めに。 では、行ってみますか.....
2012年05月04日
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というわけで、長い初日が終了しました。 今日はお目当ての合唱団3つが聞けて、小曽根真も聞けて、御馳走様でした、の一言に尽きます。 というか、今年どうしても聞きたいぞ、というものはほぼほぼ聞いてしまった気が.....初日で燃え尽きてどうする(苦笑) ともかく、今回は合唱のLFJといったところです。カペラ・サンクトペテルブルクはまだ5/5のが買えるようですし(まだあるかな?)、ヴォックス・クラマンティスは、どうなんだろう?まだ聞けるチャンスはあるかも知れませんから、是非トライしてみて下さい。 今年もプログラムはA4上質紙(コピー用紙と言うべきか)に印刷したものです。ぺらぺら。なので、明日明後日行かれる方には、A4サイズのクリアファイルを持参される事をお勧めします。 別に、ハシゴするから、という理由でなく。透明なクリアファイルに入れておけば、演奏中も音を立てませんからね。合唱の場合は歌詞カードが用意されますから、是非お試しを。 今年のボランティアは、大幅拡大してホールB5、D7、G402、G409の4ホールで稼働中です。残念ながら今年は恒例だったホールD7のハンドベルは無くなってしまいましたが.... 黄色のスタジャンに、オレンジ色のバンダナを付けているのがボランティアチームであります。よろしくお願いします。 さぁ、明日に備えて寝なければ....おやすみなさい.....
2012年05月03日
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合唱もの第2弾は、公演番号134のヴォックス?クラマンティス。 こちらは現代エストニアの作曲家、アルヴォ?ペルトの宗教曲を中心に据えたプログラム。 これもねぇ、いいですよ… 北欧もそうなのだけれど、旧ソ連圏では合唱が盛んなのか、いい合唱団が多いのですね。それがまた、いい合唱曲を生み出すのでしょうか。このヴォックス?クラマンティスも、ペルトの信頼篤く、ペルトの曲の初演を幾つも担っているのだとか。 次は合唱大本命、モスクワ大司教座合唱団です。
2012年05月03日
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今日最初から当たりが出ました! ホールB7、#121、カペラ?サンクトペテルブルクの公演。 宗教曲とロシア民謡の合唱の公演ですが、これが面白かった! やはりロシアの合唱は定評のあるところですが、加えてプログラムも秀逸。厳かな前半の宗教曲と感情豊かな後半のロシア民謡とのコントラストが鮮やか。そして、合唱がいい!声があって、力強くて綺麗。 これはいいですよ~ 明後日5/5の朝、#321公演が同内容でまだチケットがあります。ぴあでは(つまりがサークルKサンクスやセブンイレブンでも)まだチケット買えますので、是非どうぞ!
2012年05月03日
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いよいよ今日からラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012本番です。 初日は生憎の雨、しかも結構ハンパ無いんですが...... 大体、例年、3日なら3日の全部晴れるってことは無いので、こんなもんだとは思いますが、さっきまでは出掛けるのも躊躇するような降り方でしたけど、どうなるんだろう。 明日には回復するらしいですけどね.... 今日は一日コンサートのハシゴです。朝から合唱だのなんだのと色々あります。行ければ夕方には小曽根真と児玉桃の「春の祭典」があります。これが楽しみ... 今年は、ブログ更新もしますが、手っ取り早くtwitterで色々出して行こうと思いますので、宜しくお願いします。 アカウントは @G_Verdi です。 では、行ってきます~
2012年05月03日
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サントリーホール 16:00~ 2階正面 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ラヴェル:ボレロ <アンコール> ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲より 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:チョン・ミュンフン いやもう既に完全LFJモードじゃないのかというとこういうコンサートもあるので.... 東フィルの創立は、名古屋で松坂屋の前身のいとう呉服店の少年音楽隊が結成された1911年に遡るそうで、昨年創立100周年を迎えています。確かに去年はそれを記念してオール日本人指揮者で定期演奏会を組んだりしてましたっけ。 で、去年の3月に記念演奏会を予定していたのが、震災影響で中止となり、改めてこの日の記念演奏会と成った訳です。 特別演奏会と銘打ったこのコンサートの売りは「150人のボレロ」。新星日響と合併して大所帯となっているこのオケならではの企画と言えば言えますが、まぁしかしイロモノですわな(笑)とはいえ指揮はチョン・ミュンフンだし、チケット代は高いけど休みの日だし、行ってみるかと。 前半は「新世界より」。こちらは150人まではいきませんが、既にコントラバスだけで12本。えーと、ヴィオラが16本だったので、多分20-18-16-14-12とかそのくらいの編成だったと思うのですが、あのですね、この人数だと、もうヴァイオリン数えられません(笑)まぁそんなもんでしょう。これだけで80人か.... 企画はイロモノですが、演奏自体は至ってまとも、普通にいい演奏でした。そういえば、震災の2日後、この曲をサントリーホールで聞いたのでした。チェコ・フィルで、指揮がチョン・ミュンフン。あの演奏も凄かったけれど、今日はそこまで行かずともいい演奏。流石に特別演奏会と銘打ってやるだけあって、オケの揃い方も表現も行き届いてます。何より人数が多いからか、力み返って音を出すというのが無くて、いい感じ。普段からそのくらいやれよ、というのは言うだけ野暮か.... 後半はボレロ。これが150人。