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今季、ゴーヤの初収穫です。 嬉しい( ´ ▽ ` )ノ トマトも随時できてるけど、 ミニトマトじゃないほうは、 最近、すぐに割れてしまう…悲しい(´・_・`)
2013.08.24
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久しぶりの楽天ブログ これからなんでもないことでも 記録していこう〜 で、今日のお昼の記録 中目黒駅近くにある「三ツ矢堂製麺」へ 久しぶりに行ってみた。 やっぱり大盛は多い(ーー;) 体重を落とさないといけないのに… 自己嫌悪(´・_・`)
2013.08.20
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「黒い家」貴志祐介 ☆×4怖いと前評判の本を読んでみた。確かに怖い。それに…不気味です。非現実的な怖さで無く、生身の人間の怖さが、十分に伝わる怖さです。保険業界に絡めているのも効果的な設定で、リアリテイがあります。・・・この本、すごいです。緩急、使い分けた文章構成はさすがです。これなら、皆さんの評価が高いのも頷けます。日本、韓国で映画化されているようです。日本のは評価が低いようですが・・・映像は怖いので見ないと思います。【中古】afb【古本】黒い家/貴志祐介【3500円以上で送料無料】【メール便可】【レンタル落ち中古DVD】 黒い家 /内野聖陽 大竹しのぶ 西村雅彦
2012.10.14
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「模倣犯」宮部みゆき ★★★★やっと読み終わった~長かった。作品自体は決して超大作の長い作品ではありませんが、読み終えるのに苦労しました。少々古い作品ですが、読んでみたくて古本屋で購入。全体の3/4位までは、なぜこの本がこんなに売れて、しかも評価が高いの?なんて、思っていて、遅々として読み進められませんでした。たぶん読み始めてから読み終えるまで、半年ほど掛かったんじゃないかな。それが本日やっと読み終えました。今まで読んだ宮部作品もそうでしたが、状況説明が細やかで、ルポライティング的記述が多い。悪く言うと、少々説明過多で、まわりくどい。けど、最後は面白い。さすがです。さすが今をときめくベストセラー作家さんです。ネタバレするので、あまり書けませんが、スカッとし、そしてサラっとし、そしてジーンとくる。そんな作品です。また「模倣犯」と付けた作家のセンスが光る作品でした。今までの宮部作品の「理由」などが好きな人や本を読むこと自体が大好きな人は、気に入るんでしょうね。私には、展開内容を振り返ってみて、やはり少し長すぎると感じました。もう少し、短い作品であれば、内容的には良かったので、もしかしたら★×5だったかもしれません。ということで、★×4 です。模倣犯 (上下揃) 宮部みゆき中居君主演の映画もあったみたいですが、評価が低いみたいなの、見てませんが・・・見た人いますか?ポイント5倍!!【中古】【DVD】【レンタル版】模倣犯
2012.07.15
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楽天でセールやってます。破格の値段もあって、争奪戦が繰り広げられている模様。
2012.06.03
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「波羅蜜」藤沢周 ★×3ピース又吉がTVで藤沢周の本を紹介していたので、お勧めしていた作品ではないが、BOOKOFFにて購入、読んでみた。帯に書かれていた文章に惹かれて手に取った。期待していたのは死後の世界の描写でも描いているのかと考えていたが、まったく違っていた。葬儀業界の裏側?や、その中での苦悩などかなりダークな面も覗かせていたが、圧巻なのはカルト的集団の理解しがたい考え方を持った人物模様。文中に描かれる、情景は重く、とてつもなく暗い。主人公の苦悩が、読んでいる者にまで滲み出てくる様だ。こういう作品は、理解に苦しむ。・・・というより、あまり好きではない。どんな風に結末をまとめのるか、不安になったが、それは的中する。この展開はむずかしいだろう。尋常では計り知れない感覚の人々を描くのだから、しょうがない。次は、本当に又吉が薦める「オレンジ・アンド・タール」を読んでみたい。【送料無料】 波羅蜜 / 藤沢周 【単行本】
2012.05.26
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「KAGEROU」 齋藤 智裕 ★×2読後感想です。第5回ポプラ社小説大賞受賞作、しかも芸能活動を辞めた…らしい水嶋ヒロの処女作あまり期待せずに読んでみた。ん~・・・小説を書いてみたいって思っている人が初めて書きましたっていう雰囲気の作品。状況設定やテーマ設定など面白みも少しはあると思うが、文章の深みはなし。ほかの作家達の深みのある文体に日々触れていると、どうしても稚拙に感じてしまう。水嶋ヒロは、仮面ライダーカブトを演じていたり、絢香との結婚などで好感度は高いのだが、小説家としては今後に不安を残す作品である。同じ芸能人作家の「劇団ひとり」の作品に軍配は上がる。今後に期待…というより、次はあえて読まないかな。ヒロ君ゴメンね。 【中古】単行本(小説・エッセイ) KAGEROU【b_2sp1102】【画】
2012.05.19
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最近、家の中を模様替えした。今まで2階の一室に家族四人寝ていたが、子供達が大きくなってきたので、子供達にはそれぞれの部屋を与えてあげた。書斎兼、倉庫になっていた部屋の物の片付けが大変。いろいろリサイクルショップに持っていった。片付け最中の夫婦の会話。妻「このギター、売っちゃえば?」私「これは絶対売らない」妻「なんで?」私「学生時代にアルバイトしてやっと買った大切なものだから…」妻「じゃあ弾いてみて!」 爪弾く程度しか弾けない私妻「・・・」 「やっぱりいらないんじゃ・・・ない?」私「・・・」 でも売れない。男は重荷を背負って生きていくのだ。
2012.05.02
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「ぼっけえきょおてえ」岩井志麻子 ★×4岡山弁を使ったホラーで第6回日本ホラー小説大賞受賞作どんだけ怖いか読んでみた。方言が少々読みづらかったが、なかなかの怖さかな。外国にはない日本のホラーで、さらっと読んでしまうと怖さが良く分からないかも知れない。じっくりゆっくり、主人公の語りに耳を傾けてみるべし。なんか映画化されてるみたいだけど、怖すぎて当時話題にされなかったのかな。全然、印象にない。ちょっと見てみたい気もするが、かなり怖そうだ。本は是非、一人で夜に読んでほしいものです。【送料無料】ぼっけえ、きょうてえ【25%OFF】[DVD] インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~
2012.05.01
