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真夜中に自宅で仕事をしながらテレビをつけていたら、いきなり、義父がテレビの中でゴルフをしていた。ちょうど渾身のティーショットを放ったところだ。そうか、ちょうど今頃、全米でツアーの最中だったなぁ、ってちがうちがう。義父は日本のサラリーマンやがな。そうかそうか、ワシも昨日はゴルフだったし、義父もたまたま今週末はゴルフだったのかぁ、ってそうではなくて、なんでテレビでゴルフをしているのだ義父は?テロップで名前も出ていたので本人に間違いはないし。よく観ると、なるほど番組は某テレビ局が主催する某医療機関のチャリティーゴルフ大会で、マスコミ関係、医療関係、その他大企業の偉いヒトたちが大勢参加していて、義父は某新聞社の偉いヒトなので主催者側に近い参加メンバーとしてエントリーしていたようであった。ワタシの声に起きた妻が、携帯で義父に「テレビみたよ」のメールを送っていた。実はその時、我々以外にもたまたま深夜にその番組を観ていた義父の知り合いがいて、一夜明けて会社(新聞社)に電話がかかってきたそうだ。聞くとその相手は47年前の中学時代の同級生の女子(といっても現在60才過ぎ)だったそうで、それまで一切音信不通だったのに突然の電話で義父も驚いたらしい。しかも、まったくその相手のことなんて覚えてないと。ま、相手が自分を覚えていたということも驚きだが、テレビで観たからといって突然47年間のブランクを超えて会社に電話してくるそのヒトの行動の方がコワイわ、と義父は言っていた。確かに。ワタシ自身の広告の仕事もマスコミの端くれなので、メディアがらみのイベントなどの場合、テレビや新聞やラジオなどにチラリと自分達の顔や手や足が出てしまうケースもある。実はそんな時、上の話と同様に意外な昔の知人たちから「みたぞみたぞオレもみたぞ」と連絡があったりするのだ。特にテレビというのは、誰も見ていないような番組や時間帯であっても意外と結構色んなヒトに見られているものなのだ。そして、画面に知人が登場するのを観ると、ヒトはどうしても申告をせずにいられないようである。なぜだかは知らないが。しかし、タモリとか大変だろうな毎日。 んなことはないか。
2004年10月31日
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久々にゴルフに行った。年に春と秋の2回ある社内コンペで、春には出られなかったので、クラブを握るのは実に1年ぶりである。天気は朝からずっと雨。ゴルフの場合、多少の雨では中止することはないので、わざわざ早起きして遠くまで出かけ、高いお金を払って寒い中雨に濡れるのをガマンしてまでやるなんて、ホント難儀なスポーツである。今、若い世代ではゴルフ離れが進行していてゴルファー人口は年々減り続けているそうだが、それも仕方あるまい。雨は時折かなりの本降りになり、その中を黙々と棒(クラブ)を持って歩いていると、まるで滝に打たれて荒行をする修行僧の気分だ。おまけに、我々の組についたキャディーがヒドかった。風貌が『和歌山毒物カレー事件』の林真須美被告によく似ていて、キャディーにしては珍しい肥満体形。しかも笑わない(むしろ怒っているのか?)。まぁ外見は置いておくとしても、このヒトほとんど、ただそこにいるだけで、全然仕事をしないのだ。泥で汚れたボールも拭いてくれないし、コース上の距離も教えてくれない。グリーン上のラインのアドバイスも何もない。しかも肥満だから、ちょっと歩いただけですぐに疲れてフウフウ言ってるし。これじゃぁ、林真須美というよりもまるで、何もしない、何もできない、高木ブーじゃないか。悪天候と林真須美へのストレスの影響もあって、結局、我々の組はみな揃って低調なスコアであった。ま、個人的には練習もしてないので、ブー子がいてもいなくてもスコアは変わらないのだけどね。ホールアウト後の順位発表および表彰式では、成績はまぁ全体の中の上といったところだったが、順位が「キリ番」だったため賞品だけはちょっとラッキー。本日の収穫。商品券1万円分(これが最も嬉しい)+カップラーメン3ケース+高級レトルトカレー10箱。ん、カレー・・・?
