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今日はタマネギのセット球の植え付けをした。セット球とは、春に種子を蒔いて初夏に収穫した、直径2~3センチぐらいのタマネギの種球のこと。夏になると園芸店やホームセンターなどに出回る。 今回購入したものは、ア○リヤのホームタマネギ。品種名は不詳。ただ、一言付け加えさせてもらうと、このメーカーの今年のセット球は品質にばらつきが大きく、「約120g」入りとあるが、指先のような小さなセット球が20個以上?入ったものもあれば、大き目の球が10個ぐらいのものまでサイズがさまざま。私が買ったものは、大き目の球が入ったものを2袋、合計23個也。 通常は、タマネギは秋に種子を蒔いて翌年の春に収穫するのだが、このセット球を植えると、まだ寒い12月から1月にかけてタマネギが収穫できるとされる。だが、このセット球の植え付け時期は大変シビアなようで、以前、タ○イかサ○タのカタログで読んだのだが、12月から1月に収穫を期待するには、8月下旬に植えつけるとのこと。早くても遅くてもダメだとか。また、寒冷地ではセット球栽培に向いていないらしい。 そして、本日植え付けを終了。植え付けといっても、ほとんど土に乗せるような感じだが。実は、10年ほど前にもセット球栽培に挑戦したことがあるが、植え付け時期が遅かったのか収穫が翌年の春になってしまった。さて、今回は本当に12月か1月ごろに収穫できるのか、結果はいかに?
2008.08.30
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今日は、6月28日の日記に紹介した本物のサンセベリア・スタッキーのその後を成長をお見せしたい。当時は、株元から新芽が3つ出てきた様子を紹介したのだが、あれからさらにもうひとつ新芽が増え、現在は4つもの新芽が生育中。ただ、興味深いのはその新芽の形なのだ。 スタッキーはその太くて長い棒状の葉が特徴なのだが、意外にも新芽は平べったい形をしている。これはかなり意外だった。私は、国内で入手したいわゆる「スタッキーもどき」も育てているのだが、新芽の形がまったく違う。 これはスタッキーとして購入したものだが、別種のカナリキュラータかその近縁種らしい。本物のスタッキーの新芽は平べったいのに対し、この「もどき」の新芽は最初からほぼ棒状である。 そして、これがブログ界初?の、もどきと本物の「幼苗」のツーショット。こうして並べてみると、新芽の形が明らかに違う。本当にこれは興味深い。本物のスタッキーは、幼苗のうちは葉が平べったいが、おそらく成長するにつれて葉が棒状になってゆくのだろう。鉢の中央に立っている「親葉」を見て明らかな通り、親葉の中央に深い溝が走っている。これがスタッキーの大きな特徴なのだが、これは幼苗時に葉が平べったかったことの名残なのかもしれない。 それにしても、たびたび書いているように、国内の園芸店でスタッキーと称している売られているものは、ほぼ100パーセントがカナリキュラータやシリンドリカなどの別種。いい加減、園芸業者の方も誤りに気付いて欲しいのだが、なかなかそうはいかないらしい。食品の表示には世間はうるさく、偽装表記がニュースになることがあるが、園芸植物の品種名表示もきっちりして欲しいと切に思う。
2008.08.28
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マリーゴールドのフレンチ・バニラが咲いている。黄色やオレンジ系の花が多いマリーゴールドの中で、この品種は珍しく白い花を咲かせる。画像では分かりにくいのだが、実物は咲き始めは黄色味を帯びているが、徐々に色素が抜けてバニラ・アイスクリームのような色になる。 マリーゴールドには大きく分けてフレンチ種とアフリカン種とがある。では、このフレンチ・バニラはどっちなのかと言うと、実はフレンチ種ではなくアフリカン種なのだ。アフリカン種なのに「フレンチ~」というなんともややこしいネーミング。もうちょっと品種名は考えて付けてもらいたいところだが・・・。
2008.08.22
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今年も自家採種の種子から育ててきたタイのスイカ。8月6日の日記では、遅めながらもようやく着果した様子を紹介。上手く行けば9月の初めには収穫できるはずであった。が、残念ながらスイカの大敵「急性萎凋病」にやられて枯れてしまった。 実は、お盆の帰省前に葉がしおれているのを発見。嫌な予感がしていたのだが、帰省直前だったために、もはやキュウリ・・・じゃなくて、ナスすべがなかった(笑)。で、帰って来たら案の定、ツルも葉っぱも干からびて枯れていた。ちなみに、この画像に写っている青い葉は、予備に植えていたもう1株のものだが、こちらも元気がないのでもしかして病気がうつったかもしれない。 とりあえず収穫?できたものはこの2個。うち1個は腐って穴が開いている。大きさは今流行のゴーヤぐらいの大きさ、というか小ささ。 腐った方のスイカを切ってみると、未熟果にもかかわらず、意外にも中身は赤く色付いているし、種子もかなり入っている。もともと、もしもこのタイのスイカが今年は収穫できなかった場合、最悪でも種子だけは採れればと思っていたので、なんとかそれはクリアできそうだ。 そして採れた種子がこれ。若干色が薄くて未熟種子も混ざっているが、これだけ採れれば来年の栽培には使えるだろう。というわけで、今年もタネが採れて良かっタネ。・・・とギャグなんか言ってる場合じゃないか(笑)。 なお、腐敗を免れたもう1個のスイカは、冷蔵庫で冷やしてとりあえず食べてみたが、なんとかスイカらしい味だったのがせめてもの救いか。それにしても、去年は上手く行ったのに、今年は梅雨の時期の低日照、低温、多雨に悩まされ、やっと順調に生育したかと思いきや、こんな残念な結果に。ああ、スイカ栽培って難しい・・・。