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「夜市/風の古道」恒川光太郎 ★★★日本ホラー小説大賞受賞のオビを見て、読んでみた。怖いと思う基準は人それぞれだとは思うが、これは怖いというよりも、ファンタジーに近いのではないか。日本の土着的な話を膨らませているので、妖怪等々の流れに近い。ゲゲゲの鬼太郎を怖いと思うかどうかって問題だ。面白いとは思うのだが、自分にとって怖い話を期待していたので、★3つ評価はあまり高くないですが、読んでみてもよいと思います。受賞作の「夜市」よりも、「風の古道」のほうが私は良かったかな。【送料無料】夜市
2012.04.23
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昨日会社のゴルフコンペでした。半年に一度のコンペですので、気合も入るってもんです。最近ショットがまとまってきていて、90前半をキープしていたので、90を切ることを目標に意気揚々と臨んだのですが…結果はメタメタのオーバー100結構練習したのにな~これだからゴルフは面白い!! ってなんて余裕はなしちょっとだけ言い訳。練習しすぎで左手首に痛み、さらには前日の飲み会、当日の強風。パターは数ヶ月前に購入した商品でばっちりだったんだけど、ドライバー、スプーンは最悪だった。また地道に練習しよう。【2012年NEWモデル】ダイヤ 2012 パッティングローテーション パター練習マット TR-430 [ Daiya Golf パッティングマット 本芝 タッチを覚える]
2012.04.22
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「ブルータワー」 石田衣良 ★★★★+何気に手に取った、石田衣良の本予備知識無しに読み始めたので、あ~いつものパターンで、悲しい物語かなー・・・なんて思ったのが間違い。イイ意味で裏切られました。面白いじゃん!やるじゃん衣良さん。こんな小説も書けるんだ~って感じです。さすが人気作家だけのことはあります。設定はかなり突拍子もない様に思うが、エンターティンメント性ばっちりで、映画化してもいいんでない?この手のSF物語って初めて読んだんだけど、別のものも読んでみたくなる。結構おすすめ度、大です。【送料無料】ブルータワー
2012.04.15
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「カラフル」森絵都 ★★★★ライトな小説だが、この結末イイね。アマゾン評価が高かったので読んで見ました。小学生の子供も読める内容と途中まで、考えてましたが、ちょっと無理な表現もあるかな。読書が少し苦手な人には、導入書として、ばっちりって感じの内容です。まあ、満足な1冊でした。少しだけ、ほんの少しだけだけど、展開やシチュエーションが、齋藤智裕(水嶋ヒロ)著 の「KAGEROU」に似てる気がした。KAGEROUの評価は別の機会にでもします。【送料無料】 カラフル / 森絵都 【単行本】
2012.04.14
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「となり町戦争」 三崎亜紀 ★★★ライト感覚で、1日で読めた。文章は軽いが、実は少し重いテーマかも。前もっての知識はゼロで読み始めた作品でした。非現実的な世界なのに現実感があるのは、役所という特異な集合体の描写がリアルだったからではないか。作者について調べてみたら、元地方公務員…これが理由か!!しかも女性ではなく男性だった。女性だと思っていた。まあ、文体も読みやすいし、内容もほどほど良い。男女の関係を描写したくだりは本当に必要かどうか疑問だが、中学生位でも読んでも良いかも。【送料無料】となり町戦争 【中古】邦画 レンタルアップDVD となり町戦争【10P4Apr12】【画】【b0322】【b-dvd】
2012.04.03
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「バッテリー」 あさのあつこ ★うーん。なにこれ。これが正直な感想。期待はずれもいいところ。これって少年少女達、面白いのかな?確かに年少期の心の揺れというか理由のない反抗、迷いなどを描写しようとしているのは理解できるが、話があやふやで、大事な部分を描ききっていない。野球の小説ではないので、野球のシーンが希薄なのは分かるけど、あまりにもお粗末な描写。また意味のない友人の言動など、どれをとっても、読むに値しない。小学生の子供に読ませようと、買ってみたんだけど、(BOOKOFFだけどね・・・)読ませないつもり。うーん。続編の「ラストイニング」は読むべきなのだろうか。映画はいいのかも・・・一応リンクは貼り付けとこうっと。ピタッ。【中古DVD】【5000円以上送料無料】バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付)【中古】[☆4]
2012.03.30
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「カシオペアの丘で」重松清なんて悲しい話なんだろう。こんな悲しい話を書ける作者って…単純にすごいと思う。やっぱり重松清は悲しい話がうまい。子供に泣いた。友人に泣いた。恋人に泣いた。そして「想い」に泣いた。読み進めていくうちに、結末を迎えるのが寂しくなる。奇跡を信じたくなってくる。「償うこと」ってなんだろう。人は生きていくうちに過ちを犯す生き物なのだろうか。悲しい話だけれども、読後感にさわやかな感覚に包まれるのは、なぜなんだろうか。必ず読むに値する作品です。【送料無料】カシオペアの丘で(上)【送料無料】カシオペアの丘で(下)
2012.03.27
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読み始めは単なる恋愛小説かと思っていた・・・ラスト近くで、その想像は覆された。イイ、結構イイ。て言うかかなりイイ。文中に漂う透明感。主人公に感情移入できそうな優柔不断さ。少年のころの純粋な心をもったまま大人になった男の切なくて温かい物語だった。本は就寝前にゆっくりと…がモットーの私ですが、最後はスパートがかかりました。展開がまたさらにイイ。おそらく石田衣良が書いたら絶対反対の結末だろう。まだみてはいないが、映画化されている様子。出演者には、花梨役で長澤まさみ。ピッタリだ。まさに適役と思われる。(イメージだけだが…)作者の代表作「いま会いに行きます」もいつか読むことになるだろう。…で、「★5つ」「★5つ」はいままで、15タイトルのみ今後、順次紹介するつもりです。興味のある方だけどうぞ【送料無料】そのときは彼によろしくそのときは彼によろしく [長澤まさみ/山田孝之/塚本高史]▲中古DVD【中古】
2012.03.25