2004年10月30日
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死んであの世に行く前に、それまで生きてきた人生の中からひとつだけ想い出を選んで持っていけるとしたら、自分なら何を選ぶだろうか。そういうテーマを突きつけられると、やはり考えてしまう。幼い頃のことか、大人になってからのことか。ひとりで何かをした時か、誰かと一緒にいた時のことか。是枝裕和監督の 『ワンダフルライフ』は、そういうことをテーマにした一風変わった印象の映画だ。以前の日記にも書いたが、今年カンヌ映画祭他世界各地で多くの賞を授賞した『誰も知らない』は本当に良い映画だったので、是枝監督の別の作品も観たくなり、先日ビデオで観たのが、99年公開のこの作品『ワンダフルライフ』である。作品の舞台は、この世とあの世をつなぐ境目に存在することになっている、古いお役所のような施設。人は死ぬと、この施設に必ず立ち寄るしくみになっていて、その日から7日間のうちに、それまでの人生を振り返って一番大切な思い出をひとつだけ選ばなければならない。選ばれた想い出のシーンは、施設の職員によって再現、映像化され、各自、最後にその映像を見ながら想い出を胸に天国へと旅立って行くのだ。悩んだ挙句にごく平凡な日常の一コマを選ぶ人、最後まで決め切れない人、想い出を選ぶこと自体を拒絶する人など、人々の態度は三者三様で面白い。確かに、いい想い出がある人ばかりではないだろうし。しかし、とにかく面白かったのは、やはりこの監督の映画作りの手法だ。作品のストーリー設定はこうしたある種の「おとぎ話」でありながら、見せ方は真に迫る「ドキュメンタリー番組」そのものなのである。あの世に行く人たちの大部分が、おそらく無名の役者かまったくの素人で、過去の思い出を回想しながら語る様子などは、ほぼその人の実話ではないかと感じたほどだ。この、「おとぎ話」と「ドキュメンタリー」が融合する手法のせいで、一見他愛もないストーリーが妙にリアリティを持ち、観終わった後には不思議な余韻が残るのだ。しかもそれは、決してネガティブなものではなく、むしろなんとも言えない爽やかで心地良い余韻である。もしあの世がこんなシステムだったらと思えば、亡くなったアノ人のことを考えても、少しは心が軽くなる。それにしても悩ましいのは、自分がひとつだけ選ぶ想い出を何にするか、である。とかいいいながら、実はワタシは即座に「これだ」と思ったものがあるのだが、内容についてはとてもヒトには話せません。あ、ちなみにアレじゃないですけどね。◎ワンダフルライフへの入口
2004年10月28日
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何を隠そうワタクシは、コロッケがとても好きである。もしかすると「好きな食べ物ベスト5」に入るかも知れない。「好きな揚げ物部門」であれば、トンカツとかエビフライなどを抑えて、ダントツ第1位であろう。コロッケはえらい。旨いのに安いのがえらい。デパ地下のブランド銘柄でも、せいぜい100円~150円程度で、うちの近所には1個30円という店さえある。極めて謙虚である。コロッケはテイクアウトで歩きながら食べてもサマになる。エビフライだとこうはいかない。街の中で、手に手にエビのシッポを持って歩いている人々がいたら不気味である。コロッケは、ごはんのおかずは勿論だが、ビールやワインにだって合う。いつぞや、プロダクションでパーティーがあった時に、ワインやシャンパンに合うものをと、各自スモークサーモンや生ハムやチーズなどを気取った顔で持参したのであったが、約1名どこぞの有名なお肉屋のコロッケを大量に持参してきたヒトがいて、これが劇的に旨くて皆感動したこともあった。で、おじさん(ワタシ)は、この前の休日にひとりでコロッケを買いに行った。近所の商業施設の中に入っている、コロッケ専門店である。名前が「コロッケと・・・水野屋」といって、間の「・・・」が意味不明だが、ここんちの「和牛ビーフコロッケ」はそりゃあもう旨い。ワタシの知る限りでは、関西ナンバーワンと言っても過言ではない(関東の状況はよくワカランので)。神戸の水道筋という所に本拠を置くだけあって、神戸ではお好み焼きにも頻繁に使われる庶民の味「牛スジの煮込み」をベースの味に使いながら北海道産のじゃがいも&旨味の濃い淡路産のタマネギにうまく馴染み、カリリと揚げた衣の香ばしさと相まって、何とも言えず絶妙のハーモニーを醸し出している。これで1個80円である。すばらしい。それがどうしたと言われればそれまでだが、今日の言いたい事はそれだけである。水野屋のHPはこちらから。最近は人気が加速していて、百貨店などでの催事出展も多いらしい。通販もやっているが、試した事はないので再現性がどこまで可能かはわからない。店舗が近くにあるヒトは、やはり揚げたての熱々をハフハフするべし。すぐに。