えーと、既に前半で舞台は一杯だったのですが、それを更に脇のスペースに管やら打楽器群を詰めて、残りは20人ほどがピット席へ(笑)東フィル150人編成用編曲だそうで、えー、なんというか、とんでもないことになってます。小太鼓4人居るし(笑)最初から刻んでるのは一人ですけどね。ホルンもピットだけで5人くらい並んでたし。全部でホルン10人。心臓に悪い悪い(笑)心臓に悪いと言えば、そもそもこの人数で全奏されると、流石にちょっと凄いです。 まぁ、あれですね、いわゆる「莫迦」って奴ですねこれは。真面目に論評しちゃいけません、きっと(笑)この人数でも一応破綻無く(ホルンもひっくり返らず!)ちゃんと演奏出来ましたという、指揮者の統率力とオケの能力を褒める所でしょう。そういう企画だと思うし。 チョン・ミュンフンによる祝辞スピーチの後、「ウィリアム・テル」序曲の最後、「スイス軍の行進」を演奏。そう、アレです、アレ。やっぱり莫迦だこれは(笑)まぁ、たまにはこういうのもいいかも知れません。人数多いってのはそれだけで面白いし、それをこのレベルで揃えてくるというのもあまり出来ることではないので(いやまぁ普通やらんだろという話でもあるのだけれど)、得難い体験ではありました。最後はチョン・ミュンフンも舞台下に降りてオーケストラに拍手。そう、何より今日の主役は東フィルなのだからね。
2012年05月03日
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というわけで、前夜祭コンサート、行って来ました。実は前夜祭に行くのは確か初めてなんですよね。 正直、ホールAなので、敢えて行く気がしなかったんですが、今回は小曽根真が出るというので、いい席=中央前の方が取れれば行こう、と思っていたら、取れたので行って来ました。 いや、場所が良かったのもあって、中々面白かったですよ。4手ピアノ版のペトルーシュカと春の祭典、チャイコフスキーの御馴染み白鳥の湖&くるみ割り人形、弦楽セレナーデの第3楽章(エレジー)、そしてショスタコーヴィチのピアノ協奏曲から。休憩無しで2時間近くやりました。中々に盛り沢山。 小曽根さんは相変わらず飛ばしてました(笑) 司会は…まぁ、無くても良かったですね。失礼ながら、もうちょっと先入観というものを持たない人を起用された方がよろしいのでは。 ともあれ、いよいよ明日から本番です!
2012年05月02日
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隠れてるのは232か233でした、確か。<そりゃ323だろうと...
2012年05月02日
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珍しく前夜祭に来ています。 今年は小曽根真がショスタコーヴィチをちょっとだけ弾くというので。 地上広場では渋さ知らズの子供版、チョビ渋で大盛り上がりです。
2012年05月02日
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みなとみらいホール 15:00~ 3階正面 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244 ソプラノ:ウーテ・ゼルビッヒ アルト:シュテファン・カーレ テノール, 福音史家:マルティン・ペッツォルト バス:マティアス・ヴァイヒェルト, ゴットホルト・シュヴァルツ 聖トーマス教会合唱団 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 指揮:ゲオルグ・クリストフ・ビラー 2ヶ月以上前だよ.......もう何処が「今日行ったコンサート」なんだか..... 今更ですが、こんなのがまだ沢山あるので、ちょっとづつ。 まぁ実際2ヶ月も前なのでうろ覚えの部分は少なからずなのですが、結論から言えばとても良かった演奏でした。 この組み合わせでの来日公演はもう何度目なのか、前回、2008年の時に一度聞かせて貰っています。その時もまた難しいこと言いながら褒めてました。 まぁ、そんなに感想が変わるものではないのですが、やはり同じようなことは考えてました。 確か前回は少年合唱団も含めてかなり大掛かりな編成だったのですが、今回はやや控え目な感じだったかなと。但し合唱のインパクトは十分。圧倒的に迫る、という態ではなかったですが、やはり説得力は十分。 それと、やはりいつも思うのは発音の綺麗なこと。分かりやすいこと。全てのクラシックの歌がそうであるとは言いませんが、少なくともこうした曲の場合、やはりきちんと聞こえなければ神への供物にしてその恩寵を人に示すという目的を果たし得ないのだろうと思うので、やはりこういう風に歌ってもらえるのは有り難いと思います。 正直言うと、久々にマタイということで、しっかり浸ってしまっていたので、あまりどうこういう聞き方はしていなかったような。まぁ、忘れたというのも無くはないんですが(苦笑)でもまぁ、浸れるような演奏であったのは確かでありました。ペテロの否認の後のアリアは、いつもながら、しみじみさせられます... ちょっと残念だったのは、ゲンツ兄弟のテノール、クリストフ・ゲンツがキャンセルになったこと。予定では来る筈だったんですが。 それと、休憩は1回だったのですが、それが15分だったのは、ちょっとお客にとってハードだったのでは。いや、私は構わないんですが、ほら、お手洗いがね...
2012年05月02日
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http://www.lfj.jp/lfj_2012/news/2012/05/115154254277366382.html つい今しがた発表されたようですが、ピアニストのブリジット・エンゲラーが急病の為来日中止となったようです。 これに伴い、エンゲラー出演予定だった公演は出演者を変更し、公演によっては曲目変更の上実施されるそうです。但し希望者には払い戻しも行う由。 対象公演は公演番号115、154、254、277、366、382。 詳細は上記リンクをどうぞ。 まぁ、ピアノリサイタルものは、そもそも演奏者が違うんだから、当然っちゃぁ当然ですわな.... しかし、今年はこの手の話が無いな、と思っていたのですが、やっぱり出ましたね(苦笑)
2012年05月01日
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