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ブログの目的を失いかけていた。2年前、思い切った行動に出てから、紆余曲折!最近よんだ本のなかの言葉に惹かれた。「取り返しのつかない後悔をしよう」と・・・「経験は宝 成功も宝だし 失敗も宝・・・ 人生の無駄は保守的な価値観や 自分の見栄などの物質主義的価値観」今の自分は、迷ってばかりだ・・・今やっていることも、これからやろうとしているもずっと迷い続けていくのだろう。このブログの行く末も考え直す時期なのだろう。身辺が固まったら、リニューアルすることとする。(MUST)
2007.11.05
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「失敗を恐れないチャレンジから新しいものが生まれてきます。失敗の不安からチャレンジをしなくなれば、遠からず破滅を迎えるのみ。現状維持は退歩です。」これは、プレジデントの2004.8.16号に掲載された「働き盛りを襲う10大心配事突破法」と題された1つです。ハウインターナショナル会長で元ヤオハン会長和田一夫氏の言葉です。ヤオハンが倒産したとき、六八歳。地位も名誉も財産も全て失い、6年後若者とITベンチャーの会社を立ち上げました。和田氏はこう考えたそうです。中国経済の隆盛を築いたトウ小平(トウショウヘイのトウが依存文字のため打ち込めませんでした)は、その生涯で3度失脚し、七四歳になってようやく中央政界に復帰。それから10年で改革・開放の大改革を成し遂げました。 「私には、七四歳になるまで六年間もある。よし、もう一度勉強して出直そう」と…私には、時間がたっぷり過ぎるほどあるではないか。要は、やる気。やり遂げようと思う気持ち。そして、具体的な行動。よし。最近またパワーがみなぎってきたぞ~
2006.09.24
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先日店頭でKPMの陶板が売れました。やっぱりあるとこにはあるんですね~なにって?…お金です。お金。普通そーにみえるおじさん(失礼!)でしたが、一ヶ月間価格交渉を末、お買い求めいただきましたよー240万!!!!売ってる本人が言うのもなんですが、非常に良い品で、入手しづらい逸品でした。魅せられるのも当然です。まあ、たまにしか売れませんが、そのたまにが、大きいですよ~そんなこんなの、アンティークショップ店員の戯言でした。
2006.09.20
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久々のブログです。いろいろ迷える子羊状態で、書き込みができませんでした。HPの本筋とは少し離れますが、久しぶりに読書記録です。「水滸伝1~19」北方謙三 著いや~久々の心震える作品でした。水滸伝…一度は聞いたことある名前なのではないでしょうか。中国で古くから語り継がれていた英雄伝です。実は今まで、歴史小説の類は一切読んだことがありませんでしたが、ふと手にしたフリーペーパー(R25)に北方氏の談話が掲載されていて、興味が沸いたので、図書館で借りて読破しました。数々の作家による作品や、元訳本などもあり、水滸伝初心者の私がつべこべ言うのもなんなんですが…はっきり言って、凄い。凄すぎます。いまだかつてこんなに本を読んで心震わされることはありませんでした。今まで感動した本や、人生の転機になるような本は何冊かありました。たとえば、「深夜特急」 沢木耕太郎「海峡の光」 辻仁成「優駿」 宮本輝「病院で死ぬということ」 山崎章郎「TUGUMIつぐみ」 吉本ばなな「金持ち父さん貧乏父さん」 ロバート キヨサキ「ホワイトアウト」 真保裕一「道ありき」 三浦綾子こんな本が好きでした。どれもすっごくいい本でしたが…今まで読んだ本とは全く違う。全てにおいて圧倒された…では北方版「水滸伝」の何が凄いのか・・・(って言っても、他の水滸伝は読んでいませんが…)1.スケールが凄い2.躍動感が凄い3.英傑達の生き様が凄い4.描写が凄い5.作者のパワーが凄い番外6.話の長さが凄い(笑)…全19巻プラス番外編1冊計20冊!7.108人のいわゆる主人公たちが多くて凄い(笑) …読んでいても覚えられない英傑もいました。 なんせ名前も似通っていたり、たまにしか出てこなかったり…などなどです。「なんか最近心が燃えてない方」「かつて持っていた夢があやふやになってきた方」「読書の秋に何か良い本を探している方」「睡眠不足になりたい方」是非、お勧めです。あ~いい本読んだな~元訳本もよんで見たくなりました。
2006.09.19
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オールドノリタケ 窯No.10今回は、ヨーロピアンアンティークではないですが、特に好きな窯なので、ご紹介します。現在、日本陶器メーカーで最もよく知られている株式会社ノリタケカンパニーは、1878年森村ブラザーズとして発足しました。ニューヨークに工芸品を扱う店を開いた後、日本陶器合名会社となり、自社製品を製作するようになりました。工房を名古屋の則武に開いたことにより、ノリタケチャイナと名乗りました。現在のアメリカにおいても、Noritakeマークの「ノリタケもの」、とNipponマークの「ニッポンもの」が高く評価されています。同時代の他の窯の物と比べて技法、色、形において、これほど多様な製品を作った窯は、類を見ないのではないのでしょうか。作品種別の一例を挙げると、「盛り上げ」「ウェッジウッドスタイル」「エッチング」「金盛り」「モールド」「タピストリー」「ラスター彩」「転写」「エナメル」「ビーディング」「コバルト」「吹きぼかし」「銀彩」等々。詳細を表記できないほど多種にわたっています。特に個人的に気に入っている技法のひとつは、「盛り上げ」です。風景、動物、龍などをモチーフにしたものがあります。一度見たら虜になること間違いないでしょう。楽天内に、ありました。こんなオールドノリタケ!↓↓ これは、すぐに売り切れ間違いない ↓↓クリック クリックすれば分かります。/Noritake A3-242
2006.07.04
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ルソー(アルジー・ルソー) ガラスNO.7本名 ジョセフ・ガブリエル・ルソー 科学や物理学を学んだ後、セーブル国立陶芸学校に学ぶ。卒業後パリ近郊に自分の窯を開き、パート・ド・ヴェールの研究を始める。パート・ド・ヴェールとは、ガラスのねり粉という意味で、色ガラスを砕いたものを粘土状にした後、型に入れて焼成し、ガラスとして生成したものである。1914年完成作品をフランス美術サロンに出品、その後人気を博した。1921年パリにアルジー・ルソー・パート・ド・ヴェール会社を設立。ここから多くの作品が世に出されました。私の勤務する店舗にも、ルソーの作品を陳列していますが、やはりパート・ド・ヴェールと言えば、この人を置いて語れないくらいすばらしいものです。非常に軽く、衝撃にも弱いので取り扱いはことのほか慎重に扱わなければなりません。一度ご覧になることをお勧めします。↓↓ここで、見れます。ルソーは、据え置き型のランプも数多く製作していました。楽天内ネット販売は、残念ながらなかったので、違った風合いのアンティークランプをご紹介します。↓↓クリックガラスを包み込んだアンティーク仕上げの銅セード”SYLCOM” 銅セード ペンダントランプ /ブ...