2004年10月25日
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自宅PCのブラウザの、ブックマーク登録がやたら多くなっていたので整理をしていたら、いつ頃ブックマークしたのかまるで記憶にないのだが、ちょっと面白いサイトが出てきた。これは『キャラミル研究所』といって、リクルート社の「フロムエー」が運営しているようなのだが、サイトの中身は文字通り『キャラミル』=「キャラクターを見る」研究所、ということで、用意された質問に答えていくと、その答え方によって個人の性格診断の結果が出る仕組みになっている。以下、サイトの説明より。-------------------------------------------------------ようこそ!キャラミル研究所へ。我々は人にやさしく気持ちの良い人間関係をつくる、『暮らしの知恵』を科学的、かつカジュアルなスタイルで研究しています。その第1弾・実用サービスとして開発されたのが、このツキアイゲノム判別テストです。性格心理学をベースに「人付き合いのクセ」を8タイプに分類。各タイプの傾向と対策を、わかりやすくまとめてみました 。ツキアイゲノムは「占い」や「なんちゃって心理学」ではありません。きちんとしたコンキョと裏付けがあります。ですが、しくみはいたってシンプル。「ココロの開き方」「社交性」「他者への関心」という3つの「ゲージ」だけで構成されています。しくみをしれば、ナットク感倍増。実践的に生活に応用できます。 -------------------------------------------------------ちなみに私のツキアイゲノムは、「タイプ8」。ひとことで言えば「岩を砕く波のような冬の稲妻」だそうな。内容を読むと、うーむ、8割がた納得。思わず、人生見つめなおしたりなんかして・・・。おヒマで興味がある方は、こちらからどうぞ。「ツキアイゲノム判別テスト」に答えると、数分後に結果が出ます。やってみたヒトは、各自ここに結果を公表するように。では。※後で調べたらさらに「進化版」も出ていましたね。
2004年10月24日
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人生、何が起こるかわからない。突然のことながら「岩崎宏美」のコンサートに行くことになった。夕方、ちょっと仕事の手を休めてデスクで雑誌などをパラパラめくっていると、天才営業部長のTさんが寄って来て「あのさあ、これから岩崎宏美のコンサートいかない?」と言ってきた。「は。なんですト?イワサキヒロミ?」と思わず聞き返すワタシ。「そう。岩崎宏美。得意先の招待でさぁ、あとうちの若いコ3人と一緒に行くんだけど、どうも年代が離れすぎてて知らないらしいんだよね。キミならボクとも同世代だし」って、アナタ42才、ワタシ37才。世代は違います。会場はオフィスからそう遠くないので、終ってからまた仕事に戻る事にして、とりあえずお付き合いすることにした。一緒に行ったのは、T部長とワタシ、28才と25才の女子、29才男子。年少組の約3名は、岩崎宏美の歌といえば、「ものまね王者決定戦」のコロッケとか、「懐かしのヒット歌謡」といった企画番組で目にしたことはあるものの、リアルタイムではまったく記憶にないという。そりゃそうだな。今回のコンサートツアーは、「デビュー30周年記念」だそうだから、デビュー当時は彼らは生まれてないもんな。それにしても、デビュー30周年って、いったい今何才?と思ったら、今年45才だそうな。ふーん、15才でデビューしてたんですな。時間ギリギリに到着すると、約1,000席あるコンサート会場は、驚くことに満席。しかしさすがに年齢層は高いぞ。平均50才といったところか。男女はほぼ半々だが、客席をパッと見た色のトーンが、なんだかこげ茶色な感じというか。