2008.08.18
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5月7日の日記で紹介した今年のタイのスイカ。あれから3ヶ月近く経つのでもうそろそろ収穫できてもいい頃なのだが、実は大変成長が遅れて未だに収穫できない状態。苗は5月の連休に、双葉の間から本葉が1枚顔を出した状態で定植。ところが、その後梅雨に入り、雨と低温のために苗がさっぱり生長せず、もう抜いてしまおうかと思ったほど。それでも6月の終わりごろから成長が早まり、7月19日には雌花の第1号が開花した。そしてさらに29日に1個、31日に2個雌花が開花し着果に成功、現在1株に3個のスイカが実っている。 実はここ2、3週間ほど、ほぼ毎日、早朝または夜に畑に行って水遣りをしたり、雌花のつぼみの確認、受粉作業などを行っている。本来なら、梅雨が明けないうちに着果させ、雨で果実の生育を促し、夏の高温乾燥期に収穫するのがベストなのだが、今年のスイカは遅めの着果なので、こうも乾燥が続くと果実の成長に影響が出そう。というわけで、毎日水遣りに行って意地でも(笑)良いスイカを収穫したいと思っている。 また、この苗の生育があまりにも遅かったために、6月ごろにも第2陣として種子を蒔いて育ててきたものがあり、それが今朝になって一気に雌花が4個も咲いたので、しっかり受粉作業をしておいた。なんとか暑いうちに収穫できればと思う。来年はマルチやポリキャップなどを使って低温対策をしなければ。 ところで、今日は何曜日? え~と、月、火、す・・・水か、・・・という駄洒落は過去に2回(笑)言っているので今日は言わないことに(?)しよう。そのかわりと言ってはアレだが、今日はブログ界初の?スイカとパスモのツーショットを披露(笑)。まあ、このギャグは首都圏の人しか分からないか・・・(笑)。
2008.08.06
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今日は(注・執筆日は8月4日)下仁田ネギの定植を完了。昨年の秋に種子を蒔いて苗を作り、春に仮植えして育ててきたもの。昨年度は本場の下仁田産、サカタ、カネコの3系統の下仁田ネギを栽培して大成功。が、今年度はかなり規模を縮小して、自家採種した種子から育てたものが3系統、計17株しか植えられなかった。その内訳は次の通り。・太ダルマ 2006年12月9日の日記参照・トーホクの2代目 2006年11月16日の日記参照・トーホクから出たブラウン下仁田ネギ2代目 2007年1月15日の日記参照 この3系統のものから種子を採種して昨年の秋に蒔いたのだが、採種するタイミングが悪かったのか、保存状態に問題があったのか、あるいは蒔き方がいけなかったのか、あまり良い苗が採れなかった。そして、定植にまでこぎつけたのは、太ダルマがたったの2本、トーホクの2代目が4本。一方、ブラウン下仁田ネギだけは発芽率が良く、たくさんの苗が出来たが、大きなものを11本選別して定植した。 というわけで、昨年は大量に下仁田ネギを栽培してホクホク顔だったが、今年はたった17本だけを細々と(笑)育てることになった。この中で、ブラウン下仁田ネギだけは早々とその特徴が現れていて、すでに一番外側の皮が茶色に色付いている。 市販種子からブラウン下仁田ネギがどうして出現したのか分からない。もしかして種子生産場で、タマネギやワケギなどと自然交雑されてしまったのだろうか? もしそうだとしたら、その2代目はメンデルの法則で様々な形質が分離するはずなのだが、ほとんどの苗に親と同じ特徴が出ているので、何か別の原因で出現したのかもしれない。ともかく、このブラウン下仁田ネギは興味が尽きない。この形質が固定できれば、新品種として種苗登録できるのではないかと皮算用したりもする(笑)。が、その前にまだ味が不明なので、もしも食べてみて不味かったら元も子もない(笑)。 ところで、2007年10月30日に紹介した某種苗業者の下仁田ネギの種子だが、残念ながらひとつも発芽しなかったのだ。私は何度も下仁田ネギを種子から育てているので、蒔き方に問題があったとは考えにくい。その種子を買った店では、種子は屋内に陳列されていたのだが、後で行ってみたら時間帯によっては日光が差し込む場所だったので、もしかして種子が死んだのだろうか? その種苗業者に問い合わせなければと思いつつ、結局月日が過ぎてしまった。今年も同じ業者の種子を入手して、名誉挽回できればと思う。
2008.08.03
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