2006.06.29
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ミューラー ガラスNo.6ナンシー派の一人で、ガレのもとで修行し1900年に独立した作家である。スタンド照明が多く、頑張れば手が届きそうな価格帯であり、サラリーマン工芸愛好家には重宝されている!?ガラスの素地に明るい色を混ぜたものが多く、それゆえに照明器具として人気があるのではないでしょうか。時計職人で有名なフランクミューラーとは全くの別人。こちらは機械式高級腕時計で有名な技師兼経営者で、初期は純粋に時計マニアにも大うけするような作品を多く発表していましたが、今や大量生産で、中にはムーブメントは別会社のものもある。そういったことにより男性マニアには嫌われたブランドである。話を元に戻すと、ガラス工芸家のミューラーの作品は、アールヌーボー期のランプを収集する人にとって、導入編みたいな作品であるのではないでしょうか。普段使いも可能ではないでしょうか?ネットには、ガラス作家のミューラー作品がないので、時計作家の作品を載せてみました。↓↓ 一度は見たことあるんじゃないですか ↓↓【送料無料】フランクミューラー コンキスタドール 8005LQZSS ブラック クォーツ レディース
2006.06.27
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ラリック ガラス NO.51860年にルネ・ラリックは生を受ける。前半生をアールヌーボー宝飾デザイナーとして、大成功を収めたが、あっさりとジュエリー業界から身を引き、後半生はガラス作家として、またもや大成功を収めた稀に見る天才である。ガラス製品を産業革命の技術力を使いながら、1点物の美術品ではなく、一般大衆にも受け入れられる価格で、単なる大量生産品ではない秀でたガラス製品を、数多く生み出した。言い換えると、大量生産品を美術工芸品にまで高めたのである。現在もラリック社は、バカラとは違ったアプローチによるクリスタル製品を販売している。アンティークにおけるラリックの製品は、今とは風合いが違っているものが多く、個性的な作品も多い。ちなみにアンティークのラリック製品には、サインの部分が現代物とは異なっている。現在は 「LALIQUE」とサインが入れられているが、アンティークはルネのRを入れて「R.LALIQUE」(小文字、筆記体もあり)としている。【*注:1914以前は、Rは入っていない。また、ヴェルリ・ダルザスの表記や、VDA FRANCE 等のサインもあり、例外も存在する。】通な人への贈り物にどうぞ!↓↓ これぞ、フランステイスト ↓↓ラリック ペアワイングラス ルーブル1589500/2Pこんなのもありました↓↓ こんな酒飲んでみたい ↓↓シャトーポーレ ラリック 750ml 43度
2006.06.26
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ロイヤルドルトン 窯No.91815年ストーンウェアと磁器の窯としてジョンダルトンによって、イギリスのラムベスに創窯しました。1901年にヴィクトリア女王の庇護より皇室御用窯となり、ロイヤルの称号が与えられました。現在は、高級食器が中心であるが、アンティークの世界では、1870年から1930年代にかけて作られた、東洋風の陶器が有名です。これらは、美術学校の出身者による陶芸家により、幅広い作風の優れた作品が多く発表されました。中でも、女性作家の作品は今までにない感性の作品を残しています。当時の陶芸家の大多数は男性であったが、ドルトン社は多くの女性陶芸家を雇用しました。その頃から、女性も社会に進出し、男性中心の社会が変わりつつある時代背景をも示しています。有名な作家として、一例を挙げると、ドルトンで最も名の知れている作家の一人で、鳥の絵が得意な『フローレンスEバーロウ(1873-1909)』、フローレンスの姉で動物絵が得意な『ハンナBバーロウ(1871-1913)』、木の葉模様が得意でアールヌーボースタイルの作品を制作した『フランクAバトラー(1871-1911)』、当初バーロウ一家のアシスタントで、後に独立し、素晴しい彫り込みと、パテを用いた花の装飾で人気を得た『エリザ・シマンズ(1873-1928)』などが有名です。なお、現在のドルトン社は、ロイヤルドルトンの他にミントン、ロイヤルアルバート、ロイヤルクラウンダービーなどを傘下に成長してきましたが、近年ウェッジウッドグループに統合されています。このアンティーク商品は、いい味出しています。染付けのブルーが綺麗な逸品です。これは絶対すぐ売れると思います。↓↓早い者勝ち一点ものです。クリック↓↓ジョグ&ボウル/ロイヤルドルトン現代物で変わった物をひとつ!クリックしてみれば、何か分かります。↓クリック、クリック
2006.06.25
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ロイヤルウースター 窯NO.81751年ジョン・ウォール博士が開いた窯が始まり。1788年ジョージ三世の国王参観を機にロイヤルの称号が与えられ、いわゆる御用窯となる。イギリスの磁器の歴史を語る上で、なくてはならないのがこのウースターである。イギリスの風景や動物を描く絵画的な表現は、他の窯に類を見ないほど完成度が高い。初期には伊万里などの東洋写しの作品が多かったが、マイセン風作品に転じ、その後独自の作風を19世紀中頃に完成させた。(東洋写しには下手な写しが多いが、比較的上手い作品が多いように思います)極めて薄手の磁器に、手書きによる果実などを表現し、金彩を施した作品、ペインテッド・フルーツはアンティークのみならず、現在の作品も高い評価を得ている作品である。ウースター窯も様々なマーク遍歴があるが、1867年頃から使用されている、○に王冠のマークは年代判定が容易なものが多い。アルファベットによるものや、点の数により制作年が分かるようにしたものになっており、アンティークを取り扱う者にとっては、とってもありがたいことである。と言うわけで、本日はペインテッドフルーツと、言いたいところですが、楽天には売ってませんでした。代わりに味のあるアンティークカップ&ソーサーの紹介です。↓↓ アンティーク物なので、早いもの勝ち!↓↓クリック☆Antique☆ロイヤルウースター カップ&ソーサー
2006.06.24
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リチャードジノリ 窯 No.7元々は、1743年ナポリ王カルロ三世がガポ・デ・モンテの離宮内に作られた王立窯ガポ・デ・モンテ窯が起源となる。なお、カポ・デ・モンテ窯についての詳細は別の回に譲るとする。1759年にカルロ三世がスペイン王となり、この地を去った後、カポ・デ・モンテ窯は1820年ジノリ候に買い取られた。しばらくの間は、カポ・デ・モンテの名が残っていたが、1873年所有者の名をとってリチャード・ジノリと改名した。リチャード・ジノリの作品には、個人的にも好きなものが多くあり、中でもイタリアンフルーツはお気に入りです。ジノリのカタログによると、『1760年頃、ある貴族がトスカーナに持っていた別荘用テーブルセットとしてデザインされました。白地に散らされた花々とフルーツはボッチチェリの「春」を連想させます。うららかな太陽の下、やさしい花々が咲き乱れる野、木々には香しいフルートが豊かな実を結ぶトスカーナの自然はルネサンスの芸術家達の理想郷でした。「イタリアンフルーツ」は、磁器の上に描かれた永遠の夢のアルカディアなのです。』と記されています。楽天内の格安「イタリアンフルーツ」を探しました。↓↓クリックリチャードジノリ イタリアンフルーツ ティーカップ&ソーサーhttp://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02a01dc8.87964930/?url=http://www.rakuten.co.jp/emyu/351602/514169/#382315