ステージは非常にこじんまりしていて、中央にプチ・タカラヅカ的な、手すりが付いた5段ぐらい昇ってすぐ降りる、演出用の階段がセットされている。舞台の左には4人編成のストリングスが、右には同じく4人編成のバンドがスタンバイ。アップテンポのオープニング曲が流れ、ついに宏美が舞台に登場である。おぉ、若い!45には見えないぞ。それになかなかキレイじゃないか。昔のあのオカッパロングの頃よりもずっと洗練されたオトナのイイ女、という感じだ。ステージでは、昔の大ヒットメドレーありーの、土屋昌巳による新曲ありーの、ユーミンや山口百恵の名曲カバーありーの、と熱唱に次ぐ熱唱。しかも一曲歌うごとに、例のプチ・タカラヅカ階段を昇って降りて、昇って降りて、歌って踊って、宏美は忙しい、忙しい。かつて商社マンと結婚し、二児の母となり、離婚し、今また歌う彼女の生き様をまるで凝縮したような舞台演出ではないか。てなことを考えながらも我々リアルタイム世代は、それなりに自分の当時の思い出を頭に浮かべながら若干の郷愁とともに聴いていたのだが、若いヒトたちは、「コロッケと同んなじー」などと言って、ただゲラゲラと笑っていた。観客は「ひーろみー!」とはさすがに誰も叫ばないものの、「シンデレラ・ハネムーン」なんかに合わせて、大阪のおっさん&オバハンたちが激しく頭をふりながら手拍子する姿はなかなかスゴイものがあった。なんだかよくワカラナイ熱気と興奮に妙に刺激を受けたワタシは、その後一旦会社に戻って仕事を片付けた後、午前2時頃から仲間とともにカラオケボックスにでかけ、朝の4時まで「筋肉少女帯」を絶唱したのであった。あぁ・・・疲れた。
2004年10月22日
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めっきり、秋ですなぁ。気が付けば前回の日記更新から、もう一ヶ月も過ぎていたよ。今年はおそらく年末まで気を抜いてノンビリと日記を書く余裕などなさそうである。とほほ。そんな中、昨日は午後からクライアントとの5時間近い打ち合わせを終えてオフィスに戻ると、非常に珍しいことに、そのあと急ぎでやらなければいけない作業が特になかった。そこへタイミングよく、東京の師匠Uさんから「今晩これから大阪に飛ぶんだけど都合はどう?」と電話があり、久しぶりに食事をすることになった。3日前に、ムスメの幼稚園の運動会でついつい全力で綱引きを(2回戦も)やってしまい、年少組お父さんチームとして勝利を飾ったのは良いのだが、後遺症として全身筋肉痛になっていたため、マッサージに行ったりしてUさんとの待ち合わせまでの時間を過ごした。数時間後、師匠のUさんが泊まるホテルのロビーで待ち合わせをし、食事にでかけた。Uさんはずんずん歩いて行くのでどこに行くのかと思ったら、着いたのは仕事仲間である商売人のTさんが数日前にオープンさせたばかりの、「松坂牛」専門の焼肉店の2号店であった。◎参考。下町の場末感漂う立地ながら、店内はアンダーな照明でイマドキ風の小洒落た内装。松坂牛といえば、普通はステーキかすき焼きのイメージだが、ここでは焼肉として、しかも結構リーズナブルな値段で出している。ここの面白いところは、希少な松坂牛を特殊なルートから丸ごと1頭単位で仕入れているので、他の店にはあまりないような部位が充実している。店にいたTさんが我々の席に現れると、師匠のUさんは、さっそく「副業で、松坂牛を仕入れたいんだけどイケる?」などと、また何やら普通の会社員ではありえない怪しい相談をしている。わからん。3人であれこれ話をしながら、お勧めメニューを少しずついただく。実はあまり焼肉が得意でない(肉だけを食い続けると気持ち悪くなってくる)ワタシだが、ここの肉はちょっと違うな。ま、少量しか食べなかったのもあるが、なんというか肉質がすごく上品で、軽く炙って寿司ネタにしたやつなんかはほとんど中トロの食感に近い。タレも、自分で摩るワサビと醤油か、塩だけで十分美味いし。ビール数杯にワインのボトルも空け、松坂牛も堪能して店を出た。その後、Uさんと近くのおでん屋に入って飲みなおし(まるで必要はない)、比較的どうでもよい話が多かったような気がするが、気が付くと午前3時前。帰りのタクシーの中で、風邪の時に特有の異常な全身の気だるさを感じながら帰宅すると、案の定、発熱でダウンした。うぅ、松坂牛の呪いか。
2004年10月13日
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