2006.06.23
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イッタラ ガラスNo.4フィンランドを代表するガラス工房で、1881年ピーター・マグナス、アブラハム・アブラハムッソンにより創立された工房である。北欧デザイナー達による作品が有名で、フィンランドの自然をモチーフにした作品などがある。私の中では、(イッタラ)=(サボイ花瓶:アアルト作)というくらい、アアルトの作品が強烈な印象で残っています。一度見たら忘れられない花瓶で、類似品は数多くあれど、比較にならないくらい完成されている作品だと思います。皆さんも一度はみたことあるのではないでしょうか。実は、その後に知ったことですが、あの花瓶は、当初「エスキモエリンデンス・スキンブクサ」(エスキモー女性の革製ズボン)と名付けられていました。アアルトの生まれ故郷のフィンランドのフィヨルドの海岸線に影響を受けたと言われています。イッタラ社の製品は、比較的割安感がある商品が多く、普段使いにも合っていて、日常を少しおしゃれなガラスで彩を与える商品ではないでしょうか。これがイッタラ社製 アアルトのサボイの花瓶です人気があるので、今すぐクリック↓↓
2006.05.27
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ミントン 窯 No.6イギリスのストーク・オン・トレントにおいてトーマス・ミントンにより、1790年創始されました。セーブル風の作品を作り、人気を得ました。特にミントンブルーと呼ばれるコバルトの発色が特に有名です。19世紀後半なるとパテ・シュール・パテと呼ばれる装飾技法でミントンの名を一層広めました。パテ・シュール・パテとは、いわゆるパテ(粘土)の重ね塗りのことで、非常に繊細な技術を要します。人物や植物などをあしらったものが多く、一見すると、ウェッジウッドのジャスパーのようですが、制作方法は全く異なっています。ジャスパーはレリーフの部分を別に製作し、貼り付け後、焼成しますが、こちらは地そのものに模様を浮き立たせるものです。アンティークの中でも、ミントンは非常に秀作が多いです。現在のミントンは、どこに見に行ってもハドンホールのシリーズばかりで、全く面白みがありません。もう少し、セーブル風のシリーズを売り出しても受けると思うんですが、いかがでしょうか。ありました!こんなミントンなら絶対欲しい!探せばあるんですね。結構人気みたいです。今すぐクリック↓
2006.05.26
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ドーム(アールヌーボーガラス) ガラスNO.3オーギュスト・ドームとアンナン・ドームの兄弟が、父親の経営する硝子工場で、芸術的工芸品を1887年頃から作り出しました。それは、エミール・ガレの成功がきっかけなっていますが、作品はガレの模倣にとどまらず、独創的な作品も多い。また、特許も多く取得していて、天才ガレもドームの工法を模す作品もあるほどである。どちらかと言うと、ガレは芸術寄りで、少し近寄りがたい作品も多いですが、ドームは工芸品の最高峰といった感じだろうか。日本には、ガレよりドームが好きというファンも多く、日本的画風の景色(特に冬景色や雨の景色など…)は特に人気があります。この様な作品は、ドームの真髄であり、実にすばらしいものです。ガレは知っていても、ドームは知らないという方も多いのですが、アールヌーボー期のガラスが好きであれば、絶対に見るべきだと思います。私個人的にも、以前はドームを知りませんでした。けれども今は、一生に一個はドームが欲しいと思うようになりました。まあ、ガレだろうが、ドームだろうが、今の私には到底手の出せるものではないのですが…そんなわけで、楽天内で見つけた下の商品をご紹介します。下の商品は、アールヌーボーガラスのレプリカです。まずは、導入品としていかがですか?本物はなかなか普段使いできないので、レプリカでもイイのではないでしょうか↓↓すぐ売り切れになるかも知れなので、今すぐクリック!!
2006.05.25
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セーブルスタイル 窯NO.5 前回、セーブルをご紹介したので、今回は、セーブルスタイルをご説明します。多少、重複する内容もありますが、読んでいただけると幸いです。正確に言うと、セーブルスタイルという窯は存在しないが、18世紀中期頃パリを拠点とする中小の窯の総称である。このような窯は、パリ窯とも呼ばれ、当時王室のセーブル窯を入手できない貴族や承認の注文に応じ、セーブルやマイセン風の作品を作ったのである。主な窯として、王妃マリーアントワネットの御用窯であったル・シローやる・サンドニ、ル・ド・ボンディなどである。スタイルといっても、セーブルに匹敵するような作品も数多く存在します。比較的に、本物のセーブルよりも、派手なものが多く、金彩を多く使用したり、恋人たちを綺麗にロココ調に描いたものがあります。セーブル、セーブルスタイルにこだわらず、数多く見て、自分自身が本当に気に入る物を購入することが、結果的にいいのではないでしょうか。
2006.05.24
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セーブル 窯No.418世紀中期、国王ルイ15世の寵愛を受けていたポンパドール夫人の進言により王立窯として設立された。元々は、ヴァンセンヌ磁器製作所という窯であった。諸外国へのプレゼントして多く利用された。1771年にカオリンを使用する硬質磁器がヨーロッパで作られ始めたが、セーブル窯は軟質磁器にこだわり、長きに渡って作り続けた。セーブル窯は、現存しており、「幻の磁器」とも言われている。それは、国立窯として生産量6,000ピースに限定され、そのほとんどがオフィシャルギフトとされているからである。セーブルブルーと言われる青色の磁器は、最低3回色付けし、焼成する。コバルトが釉薬の下に食い込み、染付けのような感じで鮮やかで、深みがあり、独特のブルーに仕上がる。更には、24金で金彩し、720℃~800℃で焼成を行う。アンティークの世界では、ウイーン窯(英語名:ヴィエナ)と並んで、真作が少なく、判別が非常に困難な窯の1つである。当時、セーブル窯の製品を手にすることが可能なのは王室の一握りの人々でした。たとえ、位が貴族でも、手にすることができませんでした。そこで、どうしてもセーブルの製品が欲しい貴族たちは、パリ近郊の多数の小製陶所にそっくりのものを作るように依頼したのである。しかも、その製陶所の陶工は、元セーブルで働いていた者であるので、そっくりに製作出来たのである。マークもそっくり、製品もそっくりしかも、今となっては同様に年数が経過しているので、判別は困難である。アンティークショップで売られている商品のほとんどがパリ窯のものであり、いわゆる「セーブルスタイル」である。ただし、単なるコピー物でも、ましてや粗悪品でもない。しっかりと自分の意思でどこの窯だろうが、いいものはイイと思えるくらいの思いが必要なのではないでしょうか。余談ですが、アンティークショップなどで、「セーブル窯」と表記することは、本来はやってはいけないことなのです。なぜかと言いますと…現存するセーブル社が認めたものでなければ、「セーブル」と表記はしないように!とセーブル社がクレームを言ってきたことがあるからです。このことを知っている人は、わずかだと思いますが、こんないきさつがあったりして、オークション等でも怪しいものすべてを「セーブルスタイル」としているのです。中には、セーブルの真作も含まれているはずです。そういった製品を探し出すのも面白いのではないでしょうか。
2006.05.22
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バカラ ガラスNO.2バカラ発祥の地ロレーヌは、ヨーロッパガラスの源ヴェネチアから移り住んだ硝子工によって発展した、フランス最大の硝子生産地である。クリスタル製品で有名なバカラは、1764年ルイ15世の認可を受け、ロレーヌ地方のバカラに開かれた工房が始まりである。1817年からクリスタル専門に転じ、その後は各国の王室からの注文を受け、フランス最大の硝子工房となった。現在でも、世界で最も評価の高いガラスメーカーのひとつである。バカラの魅力は、クリスタルの完璧なる透明度、次にカット技術の優秀さ、そして研ぎ澄まされたデザインとその重厚さなのではないでしょうか。鉛を多く含むバカラのクリスタルは、透明度が非常に高く、また、非常に重い。手にしたときのずっしりした重量感がまたたまらない。そしてアルクールシリーズに代表されるカット技術に極み、どれをとっても世界一と言っても過言ではないでしょう。ちなみにクリスタルと一言で言っても、さまざまなクリスタルが存在します。鉛クリスタル。これは通常一般的にクリスタルと言われているものです。他には、ソーダクリスタルやカリクリスタルなどがあります。鉛は人体に有害であるので、扱いに注意が必要になります。ボヘミアガラスで有名なモーゼルは環境に配慮してブナ等の灰(炭酸カリ)を使用したカリクリスタルを生産しています。バカラの人気はアンティークにも及んでいて、オールドバカラの専門店もある位です。現在のバカラ製品にはすべて刻印が刻まれていますが、1936年以前は刻印が無く、シールが貼られていました。そのため、一度使用されていたものはそのシールが剥がされてしまっています。そのような理由により、刻印がないオールドバカラも存在しているので、アンティークのバカラを購入する際には、すこし注意が必要です。バカラのグラスでとっておきのワインを一杯…至福の瞬間ではないでしょうか楽天ストア内で見つけた格安バカラ商品です。アルクールもいいですが、このマッセナもいいフォルムをしていると思いませんか?↓↓(クリック)
2006.05.19
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窯NO.3 ベルリンKPM1752年にベルリン窯が創始される。1763年に正式にプロイセン(現在のドイツの一部)の王により王立窯となる。かねてからマイセンに対し羨望の念を抱いていたが、マイセン窯を所有するザクセン(これも現在のドイツの一部)との領土戦争の結果、勝利を収め、当時最高の磁器を生み出していたマイセンの陶工達をベルリンに強制的に連れ去った。これによりヨーロッパ有数の名窯として名を高めたのだった。そのような歴史的背景により、初期の作品はマイセン風であるのは、当然だったのである。アンティークを好む人の中には「KPMはマイセンのコピー」などと称する者もいるが、マイセンに勝るとも劣らない良いものも数多く製作している。特に陶板絵と呼ばれる磁器板に名画を彩色したものはマイセンを凌いで、世界最高であると言われている。陶板絵は、微妙な中間色を表現するために何度も火入れを行うため、高度な技術と細心の注意が必要となる。陶板は大きいほど価値も上がり、私の勤める店では、状態の良いもので、縦22cm×横16cmで200万~400万、大きいもので、縦50cm×横40cmで1000万~で売っています。良い陶板絵の見分け方としては、絵の画力も当然であるが、下、あるいは横方向から見て陶板の表面がデコボコ状に波打って無いものほど良いものです。これは、焼き入れの際、土は収縮するために起こることであり、この点に関して陶工は細心の注意を払うのである。KPMのマークに関しては、注意が必要になります。もともとKPMとは、王立窯を意味する頭文字からきていますが、KPM部分に法的根拠が無いことに目を付けて、ベルリンKPMでないKPMも存在しています。王冠の下にKPM Krister Germanyとあるのがそうです。注意しましょう。…マイセンだって、中国磁器や伊万里焼の写しから始まった窯です。窯の名前でなく良い物は良いと思えることが重要です。楽天内ショップのアンティーク ベルリンKPM カップ&ソーサーです↓クリック
2006.05.12
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窯NO.3 リヤドロリヤドロは1950年代にスペインのリヤドロ三兄弟により始まりました。リヤドロのテーマは、「ファミリーであること」です。リヤドロ三兄弟の言葉を引用してみます。「私共は、リヤドロの作品が優美で表情豊かであること、生命が宿り感情をもつことを望んでいます。そして私共の作品が、命の美しさや人間の価値―人生に歓びを与えるものすべてを映し出し、皆様の生活を豊かにしてくれるよう願っています」リヤドロでは各パーツごとに職人が異なります。人の顔を製作する人、花を製作する人など…確かにそのほうが、より均一化した作品を生み出せるのでしょう。先日、実際にフラワーアーティスト(花の部分を製作する人)の、製作現場を見ました。確かに職人技です。かっぽうぎ(…懐かしい表現だ)を着た外国のおばさんって感じでしたけど、腕はやはり一流!丹念に一つ一つ作成していました。最近は、「グレス―土の温もり」と題する、より牧歌的な人形を製作したり、世紀末美術(分離派)で有名な、クリムトの作品をモチーフにした限定品など、様相の変わった作品も展開しています。リヤドロは、まだアンティークではありませんが、私的には非常に好きな作品群です。ただ、リヤドロは置く環境を選ぶような気がします。清楚感が漂う作品は、それなりの場所に置かなければ、魅力も半減するのではないでしょうか。いつか金銭的余裕が出来たら、買い揃えてみたいものです。↓これがクリムトコレクションです(写真をクリック)↓これは代表的な花を使った作品(写真をクリック)↓これは、ちょっとお気に入りの作品です(写真をクリック)
2006.05.08
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窯NO.2 ウェッジウッド ジョサイア・ウェッジウッドが1760年イギリスのバースレムに窯を開いたのが始まり。1776年にかの有名なジャズパーウェアを完成させた。これはローマンガラスの名品、ポートランドの壺にヒントを得たもので、後にポーセリンマークにこの壺印が用いられることとなる。ジャスパーウェアはいわゆるせっ器で、ジャスパー(碧玉)とは石英の一種である。カメオ彫りのように見えますが、実際にはレリーフ部分は別に作成し、必要によって何回にも分けて焼成させていきます。地色を出すために加える顔料によって、収縮率が微妙に異なります。そのためジョサイアは1万回のトライアルを経てようやく完成させたのでした。その後ジャスパーを模して他のメーカーが真似ましたが、芸術品と呼べるものはウェッジウッドだけでした。ちなみに「種の起源」を発表し進化論を唱えたダーウィンはジョサイアの娘の息子、つまり孫であることはかなり有名である。…私が洋食器に興味が無い頃でも、唯一欲しかったカップ&ソーサーがジャスパーでした。普通の釉薬のかかった磁器で飲みなれていると、始めは違和感がありますが、手にしたときの素材感、程良い重み、口にしたときのなんともいえない感触、すべてに名品の風格が備わっています。ウェッジウッドはジャスパー以外にも、日本人の好みにマッチしていて人気のあるシリーズを多く発表しています。特に女性に人気があるシリーズのひとつは、ワイルドストロベリーです。昔、知り合いの女の子が「ワイルドストロベリーってちっともワイルドって感じじゃないよね~。ロイヤルって感じ~」なんてチンプンカンプンなことを言っていましたが、そのあとしっかり教えてあげました。ワイルドストロベリーの意味は野イチゴだってことを…(笑)ジャスパー以外では、「フロレンティーン ターコイズ」なんかいいですね。2006年秋に発売予定の「プシュケ」も、かわいらしいデザインでいけます。ネットで見つけた格安ジャスパーです。↓↓↓即効!ゲット!
2006.04.26
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毎日、ガレだのドームだの扱っているアンティークショップ店員がほんの少しだけガレの選び方について書いてみようと思います。ガレはアンティーク商品の中でも、ガラス器ではダントツに値段が高いです。でもそんな中、割安感のあるものも中には存在します。それをどう見つけるか?ずばり!イメージすることです。私自身過去に経験がありました。ガレの商品をかなり格安で入手したのです。それはどのようなものだったのか。まず型はボテッとした杯型の花器で高さは20cmくらい色は下のほうから普通に見るとかなり濃いこげ茶で、上に向かって白から紫色へ、そして青みがかった花が彫りこんである被せガラスでした。じっくり見ても、綺麗な色ではありません。ではなぜ入手したのか?ただ単に、他の在庫のモチーフ(花の種類)と同じだったそれだけです。しかも綺麗に見えないから安い。その感想が覆されたのが、暗闇の中で、強いハロゲン灯を上から当てたときでした。こげ茶色が、夕焼けのようなエンジ色に輝き、白色から淡い青そして少し黄色もうっすら見える紫へと…想像も出来なかった色がそこにはありました。それから、ガレの作品に対する見方が変わりました。イメージです。濃い色の中の本当の色をじっくり見てみてください。単なる黒はあまりありません。また、表面だけ綺麗な良くある、白と黄色の組み合わせの花瓶などは、更なる驚きはありません。ガラスは光によって様々な表情を見せるものです。想像力を働かせて、ぜひ安いガレを購入してみましょう。
2006.04.24
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ガレ (エミール・ガレ) ガラスNO.1 1846年5月4日、ナンシーに生まれる。1877年父親の工房継承した後、ナンシーにてガラスの窯を設置。その後の活躍はそれまでのガラス器の歴史の集大成とも思える作品を数多く残しています。ガレは、現在のアンティーク市場でも絶大なる価値を持っています。…と、まとめてみましたが、巷にはとてつもなく多くのガレ作品があります。なぜでしょうか?それでも価値があるものなのでしょうか?実はガレ自身が手がけた作品(オリジナルと言います)は、あまり市場には出ません。まあ、美術館に所蔵されているか、国内オークションでも目玉として、数点出品されるくらいです。それも落札予想価格(エスティメーション)は、数千万~と言った具合です。それくらい希少性が高いものなのです。そのほかのガレ作品とは何なのでしょうか?ガレは大量生産品(と言っても今ほどではありませんが…)と美術品クラスの製品とを区別していたようです。大量生産品は、実は内緒で他のガラス工房と契約して、ある程度まで協力してもらったりしていました。自社の工房にもたくさんの職人がいて、一連の検品後、ガレ自身が目に触れず市場に出たものもあるのではないでしょうか。また、ガレの死後も親族や友人が工房を存続させ、さらに大量の製品を作り続けました。そのため多くのガレ作品が、今、あるのです。アンティークショップなどにある作品は、まずほとんど工房モノです。では、工房モノにはあまり価値が無いのでしょうか?そんなことはありません。工房モノも今では手が込んでいて作れないようなすばらしいものばかりです。私自身は、オリジナルも見るのにはいいのですが、いかんせん写実過ぎて、少々気持ち悪いものもあります。工房モノのほうが個人的に楽しむには合っている気がします。まあ、どっちにしろ私の収入では、入手困難なのですが(笑)次回は、ガレ作品の選び方を伝授します。(あくまで個人的見解ですが…)お楽しみに。さすがに本日は、商品の紹介はありません。まあ、ネットじゃガレは売れんでしょう!
2006.04.23
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「段取り力」 齋藤孝著 読書記録です『声に出して読みたい日本語』など多くの著書がありNHK子供向け番組「日本語であそぼ」の監修もされています。なかなか面白い著書でした。何かが出来る!うまくいく!と言うことは、すべて段取り力があると言うこと。段取り力を生かすことが自分自身の能力を生かすことになるのだと著者は述べています。以下に概要をまとめました。気になった人だけ読んでください。1.自分に合った段取りのスタイルを見つける2.動機付けの目標設定はある程度厳しさがあったほうがいい。 納期も無くコストパフォーマンスも無い設定では、段取りが よくなるはずも無い3.段取り力は、イメージトレーニングの側面が強い。4.自分の手持ちの道具はこれだけだとはっきりすれば、それを 駆使することで作業効率をあげていくことが出来る。 要するに素材に習熟するということ。5.まずは動いてみるというのが段取りとして正しい。 そこで経験知が積み重なれば、大きな予算でチャレンジする ときもリスクは少ない。6.先の見えない努力はつらい。しかしこれを続けていれば、必ず 質的な変化が起き、少しでも変化すればそこを増幅すればいいと わかれば反復も続けていける。7.スケジュールはラフでもいいから作っておいて、精神の安定を 確保してから細かいところを微調整していく。 細かな手順をチャートにすると後戻りしない。8.ある一定の時間(90分が望ましい)に区切って、ブロック内で とりあえずけりをつける。そうすることで、つぎの機会にまた そこからはじめられる。9.段取り力は、大筋をはずさないことと優先順位を間違えないこと。10.メリハリをつけることが、段取り力である。「段取り力」は、エネルギーの配分である。一番エネルギーの大き いところを最重要なところにぶち込む。
2006.04.21
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今日は、マイセンのアンティークについてです。西洋アンティーク商品の中でもとりわけ人気があるのが、マイセンです。やはり数ある窯の中でも、風格というか他とは違う雰囲気が備わっています。今のマイセンもそれなりに良いのですが、フィギュリン(人形や動物をあしらった陶磁器で出来た置物を言います)は特に肌の色が違います。昔のものはより肌色に近く、新しいものは透き通るような白色です。また、昔の製品はなぜかは分からないのですが、モチーフが大人びていると言うか、シャープと言うか、より写実的なのです。今のものはかなりかわいく仕上がっています。例に出すと、「山羊に乗った仕立て屋」や「パゴタ人形」がそうです。実際に調べてみるとはっきりその違いが分かると思います。下の写真は、アンティークです。(画像は、ウッドワン美術館から拝借しています。) マイセンのアンティークは、ほかのアンティーク商品に比べて特別値段が高いという気がしません。もともと価格的にもほかのメーカーとは別格なので、アンティークの価格もあまり高いとは思わないのが不思議です。(でも、よくよく考えると結構なお値段ですけど…)食器類でも、絵付けが綺麗ですばらしいものが多いです。柿右衛門の写しやブルーオニオンなどは、私自身まったく魅力を感じませんが、人物画や植物画は魅力的です。特に私自身がほしいものは、ドラゴンのカップ&ソーサーです。いつか買いたいものです。今日のサイト内で見つけた商品はいつかほしい「ドラゴン カップ&ソーサー」です。
2006.04.20
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窯No.1 「マイセン」ヨーロッパで初めて、白色磁器の製作に成功したザクセン家御用窯です。それまでは東洋からもたらされたものしか硬質磁器はヨーロッパに無く、各国が競って硬質磁器の作成方法を模索していました。それまではマジョリカ陶器や動物の骨粉を砕いて調合したボーンチャイナなどでした。マイセンは白色磁器の製法を門外不出としていましたが、プロイセンとザクセンの戦争でザクセンが負けたことによって、製法も流出しました。ちなみにそのことにより出来た窯がベルリンKPMです。KPMについてはまたの機会にまわします。現代の有名なシリーズとして、 ・ブルーオニオン ・ブルーオーキッド ・波の戯れ ・ホワイトレリーフ などがあり、カップ&ソーサーでは ・インドの華 ・ドラゴン ・マイセンのバラ などがあります。次回は、マイセン(アンティーク編)です。本日ネットで見つけた超お買い得品です。「マイセン 波の戯れ」¥5,500-(税抜)
2006.04.19
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アンティーク 正式な定義の根拠は、1930年にアメリカで制定された「アメリカ通商関税法」です。それによると、『イギリス産業革命以降に製作された美術・手工芸品』とされています。日本では、「現行輸入制度一覧」によると、100年以上前のものをアンティークと定めています。それより新しいものを「ジャンク」と呼び、さらに今で言うリサイクル品などは「ラビッシュ」と言います。 別に100年以上だろうが以下だろうが私は関係ないと思っています。ただの便宜上の分類であって、言葉それ自体にこだわる必要は無いのではないでしょうか。美術的価値が十分あり、大量生産品ではないもの。また、人がみて心豊かにさせるものであれば、良いと思っています。探す喜び出会う喜び所有する喜び歴史に想いを馳せる喜び人に伝える喜び…そういったものが備わっているものが本物の「アンティーク」ではないでしょうか。
2006.04.18
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当ブログは当初掲げた目的を少しだけ果たせましたので、リニューアルいたします。「西洋陶磁器とアンティーク」と銘打って仕事と趣味を兼ねて様々な情報を書き込んでいきます。番外編として、日々感じたことや読書記録なども記入します。ヨーロッパ・アメリカを主とする陶器、磁器における窯ごと、シリーズごとに記載します。さらには、そのとき安いサイトへの商品リンクも張る予定です。また、アンティークショップ店員ならではの生の情報なども取り入れていく予定です。乞うご期待くださいP.S下の写真は、先日入手した1879年に製作されたロイヤルウースター窯のカップ&ソーサーです。
2006.04.17
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新規オープン店のスタッフに従事している。商品は好きなアンティーク接客もたどたどしいが、何とかこなしている店舗内のシステムにもようやく慣れてきたしかし・・・慣れないことが一つある長時間の立ち仕事!長時間の正しい姿勢!これが結構しんどい。今まで、猫背で悩んでいたが、矯正出来そうだ(笑)仕事的には、いたって順調です。高級なアンティーク商品なので、連日売れる物でもないので、日々商品知識を蓄えています。・・・ギリシャ神話やらローマ神話、 世界の歴史など、今まで使っていない頭も 使っています。どうなることやら
2006.03.10
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10月に意を決して転職した自分がいた。そのときには、まさかこんなに早くに、別会社に勤める自分を想像は出来なかった。1月までの仕事に決別し、新たなスタートをきりました。また、1から勉強です。この4ヶ月は、辛かったけど、楽しくもありました。こんなに仕事って楽しいものかと思った程でした。店を一軒任されていた、その点においては非常に感謝している。しかし、合わなかった。会社のシステム、考え方、社長の方向性、etc.全てが狂い始めていた。まさか、4ヶ月で別の会社に転職するとは、自分自身も悔しい。しかし、全くと言っていいほど後悔もしていない自分がいる。この4ヶ月間で、自分の中で確実になった事の1つがやはり、美術に携わる仕事をしていきたいと思った事だ。運良く、大手美術品会社に転職でき、今は勉強の毎日です。今回の件でたくさんの人々に感謝している。全て自分におこったことを肯定的に捉え、消化し、経験値の向上として、連鎖させていきたいと思う。いや、そうしなければならないのである。また、これから休眠していたブログを復活させようと思う。自己発言によって自分自身を奮い立たせるために・・・
2006.02.27
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常にアンテナを張っていないと、気持ちで負けてしまう。社長と話をすると、いかに常識(経済市場)について自分が持ち合わせていないかを、思いやられてしまう。いま自分には何が必要か?何をしなくてはいけないのか?将来に望むものはなにか?頭を使って悩むことは、傍から見れば、非効率であるように見えてしまう。体を動かして、忙しくしているほうが実際には、楽なのである。具体的な目標設定をして、更なる日々の鍛錬が自分には必要なようです。明日は、久しぶりの休日だ。ゆっくり骨休めもいいが、ダラダラしない休日にしよう!PS.うちの下の子が熱を出してしまっている 明日は、病院かな。せっかくの休日だから 熱、下がるといいな。
2006.01.24
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思い立って転職して、3ヶ月経った。最近、転職当初のパワーが自分自身に感じられない。なぜだろうか?精神力を持続する期間は、3ヶ月がリミットなのだろうか。やはり次なる目標設定が必要な時期なのかも知れない。・思ったように売上げが増えない悩み(爆発的なのを望んでいた・・・)・人を雇って使うことの悩み(人間関係とか・・・)・週休1日であることに、肉体的ではなく精神的に負担になっていること。などなどよくよく考えるとたいしたことない事ばかりだと、今気付いた。何のための仕事なのか?自分は短期、中長期的に何を望んでいるのか?これを機に、洗い出してみようと思う。こんな弱気じゃ、当初の目的のひとつである、「子供に良き父親としての姿を見せる」を達成できないどころか、反対にバカにされてしまう。まだまだ、やれる!頑張るぞ。PS・・・先日、携帯電話をなくしてしまいました。結構、ショックでした。まず、電話会社に一時停止してもらってなくしたと思われる時間帯に寄った店すべてに電話したけど、見つからない。警察にも紛失届けを出した。もう機種変更しようかと、あきらめかけたころ、携帯電話会社から親展の封書が届いた。なんでも、携帯が警察に届けられたそうだ!!そのときは、チョーうれしかったですね。拾い主は不明で、自宅の近くの交番に置いてあったそうだ。拾われた方ありがとうございました。(きっと、このブログなんて読まれていないのは分かっていますが、なんかどこかにお礼したくて・・・)なんか、久々のブログは散漫な文章になってしまったな~
2006.01.16
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昨日は、仕事が終わったあと、プレゼント探しに奔走してしまった。いやー体の調子が悪いけど、探した探した!でもいいもの見つかって良かった。サンタを信じている息子可愛いな~なんか、大変だったけど、幸せな夜だったな~親から子供へのプレゼントとサンタ役からのプレゼント子供が2人だから、計4個。駅から帰りの自転車、フラフラ状態だった。周りで見てる人も、心配そうでした(笑)
2005.12.25
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開店してはじめて絵が売れました。予約、お取り置きは、結構あるけど支払いを終えたものは今日売れた絵が初めてです。まあ、グループ会社の従業員にですが、とてもうれしいですね。価格は、17万円はじめは、25万で売りに出していましたが価格を下げてあげました。ほんと納得したお買い物だったらしく、満足して帰っていきました。物を売るってうれしいことなんですね。なんか、先々のことを思うと、ワクワクしてきますね。・・・今日の東京は、とても寒く、一般のお客さんの入りは皆無でした。やっぱり、日曜日って人の動きがあまり無い場所みたいですね。
2005.12.18
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